JP2556257B2 - 光加入者線路監視方式 - Google Patents

光加入者線路監視方式

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JP2556257B2 JP5145413A JP14541393A JP2556257B2 JP 2556257 B2 JP2556257 B2 JP 2556257B2 JP 5145413 A JP5145413 A JP 5145413A JP 14541393 A JP14541393 A JP 14541393A JP 2556257 B2 JP2556257 B2 JP 2556257B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバを用いた光加
入者線路の監視方式に係り、宅内回線終端装置が非使用
状態での光加入者線路の障害監視を実現するための光加
入者線路監視方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光加入者線路の監視方式は図4に
示すように、宅内回線終端装置25に光折り返し部26
を有し、この宅内回線終端装置25に電源が供給されて
いる間は局内回線終端装置21からの光信号を折り返さ
ず、電源断時にはその局内回線終端装置21で自装置か
らの出力信号を監視する方式であった。この図4におい
て、22は電気下り信号を入力とし回線監視信号を生成
する回線監視信号発生部で、この回線監視信号発生部2
2からの電気信号は電気/光変換部23で光信号に変換
され、下り光加入者線路24を介して宅内回線終端装置
25内の光折り返し部26に供給される。
【0003】ここで、この光折り返し部26は電源入力
がある場合は下り光加入者線路24からの光信号は光/
電気変換部27側に進むが、電源断時にはその光信号は
上り加入者線路32上に折り返される。そして、電源ス
イッチ28がオフされた場合には、電源断検出部29に
よりその旨が検出され、これに基づき電源断信号発生部
30で生成される電源断信号は電気上り信号に電源断信
号として挿入されたうえ電気/光変換部31,光折り返
し部26を介して局内側へ送信された後、この光折り返
し部26は折り返し状態に設定される。
【0004】また、宅内回線終端装置25または上り光
加入者線路32での障害は局内回線終端装置21におけ
る入力断検出部36によってその障害が検出される。3
3は上り光加入者線路32からの光信号を電気信号に変
換する光/電気変換部である。そして、局内回線終端装
置21では電源断信号検出部34で電源断信号を検出
し、折り返し光信号中に含まれる回線監視信号が回線監
視信号検出部35で検出されるか否かによって、上り,
下り光加入者線路32,24での障害発生の有無が監視
される。上述した光加入者線路監視方式は例えば、特開
平2−58461号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の光加入者線
路監視方式では、光折り返し部を宅内回線終端装置内に
備えているために、光折り返し部の動作の正常性が宅内
回線終端装置の動作の正常性に影響を受ける。このた
め、この宅内回線終端装置がユーザ設置の場合にキャリ
ア側とユーザ側の障害の責任分界が難しくなるという問
題があった。また、通常の使用状態においては光折り返
し部を動作状態に保つ必要が有り、ユーザ側に余分な電
力供給を要求しなければならないという問題があった。
【0006】本発明はかかる問題を解決するためになさ
れたもので、障害発生時にキャリア側とユーザ側での責
任分界がたやすくなり、また、ユーザ側へ余分な電力供
給を要求する必要がない光加入者線路監視方式を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光加入者線路監
視方式は、局内回線終端装置から給電を受けるととも
に、宅内回線終端装置に近くに設置され、この宅内回線
終端装置から受信した光信号の一部を分離する分波器
と,この分波器の出力を入力とする入力断検出回路と,
折り返し制御信号検出回路と,この折り返し制御信号検
出回路の出力と上記入力断検出回路の出力とに基づき局
内回線終端装置からの光信号を宅内回線終端装置へ通過
させるかまたは局内回線終端装置へ折り返すかの切り替
えを行う光スイッチから構成される光伝送路折り返し
装置と、入力電源断時に動作停止信号と折り返し要求信
号を送出する機能を具備する上記宅内回線終端装置及び
上記折り返し要求信号をこの宅内回線終端装置から受信
