JP3056116B2 - 光加入者システム - Google Patents
光加入者システムInfo
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/27—Arrangements for networking
- H04B10/272—Star-type networks or tree-type networks
-
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- H04B—TRANSMISSION
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- H04B10/25—Arrangements specific to fibre transmission
- H04B10/2589—Bidirectional transmission
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光加入者システムに
関し、特に多分岐形光カプラにより光伝送路を多分岐し
て構成する光加入者システムに関する。
関し、特に多分岐形光カプラにより光伝送路を多分岐し
て構成する光加入者システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光加入者システムはPDS(P
assie Double Star)方式などを代表
例とし、局側からの光伝送路を多分岐形光カプラのスタ
ーカプラなどを用いて多分岐し、分岐した各光伝送路に
加入者端末を接続してシステムを構成し、光伝送路を双
方向多重化することにより局側と各加入者との間に複数
の加入者回線を経済的に構成するものである。
assie Double Star)方式などを代表
例とし、局側からの光伝送路を多分岐形光カプラのスタ
ーカプラなどを用いて多分岐し、分岐した各光伝送路に
加入者端末を接続してシステムを構成し、光伝送路を双
方向多重化することにより局側と各加入者との間に複数
の加入者回線を経済的に構成するものである。
【0003】尚、双方向多重化する方法にはWDM(W
avelength Division Multip
lexing)方式およびFDM(Frequency
Division Multiplexing)方式
がある。また、主信号と同時に伝送する加入者信号の多
重化方法にはWDM方式およびTDMA(TimeDi
vision Multiplexing Acces
s)方式があり、双方向多重化方式としては主信号と加
入者信号との各多重化方式の組合せで構成され、代表的
な例としてWDM−TDME,TCM−TDMAおよび
FDM−TDMA等の方式がある。
avelength Division Multip
lexing)方式およびFDM(Frequency
Division Multiplexing)方式
がある。また、主信号と同時に伝送する加入者信号の多
重化方法にはWDM方式およびTDMA(TimeDi
vision Multiplexing Acces
s)方式があり、双方向多重化方式としては主信号と加
入者信号との各多重化方式の組合せで構成され、代表的
な例としてWDM−TDME,TCM−TDMAおよび
FDM−TDMA等の方式がある。
【0004】このような光加入者システムは、システム
の異常を検出するために各種監視機能を備えており、例
えば特開平7−87018公報においては次のような監
視機能を備えている。図3はこの従来例を示すブロック
図である。この光加入者システムの監視方式は光ファイ
バーケーブルの障害と加入者ユニットの障害とを区別し
て判別し、かつ加入者ユニットごとおよび加入者ユニッ
ト内回路ごとの障害を局側で判別するものである。
の異常を検出するために各種監視機能を備えており、例
えば特開平7−87018公報においては次のような監
視機能を備えている。図3はこの従来例を示すブロック
図である。この光加入者システムの監視方式は光ファイ
バーケーブルの障害と加入者ユニットの障害とを区別し
て判別し、かつ加入者ユニットごとおよび加入者ユニッ
ト内回路ごとの障害を局側で判別するものである。
【0005】図3において、この光加入者システムの監
視方式は、下りの局側送出光信号を送出かつ上りの光加
入者信号と光監視用信号との受信処理および両信号の有
無と種別との識別を行って光ファイバ2,4-1〜4-nお
よび加入者ユニット5-1〜5-nごとの障害を判別して異
常時に警報を出力する信号処理回路10,光送信回路1
1,光カプラ12,光受信回路13,低周波識別回路1
4および警報回路15を有するセンタ局ユニット1と、
下りの局送出光信号を受信処理しかつ上りの光加入者信
号および光監視用信号を送出する光受信回路51,信号
処理回路52,光送信回路53および低周波発生回路5
4をそれぞれ有する複数の加入者ユニット5-1〜5-nと
を備える。また、下りの局側送出光信号を加入者ユニッ
ト5-1〜5-nへ分岐するとともに加入者ユニット5-1〜
5-nからの上りの光加入者信号および光監視用信号を結
