JP2555105B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第4図、第5図、第6図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a)一実施例の説明(第2図、第3図) (b)他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 サーマルヘッド等の階調記録可能な印刷装置におい
て、印刷パルス幅を制御して濃度階調表現を行う印刷装
置に関し、 データ転送回数を減少しても、階調表現にリニアリテ
ィを持たせることを目的とし、 nビットの階調コードを各ビットに重み付けたパルス
幅の組合わせによるパルス幅の駆動信号に変換するデー
タ変換部と、該パルス幅の駆動信号に応じ印刷濃度を階
調変化させて印刷する印刷部とを含む印刷装置におい
て、該データ変換部は、該nビットの階調コードを下位
lビットと上位kビット(k+l=n)の2つの組に分
割し、且つ下位lビットの組に対し下位lビットの一番
小さい重い付けパルス幅を用い、上位kビットの組に対
し上位kビットの一番小さい重み付けパルス幅を用い、
該nビットの分割した中央から下位及び上位方向にデー
タを延ばすように割り付けた駆動信号に変換する濃度階
調制御手段を備えた。
て、印刷パルス幅を制御して濃度階調表現を行う印刷装
置に関し、 データ転送回数を減少しても、階調表現にリニアリテ
ィを持たせることを目的とし、 nビットの階調コードを各ビットに重み付けたパルス
幅の組合わせによるパルス幅の駆動信号に変換するデー
タ変換部と、該パルス幅の駆動信号に応じ印刷濃度を階
調変化させて印刷する印刷部とを含む印刷装置におい
て、該データ変換部は、該nビットの階調コードを下位
lビットと上位kビット(k+l=n)の2つの組に分
割し、且つ下位lビットの組に対し下位lビットの一番
小さい重い付けパルス幅を用い、上位kビットの組に対
し上位kビットの一番小さい重み付けパルス幅を用い、
該nビットの分割した中央から下位及び上位方向にデー
タを延ばすように割り付けた駆動信号に変換する濃度階
調制御手段を備えた。
本発明は、サーマルヘッド等の階調記録可能な印刷装
置において、印刷パルス幅を制御して濃度階調表現を行
う印刷装置に関する。
置において、印刷パルス幅を制御して濃度階調表現を行
う印刷装置に関する。
近年のグラフィック処理の進展により、その出力であ
る印刷装置にも印刷の濃淡に段階を付ける階調記録が求
められている。
る印刷装置にも印刷の濃淡に段階を付ける階調記録が求
められている。
このような階調記録装置として、サーマルプリンタ等
が用いられている。
が用いられている。
サーマルプリンタには、熱で変色する感熱記録紙に直
接サーマルヘッドを接触させ印刷する感熱記録方式と、
サーマルヘッドによりインクを加熱して溶融あるいは昇
華し、これを記録用紙に転写する熱転写記録方式があ
る。
接サーマルヘッドを接触させ印刷する感熱記録方式と、
サーマルヘッドによりインクを加熱して溶融あるいは昇
華し、これを記録用紙に転写する熱転写記録方式があ
る。
いずれにしても、階調記録するには、サーマルヘッド
の発熱素子の発熱エネルギーの高低により、印刷濃度の
制御を行う。
の発熱素子の発熱エネルギーの高低により、印刷濃度の
制御を行う。
係る階調記録において、階調表現にリニアリティを持
ち、且つ少ない印刷データの転送回数で濃度表現できる
ものが求められている。
ち、且つ少ない印刷データの転送回数で濃度表現できる
ものが求められている。
第4図はサーマルヘッドの説明図である。
第4図は、ライン記録タイプのサーマルヘッド1を示
しており、一列の発熱抵抗体(発熱素子)ra〜rmの一端
は電位源VHに共通接続され、他端は各々のドライバ(ゲ
ート)Ga〜Gmに接続される。各発熱素子ra〜rmの印字情
報(通電するかしないかを示すもの)は各発熱素子ra〜
rm対応に設けられたシフトレジスタ10(10a〜10m)の先
頭のシフトレジスタ10aに入力され、シフトクロックに
