JP4281643B2 - 振動流再生型熱機関 - Google Patents
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Description
くはスターリングエンジンは、圧縮機の圧縮空間、放熱器、再生器、吸熱器及び膨張機の
膨張空間から形成される系の内部に作動ガスを封入し、前記圧縮空間の容積及び前記膨張
空間の容積を所定の位相差でもって周期的に変化させることにより(スターリングサイク
ルを形成し)、冷却若しくは動力が得られるようにしたものであって、圧縮空間及び膨張
空間は、内部空間の中に回転可能なロータを設けて形成される。具体的には、非特許文献
1並びに特許文献1〜4に開示のものがある。
すなわち、非特許文献1にあるものはバンケルタイプのロータリピストン機構を持った
ものであるが、圧縮部並びに膨張部のハウジング内において、ロータ(回転体)側のシー
ル部で仕切られている複数の作動空間はサイクル中、ロータの回転とともに回転移動する
。それに対して圧縮部並びに膨張部のハウジングの外周部に付設されている作動ガスの出
入り口は位置を変えないために、個々の圧縮部及び膨張部内の作動ガスは、圧縮部並びに
膨張部のハウジングに付設されている作動ガスの出入り口に連通している複数の熱交換器
セット(再生器、放熱器、吸熱器)に対しても流れるので、本来、分離されるべき複数の
サイクルが混ざり合うことになる。作動ガスが、サイクル中、別サイクル(気筒)の熱交
換器内等で混ざり合うことは、熱的損失発生が大きい上に、正規のスターリングサイクル
に特有のなめらかな圧力変動の実現も困難にする。可変容積空間が回転して、ガスの出入
り口がハウジング外側に固定されている基本構成は、特許文献1〜3も同様である。
"Stirling Engines" P.118, G. Walker 著
通されるタイミングが生じる為、それが遮断・開通する瞬間には切換弁損失(圧力等の状
態量が異なる空間同士が遮断・連通される際に発生する、熱力学的不可逆性に基づく損失
)に相当する損失が発生する上、なめらかにサイクルをつなぎ、熱的、流体的バランスを
取り、定常サイクルを維持することは容易ではないと考えられる。特許文献1開示の装置
は冷却を得ることを主目的にしたものではあるが、非特許文献1と同様の問題がある。特許文献2開示の装置は、熱交換器に対して、作動流体の流れが一方向性をもつため、カウ
ンターの流れをもつ別気筒の再生器同士で再生熱の交換をする必要が生じることなど往復
流動下で効果を発揮する再生器(スターリングサイクル機関の性能上、大きな役割を果た
す再生型の熱交換器)が十分働かず、大きな性能低下は否めない。特許文献3に開示の装
置は、圧縮部と膨張部の出入り口部に開閉切換弁が取り付けられており、切換弁がないの
が特長のひとつでもあるスターリングサイクルとしては、切換弁損失が発生して性能低下
につながることや切換弁という余分な機構の増加につながる。
ール部ならびにそれで仕切られる個々の可変容積空間が、ロータの回転とともに、回転移
動する点は、非特許文献1並びに特許文献1〜3に開示の装置と基本的に同じであるが、
ガスの出入り口が、回転するロータ自身の中心部にあり、個々の可変容積空間とそれぞれ
相手になる熱交換器セットの組み合わせは変化しないので、理論上は理想的なスターリン
グサイクルの形成が可能である。しかしながら、この機構でも大きな問題点がある。(1
)コンプレッサ、ウオームディスプレース・ポンプ、コールドディスプレース・ポンプの
各ハウジング内に夫々形成される可変容積空間の出入り口がロータ中心部に付設されるこ
とになり、そこからハウジング外部へ連通させるには、ロータの回転シャフト部を通さな
くてはならず、その際、回転部に密閉性(シール性)を考慮したガス通路を敷設すること
は、機関の設計上、困難が大きい。また、この場合、最も大きな問題は、ハウジング中心
