JPH05227098A - 光通信障害検出方法及びその方法を用いた光通信システム - Google Patents

光通信障害検出方法及びその方法を用いた光通信システム

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JPH05227098A
JPH05227098A JP4056936A JP5693692A JPH05227098A JP H05227098 A JPH05227098 A JP H05227098A JP 4056936 A JP4056936 A JP 4056936A JP 5693692 A JP5693692 A JP 5693692A JP H05227098 A JPH05227098 A JP H05227098A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信障害の発生時にも通信を確保できる光通
信障害検出方法及びその方法を用いた光通信システムを
提供する。 【構成】 光LANは、光伝送路100,101と、制
御ノード110,111と、ノード120〜126とを
中心に構成され、光伝送路100を主回線、光伝送路1
01を予備回線としている。光伝送路100の断線によ
る通信障害、中継増幅器150や各ノード120〜12
6の故障による通信障害が発生した場合、全ノードが主
回線から予備回線に切り換えて通信を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信障害対策の機能を
もつバス型光ローカルエリアネットワークなどの光通信
システム及び光通信障害検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バス型光ローカルエリアネットワ
ーク(以下、光LANと略称する)の一つとして、図7
に示すように、光伝送路(例えば、光ファイバ)70
0、多数のノード710〜716、光伝送路700に各
ノード710〜716を接続するためのフォトカプラ7
20,721及び中継光増幅器730などから構成され
るネットワークが知られている。
【0003】この種の光LANでは、ノード710〜7
16で通信を行う場合には、送信光信号として所定の多
重化方式(例えば、時分割多重、周波数ないし波長分割
多重、又は伝送路の共用制御方式の一つであるCSMA
/CDなど)を用いて、光伝送路上で互いの送信光信号
が衝突するのを防ぐように通信制御が行われる。例え
ば、ノード711からノード716へ送信するときに
は、ノード711は光伝送路700上で他のノードから
の光信号と衝突しないように制御されながら光信号を送
出する。その光信号は、フォトカプラ720で光伝送路
700に合流し中継光増幅器730で増幅されて、ノー
ド716に到達する。一方、ノード716からノード7
11へ送信するときには、上記と同様に衝突を起こさな
いように制御されながら光信号を送出し、その光信号
は、中継光増幅器730で増幅されフォトカプラ720
で分岐されて、ノード711に到達する。
【0004】このような一本の光伝送路にフォトカプラ
を介してノードが接続される光LANでは、いくつかの
通信障害の発生が予測しうる。即ち、( イ) 光伝送路の
切断などによる通信障害、( ロ) 光伝送路に接続された
中継器(例えば、光増幅器)などの故障による通信障
害、( ハ) ノード内の光送信器や光受信器などの故障に
よる通信障害が予測される。( イ) 又は( ロ) の通信障
害が発生すると、障害点を境に、障害点より遠方のノー
ドとは通信が不能となる。( ハ) の通信障害が発生する
と、当該ノードが通信不能となる。
【0005】ところで、リング型光LANでは、一般
に、上記のような通信障害の対策として、光伝送路(中
継器を含む)とノードとを二重化して通信障害の発生時
に主回線から予備回線に切り換える方法やループバック
法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、上記バス
型光LANでは、一般に、通信が行われていないときも
あって光信号が伝送路を常時伝送されているわけではな
いので、通信障害が発生したとしても、その通信障害に
よって光信号が伝送されていないのか、あるいは単なる
無通信状態なのかを判定することが困難であり、又全ノ
ードが通信障害の発生を認識することも困難である。そ
