JP2556380B2 - 護岸構造物の施工法 - Google Patents

護岸構造物の施工法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水理構造物として人工島等の護岸構造物の
施工法に関するものである。
〔従来の技術〕
人工島などは、護岸によって埋立て領域を囲い、その
内側を土砂で埋立てて造成する。
このような護岸建設の方法としては、従来、コンクリ
ートブロックやケーソンを用いる方法と鋼矢板、鋼板セ
ルなどの締切をつくる方法とに大別される。
特に、海底地盤が軟弱土層である場合には、前記コン
クリートブロックやケーソンを用いる方法では、設置基
礎を形成するのに深層混合、砂置換、砂杭、捨石マウン
ドなどの一つないしは複数の方法で、軟弱地盤を改良し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の護岸建設工法のうち、基礎形成に軟弱地盤
の改良を伴うものでは、別途工事としてこれを行わなけ
ればならないことも多く、多大の工期と費用を要する。
また、鋼矢板等の金属部材を使用する締切り工法で
は、スプラッシュゾーンなど腐食環境の厳しい部位で、
鋼材の腐食が激しく、コンクリートを被覆するなどの防
蝕工を施しても長期的には充分でない。
本発明は前記従来例の不都合を解消し、簡単かつ安価
な施工ですむとともに、完成した護岸構造物は海水によ
る腐食に対して耐久性の高いものが得られる護岸構造物
の施工法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、杭頭部が海底に突
出するように杭打ちし、浮室を有しかつ底板に接合孔を
形成したコンクリート構造物をこの杭打ち場所に曳航
し、前記杭頭部が接合孔内に挿入するように沈め、接合
孔と杭間の隙間に水中打設コンクリートを打設して固定
することを要旨とするものである。
〔作用〕
杭で支持された鉄筋コンクリート構造物の施工は陸上
では普通に行われることであるが、海中では水中工事の
難しさとそれに伴う信頼性の不足からこれまでは例外的
な小規模工事以外では行われていない。
本発明によれば、コンクリート構造物の部分は予め地
上で製作でき、これを曳航して沈め、杭に接合するだけ
の作業ですむ。従って、水中作業も簡単な最小限のもの
である。
また、得られる護岸構造物としてはスプラッシュゾー
ンはコンクリート構造物であり、海水による腐食に充分
耐えうるものとなる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図〜第4図は本発明の護岸構造物の施工法の第1
実施例を示す各工程の縦断側面図である。
先ず、第1図に示すように護岸施工場所の海底に杭1
を作業船2等を用いて打設する。打設時にはこの杭1は
水面上に上端が突出するが、その後第2図に示すように
杭頭部1aが海底に突出するような所定高さで切断する。
一方、地上では第5図〜第7図に示すような浮室4を
有しかつ底板6に接合孔5を形成したコンクリート構造
物としてのケーソンを製作し、第3図に示すようにこれ
を水中に浮かべ、かつ船3で前記杭1の設置場所まで曳
航する。
この場合、浮室4は浮上に必要な容積のものであり、
また浮上姿勢のバランスをとるために、必ず多室とす
る。
前記接合孔5は杭1の径より大きいもので、浮室4以
外に形成し、第8図、第9図に示すように周囲に補強鉄
筋7を配設し、また、後述のごとく杭1と接合するに際
し、杭1が入易く、杭1と底板6との間に生じるパンチ
ングシヤーによく耐えるように下広がりの形状とするこ
とが望ましい。
第10図に示すように杭1の杭頭部1aは必要な深さだけ
掘下げ、第11図に示すように底受け金具8を挿入する。
この杭1の上方に来たケーソンは、浮室4内への注水
を加減して沈め、前記底受け金具8に載るように杭頭部
1aを接合孔5内に差入れる。なお、浮室4内への注水の
加減は、底受け金具8に過大な過重が作用せず、かつそ
の後の潮位の変化や後述の水中打設コンクリートの影響
でケーソンが動かないようなバランスのよい状態にする
のに必要である。
その後第12図に示すように、杭1と接合孔5との隙間
に、コンクリートに粘稠性を与え、水中での材料の分離
を防ぐ水中不分離性混和剤(あるいは分離低減剤)を混
入した水中不分離性コンクリートである水中打設コンク
リート9を打設して固定する。
このようにしてから、第4図に示すようにケーソンで
囲われた内側を埋立てて、埋立て地10を造成する。
第17図は本発明の第2実施例を示すもので、コンクリ
ート構造物としてケーソンの代わりにL型ブロックを用
いた場合である。
該L型ブロックの詳細は第13図〜第16図に示すが、浮
室4を有しかつ底板6に接合孔5を形成した点は前記ケ
ーソンと同様であり、工程も同様である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の護岸構造物の施工法は、海
底地盤が軟弱であっても従来工法でケーソン等のコンク
リート構造物を支えるための地盤改良工事を不要とし、
しかも水中工事を極力少なくして大幅な工期の短縮、工
費の削減を期することができるものである。
また、完成された護岸構造物はスプラッシュゾーンは
コンクリート構造物であり、海水による腐食に充分耐え
うるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の護岸構造物の施工法の第1実
施例を示す各工程の縦断側面図、第5図は使用するケー
ソンの平面図、第6図は第5図のA−A線断面図、第7
図は同上B−B線断面図、第8図は接合孔部分の縦断側
面図、第9図は同上横断平面図、第10図〜第12図は杭と
コンクリート構造物の接合の工程を示す縦断側面図、第
13図は使用するL型ブロックの平面図、第14図は第13図
のA−A線断面図、第15図は同上B−B線断面図、第16
図は同上C−C線断面図、第17図は本発明の第2実施例
を示す縦断側面図である。 1……杭、1a……杭頭部 2……作業船、3……船 4……浮室、5……接合孔 6……底板、7……補強鉄筋 8……底受け金具、9……水中打設コンクリート 10……埋立て地

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】杭頭部が海底に突出するように杭打ちし、
    浮室を有しかつ底板に接合孔を形成したコンクリート構
    造物をこの杭打ち場所に曳航し、前記杭頭部が接合孔内
    に挿入するように沈め、接合孔と杭間の隙間に水中打設
    コンクリートを打設して固定することを特徴とする護岸
    構造物の施工法。
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