JPH0122421Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122421Y2 JPH0122421Y2 JP1981050281U JP5028181U JPH0122421Y2 JP H0122421 Y2 JPH0122421 Y2 JP H0122421Y2 JP 1981050281 U JP1981050281 U JP 1981050281U JP 5028181 U JP5028181 U JP 5028181U JP H0122421 Y2 JPH0122421 Y2 JP H0122421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- fertilization
- groove
- fertilizer
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004720 fertilization Effects 0.000 claims description 23
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 21
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 claims description 14
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 6
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 6
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fertilizing (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は田植機における施肥装置に関する。
従来のいわゆる局所施肥は土壌中に施肥してい
るために、作物の根が進展するにしたがつてじよ
じよに肥効を発揮させ肥効を長く保たせる効果が
あつたが、反面、作物の根が伸びない初期の生育
段階で肥効が少なく、寒冷地等、初期生育を促進
したい地方でその効果を充分に発揮できない欠点
があつた。
るために、作物の根が進展するにしたがつてじよ
じよに肥効を発揮させ肥効を長く保たせる効果が
あつたが、反面、作物の根が伸びない初期の生育
段階で肥効が少なく、寒冷地等、初期生育を促進
したい地方でその効果を充分に発揮できない欠点
があつた。
本考案は、その欠点を解決したもので、土壌中
と表面側に同時に施肥して施肥効果をさらに向上
させることができ、簡単な構造にして好適に実施
できるよう提供するものである。
と表面側に同時に施肥して施肥効果をさらに向上
させることができ、簡単な構造にして好適に実施
できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は2条植え田植機の側面図を示し、前後
方向に長いフロートAの後方には幅狭の後部aを
形成するとともに、該後部aの前方両側方には植
付面を整備する出張り部3,3をそれぞれ形成
し、フロートAの前部上方に装設したエンジンE
の後方両側にはそれぞれ車輪4,4を軸装した伝
動用のスイングケース5,5を配設し、機体の後
方まで延設した伝動ケース6の後部から機体の後
方上部へ両ハンドル7を延設し、両ハンドル7の
下部前方には横方向に往復動自在の苗載台8を斜
設し、該苗載台8の下部には両植付爪9,9がの
ぞんで苗を掻きとりフロート後部aの両側方にそ
れぞれ植付けるように装設して従来形構造同様に
構成する。
方向に長いフロートAの後方には幅狭の後部aを
形成するとともに、該後部aの前方両側方には植
付面を整備する出張り部3,3をそれぞれ形成
し、フロートAの前部上方に装設したエンジンE
の後方両側にはそれぞれ車輪4,4を軸装した伝
動用のスイングケース5,5を配設し、機体の後
方まで延設した伝動ケース6の後部から機体の後
方上部へ両ハンドル7を延設し、両ハンドル7の
下部前方には横方向に往復動自在の苗載台8を斜
設し、該苗載台8の下部には両植付爪9,9がの
ぞんで苗を掻きとりフロート後部aの両側方にそ
れぞれ植付けるように装設して従来形構造同様に
構成する。
また、フロートAの後部aにおける前部上方に
固設した取付板10上の支軸11と前記伝動ケー
ス6の後部下方との間には植付深さ調節レバー1
2を介装し、前記出張り部3,3の内側方で後部
aの前部両側には前記取付板10の両側部に連設
した両作溝体B,Bを配設するが、両作溝体B,
Bは植付位置イ,イの内側方にそれぞれ位置し、
内部が空胴となる両作溝体B,Bの下部にはフロ
ートAの下面25より下方となつて田面に作溝す
ることができる傾斜底面13を形成し、両作溝体
B,Bの上部に装着した口金14,14には上方
から延出してくる両第1施肥管1,1の下端口を
それぞれ嵌合し、第1施肥管1,1から作溝体
B,B内に落入する肥料は作溝内底部に放出され
るように装設して構成する。
