JP2556045Y2 - 連続鋳造機のタンディッシュユティリティ供給装置 - Google Patents

連続鋳造機のタンディッシュユティリティ供給装置

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JP2556045Y2
JP2556045Y2 JP1992070424U JP7042492U JP2556045Y2 JP 2556045 Y2 JP2556045 Y2 JP 2556045Y2 JP 1992070424 U JP1992070424 U JP 1992070424U JP 7042492 U JP7042492 U JP 7042492U JP 2556045 Y2 JP2556045 Y2 JP 2556045Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、連続鋳造機のタンディ
ッシュおよびタンディッシュカーに必要な電流や冷却
水、アルゴンガス等のユティリティを供給するためのタ
ンディッシュユティリティ供給装置、特に、円形軌道上
を循環移動するタンディッシュに鋳込位置の手前から注
湯を開始する場合のタンディッシュ用ユティリティ供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造機において鋳型への溶鋼の鋳込
みは、レードルからの溶鋼を一旦タンディッシュで受
け、該タンディッシュ底部のノズル(浸漬ノズル)から
溶鋼流を一定に制御して鋳型に注入する。近年、タンデ
ィッシュの熱間使用や、鋳込位置の手前からタンディッ
シュへの溶鋼注入を行うプリフイリング方式の採用に伴
ない、タンディッシュ移動動作の円滑化およびタンディ
ッシュ再使用時の準備時間の短縮化のために、タンディ
ッシュを円形軌道に沿って循環させる構造の連続鋳造機
が出現している(例えば特公昭52−33049号公
報,特公昭53−40566号公報等)。タンディッシ
ュ熱間使用のためには常時タンディッシュ本体を水冷す
る必要があり、また円形軌道によるタンディッシュ循環
使用に際してその循環中にアルゴンガスをタンディッシ
ュ底部のノズルに供給して残滓などによるノズル詰まり
を防止することが要求される。円形軌道上を循環するタ
ンディッシュに冷却水やアルゴンガス等のユティリティ
を供給する方法としては従来、ホースリール等を用いて
機外の供給源からホースをタンディッシュに連結し、タ
ンディッシュの移動に伴なってホースを繰り出しつつユ
ティリティ供給を行っていた。
【0003】しかし円形軌道を旋回するタンディッシュ
にホースリールからのホースを連結してユティリティを
供給する方法では、タンディッシュが一定以下の円弧範
囲を往復動する場合は可撓性ホースの撓みやリールから
の繰り出しでユティリティの供給が可能であるが、タン
ディッシュが円形軌道を360゜以上回動する場合はホ
ースが捩れて供給が困難となる。これに対し、タンディ
ッシュの回転位置や回転量に関係なくレードルターレッ
トの回転軸を通してユティリティの供給が可能で、ま
た、タンディッシュまわりのスペースもコンパクトに構
成できるタンディッシュ用ユティリティ供給装置が提案
されている(実願平4−51376号明細書、図面)。
この装置によれば、レードルを保持して回転可能なレー
ドルターレットの回転軸の上下部に設けられたロータリ
ジョイントと、前記レードルターレットの上部ロータリ
ジョイントから前記タンディッシュカー上のタンディッ
シュまで達するように配設され、かつ該タンディッシュ
カーと共に旋回する中空のユティリティ供給アームと、
前記上下部のロータリジョイントを連通するように前記
回転軸内に設けられたユティリティ通路(配管)とを有
し、機外のユティリティ供給源が前記レードルターレッ
トの下部ロータリジョイントに連結されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した実願平4−5
1376号明細書、図面に示されるタンディッシュ用ユ
ティリティ供給装置では、タンディッシュカーがレード
ルターレットと共に一方向に連続して回転しても、タン
ディッシュカーの回動位置に関係なくタンディッシュカ
ー駆動用電流や各種の流体を随時有効に供給できる利点
