JP2556570B2 - X線フィルムカセットの上方カセット部分の内表面に付着したフィルムシートを解放する装置 - Google Patents

X線フィルムカセットの上方カセット部分の内表面に付着したフィルムシートを解放する装置

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JP2556570B2
JP2556570B2 JP63504296A JP50429688A JP2556570B2 JP 2556570 B2 JP2556570 B2 JP 2556570B2 JP 63504296 A JP63504296 A JP 63504296A JP 50429688 A JP50429688 A JP 50429688A JP 2556570 B2 JP2556570 B2 JP 2556570B2
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cassette
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、X線フィルムカセットの上方カセット部分
をその開放位置へ枢動させたときにこの上方カセット部
分の内表面に付着したフィルムシートを、このフィルム
シートと上方カセット部分の内表面との間に空気を送り
込むことにより、解放する装置に関する。
この種のフィルムシート解放装置は既知である(西独
特許出願公開3000760参照)。この既知の解放装置は、
カセット着脱装置のカセット着脱ステーションへX線フ
ィルムカセットを位置決めするためのカセット着脱装置
のスライダと関連する。スライダは、X線フィルムカセ
ットを入力地点から着脱ステーションの最終衝合部まで
搬送する搬送ベルトの上方で横方向に位置している。X
線フィルムカセットが着脱ステーションにある場合、ス
ライダがX線フィルムカセットの方へ横方向に動いたと
きに、このX線フィルムカセットはスライダの反対側の
静止の衝合部材に接触する。フィルムシート解放装置は
送風管の形をした多数のプローブを備え、これらの送風
管は、スライダ内に配置され、かつ、スライダに対面し
たカセット側から開放位置へ上方カセット部分を僅かに
枢動させたのちにはX線フィルムカセットの方向に延び
る。送風管は僅かに開いた上方カセット部分の終端区域
の下方へ動き、上方カセット部分が完全に開いたときに
フィルムシートを下方カセット部分に沿って動かさずに
この下方カセット部分内に保持するように、上方カセッ
ト部分の下側とここに部分的に付着したフィルムシート
との間に送風管からの送風空気を送り込む。
プローブはスライダの長さ方向に対して横断方向に等
間隔に配置されている。プローブの数は最大寸法のX線
フィルムカセットの長さにより決定される。
圧力シリンダとこのシリンダ内で案内されプローブを
備えるピストンとを有する空気作動装置に関連するプロ
ーブの数が非常に多いため、フィルム解放装置は全体と
して高価で複雑であった。
送風空気を利用してカセットからフィルムを取り出す
別の装置は特願昭60−203928号明細書に記載されてい
る。
本発明の目的は、確実かつ精確に作動し、種々の寸法
のX線フィルムカセットの上方カセット部分からフィル
ムシートを解放するための空気ノズルを1つしか必要と
しない、簡単構造の安価なフィルムシート解放装置を提
供することである。
本発明によれば、上記目的は、以下の構成により達成
される。すなわち、リンク機構型式の多レバー機構が種
々の寸法のX線フィルムカセットを整合させ位置決めす
るためにバーにヒンジ止めされており、このリンク機構
型式の多レバー機構の最後の部材は、X線フィルムカセ
ットの上方カセット部分をその開放位置へ枢動させたと
きに、この上方カセット部分の運動経路内へ延び、上方
カセット部分に係合しこの上方カセット部分により保持
される。多レバー機構は、上方カセット部分がその開放
位置へ枢動したときに一緒に枢動でき、多レバー機構の
最後の部材は、他のカセット部分のフィルムシート支持
部の内表面に付着した場合のフィルムシートを解放でき
るように、カセットの挿入方向から見てフィルムシート
の前縁を越えて実質上接線方向に空気ジェットを向ける
ような状態で、空気ノズルを支持する。
本発明の一修正例によれば、リンク機構型式の多レバ
ー機構は、X線フィルムカセットを位置決めするためそ
