JP2557219Y2 - 水田作業機の施肥装置 - Google Patents
水田作業機の施肥装置Info
- Publication number
- JP2557219Y2 JP2557219Y2 JP1991024543U JP2454391U JP2557219Y2 JP 2557219 Y2 JP2557219 Y2 JP 2557219Y2 JP 1991024543 U JP1991024543 U JP 1991024543U JP 2454391 U JP2454391 U JP 2454391U JP 2557219 Y2 JP2557219 Y2 JP 2557219Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- float
- soil
- paddy field
- field machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Fertilizing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、水田内に種子や肥料を
散布する水田作業機の施肥装置に関する。
散布する水田作業機の施肥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水田作業機の一例である田植機では、植
え付け苗の側部近傍に肥料を埋設するために、フロート
の底面から施肥用部材が突設されることになる。
え付け苗の側部近傍に肥料を埋設するために、フロート
の底面から施肥用部材が突設されることになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような施肥装置
付き田植機を水田で前進走行させて植付けおよび施肥作
業を行うと、フロートの底面から突設された施肥用部材
が土壌中を前進する際に揚力を受けることになり、フロ
ートが浮き気味となって施肥深さが浅くなってしまう傾
向があった。本考案は、このような不具合を解消するこ
とを目的とする。
付き田植機を水田で前進走行させて植付けおよび施肥作
業を行うと、フロートの底面から突設された施肥用部材
が土壌中を前進する際に揚力を受けることになり、フロ
ートが浮き気味となって施肥深さが浅くなってしまう傾
向があった。本考案は、このような不具合を解消するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の特徴構成は、フロートの底面から下方に突設
される施肥用部材に、土壌からの浮き上がりに抵抗を発
揮する土壌受け部を備えるとともに、前記施肥用部材を
前記フロートに一体に連結してある点にある。
の本考案の特徴構成は、フロートの底面から下方に突設
される施肥用部材に、土壌からの浮き上がりに抵抗を発
揮する土壌受け部を備えるとともに、前記施肥用部材を
前記フロートに一体に連結してある点にある。
【0005】
【作用】上記構成によると、機体を前進走行させた際、
施肥用部材に土壌からの揚力が働いても、施肥用部材に
備えた土壌受け部が土壌をとらえることで揚力に対抗す
る力が下向きに作用するので、フロートが浮き気味とな
ることが抑制される。
施肥用部材に土壌からの揚力が働いても、施肥用部材に
備えた土壌受け部が土壌をとらえることで揚力に対抗す
る力が下向きに作用するので、フロートが浮き気味とな
ることが抑制される。
【0006】
【考案の効果】従って、本考案によれば、フロート底面
から下方に突設される施肥用部材に土壌からの揚力が作
用するにかかわらずフロートの浮き上がりを抑制して、
適切な深さに施肥することができるようになった。
から下方に突設される施肥用部材に土壌からの揚力が作
用するにかかわらずフロートの浮き上がりを抑制して、
適切な深さに施肥することができるようになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、走行機体(図示せず)の
後部にリンク機構(図示せず)を介して連結される苗植
付装置1の後部に、植え付け苗の側部近傍に肥料を散布
する施肥装置2が設けられている。前記苗植付装置1
は、左右往復移動する苗のせ台3、その苗のせ台3から
1株分の苗を取り出す苗植付爪4,4、苗植え付け泥面
を整地する整地フロート6から構成されている。
後部にリンク機構(図示せず)を介して連結される苗植
付装置1の後部に、植え付け苗の側部近傍に肥料を散布
する施肥装置2が設けられている。前記苗植付装置1
は、左右往復移動する苗のせ台3、その苗のせ台3から
1株分の苗を取り出す苗植付爪4,4、苗植え付け泥面
を整地する整地フロート6から構成されている。
【0008】前記施肥装置2は、肥料を貯留する肥料貯
留タンク7、肥料を所定量間欠的に繰り出す繰り出し機
構8、繰り出された肥料を案内する流下パイプ9、施肥
溝を形成する溝切板10と作溝器11とから構成されて
いる。
留タンク7、肥料を所定量間欠的に繰り出す繰り出し機
構8、繰り出された肥料を案内する流下パイプ9、施肥
溝を形成する溝切板10と作溝器11とから構成されて
いる。
【0009】前記繰り出し機構8は、肥料繰り出しロー
ル8a、一方向回転クラッチ8b、繰り出しアーム8c
とからなり、その繰り出しアーム8cの先端が、ロッド
12を介して苗植付爪4の回転ケース5に連結され、回
転ケース5の回転に伴って繰り出しアーム8cを上下往
復揺動させて、前記肥料繰り出しロール8aを一方向に
回転駆動するようになっている。
ル8a、一方向回転クラッチ8b、繰り出しアーム8c
とからなり、その繰り出しアーム8cの先端が、ロッド
12を介して苗植付爪4の回転ケース5に連結され、回
転ケース5の回転に伴って繰り出しアーム8cを上下往
復揺動させて、前記肥料繰り出しロール8aを一方向に
回転駆動するようになっている。
