JP2553822B2 - パルスチューブ冷凍機 - Google Patents

パルスチューブ冷凍機

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JP2553822B2 JP6100877A JP10087794A JP2553822B2 JP 2553822 B2 JP2553822 B2 JP 2553822B2 JP 6100877 A JP6100877 A JP 6100877A JP 10087794 A JP10087794 A JP 10087794A JP 2553822 B2 JP2553822 B2 JP 2553822B2
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pressure gas
gas reservoir
low pressure
pulse
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス冷凍機に関し、特
にパルスチューブ冷凍機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パルスチューブ内でガスが膨脹し寒冷を
発生させるためには、振動するガスの圧力と体積変化と
の間に適当な時間的ずれ(位相)を生じさせる必要があ
る。このため、従来のオリフィスタイプのパルスチュー
ブ冷凍機は、主として高圧給気バルブ,低圧排気バル
ブ,再生用熱交換器,冷却器,冷凍熱交換器と層流化部
材を含み、かつパルスチューブの熱端(Hot end)に、
位相形成のためのオリフィスを設け、またガス溜め系統
を設けている。オリフィスの絞り作用により高圧ガスの
膨脹ワークは、熱として外部に散逸し、それによってパ
ルスチューブが冷凍効果を発揮する。この際、もしパル
スチューブの熱端に、この種の不可逆ロスが存在しない
場合、パルスチューブは寒冷を発生しない。しかし、パ
ルスチューブ冷凍機における単位質量気体の總(グロ
ス)冷凍発生量は非常に低く、従って理論効率が低い。
その原因は、高圧給気バルブが開いた時、不等圧ガスの
給気プロセスがある。これは一種の不可逆プロセスであ
る。また、低圧排気バルブが開いた時、不等圧排気プロ
セスがある。これも不可逆プロセスである。従って、必
然的に非常に大きい不可逆ロスを造成する。上記の2つ
のプロセスによりオリフィスパルスチューブ冷凍機の理
論寒冷発生効率は非常に低いものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、オリフィス
を用いて位相形成することにより寒冷を発生するタイプ
のパルスチューブ冷凍機では、オリフィスをガスが通過
する時に不可逆なロスが発生し、効率が悪い。しかし、
理想のサイクルの場合、理論寒冷発生効率は100%に
達する。パルスチューブを小寒冷発生量に使用する場
合、上記の欠点はとりわけ問題とはならないが、大寒冷
発生量を要求する場合、その欠点は顕著に表れる。
【0004】本発明は、従来のパルスチューブ寒冷機の
高,低圧給、排気時に発生する不可逆ロスを除き、等圧
膨脹の実現により最大の温度低下と単位寒冷発生量を得
ることによってパルスチューブ冷凍機の理論寒冷発生効
率の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のパルスチューブ冷凍機は、パルスチュー
ブ、層流化部材、高圧給気バルブと低圧排気バルブを備
えたパルスチューブ冷凍機であって、上記パルスチュー
ブの熱端に高圧ガス溜めと低圧ガス溜めを接続し、かつ
上記高、低圧ガス溜めとパルスチューブの間にバルブを
介装せしめるという構成をとる。
【0006】
【作用】本発明の上記目的は、従来のパルスチューブの
熱端(高温側)に一つの高圧ガス溜めと一つの低圧ガス
