JP3516140B2 - インクジェット記録装置の用紙搬送機構 - Google Patents

インクジェット記録装置の用紙搬送機構

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JP3516140B2
JP3516140B2 JP2001092134A JP2001092134A JP3516140B2 JP 3516140 B2 JP3516140 B2 JP 3516140B2 JP 2001092134 A JP2001092134 A JP 2001092134A JP 2001092134 A JP2001092134 A JP 2001092134A JP 3516140 B2 JP3516140 B2 JP 3516140B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置の用紙搬送機構に関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙に画像を
形成するインクジェット型の画像形成装置が知られてい
る。このインクジェット型画像形成装置は、たとえば、
インクが吐出する複数のインク吐出口を有する記録ヘッ
ドが搭載され、所定方向に往復動するキャリッジとこの
所定方向に直交する方向に記録紙を断続的に搬送する複
数組の一対の搬送ローラとを備えている。記録紙に画像
を形成する際は、複数組の一対のローラで搬送中の記録
紙を一時的に停止させ、キャリッジを上記の所定方向に
往復動させながら、記録紙のうち、画像が形成される画
像形成領域に位置する部分に、記録ヘッドの制御に従い
インク吐出口からインクを吐出して1バンド分の画像を
形成し、その後、所定長さだけ記録紙を搬送して画像形
成領域に新たに位置する部分に次のバンド分の画像を形
成する動作を繰り返す。上記した一対の搬送ローラとし
ては、例えば、記録紙搬送方向に直交する方向に延びる
駆動ローラ軸を有する駆動ローラと、この駆動ローラに
接離自在に配置され、駆動ローラの外周面を押圧する従
動ローラとからなる搬送ローラが知られている。これら
駆動ローラと従動ローラとが記録紙を挟持して、駆動ロ
ーラの外周面に記録紙を押し付けるようにして画像形成
領域に搬送する。また、一対の搬送ローラの例として、
インクジェット記録装置において、記録した後排出され
る用紙の記録面と接触する拍車状のホイールを設けたも
のが特公平6−102386号公報に開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】インクジェット記録装
置において、拍車状ローラは装置の大型化を防ぐため、
用紙排出ガイドの、記録ヘッド近傍に設けるようにして
いる。その為、記録ヘッドが原点位置(ホームポジショ
ン)に位置していないときに誤って拍車状ローラを用紙
搬送路から離反させると、記録ヘッド側と拍車状ローラ
側が衝突し、記録ヘッドや拍車状ローラの破損を生じる
ことになる。本発明の目的は、この課題を解決すること
であり、そのため、搬送ローラの離間動作を行うための
レバーに、記録ヘッドが原点位置に位置しないときには
係止機構が働くようにしたものである。 【0004】 【課題を解決する手段】上記課題を解決するため、本発
明は、所定方向に往復動しながら記録紙に画像を形成す
る記録ヘッドと、前記所定方向とは交差する方向に、記
録紙を挟持して搬送する複数組の一対のローラとを備
え、これら複数組のローラによって、前記記録ヘッドの
往復動の範囲内にあって画像が形成される画像形成領域
に記録紙を搬送し、前記記録ヘッドで該記録紙に画像を
形成するインクジェット記録装置において、前記一対の
ローラを互いに離間させるローラ離間手段と、所定の回
動方向に回動することにより、前記一対のローラを互い
離間させるように前記ローラ離間手段を操作するレバー
と、前記記録ヘッドが所定のホームポジションに移動し
て前記ローラ離間手段により離間した前記ローラと干渉
する干渉領域に位置しないときには前記レバーの回動を
許し、前記記録ヘッドが前記画像形成領域に位置すると
きは前記レバーの回動を禁止する係止手段とを備え、前
記係止手段を、前記記録ヘッドの走行経路上で前記記録
ヘッドのホームポジション位置に回動自在に直立配置さ
れ復帰方向にばねで付勢されたアームと、一方が前記レ
バーに形成された穴に挿入され他方が前記アームに係合
し前記アームが前記記録ヘッドに押動されて回動すると
前記一方が前記穴から外れ前記記録ヘッドがホームポジ
ションから離れて前記アームが復帰方向に回動するとば
