JPS63108867A - 多階調熱転写記録方法及び装置 - Google Patents

多階調熱転写記録方法及び装置

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JPS63108867A
JPS63108867A JP61254447A JP25444786A JPS63108867A JP S63108867 A JPS63108867 A JP S63108867A JP 61254447 A JP61254447 A JP 61254447A JP 25444786 A JP25444786 A JP 25444786A JP S63108867 A JPS63108867 A JP S63108867A
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JP
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data
signal
gradation
recording head
significant bit
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JP61254447A
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Akihiko Konuma
小沼 明彦
Iwao Fujii
藤井 巌
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 意呈上至剋尻盆団 本発明は白黒及び中間調を含むディジタル階調データを
その階調数に比例した通電時間で発熱体を発熱させるこ
とにより記録する多階調熱転写記録方法及び装置に関し
、殊にディジタル階調データを記録ヘッドへ転送する時
間を短縮するための改良に関する。
l米重及玉 ディジタル階調データを印字するに際し、ディジタル階
調データを記録ヘッドに転送する必要があるが、その転
送方法として一般的なものは、特開昭57−48868
号公報に開示されているように単位通電時間の周期でデ
ータの階調数の回数だけ転送を行う方法である。
■が”しようとする5 占 しかしながら、この一般的手法であると、データの転送
に時間がかかり、特に階調数が多いとそれに比例して多
くの時間がかかるようになる。このように転送時間が多
くかかると、熱転写記録装置の印字速度がデータの転送
時間によって決まってしまい、高速印字には不向きであ
るという問題がある。
そこで、従来、データの転送時間を短縮する方法として
特開昭57−57682号公報に開示されたものがある
。この手段は、ディジタル階調データを各ディジット毎
に転送することを基本原理としているので、データ転送
の回数が少なくなり、従ってデータ転送時間も短縮でき
るのであるが、一方、発熱体の通電が連続的に行なわれ
ておらず、ゃ。ため、階−敗に対応した通電時間で通電
しても、途中、通電が途切れている間の発熱体の放熱に
よって、一部のデータ間において階調数の多いデータの
方が階調数の少ないデータよりも印字濃度が薄いといっ
た濃度の逆転現象が生じる。
本発明はこのような問題点に鑑み、データの転送時間が
短く、しかも記録に際して濃度の逆転が起こらない頗る
有用な多1@調熱転写記録方法および装置を提供するこ
とを目的としている。
。 占を ゛するための 上記目的を達成するために本発明に係る多階調熱転写記
録方法は、記録すべきディジタル階調データを2階調ず
つ記録ヘッドに転送すると共に、ディジタル階調データ
の階調数が奇数で2階調に満たない1階調分のデータが
あるときは該1階調分のデータをそのまま記録ヘッドに
転送し、前記2階調ずつ転送したデータを単位通電時間
の2倍の通電時間ずつ連続して記録し、また、2階調に
満たない1階分のデータは単位通電時間、前記2階調ず
つ転送したデータとともに連続して記録することを特徴
としている。
又、本発明に係る多階調熱転写記録装置は、記録ヘッド
と、記録すべきディタル階調データの最下位ビットを第
1の信号として出力する第1の信号発生手段と、最下位