れぞれ相互に近付いたり遠ざかったりする運動を行う2
つの平行に案内されるバーのうちの少なくとも1つにヒ
ンジ止めされる。
以下、添付図面を参照して本発明をその実施例につき
詳細に説明する。
第1図は、相互に近付いたり遠のいたりするように運
動できる2つの平行に案内されるバーを備えたカセット
位置決め装置の平面図、 第2図は、各バーにフィルムシート解放装置をヒンジ
止めした状態での第1図の位置決め装置の部分平面図、 第3図は、第2図のII−II線における断面図で、小寸
法のX線フィルムカセットの枢動可能な上方カセット部
分の種々の機能位置におけるフィルムシート解放装置を
示す図、 第4図は、第2図のII−II線における断面図で、大寸
法のX線フィルムカセットの枢動可能な上方カセット部
分の種々の機能位置におけるフィルムシート解放装置を
示す図、 第5図は、第4図のIV−IV線における断面図で、フィ
ルムシート解放装置を示す図である。
種々の寸法のX線フィルムカセットから露光したフィ
ルムシートを取り出し、未露光のフィルムシートをカセ
ットに再装填するための装置1において、X線フィルム
カセットを位置決めするための装置が、カセット着脱ス
テーションの区域に設けてある。この位置決め装置は2
つの平行に案内されるバー10、12を備え、これらのバー
は、被駆動ロッド4、5と組み合わさった対称的なレバ
ー機構6、7、8により、相互に近付いたり遠のいたり
するように運動せしめられる。運搬ベルト15はX線フィ
ルムカセット19を入力地点から着脱ステーションへ運搬
する。運搬ベルト15は2つのシャフト14のまわりに配置
され、これらのシャフトのうちの一方は被駆動シャフト
である。
特に第1、5図に明示するように、バー10、12はネジ
17によりアングル板即ち山形板11、13に装着してある。
各アングル板11、13は、対応するブッシュ11a、13aによ
り、装置の2つの装着用アングル材1f間に保持されたガ
イドシャフト16上で移動可能に装着されている。装置の
内部へ延びたバー10、12の端部にはガイドグルーブ10
a、12aを設け、これらのガイドグルーブにより、装置の
仕切り壁1aに設けたガイドレール1b上でバー10、12を摺
動案内する。仕切り壁にカセット衝合斜面1eを配置し、
2つのカセット衝合部1dを仕切り壁に装着してある。
バー10、12はこれらのバー間に位置した対称レバー機
構により作動し、このレバー機構は静止ピン6cのまわり
で回転できるように中央に装着した2アーム付きレバー
6を有する。右方へ向いた第1レバーアーム7はレバー
の一方の自由端6aにヒンジ止めされ、左方に向いた第2
レバーアーム8はレバーの他方の自由端6bにヒンジ止め
してある。2つのレバーアームの自由端7a、8aはバー1
0、12を支持するアングル板11にヒンジ止めしてある。
装置の保持アングル材1eには駆動モータ2がネジ止め
してある。相対運動可能な2つの部分4、5を備えたロ
ッドの第1部分4の自由端4aは、モータにより矢印A、
B方向に前後に回転できモータシャフトに設けたクラン
クデイスク2aにヒンジ止めされ、ロッドの第2部分5の
自由端5aは左方へ向いたレバーアーム8とレバー6との
間のヒンジに直接係合している。
装置の内部へ延びた2つのバー10、12の各自由端区域
には押さえレバー20、21が装着してあり、これらのレバ
ーはX線フィルムカセットの運搬経路に対し出入りする
ように枢動できる。
種々の寸法のX線フィルムカセットを使用できる。図
示の実施例の場合は、最小寸法のX線フィルムカセット
19及び最大寸法のX線フィルムカセット190のみを示
す。X線フィルムカセット19、190をその上方カセット
部分19c、190cの開放用前縁から装置の入力スロット即
ち挿入スロットへ挿入し、フィルムカセットが入力地点
から着脱ステーションへ運搬されると、カセットの前端
が衝合部1dの1つに接触すると同時に、スイッチ手段
(図示せず)によりモータが作動し、クランクデイスク
2aをA方向に回転させ、このデイスクにヒンジ止めした
ロッドを介して対称レバー機構6、7、8を作動させ、
バー10、12は第1図に1点鎖線で示す初期位置から相互
に近付く方向へ動いてカセットの側壁に接触し、X線フ
ィルムカセットを整合させ正確に位置決めする。
後に詳述するが、空気ノズル70を担持する最後の部材
62を含む多レバー機構60、61、62は2つのバーのうちの
少なくとも一方にヒンジ止めしてある。