したときに上記光伝送路折り返し装置の折り返し動作を
実行するための折り返し制御信号を送出する上記局内回
線終端装置から構成されるものである。また、光伝送路
折り返し装置は、宅内回線終端装置側からの光信号を受
信し第1の出力と第2の出力に分離する第1の分波器
と、この第1の分波器の第1の出力を入力して宅内回線
終端装置からの光信号の入力断を検出する入力断検出回
路と、局内回線終端装置からの光信号を受信し第1の出
力と第2の出力に分離する第2の分波器と、この第2の
分波器の第1の出力を入力して局内回線終端装置からの
折り返し制御信号を検出する折り返し制御信号検出回路
と、第2の分波器の第2の出力を入力して常時はこの入
力を第1の切替出力として宅内回線終端装置へ送信し、
入力断検出回路の検出信号と折り返し制御信号検出回路
の検出信号とがともに出力されたときには第2の分波器
の第2の出力を第2の切替出力として出力する光スイッ
チと、第1の分波器の第2の出力と光スイッチの第2の
切替出力を入力して合波し、この合波した光信号を局内
回線終端装置へ送信する合波器とから構成されるもので
ある。
【0008】
【作用】本発明においては、宅内回線終端装置により入
力電源断時に動作停止信号と折り返し要求信号を送出
し、光伝送路折り返し装置は端局装置からの給電により
動作し、局内回線終端装置は折り返し要求信号を宅内回
線終端装置から受信したときに光伝送路折り返し装置の
折り返し動作を実行するための折り返し制御信号を送出
する。
【0009】
【実施例】つぎに本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明による光加入者線路監視方式の一実施
例を示すブロック図、図2は図1の動作説明に供するタ
イムチャート、図3は図1における光伝送路折り返し装
置の構成例を示すブロック図である。図1において、1
は入力電源断時に動作停止信号と折り返し要求信号を送
出する機能を有する宅内回線終端装置である。
【0010】2は宅内回線終端装置1の近くに設置さ
れ、端局装置からの給電により動作する光伝送路折り返
し装置で、この光伝送路折り返し装置2は図3に示すよ
うに、宅内回線終端装置1側から受信した信号の一部を
分離する分波器4と、この分波器4の一方の出力を入力
とする入力断検出回路6と,この入力断検出回路6の出
力と折り返し制御信号検出回路7の出力をアンドゲート
8を介して入力する光スイッチ9と,この光スイッチ9
の出力と分波器4の他方の出力とを合波しその合波出力
を局内回線終端装置3側へ送出する合波器5および局内
回線終端装置3側からの光信号の一部を分離しその分離
出力を折り返し制御信号検出回路7と光スイッチ9へ送
出する分波器10より構成されている。
【0011】3は折り返し要求信号bを宅内回線終端装
置1から受信したときに光伝送路折り返し装置2の折り
返し動作を実行するための折り返し制御信号cを送出す
る局内回線終端装置、aは宅内回線終端装置1から送出
される動作停止信号である。図2に示すタイムチャート
において、時間t1 は宅内回線終端装置、電源断,動作
停止信号送出開始を示し、時間t2 は局内回線終端装置
が動作停止信号を検出、時間t3 は折り返し要求信号を
送出開始、時間t4 は局内回線終端装置折り返し要求信
号検出と折り返し制御信号送出開始、時間t5 は宅内回
線終端装置動作停止、時間t6 は光伝送路折り返し装置
折り返し制御信号検出,折り返し動作開始を示す。
【0012】つぎに図1に示す実施例の動作を図2およ
び図3を参照して説明する。まず、図1における宅内回
線終端装置1は図2に示すように電源断時に動作停止信
号aと少し遅れて折り返し要求信号bを局内回線終端装
置3へ送出する。この折り返し要求信号bを検出すると
局内回線終端装置3は光伝送路折り返し装置2へ折り返
し制御信号cを送出する。光伝送路折り返し装置2はこ
の折り返し制御信号cを検出後局内回線終端装置3への
光信号折り返しを実行する。そして、この局内回線終端
装置3は折り返された光信号を監視し伝送路の障害を検
出する。
【0013】つぎに、光伝送路折り返し装置2は図3に
示すように、宅内回線終端装置1側から受信した光信号
の一部を分波器4により分離し、入力断検出回路6によ
り光信号の入力の有無を監視する。また、局内回線終端
装置3側からの光信号の一部を分波器10により分離
し、折り返し制御信号検出回路7により折り返し制御信
号cが検出される。そして、この折り返し制御信号検出
時に宅内回線終端装置3側からの光入力が断状態であれ
ば光スイッチ9により局内回線終端装置3側の光信号を
折り返す。
【0014】これらの動作から、光伝送路折り返し装置
2は宅内回線終端装置1の電源が断となり局内回線終端
装置3からの折り返し制御信号cが検出され、この宅内
回線終端装置1の動作が完全に停止した時点で光信号の
折り返し動作を実行することになる。また、宅内回線終
端装置1の電源が入力された場合には、光伝送路折り返
し装置2での光入力断検出状態が解除されるため、自動
的に光信号の折り返しも解除される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、宅内回線
終端装置外での光信号折り返しを光伝送路折り返し装置
で実現したので、障害発生時にキャリア側とユーザ側で
の責任分界がたやすくなり、また、ユーザ側へ余分な電
力供給を要求する必要がなくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光加入者線路監視方式の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】図1の動作説明に供するタイムチャートであ
る。
【図3】図1における光伝送路折り返し装置の構成例を
示すブロック図である。
【図4】従来の光加入者線路監視方式の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 宅内回線終端装置 2 光伝送路折り返し装置 3 局内回線終端装置 4 分波器 5 合波器 6 入力断検出回路 7 折り返し制御信号検出回路 8 アンドゲート 9 光スイッチ 10 分波器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局内回線終端装置から給電を受けると共
    に、宅内回線終端装置に近くに設置され、この宅内回線
    終端装置から受信した光信号の一部を分離する分波器
    と,この分波器の出力を入力とする入力断検出回路と,
    折り返し制御信号検出回路と,この折り返し制御信号検
    出回路の出力と前記入力断検出回路の出力とに基づき局
    内回線終端装置からの光信号を宅内回線終端装置へ通過
    させるかまたは局内回線終端装置へ折り返すかの切り替
    えを行う光スイッチから構成される光伝送路折り返し
    装置と、入力電源断時に動作停止信号と折り返し要求信
    号を送出する機能を具備する前記宅内回線終端装置及び
    前記折り返し要求信号をこの宅内回線終端装置から受信
    したときに前記光伝送路折り返し装置の折り返し動作を
    実行するための折り返し制御信号を送出する前記局内回
    線終端装置から構成されることを特徴とする光加入者線
    路監視方式。
  2. 【請求項2】 入力電源断時に動作停止信号と折り返し
    要求信号を送出する宅内回線終端装置と、前記折り返し
    要求信号を受信したときに折り返し制御信号を送出する
    局内回線終端装置と、前記宅内回線終端装置の近くに配
    置され、前記局内回線終端装置から給電を受け、前記折
    り返し制御信号を受信して光信号の折り返し動作を実行
    する光伝送路折り返し装置とから構成される光加入者線
    路監視方式であって、 前記光伝送路折り返し装置は、前記宅内回線終端装置側
    からの光信号を受信し第1の出力と第2の出力に分離す
    る第1の分波器と、この第1の分波器の第1の出力を入
    力して前記宅内回線終端装置からの光信号の入力断を検
    出する入力断検出回路と、前記局内回線終端装置からの
    光信号を受信し第1の出力と第2の出力に分離する第2
    の分波器と、この第2の分波器の第1の出力を入力して
    前記局内回線終端装置からの前記折り返し制御信号を検
    出する折り返し制御信号検出回路と、第2の分波器の第
    2の出力を入力して常時はこの入力を第1の切替出力と
    して前記宅内回線終端装置へ送信し、入力断検出回路の
    検出信号と折り返し制御信号検出回路の検出信号とがと
    もに出力されたときには第2の分波器の第2の出力を第
    2の切替出力として出力する光スイッチと、第1の分波
    器の第2の出力と光スイッチの第2の切替出力を入力し
    て合波し、この合波した光信号を前記局内回線終端装置
    へ送信する合波器とから構成されることを特徴とする光
    加入者線路監視方式。
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