【0010】施肥用部材としての前記溝切板10は、2
0〜30mm程度の横幅厚みを有する合成樹脂板からな
り、フロート6の底面にボルト13連結されて、フロー
ト6と一体にしているとともに、その先端縁が、下端側
程前方に突出する犂型に湾曲されて、土壌を下方からす
くり取る土壌受け部Sが形勢され、溝切板10が土壌を
とらえることでフロートの浮き上がりに抵抗が働くよう
構成されている。又、前記作溝器は板材を折り曲げて平
面視U字状に形成され、溝切板10と略同じ横幅を有し
溝切板10の後部に連結されている。
0〜30mm程度の横幅厚みを有する合成樹脂板からな
り、フロート6の底面にボルト13連結されて、フロー
ト6と一体にしているとともに、その先端縁が、下端側
程前方に突出する犂型に湾曲されて、土壌を下方からす
くり取る土壌受け部Sが形勢され、溝切板10が土壌を
とらえることでフロートの浮き上がりに抵抗が働くよう
構成されている。又、前記作溝器は板材を折り曲げて平
面視U字状に形成され、溝切板10と略同じ横幅を有し
溝切板10の後部に連結されている。
【0011】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】苗植付装置並びに施肥装置の側面図
6 フロート 10 施肥用部材 S 土壌受け部
Claims (1)
- 【請求項1】 フロートの底面から下方に突設される施
肥用部材に、土壌からの浮き上がりに抵抗を発揮する土
壌受け部を備えるとともに、前記施肥用部材を前記フロ
ートに一体に連結してあることを特徴とする水田作業機
の施肥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991024543U JP2557219Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 水田作業機の施肥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991024543U JP2557219Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 水田作業機の施肥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120414U JPH04120414U (ja) | 1992-10-28 |
JP2557219Y2 true JP2557219Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=31909453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991024543U Expired - Lifetime JP2557219Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 水田作業機の施肥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557219Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714571Y2 (ja) * | 1978-07-05 | 1982-03-26 | ||
JPS5714573Y2 (ja) * | 1979-01-12 | 1982-03-26 | ||
JPH0130002Y2 (ja) * | 1980-11-04 | 1989-09-13 | ||
JPH0217017U (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-02 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP1991024543U patent/JP2557219Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120414U (ja) | 1992-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2557219Y2 (ja) | 水田作業機の施肥装置 | |
JPH0226254Y2 (ja) | ||
JPH0139146Y2 (ja) | ||
JP2518759Y2 (ja) | 田植機の肥料ホッパー側防泥カバー装置 | |
JPH0637616Y2 (ja) | 水田作業機における線引きマーカの格納装置 | |
CN219919710U (zh) | 农业开垦施肥一体机 | |
JPS6345852Y2 (ja) | ||
JP2522233Y2 (ja) | 施肥機における土中施肥装置 | |
JPS6237922B2 (ja) | ||
JPH01160407A (ja) | 移植機 | |
JPH06269203A (ja) | い草苗移植機の作溝装置 | |
JPH0127609Y2 (ja) | ||
JPS6016519A (ja) | 施肥装置付田植機 | |
JPH0518886Y2 (ja) | ||
JPS6218170Y2 (ja) | ||
JPH0446503Y2 (ja) | ||
JPS6225074Y2 (ja) | ||
JPH0130973Y2 (ja) | ||
JPS5841773Y2 (ja) | 田植機のマ−カ取付装置 | |
CN2354325Y (zh) | 游动式坡地精播机 | |
JPS61185108A (ja) | 乗用型施肥・田植機 | |
JPH0127607Y2 (ja) | ||
JP2569603Y2 (ja) | 田植機のペースト状施肥装置 | |
JP2001037304A (ja) | 畝作業機の車体姿勢表示装置 | |
JPH0531894Y2 (ja) |