よって順次転送される。転送後、シフトレジスタ10a〜1
0mの印字情報をラッチクロックLSにより対応するラッチ
11(11a〜11m)に移し、ストローブ信号STによって、ド
ライバGa〜Gmのラッチ11a〜11mの内容に従って駆動する
ことにより、各発熱素子ra〜rmを印刷駆動する。
しており、一列の発熱抵抗体(発熱素子)ra〜rmの一端
は電位源VHに共通接続され、他端は各々のドライバ(ゲ
ート)Ga〜Gmに接続される。各発熱素子ra〜rmの印字情
報(通電するかしないかを示すもの)は各発熱素子ra〜
rm対応に設けられたシフトレジスタ10(10a〜10m)の先
頭のシフトレジスタ10aに入力され、シフトクロックに
よって順次転送される。転送後、シフトレジスタ10a〜1
0mの印字情報をラッチクロックLSにより対応するラッチ
11(11a〜11m)に移し、ストローブ信号STによって、ド
ライバGa〜Gmのラッチ11a〜11mの内容に従って駆動する
ことにより、各発熱素子ra〜rmを印刷駆動する。
従来の階調制御技術として、通電時間幅(印刷パルス
幅)を変化させる方式が、印加電流値を変化させる方式
に比し、安価でう且つ容易に実現できるため広く利用さ
れている。この時間幅の制御の方式として、従来第5図
と第6図に示すものが知られている。
幅)を変化させる方式が、印加電流値を変化させる方式
に比し、安価でう且つ容易に実現できるため広く利用さ
れている。この時間幅の制御の方式として、従来第5図
と第6図に示すものが知られている。
第5図に示す従来技術は、nビットの階調を2n回の印
刷パルスにより行うものである。
刷パルスにより行うものである。
例えば、n=4ビットの16階調の例では、1単位パル
ス幅(通電時間)をTとし、Tの幅のストローブ信号ST
を15回(2n−1)回繰り返す。
ス幅(通電時間)をTとし、Tの幅のストローブ信号ST
を15回(2n−1)回繰り返す。
これとともに各発熱素子ra〜rmのデータDATAを15回転
送する。即ち、4ビットの階調コードを15ビットの印刷
パルス信号に変換し、15階に分けてクロックCLとともに
転送する。
送する。即ち、4ビットの階調コードを15ビットの印刷
パルス信号に変換し、15階に分けてクロックCLとともに
転送する。
従って15回のデータ転送において、1回目だけを“1"
とし、後は“0"とすれば、時間Tだけの通電となり、階
調1がえられる。
とし、後は“0"とすれば、時間Tだけの通電となり、階
調1がえられる。
逆に15回全て“1"とすれば15T時間の通電となり、階
調15ガえられる。
調15ガえられる。
この方式は、nビットの階調に対し、2n-1回のデータ
転送を行うことによって各ストローブ信号(基準パル
ス)毎のオン/オフを制御するものである。
転送を行うことによって各ストローブ信号(基準パル
ス)毎のオン/オフを制御するものである。
即ち、nビット階調コードを(2n−1)ビットの印刷
データに変換するものである。
データに変換するものである。
一方、第6図のものは、nビットの階調をn回の重み
付けパルスを用いて行うものであり、例えば特許出願公
開昭57−57681号等において示されている。
付けパルスを用いて行うものであり、例えば特許出願公
開昭57−57681号等において示されている。
この方式は、nビットの階調コードに対し、各ビット
に対し重み付けしたパルス幅T、2T、4T、8Tのストロー
ブ信号STを用いるものである。
に対し重み付けしたパルス幅T、2T、4T、8Tのストロー
ブ信号STを用いるものである。
そして、nビットの階調コードをラッチ信号LSによっ
て各ビットづつn回転送することによってストローブ信
号STのオン/オフを制御するものである。
て各ビットづつn回転送することによってストローブ信
号STのオン/オフを制御するものである。
例えば、第6図(A)に示すようにn=4ビットの場
合には、基準パルス幅としてT、2T、4T、8Tのストロー
ブ信号STを用意し、4ビットの階調コードb0〜b3を、
b0、b1、b2、b3の順で4回転送すればよい。