図示の実施例においては、多レバー機構60、61、62は
両方のバー10、12上に設けてある(第2図)。バー10、
12を支持する各アングル板11、13にブツシュ66(第5
図)をリベット止めし、ブッシュ66にはピン65を回転可
能に装着する。各ピン65には垂直に延びる第1レバーア
ーム60を配置し、このレバーアームは各バー10、12のみ
ぞ10c、12cを貫通して突出する。引っ張りバネ64の力に
より衝合部60aに接触保持されかつそれぞれの上方カセ
ット部分19c、190cの開放用前縁の長手方向に関して整
合した第2レバーアーム61は、各レバーアーム60の自由
端60bにヒンジ止めされている(第3、4図)。バー1
0、12がカセットの側壁に係合したときに枢動可能なそ
れぞれの上方カセット部分19c、190cの運動経路内へ延
びる最後の部材62は、第2レバーアームの自由端61bに
ヒンジ止めしてある。部材62は空気ノズル70と、このノ
ズルに隣接してリベット止めしたピン62aとを担持す
る。
各多レバー機構の第2レバーアーム61及び最後の部材
62は2つのバー10、12に配置した支持手段上に載置され
ている。支持表面10f、12fをそれぞれ備えた第1アング
ル部分10d、12dは第2レバーアーム61のための支持手段
として作用し、支持表面10h、12h(第3図)をそれぞれ
備えた第2アングル部分10g、12gは最後の部材62のため
の支持手段として作用する。各第1アングル部分10d、1
2dは上方に延びた傾斜ガイドシート10e、12eを有し、こ
れらのガイドシートは第2レバーアーム61に設けた感知
ピン27と共働して、上方カセット部分19c、190c前端面1
9h、190hに関して所定の初期位置に多レバー機構を位置
させる。
バー10、12により着脱ステーションの機能位置にセン
タリングされたそれぞれのX線フィルムカセット19、19
0の上方カセット部分19c、190cが適当な手段(図示せ
ず)により第3、4図にそれぞれ1点鎖線で示した位置
へ枢動せしめられた場合、それぞれの上方カセット部分
19c、190cの前端面19h、190hはピン62aに沿って後方へ
小距離摺動し、それぞれの上方カセット部分19c、190c
が最後の部材62の下表面に接触し、この最後の部材は上
方カセット部分19c、190c上に載置した状態となる。上
方カセット部分がその開放位置へ更に枢動すると、多レ
バー機構60、61、62もピン65のまわりで回転する。この
動作期間中、第2レバーアーム61上に位置した感知ピン
27はそれぞれの支持アングル部分10d、12dのガイドシー
ト10e、12eから離れ、多レバー機構は開いた上方カセッ
ト部分19c、190cの前端面19h、190h上のピン62aのみに
より保持される。
第3図に示すように、送風管の形をした空気ノズル70
は最後の部材62にリベット止めしたホルダ62b内で垂直
に移動でき水平に回転できる。ノズルの先端はそれぞれ
の上方カセット部分19c、190cの前端面19h、190hに向か
って屈曲している。この屈曲角度αは5度ないし15度で
ある。第2図から明らかなように、空気ノズル70の先端
はX線フィルムカセット19の挿入方向に関して約20度な
いし40度の角度βだけ水平方向に傾斜している。
上方カセット部分19c、190cが1点鎖線で示す位置へ
枢動している間、約0.3ないし0.5秒間隔で空気ノズル70
から空気を噴射する。空気ノズル70を垂直方向に移動さ
せることにより、それぞれのフィルムシート67、68の支
持面に関してノズルの屈曲先端部を整合させ、それぞれ
の上方カセット部分19c、190cのフィルムシート支持部1
9iの内表面に依然として付着しているフィルムシート6
7、68の前縁67a、68aに接するようにそれを越えて空気
を噴射させる。
フィルムシート支持部19iで突出するそれぞれのフィ
ルムシートの前縁67a、68aの上方の区域における静止空
気と、フィルムシートの前縁に触れてそれぞれのフィル
ムシートの下方を流れ続ける高速運動噴射空気との間に
圧力差があるため、フィルムシート67、68の上面に下向
きの力が作用し、それぞれのフィルムシート67、68の前
縁区域を下方へ分離する。この時点で、高速噴射空気を
取り巻く比較的低速の空気流の一部がそれぞれのフィル
ムシート67、68とフィルムシート支持部19iとの間の空
気に入り、従ってそれぞれのフィルムシート67、68は開