ね力により前記一方が前記レバーの穴に挿入されるよう
に移動自在に支持された軸体とより構成したものであ
る。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1において、2はイ
ンクジェット記録装置4のメインローラであり、図4に
示すように、その支軸の両端が本装置の基板(図示省
略)の両側に固設された一対のメインフレーム6(一方
は図示省略)によって回転自在に支承されている。前記
メインローラ2の下方には記録用紙を案内するための下
位ガイド板8が配設されている。10は前記メインロー
ラ2の前方にこれに対して平行に対向配置された長尺状
のX補強シャーシであり、その両端が記録装置の基板に
固定されている。前記シャーシ10には記録用紙を案内
するための上位ガイド板12が固定されている。前記上
位ガイド板12は、前記メインローラ2の周面に接近対
向する水平ガイド部12aと下向き傾斜ガイド部12b
を備えている。 【0006】14はサブローラであり、軸部14aと、
該軸部14aより大径な複数個のローラ部14bとから
構成され、その軸部14aの両端が一対のメインフレー
ム6に回転自在に支承されている。前記サブローラ14
の各ローラ部14bの上部は前記水平ガイド部12aに
形成された開口部に配置され、該各ローラ部14bの上
方が開放されている。16,18はメインローラ2の上
方に位置して基板上に架設されたYレールであり、これ
にキャリッジ20が、該Yレール16,18の長手方向
に沿って移動可能に取り付けられている。22はキャリ
ッジ20に搭載される記録ヘッドであり、インク吐出を
行うためのノズル24とインクタンク26を備えてい
る。 【0007】前記メインローラ2の支軸は、これを回転
駆動するX軸駆動装置に連結し、前記キャリッジ20
は、これをYレール16,18に沿って駆動するY軸駆
動装置に連結している。前記キャリッジ20には、ロッ
ク解除部材21が固設されている。次に用紙搬送機構に
ついて説明する。図1において、28は上部ホルダー板
であり、図5及び図3に示す如く、わん曲部28aと平
板部28bとを有し、わん曲部28aの上端の両側部に
軸状の押えローラ30の両端が回転自在に支承されてい
る。前記わん曲部28aの上部には図2に示すように板
ばね挿入穴32が形成され、該板ばね挿入穴32にコ字
状の板ばねから成る軸押え34が挿入され、該軸押え3
4が押えローラ30の環状溝36に弾接嵌合している。
この軸押え34は押えローラ30の両端がホルダー板2
8の回転支承部から抜脱するのを防止している。38は
下部ホルダー板であり、わん曲部38aと平板部38b
とを有し、わん曲部38aの下端の両側部の穴に軸状の
押えローラ40の両端が回転自在に支承されている。 【0008】前記押えローラ40も上記した上部ホルダ
ー板28と同様な構成で、軸押え(図示省略)によって
下部ホルダー板38の穴からの抜脱しないように構成さ
れている。前記上部ホルダー板28のわん曲部28aと
平板部28bとの境い目に図3に示すようにスリット4
2が透設され、該スリット42に下部ホルダー板38の
平板部38bが挿入され、一対のホルダー板28,38
は、図3に示すようにX状に交叉している。一対のホル
ダー板28,38は、交叉状態において、図5に示す枠
体44の側板46,48間に配置され、上部ホルダー板
28の略中間部の両側部と、下部ホルダー板38の略中
間部の両側部は、枠体44の側板46,48間に回転自
在に支承された軸体50によって互いに回転自在に連結
している。枠体44と同じ構造の枠体は、複数個用意さ
れ、それぞれ、2つのホルダー収納部52,54を有
し、各ホルダー収納部52,54に、一対のホルダー板
28,38がX状に交叉して、配置され、収納部52,
54の両側板46,48に軸体50を中心として回転自
在に支承されている。 【0009】前記各枠体44の側板に穴が透設され、該
穴に軸体56が軸方向に移動しないように且つ回転自在
に嵌挿されている。前記軸体56の両端近傍は一対のメ
インフレーム6の穴58に回転自在に嵌挿されている。
前記軸体56が一対のメインフレーム6に回転自在に支
承された状態において、前記各枠体44はメインローラ
2と対向し、前記各一対のホルダー板28,38のわん
曲部28a,38aが、図1に示すように、前記メイン
ローラ2の周面に略180度の範囲で遊嵌している。各
一対のホルダー板28,38の平板部28d,38b間
には、図3に示すように引張コイルばね60が掛けら
れ、このばね60の引張力によって、各一対のホルダー
板28,38は、軸50を中心として、わん曲部28