部に通じる各室のふたつの可変容積空間の出入り口は、特許文献4(同特許明細書中の図
4)にあるように、必ず、ロータの両端面に付設されることになることである。そうなる
と、ロータリスターリング機関としては、最も自然な構造となる、同軸上に各ハウジング
を付設する構成(例えば、後述する本発明の図2に示すような構成)において、膨張部と
圧縮部のそれぞれは、対面する空間にガス流路を最短均一形状で連結することが困難にな
る。例えば、片方の流路はぐるりとハウジング全体を迂回する必要がでてくる。その場合
には、ふたつのサイクルを形成する空間において、大きな死容積の違いが生じる(大きな
死容積を生じたほうは、大きな性能低下がある上、ふたつの気筒間での作動アンバランス
も大きい)。また、ガス出入り口は、ロータ中心部に限られるので、この特許にあるよう
に2気筒(2空間)構成が限界で、これを更なる多気筒化することは困難である。(2)
特許文献4にあるように、各空間から作動ガスをハウジング出入り口に導くのに、ロータ
の両端面に溝をほる必要があり、(1)で指摘した軸まわりのシールの難しさだけでなく
、ロータ端面シール(ロータ端面とハウジングの間の密閉)も難しい構造と言える。(3
)可変容積空間がロータの回転に従って回転移動し続けるので、それに伴う作動ガスの流
動損出が各ハウジング内で発生し、性能低下につながる。尚、特許文献4に開示の装置は
、スターリングサイクル機関の中でもγ 型に相当し、ここでは、コンプレッサとウオー
ムディスプレース・ポンプが所謂圧縮機の機能を発揮し、コールドディスプレース・ポンプが所謂膨張機の機能を発揮している。
することを、技術的課題とするものである。
の混在に伴う、エネルギー損失、また、圧力波形のひずみ等(それに伴う仕事損失)があ
る。また、可変容積空間の作動ガスの出入り口部などに切替弁の付設が必要となり、構成
が複雑となり、その開閉に伴う損失が惹起される。
の流動損出が各ハウジング内で発生し、性能低下につながる。
口部でのガスシールが困難となる。また、同一ハウジング内の2つの可変容積空間の出入
り口部を同じ方向に取り出せず、最短均一な作動ガス流路が形成できず、また、多気筒化
(3気筒以上)において出入り口部を更に増やすことには困難が大きい(特許文献4に固
有の問題)。
困難である(特許文献4に固有の問題)。
あり、高い加工精度と精密な装置駆動機構が要求される。
「内部に筒状の第1内部空間が形成された第1ハウジング、前記第1内部空間の軸方向に
延在して設けられた第1シャフト、前記第1内部空間内で前記第1シャフトと一体回転す
べく前記第1シャフトに偏心して固定された第1ロータ、並びに前記第1内部空間の軸心
に対して半径方向に移動可能なように前記第1ハウジングの周方向に所定間隔をもって前
記第1ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの先端部を前記第1ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第1内部空間を少な
くとも容積可変の第1圧縮空間及び第2圧縮空間とに区画形成する第1ロータ機構とを有
する初段圧縮機と、
内部に筒状の第2内部区間が形成された第2ハウジング、前記第2内部空間の軸方向に
延在して設けられた第2シャフト、前記第2内部空間内で前記第2シャフトと一体回転す
べく前記第2シャフトに偏心して固定された第2ロータ、並びに前記第2内部空間の軸心
に対して半径方向に移動可能なように前記第2ハウジングの周方向に所定間隔を持って前
記第2ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの
先端部を前記第2ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第2内部空間を少な
