JP2001037304A - 畝作業機の車体姿勢表示装置 - Google Patents
畝作業機の車体姿勢表示装置Info
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- JP2001037304A JP2001037304A JP11213681A JP21368199A JP2001037304A JP 2001037304 A JP2001037304 A JP 2001037304A JP 11213681 A JP11213681 A JP 11213681A JP 21368199 A JP21368199 A JP 21368199A JP 2001037304 A JP2001037304 A JP 2001037304A
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Abstract
否かを容易に把握可能とし、畝上面に対する作業位置を
適正に維持させるための車高調整を容易にした畝作業機
を提供する。 【解決手段】作業車体2の前車輪3対応位置の下側に畝
上面に接触して適正車高を表示するマーカ4を設ける。
Description
姿勢表示装置に関する。野菜移植機や畝作業の管理作業
機等に利用できる。
方にハンドルを突出し、畝上面に作業する作業装置を構
成することによって、駆動車輪及び遊転車輪を畝間の溝
部に位置させて駆動走行しながら作業する形態が一般的
である。このような形態では、車輪の高さによって車体
後部の作業装置の畝上面に対する高さが変化することが
多く、作業姿勢が影響されることが多いため、この車輪
の高さの調節を行い易くするものである。
作業する作業車体2の車輪3対応位置に、該畝上面1を
指示して車輪3の高さを表示するマーカ4を設けてなる
畝作業機の車体姿勢表示装置の構成とする。
うに車輪3を畝両側の溝部に位置させて、走行しながら
作業装置で畝上面1に作業する。作業車体2が畝上面1
に沿って走行されるとき、車輪3の内側に位置するマー
カ4が畝上面1に接近して、この車体2前部の畝上面1
上の高さや、車輪3の高さ等を指示する。
上面1との関係位置を指示するものであるから、作業圃
場の成形畝の高さや、作業車体2の前後傾斜、更には作
業装置部の畝上面に対する作業位置等を調節するとき
は、このマーカ4の指示を見ながら的確で簡単に調節操
作を行うことができる。
駆動車輪を配し、後部には操作ハンドルを突出させて、
作業装置を装着するハンドトラクタ、乃至作業機に有効
に実施しうる。又、畝上面に作業しうる作業機として
は、図例に示すような苗移植機や、播種機、施肥機の他
に、畑作管理作業機等がある。以下、苗移植機に実施し
た例を図面に基づいて説明する。
これに実施される車体姿勢表示装置を説明する。野菜苗
の移植機は、車体2の前部にエンジン5及び伝動ケース
6を配置し、後部には、操作ハンドル7を有したハンド
ルフレーム8を設けると共に、後部伝動ケース9によっ
て苗植装置10を装着して連動構成する。該車体2の中
央部左右両側に左右一対の駆動車輪11が配置される。
左右一対の前車輪3は、該車体2の前端部において、セ
ンタピボット12の回りに上下回動自在の前輪フレーム
13、及びこの両端の支持アーム14等によって支架さ
れる。
端部に車軸16で軸装され、車輪ケース15の前端部
を、伝動ケース6の左右外側部においてケース支軸17
回りに上下回動自在に支架している。これら左右の車輪
ケース15は、前記エンジン5によって駆動される油圧
ポンプ18を有した油圧回路19を経て作動のピッチン
グシリンダ20、及びローリングシリンダ21によって
上下動される構成である。
の駆動車輪11間の車体2下に配置の接地形態のピッチ
ングセンサ22や、操作レバー23により切替えられる
ピッチングバルブ24によって伸縮される。このピッチ
ングシリンダ20は、シーソ杆25、及びこの両端のリ
ンクロッド26を経て左右の車輪ケース15を上下に回
動して、車体2を昇降して車高を変更する。
左右の傾斜によって揺動する重錘形態のローリングセン
サ27によって切替えられるローリングバルブ28によ
って伸縮される。このローリングシリンダ21は、該片
側のリンクロッド26の中間に設けられて、伸縮によっ
てこのリンクロッド26の長さを変えて、シーソ杆25
に対してこの側の車輪ケース15を上下回動させて、車
体2をローリングさせる。
て設けられる苗タンク29から後側の苗取出口30部へ
向けて繰出される苗を、苗植付爪31で保持して、下方
の畝上面1へ植付ける構成とする。この苗植付爪31
は、一定の楕円形状の植付軌跡線Aに作動される構成
で、前記後部伝動ケース9に対して回転する植付ケース
32、及びこのケース32に対してダブルクランク形態
に回転するクランクケース33の先端部に設けられ、該
植付軌跡線Aに沿って作動しながら開閉して苗の挾持、
解放を行わせる。
る。35は苗タンク29の底部に沿って設けられる苗繰
出ベルトで、この苗取出口30部側端のベルトプーリの
プーリ軸36に設けられラチェットを介する駆動アーム
37を、下部の後部伝動ケース9部の伝動機構によって
駆動されるカム軸38上のカム39によって駆動でき
る。苗タンク29は横移動機構40で一定幅に亘って往
復横移動される。この横移動の左右両端部で、該カム3
9が一回動されて、駆動アーム37を回動し、繰出ベル
ト35を一ピッチだけ駆動して苗を繰出す。
の前端部上には、苗の繰出位置を決めるためのくし状の
苗受杆41が設けられている。51は車体2の後方に配
置の培土輪で、苗植付爪31によって畝上面1に植付け