固設した取付板10上の支軸11と前記伝動ケー
ス6の後部下方との間には植付深さ調節レバー1
2を介装し、前記出張り部3,3の内側方で後部
aの前部両側には前記取付板10の両側部に連設
した両作溝体B,Bを配設するが、両作溝体B,
Bは植付位置イ,イの内側方にそれぞれ位置し、
内部が空胴となる両作溝体B,Bの下部にはフロ
ートAの下面25より下方となつて田面に作溝す
ることができる傾斜底面13を形成し、両作溝体
B,Bの上部に装着した口金14,14には上方
から延出してくる両第1施肥管1,1の下端口を
それぞれ嵌合し、第1施肥管1,1から作溝体
B,B内に落入する肥料は作溝内底部に放出され
るように装設して構成する。
両作溝体B,Bの後方には培土具C,Cを接近
させて装設するが、両培土具C,Cは前後方向に
傾斜するようにしてフロート後部aの両側下面側
に固設し、両培土具C,Cの後方側上方には上方
側より延出してくる第2施肥管2,2の先端放出
口2a,2aを下向きに開口するようにしてそれ
ぞれのぞませ作溝体Bにより作溝するとともに、
第1施肥管1からの肥料をその作溝内に投入し、
次いでその作溝上には培土具Cにより覆土し、そ
の後にその覆土上の表面に第2施肥管1から施肥
できるように装設して構成する。
させて装設するが、両培土具C,Cは前後方向に
傾斜するようにしてフロート後部aの両側下面側
に固設し、両培土具C,Cの後方側上方には上方
側より延出してくる第2施肥管2,2の先端放出
口2a,2aを下向きに開口するようにしてそれ
ぞれのぞませ作溝体Bにより作溝するとともに、
第1施肥管1からの肥料をその作溝内に投入し、
次いでその作溝上には培土具Cにより覆土し、そ
の後にその覆土上の表面に第2施肥管1から施肥
できるように装設して構成する。
前記苗載台8の前方における機体部15には上
方に開閉蓋16を被着する肥料タンク17を装設
し、該肥料タンク17の下部に連設した繰出部1
8の内方には前記伝動ケース6の側より延出する
フレキシブル伝動軸19により回転駆動する繰出
しロール20を軸架し、該繰出しロール20の下
方には左右に2個ずつの落出口21,21,2
2,22をそれぞれ形成するとともに、一方の両
落出口21,21には前記の両第1施肥管1,1
の上部を、他方の両落出口22,22には前記の
両第2施肥管2,2の上部をそれぞれ連通連設
し、両落出口21,21の上方にはシヤツター2
3を、また両落出口22,22の上方にはシヤツ
ター24をそれぞれ開閉自在に装設して構成す
る。
方に開閉蓋16を被着する肥料タンク17を装設
し、該肥料タンク17の下部に連設した繰出部1
8の内方には前記伝動ケース6の側より延出する
フレキシブル伝動軸19により回転駆動する繰出
しロール20を軸架し、該繰出しロール20の下
方には左右に2個ずつの落出口21,21,2
2,22をそれぞれ形成するとともに、一方の両
落出口21,21には前記の両第1施肥管1,1
の上部を、他方の両落出口22,22には前記の
両第2施肥管2,2の上部をそれぞれ連通連設
し、両落出口21,21の上方にはシヤツター2
3を、また両落出口22,22の上方にはシヤツ
ター24をそれぞれ開閉自在に装設して構成す
る。
しかして、作業時には、両シヤツター23,2
4を第2図において仮想線で示すように開いてお
くと、両植付爪9,9がそれぞれ植付位置イ,イ
に植付けていく状態で、その植付位置イ,イの側
方における田面には作溝体B,Bが作溝するとと
もに、その作溝内には第1施肥管1,1内を流下
する肥料が放出され、次いで施肥されたその作溝
には培土具C,Cにより覆土し、さらにその後
に、その培土上の表面には第2施肥管2,2の放
出口2aから流出する肥料を落下させて表面施肥
を行なうことができる。
4を第2図において仮想線で示すように開いてお
くと、両植付爪9,9がそれぞれ植付位置イ,イ
に植付けていく状態で、その植付位置イ,イの側
方における田面には作溝体B,Bが作溝するとと
もに、その作溝内には第1施肥管1,1内を流下
する肥料が放出され、次いで施肥されたその作溝
には培土具C,Cにより覆土し、さらにその後
に、その培土上の表面には第2施肥管2,2の放
出口2aから流出する肥料を落下させて表面施肥
を行なうことができる。
したがつて、第6図に示すように、植付苗の側
方には土壌中施肥ロと表面施肥ハを同時に行なう
ことができる。
方には土壌中施肥ロと表面施肥ハを同時に行なう
ことができる。
また、気象条件や、土地、作物の条件により、
両シヤツター23,24のいずれか一方を閉じる
ことによつて、土壌中施肥のみを、または表面施
肥のみを行なうことができる。
両シヤツター23,24のいずれか一方を閉じる
ことによつて、土壌中施肥のみを、または表面施
肥のみを行なうことができる。
このように本考案は、植付位置の近傍となるフ
ロートの側部には、作溝するとともにその作溝内
に施肥する第1施肥管を連結した作溝体を装設
し、該作溝体の後方には作溝上に覆土する培土具
を装設し、該培土具の後方側上方には放出口を下
向きにした第2施肥管を装設して、土壌中施肥と
表面施肥とを同時に行えるように構成したことか