くとも容積可変の第1膨張空間及び第2膨張空間とに区画形成する第2ロータ機構とを有
する初段膨張機と、
内部に筒状の第3内部空間が形成された第3ハウジング、前記第3内部空間の軸方向に
延在して設けられた第3シャフト、前記第3内部空間内で前記第3シャフトと一体回転す
べく前記第3シャフトに偏心して固定された第3ロータ、並びに前記第3内部空間の軸心
に対して半径方向に移動可能なように前記第3ハウジングの周方向に所定間隔を持って前
記第3ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの
先端部を前記第3ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第3内部空間を少な
くとも容積可変の第3圧縮空間及び第4圧縮空間とに区画形成する第3ロータ機構とを有
する次段圧縮機と、
内部に筒状の第4内部空間が形成された第4ハウジング、前記第4内部空間の軸方向に
延在して設けられた第4シャフト、前記第4内部空間内で前記第4シャフトと一体回転す
べく前記第4シャフトに偏心して固定された第4ロータ、並びに前記第4内部空間の軸心
に対して半径方向に移動可能なように前記第4ハウジングの周方向に所定間隔を持って前
記第4ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの
先端部を前記第4ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第4内部空間を少な
くとも容積可変の第3膨張空間及び第4膨張空間とに区画形成する第4ロータ機構とを有
する次段膨張機と、
前記第1圧縮空間と前記第1膨張空間との間に介設された第1放熱器、第1再生器及び
第1吸熱器と、
前記第2圧縮空間と前記第2膨張空間との間に介設された第2放熱器、第2再生器及び
第2吸熱器と、
前記第3圧縮空間と前記第3膨張空間との間に介設された第3放熱器、第3再生器及び
第3吸熱器と、
前記第4圧縮空間と前記第4膨張空間との間に介設された第4放熱器、第4再生器及び
第4吸熱器と、
前記第1吸熱器、前記第2吸熱器、前記第3放熱器及び前記第4放熱器を、この順序で
熱的に連結する熱連結手段とを備え、
前記第1圧縮空間、前記第1放熱器、前記第1再生器、前記第1吸熱器及び前記第1膨
張空間から形成される系の内部に第1作動ガスが封入され、前記第1圧縮空間の容積及び
前記第1膨張空間の容積が所定の位相差で周期的に変化したときに前記第1作動ガスが振動して、
前記第2圧縮空間、前記第2放熱器、前記第2再生器、前記第2吸熱器及び前記第2膨
張空間から形成される系の内部に第2作動ガスが封入され、前記第2圧縮空間の容積及び
前記第2膨張空間の所定の位相差で周期的に変化したときに前記第2作動ガスが振動して、
前記第3圧縮空間、前記第3放熱器、前記第3再生器、前記第3吸熱器及び前記第3膨
張空間から形成される系の内部に第3作動ガスが封入され、前記第3圧縮空間の容積及び
前記第3膨張空間の容積が所定の位相差で周期的に変化したときに前記第3作動ガスが振
動して、
前記第4圧縮空間、前記第4放熱器、前記第4再生器、前記第4吸熱器及び前記第4膨
張空間から形成される系の内部に第4作動ガスが封入され、前記第4圧縮空間の容積及び
前記第4膨張空間の容積が所定の位相差で周期的に変化したときに前記第4作動ガスが振
動して、
前記第1吸熱器、前記第2吸熱器、前記第3吸熱器、前記第4吸熱器から、夫々、個別に所定温度の冷却能力が得られるようにしてなる振動流再生型熱機関。」
を構成したことである。
生型熱機関において、圧縮機の内部空間及び/又は膨張機の内部空間を、ロータおよびベ
ーンで複数空間に仕切り、ロータの回転により仕切られた空間が容積変動を起こす。この
ようにして容積変動を起こした空間を圧縮空間又は膨張空間として利用するものである。