ビットを除くディジタル階調データを2階調単位で判別
してデータが存在するとき第2の信号を出力する第2の
信号発生手段と、前記第1及び第2の信号を記録ヘッド
に転送する手段とを備え、前記記録ヘッドはこれらの信
号を受けて第1の信号を単位通電時間で、第2の信号を
単位通電時間の2倍の通電時間で連続して記録すること
を特徴としている。
昨−一一里 本発明によれば、記録すべきディジタル階調データを2
階調ずつ(階調数が奇数のときは2階調に満たない1階
調分はそのまま)記録ヘッドに転送するので、階調デー
タの記録ヘッドへの転送回数が少なく、従って転送時間
も短くて済む。。
また、記録ヘッドに取込まれたデータは連続的に記録に
供されるので、濃度の逆転は起こらずデ−タの階調数に
比例した濃度で記録できる。
去−施一斑 第1図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。記録へラド1は発熱体・駆動素子、1ライン分
のデータを保持するランチ及びシフトレジスタを含む、
記録ヘッド1にはデータ、クロック、ランチ信号及び4
つのストローブ信号が加えられている。データは、クロ
ックに同期し、て入力され、ランチ信号によりラッチさ
れる。そして、ストローブ信号を与えることにより、デ
ータの階調数に対応した通電時間で発熱体を通電させる
。この実施例では、記録ヘッド1は、5d。
t/mで総数1280ドツトの発熱体をもっており、こ
れを4分割し、夫々の分割部分にストローブ信号を与え
るようにしている。第1図中、ストローブが1〜4まで
記録ヘッドに加えられているのは、ヘッドの分割数に対
応するためである。
ラインバッファ部2は1ライン分のデータを記憶するメ
モリとアドレス、データ、制御の各信号を切り換えるマ
ルチプレクサから成る。マルチプレクサは外部から入力
されるアドレス、データ、制御の各信号とラインバッフ
ァ制御部3から入力されるアドレス及び制御信号及びデ
ータ処理部4へ出力するデータ信号と切り換える。ライ
ンバッファ部2に外部から入力されるデータは記録すべ
きディジタル階調データであり、このデータは記録材料
の濃度特性を考慮した階調数に予め処理されている。即
ち、例えば32階調のリニアな階調記録を行う場合にお
いて、記録材料の濃度特性が第8図に示すように濃度の
立ち上がりまでのエネルギーが6階調分必要であったと
すると、記録すべき階調データlは (但し、nは画像データ(記録材料の濃度特性を考慮し
ていない未処理データをいう。)の階調数である。) となる、つまり、l−0,7,8・・・37のデータを
記録することとなる。又、前記ラインバッファ部2には
プリントイネーブル信号も入力すれる。
この信号は1ラインのプリント中であることを示す信号
で、この信号がディスエーブルのときに1ライン分の紙
送りが行われる。プリントイネーブル信号がラインバッ
ファ部2に加えられることにより、マルチプレクサの切
り換えを行い、ディスエーブル時に外部から1ライン分
のデータを書き込み、イネーブル時にラインバッファ制
御部3の制御信号にもとづいてデータ処理部4ヘデータ
を出力する。
ラインバッファ制御部3にはデータスタート信号、プリ
ントイネーブル信号が入力され所定のタイミングでライ
ンバッファ部のアドレスやデータセレクト信号、ラッチ
信号をつくる。また発振器を含みクロックを発生してい
る。このクロックによりアドレス更新が行われる。デー
タスタート信号は記録ヘッド1へのデータ転送を行うタ
イミング用信号であり、ラッチ信号もこの信号からつ(
られている。
データ処理部4にはデータセレクト、う・ソチ、クロッ
クの各信号がラインバッファ制御部3から入力され、ま
たラインバッファ部2からデータが入力される。
ストローブ制御部5はプリントイネーブル信号、ラッチ
信号、データスタート信号から4つのストローブ信号を
つくり記録へラド1へ出力している。
このストローブ制御部5及び上記ラインバッファ制御部
3、データ処理部4の詳細な回路構成は後述する。
第2図にラインバッファ制御部3の詳細な回路を示す、
ラインバッファ制御部3はこの例では、ラッチ生成回路
31、クロック発生回路32、アドレスカウンタ33.