溜めを設けるとともに、高,低圧ガス溜めとパルスチュ
ーブとの間にバルブを介在させることによって達成され
る。
【0007】すなわち、オリフィスを用いて位相調整す
ることで寒冷を発生するタイプのパルスチューブ冷凍機
では、オリフィスをガスが通過する時に不可逆なロスが
発生し、効率が悪い。しかし、高圧用,低圧用のガス溜
めと、開閉バルブで構成される発明では、ガスの出入口
におけるロスが無く、パルスチューブ内でのガスの膨脹
時にすべてのエネルギーの変換が行われるので、理論効
率が100%である。
【0008】つぎに、実施例について説明する。
【0009】
【実施例1】図1において、パルスチューブ7の冷端
(低温側・ガスの入口側)71に蓋体4、層流化部材5
が配設されている。高圧給気バルブ1と低圧排気バルブ
2は、それぞれ高圧ガス源(図示せず)と連通する給気
管21と、低圧ガス源(図示せず)と連通する排気管2
2を介し、総管3を経て上記冷端71に連通されてい
る。給排気は、通常、回転バルブによって切換えられる
が、作業過程の説明の便宜上、給排気管のバルブ1,2
を分離式として示した。パルスチューブ7の熱端(高温
側)72に蓋体9と層流化部材8が配設されている。上
記熱端には高圧ガス溜め(バッファータンク)12と低
圧ガス溜め(バッファータンク)13がそれぞれ管1
1,14を介し、総管を経て連通されている。上記高圧
ガス溜め12とパルスチューブ熱端間の連接管11に高
圧ガス溜めバルブ10、また低圧ガス溜め13とパルス
チューブ熱端間の連接管14に低圧ガス溜めバルブ15
が配設されている。ここにおいて、高,低圧ガス溜めバ
ルブ10、15は分離式であるが、1つの回転バルブに
置き換えてもよい。図中の高,低圧ガス溜めの圧力と、
高,低圧ガス源の圧力は基本的に同一である。
【0010】高,低圧ガス溜め12,13を備えた上記
パルスチューブ冷凍機の作業過程は下記の通りである。
【0011】 給、排気バルブ1,2を閉め、また低
圧ガス溜めバルブ15も閉める。この時、パルスチュー
ブ7内は低圧ガス源と同一圧力となっている。次に高圧
ガス溜めバルブ10を開けると、高圧気体が高圧ガス溜
め12より、パルスチューブ7の熱端72に流れ込むの
で、パルスチューブ7内の気体圧力は高圧ガス溜めの圧
力近くまで上昇する。このパルスチューブの状態を図3
−に示す。図において、IVは高圧ガス溜めから導入さ
れた高圧ガス、II,III は低圧から高圧になったチュー
ブ7内のガスである。phはパルスチューブ内の高圧力
を示す。
【0012】 バルブ10を開けた状態で給気バルブ
1のみを開ける(その他のバルブは元のまま)。すると
高圧ガスが給気バルブ1よりパルスチューブ7の冷端に
流入する。高圧ガス源の圧力が高圧ガス溜めの圧力より
稍高いので、上記過程で上記パルスチューブ7の冷端
に流れ込んだ高圧ガス溜めのガスIV(図3−参照)は
ただちに高圧ガス溜め12内に戻される。この過程は基
本的には等圧給気過程であり、その気体分布は図3−
に示される。図3−において、Iは高圧ガス源からパ
ルスチューブ7内に導入された高圧ガスを示す。
【0013】 高圧ガス溜めバルブ10と給気バルブ
1を閉める(排気バルブ2は閉めたまま)、ついで低圧
ガス溜めバルブ15を開ける。するとパルスチューブ7
熱端のガスIII (図3−参照)が低圧ガス溜め13に
流入する(戻る)ので、パルスチューブ7内の圧力が低
圧ガス溜め13の圧力まで低下する。すなわち、上記過
程においてパルスチューブ7の冷端に入った高圧ガス
Iは、ガスIIと共に、低圧ガス溜め13の圧力まで膨脹
し、温度降下してパルスチューブ7の冷端側71を冷却
する。この過程の気体分布は図3−に示される。PL
はパルスチューブ内の低圧力を示す。
【0014】 低圧排気バルブ2を開ける(その他の
