JP2557129Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2557129Y2
JP2557129Y2 JP1991014595U JP1459591U JP2557129Y2 JP 2557129 Y2 JP2557129 Y2 JP 2557129Y2 JP 1991014595 U JP1991014595 U JP 1991014595U JP 1459591 U JP1459591 U JP 1459591U JP 2557129 Y2 JP2557129 Y2 JP 2557129Y2
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尚司 根来
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、複数のシャフトにギ
ア,スプロケットなどの伝動部材を各々装着する搬送装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種搬送装置は、図12に示す
ように、多数連動するようラックプレート(6)で各々
軸支された複数のシャフト(7)に端部(7a)からギ
ア,スプロケットなどの伝動部材(8)を各々嵌着して
固定するについて、各シャフト(7)の先端部に止溝
(7b)を刻設し、これら伝動部材(8)をシャフト端
部(7a)からそれぞれ嵌挿し、止溝(7b)に抜止め
用のEリング,スナップリングなどのバネ止具(9)を
強嵌してシャフト上に固定していた。
【0003】このように従来の搬送装置は、複数のシャ
フト(7)に嵌挿された伝動部材(8)が各々に強嵌さ
れたバネ止具(9)で固定止着されているため、伝動部
材(8)などの搬送装置部分の組立装着および取替え作
業が各個に亘り、且つバネ止具(9)の強い弾発力を抗
して止溝(7b)に嵌め込み、また取外す煩雑な作業を
要すると共に、強い弾発力を有するバネ止具(9)を嵌
め込むための工具が必要であるなど取付または補修に時
間がかかる。
【0004】しかも、各シャフト(7)の先端部にバネ
止具(9)を嵌着する止溝(7b)の刻設が必須であ
り、これに伴って各シャフト(7)に各々バネ止具
(9)が必要であるなど加工工程および部品点数が増加
して搬送装置としてのコストダウンが効果を上げるまで
には至っていなかった等の問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は軸支した複
数のシャフトに各々嵌挿した伝動部材を各バネ止具を用
いて個別に止着していた点を改善することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案は、部品点数
および作業プロセスが多く工具を用いて強嵌する従来の
バネ部材によるシャフトへの伝動部材の止着を根本から
改めるため、搬送装置の伝動または連動する複数のシャ
フトに装着固定するギア,スプロケットなどの伝動部材
の収納機構において、ローラーなどの搬送部材を装着し
た複数のシャフトの両端部をプレートで軸支し、プレー
外側に延出したシャフトの端部および伝動支軸にそれ
ぞれ伝動部材を挿嵌係止して咬合し、このシャフトおよ
伝動支軸の伝動部材を装着した外端をプレート外側に
一体装着した単一の係止部材で一連に塞いで嵌持した
送装置を提案することにより、搬送装置での伝動部材の
部品点数を少なくしてコストダウンを実現すると共に、
着脱作業の簡易化で組立保守点検の能率を高めることに
成功した。
【0007】
【作用】 プレートで軸支され、プレートの外側に延
出して伝動部材を嵌挿装着した複数のシャフトの外端
を、その外側面から単一の係止部材で一連に塞いで嵌持
するため、係止部材装着の一作業により各外端はすべて
一挙に閉塞されて、複数のシャフト上に装着した多数の
伝動部材がシャフト外端から抜脱することを各々抑止し
て互いの連動作用を維持する。
【0008】 また、伝動部材の取替えには、シャフト
の軸支に拘束されることなく、その外側において単一の
係止部材をプレートから一挙に取外すことができること
により、係止部材をプレートから取外すことで各シャフ
ト外端はすべて放されて、いずれの伝動部材も着脱
ことができる状態となる。
【0009】
【実施例】この考案に係る搬送装置の実施例を写真感光
材料処理機において図面を用いて説明する。図1は、こ
の考案搬送装置の一実施例を示す斜視図で、(1)は係
止部材、(2)はラックプレート、(3)はシャフト、
(4)は伝動部材、(5)は搬送ローラーである。
【0010】 処理中の感光材料を搬送するローラー
(5)を備えた複数のシャフト(3)(3)を相対する
ラックプレート(2)(2)で軸支し、ラックプレート
(2)の外側のシャフト(3)端部にギアから成る伝動
部材(4)(4)を嵌挿して係止すると共に、ラックプ
レート(2)の外側の前記シャフト(3)(3)間に設
けた伝動支軸(3a)にギアから成る伝動部材(4)を
回動自在に嵌挿して互いの伝動部材(4)(4)を咬合
し、各シャフト(3)(3)および伝動支軸(3a)の
外端(3b)(3b)を合成樹脂,ステンレスなど任意
の資材から成る単一の係止部材(1)、あるいは図2の
ように係止部材(1)の内側の所定位置に設けたシャフ
ト受部(1a)(1a)で一度に各々嵌持して各伝動部
材(4)(4)がシャフト(3)および伝動支軸(3
a)上に抜脱することのないよう抑止して装着し連動さ