合には、基準パルス幅としてT、2T、4T、8Tのストロー
ブ信号STを用意し、4ビットの階調コードb0〜b3を、
b0、b1、b2、b3の順で4回転送すればよい。
これによって、第6図(B)の如く、各階調コードに
応じた時間幅の通電が行われる。
応じた時間幅の通電が行われる。
従来の前者の方法では、階調コードを(2n−1)ビッ
トのデータに変換しているので、連続的な時間幅がとれ
る反面、1つの発熱素子当たり(2n−1)回のデータ転
送が必要となり、ドット数をmとするmビットのデータ
を(2n−1)回転送する必要があり、転送処理に要する
時間や回路構成が大となるという問題を生じていた。
トのデータに変換しているので、連続的な時間幅がとれ
る反面、1つの発熱素子当たり(2n−1)回のデータ転
送が必要となり、ドット数をmとするmビットのデータ
を(2n−1)回転送する必要があり、転送処理に要する
時間や回路構成が大となるという問題を生じていた。
一方、従来の後者の方法では、データ転送回数を減少
できるという利点がある反面、コードの組合わせによっ
てはパルス関にすき間ができる。
できるという利点がある反面、コードの組合わせによっ
てはパルス関にすき間ができる。
例えば第6図(B)では、階調5(階調コード1010)
では、時間T通電後、2T時間経過後4T通電し、階調10
(階調コード0101)では、2T時間通電後4T時間経過して
から8T時間通電する。
では、時間T通電後、2T時間経過後4T通電し、階調10
(階調コード0101)では、2T時間通電後4T時間経過して
から8T時間通電する。
このようなすき間が生じると、サーマルヘッドでは、
通電により加熱するが、通電を止めると急激に温度が下
がるため、実質的に希望の温度まで上昇せず、例えば、
階調10では温度が連続的な時間幅8T分、即ち階調8まで
しか達せず、階調に比例するリニアリティのある印刷濃
度がえられないという問題があった。
通電により加熱するが、通電を止めると急激に温度が下
がるため、実質的に希望の温度まで上昇せず、例えば、
階調10では温度が連続的な時間幅8T分、即ち階調8まで
しか達せず、階調に比例するリニアリティのある印刷濃
度がえられないという問題があった。
本発明はデータ転送回数を減少しても、階調表現にリ
ニアリティを持たせることのできる印刷装置を提供する
ことを目的とする。
ニアリティを持たせることのできる印刷装置を提供する
ことを目的とする。
第1図は本発明の原理説明図である。
第1図(A)中、第4図で示したものと同一のものは
同一の記号で示してあり、2はデータ変換部であり、n
ビット階調コードを各ビットに重み付けたパルス幅の組
合わせによる駆動信号に変換するものである。
同一の記号で示してあり、2はデータ変換部であり、n
ビット階調コードを各ビットに重み付けたパルス幅の組
合わせによる駆動信号に変換するものである。
データ変換部2は、第1図(B)に示すように、nビ
ットの階調コードを下位lビットと上位kビットとの2
つの組に分割し、下位lビットの組に対し下位lビット
の一番小さい重み付けパルス幅を用い、上位kビットの
組に対し上位kビットの一番小さい重み付けパルス幅を
用い、nビッの分割した中央から下位及び上位方向にデ
ータを延ばすように割り付けた駆動信号に変換する濃度
階調制御手段を備えたものである。
ットの階調コードを下位lビットと上位kビットとの2
つの組に分割し、下位lビットの組に対し下位lビット
の一番小さい重み付けパルス幅を用い、上位kビットの
組に対し上位kビットの一番小さい重み付けパルス幅を
用い、nビッの分割した中央から下位及び上位方向にデ
ータを延ばすように割り付けた駆動信号に変換する濃度
階調制御手段を備えたものである。
本発明では、重み付けパルス及びパターンデータを工
夫して、転送回数の減少と同時にリニアリティの改善を
図るものである。
夫して、転送回数の減少と同時にリニアリティの改善を
図るものである。
このため、第1図(B)に示すように、nビットの階
調に対し、下位lビットの上位kビットの2組に分割す
る。
調に対し、下位lビットの上位kビットの2組に分割す