はあるものの、タンディッシュカーの駆動電流やタンデ
ィッシュの鋳込み準備作業、鋳込み動作に必要なすべて
のユティリティをレードルターレットの回転軸を通して
上部の中空のユティリティ供給アームを介して供給する
ので、前記回転軸から前記供給アームに至る通路(配
管)構造が大がかりとなり、強度の点でも問題が生じ
る。また一部のユティリティ供給通路に支障が生じた場
合も通路全体を補修しなければならないといった不具合
があった。
【0005】本考案は、鋳込位置およびプリフイリング
でのみ必要なユティリティ、つまり副ユティリティをタ
ンディッシュカーの外側から個別に供給し、タンディッ
シュカーの循環移動その他鋳込み後のタンディッシュの
残滓排出などタンディッシュ全般の稼働に必要なユティ
リティ、即ち主ユティリティをレードルターレットの中
心側から供給するようにし、これによってレードルター
レット中心側のユティリティ供給通路構造の簡素化、補
修の容易化および設備費の低減化を図った連続鋳造機用
タンディッシュ用ユティリティ供給装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】本考案による連続鋳造
機のタンディッシュ用ユティリティ供給装置は、レード
ルを保持して回転可能なレードルターレットと、該レー
ドルターレットの回転中心を中心としてそのまわりを円
形レールに沿って旋回するタンディッシュカーと、前記
レードルターレットの回転軸からターレット腕部に沿っ
て配置された主ユティリティ供給系統と、前記タンディ
ッシュカーの移動路の外側に設けられた副ユティリティ
供給系統と、前記タンディッシュカーの移動路に沿って
その外側に配置された円弧レール上で鋳込位置とプリフ
イリング開始位置との間を往復移動するようになってお
り、かつ前記副ユティリティ供給系統からの副ユティリ
ティをタンディッシュに供給するユティリティ供給台車
と、該ユティリティ供給台車およびタンディッシュカー
に設けられたユティリティ供給管脱着装置とを有し、前
記ユティリティ供給台車は、プリフイリング開始位置で
前記タンディッシュカーに対してユティリティ供給管の
連結がなされ、この状態で該タンディッシュカーと共に
鋳込位置へ移動するようにしたものである。
【0007】
【実施例】次に、本考案を実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本考案の実施例によるタンディッシ
ュ用ユティリティ供給装置を設けた連続鋳造機のタンデ
ィッシュ循環部における概略的な平面図であり、図2は
図1の実施例のレードルターレットの旋回中心を通る垂
直断面図である。レードルターレット1は中心部の回転
軸2の直径方向両側部から一組の腕部3が延在し、その
先端にそれぞれレードル4,4aを保持して該回転軸の
まわりを回転駆動される。レードルターレット1の下方
で鋳造床5上に、前記回転軸2と同芯の2体の隔置され
た円形レール6が設置され、このレール6上をタンディ
ッシュ7を搭載したタンディッシュカー8が前記レード
ルターレット1の回転速度(角速度)と同じ速度で同方
向に回動するようになっている。ここでタンディッシュ
カー8はレードルターレット1に保持されたレードル4
に対峙するように位置合せされており、レードル4内の
溶鋼はレードル底部の浸漬ノズル9(図2)を通してタ
ンディッシュ7へ注湯される。なお図1ではタンディッ
シュ7およびタンディッシュカー8はレードルターレッ
ト1の一方のレードル4の下方にのみ図示されている
が、他方のレードル4aの下方のレール上にも同様に位
置合せして配置される。
【0008】円形レール6に沿って走行するタンディッ
シュカー8上のタンディッシュ7は、該レール6上の所
定箇所で鋳込位置Bに対峙し、この位置でタンディッシ
ュ底部の浸漬ノズル12(図2)を介して下方の鋳型1
3内に溶鋼の鋳込みが行われる。図1に示すように、鋳
込位置Bからレードルターレット1の旋回中心角で約9
0゜手前の位置をプリフイリング開始位置Aとし、この
プリフイリング開始位置Aから鋳込位置Bにわたって円
形レール6の外側に、図示しないプラズマトーチ台車の
走行レールが円形レール6と同芯状に設けられている。
プラズマトーチ台車はプラズマトーチを搭載してこの走