この場合において、ハウジング及びベーンにより区画された空間が常に同じサイクル空間
を形成するため、サイクルのどの時点においても、複数のサイクル空間同士は、完全に隔
離され、それぞれの作動ガスの混在を防げることができる。よって、常時毎サイクル中、
作動ガスが混ざり合うことによるエネルギー損失、また、圧力波形のひずみ等(それに伴
う仕事損失)が防げられる。更に、一方向的な作動ガス流れも生じず、再生器を初めとす
る熱交換器も正規に稼動し、また、作動ガスの出入り口部などに切換弁(切換弁並びにそ
の開閉・切換機構の付加のため構成を複雑にする上、開閉・切換に伴う損失を発生させる
)の付設も一切必要ない。
め、ベーン、ロータ、ハウジングで区画される複数の空間は、特許文献4のように回転す
ることがない。そのため、空間の回転に伴なう流動損失の発生を防止することができる。
また、空間の回転が起こらないために、空間内の作動ガス出入り口を自由に設けることが
でき、特許文献4の装置のようにロータ中心部に付設する必要がない。よって、出入り口
部でのガスシールが容易で、同一ハウジング内の複数の可変容積の作動ガス出入り口部を
同じ方向に取り出せ、最短均一な作動ガス流路が形成できる。更に、多気筒化に伴い出入
り口を増やす場合でも、きわめて容易な構造である。
装置のようにロータ中心部に付設する必要がないので、出入り口部でのガスシールが容易
で、同一ハウジング内の複数の可変容積の作動ガス出入り口部を同じ方向に取り出せ、最
短均一な作動ガス流路が形成できる。更に、多気筒化に伴い出入り口を増やす場合でも、
きわめて容易な構造である。
ので、これに伴う各ハウジング内での流動損失が発生しない。
なく、設計・製作が容易な構成となる。
第2内部空間52)の軸心に対して偏心していないが、これは絶対条件ではなく、また、
第1内部空間12と第2内部空間52とは、段違い平行的に設けて、第1シャフト13と
第2シャフト53とを図示されない機構を介して同期して作動させても良い。
2ロータ54)が偏心して、すなわち、第1ロータ14(第2ロータ54)の中心を通る
軸心が第1シャフト13(第2シャフト53)の軸心からオフセットするように、固定さ
れている。第1ハウジンング11(第2ハウジンング51)には、一対の第1ブレード1
5・15(一対の第2ブレード55・55)が、第1内部空間12(第2内部空間52)
の軸心に対して半径方向に移動可能に、周方向に所定の間隔をおいて(この場合は、18
0度の角度位相差をおいて、同一対向的に)支持されている。しかして、一対の第1ブレ
ード15・15(一対の第2ブレード55・55)は、一対の付勢手段16・16(一対
の付勢手段56・56)により、常時、半径内方向に付勢されており、これにより、一対
の第1ブレード15・15の先端部15a・15a(一対の第2ブレード55・55の先
端部55a・55a)は、回転する第1ロータ14(第2ロータ54)の円形外周面上を
、シール係合を保ちながら、摺接する。
ャフト13に対して偏心して一体的に取り付け、この中間部材14aの外周に円形外周面
を持つ第1ロータ14を設けるようにしても良い。この場合には、第1シャフト13の回
転により中間部材14aが一体回転するが、中間部材14aと第1ロータ14との接触面
における摩擦抵抗を小さく設定することにより、中間部材14aに対する第1ロータ14
の連れ回りを防止することができる。このようにすることにより、第1ロータ14の自転
を防止することができる。一方、中間部材14aによる偏心運動は第1ロータ14にも作
用するため、結局のところ、第1ロータ14は、第1内部空間12内において自転せずに
偏心回転する。第1ロータ14が自転せずに偏心回転するので、第1ロータ14と第1ブ
レード15・15との摺接部分における摺動速度を減ずることができ、その結果、摩耗防
止を図ることができる。さらに、第1ロータ14の外周面を潤滑性に優れた材質で形成す