合する光カプラとで構成している。
視方式は、下りの局側送出光信号を送出かつ上りの光加
入者信号と光監視用信号との受信処理および両信号の有
無と種別との識別を行って光ファイバ2,4-1〜4-nお
よび加入者ユニット5-1〜5-nごとの障害を判別して異
常時に警報を出力する信号処理回路10,光送信回路1
1,光カプラ12,光受信回路13,低周波識別回路1
4および警報回路15を有するセンタ局ユニット1と、
下りの局送出光信号を受信処理しかつ上りの光加入者信
号および光監視用信号を送出する光受信回路51,信号
処理回路52,光送信回路53および低周波発生回路5
4をそれぞれ有する複数の加入者ユニット5-1〜5-nと
を備える。また、下りの局側送出光信号を加入者ユニッ
ト5-1〜5-nへ分岐するとともに加入者ユニット5-1〜
5-nからの上りの光加入者信号および光監視用信号を結
合する光カプラとで構成している。
【0006】以上、構成からわかるように監視用信号と
してアナログ低周波信号を使用する監視用信号発生手段
と監視用信号識別手段との簡単な構成により、光ファイ
バーケーブルの障害と加入者ユニットの障害とを区別し
て判別することができ、かつ加入者ユニットごとの障害
および各ユニットの光受信手段と信号処理手段との障害
を区別して判別することができる。
してアナログ低周波信号を使用する監視用信号発生手段
と監視用信号識別手段との簡単な構成により、光ファイ
バーケーブルの障害と加入者ユニットの障害とを区別し
て判別することができ、かつ加入者ユニットごとの障害
および各ユニットの光受信手段と信号処理手段との障害
を区別して判別することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の監
視方式は、局側で光伝送路と加入者ユニットとの障害判
別あるいは加入者ユニット側の各種障害を検出すること
はできるが、加入者ユニット側の故障によるかあるいは
故意によるかして加入者側から高パワーな異常光が入力
された場合、この異常光に対する監視、防御手段が考え
られていないという問題がある。即ち、この異常光によ
りセンタ局側では受信回路が過負荷状態となり他加入者
回線が通信不能になる場合があり、これは1加入者側か
らの妨害光の混入により当該回線のみならず全加入者回
線が通信不能となる危険性があるので重要な問題であ
る。
視方式は、局側で光伝送路と加入者ユニットとの障害判
別あるいは加入者ユニット側の各種障害を検出すること
はできるが、加入者ユニット側の故障によるかあるいは
故意によるかして加入者側から高パワーな異常光が入力
された場合、この異常光に対する監視、防御手段が考え
られていないという問題がある。即ち、この異常光によ
りセンタ局側では受信回路が過負荷状態となり他加入者
回線が通信不能になる場合があり、これは1加入者側か
らの妨害光の混入により当該回線のみならず全加入者回
線が通信不能となる危険性があるので重要な問題であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光加入者システ
ムは、局装置が接続された光伝送路を多分岐形光カプラ
により複数の光分岐伝送路に分岐し各分岐光伝送路の端
末に加入者装置を接続し前記局装置と各前記加入者装置
との間で一芯双方向通信を行う光加入者システムにおい
て、前記多分岐形光カプラの各分岐光伝送路側に前記加
入者装置側から妨害光が挿入された場合にこの妨害光を
検出し検出された前記分岐光伝送路を遮断すると同時に
前記多分岐形光カプラ側即ち局装置側に対して遮断を意
味する低周波光信号を挿入する複数の光ブレーカーと、
前記局装置に前記低周波光信号を受信する受信回路とを
備ええている。
ムは、局装置が接続された光伝送路を多分岐形光カプラ
により複数の光分岐伝送路に分岐し各分岐光伝送路の端
末に加入者装置を接続し前記局装置と各前記加入者装置
との間で一芯双方向通信を行う光加入者システムにおい
て、前記多分岐形光カプラの各分岐光伝送路側に前記加
入者装置側から妨害光が挿入された場合にこの妨害光を
検出し検出された前記分岐光伝送路を遮断すると同時に
前記多分岐形光カプラ側即ち局装置側に対して遮断を意
味する低周波光信号を挿入する複数の光ブレーカーと、
前記局装置に前記低周波光信号を受信する受信回路とを
備ええている。
【0009】
【0010】また、前記光ブレーカは、前記加入者装置
側からの光信号を分岐するための光カプラと、分岐され
た一方の光信号を電気信号に変換するフォトダイオード
と、この電気信号から妨害光を検出するための妨害光検
出部と、低周波光信号を発生する低周波光信号発生器
と、前記光カプラの他方の分岐光信号と前記低周波光信
号とを入力し常時は前記分岐光信号を出力し前記妨害光
検出部の検出信号が入力された時は前記低周波光信号を
出力する光スイッチとを備える構成としても良い。
側からの光信号を分岐するための光カプラと、分岐され
た一方の光信号を電気信号に変換するフォトダイオード
と、この電気信号から妨害光を検出するための妨害光検
出部と、低周波光信号を発生する低周波光信号発生器