のため、バス型光LANには通信障害の発生時に全ノー
ドの通信を確保する方法がないという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、通信障害の発生時にも
通信を確保できる光通信障害検出方法及びそれの方法を
用いた光通信システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の要旨は、通信に使われる波長以外の波長の光信号を
光伝送路へ常に送出し、該光信号の光量の変化を監視し
て通信障害を検出する光通信障害検出方法にある。
【0009】又、通信に使われる波長以外の波長の光信
号を光伝送路へ常に送出する送出手段と、該信号の光量
の変化を監視して通信障害を検出する通信障害検出手段
とを備える光通信システムにある。
【0010】又、バス型光通信ネットワークないしロー
カルエリアネットワークにおいて、光伝送路の一方の端
のノードを含む少なくとも一つのノードが通信に使われ
る波長と異なる波長の光信号を送出し、各ノードが自ノ
ードの通信障害の発生時に該波長の光の光信号を送出又
は消光し、前記光伝送路の他方の端のノードを含む少な
くとも一つのノードが前記波長の光信号の受光レベルを
監視して回線の障害を検出することを特徴とするバス型
光通信ネットワークないしローカルエリアネットワーク
にある。
【0011】
【作用】上記構成の本発明によれば、例えば、バス型光
LANにおいて、光伝送路、中継光増幅器及びノードが
二重化されている。また、光伝送路は主回線と予備回線
との2回線で構成される。伝送路端部のノード(以下、
制御ノードという)が、他のノードから送信される通信
波長とは異なる波長の光信号(以下、回線監視光信号と
いう)を監視して、通信障害を検出する。そして、通信
障害を検出すると、上記通信波長及び回線監視波長とは
異なる波長の光信号を用いて回線の切り換えを全ノード
に指示する。すると、各ノードは主回線から予備回線に
切り換えて通信を続行する。
【0012】又、全ノードが制御ノードと同じ機能をも
つバス型光通信ネットワークないしLANでは、全ノー
ドが、回線の状態を監視し、通信障害の発生時には、回
線切り換え指示を行うと共に主回線から予備回線に切り
換えて通信を続行する。
【0013】
【実施例】図1は本発明を適用した光通信ローカルエリ
アネットワークの構成図、図2はノードの構成図であ
る。図示するように、光通信ローカルエリアネットワー
ク(以下、光LANと略称する)は、光ファイバの光伝
送路100,101と、光ファイバの伝送路100,1
01の両端に接続され回線監視信号及び回線切換信号を
送出する機能をもつ制御ノード110,111と、端末
(不図示)からの電気信号を光信号に変換して端末へ送
出する機能をもつノード120〜126と、制御ノード
110,111及びノード120〜126を光伝送路1
00,101に接続するためのフォトカプラ130〜1
36,140〜146と、伝送されてきた光信号を増幅
して中継する中継増幅器150,151とを主要部とし
て構成されている。この光LANでは、通常光伝送路1
00を主回線として通信が行われ、光伝送路101を予
備回線として通信障害時に備えている。
【0014】ノード120〜126は、端末からの電気
信号を任意の波長の光信号へ変換する光送信器(E/
O)210,211と、光伝送路100,101を伝送
されてきた光信号を電気信号へ変換し端末へ送る光受信
器(O/E)220〜223と、光LANの故障又は個
々のノード120〜126の故障による通信障害の発生
を検出し通信回線を主回線から予備回線へ切り換える通
信制御部230と、複数の波長の光信号を回線切換信号
とそれ以外の信号とに分離する分波器240,241
と、光送信器210,211からの光信号を光伝送路1
00,101へ送出し、又光伝送路100,101から
の光信号を分波器240,241へ伝達する分岐合流素
子250,251と、所望の波長の光信号を取り出す光
フィルタ260,261とを中心に構成されている。
【0015】本実施例の光LANでは、光送信器21
0,211は、例えば注入電流によって出力波長を選択
・変更できる分布帰還形(DFB)レーザ又はブラッグ
反射形(DBR)レーザで構成されている。分波器24
0,241には、光波長フィルタ(例えば、Applied Ph
ysics Letters 53(1),4 july 1988 に記載のもの)を用