る。
この各々のビットを重み付けパルス幅を下位lビット
の組では下位lビットの最小パルス幅(図ではT)単位
で、上位kビットの組では上位kビットの最小パルス幅
単位(図では8T)で、区分する。
の組では下位lビットの最小パルス幅(図ではT)単位
で、上位kビットの組では上位kビットの最小パルス幅
単位(図では8T)で、区分する。
そしてこの区分されたパルス幅単位にデータを割り付
ける時に、分割した中央から上位、下位へ向かって連続
するように割り付ける。
ける時に、分割した中央から上位、下位へ向かって連続
するように割り付ける。
例えば、n=6ビットの64階調の場合、下位3ビット
(b0〜b2)、上位3ビット(b3〜b5)の2組に分割し、
これらビットに重み付けられたパルス幅の基準を下位3
ビットではT、上位3ビットでは8Tとする。
(b0〜b2)、上位3ビット(b3〜b5)の2組に分割し、
これらビットに重み付けられたパルス幅の基準を下位3
ビットではT、上位3ビットでは8Tとする。
そして、データの割り付けは、パルス間にすき間を持
たせないように分割中央から上位及び下位へ向かってデ
ータがのびるようにする。
たせないように分割中央から上位及び下位へ向かってデ
ータがのびるようにする。
この例では、階調1は“00000010000000"、階調8は
“00000001000000"、階調18は“00000111000000"とな
る。
“00000001000000"、階調18は“00000111000000"とな
る。
即ち、データは、14ビットとなり、下位7ビットでは
7ビット目から1ビット目に向かって、上位7ビットで
は8ビット目から14ビット目に向かってデータがすき間
なく割り付けられる。
7ビット目から1ビット目に向かって、上位7ビットで
は8ビット目から14ビット目に向かってデータがすき間
なく割り付けられる。
このようにすれば、14回の転送で済み、しかもリニア
リティが損なわれない。
リティが損なわれない。
(a)一実施例の説明 第2図は本発明の一実施例構成図、第3図は第2図構
成の変換テーブルの構成図である。
成の変換テーブルの構成図である。
第2図(A)中、第1図及び第4図で示したものと同
一のものは同一の記号で示してある。
一のものは同一の記号で示してある。
3はインターフェースであり、ホスト又はコントロー
ラ等から1ライン毎に階調データをうけるもの、4はラ
インバッファであり、1ラインの各発熱素子ra〜rmの6
ビットの階調コードを格納しておくものである。
ラ等から1ライン毎に階調データをうけるもの、4はラ
インバッファであり、1ラインの各発熱素子ra〜rmの6
ビットの階調コードを格納しておくものである。
20は変換テーブル用ROM(リードオンリーメモリ)で
あり、各6ビットの階調コードに対する14ビットデータ
(パルス幅Tの7ビットデータとパルス幅8Tの7ビット
データ)が第3図の如く格納されているもの、21はビッ
ト変換回路であり、変換された14ビットデータの内1ビ
ット目から順次選択するもの、22はパルスパターンカウ
ンタであり、ビット変換回路22の選択すべきビット位置
を指定するもの、23は制御信号出力回路であり、シリア
ルクロックCL、ストローブ信号ST、ラッチLSを第4図の
ラインヘッド(印刷部)1に出力するもの、24は制御回
路であり、マイクロプロセッサ(MPU)で構成され、ラ
インバッファ4にアドレスを与えて各発熱素子ra〜rmの
階調データの読み出し制御をし、且つパルスパターンカ
ウンタ22、制御信号出力回路23の制御を行うものであ
り、パルスパターンを保持するレジスタ24aを有するも
の、25はタイマであり、制御回路(以下MPUと称す)24
の制御のため計時動作を行うものである。
あり、各6ビットの階調コードに対する14ビットデータ
(パルス幅Tの7ビットデータとパルス幅8Tの7ビット
データ)が第3図の如く格納されているもの、21はビッ
ト変換回路であり、変換された14ビットデータの内1ビ
ット目から順次選択するもの、22はパルスパターンカウ
