JP2557235Y2 - リード線検出装置 - Google Patents

リード線検出装置

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JP2557235Y2
JP2557235Y2 JP7495092U JP7495092U JP2557235Y2 JP 2557235 Y2 JP2557235 Y2 JP 2557235Y2 JP 7495092 U JP7495092 U JP 7495092U JP 7495092 U JP7495092 U JP 7495092U JP 2557235 Y2 JP2557235 Y2 JP 2557235Y2
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lead wire
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pressure
lead
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邦男 松田
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Nichicon Capacitor Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリード線を具備した電子
部品を製造する工程、及び該電子部品を使用する工程に
おいて、該電子部品の極性を判別するためにリード線の
長さの違いを利用する極性判別装置や、リード線の曲が
り不良、リード線の数量過不足不良等の検出に利用され
るリード線検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来リード線の極性判別には、反射型光
電スイッチを使用してリード線の有無を判定する方法、
近接スイッチを使用してリード線の有無を判定する方法
など、特定の1点においてリード線の有無を判定するこ
とにより、リード線の極性を判定したり、リード線不良
を検出していた。
【0003】また、リード線の曲がりによる誤判定を防
ぐために、図8に示すようにリード線8または9と、リ
ード線9とに板状電極11、12を当て、該電極11、
12間に交流電圧を印加することによりリード線間のイ
ンピーダンスを測定し、その測定値によって、極性を判
定していた。13は、粘着テープ、14は保持体であ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前述したように、光電
スイッチや近接スイッチを利用する方法では特定の1点
でリード線の有無を検出し、その結果によって電子部品
の極性やリード線が正常か異常かを判定しているため、
リード線の検出点以外での不良やリード線が曲がってい
るような場合には、判定を誤ることがあった。例えば図
7に示すようにリード線9が曲がっている場合には、リ
ード線9の有無を近接スイッチ10によって検出してい
ても、判定を誤ることになる。
【0005】図8に示す方法は、電子部品のリード線に
電極を当て、交流電圧を印加してリード線間のインピー
ダンスを測定しているため、特定の1点でリード線の有
無を検出する方法に比べて誤判定は少なくなるが、電極
とリード線間の電気的接触状態の良否によって、判定を
誤ることがあった。また電気的接触を良好にするため
に、接触圧力を高くすると該電子部品のリード線に傷が
つくため、むやみに接触圧力を高くすることもできなか
った。また測定に使用する電源は、該電子部品に直接印
加されるため、該電子部品の電気特性を考慮して選択し
なければならず、コスト・アップの要因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の問題点を
解決するために、感圧性導電材料を使用して、リード線
を検出している。すなわち、図1に示すように複数のリ
ード線を具備する電子部品の被検出リード線1のどちら
か1面に感圧性導電ゴム2を接触させ、他の1面に絶縁
材からなる押し付け板3を接触させてこの両面にリード
線1を挟む方向に力を加えることによって、該感圧性導
電ゴム2はリード線1によって加圧され、図2に示すよ
うにリード線1と相似の形状の導電経路6が形成され
る。この導電経路6の任意の箇所に2つの電極5,5を
当て、交流電圧または直流電圧を印加して該電極5,5
間の感圧性導電材料に形成された導電経路6のインピー
ダンスを測定することにより、リード線1の有無を検出
することができる。4は、電極5を支持する電極支持材
である。
【0007】
【作用】すなわち、感圧性導電材料はリード線と相似の
形状の導電経路を提供する作用を有するため、リード線
検出装置はリード線間のインピーダンスではなく、感圧
性導電材料に形成された導電経路のインピーダンスを測
定することで、リード線の有無を検出できる。従って、
リード線検出装置から電子部品を絶縁した状態でリード
線の有無を検出することが可能となる。
【0008】また、導電経路の両端に電極を配置するこ
とで、途中でリード線が断線していたり、曲がっている
と電極間に正常に導電経路が形成されないため、リード
線の状態を点ではなく、線状に連続していることをもっ
て良品と判定することができる。
【0009】
【実施例】図4にアルミニウム電解コンデンサ製造装置
における、本考案によるリード線検出装置の一実施例を
示す。この装置は、アルミニウム電解コンデンサの極性
を判定するために使用されている。図4において、22
がリード線検出部分であり、アルミニウム電解コンデン
サ7は、封口部の下部を2枚の支持部材21よって支え
られており、リード線は2枚の支持部材間にはさまれて
下方へ伸びている。また、アルミニウム電解コンデンサ
の2本のリード線8,9に接触する平面がリード線検出
部22と平行になるように構成されている。一方、ロッ
ド25に連結されかつ前後に往復運動が可能で、表面に
絶縁材として絶縁セラミック板24を取り付けられた押
し付け板23が、リード線検出部22の反対側に取り付
けられている。もちろん、押し付け板23はリード線検
出部22と常に平行を保って、往復運動を行うように構
成した。
【0010】リード線検出部は、図3のように構成され
ている。すなわち、感圧性導電材料として、厚さ約1mm
の加圧導電ゴム17を使用し、表面には保護用としてテ
フロンシート16を張り付け、裏面には電極としてガラ
スエポキシ基材に電極を設けた基盤15を重ねて一体化
した。この電極はリード線の長短を検出できる位置に設
けてある。
【0011】つまり、リード線を押し付けられた時、電
極(A)18と電極(C)20が導通する場合は電極
(A)18に陽極リード線9が接触している状態であ
り、電極(B)19と電極(C)20が導通する場合は
電極(B)19に陽極リード線9が接触していることに
なる。電極(A)18と電極(C)20、電極(B)1
9と電極(C)20の両方が導通する場合には、リード
線が曲がっているか、アルミニウム電解コンデンサ7の
位置がづれているのであり、どちらも導通しない場合
は、リード線が短いことも考えられる。
【0012】いま、ロッド25により駆動力を伝えられ
た押し付け板23がリード線検出部22に近づくと、ア
ルミニウム電解コンデンサ7のリード線は、該押し付け
板23とリード線検出部22によって挟まれるが、図示
しないがストッパーを設けてあるのでリード線検出部2
2にはリード線のみが押し付けられることになる。一方
電極は、図5に示すように接続されているので、電極
(A)18と電極(C)20が導通し、比較器(A)2
6の出力はオンとなり、比較器(B)27の出力はオフ
となるので電極(A)18に押し付けられたリード線が
長い陽極リード9であると判断できる。もし、図6に示
すようにリード線が曲がっていても、電極(B)19と
電極(C)20が導通し、電極(B)19に押し付けら
れたリード線が長い陽極リード9であることが判断でき
る。28は測定電源、29は基準電源、30は検出抵抗
(A)、31は検出抵抗(B)である。
【0013】
【考案の効果】本考案によるリード線検出装置は、感圧
性導電材料にリード線を押し当てることにより、感圧性
導電材料に形成されるリード線と相似の形状の導電経路
のインピーダンスを測定することにより、リード線の有
無や形状の良・不良を判定しているため、つぎのような
効果を有する。すなわち、リード線には測定電流を流さ
ないため、電子部品本体にはまったく影響を与えないだ
けでなく、リード線と電極間の電気的接触状態にかかわ
らず、安定してリード線の有無を検出することができ、
表面が汚れていたり、酸化皮膜に覆われたリード線であ
っても問題なく検出することができる。
【0014】またリード線に電極を当てないためリード
線に傷がつかない。またリード線検出に使用する電源は
交流、直流を問わず、該電子部品の電気特性にも影響し
ないため、安価な電源を採用することができ、装置のコ
ストを低減することが可能となる。 以上のように、本
考案は従来の装置に比較し、リード線検出装置として多
くの有効性を持っており、産業上きわめて有効な考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るリード線検出装置の一実施例の要
部説明図である。
【図2】本考案に係るリード線検出装置に使用する感圧
導電材料の動作説明図である。
【図3】本考案に係るリード線検出装置に使用した、リ
ード線検出部の一実施例の要部斜視図である。
【図4】本考案に係るリード線検出装置の一実施例の要
部斜視図である。
【図5】本考案に係るリード線検出装置の一実施例の電
気回路図である。
【図6】本考案に係るリード線検出装置に曲がったリー
ド線が接触した状態を示す説明図である。
【図7】従来のリード線検出装置であり、近接スイッチ
によりリード線の有無を検出し、それによって極性を判
断する方法の斜視図である。
【図8】従来のリード線検出装置であり、実願平1−1
41397号による方法の斜視図である。
【符号の説明】
1 リード線 2 感圧性導電材料 3 押し付け板 4 電極支持材 5 電極 6 導電経路 7 アルミ電解コンデンサ 8 陰極リード線 9 陽極リード線 10 近接スイッチ 11 板状電極 12 板状電極 13 粘着テープ 14 支持体 15 基盤 16 テフロンシート 17 加圧導電ゴム 18 電極(A) 19 電極(B) 20 電極(C) 21 支持部材 22 リード線検出部 23 押し付け板 24 絶縁セラミック板 25 ロッド 26 比較器(A) 27 比較器(B) 28 測定電源 29 基準電源 30 検出抵抗(A) 31 検出抵抗(B)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリード線を具備する電子部品の被
    検出リード線のどちらか一面に感圧性導電材料を接触さ
    せ、他の一面に絶縁材料を接触させて、この両面にリー
    ド線を挟む方向に力を加えることによって、該感圧導電
    材料に生ずるリード線と相似の形状となる導電経路の任
    意の箇所に電極を配置し、該電極に交流電源または直流
    電源を接続し、該電極間のインピーダンスの変化を検出
    することにより、連続的にリード線が存在することを検
    出して、電子部品を完全な絶縁状態で被検出リード線の
    有無を判定する回路を具備したことを特徴とするリード
    線検出装置。
JP7495092U 1992-10-02 1992-10-02 リード線検出装置 Expired - Lifetime JP2557235Y2 (ja)

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JPH0634231U JPH0634231U (ja) 1994-05-06
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