いることができ、光フィルタ260,261には、DF
Bレーザなどを用いることができる。又、回線監視信号
として波長λAの光信号を、回線切換信号として波長λ
Bの光信号を、ノード間通信には波長λCの光信号を、
夫々用いる。尚、ノード間通信には複数の波長の光信号
を用いてもよい。
【0016】上記構成の光LANにおいては、光伝送路
100の断線による通信障害、中継増幅器150や各ノ
ード120〜126の故障による通信障害が発生した場
合、予備回線を使ってノード間の通信を確保する。
【0017】具体的には、制御ノード110が、波長λ
Aの連続光信号(例えば、CW光)を主回線及び予備回
線へ常時送出する。送出された光信号は、光伝送路10
0,101を伝送され中継増幅器150,151で増幅
されて、制御ノード111に到達する。又光信号の一部
は、各フォトカプラ130〜136で分岐されて夫々の
ノード120〜126に入力される。
【0018】一方、制御ノード111では、波長λAの
連続光信号を常に監視する。例えば、波長λAの連続光
信号の入力レベルが所定範囲内にあれば波長λBの連続
光信号(例えば、CW光)を光伝送路100及び101
へ送出し、上記入力レベルが所定範囲外にあれば上記送
出を停止する。この波長λBの連続光信号は、光伝送路
100,101を伝送され中継増幅器150,151で
増幅されて、制御ノード110に到達すると共に各フォ
トカプラ130〜136で分岐されて夫々のノード12
0〜126に入力される。ノード120〜126に入力
された波長λA及び波長λBの連続光信号は、分岐合流
素子250,251経て分波器240,241に入力さ
れ波長λBの光信号とそれ以外の波長の光信号に分離さ
れる。波長λBの光信号は、光受信器221,223に
入力されて電気信号に変換され、波長λAの光信号は、
光フィルタ260,261で除去される。
【0019】回線切換信号である波長λBの光信号は、
光受信器221,223で電気信号に変換され通信制御
部230に入力される。そのとき通信制御部230は、
主回線(光伝送路100)側から回線切換信号が入力さ
れているときには端末との回線を主回線に接続し、主回
線(光伝送路100)側には入力がなく予備回線(光伝
送路101)側から回線切換信号が入力されているとき
には端末との回線を主回線から予備回線に切り換えて接
続する。尚、光LANの各部がすべて正常であるときに
は、すべてのノード120〜126で端末との回線は主
回線に接続された状態であり、主回線を介してノード間
の通信が行われる。
【0020】次に、光LANにおけるノード間通信のプ
ロセスについて説明する。一例として、ノード121に
接続された端末(不図示)とノード126に接続された
端末(不図示)との間での通信を取り上げて説明する。
【0021】まず、ノード121から光信号を送出する
場合、光送信器210は所定の多重化方式によりノード
121の光信号と他のノードの光信号とが光伝送路10
0の上で衝突しないように通信を制御しながらノード1
21に接続される端末からの光信号を波長λCの光信号
に変換して送出する。この光信号は、分岐合流素子25
0を経てからフォトカプラ131を介して光伝送路10
0に送出され(制御ノード110と111との両方向へ
送出される)、そしてフォトカプラ136で分岐されノ
ード126に到達する。
【0022】ノード126には、ノード121からの波
長λCの光信号の他、波長λAの回線監視信号、波長λ
Bの回線切換信号又は他のノードからの別の波長の光信
号が入力される。これら入力光信号は、分岐合流器25
0を経て、分波器240に入力されて波長λBの回線切
換信号とその他光信号とに分離される。その他光信号は
光フィルタ260に入力され、そこでノード121から
の波長λCの光信号のみが取り出される。この波長λC
の光信号は、光受信器220で電気信号に変換されて通
信制御部230を経て端末へ伝達され、ノード121と
の間での通信が行われる。
【0023】一方、ノード126からノード121へ光
信号を送信する場合にも、上記と同様のプロセスで通信
が行われる。
【0024】尚、複数の波長の光信号を用いて通信を行
うときには、通信制御部230により光フィルタ260
を制御して所望の波長の光信号を取り出すように構成す
ればよい。
【0025】ここで、光伝送路100が切断されて通信
障害が発生したとする。例えば、フォトカプラ131と