ンタであり、ビット変換回路22の選択すべきビット位置
を指定するもの、23は制御信号出力回路であり、シリア
ルクロックCL、ストローブ信号ST、ラッチLSを第4図の
ラインヘッド(印刷部)1に出力するもの、24は制御回
路であり、マイクロプロセッサ(MPU)で構成され、ラ
インバッファ4にアドレスを与えて各発熱素子ra〜rmの
階調データの読み出し制御をし、且つパルスパターンカ
ウンタ22、制御信号出力回路23の制御を行うものであ
り、パルスパターンを保持するレジスタ24aを有するも
の、25はタイマであり、制御回路(以下MPUと称す)24
の制御のため計時動作を行うものである。
第3図に示すように、6ビットの階調データに対し、
下位3ビットb0〜b2の組は、重み付け1Tの7ビットのデ
ータb11〜b17に、上位3ビットの組b3〜b5は、重み付け
8Tの7ビットのデータb81〜b87の14ビットのデータに変
換される。
下位3ビットb0〜b2の組は、重み付け1Tの7ビットのデ
ータb11〜b17に、上位3ビットの組b3〜b5は、重み付け
8Tの7ビットのデータb81〜b87の14ビットのデータに変
換される。
即ち、6ビットの階調データを3ビットづつの2つの
組にわけて、組内で7ビットのデータとし、これをつな
ぎ合わせて14ビットとしている。
組にわけて、組内で7ビットのデータとし、これをつな
ぎ合わせて14ビットとしている。
この時、データパターンのとり方は、分割中心から
(図のb17、b81)から下位(b11方向)、上位(b87方
向)に向かってビット“1"が延びてゆくようなビットの
組合わせにする。
(図のb17、b81)から下位(b11方向)、上位(b87方
向)に向かってビット“1"が延びてゆくようなビットの
組合わせにする。
例えば、階調01は、中心のb17ビットのみ“1"とし、
階調02はビットb17、b16を“1"、以下同様に階調07はパ
ルス幅1Tのビットb17〜b11の全てを“1"とする。
階調02はビットb17、b16を“1"、以下同様に階調07はパ
ルス幅1Tのビットb17〜b11の全てを“1"とする。
同様に階調08は、ビットb81のみ“1"とし、階調09は
ビットb81とb17のみ“1"とし、以下同様である。
ビットb81とb17のみ“1"とし、以下同様である。
このようなデータパターンを割付けると、全ての階調
についてビットb11〜b87までのビット中の“1"は連続
し、すき間がなくなる。
についてビットb11〜b87までのビット中の“1"は連続
し、すき間がなくなる。
次に、第2図(B)を用いて動作を説明する。
ラインバッファ4に各発熱素子ra〜rmの6ビット階
調コードが格納され、印刷起動指令がMPU24に与えられ
ると、MPU24は、ラインバッファ4のアドレスを順次更
新し、各発熱素子ra〜rmの階調コードを読出し、変換テ
ーブル用ROM20で14ビットの変換データに変換され、ビ
ット変換回路21に入力される。
調コードが格納され、印刷起動指令がMPU24に与えられ
ると、MPU24は、ラインバッファ4のアドレスを順次更
新し、各発熱素子ra〜rmの階調コードを読出し、変換テ
ーブル用ROM20で14ビットの変換データに変換され、ビ
ット変換回路21に入力される。
レジスタ24aは、イニシャル時にパルスパターン
(1.1)(パルス幅1Tの1ビット目b11)に設定されてい
るので、パルスパターンカウンタ22はビット変換回路21
に14ビットのデータの内、ビットb11を選択するように
指示する。
(1.1)(パルス幅1Tの1ビット目b11)に設定されてい
るので、パルスパターンカウンタ22はビット変換回路21
に14ビットのデータの内、ビットb11を選択するように
指示する。
従って、ビット変換回路21は、順次入力される14ビッ
トの変換データの1ビット目b11をシリアル出力し、デ
ータDATAとしてラインヘッド1のシフトレジスタ10(第
4図)に入力する。
トの変換データの1ビット目b11をシリアル出力し、デ
ータDATAとしてラインヘッド1のシフトレジスタ10(第
4図)に入力する。