ることにより、より一層摩耗防止を図ることができる。
レード55・55の先端部55a・55a)の第1ロータ14(第2ロータ54)の円形
外周面上へのシール係合は、第1内部空間12(第2内部空間52)を、第1圧縮空間1
7と第2圧縮空間18(第1膨張空間57と第2膨張空間58)とに、気密的に、区画す
る。第1圧縮空間17(第2圧縮空間18)は、放熱器20、再生器30及び吸熱器40
(放熱器60、再生器70及び吸熱器80)が介設された配管90(配管91)を介して
、第1膨張空間57(第2膨張空間58)に連結される。かような第1圧縮空間17、放
熱器20、再生器30、吸熱器40及び第1膨張空間57の連結(第2圧縮空間18、放熱器60、再生器70、吸熱器80及び第2膨張空間58の連結)により形成される系の
内部には、作動ガス(例えばヘリウム)が封入され、第1圧縮空間17の容積及び第1膨
張空間57の容積(第2圧縮空間18の容積及び第2圧縮空間58の容積)が例えば90
度の位相差で周期的に変化すると、この系においては、周知のスターリングサイクルが形
成され、吸熱器40(吸熱器80)からは、所定の低温が取り出される。
57の連結により形成される系において、圧縮空間が膨張空間に対して例えば90度遅れ
た位相を持つ場合、図3の(1)、(2)、(3)及び(4)並びに図4の(1)、(2
)、(3)及び(4)に示すように、第1ロータ14の角位置(位相)が0度、90度、
180度及び270度にあるとき、第2ロータ54の角位置(位相)は、夫々、90度、
180度、270度及び0度となる(なお、図4は、図3における容積変化を、往復動ピ
ストン型と対比させて示したグラフである。また、図3において、ロータの回転方向は図
面に向かって右回転(時計回り方向の回転)としている。)。第1ロータ14の角位置(
位相)が0度から90度に変移する過程では、第1圧縮空間17の容積は最小から中位に
向かうと共に、第1膨張空間57の容積は中位から最大に向かい、系全体の容積は膨張的
となる。これにより、第1膨張空間57内の作動ガスは冷却されて、吸熱器40からの吸
熱が、主として、最大過程となる。
空間17の容積は中位から最大に向かうと共に、第1膨張空間57の容積は最大から中位
に向かい、系全体の容積変化は等容的となる。これにより、再生器30を、第1膨張空間
57から第1圧縮空間17側に流れる作動ガスの量が増加し、系は主として再生過程とな
る。
第1ロータ14の角位置(位相)が180度から270度に変移する過程では、第1圧
縮空間17の容積は最大から中位に向かうと共に、第1膨張空間57の容積は中位から最
小に向かい、系全体の容積変化は圧縮的となる。これにより、第1圧縮空間17の温度は
上昇し、放熱器20からの放熱は最大過程となる。
は、第1圧縮空間17の容積は中位から最小に向かうと共に、第1膨張空間57の容積は
最小から中位に向かい、系全体の容積変化は等容的となる。これにより、再生器30を、
第1圧縮空間17側から第1膨張空間57側に流れる作動ガスの量が増加し、系は主とし
て再生過程となる。
尚、第2圧縮空間18、放熱器60、再生器70、吸熱器80及び第2膨張空間58の
連結により形成される系においても、上記したスターリングサイクルと180度の位相差
をもったスターリングサイクルが形成される。
・15の先端部15a・15a(一対の第2ブレード55・55の先端部55a・55a)は、回転する第1ロータ14(第2ロータ54)の円形外周面上を、シール係合を保ち
ながら、摺接する。かような一対の第1ブレード15・15の先端部15a・15a(一
対の第2ブレード55・55の先端部55a・55a)の第1ロータ14(第2ロータ5
4)の円形外周面上へのシール係合は、また、第1内部空間12(第2内部空間52)に
より画成される内部空間を、第1圧縮空間17と第2圧縮空間18(第1膨張空間57と