られる苗根元部に培土する。このような移植機におい
て、畝上面1上に垂下させるマーカ4は、一定長の重錘
杆状の上端部をセンタピボット12に回動自在に取付け
られる。42はセンタピボット12を装着するブラケッ
トで、車体2の前端下部に取付けられる。
間の溝面43に接地するが、前記前輪フレーム13に対
して、支持アーム14を上下に移動させて高さを調節で
きる。この調節は、前輪フレーム13の両端のボス部4
4に、ばねに抗するワイヤー45の操作で出没されるロ
ックピン48を有したピンシリンダ46を固定してい
て、このロックピン48を該ボス部44と支持アーム1
4とに形成のピン孔47,49に亘って抜き差しするこ
とによって行うことができる。
接近する位置を基準とすれば、マーカ4の下端と畝上面
1との間に生ずる間隔が高いときは、前車輪3を上げる
ように支持アーム14を移動調節する。又、マーカ4の
下端が畝上面1下に位置するときは、前車輪3を下げる
ように移動調節する。前記ロックピン48の操作は操作
ハンドル7部の操作レバー50でワイヤー45連動して
行う。
側方の溝面43部間に段差のある傾斜地面での作業で
は、前記ローリングシリンダ21やローリングセンサ2
7等によるローリング制御によって車体2を左右水平状
に姿勢維持するが、このとき車体2の高さが変化するこ
とがある。又、畝上面1の高さが畝立作業等によって変
ることがあり、又、左右の駆動車輪11のピッチングシ
リンダ20やピッチングセンサ22等によるピッチング
制御によって車体2の高さが変化し、更には、苗植装置
10による畝上面1に対する苗植付深さを変更する場合
がある。
ながら前車輪3を適応する高さに調節して、車体2の前
後方向の姿勢を変更調整することができ、苗植付を的確
に行わせる。
は、前記繰出ベルト29を駆動するプーリ軸36の駆動
ーム37に対して、カム39を有したカム軸38の位置
を、遠近方向へ移動調節して、駆動アーム37及び繰出
ベルト29の回動量を調節でき、従って苗取出口30へ
の苗繰出量を調節する構成としている。
て軸支される出力軸52との間をチエン53連動し、こ
の出力軸52の回りにチエンケース(図面省略)を回動
して、プーリ軸36との間隔を変更調節する。カム軸3
8をプーリ軸36側へ移動すると繰出ベルト29の繰出
回動量は大きくなり、プーリ軸36から離間すると小さ
くなる。
端部にラチェットを介して設けられ、外側には駆動ピン
54を設けて、カム軸38のカム39の一回転によって
適宜角度駆動されて、元位置に復帰する。カム軸38上
には左右一対の二又状カム39が設けられ、苗タンク2
9が左側へ移動したときは、右側のカム39が右側の駆
動アーム37を駆動し、右側へ移動したときは、左側の
カム39が左側の駆動アーム37を駆動して、各々繰出
ベルト29を一ピッチ回動する。
軸52は、繰出ベルト29の下方に位置して、これらの
軸38,52間のチエン53を覆うチエンケースを車体
2乃至後部伝動ケース9に対して締付固定することによ
って(図面省略)、カム軸38の調節位置を決めること
ができる。
は、前記苗タンク29の苗取出口30上方にくし状の分
草杆55を、ポット形態に育苗された異なるサイズのポ
ット苗B,Cの高さに応じて適宜に上下調節できる構成
とする。又、この苗タンク29の苗取出口30上方には
苗葉部を支持するブラシ56が垂下されるが、これらブ
ラシ56や前記苗受杆41は、分草杆55と一体として
上下に移動調節できる。
8によって、支持アーム59をアーム軸60回りに上下
回動させて、苗タンク29前面を開閉できる。左右の苗
タンク側板61間にアーム軸60で支持された取付板6
2に、この分草杆55を配置した分草板63を、セット
ボル64で締付けて取付ける。この分草板63にはセッ
トボルト64の嵌合部に上下方向の長孔を有して、取付
位置を上下に移動できる。
て、ブラシ56の下部から後側の苗タンク29内側へ湾
曲され、後端はカール状に形成して、苗分草を円滑に行
わせる。又、前記苗受杆41と同間隔に配置されるが、
この苗受杆41中間部に分草杆55が位置して配置され
る。65は苗タンク29の前端下部の解放部の下側に沿
って機体に対して固定される前受板で、この苗タンク2
9の左右往復移動を支持案内し、この前受板65の中央
部に苗植付爪31が通りうる苗取出口30が形成され
る。苗タンク29に供給される苗の種類が変るときは、
使用される育苗ポット苗が大C、小Bに異なることがあ
る。小さいポット苗Bであるときは、分草杆55を下動
調節し、大きいポット苗Cのときは、分草杆55を上動
調節して、分草杆55のポット部上ほぼ一定の高さを維
持するように設定する。
記移植機のハンドルフレーム8の前部下側で、苗植付爪
31の植付軌跡線Aの前側に位置して、土壌面を掻くレ
ーキ66を設ける。このレーキ66はプレート形状の下
端部にフック状の切込部67を形成して、浮上を少く
し、土壌面の硬い土壌を砕いて土壌を軟くして正確な植
付を行い易くする。68はこのレーキ66の後側に設け
られる溝切器である。
点は、前記振子形態のローリングセンサ27を、操作ワ
イヤー69の引きによって屈折する屈折リンク形態と
し、この屈折度によって前記ローリングシリンダ21の
ローリングバルブ28であるスプール軸を回動させて、
車体2を左右水平状の姿勢に維持制御する左右水平モー
ド(図12)としたり、車体2を左側に傾斜させた姿勢
に維持制御する左下り傾斜モード(図13)としたり、
右側に傾斜させた姿勢に維持制御する右下り傾斜モード
(図14)とすることができる。傾斜地面に沿った傾斜
姿勢でも作業を行うことができる。
70に形成して、バルブアーム71を嵌合して一体的回
動させる。このバルブアーム71の先端にリンクピン7
2によって左右に回動自在のウエイトアーム73を設け
る。このウエイトアーム73の一側に操作ワイヤー69
の先端部74を係止する係止片75を形成する。又、こ
の操作ワイヤー69を案内する固定ガイド76が角軸7
0の直上の車体部に設けられて、ローリングセンサ27
が左右に揺動するときは、操作ワイヤー69もこの固定
ガイド76部を中心に左右に揺動されて、ローリングセ
ンサ27に対する抵抗を少くする。
軸70の上下方向位置と一致する左右水平モード(図1
2)とすると、この状態になるようにワイヤー69を操
作ハンドル7部等に設置するレバー等で操作する。この
とき、左右の駆動車輪11、及び車体2等は左右水平状
態に維持される。又、左下り傾斜モード(図13)で
は、操作ワイヤー69の引きを緩めて、バルブアーム7
1とウエイトアーム73とが垂下して一直線状に沿う状
態とする。このとき角軸70が所定角度α傾斜する。こ
のとき、この角度αのローリングバルブ28の位置がロ
ーリング制御の中立位置となる。又、右下り傾斜モード
(図14)は、操作ワイヤー69を逆に引いて、バルブ
アーム71とウエイトアーム73との折れ角を大きくし
て、角軸70を右向きの傾斜角度αをつける。
のモードを簡単に変更することができ、ローリングセン
サ27の操作ワイヤー69による抵抗を少くして、精度
のよい制御を行わせることができる。77は角軸70に
固定するアームで、バルブアーム71の前側に重合され
る。バルブアーム71のボス78が角軸70の基部側に
回動自在に嵌合されている。アーム77の長孔79とバ
ルブアーム71のボルト孔80とに亘ってボルトを通し
て締付けでき、角軸70に対するバルブアーム71の角
度を調整できる。
点は、バルブアーム71を角軸70に嵌合して一体と
し、このバルブアーム71とウエイトアーム73とによ
る屈折リンクとは別にセンサウエイト81を垂下させ
る。このセンサウエイト81上端のボス部82は、ロー
リングバルブ28のバルブ軸回りに回動自在に嵌合させ
ている。
上下動自在に嵌合されて、座金84及びばね85を介し
てウエイト81を支持する。操作ワイヤー69はこのロ
ッド83の上端に連結して吊下げる。又、このロッド8
3の上端部にリンクピン86でウエイトアーム73の下
端部が連結される。操作ワイヤー69の吊下長さによっ
て、バルブアーム71とウエイトアーム73との屈折角
を変えて角軸70の角度αを変更できる。
図。
一部の拡大斜視図。
面図。
視図。
Claims (1)
- 【請求項1】畝上面1に作業する作業車体2の車輪3対
応位置に、該畝上面1を指示して車輪3の高さを表示す
るマーカ4を設けてなる畝作業機の車体姿勢表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21368199A JP4423709B2 (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 苗移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21368199A JP4423709B2 (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 苗移植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001037304A true JP2001037304A (ja) | 2001-02-13 |
JP4423709B2 JP4423709B2 (ja) | 2010-03-03 |
Family
ID=16643227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21368199A Expired - Fee Related JP4423709B2 (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 苗移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4423709B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101614437B1 (ko) * | 2014-03-04 | 2016-04-21 | 오봉석 | 확장형 4륜 오토바이 |
CN113207406A (zh) * | 2021-05-12 | 2021-08-06 | 金华市农业科学研究院(浙江省农业机械研究院) | 一种垄作薯类碎蔓机 |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP21368199A patent/JP4423709B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101614437B1 (ko) * | 2014-03-04 | 2016-04-21 | 오봉석 | 확장형 4륜 오토바이 |
CN113207406A (zh) * | 2021-05-12 | 2021-08-06 | 金华市农业科学研究院(浙江省农业机械研究院) | 一种垄作薯类碎蔓机 |
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---|---|
JP4423709B2 (ja) | 2010-03-03 |
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