ら、土壌中と表面側に同時に施肥して施肥効果を
さらに向上させることができる。
ロートの側部には、作溝するとともにその作溝内
に施肥する第1施肥管を連結した作溝体を装設
し、該作溝体の後方には作溝上に覆土する培土具
を装設し、該培土具の後方側上方には放出口を下
向きにした第2施肥管を装設して、土壌中施肥と
表面施肥とを同時に行えるように構成したことか
ら、土壌中と表面側に同時に施肥して施肥効果を
さらに向上させることができる。
また、培土具の後方に第2施肥管を位置させた
ために、培土具により覆土された後に第2施肥管
により表面施肥を行うことができて好適に実施で
きる特長を有する。
ために、培土具により覆土された後に第2施肥管
により表面施肥を行うことができて好適に実施で
きる特長を有する。
なお、本考案の実施において、前記実施例のよ
うに構成すると、気象条件や土地、作物の条件に
より土壌中施肥と表面施肥の一方のみを行なつて
一層好適に実施できる。
うに構成すると、気象条件や土地、作物の条件に
より土壌中施肥と表面施肥の一方のみを行なつて
一層好適に実施できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は田植機
の側面図、第2図はその一部の断面図、第3図は
フロート部分の平面図、第4図は第3図の背面図
第5図は第1図の一部の断面図、第6図は施肥し
た状態の土壌の説明図である。 イ……植付位置、A……フロート、1……第1
施肥管、B……作溝体、C……培土具、2a……
放出口、2……第2施肥管。
の側面図、第2図はその一部の断面図、第3図は
フロート部分の平面図、第4図は第3図の背面図
第5図は第1図の一部の断面図、第6図は施肥し
た状態の土壌の説明図である。 イ……植付位置、A……フロート、1……第1
施肥管、B……作溝体、C……培土具、2a……
放出口、2……第2施肥管。
Claims (1)
- 植付位置の近傍となるフロートの側部には、作
溝するとともにその作溝内に施肥する第1施肥管
を連結した作溝体を装設し、該作溝体の後方には
作溝上に覆土する培土具を装設し、該培土具の後
方側上方には放出口を下向きにした第2施肥管を
装設して、土壌中施肥と表面施肥とを同時に行え
るよう構成したことを特徴とする田植機における
施肥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981050281U JPH0122421Y2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981050281U JPH0122421Y2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57161319U JPS57161319U (ja) | 1982-10-09 |
JPH0122421Y2 true JPH0122421Y2 (ja) | 1989-07-04 |
Family
ID=29847001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981050281U Expired JPH0122421Y2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0122421Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6068920U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-16 | 株式会社クボタ | 田植機のフロート構造 |
JPH0824467B2 (ja) * | 1988-03-24 | 1996-03-13 | 株式会社クボタ | 施肥装置付水田作業機 |
JP2550448B2 (ja) * | 1991-05-27 | 1996-11-06 | 井関農機株式会社 | 施肥装置付き田植機 |
JPH0757133B2 (ja) * | 1991-07-17 | 1995-06-21 | 井関農機株式会社 | 施肥装置付き田植機 |
JP2585202B2 (ja) * | 1994-12-22 | 1997-02-26 | ヤンマー農機株式会社 | 施肥,播種機 |
JP2585201B2 (ja) * | 1994-12-22 | 1997-02-26 | ヤンマー農機株式会社 | 施肥,播種機の警報装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55114517U (ja) * | 1979-02-08 | 1980-08-12 |
-
1981
- 1981-04-07 JP JP1981050281U patent/JPH0122421Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57161319U (ja) | 1982-10-09 |
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