行レール上をプリフイリング開始位置Aから鋳込位置B
まで往復移動するが、往行時、即ち鋳込位置Bへ向って
移動するときはタンディッシュカー8と同速度(角速
度)で該タンディッシュカー8と一緒に移動するように
なっている。17はレードル操作デッキである。
【0009】図1に示すように、鋳造床5上には、円形
レール6の外側で、かつ該レール6と同芯状に、プリフ
イリング開始位置Aから鋳込位置Bまでのびるユティリ
ティ供給台車用レール15が敷設され、このレール15
上をユティリティ供給台車14が往復走行するようにな
っている。この実施例でユティリティ供給台車14は図
1,図3に示すように駆動モータ16を搭載した自走式
台車であり、またその上部に台車側ユティリティ供給管
脱着装置18が設けられている。一方、タンディッシュ
カー8には前記台車側ユティリティ供給管脱着装置18
と接続、離脱するタンディッシュカー側ユティリティ供
給管脱着装置19が設けられている。プリフイリング開
始位置Aおよび鋳込位置Bでのみ必要とする電流、流体
等のユティリティを供給するケーブルベア(ユティリテ
ィ供給管)31は一端が鋳造床5の適当な位置、例えば
プリフイリング開始位置Aと鋳込位置Bとの略中間位置
の供給台車用レール15の近くに固定され、他端は図2
に示すようにユティリティ供給台車14の外側部に装着
されている。
【0010】上述のようにプリフイリング開始位置Aお
よび鋳込位置Bで必要とするユティリティはケーブルベ
ア31およびユティリティ供給台車14を介してタンデ
ィッシュ7に導かれる。この場合の供給系統をここでは
副ユティリティ供給系統と称する。また、タンディッシ
ュカー8の循環移動その他鋳込み後のタンディッシュの
残滓排出などタンディッシュ全般の稼働に必要な電流、
流体等は、以下の如くレードルターレット1の回転軸2
を介して外部の主供給源(図示省略)から供給される。
この主供給源からの供給系統をここでは主ユティリティ
供給系統と称する。図2を参照すれば、まず、レードル
ターレット1の回転軸2上端には上部ロータリジョイン
ト10が設けられ、この上部ロータリジョイント10か
ら各タンディッシュカー8に立設した支柱20の上端ま
で中空のユティリティ供給アーム(供給部材)21が設
けられている。各ユティリティ供給アーム21の先端に
はその下方のタンディッシュ7まで垂下したユティリテ
ィ供給管(供給部材)22が連結されている。レードル
ターレット1の回転軸2の下端には下部ロータリジョイ
ント23が設けられ、この下部ロータリジョイント23
と前記上部ロータリジョイント10が回転軸2の内部を
通るユティリティ配管24によって連結されている。し
たがって下部ロータリジョイント23には機外の図示し
ないユティリティ主供給源がホースやケーブル等を介し
て連結されている。タンディッシュ7の全般の稼動に必
要な冷却水やアルゴンガス等のユティリティはタンディ
ッシュ7の動作中に前記ユティリティ主供給源から下部
ロータリジョイント23、ユティリティ配管24、上部
ロータリジョイント10、中空のユティリティ供給アー
ム21およびユティリティ注入管22を経てタンディッ
シュ7へ供給される。
【0011】回転軸2の上部、下部にはまたスリップリ
ング25,26が設けられ、タンディッシュカー8への
走行用電源あるいは制御信号等は機外電源あるいは制御
盤からこれらのスリップリング25,26を介し、さら
にレードルターレット1の支持台27とタンディッシュ
カー8との間に張り渡されたトロリー線28を介してタ
ンディッシュカー8へ供給される。
【0012】再び図1を参照すれば、溶鋼の入ったレー
ドル4がクレーン等で運ばれて来てレードルターレット
1の一方の腕部先端に保持され、プリフイリング開始位
置Aにもたらされる。このとき前記プラズマトーチ台車
およびユティリティ供給台車14はプリフイリング開始
位置Aに来ており、該位置Aにおいて台車側とタンディ
ッシュカー側ユティリティ供給管脱着装置18,19ど
おしが連結される。外部の副供給源(図示省略)からケ
ーブルベア31およびユティリティ供給台車14を介し
て必要なユティリティがプリフイリング開始位置Aのタ
ンディッシュ7に供給されると共に、レードル4からそ
の下方のタンディッシュカー8上のタンディッシュ7に
溶鋼の注入が開始され、同時にプラズマトーチによりタ
ンディッシュ内溶鋼が加熱されるとともにレードルター
レット1,タンディッシュカー8,ユティリティ供給台
車14およびプラズマトーチ台車が同時に起動され、同
速度で鋳込位置Bまで移動する。この移動中にもレード
ル4からの注湯、プリフイリングに必要なユティリティ
の供給、プラズマトーチによる溶鋼加熱が続けられ、タ
ンディッシュ7に溶鋼が所定量注湯された時点で鋳込位
置Bにて鋳型への鋳込みが開始される。鋳込開始後プラ
ズマトーチ台車は元のプリフイリング開始位置Aへ戻
る。また、鋳込位置でのユティリティの供給が終了した
後、ユティリティ供給台車側とタンディッシュカー側の
ユティリティ供給管脱着装置18,19が分離され、前
記ユティリティ供給台車14がプリフイリング開始位置
Aに戻る。
【0013】鋳込み中にレードル4が空になるとレード
ルターレット1を回動して空のレードル4をプリフイリ
ング開始位置Aと180゜反対側の退避位置Cに移動
し、予め溶鋼を充填した新しいレードルと交換される。
このレードル4の交換を数回繰返し、鋳込みを継続す
る。そして、継続鋳込みによってタンディッシュ7の保
持・点検が必要になると、タンディッシュカー8をレー
ドルターレット1と共に前述と同じ方向、即ち図1の矢
印方向へ退避させる。この時、さらに連続して鋳込みを
継続する場合、前記プリフイリング開始位置Aに新しい
タンディッシュ7を用意しておき、前記使用済タンディ
ッシュ7およびレードル4の退避と同時に予め鋳込位置
Bの反対側でレードルターレット1に載置された新しい
レードルをプリフイリング開始位置Aに回動し、ユティ
リティ供給台車とタンディッシュカーのユティリティ供
給管脱着装置18,19が接続され、再び前記したと同
様に新しいレードル4から新しいタンディッシュ7に注
湯を開始すると共に、注湯しながらレードル4とタンデ
ィッシュ7,ユティリティ供給台車14およびプラズマ
トーチを同期させて鋳込位置Bまで回動させ、鋳込位置
に到達したら直ちに鋳型13への鋳込みを開始すれば、
鋳型13内に鋳込まれた溶鋼がまだ残っているうちに引
続いて鋳込みが可能であり、連続した鋳込みができる。
また、タンディッシュ7の交換の際、一旦鋳込みを中断
する場合、使用済タンディッシュ7およびレードル4を
退避位置に退避させると共に、鋳型13に鋳込まれた溶
鋼は鋳片として一旦連続鋳造機外に引抜いてしまう。そ
して、次の鋳込みを行う時には、周知の方法で、鋳型側
では次の鋳込みのためにダミーバーの挿入,鋳型シール
等の鋳込準備が行われる。また、この鋳型側の鋳込準備
中にプリフイリング開始位置Aでは次の鋳込みに使用さ
れる新しいタンディッシュ7と予め溶鋼を充填したレー
ドル4が用意される。そして、次の鋳込みを開始する際
には、前記したと同様にプリフイリング開始位置Aから
タンディッシュへの溶鋼の注入および加熱が開始され、
鋳込位置Bへ回動される。そして、鋳込位置Bに到達し
たら直ちに鋳込作業が開始される。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、タ
ンディッシュがレードルターレットの回転中心と同心の
円形の軌道に沿って回転するようにした連続鋳造機にお
いて、タンディシュの稼働に必要な電流や冷却水、アル
ゴンガス、エア等のユティリティの供給を、プリフイリ
ングおよび鋳込み動作のみに必要とする副ユティリティ
供給系統と、それ以外のタンディッシュカーの駆動用電
流、各種信号あるいは鋳込み後の残滓排出用の流体等全
般の動作で必要とする主ユティリティ供給系統との2つ
の系統に供給経路を分けて供給するようにし、前者のプ
リフイリング位置と鋳込位置で必要とするユティリテ
ィをタンディッシュ回動路の外側から供給台車を介して
行う構造としたので、レードルターレットの回転軸側か
らの供給が少なくなり、前記回転軸およびその上端から
のびる供給アームの構造を簡素化でき、保守管理も容易
で、全体としてコスト低減を図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例によるタンディッシュユティ
リティ供給装置を設けた連続鋳造機の概略的な平面図で
ある。
【図2】図1の実施例におけるレードルターレットの旋
回中心で裁断した垂直断面図である。
【図3】本考案の実施例によるユティリティ供給台車の
概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 レードルターレット 2 回転軸 4,4a レードル 6 円形レール 7 タンディッシュ 8 タンディッシュカー 10 上部ロータリジョイント 14 ユティリティ供給台車 15 供給台車走行用レール 16 駆動モータ 18 供給台車側ユティリティ供給管脱着装置 19 タンディッシュカー側ユティリティ供給管脱着装
置 20 レードルターレット支柱 21 ユティリティ供給アーム 22 ユティリティ供給部材 23 下部ロータリジョイント 24 ユティリティ配管 25,26 スリップリング 27 レードルターレット支持台 28 トロリー線 30 巻取リール 31 ユティリティ供給管(ケーブルベア) A プリフイリング開始位置 B 鋳込位置 C 退避位置

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レードルを保持して回転可能なレードルタ
    ーレットと、該レードルターレットの回転中心を中心と
    してそのまわりを円形レールに沿って旋回するタンディ
    ッシュカーと、前記レードルターレットの回転軸からタ
    ーレット腕部に沿って配置された主ユティリティ供給系
    統と、前記タンディッシュカーの移動路の外側に設けら
    れた副ユティリティ供給系統と、前記タンディッシュカ
    ーの移動路に沿ってその外側に配置された円弧レール上
    鋳込位置とプリフイリング開始位置との間を往復移動
    するようになっており、かつ前記副ユティリティ供給系
    統からの副ユティリティをタンディッシュに供給する
    ティリティ供給台車と、該ユティリティ供給台車および
    タンディッシュカーに設けられたユティリティ供給管脱
    着装置とを有し、前記ユティリティ供給台車は、プリフ
    イリング開始位置で前記タンディッシュカーに対してユ
    ティリティ供給管の連結がなされ、この状態で該タンデ
    ィッシュカーと共に鋳込位置へ移動することを特徴とす
    る連続鋳造機のタンディッシュユティリティ供給装置。
  2. 【請求項2】レードルを保持して回転可能なレードルタ
    ーレットと、該レードルターレットの回転中心を中心と
    してそのまわりを円形レールに沿って旋回するタンディ
    ッシュカーと、前記レードルターレットの回転軸の上部
    および下部に設けられたロータリジョイントと、前記レ
    ードルターレットの上部ロータリジョイントから前記タ
    ンディッシュカー上のタンディッシュまで達するように
    配設されかつ該タンディッシュカーと共に旋回するユテ
    ィリティ供給部材と、前記上部と下部のロータリジョイ
    ントを連通するように前記回転軸に設けられたユティリ
    ティ配管とを有し、前記タンディッシュカーの駆動およ
    びタンディッシュ全般の稼働に必要なユティリティを供
    給する主ユティリティ供給源が前記レードルターレット
    の下部ロータリジョイントに連結され、鋳込位置および
    プリフイリング開始位置でのみ必要とするユティリティ
    を供給する副ユティリティ供給源が前記ユティリティ供
    給台車上のユティリティ供給管に連結されることを特徴
    とする請求項第1項に記載した連続鋳造機のタンディッ
    シュユティリティ供給装置。
JP1992070424U 1992-09-14 1992-09-14 連続鋳造機のタンディッシュユティリティ供給装置 Expired - Lifetime JP2556045Y2 (ja)

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JPH0829402B2 (ja) * 1987-03-05 1996-03-27 株式会社神戸製鋼所 連続鋳造方法
JP2503802Y2 (ja) * 1990-07-24 1996-07-03 株式会社神戸製鋼所 連鋳鋳込設備

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