a,38aが閉じる方向に付勢され、この付勢力によっ
て、各一対のホルダー板28,38の各々の押えローラ
30,40は、メインローラ2の周面に、互いに略18
0度の間隔を存して、弾接している。前記一対のホルダ
ー板28,38の平板部28b,38b間に位置させ
て、前記軸体56に断面楕円形の円筒カム62が固着さ
れている。 【0010】図1及び図6において、64,66はメイ
ンローラ2の両端側に配置された一対のスターローラリ
ンクであり、各一端部が対応するメインフレーム6の軸
部68に回転自在に軸70支されている。前記一対のリ
ンク64,66の他端には、長尺状のスターローラ取付
板72の両端が固定され、該スターローラ取付板72に
は、複数のスターローラハウジング74が固定されてい
る。前記スターローラハウジング74には、スターロー
ラ即ち拍車状ローラ76が複数回転自在に支承されてい
る。前記拍車状ローラ76は、前記サブローラ14のロ
ーラ部14bに当接している。前記一対のスターローラ
リンク64,66の各他方の水平部64a,66aは対
応するメインフレーム6の上端面に載置されている。前
記スターローラ取付板72の立ち上がり部の上端には、
これより若干長いレール部材78が固着され、該レール
部材78の上面は、前記キャリッジ20の前方側に突設
された丸棒状の一対の突起79の下面をスライド自在に
支持している。 【0011】前記突起79は、キャリッジ20がY軸上
の原点即ちホームポジションに復帰すると、前記レール
部材78から外れるように構成されている。前記レール
部材78の長手方向の一端には、図7に示すように、突
起79のレール部材78への移行を容易にする傾斜案内
部78aが形成されている。上記レール部材78などの
レール状部分によって、キャリッジ20のYレール1
6,18側とは反対の前側を支持することにより、記録
ヘッド22の傾きを抑えて良好な記録結果を得ることが
できる。図1において、80は先端近傍部分がく字状に
屈折されたレバーであり、先端分の近傍が前記メインロ
ーラ2の回転軸線と平行な回転軸線を中心として回転し
得るように、一方のメインフレーム6の軸部82に枢支
84されている。前記レバー80にはノブ86が固着さ
れている。前記レバー80の先端には、図1に示すよう
に、リンク88の一方が回転自在に軸支90され、該リ
ンク88の他方は、リンク92の一方に回転自在に軸支
94されている。前記リンク92の他方は、前記軸体5
6に固着された円筒カム62に固着されている。 【0012】前記レバー80の略中間部の上面には前記
一対のスターローラリンクのうちの一方のリンク64に
突設された突起98がスライド自在に係合している。図
4及び図7において、97は本装置の基板に固定された
支持枠でありこれの互いに対向する側板100,102
間に前記レバー80の中間部が配置されている。前記支
持枠97の側板102,104には穴が透設され、該穴
に軸体106が軸方向にスライド自在に嵌合配置されて
いる。前記軸体106の中間部に取り付けられたつば部
107と側板104間に位置して、コイルばね108が
前記軸体106に圧縮して嵌挿され、このコイルばね1
08の弾発力によって軸体106のつば部107は、側
板102に弾接するとともに軸体106の側板102か
ら突出する部分が、前記レバー80の略中間部に透設さ
れたロック穴110に嵌挿されている。112は基板に
固定されたブラケットであり、これにアーム114の下
端が回転自在に軸支116されている。 【0013】前記アーム114の上端にはコロ115が
回転自在に軸支され、該コロ115は、前記キャリッジ
20がホームポジションに移動すると、該キャリッジ2
0に設けられたロック解除部材21と衝突する位置に配
置されている。前記アーム114の中間部に縦長穴11
8が形成され、該長穴118に前記軸体106に突設さ
れたピン120が嵌挿されている。上記説明から明らか
なように、上下位ホルダー板28,38、コイルばね6
0,カム62、軸体56は、一対のローラを互いに離間
させるローラ離間支持手段を構成している。また、ま
た、リンク92,リンク88は、用紙セットレバー80
と前記ローラ離間手段とを連結する連結機構を構成して
いる。また、スターローラリンク64,66、取付板7
2及びスターローラハウジング74は、一対のローラを
互いに離間させるローラ離間手段を構成している。 【0014】また、スターローラリンク64に突設され
た突起98とレバー80の上面とは、前記用紙セットレ
バー80とローラ離間手段とが連動するように互いに係
合させ前記用紙セットレバー80が前記紙押えローラ3
0,40を前記メインローラ2から離反させる方向に移