いた上方カセット部分19c、190cのフィルムシート支持
部19iから容易かつ迅速に解放され、それぞれの下方カ
セット部分19a、190a内へ落下する。次いで、露光され
たフィルムシートは下方カセット部分から引き出されて
現像ステーシヨンへ運搬され、未露光の新たなフィルム
シートを下方カセット部分内へ運搬する。上方カセット
部分をその閉じた位置へ枢動させたのち、X線フィルム
カセットを装置から取り出す。
第3図に示すように、小寸法のX線フィルムカセット
19の枢動可能な上方カセット部分19cのヒンジ19kは多レ
バー機構のための支持手段のピン65の区域に位置してい
る。上方カセット部分19cの長さが短いため、直立の第
1レバーアーム60にヒンジ止めされたバネ負荷式の第2
レバーアーム61は、上方カセット部分が開放位置にある
ときには、第1レバーアーム60の衝合部60a上に位置す
る。多レバー機構60、61、62はピン65のまわりに沿って
のみ枢動し、直立の第1レバーアーム60は上方カセット
部分19cの開いた角度に応じた後方に枢動する。
第4図は大寸法のX線フィルムカセット190の枢動可
能な上方カセット部分190cのヒンジ(図示せず)がピン
65の区域の更に外側にある状態を示す。上方カセット部
分190cの長さが長いため、直立の第1レバーアーム60に
ヒンジ止めされた第2レバーアーム61は、上方カセット
部分が開放位置にあるときには、引っ張りバネ64の力に
抗して第1レバーアーム60の衝合部60aから離れるよう
に枢動し、直立の第1レバーアーム60と第2レバーアー
ム61のヒンジのまわりで多レバー機構の枢動運動が生じ
る。直列の第1レバーアーム60はピン65のまわりで僅か
に後方に向かった補償枢動運動を行うのみである。
多レバー機構60、61、62がリンク構造のため、多レバ
ー機構は、その最後の部材が種々の寸法のX線フィルム
カセットの枢動可能な上方カセット部分に常に接触で
き、上方カセット部分の端面に保持され、上方カセツト
部分がその開放位置へ枢動すたときには一緒に枢動でき
る。その結果、空気ノズル70は、開放位置へ枢動する上
方カセット部分の任意の開度においてその機能位置をと
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クヴァンツ,ゲーアハルト ドイツ連邦共和国デー‐7000 シュトゥ ットガルト 61,ティローラー・シュト ラーセ 82 (56)参考文献 特開 昭62−164039(JP,A) 特開 昭62−8139(JP,A) 特開 昭60−205440(JP,A) 特開 昭60−203928(JP,A) 特開 昭59−105635(JP,A) 特開 昭63−221339(JP,A) 特開 昭63−235232(JP,A) 特開 昭61−55035(JP,A) 特開 昭63−276042(JP,A) 実開 昭61−165542(JP,U) 実開 昭61−50955(JP,U) 実開 昭61−2336(JP,U) 実開 昭57−121940(JP,U) 実開 昭63−141950(JP,U) 実開 昭50−61773(JP,U) 米国特許5056770(US,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線フィルムカセットの上方カセット部分
    が開放位置へ枢動するときに該上方カセット部分の内表
    面に付着したフィルムシートを、このフィルムシートと
    前記上方カセット部分の内表面との間に送り込まれる空
    気により解放する装置において、 リンク機構型式の多レバー機構(60、61、62)が異なる
    寸法のX線フィルムカセット(19、190)を整合させ位
    置決めするバー(10、12)にヒンジ止めされており、前
    記多レバー機構の最後の部材(62)が、前記上方カセッ
    ト部分を前記開放位置へ枢動させたときに前記X線フィ
    ルムカセット(19、190)の前記上方カセット部分(19
    c、190c)の運動経路内に延び、該上方カセット部分に
    係合してこの上方カセット部分により保持されるように
    なっており;前記多レバー機構(60、61、62)が、前記
    上方カセット部分(19c、190c)を前記開放位置へ枢動
    させたときには一緒に枢動できるようになっており;前
    記最後の部材(62)が、前記上方カセット部分(19c、1