せる。
【0011】(1b)は係止部材(1)に設けた貫通す
る切窓で、処理液が通り抜け循環するものである。
【0012】 係止部材(1)のラックプレート(2)
への装着は、図3に示すように係止部材(1)の周縁外
側に設けた掛爪(1c)(1c)を、ラックプレート
(2)の周縁リブ(2a)に相対して設けた結合孔(2
b)(2b)に強嵌して蓋状に結合し、シャフトおよび
伝動支軸の外端(3b)(3b)をそれぞれ嵌持して装
着する。図4ではラックプレート(2)の周縁リブ(2
a)の内側に設けた受溝(2c)に係止部材(1)の側
辺を挿嵌して装着し、また、図5では周縁リブなしのラ
ックプレート(2)の周辺に設けた結合穴(2d)に、
係止部材(1)の相対する面の周縁に設けたリブ(1
e)上の鉤爪(1d)を掛合して装着するほか、任意に
装着する。
【0013】 図6〜11は、写真感光材料処理機にお
ける搬送装置の他の実施例を示すもので、(1)(1
b)(1c)(2)(2a)(2b)(3)(3a)
(3b)(4)(5)は、いずれも図1〜3と同様であ
り、係止部材(1)の掛爪(1c)上に突部(1f)を
設けることにより、ラックプレート(2)の結合穴(2
b)への緊密な結合が得られ、シャフト(3)および
支軸(3a)の外端(3b)を係止部材(1)の内側
で直接抑止する。
【0014】
【考案の効果】 このようにこの考案の搬送装置は、
レート間で軸支された複数のシャフトのプレート外側に
延出させた端部に伝動部材を嵌挿し、その外端面に装着
した単一板から成る係止部材で各シャフトの外端を一連
に塞いで成るため、これら搬送装置における伝動部材装
着について、各シャフトの外端部にバネ止具を強嵌する
止溝を各々穿設する必要がないと共に、この止溝に相応
するバネ止具を多く調えるなどの製作上の手間と部品点
数の多い煩わしさを排除した点で効果がある。
【0015】 ことに、熟練した装着技術と工具を要す
る従来のバネ止具による伝動部材の装着構成を根本的に
改め、単一板から成る係止部材で各々伝動部材を嵌挿し
た複数のシャフトのすべての端部を一度に各点に亘り
いで嵌持し確実に止着することができる。
【0016】 従って、搬送装置を製作する過程では勿
論のこと、ギアなどの伝動部材を修理点検する際の組立
分解作業でも、伝動部材部分がシャフトのプレートによ
る軸支部分の外側で、且つ単一の係止部材から成る同一
物上で、伝動部材を備えた各軸端を一挙に閉塞支持し、
また開放するため、シャフトの軸支中枢に影響を与える
ことなく、少ない工程で確実に迅速に伝動部材を着脱点
検することができ、作業能率を大幅に向上させると共
に、搬送装置の製作および修理におけるコスト削減にも
役立つなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施せる搬送装置の要部を分解して
示した斜視図である。
【図2】係止部材の要部縦断面図である。
【図3】係止部材の軸支部(プレート)への装着構成の
一実施例を示す要部の横断面図である。
【図4】係止部材の軸支部(プレート)への装着構成の
一実施例を示す要部の横断面図である。
【図5】係止部材の軸支部(プレート)への装着構成の
一実施例を示す要部の横断面図である。
【図6】この考案搬送装置の他の実施例の要部を分解し
て示した斜視図である。
【図7】図6のシャフト,支軸にギアを装着した状態を
示した縦断側面図である。
【図8】図7の要部を縦断して示した正面図である。
【図9】図6の係止部材の掛爪部を示した正面図であ
る。
【図10】図9の掛爪部の側面図である。
【図11】図9の掛爪部の平面図である。
【図12】従来の搬送装置の要部を分解して示した斜視
図である。
【符号の説明】
(1) 係止部材 (1c) 掛爪 (1d) 鉤爪 (2) ラックプレート(軸支部) (3) シャフト (3a) 支軸 (3b) 外端 (4) 伝動部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送部材を装填した複数の駆動または連
    動するシャフトをプレート間に軸支し、一方のプレート
    の外側には各シャフトを延設して伝動部材を装着し、
    の外側面において前記一方のプレートに一体装着した単
    一の係止部材で、各シャフトの伝動部材を装着した外端
    を一連に塞ぎ抑止して成る搬送装置。
JP1991014595U 1991-02-20 1991-02-20 搬送装置 Expired - Fee Related JP2557129Y2 (ja)

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JPH04104660U JPH04104660U (ja) 1992-09-09
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JPS62156945U (ja) * 1986-03-25 1987-10-05
JPH078500Y2 (ja) * 1989-02-09 1995-03-01 ノーリツ鋼機株式会社 写真感光材料搬送用のラック

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JPH04104660U (ja) 1992-09-09

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