動すると前記拍車状ローラ76が前記用紙セットレバー
80の移動と連動して用紙に対して離反するようにする
連結機構を構成している。また、用紙セットレバー80
のロック穴110、支持枠97、コイルばね108、ブ
ラケット112、アーム114、ピン120、コロ11
5、軸体106等は、記録ヘッドが所定のホームポジシ
ョンに移動して離間手段により離間したローラと干渉す
る干渉領域に位置しないときには用紙セットレバーの回
動を許し、記録ヘッドが画像形成領域に位置するときは
用紙セットレバーの回動を禁止する係止手段を構成して
いる。 【0015】次に本実施形態の作用について説明する。
本装置の記録動作時においては、記録用紙は、メインロ
ーラ2と押えローラ30,40とによって挾圧保持され
るとともに、サブローラ14と拍車状ローラ76とによ
って挾持されている。X軸駆動装置によるメインローラ
2の回転によって記録用紙は、下位ガイド板8上、メイ
ンローラ2の周面及び上位ガイド板12から成る用紙搬
送路を用紙排出口に向けてX軸方向に移動する。一方キ
ャリッジ20は、Yレール16,18に沿って、Y軸駆
動装置によってY軸方向に往復移動する。キャリッジ2
0のY軸方向の往復移動によって、記録ヘッド22は、
上位ガイド板12a上の走査範囲を副走査方向に沿って
往復移動する。この時コントローラの制御によりノズル
24からインクが上位ガイド板12a上の記録用紙に向
けて吐出され、用紙に記録が行われる。記録ヘッド22
が走査範囲を往復移動するとき、キャリッジ20の突起
79は、レール部材78の上面に沿って摺動する。ノズ
ル24による記録時、用紙はサブローラ14と拍車状ロ
ーラ76とで挾持され、その浮きが防止されて上位ガイ
ド板12に沿ってこれに密着しながら排出口に向けて搬
送される。 【0016】上記記録動作が完了すると、キャリッジ2
0は、Yレール16,18に沿ってY原点に復帰する。
キャリッジ20がY原点に戻ったときの記録ヘッド22
又はキャリッジ20のY軸上の待機位置をホームポジシ
ョンと言い、図8は、記録ヘッド22がホームポジショ
ンに復帰した状態を示している。記録ヘッド22がホー
ムポジションの近傍に達すると、ロック解除部材21が
コロ115に衝突する。更に記録ヘッド22がホームポ
ジションまで移動すると、ロック解除部材21の押圧力
によってアーム114は軸116を中心として、図8
中、時計方向に揺動する。 【0017】アーム114のこの揺動によって、軸体1
06は、コイルばね108の弾発力に抗して、図8中、
右方向に移動し、軸体106の一方がレバー80のロッ
ク穴110から外れレバー80に対するロックが解除さ
れる。また、記録ヘッド22がホームポジションに復帰
すると、突起79はレール部材78から外れ、取付板7
2の、図1中、軸70を中心とした時計方向の揺動を阻
止する係止力が解除される。次に、記録紙を用紙搬送路
にセットする場合について説明する。記録ヘッド22が
ホームポジションに復帰している状態において、レバー
80を、図1中枢支部84を中心として、時計方向に仮
想線で示す位置まで手操作により、揺動すると、リンク
88は、図1中、左方向に移動し、リンク92の偏心部
が、図1中、リンク88によって左方向に引張られ、軸
体56が、90度、時計方向に回転する。この軸体56
の回転によって、加圧解除カム62が90度回転し、該
カム62の偏心膨大部がホルダー板28,38の平板部
28b,38bを加圧し、ホルダー板28,38のわん
曲部28a,38aが、スプリング60の引張力に抗し
て開き、押えローラ30,40が、メインローラ2の周
面から所定間隔離反する。 【0018】一方、レバー80の上記、図1中、時計方
向の揺動に伴い、リンク64は、ピン98によって押し
上げられ、軸70を中心として、時計方向に、仮想線で
示す位置に揺動し、拍車ローラ76は、サブローラ14
から所定間隔離反する。該状態において、レバー80か
ら手を離しても、レバー80は起立状態を保持する。該
状態において、操作者は、記録用紙を下位ガイド板8上
から、メインローラ2と押えローラ30,40間に挿入
するとともに、更に、記録用紙を上方に押し込んで、サ
ブローラ14と拍車状ローラ76間に挿入する。次に、
レバー80のノブ86側を図1中、枢支部84を中心と
して、反時計方向に実線で示す原位置まで押し下げる
と、カム62の、ホルダー28,38の平板部28b,
38bに対する加圧力は解除され、押えローラ30,4
0がコイルスプリング60の引張力によって記録用紙の
上からメインローラ2に圧接するとともに拍車状ローラ