19分周回路34、ストローブブロックカウンタ35及
びアドレス演算回路36から成る。ランチ生成回路31
にはデータスタート信号が加えられ、この信号から偶数
番目のパルスを除去したデータスタートダッシュ信号及
びその信号の第1回目のパルスを除去したランチ信号を
出力する。データスタートダッシュ信号(以下、データ
スタート信号という。)及びうッチ信号の波形は第6図
に示されている。クロック発生回路32はデータスター
ト°信号が入力されると、4MHzのクロックを発生し
、これをアドレスカウンタ33とデータ処理部4及び記
録ヘッド1に入力している。アドレスカウンタ33は、
このクロックを受けてカウント値をアンプしていく、こ
のカウントアンプにともなし1やがてアドレス演算回路
36から320デコ一ド信号が発せられると、クロック
発生回路32がクロックを止める。これによってアドレ
スカウンタ33はリセットされ、次のデータスタート信
号がクロック発生回路32に入力されるのを待つ、つま
り、アドレスカウンタ33はデータスタート”信号が入
力されてからクロックに同期して0〜319のアドレス
を発生し、これをアドレス演算回路36に加える。19
分周回路34はデータスタート信号の第1回目のパルス
を除去したラッチ信号をカウントし、19回ラッチ信号
をカウントする毎にパルスを発生し、ストローブブロッ
クカウンタ35に入力している。19分周回路34の発
するパルスは第6図に19分周出力として示しである。
ストローブブロックカウンタ35はダウンカウンタであ
り、19回ラッチが入るごとに3−2→1→Oと変化す
る。アドレス演算回路36は(アドレスカウンタの値)
+(ストローブブロックカウンタの値”)X320の演
算処理を行い、この演算結果をラインバッファ部2のア
ドレス信号として出力する。つまりラインバッファ部2
のアドレスとして出力されるアドレス信号はまずプリン
トイネーブル信号が入力され、データスタート信号が入
力されるごとに960〜1279を19回、640〜9
59を19回、320〜639を19回、θ〜319を
19回順次出力することになる。即ち、アドレス信号は
、第6図のタイムチャートに示すデータスタート°信号
の1〜19.20〜38.39〜57.58〜76番目
においてそれぞれ960〜1279.640〜959,
320〜639.0〜319のアドレス値のものを19
回出力し、各アドレスに対応したデータがラインバッフ
ァ部2より読み出され、データ処理部4へ入力される。
このようにラインバッファ制御部3が同じアドレス値を
19回繰り返して出力するのは、最大37階調のデータ
を本発明では2階調ずつ記録ヘッドに転送するようにし
ていることと関連している。
データセレクト信号は19分周回路34のカウンタがゼ
ロ(リセット状態)であるとき出力される信号でデータ
処理部4で使われる。
尚、ラインバッファ制御部3の上記した各回路31〜3
6はプリントイネーブル信号がイネーブル状態のとき上
記した所定の動作を行い、プリントイネーブル信号がデ
ィスエーブル状態のとき、アドレスカウンタ33.19
分周回路34がリセットされ、ストローブブロックカウ
ンタ35が“3”にプリセントされる。
第3図にデータ処理部4の詳細な回路を示す。
データ処理部4は比較器41と、比較データカウンタ4
2とマルチプレクサ43とタイミング回路44とから成
る。比較器41は、ラインバッファ部2から送られてく
る6ビツトのディジタル階調データ(no〜D%)のう
ち最下位ビット(DO)を除くデータAと比較データカ
ウンタ42の出力するデータカウント値Bとを比較し、
A>Bのとき比較出力をマルチプレクサに与える。比較
器41で比較されるディジタル階調データは上記のよう
に最下位ビットD、を除いているので、階調データの階
調数が全部で37階調であると比較器42で比較データ
との比較に供されるデータ数はディジタル階調データの
Dlが最下位ビットとなるので、18になる。
比較データカウンタ42は既述したラインバッファ制御
部3から送られてくるラッチ信号をカウントアツプして
行く、このカウンタ42のカウント値はデータセレクト
信号が出力されなくなると(第6図中のデータセレクト
信号が立ち上がると)、リセットされる。
マルチプレクサ43は、データセレクト信号が出力され
ていないときに、ディジタル階調データ(D、〜D、s
 )のうち最下位ビットのデータ(D。)を取込みタイ
ミング回路44に出力する。マルチブレクサ43はこの
最下位ビットを取出す働きの他に、データセレクト信号
によって切り換えられ、該信号が出力されているとき比
較器41の比較出力を取込みタイミング回路44へ送出
する。
タイミング回路44は、マルチプレクサ43から送出さ
れる出力信号をクロックにタイミングを合わせて記録ヘ
ッドlに転送する。
データ処理部4におけるデータ処理動作はデータセレク
ト信号により2通りの動作が行われる。
まずデータセレクト信号が出力されていないときは、マ
ルチプレックサ43は最下位ビットD、のデータをその
まま出力する。これは、ラインバッファ制御部3から発
するアドレス信号によってラインバッファ部2の所定の
アドレス区間を19回繰り返し指定しデータの読出しを
行う場合の第1回目に対応し・ている、第2回目から第
19回目までのデータの読み出し期間においては、マル
チプレクサ43が切り換わって、比較器41の比較出力
を出力するようになる。このとき、比較データカウンタ
42はデータの読出しと同期してラッチ信号によりカウ
ントアツプされていく、第2回目のデータの読み出し時
においては比較データカウンタ42の出力は0なので、
ラインバッファ部2から読出された階調データ(D、〜
D、)が1以上ならば、比較器41より比較出力が出力
される。
以後、19回目のデータの読み出し時に至るまで順次比
較データカウンタ42をカウントアツプし、その都度、
ラインバッファ部2から読出された階調データ(DI−
Ds)と比較され、階調データ(D、−vDs )の方
が比較データより大のとき比較出力が発される。第19
回目のデータの読み出し時においては、比較データカウ
ンタ42のカウント値が“17”なので、階調データ(
D、 −D、)が18ならば比較出力が発される。ここ
で、階調データ(DI−Ds>は最下位ピッ)Dllを
除いたものであるため、その値が18ということは最下
位ビットD、まで含めた実際の階調データは37か38
の階調を持っている。
第4図にストローブ制御部5の詳細な回路を示す、スト
ローブ制御部5は、記録ヘッドへ入力したデータを適切
な位置で適切な電圧印加時間だけヘッドを駆動するよう
動作するもので、この例では20分周回路51、ストロ
ーブ位置カウンタ52、ストローブタイミング回路53
及びデコーダ54から成る。
20分周回路51はう、子信号をカウントし、カウント
値が20になれば1パルスを出力し、同時にリセットす
る。ストローブ位置カウンタ52は前記20分周回路5
1の出力パルスをカウントアツプし、そのカウント値を
デコーダ54に入力する。ストローブタイミング回路5
3はプリントイネーブル信号がディスエーブル状態のと
き、20分周出力によってリセットされ、また、このリ
セット状態のときにランチ信号が入力され、かつデータ
スタート信号が入力されるとセットされる。
デコーダ54は前記ストローブタイミング回路53から
出力されるストローブタイミング信号によってイネーブ
ルされ、ストローブ位置カウンタ52の出力を基として
ストローブ3〜0の各信号を作る。これらストローブ信
号3〜0及び20分周出力、ストローブタイミング信号
は第6図のタイムチャートに示されている。
記録ヘッド1は、データ処理部4のタイミング回路44
から送出されるデータ出力及び前記ストローブ信号3〜
0、ラッチ信号、クロックを受けて所定の記録ヘッド1
の分割部分をデータの階調数に対応した通過時間で駆動
する。適切な位置で記録ヘッド1の駆動が行われている
ことを示すために第5図のヘッドのシフトレジスタの概
念図を用いて説明する。タイミング回路44から出力さ
れたデータ信号はデータスタート信号が入るごとに32
0ドツト分ずつ記録ヘッド1に入力され、ラッチされて
からヘッドの駆動に供される。ストローブ3の区間(発
熱体が960〜1279までの分割部分に相当する。)
はシフトレジスタの最も入力側に位置しているので、入
力したデータが直ちに印字可能であり、データに対して
印字タイミングのずれはない、しかし、ストローブ2の
区間(発熱体が640〜959までの分割部分に相当す
る。)は、データを入力したすぐ次のラッチにおいては
まだストローブ3の区間にデータがあり、さらにもう1
回のデータ人力期間がすぎてラッチしてはじめて同区間
にデータが達するので、1ラッチ分ずらして印字する必
要がある。同様にストローブ1の区間(発熱体が320
〜639までの分割部分に相当する。)では2ラッチ分
、ストローブ0の区間(発熱体が1〜319までの分割
部分に相当する。)では3ラッチ分、印字タイミングが
ずれる。このずれ分はストローブ制御部5が、ストロー
ブ信号のタイミングを調整することにより補正される。
即ち、このことを第6図のタイムチャートによって説明
すると、先ず、データスタート°信号の1〜19の期間
にデータ処理部4から記録ヘッド1に転送されたデータ
信号は、それぞれが2〜20番目のデータスタート信号
のときにラッチされる。このラッチの後、1個のデータ
スタート信号が発されると、ストローブ3信号が21番
目のデータスタート信号が発されるまでの間記録ヘッド
1に加えられるので、前記データ信号に基づき960〜
1279番目の発熱体が印字を行う。次に、20〜38
番目のデータスタート信号の期間に記録ヘッド1に転送
されたデータ信号は、1つのデータスタート信号分ずれ
て22〜40番目のデータスタート信号が発されたとき
(このとき、データ信号はストローブ2の区間に達する
。)、ラッチされ、ランチ後の1個目のデータスタート
信号が発されたとき、立ち上がるストローブ2信号によ
って640〜959番目の発熱体にて印字される。更に
、39〜57番目のデータスタート信号は、2つのデー
タスタート信号分ずれて、42〜60番目のデータスタ
ート°信号が発されたとき、また58〜76番目のデー
タスタート信号の期間に転送されるデータ信号は、3つ
のデータスタート°信号分ずれて62〜80番目のデー
タスタート°信号が発されたときに夫々ラッチされ、ラ
ッチ後の1個目のデータスタート信号が発されたとき立
ち上がるストローブ1.0(8号によって、320〜6
39番目の発熱体又は1〜319番目の発熱体にて印字
される。各発熱体で印字に供されるデータ信号は、ディ
ジタル階調数に対応したパルス幅をもつパルスである。
第7図に各階1!(n−1〜31)に対応したデータ信
号の波形を示す、この図かられかるように先ず、記録す
べきディジタル階調データの階調数lが奇数のとき、最
初に最下位ビット(Do)のデータ(1階調分)が2番
目のデータスタート1信号のタイミングでラッチされ、
データスタート信号の一周期分の時間(単位通電時間)
印加される。続いて、2階調転送されてくるデータが3
番目以後のデータスタート“信号でラッチされ、単位時
間の2倍であるデータスタート°信号の周期分ずつ連続
して印加される。一方、記録すべきディジタル階調デー
タの階調数lが偶数のときは、最下位ビットのデータは
0であるから、2番目のデータスタート9信号では何ら
階調データがラッチされず、3番目以後のデータスター
ト1信号によって2階ずつ転送されてくるデータをラッ
チし、単位時間の2倍であるデータスタート°信号の周
期分ずつ連続して印加される8図中、1=1.8.9の
データ信号波形に破線で区切って記入している数字1.
2はヘッドに転送されてくるデータの階調数をしめす。
ここで、データ信号はl=1〜37の全てにおいて途中
で途切れたりしておらず連続している。、従って、発熱
体の通電も連続して行われ、階調数に比例した濃度で印
字が行われる。
又、記録ヘッドへのデータの転送は2階調分ずつ行われ
るので、1階調ずつ転送する従来方式に比べて転送回数
が約半分で済む。例えば、37階調のデータを印字する
場合であると、転送回数は19回ですむ。このため、そ
れだけ転送回数が短縮できて高速印字が可能となる。
第9図は上記した多段階調熱転写記録装置に適用する温
調回路を示している。温調はデータスタート信号の周期
を変えることにより可能である。
第9図の回路は、このデータスタート信号を変えるため
に、クロックの分周比nを温度信号に応じて可変するよ
うにしている。即ち、サーミスタ等の温度検知素子61
から得る温度信号をA/D変換器62でA/D変換して
後、マイクロプセッサ63に入力し、該マイクロブセッ
サ63において温度信号にもとすき適当な分周比nを求
め、クロック分周器64の分周比nを可変する。データ
スタート信号はクロックを分周したのとプリントイネー
ブル回路65から得られるプリントイネーブル信号の論
理和で得られるので、クロックの分周比nが可変するこ
とによって周期が変わり、これによって記録ヘッドの温
調が行われる。尚、クロックの分周比nは、クロックが
4MHzの周波1にテあるとき、n>160の範囲で適
宜の値を選択するようにすればよい。
尚、上記実施例では比較データカウンタ42をアップカ
ウンタで構成しているが、ダウンカウンタで構成できる
ことはいうまでもない、即ち、その場合には、データセ
レクト信号がLowのとき(出力されていないとき)比
較データカウンタ42に17をプリセットし、データセ
レクト信号がHighのとき(出力されているとき)、
ラッチ信号によりカウントダウンするように接続する。
このとき、データ取出手段の動作は次のようになる。
先ず、階調データ(D、〜Ds)が カウンタ値より大
きいときだけ、比較器41より比較出力を発する点は比
較データカウンタ42がアップカウンタの場合と同じで
ある。但し、比較器41において記録すべき階調データ
と比較される比較データは、17回繰り返すうちの1回
目は17.・・・18回目は0となる。19回目はデー
タセレクト信号がLowのためD6がそのまま出力され
る。
第10図にn==1〜31の階調データの取出しタイミ
ングを説明するタイムチャートを示す。図中のストロー
ブ信号は、プリントイネーブル信号がディスエーブル状
態のときと、20分周回路のカウンタから19のデコー
ド信号を取出してこの出力が出てデータスタート信号が
入ったときとにリセットされ、一方、20分周回路のカ
ウンタが1になるときにセットされる。
又、上記実施例のように、比較器41、比較データカウ
ンタ42、マルチプレクサ43を備えた構成としないで
も、階調データ自身を2階調ずつデクリメントし、最後
に残る最下位ビット分だけそのまま取出すデクリメント
構成で実施することもできる。
溌」庄Jと】二果 以上説明したように本発明によれば、ディジタル階調デ
ータを2階調ずつ(2階調に満たない1階調分はそのま
ま)記録ヘッドに転送するので、データ転送回数が約半
減し、それだけ転送時間が短縮できて高速印字が可能に
なると共に、転送されたデータのうち2階調ずつ転送さ
れたデータは単位通電時間の2倍の時間ずつ、連続して
、1階調の転送データは単位通電時間だけ、前記2階調
のデータと連続して発熱体に印加されるので、濃度の逆
転現象が起こることなくデータの階調数に比例した濃度
で印字できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す多階調熱転写記録装置
のブロック図、第2図乃至第4図は前記記録装置の各ブ
ロックの詳細な回路構成を示す図、第5図は記録ヘッド
に内蔵されているシフトレジスタを示す図、第6図及び
第7図は前記記録装置の動作を説明するためのタイムチ
ャート、第8図は記録材料の濃度特性を示す図、第9図
は上記記録装置の温調を行うための回路を示す図、第1
0図は比較データカウンタがダウンカウンタの場合のデ
ータ取出し動作を説明するための図である。 1・・・記録ヘッド、41・・・比較器、42・・・比
較データカウンタ、43・・・マルチプレクサ、44・
・・タイミング回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録すべきディジタル階調データの最下位ビット
    を第1の信号として出力するステップと、 最下位ビットを除くディジタル階調データを2階調単位
    で判別してデータが存在するとき第2の信号を出力する
    ステップと、 前記第1及び第2の信号を連続して記録ヘッドに転送す
    るステップと、 前記第1の信号に応じて記録ヘッドを単位時間だけ駆動
    するステップと、 前記第2の信号に応じて記録ヘッドを単位時間の2倍の
    時間駆動するステップとを含むことを特徴とする多階調
    熱転写記録方法。
  2. (2)記録ヘッドと、 記録すべきディタル階調データの最下位ビットを第1の
    信号として出力する第1の信号発生手段と、 最下位ビットを除くディジタル階調データを2階調単位
    で判別してデータが存在するとき第2の信号を出力する
    第2の信号発生手段と、 前記第1及び第2の信号を記録ヘッドに転送する手段と
    を備え、 前記記録ヘッドはこれらの信号を受けて第1の信号を単
    位通電時間で、第2の信号を単位通電時間の2倍の通電
    時間で連続して記録することを特徴とする多階調熱転写
    記録装置。
  3. (3)前記第2の信号発生手段が、2階調データずつ順
    次値を増加するアップカウンタからなる比較データ発生
    手段を備え、 最下位ビットを除くディジタル階調データと前記比較デ
    ータとを順次比較して、最下位ビットを除くディジタル
    階調データの方が大きい間、前記第2の信号を出力する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の多階
    調熱転写記録装置。
  4. (4)前記第2の信号発生手段が、所定のプリセット値
    から2階調データずつ順次値を減少するダウンカウンタ
    からなる比較データ発生手段を備え、最下位ビットを除
    くディジタル階調データと前記比較データとを順次比較
    して、最下位ビットを除くディジタル階調データの方が
    大きい間、前記第2の信号を出力することを特徴とする
    特許請求の範囲第(2)項記載の多階調熱転写記録装置
  5. (5)前記第2の信号発生手段が、ディジタル階調デー
    タ自体を2階調ずつデクリメントし、データが存在する
    間、前記第2の信号を出力することを特徴とする特許請
    求の範囲第(2)項記載の多階調熱転写記録装置。
JP61254447A 1986-10-24 1986-10-24 多階調熱転写記録方法及び装置 Pending JPS63108867A (ja)

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DE19873735964 DE3735964A1 (de) 1986-10-24 1987-10-23 Verfahren und vorrichtung zur mehrton-bildaufzeichnung mittels thermodruck

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