132との間で光伝送路100が切断されたとする。こ
のとき、ノード120及び121には、制御ノード11
1から波長λBの光信号が到達しなくなる。すると、ノ
ード120,121においては、通信制御部230が通
信障害の発生と判定して主回線から予備回線に切り換え
る。又、制御ノード111は、制御ノード110から波
長λAの光信号が到達しないので、波長λBの連続光信
号の送出を停止し、各ノード120〜126は、夫々通
信障害と判定して主回線から予備回線に切り換えて通信
を行う。
【0026】このように光伝送路100の切断時には、
全ノード120〜126が主回線から予備回線に切り換
えて通信を行う。
【0027】又ここで、中継増幅器150が故障して通
信障害が発生したとする。このときは、中継増幅器15
0を通過した波長λAの光信号のレベルが、低下又は上
昇するので、そのレベル変動を常に監視している制御ノ
ード111は、そのレベルが所定範囲外にでると波長λ
Bの光信号の送出を停止する。すると、各ノード120
〜126は、夫々通信障害と判定して主回線から予備回
線に切り換えて通信を行う。
【0028】或いは、ここで、何れかのノード120〜
126が故障して通信障害が発生したとする。当該ノー
ドが、内部の故障(例えば、光送信器210,211を
構成する波長可変レーザダイオードの劣化や、光受信器
220〜223の誤り率劣化など)を検出したときに
は、光送信器210の送信した光信号を波長λAに変え
て送信する。すると、その光信号のレベルが上昇し、こ
のレベル上昇を制御ノード111が検出する。そして、
制御ノード111は波長λBの光信号の送出を停止し、
その結果、各ノード120〜126が、夫々通信障害と
判定して主回線から予備回線に切り換えて通信を行う。
【0029】このように、光LANにおいて通信障害が
発生したとき、全ノード120〜126が予備回線によ
り通信を確保する。予備回線を使った通信は、上述した
主回線による通信と同様である。
【0030】次に、第2実施例について説明する。本実
施例は光LANのシステム構成は第1実施例と同じであ
るが、ノードの内部構成が異なる。
【0031】図3は別構成のノードの構成図である。図
において、212,213は波長λAを送出する光送信
器、270,271は合流器である。尚、光送信器21
2,213及び合流器270,271以外の構成部分
は、図2と同じあり同じ参照番号が割り当てられてい
る。
【0032】本実施例のノードを構成部分とする光LA
Nでは、各ノードが自己の内部の故障を検出すると、光
送信器212,213からの波長λAの光信号を送出す
ることで、合流器270,271、分岐合流器250,
251を経て光伝送路100,101へ通信障害の発生
を他のノードへ知らせることができる。本実施例は第1
実施例と同様の効果を奏する。
【0033】尚、以下では、第1実施例と同じ構成のノ
ードをノードA、第2実施例と同じ構成のノードをノー
ドBという。
【0034】続いて、第3実施例について説明する。図
4は光LANの構成図である。
【0035】図示するように、本実施例の光LANで
は、単一の制御ノード111が光伝送路100,101
の一端に接続されると共に他端にはノードB120が接
続されている。更に光伝送路には、制御ノード111と
ノードB120との中間にノードA121〜126が接
続されている。
【0036】ノードBは、光伝送路100及び101の
端部に接続されることにより制御ノードと同様の機能を
もつことになり、その光送信器212,213から常に
波長λAの光信号を送出するようにしておき、自己の内
部で故障が起き通信障害が発生したときには、波長λA
の光信号の送出を停止する。後は第1実施例と同様に動
作する。
【0037】続いて、第4実施例について説明する。図
5は全ノードがノードBで構成され制御ノードが一つで
ある光LANの構成図である。本実施例では、第3実施
例と同様に、各ノードB120〜126は、その光送信
器212,213から波長λAの光信号を送出し、自己
の内部で故障が起きたときに上記光信号の送出を停止す
る。すると、制御ノード111は波長λAの光信号レベ
ルが低下したことを検出し、波長λBの光信号の送出を
停止して通信障害の発生を知らせる。
【0038】上記構成の光LANでは、ノードBの主回
線側と予備回線側との電源を別構成とすることによっ
て、電源遮断時にも波長λAの送出が停止され、従って
予備回線へに切り換えを行うことができる。