第2膨張空間58)とに、気密的に区画し、作動ガスが第1圧縮空間17から第2圧縮空
間18に漏洩したり、第2圧縮空間18から第1圧縮空間17に漏洩したりすることはな
い(作動ガスが第1膨張空間57から第2膨張空間58に漏洩したり、第2膨張空間58
から第1膨張空間57に漏洩したりすることはない)。
尚、上述のスターリング冷凍機は、圧縮機と膨張機とが共にロータリタイプの容積変動方式を採用している例であるが、圧縮機側のみ、又は膨張機側のみに、採用したものとしても良い。例えば、図12に示すように、圧縮機10のみに採用した構成を採用し、一方、膨張機を、往復動するピストン257B(ピストン258B)と、このピストン257B(ピストン258B)を受容するシリンダ257A(シリンダ258A)とで第1膨張空間257(第2膨張空間258)が画成される往復動型のものとしても良い。
凍機SR1を、4気筒に改変したものである。すなわち、スターリング冷凍機SR2は、
圧縮機10、放熱器20(放熱器20A)、再生器30(再生器30A)、吸熱器40(
吸熱器40A)、放熱器60(放熱器60A)、再生器70(再生器70A)、吸熱器8
0(吸熱器80A)及び膨張機50を備える。圧縮機10(膨張機50)の本体を構成す
る第1ハウジンング11(第2ハウジンング51)の内部には、円筒状の第1内部空間1
2(第2内部空間52)が形成されている。第1内部空間12と第2内部空間52とは、
直列的に配置されている。第1内部空間12(第2内部空間52)の内部には、同心的に
、第1シャフト13(第2シャフト53)が配設されている。しかして、第1シャフト1
3は、モータ(図示略)により回転されるようになっており、また、図示されない連結手
段により第2シャフト53は第1シャフト13と連結されており、第2シャフト53は、
第1シャフト13と一体回転するようになっている。
2ロータ54)が偏心して固定されている。第1ハウジンング11(第2ハウジンング5
1)には、4枚の第1ブレード15・15・15・15(4枚の第2ブレード55・55
・55・55)が、第1内部空間12(第2内部空間52)の軸心に対して半径方向に移
動可能に支持されている。しかして、4枚の第1ブレード15・15・15・15(4枚
の第2ブレード55・55・55・55)は、対応する付勢手段16・16・16・16
(付勢手段56・56・56・56)により、常時、半径内方向に付勢されており、これ
により、第1ブレード15・15・15・15の先端部15a・15a・15a・15a
(第2ブレード55・55・55・55の先端部55a・55a・55a・55a)は、回転する第1ロータ14(第2ロータ54)の円形外周面上を、シール係合を保ちながら
、摺接する。
ブレード55・55・55・55の先端部55a・55a・55a・55a)の第1ロー
タ14(第2ロータ54)の円形外周面上へのシール係合は、また、第1内部空間12(
第2内部空間52)を、第1圧縮空間17と第2圧縮空間18と第3圧縮空間17Aと第
4圧縮空間18A(第1膨張空間57と第2膨張空間58と第3膨張空間57Aと第4膨
張空間58A)とに、気密的に、区画する。第1圧縮空間17(第2圧縮空間18/第3
圧縮空間17A/第4圧縮空間18A)は、放熱器20、再生器30及び吸熱器40(放
熱器60、再生器70及び吸熱器80/放熱器20A、再生器30A及び吸熱器40A/
放熱器60A、再生器70A及び吸熱器80A)が介設された配管90(配管91/90
A/91A)を介して、第1膨張空間57(第2膨張空間58/第3膨張空間57A/第
4膨張空間58A)に連結される。かような第1圧縮空間17、放熱器20、再生器30
、吸熱器40及び第1膨張空間57の連結(第2圧縮空間18、放熱器60、再生器70
、吸熱器80及び第2膨張空間58の連結/第3圧縮空間17A、放熱器20A、再生器