76が、レール部材78及び取付板72の自重による、
リンク64の軸70を中心とする図1中、反時計方向の
回転力によって、記録用紙の上からサブローラ14に圧
接する。これで記録用紙のセットが完了する。 【0019】 【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したので、可
動側の搬送ローラと記録ヘッドとの衝突を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の好適な実施の形態を示すインクジェッ
ト記録装置の側面図である。 【図2】押えローラ取付機構の断面図である。 【図3】ホルダー板の説明図である。 【図4】要部の分解斜視図である。 【図5】押えローラ支持手段の分解斜視図である。 【図6】拍車状ローラ支持手段の分解斜視図である。 【図7】レール状部分の斜視図である。 【図8】ロック機構の正面図である。 【符号の説明】 2 メインローラ 4 インクジェット記録装置 6 メインフレーム 8 下位ガイド板 12 上位ガイド板 10 X補強シャーシ 14 サブローラ 14a 軸部 14b ローラ部 16 Yレール 18 Yレール 20 キャリッジ 21 ロック解除部材 22 記録ヘッド 24 ノズル 26 インクタンク 28 上部ホルダー板 28a わん曲部 28b 平板部 30 押えローラ 32 板ばね挿入穴 34 軸押え 36 環状溝 38 下部ホルダー板 38a わん曲部 38b 平板部 40 押えローラ 42 スリット 44 枠体 46 側板 48 側板 50 軸体 52 ホルダー収納部 54 ホルダー収納部 56 軸体 58 穴 60 コイルばね 62 円筒カム 64 スターローラリンク 66 スターローラリンク 68 軸部 70 軸 72 取付板 74 スターローラハウジング 76 拍車状ローラ 78 レール部材 79 突起 80 レバー 82 軸部 84 枢支 86 ノブ 88 リンク 90 軸支 92 リンク 94 軸支 97 支持枠 98 突起 100 側板 102 側板 104 側板 106 軸体 108 コイルばね 110 ロック穴 112 ブラケット 114 アーム 115 コロ 116 軸支 118 長穴 120 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−203675(JP,A) 特開 平5−238001(JP,A) 実開 昭61−85448(JP,U) 実開 昭63−121554(JP,U) 実開 平4−109153(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 13/00 - 13/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定方向に往復動しながら記録紙に画像
    を形成する記録ヘッドと、前記所定方向とは交差する方
    向に、記録紙を挟持して搬送する複数組の一対のローラ
    とを備え、これら複数組のローラによって、前記記録ヘ
    ッドの往復動の範囲内にあって画像が形成される画像形
    成領域に記録紙を搬送し、前記記録ヘッドで記録紙に画
    像を形成するインクジェット記録装置において、前記一
    対のローラを互いに離間させるローラ離間手段と、所定
    の回動方向に回動することにより、前記一対のローラを
    互い離間させるように前記ローラ離間手段を操作するレ
    バーと、前記記録ヘッドが所定のホームポジションに移
    動して前記ローラ離間手段により離間した前記ローラと
    干渉する干渉領域に位置しないときには前記レバーの回
    動を許し、前記記録ヘッドが前記画像形成領域に位置す
    るときは前記レバーの回動を禁止する係止手段とを備
    え、前記係止手段を、前記記録ヘッドの走行経路上で前
    記記録ヘッドのホームポジション位置に回動自在に直立
    配置され復帰方向にばねで付勢されたアームと、一方が
    前記レバーに形成された穴に挿入され他方が前記アーム
    に係合し前記アームが前記記録ヘッドに押動されて回動
    すると前記一方が前記穴から外れ前記記録ヘッドがホー
    ムポジションから離れて前記アームが復帰方向に回動す
    るとばね力により前記一方が前記レバーの穴に挿入され
    るように移動自在に支持された軸体とより構成したこと
    を特徴とするインクジェット記録装置の用紙搬送機構。
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