【0039】続いて更に、第5実施例について説明す
る。図6は全ノードがノードBで構成され制御ノードが
設けられていない光LANの構成図である。本実施例で
は、ノードB126が制御ノードと同様の機能をもって
いる。
【0040】つまり、その光送信器212,213から
は常に波長λAの光信号を送出する。分波器240,2
41は、波長λAの光信号を光受信器221,223へ
伝達すると共に、それ以外の波長の光信号を分離し光フ
ィルタ260,261へ伝達する。通信制御部230で
は、光受信器221,223が波長λAの光信号を受信
し、その受信レベルが所定範囲内であるときには光送信
器212,213から波長λBの光信号を送出し、上記
受信レベルが上記所定範囲外であるときには上記送信を
停止し、主回線から予備回線へ切り換えて通信を行う。
又ノードB126では、内部で故障が起きたときに上記
光信号の送出を停止し、主回線から予備回線に切り換え
て通信を行う。
【0041】他のノードB121,122,…では、夫
々の光送信器212,213から波長λAの光信号を常
に送出し、自己の内部で故障が起きたときに上記光信号
の送出を停止する。この後は、第4実施例と同様に動作
する。
【0042】最後に、第6実施例について説明する。本
実施例では光LANのシステム構成は、図6に示されて
いる第5実施例の光LANと同じであるが、全ノードB
120〜126が制御ノードと同様の機能をもってい
る。各ノードB120〜126では、常に波長λAの連
続光信号を送出すると共に波長λAの光信号を受信し、
その受信レベルが所定範囲内のときには波長λBの光信
号を送出し、上記受信レベルが上記所定範囲外のときに
は上記送信を停止し、主回線から予備回線へ切り換えて
通信を行う。更に、内部で故障が起きたときに上記光信
号の送出を停止し、主回線から予備回線に切り換えて通
信を行う。
【0043】本実施例では、全ノード120〜126が
通信障害の検出機能をもっているので、通信波長以外に
一波長のみで通信障害の検出及び回線切換を行うことが
できる。尚、第1〜第6の実施例では、中継増幅器が1
回線に1個配置されるように構成されているが、光伝送
路での光損失を補うのに必要なだけの中継増幅器を設け
ればよく、又光損失が良好な通信に影響がない程度に小
さければ設置しなくてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
例えば、バス型LANなどの光通信システムにおいて、
光伝送路、光増幅器及びノードを二重化し、通信を行う
ための波長以外に、別の波長である回線状態監視用の光
信号と、上記通信波長及び監視波長と異なる波長の回線
切換指示用の光信号とを用いて通信障害対策を行う。
【0045】従って、光伝送路、光増幅器及びノードの
何れに通信障害が発生してもノード間通信を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例及び第2実施例の光LANの構成図
である。
【図2】ノードAの構成図である。
【図3】ノードBの構成図である。
【図4】第3実施例の光LANの構成図である。
【図5】第4実施例の構成図である。
【図6】第5実施例及び第6実施例の光LANの構成図
である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
100,101 光伝送路 110,111 制御ノード 120〜126 ノード 130〜136 フォトカプラ 150,151 中継増幅器 210〜213 光送信器 220〜223 光受信器 230 通信制御部 240,241 分波器 250,251 分岐合流素子 260,261 光フィルタ 270,271 合流器
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7341−5K H04L 11/00 320

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信に使われる波長以外の波長の光信号
    を光伝送路へ常に送出し、該光信号の光量の変化を監視
    して通信障害を検出する光通信障害検出方法。
  2. 【請求項2】 通信に使われる波長以外の波長の光信号
    を光伝送路へ常に送出する送出手段と、該信号の光量の
    変化を監視して通信障害を検出する通信障害検出手段と
    を備える光通信システム。
  3. 【請求項3】 バス型光ローカルエリアネットワークに
    おいて、光伝送路の一方の端のノードを含む少なくとも
    一つのノードが通信に使われる波長と異なる波長の光信
    号を送出し、各ノードが自ノードの通信障害の発生時に
    該波長の光の光信号を送出又は消光し、前記光伝送路の
    他方の端のノードを含む少なくとも一つのノードが前記
    波長の光信号の受光レベルを監視して回線の障害を検出
    するバス型光ローカルエリアネットワーク。
  4. 【請求項4】 伝送路及びノードを二重化したバス型光
    ローカルエリアネットワークにおいて、通信に使われる
    波長以外の波長の光信号を光伝送路へ常に送出し該光信
    号の光量の変化を監視することで通信障害を検出するノ
    ードが、通信に使われる波長と異なる第3の波長の光信
    号を全ノードへ送出する第3波長光信号送出手段を備
    え、全ノードが該第3の波長の光信号に基づいて通信回
    線を主回線から予備回線へ切り換える回線切換手段を備
    えてなるバス型光ローカルエリアネットワーク。
  5. 【請求項5】 伝送路及びノードを二重化したバス型光
    ローカルエリアネットワークにおいて、全ノードが、通
    信に使われる波長と異なる第2の波長の光信号を送出す
    ると共に該第2の波長の入力光の受信レベルを監視して
    回線の障害を検出して主回線から予備回線へ切り換えて
    通信を行う回線切換手段を備えてなるバス型光ローカル
    エリアネットワーク。
  6. 【請求項6】 伝送路及びノードを二重化したバス型光
    ローカルエリアネットワークにおいて、前記伝送路の一
    方の端のノードは、通信に使われる波長以外の第2の波
    長の連続光信号を常に送出する送出手段を備え、前記伝
    送路の他方の端のノードは、前記第2の波長の連続光信
    号の受光レベルを検出して該受光レベルが所定範囲内に
    あるときには前記第2の波長と異なる第3の波長の連続
    光信号を送出し該受光レベルが該所定範囲外にあるとき
    には該第3の波長の連続光信号の送出を停止する送出制
    御手段を備え、前記一方の端及び他方の端のノード以外
    のノードは、前記第3の波長の連続光信号を検出し該連
    続光信号を受信しているときには主回線を使い受信して
    いないときには予備回線へ切り換え更に自ノードの故障
    による通信障害を検出して前記第2の波長の光信号を送
    出する回線切換手段を備えてなるバス型光ローカルエリ
    アネットワーク。
  7. 【請求項7】 伝送路及びノードを二重化したバス型光
    ローカルエリアネットワークにおいて、前記伝送路の一
    方の端のノードは、他のノードの送出している第2の波
    長の光信号の受光レベルを検出し該受光レベルが所定範
    囲内にあるときには前記第2の波長と異なる第3の波長
    の連続光信号を送出し該受光レベルが該所定範囲外にあ
    るときには該第3の波長の連続光信号の送出を停止する
    送出制御手段を備え、前記一方の端のノード以外のノー
    ドは、通信に使われる波長以外の第2の波長の連続光信
    号を送出すると共に前記第3の波長の連続光信号の受光
    レベルを検出し該連続光信号を受信しているときには主
    回線を使い受信していないときには予備回線へ切り換え
    更に自ノードの故障による通信障害を検出して前記第2
    の波長の光信号の送出を停止する回線切換手段を備えて
    なるバス型光ローカルエリアネットワーク。
  8. 【請求項8】 光伝送路及びノードを二重化したバス型
    光ローカルエリアネットワークにおいて、全ノードは、
    通信に使われる波長以外の波長の連続光信号を常に送出
    すると共に該波長の入力光の受光レベルを検出し該受光
    レベルが所定範囲内のときには主回線を使い所定範囲外
    のときには予備回線を使い更に自ノードの故障を検出し
    たときには前記波長の連続光信号の送出を停止すると共
    に自ノードを主回線から予備回線へ切り換える回線切換
    手段を備えてなるバス型光ローカルエリアネットワー
    ク。
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