これとともに、ラインバッファ4のアドレス更新に同
期して制御信号出力回路23からシリアルクロックCLがラ
インヘッド1のシフトレジスタ10へ与えられる。
期して制御信号出力回路23からシリアルクロックCLがラ
インヘッド1のシフトレジスタ10へ与えられる。
1回目のデータ転送が終了すると、即ちラインバッ
ファ4の全てのアドレスの階調データが読出され、ライ
ンヘッド1の発熱素子数のビットb11が出力されると、M
PU24は出力回路23からラッチ信号LSを発生し、レジスタ
24aのパルスパターンより、時間Tのストローブ信号を
ラインヘッド1へ出力する。
ファ4の全てのアドレスの階調データが読出され、ライ
ンヘッド1の発熱素子数のビットb11が出力されると、M
PU24は出力回路23からラッチ信号LSを発生し、レジスタ
24aのパルスパターンより、時間Tのストローブ信号を
ラインヘッド1へ出力する。
次に、MPU24はパルスパターンカウンタ22を2ビッ
ト目b12選択に設定し、と同様に、ラインバッファ4
の各発熱素子ra〜rmの6ビト階調コードをアドレスを順
次更新して読出し、変換テーブル用ROM20で14ビットの
変換データに変換し、ビット変換回路21で2ビット目の
b12を選択し、シリアルクロックCLとともにラインヘッ
ド1へ送出する。
ト目b12選択に設定し、と同様に、ラインバッファ4
の各発熱素子ra〜rmの6ビト階調コードをアドレスを順
次更新して読出し、変換テーブル用ROM20で14ビットの
変換データに変換し、ビット変換回路21で2ビット目の
b12を選択し、シリアルクロックCLとともにラインヘッ
ド1へ送出する。
そして、2回目のデータ転送終了後、ラッチ信号LSを
発生し、時間Tのストローブ信号STをラインヘッド1へ
出力する。
発生し、時間Tのストローブ信号STをラインヘッド1へ
出力する。
これを7回目のデータ転送(パルスパターン1.7))
まで繰返される。
まで繰返される。
7回目のデータ転送終了後、レジスタ24aには、パ
ルスパターン(8.1)に更新される。
ルスパターン(8.1)に更新される。
これによって、ラインバッファ4から各発熱素子ra〜
rmの階調コードが読出され、変換テーブル用ROM20から
対応変換データが読出され、8ビット目のb81がシリア
ルデータとしてビット変換回路21へ、シリアルクロック
CLとともに、ラインヘッド1へ送出する。
rmの階調コードが読出され、変換テーブル用ROM20から
対応変換データが読出され、8ビット目のb81がシリア
ルデータとしてビット変換回路21へ、シリアルクロック
CLとともに、ラインヘッド1へ送出する。
そして、8回目のデータ転送後、ラッチ信号LSを発生
し、時間8Tのストローブ信号TSをラインヘッド1へ出力
する。
し、時間8Tのストローブ信号TSをラインヘッド1へ出力
する。
以下同様に、9回目、10回目…14回目のテータ転送
が行われ、1ラインの各ドットの濃淡記録が終了する。
が行われ、1ラインの各ドットの濃淡記録が終了する。
このようにして、6ビットの階調コードで、64階調に
対し14回のデータ転送で階調記録でき、且つパルス幅に
すき間がなく、連続しているので、リニアリティを保つ
濃度表現が可能となる。これを一般化すると、nビット
の階調コードに対し、転送回数は、 nが偶数の場合は 回に、 nが奇数の場合は 回となる。
対し14回のデータ転送で階調記録でき、且つパルス幅に
すき間がなく、連続しているので、リニアリティを保つ
濃度表現が可能となる。これを一般化すると、nビット
の階調コードに対し、転送回数は、 nが偶数の場合は 回に、 nが奇数の場合は 回となる。
(b)他の実施例の説明 上述の実施例では、nビットの階調コードに対し、l
=k=n/2ビットとして2組に分けているが、必ずしも
同一でなくてもよい。
=k=n/2ビットとして2組に分けているが、必ずしも
同一でなくてもよい。
又、サーマルヘッドについて説明したが、他の時間幅
によって濃淡記録できる印刷装置についても適用でき、
階調数も種々のものを用いることができる。
によって濃淡記録できる印刷装置についても適用でき、
