JP2554081Y2 - 電気接続箱の取付装置 - Google Patents

電気接続箱の取付装置

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JP2554081Y2
JP2554081Y2 JP1991053911U JP5391191U JP2554081Y2 JP 2554081 Y2 JP2554081 Y2 JP 2554081Y2 JP 1991053911 U JP1991053911 U JP 1991053911U JP 5391191 U JP5391191 U JP 5391191U JP 2554081 Y2 JP2554081 Y2 JP 2554081Y2
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JP
Japan
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bracket
lock arm
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junction box
flexible lock
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龍夫 福山
正美 坂元
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Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
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Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電気接続箱を車体両
側パネルのいずれかに取付けるための電気接続箱の取付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7、図8は、電気接続箱、例えばヒュ
ーズボックス、リレーボックス、電子回路ユニットを含
むジャンクションボックス等を示すもので、図7の電気
接続箱1Rは図9で示すように右ハンドル車用のもので
右側のダッシュサイドパネルに取付けられ、図8の電気
接続箱1Lは図10で示すように左ハンドル車用のもの
で左側のダッシュサイドパネルに取付けられている(類
似構造として、実開昭56−136426号公報)。こ
れら図7、図8の電気接続箱1R,1Lはほぼ同一構成
であるが、ダッシュサイドパネルの取付体であるブラケ
ット3R,3Lに差し込む、被取付体としての差込嵌合
体5R,5Lの向きがそれぞれ異なっているものであ
る。
【0003】ブラケット3R,3Lと差込嵌合体5R,
5Lとの具体的構造は類似構造として、前記公報に記載
された図11〜図13に示すものがある。すなわち、ブ
ラケット3R(3L)は車体パネル9に固定されてお
り、係止部としての係止孔11を有している。また、差
込嵌合体5R(5L)はブラケット3R(3L)への差
し込み方向一側に差し込み口13を有しており、内部に
差し込み方向に延設された可撓ロックアーム15が設け
られている。この可撓ロックアーム15には前記係止孔
11に係止させる係合部としての係合突起17が設けら
れている。そして、差込嵌合体5R(5L)を差し込み
口13からブラケット3R(3L)へ差し込めば可撓ロ
ックアーム15の撓みを介して係合突起17が係止孔1
1へ係止され、差し込み状態がロックされるようにな
る。
【0004】従って、右ハンドル車の場合は、右側のダ
ッシュサイドパネルのブラケット3Rに、電気接続箱1
Rの差込嵌合体5Rを差込嵌合させると共に、下端の取
付板7の穴7aにボルト(図示せず)を差し込んでダッ
シュサイドパネル側に締結すれば、電気接続箱1Rの取
付が完了する。また、左ハンドル車の場合は、左側のダ
ッシュサイドパネルのブラケット3Lに差込嵌合体5L
を差し込み、また取付板7を前記同様にボルト締結する
ことによりダッシュサイドパネルに取付けることができ
る。
【0005】こうして、電気接続箱1R,1Lは右ハン
ドル車用、左ハンドル車用のいずれの場合にも図9、図
10で示すように、ヒューズ取付部18を車室内側へ向
ける等前後の向きを同一にして取付け、配線上、メンテ
ナンス上等による取付け条件を同一にすることができる
ものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、差込嵌
合体5R,5Lの向きが右ハンドル車用、左ハンドル車
用によって異なるため、電気接続箱1R,1Lとしては
それぞれ専用のものを別々に設けなければならず、製造
上、部品管理上煩雑となり、コストアップの原因となっ
ていた。
【0007】そこでこの考案は、右ハンドル車用、左ハ
ンドル車用にかかわらず、いずれにも取付け可能にする
電気接続箱の取付装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの考案は、車体の左右両側パネルのいずれかに突設
され係止部を有する差し込み係合用の取付体と、前記左
右両側パネルのいずれかに取付ける電気接続箱に設けら
れ前記取付体に、差し込み口から差し込んで内部の可撓
ロックアームの係合部を前記係止部に係止させる被取付
体とを備え、前記被取付体の差し込み口を、前記可撓ロ
ックアームの両側に設け、前記取付体への、前記差し込
み口のいずれの側からの差し込み時にも、前記可撓ロッ
クアームの係合部が前記係止部に係合されるようにし
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】被取付体の差し込み口を可撓ロックアームの両
側に設けているので右ハンドル車用、左ハンドル車用の
いずれの場合にも、いずれかの差し込み口から取付体へ
差し込むことができ、この差し込みにより可撓ロックア
ームの係合部が取付体の係止部に係止される。しかも、
差し込み口は可撓ロックアームの両側にあり、その可撓
性に影響を与えないので、可撓ロックアームは充分な可
撓性を発揮でき係合、係止を完全に行なうことができ
る。
【0010】
【実施例】以下この考案の実施例を説明する。
【0011】図1は例えばヒューズボックス、リレーボ
ックス、電子回路ユニットを含むジャンクションボック
ス等の電気接続箱1の斜視図を示すもので、差し込み係
合用の取付体としてのブラケット19R,19Lに対
し、被取付体としての差込嵌合体21を一体に設けてい
る。
【0012】前記ブラケット19R,19Lは、左右両
方を図示しているが、実際には車体の左右両側パネルの
いずれかに突設されるもので、例えば図9、図10で説
明したように、右ハンドル車用の場合には右側のブラケ
ット19Rが右側のダッシュサイドパネルに突設され、
左ハンドル車用の場合には左側のブラケット19Lが左
側のダッシュサイドパネルに突設されるものとなる。こ
れらブラケット19R,19L自体は同一構成であり、
図1、図2のように幅方向両縁部23a,23bが立ち
上げられ、先端に弯曲した当接部25を有し、又係止部
としての係止孔26を有している。
【0013】前記差込嵌合体21は図3〜図6のように
形成されている。すなわち、ブラケット19R,19L
に対する差し込み方向において、差込嵌合体21には
述の可撓ロックアームの両側に差し込み口27R,27
Lが設けられ、その内部は差し込み口27R,27Lに
連通する空洞の嵌合部29となっている。差し込み口2
7R,27Lの上下は面取り31が施されている。ま
た、嵌合部29の上側には前記ブラケット19R,19
Lの縁部23a,23b、及び当接部25の挿入ガイド
溝33a,33bが設けられ、これら挿入ガイド溝33
a,33bは、両差し込み口27R,27Lに連続して
いる。嵌合部29の下側には、両差し込み口27R,2
7L側において複数のガイドブロック35a,35bが
設けられ、両差し込み口27R,27Lにおける両ガイ
ドブロック35a,35bは相互に所定の間隔を有して
いる。そして、このガイドブロック35a,35b間に
おいて、可撓ロックアーム37が、ブラケット19R,
19Lに対する差し込み方向に対し交差する前後方向に
延設されている。この可撓ロックアーム37は一端37
aが図4のように電気接続箱1に対し一体に設けられ、
他端37bは自由端となって差込嵌合体21から突出し
ている。さらに、可撓ロックアーム37には係合部とし
ての係合突起39が突設されている。
【0014】なお、図1のように電気接続箱1の下端に
は図7、図8と同様に穴7aを有した取付板7が突設さ
れている。
【0015】この電気接続箱1の取付に際しては、左右
いずれかのブラケット19L,19Rに取付けるもので
あるが、主に左側のブラケット19Lに取付けるものと
して説明する。
【0016】左側のブラケット19Lに対し差込嵌合体
21の差し込み口27Lを対向させ、そのまま差し込む
と当接部25は中央の挿入ガイド溝33aに入り、縁部
23a,23bは両側の挿入ガイド溝33bに入る。差
し込みを、進行させるとブラケット19Lの当接部25
が図5のように可撓ロックアーム37の係合突起39に
当接すると共に弯曲によって係合突起39を下方へ押圧
し、可撓ロックアーム37を下方へ撓める。さらに挿入
を進めると、ブラケット19Lの係止孔26へ可撓ロッ
クアーム37の係合突起39が図6のように係合し、ブ
ラケット19Lに対し差込嵌合体21が係止される。
【0017】電気接続箱1を右側のブラケット19Rに
取付けるときにも差込嵌合体21の右側の差し込み口2
7Rから右側のブラケット19Rに差し込むことにより
同様な作用により差込嵌合体21をブラケット19Rに
係止させることができる。
【0018】なお、下端の取付板7の穴7aに図示しな
いボルトを通してダッシュサイドパネル側に締結するこ
とにより電気接続箱1の取付が完了する。
【0019】電気接続箱1の取外しに際しては可撓ロッ
クアーム37の他端37bを下方へ押圧すればその撓み
によって係合突起39が係止孔26から離脱し、差込嵌
合体21をブラケット19R、あるいは19Lから引き
抜くことが可能となる。
【0020】このように右ハンドル車用、左ハンドル車
用のいずれのブラケット19R,19Lに対しても一種
類の電気接続箱1によって、ヒューズ取付部18を車室
内側へ向ける等前後の向きを同一の条件にして取付ける
ことができる。従って、電気接続箱としては右ハンドル
車、左ハンドル車のいずれの場合でも一種類のみ用意す
ればよく、製造上、部品管理上極めて容易となり、コス
トダウンを図ることができる。
【0021】
【考案の効果】以上より明らかなように、この考案の構
成によれば、左右いずれの取付体に対しても一種類の電
気接続箱で取付けを行うことができ、製造上、部品管理
上極めて容易となり、コストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかわる斜視図である。
【図2】ブラケットの正面図である。
【図3】差込嵌合体の拡大斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線の矢視断面図である。
【図5】図3のV−V線の矢視断面図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】従来例にかかわる斜視図である。
【図8】従来例にかかわる斜視図である。
【図9】従来例の取付状態にかかわる平面図である。
【図10】従来例の取付状態にかかわる平面図である。
【図11】従来例にかかわるブラケットと差込嵌合体と
の差込嵌合状態を示す断面図である。
【図12】従来例の差込嵌合体の断面図である。
【図13】従来例のブラケットの斜視図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱 19R ブラケット(取付体) 19L ブラケット(取付体) 21 差込嵌合体(被取付体) 26 係止孔(係止部) 27R 差し込み口 27L 差し込み口 37 可撓ロックアーム 39 係合突起(係止部)
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−149330(JP,U) 実開 平1−171518(JP,U) 実開 平3−104506(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の左右両側パネルのいずれかに突設
    され係止部を有する差し込み係合用の取付体と、前記左
    右両側パネルのいずれかに取付ける電気接続箱に設けら
    れ前記取付体に、差し込み口から差し込んで内部の可撓
    ロックアームの係合部を前記係止部に係止させる被取付
    体とを備え、前記被取付体の差し込み口を、前記可撓ロ
    ックアームの両側に設け、前記取付体への、前記差し込
    み口のいずれの側からの差し込み時にも、前記可撓ロッ
    クアームの係合部が前記係止部に係合されるようにし
    ことを特徴とする電気接続箱の取付装置。
JP1991053911U 1991-07-11 1991-07-11 電気接続箱の取付装置 Expired - Fee Related JP2554081Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0613556Y2 (ja) * 1988-05-18 1994-04-06 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JPH0533392Y2 (ja) * 1989-05-24 1993-08-25

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JPH059122U (ja) 1993-02-05

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