バルブは元のまま)と、上記過程においてパルスチュ
ーブ内で膨脹したガスIが、排気バルブ2を介して低圧
ガス源に排出され(図3−参照)、低圧ガス溜め13
の低圧ガスがパルスチューブ7に流入する。
【0015】図3に示すように、パルスチューブ7内の
気体は高圧ガス源気体ブロックIとパルスチューブ7内
においてガスピストンとして作用する気体ブロックII
と、低圧ガス溜め給気気体ブロックIII と、高圧ガス溜
め給気気体ブロックIVとに分割される。これ等は左より
右に順次配列され、作業過程によりパルスチューブ7か
ら流出したり、またはパルスチューブ7に流入する。作
業過程における初期の態様は、図3に示される。パルス
チューブ7内に気体ブロックII,III がある。過程の
後、気体ブロックIVはパルスチューブ7に流入し、該管
内の圧力がPhに上昇する。過程の後、高圧ガス源か
ら流入した気体ブロックIは気体ブロックIVをパルスチ
ューブ7外へ押し出す。その時パルスチューブ7内の圧
力は元通りPhである。過程において、低圧ガス溜め
給気気体ブロックIII は低圧ガス溜めに流れ戻り、パル
スチューブ7内の圧力がPLになる。過程において、
高圧ガス源給気気体ブロックIはパルスチューブ7外へ
押し出される。これで1サイクルの作業が終了する。
【0016】こうして1サイクルが終わり、ついで新た
に上記過程が始まる。このように循環してワークする
ので、高圧ガスは、不断に膨脹して低圧となる。気体の
パルスチューブ7内における熱伝導、混合と、流動によ
るロスとを考慮しない場合、高圧ガス溜め12内の圧力
は、高圧力ガス源の給気圧力に、また低圧ガス溜め13
内の圧力は、低圧ガス源の圧力にそれぞれ等しい。上記
パルスチューブ7の給、排気の全過程は等エントロピー
効率である。冷凍気体(高圧ガス)の膨脹ワーク(expa
nsion work)は不可逆のガス溜めのパルスチューブ7へ
の排気と、パルスチューブ7のガス溜めへの排気とによ
って熱に変換され大気中に放出される。すなわち、上記
のようにして1サイクルが終わると、結局、ガスIが高
圧ガス源から入りパルスチューブ7内で断熱膨脹し寒冷
を発生した後、低圧ガス源に排出されたことになる。ガ
スIIは常にパルスチューブ7内でガスピストンの役割を
演じ、III ,IVはそれぞれ各ガス溜め(バッファタン
ク)12,13から出入りしているだけである。
【0017】このように、ガスの出入りは全て可逆的に
ロス無く行われた状態で、ガスIの膨脹が行われた事に
なるので、この理論効率は100%となるわけである。
実際にはバルブを通過するガスのバルブ前後の圧力差が
零であることはありえないので、厳密に100%とはな
らないが、オリフィス型と比べて原理的にロスが無い。
【0018】なお、図1の連通管11,14とそれらに
取り付けられたバルブ10,15は冷却器としての効果
を有する。図中の高、低圧ガス溜め10,15は分離式
であるが、1個の2位置3通弁(Two position three-w
ay valve)に置き換えてもよい。バルブのタイプとして
電動バルブ、電磁バルブ、気動バルブまたは回転バルブ
などが挙げられる。
【0019】
【実施例2】パルスチューブの給、排気圧の比が高すぎ
るとき、図3の過程の気体ブロックの長さが大幅に増
大するとともに、過程の高圧ガスブロックIの体積も
大幅に増大する。過程の後、一部の膨脹後の高圧ガス
ブロックIが低圧ガス溜めに流入する。しかし低圧ガス
溜めが室温であるから、作業(working process)は予
期の効果が得られない。そのため、1または複数の圧力
不同の中圧ガス溜めを設けて解決しなければならない。
換言すれば、高、低圧ガスの圧力比を大きくすると、例
えば高圧のガスタンクから低圧のパルスチューブ内にガ
スを詰め込む時間が長くなり、実際のロスが増える事に
なる。そこで、図2のように中圧タンク18とバルブ1
7を加え、1サイクルの高圧、低圧の切り替えの途中に
中圧ガスの出入りを加えると、それぞれのガスの出入り
に要する時間を短縮することができる。この結果、ガス
ピストンが理想的に働き、ロスの増加を押さえる事がで
きる。
【0020】図2は、高,中,低圧ガス溜めを備えた他
の実施例の冷凍機の断面を示す。すなわち、図2の高,
低圧ガス溜めの間に1個の中圧ガス溜め18を増設した
もので、このガス溜め18の圧力は、高,低圧ガス溜め
の間の圧力に設定されている。上記ガス溜め18とパル
スチューブ7の間に接続管17とバルブ16が設けられ
ている。
【0021】以下に、上記中圧ガス溜めをさらに備えた
冷凍機の作業過程を説明する。
【0022】 給気バルブ1、排気バルブ2、低圧ガ
ス溜めバルブ15、高圧ガス溜めバルブ10を閉め、低
圧ガス溜めバルブ16のみを開ける。気体は中圧ガス溜
め18から中圧ガス溜めバルブ16を経てパルスチュー
ブ7の熱端に流入する。するとパルスチューブ内の圧力
が中圧ガス溜めの圧力まで上昇する。
【0023】 次に、中圧ガス溜めバルブ16を閉
め、高圧ガス溜めバルブ10を開ける(その他のバルブ
は元のまま)。すると、高圧ガス溜め12内の気体は、
高圧ガス溜めバルブ10を経てパルスチューブの熱端に
流入するので、パルスチューブ内の圧力が高圧ガス溜め
の圧力が高圧ガス溜めの圧力まで上昇する。
【0024】 給気バルブ1を開ける(その他のバル
ブは元のまま)。すると、高圧ガス源の気体が給気バル
ブ1を介しパルスチューブの冷端(低温側)に流入す
る。この時、過程において高圧ガス溜めからパルスチ
ューブに流入した気体はバルブ10を経て高圧ガス溜め
に流れ戻る。
【0025】 給気バルブ1と高圧ガス溜めバルブ1
0を閉め、中圧ガス溜めバルブ16を開ける(その他の
バルブは元のまま)。すると、過程において中圧ガス
溜めからパルスチューブに流入した気体は再びバルブ1
6を経て中圧ガス溜め18に流れ戻る。その結果、パル
スチューブ内の圧力は中圧ガス溜めの圧力まで加工する
と共に過程において高圧ガス源からパルスチューブの
冷端に流入しら気体が膨脹して中圧ガス溜めの圧力に達
し、温度が低下する。
【0026】 中圧ガス溜めバルブ16を閉め、低圧
ガス溜めバルブ15を開ける(その他のなるぶは元のま
ま)。すると、パルスの熱端の気体が低圧ガス溜め13
に流入する。その結果、パルスチューブ7内の圧力が低
圧ガス溜め13の圧力まで下降し、過程において高圧
ガス源からパルスチューブ冷端に流入した気体が更に膨
脹して低圧ガス溜めの圧力に達するので、温度が更に低
下する。
【0027】 排気バルブ2を開ける(その他のバル
ブは元のまま)。すると気体が低圧ガス溜め13から低
圧ガス溜めバルブ15を経てパルスチューブの熱端に流
入する。その結果、過程において高圧ガス源からパル
スチューブの冷端に流入した気体を排気バルブ2から排
出し、最初の状態に戻る(すなわち、1サイクルの作業
が終了する)。
【0028】このように、パルスチューブ冷凍機が周期
的に循環作業するので、高圧ガス源の気体が不断に(断
熱)膨脹し排気圧力になる。この際、流動摩擦、熱伝
導、気体のパルスチューブ内における混合ロスを考慮し
ない場合、全過程は等エントロピープロセスである。上
記過程の気体分布図は前記実施例1と原理的に同一であ
るから説明を省略する。
【0029】以上、高,中,低圧ガス溜めを例にマルチ
ガス溜めパルスチューブ冷凍機の作業過程について説明
した。
【0030】上記の実施例2において、圧力がなお十分
に高い場合、必要であれば高,低圧ガス溜めの間に圧力
不同のガス溜めをいくつか添設することができる。その
原理は上述と同様であるので、本発明の範囲に属する。
【0031】ガス溜めバルブは図面において分離式バル
ブを示したが、多位置多パス(multi-position multi-
pass)電動回転バルブを使用すれば、一つのバルブでも
って多岐管の制御ができるので作業が簡便となり、構造
も簡単になるので、より好ましい。
【0032】
【実施例3】図4に示すように、ガス溜め12,13,
18と連接管をそれぞれ長い細管40,41,42に置
き換え、単向バルブ46,47を介し、各細管の両端を
パルスチューブの熱端に接続せしめる構成をとることも
できる。この場合、各細管はガス溜めの働きをし、冷却
効果を発揮する。
【0033】
【実施例4】図5はパルスチューブを円周状に複数並
べ、開閉バルブをロータリーバルブ5’,16’で構成
した実施例を示す。この実施例では、熱端と冷端のバル
ブ5’,16’は一つのモーターの回転で開閉される。
すなわちこの実施例は、パルスチューブを複数にするこ
とで、装置をコンパクトにしたまま大流量(大容量)化
を図ったものである。より詳しく説明すると、図示のよ
うに、円筒状パルスチューブフレーム8’の周囲に一群
(複数)のパルスチューブ2’を配設する。各パルスチ
ューブ2’は中心軸18’を中心とし同一円周上に位置
している。各パルスチューブ群の断面は図8に示す通り
である。パルスチューブフレーム8’の上端面と回転ガ
ス溜め5’の下端面は気密状に摺接している。上記回転
ガス溜め5’の内部は、円周に沿ってそれぞれ2個の高
圧ガス溜め、2個の中圧ガス溜め、2個の低圧ガス溜め
に6分割され、各圧力のガス溜めは、それぞれ同じ圧力
のものごとに、ほぼ軸対称に位置決めされ、パイプで連
通されている。上記回転ガス溜め5’の摺接面(摺動係
合面)には図7に示すように、各ガス溜めの開口部10
1’,102’,103’…294’が設けられてあ
る。より詳しく述べると、高、中、低圧ガス溜め開口
は、順次、中圧ガス溜め出口281’、高圧ガス溜め出
口102’、高圧ガス溜め入口101’、中圧ガス溜め
入口284’、低圧ガス溜め入口294’、低圧ガス溜
め出口293’、中圧ガス溜め出口283’、高圧ガス
溜め出口104’、高圧ガス溜め入口103’、中圧ガ
ス溜め入口282’、低圧ガス溜め入口292’、低圧
ガス溜め出口291’という配列をとる。これ等の開口
部とパルスチューブ群の熱端とは、同一円周上に位置し
ている。操業時、各ガス溜めの開口部は、各パルスチュ
ーブ2’の熱端入口に対して図7の矢印方向に回転し、
順次連通する。開口部が所定のパルスチューブ2’と対
向した時、バルブが開弁したことに相当し、離れた時、
バルブが閉弁したことに相当する。パルスチューブフレ
ーム8’は固定不動である。回転ガス溜め5’とパルス
チューブフレーム8’の軸18’はキー6’を介し一体
に連結されている。パルスチューブフレーム8’の下端
面と吸、排気回転バルブコア16’の上端面は摺接して
いる。上記回転バルブコア16’もキー17’を介し、
電動機26’で駆動される回転軸18’と一体的に連結
されている。従って、回転ガス溜め5’と回転バルブコ
ア16’は回転軸18’の回転に伴って回転する。上記
バルブコア16’の上端面には、図6に示すように、高
圧吸気孔32’,33’と低圧排気孔47’,48’が
軸対称で設けられている。これらの高圧吸気孔32’,
33’,47’,48’はパルスチューブの群の冷端入
口に対して回転し順次連通する。すなわち、高圧吸気孔
32’,33’は、図5に示す高圧ガス通路12’に連
通し、低圧排気孔47’,48’は上記バルブコア1
6’内に設けられ、図6に点線で示される低圧排気路に
連通する。この低圧排気路は図5に示す低圧低温室2
2’に連通する。より詳しく述べると、回転バルブコア
16’内部の高圧ガス通路12’は、回転軸心孔19’
より2つに分岐し所定のパルスチューブ2’の冷端に連
通する。上記2つの高圧ガス通路12’の形状、断面は
同一である。回転バルブコア16’と冷端の壁14’と
の間に低温低圧室22’が形成されている。回転バルブ
コア16’の端面の高圧吸気孔32’,33’と低圧排
気孔47’,48’の位置は図6に示す通りである。そ
れ等は同一円周上にあり、90度間隔で配設されてい
る。上記高圧吸気孔32’,33’と低圧吸気孔4
7’,48’はそれぞれ1個づつ設けられ、相互に18
0度間隔で、つまり対向位置に位置決めされてもよい。
図6において、低圧排気路は点線で示され、両側壁を貫
通して低圧低温室22’と連通した後、更に低圧低温室
22’の壁孔15’を経て低圧ガス源(図示せず)に連
通する。回転バルブコア16’の中空回転軸45’と冷
端の壁14’との間に密封シール20’が設けられ、高
圧ガスが低圧低温室22’へ漏れないようにしている。
また、回転軸18’と、パルスチューブフレーム8’と
の間に気密シール23’が設けられ、これによって低温
側と高温側の気体の連通を遮断する。回転ガス溜め5’
の外周には、高温側の気体を密封するカバー4’がパル
スチューブフレーム8’上に取り付けられている。
【0034】回転ガス溜め5に設けられた各ガス溜め入
口,出口101’,102’,103’…294’と、
回転バルブコア16’に設けられた各気孔32’,3
3’,47’,48’との相互の位置関係は図6、図7
に示す位置関係に設定される。
【0035】そして、回転軸18’を回転させ、それに
よって回転ガス溜め5’および回転バルブコア16’
を、固定状態のパルスチューブ2’群に対して回転さ
せ、ガス溜め5’の入口,出口、101’,102’,
103’…294’と、回転バルブコア16’の気孔3
2’,33’,47’,48’とを順次連通させること
により、高圧ガスを、順次パルスチューブ2’内で断熱
膨脹させ、寒冷を発生させる。この過程を、それぞれ1
個のパルスチューブ2’についてみてみると、実施例2
の過程〜と同じとなる。この実施例では、複数のパ
ルスチューブ2’について、回転ガス溜め5’および回
転バルブコア16’の回転により、連続的に順次上記過
程〜が生じるため、コンパクトな装置で大量の寒冷
を発生させることができる。
【0036】上記の回転ガス溜め5’と回転バルブコア
16’のガス孔の位置は、パルスチューブの作業(ワー
ク)工程によって設定され、相互に一定の配置関係があ
る。これは当業者の容易に実施できるものである。組み
立ての時、図中の孔32’と孔101’は同一位相に配
置される。図6,図7に示された孔および開口は1周回
転する毎に2サイクル完了する。
【0037】
【実施例5】細いパルスチューブは効率が比較的に高い
ので、図8に示すパルスチューブ2’に代えて図9に示
すようなパルスチューブ51’を用いてもよい。すなわ
ち、図9のものは、管径の極めて小さいパルスチューブ
51’を円環状に密接状に配列させた構成とし、かつ円
環の幅と前記の高,低圧吸排気孔の孔径に相当せしめて
いる。すなわち、本来、太いパルスチューブによって占
められている環状空間に、上記図9のものを嵌装する。
この細管は直径1〜4mmの如き細いものを採用でき
る。52’は環状空間における連接リブを示す。
【0038】なお、上記実施例4の回転式パルスチュー
ブ冷凍機は、ガス溜めとバルブコアが相対的に固定され
た回転式パルスチューブ組であろうと、またはパルスチ
ューブ組が固定でガス溜めとバルブコアが回転するもの
であろうと、要は相対的運動をするものであれば何れも
同様の目的を達成し得る。後者の原理と構造は類似であ
るので詳しい説明を省略する。また、上記実施例4の軸
承24’,25’は電磁軸承を使用することができる。
この場合、油による汚染問題を回避することができる。
また高圧ガス吸気口、低圧ガス排気孔及び各ガス溜め開
口の位置を改変すれば、さらにG−Mサイクルの実現が
可能となる。
【0039】上記実施例4の回転式パルスチューブ冷凍
機の各パルスチューブは交替的に吸気するので、全体的
に言えば、ガスは中断することなく吸気し、連続的に膨
脹して寒冷を発生する状態にある。吸気が連続であるか
ら単一パルスチューブに較べ寒冷発生量が大幅に向上す
る。上記記載の高圧ガス吸気口、低圧ガス排気口、各ガ
ス溜め開口とパルスチューブ口の摺動開閉方式によれば
死容積を大幅に減少できるのでパルスチューブの効率が
向上する。さらには、複数のパルスチューブがガス溜め
と回転バブルコアを共用するので装置の体積の増加が少
なく、かつパルスチューブの長さが熱分離器のそれに比
し極端に短いので、体積が小さくコンパクトになる。ま
た、パルスチューブの吸気速度は熱分離器に比し低い。
これは正に寒冷発生量を必要とする多くの場合に適合
し、寒冷発生量の選択範囲を拡大し得る。さらには、上
記実施例4のパルスチューブ冷凍機(寒冷発生機)は騒
音発生量が小であり、かつ理論効率が100%に達する
ので、従来のパルスチューブ冷凍機と熱分離器の優点を
兼ね備え、両者の欠点のないものである。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は、パルスチュー
ブの熱端に高圧用、低圧用それぞれのガス溜め(バッフ
ァータンク)と開閉バルブを設け、その開閉タイミング
を冷端(ガスの入り口側)の高圧、低圧用開閉バルブと
適当な位相で連動させることで、ガスの断熱膨脹による
寒冷の発生を効率よく行うことができる。すなわち、オ
リフィスを用いて位相調整することで寒冷を発生するタ
イプのパルスチューブ冷凍機では、オリフィスをガスが
通過する時に不可逆なロスが発生し効率が悪い。しか
し、高圧用,低圧用のガス溜めと、開閉バルブで構成さ
れる本発明では、ガスの出入口におけるロスが無く、パ
ルスチューブ内でのガスの膨脹時にすべてのエネルギー
の変換が行われるので、理論効率が100%である。ま
た、高圧用,低圧用以外に中圧用のガス溜め(バッファ
ータンク)を用いたものは、高低圧ガスの圧力比を大き
くしても、中圧タンクの作用により、ロスを防ぐことが
できる。また、複数のパルスチューブを円周状に並べ、
かつ開閉バブルをロータリーバルブで構成した回転式の
パルスチューブ冷凍機は、コンパクトでしかも大量の寒
冷を連続的に製造しうるという利点がある。なお、本発
明と熱分離器はある点において類似するが、製冷原理と
構造においては大きい違いがある。具体的には、熱分離
器の高圧ガス吸気口はノズルを使用し、管内に噴入する
気流の速度は音速で、衝撃波と膨脹波を利用して製冷す
る。これに対し、本発明は容積膨脹原理を利用して製冷
する。これはピストン膨脹原理と同様である。高圧ガス
吸気口は気流通路である。パルスチューブに流入する高
圧ガスの速度は非常に低い、基本的には管路流速であっ
て、約10〜60m/秒程度である。熱分離器の管長は
約1〜2mであるが、本発明のパルスチューブの長さは
約10〜20mm程度に過ぎない。本発明の理論効率は
100%で、これは熱分離器の到底達しえないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】高、低圧ガス溜めを備えた本発明の一実施例の
パルスチューブ冷凍機の具体的構造を示す縦断面図であ
る。
【図2】高、中、低圧ガス溜めを備えた本発明の他の実
施例のパルスチューブ冷凍機の縦断面図である。
【図3】図1の高、低圧ガス溜め冷凍機の作業(ワー
ク)過程中におけるパルスチューブ内の気体分布を示す
略図である。
【図4】ガス溜めの代わりに細管を使用したさらに他の
実施例の構造図である。
【図5】回転式パルスチューブ冷凍機の縦断面図であ
る。
【図6】回転バルブコア摺動係合面における開口を示す
略図である。
【図7】回転ガス溜め摺動係合面における開口を示す略
図である。
【図8】図5のパルスチューブ群のA−A断面図であ
る。
【図9】環状に密接配列した細いパルスチューブの端面
を示す略図である。
【符号の説明】
1 高圧給気バルブ 2 低圧排気バルブ 7 パルスチューブ 5,8 層流化部材 12 高圧ガス溜め 13 低圧ガス溜め 10,15 バルブ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスチューブ7、層流化部材5,8、
    高圧給気バルブ1と低圧排気バルブ2を備えたパルスチ
    ューブ冷凍機であって、上記パルスチューブ7の熱端に
    高圧ガス溜め12と低圧ガス溜め13を接続し、かつ上
    記高、低圧ガス溜めとパルスチューブの間にバルブ1
    0,15を介装せしめたことを特徴とするパルスチュー
    ブ冷凍機。
  2. 【請求項2】 上記、高,低圧ガス溜め12,13の間
    に圧力不同の中圧ガス溜め18を添設し、かつ該中圧ガ
    ス溜めとパルスチューブの熱端との間にバルブ16を介
    装せしめたことを特徴とする請求項1記載のパルスチュ
    ーブ冷凍機。
  3. 【請求項3】 上記高,中,低圧ガス溜め12,13,
    18が細管40,41,42に置き換えられ、かつ単向
    バルブ46,47を介し、各細管の両端をそれぞれパル
    スチューブの熱端に接続せしめたことを特徴とする請求
    項1または2記載のパルスチューブ冷凍機。
  4. 【請求項4】 下記の(a)〜(d)を備えていること
    を特徴とする回転式のパルスチューブ冷凍機。 (a) パルスチューブフレーム8’の円周に沿って配
    設されたパルスチューブ群2’ (b) 上記パルスチューブ群の冷端側に設けられた相
    対回転可能なバルブコア16’ (c) 上記バルブコア16’上の高圧給気口32’と
    低圧排気口47’は上記パルスチューブ群と同一円周上
    にあって、順次各パルスチューブの冷端を連通する。 (d) 上記パルスチューブフレームの端面とバルブコ
    アの係合面は動密封状に保持され、かつ上記パルスチュ
    ーブ群2’の熱端側にガス溜め5’が配設されている。
  5. 【請求項5】 上記ガス溜め5’が高,低圧又は高,
    中,低圧マルチ回転式ガス溜めであって、各ガス溜めに
    上記パルスチューブ群の熱端と連通する開口が設けられ
    ている請求項4記載のパルスチューブ冷凍機。
  6. 【請求項6】 上記回転式バルブコア16’の係合面に
    設けられた高圧給気口32’と低圧排気口47’がそれ
    ぞれ1個で、かつ180度(対向位置)に配設、または
    それぞれ2個で90度間隔に配設されている請求項4ま
    たは5記載のパルスチューブ冷凍機。
  7. 【請求項7】 上記高,中,低圧ガス溜めの開口が下記
    の順序でガス溜め係合面に設けられている請求項6記載
    のパルスチューブ冷凍機。中圧ガス溜め出口281’、
    高圧ガス溜め出口102’、高圧ガス溜め入口10
    1’、中圧ガス溜め入口284’、低圧ガス溜め入口2
    94’、低圧ガス溜め出口293’、中圧ガス溜め出口
    283’、高圧ガス溜め出口104’、高圧ガス溜め入
    口101’、中圧ガス溜め入口282’、低圧ガス溜め
    入口292’、低圧ガス溜め出口291’
  8. 【請求項8】 上記パルスチューブ群2’が非常に細い
    パルスチューブ51’を密接円環状に配列してなるもの
    であって、該円環の幅は、従来の高,低圧給、排気孔の
    直径に相当するものである請求項5記載のパルスチュー
    ブ冷凍機。
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