階調数も種々のものを用いることができる。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
以上説明した様に、本発明によれば、濃度階調制御
を、少ないデータ転送回数でしかも濃度特性にリニアリ
ティを持たせることができるという効果を奏し、特にカ
ラー印刷等の多階調記録の正確さと容易さに寄与すると
ころが大きい。
を、少ないデータ転送回数でしかも濃度特性にリニアリ
ティを持たせることができるという効果を奏し、特にカ
ラー印刷等の多階調記録の正確さと容易さに寄与すると
ころが大きい。
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例説明図、 第3図は第2図構成の変換テーブルの構成図、 第4図はサーマルヘッドの説明図、 第5図及び第6図は従来技術の説明図である。 図中、1……印刷部(サーマルヘッド) 2……データ変換部。
Claims (1)
- 【請求項1】nビットの階調コードを各ビットに重み付
けたパルス幅の組合わせによるパルス幅の駆動信号に変
換するデータ変換部(2)と、該パルス幅の駆動信号に
応じ印刷濃度を階調変化させて印刷する印刷部(1)と
を含む印刷装置において、 該データ変換部(2)は、該nビットの階調コードを下
位lビットと上位kビット(k+l=n)の2つの組に
分割し、且つ下位lビットの組に対し下位lビットの一
番小さい重み付けパルス幅を用い、上位kビットの組に
対し上位kビットの一番小さい重み付けパルス幅を用
い、該nビットの分割した中央から下位及び上位方向に
データを延ばすように割り付けた駆動信号に変換する濃
度階調制御手段を備えていることを特徴とした印刷装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62286949A JP2555105B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62286949A JP2555105B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01128853A JPH01128853A (ja) | 1989-05-22 |
JP2555105B2 true JP2555105B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=17711039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62286949A Expired - Fee Related JP2555105B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555105B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6374664A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-05 | Sony Corp | 感熱ヘツドの駆動回路 |
JPS63108867A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-13 | Minolta Camera Co Ltd | 多階調熱転写記録方法及び装置 |
JP2517941B2 (ja) * | 1987-02-14 | 1996-07-24 | ソニー株式会社 | 感熱ヘツドの駆動制御装置 |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP62286949A patent/JP2555105B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01128853A (ja) | 1989-05-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |