JPH06269203A - い草苗移植機の作溝装置 - Google Patents
い草苗移植機の作溝装置Info
- Publication number
- JPH06269203A JPH06269203A JP8820493A JP8820493A JPH06269203A JP H06269203 A JPH06269203 A JP H06269203A JP 8820493 A JP8820493 A JP 8820493A JP 8820493 A JP8820493 A JP 8820493A JP H06269203 A JPH06269203 A JP H06269203A
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- JP
- Japan
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- rush
- seedling
- planting
- seedlings
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- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 3
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 い草苗移植機で、浮き苗が発生しないように
覆土することなくしっかりとい草苗を植付けたり好適に
施肥できるように、有効に作溝可能とする。 【構成】 苗取出し板１の苗取出し口１ａより１ブロッ
クのい草苗２を植付爪３が掻き取って植付けることがで
きるい草苗移植機において、前記植付爪３がい草苗２を
植付ける植付位置Ｐの前方となるフロート４の下面４ａ
からは、全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａ
より幅狭となって両側面５ａ，５ｂがテーパ面となる縦
長の作溝体５を垂設して構成したものである。
覆土することなくしっかりとい草苗を植付けたり好適に
施肥できるように、有効に作溝可能とする。 【構成】 苗取出し板１の苗取出し口１ａより１ブロッ
クのい草苗２を植付爪３が掻き取って植付けることがで
きるい草苗移植機において、前記植付爪３がい草苗２を
植付ける植付位置Ｐの前方となるフロート４の下面４ａ
からは、全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａ
より幅狭となって両側面５ａ，５ｂがテーパ面となる縦
長の作溝体５を垂設して構成したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、い草苗を有効に植付け
ることができるように作溝することができるい草苗移植
機の作溝装置に関する。
ることができるように作溝することができるい草苗移植
機の作溝装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、苗取出し板の苗取出し口より１
ブロックのい草苗を植付爪が掻き取って植付けることが
できるい草苗移植機において、図７と図８及び図３に仮
想線で示すように、作溝体により図面に作溝する溝ａ
は、全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａより
幅広となって深さが浅くなっていた。
ブロックのい草苗を植付爪が掻き取って植付けることが
できるい草苗移植機において、図７と図８及び図３に仮
想線で示すように、作溝体により図面に作溝する溝ａ
は、全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａより
幅広となって深さが浅くなっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、図７に示
すように浅植えにしたり、図８に示すように適正深さに
植付ける場合、苗が浮き上がって浮き苗や倒伏苗となら
ないように覆土板により溝ａを埋めなければならない
が、土壌条件や覆土板の取り付け方によって溝埋めの状
態が変わり、苗を所望の深さに植付けることは難しく、
覆土不良で浮き苗が発生することが多く、また、どうし
ても覆土板を要するのでフロートの底面側が複雑な構造
になってしまう、といった不具合を呈していた。
すように浅植えにしたり、図８に示すように適正深さに
植付ける場合、苗が浮き上がって浮き苗や倒伏苗となら
ないように覆土板により溝ａを埋めなければならない
が、土壌条件や覆土板の取り付け方によって溝埋めの状
態が変わり、苗を所望の深さに植付けることは難しく、
覆土不良で浮き苗が発生することが多く、また、どうし
ても覆土板を要するのでフロートの底面側が複雑な構造
になってしまう、といった不具合を呈していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、しかもい草苗に有効に施肥できるように
工夫したものであり、そのため、植付爪がい草苗を植付
ける植付位置の前方となるフロートの下面からは、全長
にわたりい草苗の１ブロックの根部より幅狭となって両
側面がテーパ面となる縦長の作溝体を垂設して構成した
ものである。
具合を解決し、しかもい草苗に有効に施肥できるように
工夫したものであり、そのため、植付爪がい草苗を植付
ける植付位置の前方となるフロートの下面からは、全長
にわたりい草苗の１ブロックの根部より幅狭となって両
側面がテーパ面となる縦長の作溝体を垂設して構成した
ものである。
【０００５】
【作用】したがって、覆土板は不要となり、作溝体によ
り作溝する縦長の溝内に、適正の深さに、あるいは浅く
または深くい草苗を植付けるいずれの場合でも、い草苗
の根部は溝内にはいりこみやすくて根部の両側部が溝の
両側面の必ず喰いこんでしっかりとその位置に植付ける
ことができることになり、また、圃場の乾きが良くて縦
長の溝にそってひび割れが発生しやすくなり、施肥時に
はそのひび割れから肥料が流れこんでい草苗に有効に施
肥可能とする。
り作溝する縦長の溝内に、適正の深さに、あるいは浅く
または深くい草苗を植付けるいずれの場合でも、い草苗
の根部は溝内にはいりこみやすくて根部の両側部が溝の
両側面の必ず喰いこんでしっかりとその位置に植付ける
ことができることになり、また、圃場の乾きが良くて縦
長の溝にそってひび割れが発生しやすくなり、施肥時に
はそのひび割れから肥料が流れこんでい草苗に有効に施
肥可能とする。
【０００６】
【実施例】図１ないし図６において、図１はい草苗移植
機の植付部を示し、各フロート４の上方に架設した植付
ケース６の後部横側方には、先端に植付爪３とプッシュ
ロッド３ａを有する植付アーム３ｂを揺動自在に設け、
各植付ケース６の上方には前記植付爪３が通過できる各
苗取出し口１ａを有した苗取出し板１を横設し、該苗取
出し板１の上方には、い草苗２群を載置して縦送りベル
ト７ａにより縦送りすることができるとともに横方向に
往復動する苗載台７を斜設し、各苗取出し口１ａの下方
には、前記植付爪３の運動軌跡Ｘにそってブロック苗を
下方に案内するロングガイド８を垂設して従来形構造同
様に構成するが、前記植付爪３がい草苗２を植付ける植
付装置Ｐの前方となる前記フロート４の側方出っ張り部
の下面４ａからは、図１及び図２に示すように縦方向の
全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａより幅狭
となって両側面５ａ，５ｂがＶ字状のテーパ面となる縦
長の作溝体５を垂設するとともに、該作溝体５の前部下
縁は舟底状に形成して構成する。
機の植付部を示し、各フロート４の上方に架設した植付
ケース６の後部横側方には、先端に植付爪３とプッシュ
ロッド３ａを有する植付アーム３ｂを揺動自在に設け、
各植付ケース６の上方には前記植付爪３が通過できる各
苗取出し口１ａを有した苗取出し板１を横設し、該苗取
出し板１の上方には、い草苗２群を載置して縦送りベル
ト７ａにより縦送りすることができるとともに横方向に
往復動する苗載台７を斜設し、各苗取出し口１ａの下方
には、前記植付爪３の運動軌跡Ｘにそってブロック苗を
下方に案内するロングガイド８を垂設して従来形構造同
様に構成するが、前記植付爪３がい草苗２を植付ける植
付装置Ｐの前方となる前記フロート４の側方出っ張り部
の下面４ａからは、図１及び図２に示すように縦方向の
全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａより幅狭
となって両側面５ａ，５ｂがＶ字状のテーパ面となる縦
長の作溝体５を垂設するとともに、該作溝体５の前部下
縁は舟底状に形成して構成する。
【０００７】したがって、各フロート４が田面を滑走し
て機体が前進する際には、作溝体５により田面に、図３
に示すように従来の溝ａより幅狭で両側面がＶ字状のテ
ーパ面となる縦長の溝Ａを作溝できることになり、その
溝Ａ内に植付爪３が１ブロックのい草苗を植付けること
になるが、図４に示すように適正の深さに、あるいは図
５に示すように浅く、または図６に示すように深く植付
けるいずれの場合でも、い草苗２の根部２ａは溝Ａ内に
入り込みやすくて、図示のように根部２ａの両側部が溝
Ａの両側面に喰いこんでしっかりとその位置に植付ける
ことができることになり、また、圃場の乾きが良くて縦
長の溝Ａにそってひび割れが発生しやすくなり、施肥時
にはそのひび割れから肥料が流れこんでい草苗に有効に
施肥可能とする。
て機体が前進する際には、作溝体５により田面に、図３
に示すように従来の溝ａより幅狭で両側面がＶ字状のテ
ーパ面となる縦長の溝Ａを作溝できることになり、その
溝Ａ内に植付爪３が１ブロックのい草苗を植付けること
になるが、図４に示すように適正の深さに、あるいは図
５に示すように浅く、または図６に示すように深く植付
けるいずれの場合でも、い草苗２の根部２ａは溝Ａ内に
入り込みやすくて、図示のように根部２ａの両側部が溝
Ａの両側面に喰いこんでしっかりとその位置に植付ける
ことができることになり、また、圃場の乾きが良くて縦
長の溝Ａにそってひび割れが発生しやすくなり、施肥時
にはそのひび割れから肥料が流れこんでい草苗に有効に
施肥可能とする。
【０００８】また、前記ロングガイド８の上部背面には
噴水ノズル９を装着し、前記苗載台７の前方となる伝動
ケース１０の上方に装備して水タンク側とは吸水ホース
１１を介して通過するポンプ１２から吐水ホース１３を
延出するとともに、該吐水ホース１３を前記噴水ノズル
９に連通連設したり、あるいは、図１に仮想線で示すよ
うに前記苗取出し口１ａの上方に噴水ノズル９ａを装備
して構成すると、噴水のタイミングを調整したりして噴
水ノズル９あるいは９ａから噴水することにより、い草
苗２の根部２ａに付着している泥土を落とすことができ
ることになって、生育が良くなるようにい草苗２を移植
することができる。
噴水ノズル９を装着し、前記苗載台７の前方となる伝動
ケース１０の上方に装備して水タンク側とは吸水ホース
１１を介して通過するポンプ１２から吐水ホース１３を
延出するとともに、該吐水ホース１３を前記噴水ノズル
９に連通連設したり、あるいは、図１に仮想線で示すよ
うに前記苗取出し口１ａの上方に噴水ノズル９ａを装備
して構成すると、噴水のタイミングを調整したりして噴
水ノズル９あるいは９ａから噴水することにより、い草
苗２の根部２ａに付着している泥土を落とすことができ
ることになって、生育が良くなるようにい草苗２を移植
することができる。
【０００９】
【発明の効果】このように本発明は、作溝体５により、
縦方向の全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａ
より幅狭となって両側面がＶ字状のテーパ面となる縦長
の溝を田面に作溝できることになり、この溝内に、適正
の深さに、あるいは浅くまたは深くい草苗２を植付ける
いずれの場合でも、い草苗２の根部２ａは溝内にはいり
こみやすくて根部２ａの両側部が溝の両側面に必ず喰い
こんでしっかりとその位置に植付けることができること
になり、しかも、圃場の乾きが良くて縦長の溝にそって
ひび割れが発生しやすくなり、施肥時にはそのひび割れ
から肥料が流れこんでい草苗２に有効に施肥できること
になり、フロート４の下方側は作溝体５のみがあって滑
走性も良くなる簡単な構造にして好適に実施できる特長
を有する。
縦方向の全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部２ａ
より幅狭となって両側面がＶ字状のテーパ面となる縦長
の溝を田面に作溝できることになり、この溝内に、適正
の深さに、あるいは浅くまたは深くい草苗２を植付ける
いずれの場合でも、い草苗２の根部２ａは溝内にはいり
こみやすくて根部２ａの両側部が溝の両側面に必ず喰い
こんでしっかりとその位置に植付けることができること
になり、しかも、圃場の乾きが良くて縦長の溝にそって
ひび割れが発生しやすくなり、施肥時にはそのひび割れ
から肥料が流れこんでい草苗２に有効に施肥できること
になり、フロート４の下方側は作溝体５のみがあって滑
走性も良くなる簡単な構造にして好適に実施できる特長
を有する。
【図１】本発明実施例の要部を示した側面図である。
【図２】図１のII−II線視図を示した背面図である。
【図３】作溝体による作溝を示した断面図である。
【図４】植付状態を示した断面図である。
【図５】植付状態を示した断面図である。
【図６】植付状態を示した断面図である。
【図７】従来の植付状態を示した断面図である。
【図８】従来の植付状態を示した断面図である。
１ 苗取出し板 １ａ 苗取出し口 ２ い草苗 ２ａ 根部 ３ 植付爪 Ｐ 植付位置 ４ フロート ４ａ 下面 ５ 作溝体 ５ａ 側面 ５ｂ 側面
Claims (1)
- 【請求項１】 苗取出し板１の苗取出し口１ａより１ブ
ロックのい草苗２を植付爪３が掻き取って植付けること
ができるい草苗移植機において、前記植付爪３がい草苗
２を植付ける植付位置Ｐの前方となるフロート４の下面
４ａからは、全長にわたりい草苗２の１ブロックの根部
２ａより幅狭となって両側面５ａ，５ｂがテーパ面とな
る縦長の作溝体５を垂設して構成したことを特徴とする
作溝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8820493A JPH06269203A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | い草苗移植機の作溝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8820493A JPH06269203A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | い草苗移植機の作溝装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06269203A true JPH06269203A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13936380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8820493A Pending JPH06269203A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | い草苗移植機の作溝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06269203A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103733771A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-04-23 | 广西钦州力顺机械有限公司 | 双肥料箱沟底施肥甘蔗种植机 |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP8820493A patent/JPH06269203A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103733771A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-04-23 | 广西钦州力顺机械有限公司 | 双肥料箱沟底施肥甘蔗种植机 |
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