と、前記光カプラの他方の分岐光信号と前記低周波光信
号とを入力し常時は前記分岐光信号を出力し前記妨害光
検出部の検出信号が入力された時は前記低周波光信号を
出力する光スイッチとを備える構成としても良い。
【0011】また、前記低周波光信号発生器は、各分岐
光伝送路毎に周波数を変えるようにしても良い。
光伝送路毎に周波数を変えるようにしても良い。
【0012】更に、前記妨害光検出部は、入力光の高レ
ベル検出と通常の信号光以下の周波数検出とにより妨害
光を識別するようにしても良い。
ベル検出と通常の信号光以下の周波数検出とにより妨害
光を識別するようにしても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態例
を示すブロック図である。
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態例
を示すブロック図である。
【0014】本図は加入者装置8台が多分岐光伝送路と
多分岐形光カプラとを介して交換機が設置された局側の
局装置に接続された例を示すものである。図1におい
て、電話機などの加入者端末側に対するインタフェース
回路、光ファイバ側に対して多重化あるいは電気/光変
換などの処理回路を有する8台の加入者装置11〜18
と、加入者装置11〜18からの妨害光を検出して回線
を遮断するための光ブレーカー21〜28と、8本の分
岐光伝送路を1本の伝送路に変換するためのスターカプ
ラを用いた多分岐形光カプラ3と、電気/光変換あるい
は多重化された加入者回線を分離して交換機に接続する
ための局装置4と、分岐光伝送路の光ファイバ51〜5
3と、局側光伝送路の光ファイバ6とから構成されてい
る。尚、光ブレーカー21〜28と多分岐形光カプラ3
とは通常近接して設置される。
多分岐形光カプラとを介して交換機が設置された局側の
局装置に接続された例を示すものである。図1におい
て、電話機などの加入者端末側に対するインタフェース
回路、光ファイバ側に対して多重化あるいは電気/光変
換などの処理回路を有する8台の加入者装置11〜18
と、加入者装置11〜18からの妨害光を検出して回線
を遮断するための光ブレーカー21〜28と、8本の分
岐光伝送路を1本の伝送路に変換するためのスターカプ
ラを用いた多分岐形光カプラ3と、電気/光変換あるい
は多重化された加入者回線を分離して交換機に接続する
ための局装置4と、分岐光伝送路の光ファイバ51〜5
3と、局側光伝送路の光ファイバ6とから構成されてい
る。尚、光ブレーカー21〜28と多分岐形光カプラ3
とは通常近接して設置される。
【0015】次に本システムの動作を説明する。加入者
装置11〜18と局装置4との間では独立した8回線の
加入者線が双方向多重化技術により構成されているが、
この双方向多重化部分など主回路部については従来と同
一構成であるので説明は省略し、本発明に関する部分の
みを以下説明する。
装置11〜18と局装置4との間では独立した8回線の
加入者線が双方向多重化技術により構成されているが、
この双方向多重化部分など主回路部については従来と同
一構成であるので説明は省略し、本発明に関する部分の
みを以下説明する。
【0016】加入者装置11〜18側の何れかから装置
の故障あるいは妨害を目的として故意に高パワーの妨害
光が挿入されると、対応する光ブレーカ21〜28はこ
の高パワーの妨害光を検出して回線を遮断する。この遮
断と同時に主信号の光信号より周波数の低い低周波光信
号を多方向形光カプラ3側に送出する。局装置4は妨害
光が光ブレーカーにより遮断されるので妨害光により他
加入者回線への影響を防ぐことができ、同時に低周波光
信号を受信することにより妨害光発生の加入者装置を識
別することができる。
の故障あるいは妨害を目的として故意に高パワーの妨害
光が挿入されると、対応する光ブレーカ21〜28はこ
の高パワーの妨害光を検出して回線を遮断する。この遮
断と同時に主信号の光信号より周波数の低い低周波光信
号を多方向形光カプラ3側に送出する。局装置4は妨害
光が光ブレーカーにより遮断されるので妨害光により他
加入者回線への影響を防ぐことができ、同時に低周波光
信号を受信することにより妨害光発生の加入者装置を識
別することができる。
【0017】次に、光ブレーカ21〜28内部の動作を
図2を参照して説明する。図2は光ブレーカのブロック
図である。加入者装置からの光信号を2分岐する光カプ
ラ201と、一方の分岐光を妨害光の検出時間分だけ遅
延させる光遅延回路202と、他方の分岐光を電気信号
に変換するフォトダイオード204と、フォトダイオー
ド204の出力電流を増幅して電圧信号に変換するアン
プ205と、アンプ205の出力電圧を入力して基準値
以上の電圧を検出したとき検出信号を出力する高レベル
検出回路206と、アンプ205の出力電圧を入力して
主信号の高周波に対し直流を含む低周波でかつ所定値以
上のレベルを有する出力電圧を検出したときに検出信号
を出力する低周波検出回路20と、高レベル検出回路2
06の検出信号と低周波検出回路207の検出信号とを
加算するOR回路208と、主信号に対し充分低周波の
光信号を発生する低周波光信号発生器209と、光遅延
回路202の出力光と低周波光信号発生器209側の出
力光とを入力して正常時は光遅延回路202側の出力光
を出力し、OR回路208から検出信号が入力された時
は低周波光信号発生器209の出力光に切替えて出力す
る光スイッチ203とで構成している。
図2を参照して説明する。図2は光ブレーカのブロック
図である。加入者装置からの光信号を2分岐する光カプ
ラ201と、一方の分岐光を妨害光の検出時間分だけ遅
延させる光遅延回路202と、他方の分岐光を電気信号
に変換するフォトダイオード204と、フォトダイオー
ド204の出力電流を増幅して電圧信号に変換するアン
プ205と、アンプ205の出力電圧を入力して基準値
以上の電圧を検出したとき検出信号を出力する高レベル
検出回路206と、アンプ205の出力電圧を入力して
主信号の高周波に対し直流を含む低周波でかつ所定値以
上のレベルを有する出力電圧を検出したときに検出信号
を出力する低周波検出回路20と、高レベル検出回路2
06の検出信号と低周波検出回路207の検出信号とを
加算するOR回路208と、主信号に対し充分低周波の
光信号を発生する低周波光信号発生器209と、光遅延
回路202の出力光と低周波光信号発生器209側の出
力光とを入力して正常時は光遅延回路202側の出力光
を出力し、OR回路208から検出信号が入力された時
は低周波光信号発生器209の出力光に切替えて出力す
る光スイッチ203とで構成している。
【0018】次にこの光ブレーカの動作について説明す
る。加入者装置11〜18からの光信号は光カプラ20
1で2分岐され、一方の分岐光は光遅延回路202で遅
延を与えられて光スイッチ203に入力される。光カプ
ラ201の他方の分岐光は、フォトダイオード204で
電気信号に変換されてアンプ205に入力される。フォ
トダイオード204の出力する電気信号は微弱な電流で
あるのでこれを増幅して電圧信号に変換する。この電圧
信号は高レベル検出回路206と低周波検出回路207
とに入力され、この2つの検出回路で高レベルと低周波
とから主信号とは異なる妨害光が検出される。各検出信
号はOR回路208で一緒にされて光スイッチ203に
出力される。
る。加入者装置11〜18からの光信号は光カプラ20
1で2分岐され、一方の分岐光は光遅延回路202で遅
延を与えられて光スイッチ203に入力される。光カプ
ラ201の他方の分岐光は、フォトダイオード204で
電気信号に変換されてアンプ205に入力される。フォ
トダイオード204の出力する電気信号は微弱な電流で
あるのでこれを増幅して電圧信号に変換する。この電圧
信号は高レベル検出回路206と低周波検出回路207
とに入力され、この2つの検出回路で高レベルと低周波
とから主信号とは異なる妨害光が検出される。各検出信
号はOR回路208で一緒にされて光スイッチ203に
出力される。
【0019】光スイッチ203には光遅延回路202か
らの光信号とが入力されており、正常時は光遅延回路2
02からの光信号が出力されているが、妨害光が検出さ
れOR回路208からの検出信号が入力されると低周波
光信号に切り替わって出力される。妨害光の検出までに
は若干の時間がかかるのでこの検出時間分だけ光遅延回
路202で光信号に遅延を与え、妨害光が光スイッチ2
03の出力に一瞬漏れるのを防止している。
らの光信号とが入力されており、正常時は光遅延回路2
02からの光信号が出力されているが、妨害光が検出さ
れOR回路208からの検出信号が入力されると低周波
光信号に切り替わって出力される。妨害光の検出までに
は若干の時間がかかるのでこの検出時間分だけ光遅延回
路202で光信号に遅延を与え、妨害光が光スイッチ2
03の出力に一瞬漏れるのを防止している。
【0020】また低周波光信号発生器209の周波数は
各光ブレーカ毎に周波数を変えてあるので、局装置4側
でこの低周波光信号の周波数を検出することにより、直
ちに妨害光が挿入された加入者装置を認知することがで
きる。
各光ブレーカ毎に周波数を変えてあるので、局装置4側
でこの低周波光信号の周波数を検出することにより、直
ちに妨害光が挿入された加入者装置を認知することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光加入者シ
ステムは、加入者装置からの妨害光を光ブレーカにより
検出して当該回線を遮断させることにより、局装置にお
ける他加入者回線への妨害光により影響を完全に抑える
ことができる効果がある。
ステムは、加入者装置からの妨害光を光ブレーカにより
検出して当該回線を遮断させることにより、局装置にお
ける他加入者回線への妨害光により影響を完全に抑える
ことができる効果がある。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における光ブレーカのブロック図である。
【図3】従来の光加入者システム監視方式を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
11〜18 加入者装置 21〜28 光ブレーカ 3 多分岐形光カプラ 4 局装置 51〜58,6 光ファイバ 201 光カプラ 202 光遅延回路 203 光スイッチ 204 フォトダイオード 205 アンプ 206 高レベル検出回路 207 低周波検出回路 208 OR回路 209 低周波光信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−46298(JP,A) 特開 平7−231306(JP,A) 特開 平10−150415(JP,A) 特開 平7−87018(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 H04B 3/46 H04B 17/00
Claims (4)
- 【請求項1】 局装置が接続された光伝送路を多分岐形
光カプラにより複数の光分岐伝送路に分岐し各分岐光伝
送路の端末に加入者装置を接続し前記局装置と各前記加
入者装置との間で一芯双方向通信を行う光加入者システ
ムにおいて、前記多分岐形光カプラの各分岐光伝送路側
に前記加入者装置側から妨害光が挿入された場合にこの
妨害光を検出し検出された前記分岐光伝送路を遮断する
と同時に前記多分岐形光カプラ側即ち局装置側に対して
遮断を意味する低周波光信号を挿入する複数の光ブレー
カーと、前記局装置に前記低周波光信号を受信する受信
回路とを備えることを特徴とする光加入者システム。 - 【請求項2】 前記光ブレーカは、前記加入者装置側か
らの光信号を分岐するための光カプラと、分岐された一
方の光信号を電気信号に変換するフォトダイオードと、
この電気信号から妨害光を検出するための妨害光検出部
と、低周波光信号を発生する低周波光信号発生器と、前
記光カプラの他方の分岐光信号と前記低周波光信号とを
入力し常時は前記分岐光信号を出力し前記妨害光検出部
の検出信号が入力された時は前記低周波光信号を出力す
る光スイッチとを備えることを特徴とする請求項1記載
の光加入者システム。 - 【請求項3】 前記低周波光信号発生器は、各分岐光伝
送路毎に周波数を変えることを特徴とする請求項2記載
の光加入者システム。 - 【請求項4】 前記妨害光検出部は、入力光の高レベル
検出と通常の信号光以下の周波数検出とにより妨害光を
識別することを特徴とする請求項2あるいは3記載の光
加入者システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9107389A JP3056116B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 光加入者システム |
EP98107517A EP0874481A2 (en) | 1997-04-24 | 1998-04-24 | Optical subscriber network system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9107389A JP3056116B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 光加入者システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10303817A JPH10303817A (ja) | 1998-11-13 |
JP3056116B2 true JP3056116B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=14457900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9107389A Expired - Lifetime JP3056116B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 光加入者システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0874481A2 (ja) |
JP (1) | JP3056116B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4509398B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2010-07-21 | 三菱電機株式会社 | 光バースト送受信制御システムおよびその方法 |
TWI353741B (en) | 2007-10-31 | 2011-12-01 | Ind Tech Res Inst | Prevention of collision for time division multiple |
JP5123062B2 (ja) * | 2008-06-12 | 2013-01-16 | 株式会社日立製作所 | 光通信システム及び光集線装置 |
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