    90c)のフィルムシート支持部(19i)の内表面に付着し
    た場合の前記フィルムシート(67、68)を解放するた
    め、前記X線フィルムカセットの挿入方向から見てフィ
    ルムシート(67、68)の前縁(67a、68a)にほぼ接する
    ようにして同前縁を越えて噴射空気を向ける状態で空気
    ノズル(70)を支持している、ことを特徴とするフィル
    ムシート解放装置。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載のフィルムシート
    解放装置において、相互に近付いたり遠のいたりする運
    動を行うことのできる2つの平行に案内されるバー(1
    0、12)のうちの少なくとも一方が、前記X線フィルム
    カセット(19、190)を精確に位置決めするためのリン
    ク機構型式の多レバー機構(60、61、62)にヒンジ止め
    されていることを特徴とするフィルムシート解放装置。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項及び第2項に記載のフィ
    ルムシート解放装置において、前記空気ノズル(70)
    が、前記フィルムシート支持部の平面に対して垂直に5
    度ないし15度の角度αを形成し、かつ前記X線フィルム
    カセツトの挿入方向に対して水平に20度ないし40度の角
    度βを形成していることを特徴とするフィルムシート解
    放装置。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項又は第2項に記載のフィ
    ルムシート解放装置において、前記多レバー機構が前記
    各バー(10、12)にヒンジ止めされ垂直上方に延びた第
    1レバーアーム(60)を有し、この第1レバーアーム
    が、バネ力により該第1レバーアーム(60)の衝合部
    (60a)に接して保持されかつ前記上方カセット部分(1
    9c、190c)の開放用前縁の長手方向に関して整合した第
    2レバーアーム(61)にヒンジ連結されていることを特
    徴とするフィルムシート解放装置。
  5. 【請求項5】請求の範囲第1項又は第2項及び第4項に
    記載のフィルムシート解放装置において、前記空気ノズ
    ル(70)を支持する前記最後の部材(62)が、枢動可能
    なフィルムシート解放装置において、前記空気ノズル
    (70)を支持する前記最後の部材(62)が前記第2レバ
    ーアーム(61)の自由端(61b)にヒンジ止めされてお
    り、該最後の部材が、枢動可能な前記上方カセツト部分
    (19c、190c)の端面(19h、190h)に接触するピン(62
    a)を前記空気ノズル(70)に隣接して担持しているこ
    とを特徴とするフィルムシート解放装置。
  6. 【請求項6】請求の範囲第4項及び第5項に記載のフィ
    ルムシート解放装置において、前記第2レバーアーム
    (61)及び前記最後の部材(62)が、前記バー(10、1
    2)上に配置されかつアングル部材(10d、12d、10g、12
    g)として構成された支持手段上に位置していることを
    特徴とするフィルムシート解放装置。
  7. 【請求項7】請求の範囲第6項に記載のフィルムシート
    解放装置において、前記アングル部材(10d、12d、10
    g、12g)が支持表面(10f、12f、10h、12h)を具備して
    いることを特徴とするフィルムシート解放装置。
  8. 【請求項8】請求の範囲第1項ないし第7のいずれかに
    記載のフィルムシート解放装置において、前記第2レバ
    ーアーム(61)に関連するアングル部分(10d、12d)
    が、前記上方カセット部分(19c、190c)の前端面(19
    h、190h)に関して所定の初期位置に前記多レバー機構
    (60、61、62)を位置させるように該第2レバーアーム
    (61)上の感知ピン(27)と共働する上方に傾斜したガ
    イドシート(10e、12e)を有することを特徴とするフィ
    ルムシート解放装置。
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