30A、吸熱器40A及び第3膨張空間57Aの連結/第4圧縮空間18A、放熱器60
A、再生器70A、吸熱器80A及び第4膨張空間58Aの連結)により形成される系の
内部には、作動ガス(例えばヘリウム)が封入され、第1圧縮空間17の容積及び第1膨
張空間57の容積(第2圧縮空間18の容積及び第2膨張空間58の容積/第3圧縮空間
17Aの容積及び第3膨張空間57Aの容積/第4圧縮空間18Aの容積及び第4膨張空
間58Aの容積)が所定の位相差(この場合、90度の位相差)で周期的に変化すると、
この系においては、周知のスターリングサイクルが形成され、吸熱器40(吸熱器80/
吸熱器40A/吸熱器80A)からは、所定の低温が取り出される。
ータ機構を、スターリングエンジンに採用した例を示す。図7及び図8において、スター
リングエンジンSEは、圧縮機10、放熱器20、再生器130、吸熱器40、放熱器60、再生器170、吸熱器80及び膨張機50を備える。圧縮機10(膨張機50)の本
体を構成する第1ハウジンング11(第2ハウジンング51)の内部には、円筒状の第1
内部空間12(第2内部空間52)が形成されている。第1内部空間12と第2内部空間
52とは、直列配置になっている。第1内部空間12(第2内部空間52)の内部には、
同心的に、第1シャフト13(第2シャフト53)が配設されている。しかして、第1シ
ャフト13には、発電機190の回転軸が一体的に連結されており、また、図示されない
連結手段により第2シャフト53は第1シャフト13と連結されており、第2シャフト5
3は、第1シャフト13と一体回転するようになっている。
2ロータ54)が偏心して固定されている。第1ハウジンング11(第2ハウジンング5
1)には、一対の第1ブレード15・15(一対の第2ブレード55・55)が、第1内
部空間12(第2内部空間52)の軸心に対して半径方向に移動可能に、対向的に支持さ
れている。しかして、一対の第1ブレード15・15(一対の第2ブレード55・55)
は、一対の付勢手段16・16(一対の付勢手段56・56)により、常時、半径内方向
に付勢されており、これにより、一対の第1ブレード15・15の先端部15a・15a
(一対の第2ブレード55・55の先端部55a・55a)は、回転する第1ロータ14
(第2ロータ54)の円形外周面上を、シール係合を保ちながら、摺接する。
レード55・55の先端部55a・55a)の第1ロータ14(第2ロータ54)の円形
外周面上へのシール係合は、また、第1内部空間12(第2内部空間52)を、第1圧縮
空間17と第2圧縮空間18(第1膨張空間57と第2膨張空間58)とに、気密的に、
区画する。第1圧縮空間17(第2圧縮空間18)は、放熱器20、再生器130及び吸
熱器40(放熱器60、再生器170及び吸熱器80)が介設された配管90(配管91
)を介して、第1膨張空間57(第2膨張空間58)に連結される。かような第1圧縮空
間17、放熱器20、再生器130、吸熱器40及び第1膨張空間57の連結(第2圧縮
空間18、放熱器60、再生器170、吸熱器80及び第2膨張空間58の連結)により
形成される系の内部には、作動ガス(例えばヘリウム)が封入され、吸熱器40(吸熱器
80)に火力、太陽熱その他の熱エネルギーが継続して印加されると、第1圧縮空間17
の容積及び第1膨張空間57の容積(第2圧縮空間18の容積及び第2膨張空間58の容
積)が所定の位相差で周期的に変化する。つまり、この系おいては、周知のスターリング
サイクルが形成され、第1シャフト13及び第2シャフト53が一体回転し、発電機19
0が駆動され、発電がなされる。尚、発電機190を駆動して発電する代わりに、第1シ
ャフト13及び/または第2シャフト53から、直接、動力(軸出力)を取り出しても良
い。
・15の先端部15a・15a(一対の第2ブレード55・55の先端部55a・55a
)は、回転する第1ロータ14(第2ロータ54)の円形外周面上を、シール係合を保ちながら、摺接する。かような一対の第1ブレード15・15の先端部15a・15a(一
対の第2ブレード55・55の先端部55a・55a)の第1ロータ14(第2ロータ5
4)の円形外周面上へのシール係合は、また、第1内部空間12(第2内部空間52)を
、第1圧縮空間17と第2圧縮空間18(第1膨張空間57と第2膨張空間58)とに、
気密的に区画し、作動ガスが第1圧縮空間17から第2圧縮空間18に漏洩したり、第2
圧縮空間18から第1圧縮空間17に漏洩したりすることはない(作動ガスが第1膨張空
間57から第2膨張空間58に漏洩したり、第2膨張空間58から第1膨張空間57に漏
洩したりすることはない)。
関、すなわち、スターリング型パルス管冷凍機、ビルミエサイクル機関、CYサイクル機
関(熱を入力することで、ヒートポンプや冷凍機として動作するCooke−Yarbo
roughサイクル機関)、GM冷凍機、ソルベイ型冷凍機等の圧縮機・膨張機(ディス
プレーサを含む)に採用できることは言うまでもない。尚、ディスプレーサとは、系の全
容積変化をさせることを目的とするのではなく、作動ガスの空間的移動を目的としたピス
トン機構を言う。
(中温側ハウジンング51/低温側ハウジンング61)を備える。この高温側ハウジンン
グ11(中温側ハウジンング51/低温側ハウジンング61)内には、シャフト13(5
3/63)に連結されたディスプレーサ14(54/64)が回転可能に配置される。
一対の第1ブレード15・15(一対の第2ブレード55・55/一対の第3ブレード6
5・65)が、高温側ハウジンング11の内部空間12(中温側ハウジング51の内部空
間52/低温側ハウジンング61の内部空間62)の軸心に対して半径方向に移動可能に
、周方向に所定の間隔をおいて(この場合は、対向的に)支持されている。しかして、一
対の第1ブレード15・15(一対の第2ブレード55・55/一対の第3ブレード65
・65))は、一対の付勢手段16・16(一対の付勢手段56・56/一対の付勢手段
66・66)により、常時、半径内方向に付勢されており、これにより、一対の第1ブレ
ード15・15の先端部15a・15a(一対の第2ブレード55・55の先端部55a
・55a/一対の第3ブレード65・65の先端部65a・65a)は、回転するディス
プレーサ14(54/64)の円形外周面上を、シール係合を保ちながら、摺接する。
空間17と第2高温空間18(第1中温空間57と第2中温空間58/第1低温空間67
と第2低温空間68)とに、気密的に、区画する。第1高温空間17(第2高温空間18
)は、吸熱器20A、再生器30A及び放熱器40A(吸熱器20B、再生器30B及び
放熱器40B)が介設された配管90(配管91)を介して、第1中温空間57(第2中
温空間58)に連結される。また、第1中温空間57(第2中温空間58)は、放熱器81A、再生器82A及び吸熱器83A(放熱器81B、再生器82B及び吸熱器83B)
が介設された配管92(配管93)を介して、第1低温空間67(第2低温空間68)に
連結される。
間57、放熱器81A、再生器82A、吸熱器83A及び第1低温空間67の連結(第2
高温空間18、吸熱器20B、再生器30B、放熱器40B、第2中温空間58、放熱器
81B、再生器82B、吸熱器83B及び第2低温空間68の連結)により形成される系
の内部には、作動ガス(例えばヘリウム)が封入され、第1高温空間17の容積、第1中
温空間57及び第1低温空間67の容積(第2高温空間18の容積、第2中温空間58の
容積及び第2低温空間68の容積)が所定の位相差で周期的に変化すると、この系におい
ては、周知のビルミエサイクルが形成され、吸熱器20A(吸熱器20B)が図示されな
いバーナその他の加熱手段から吸熱すると、吸熱器83A(吸熱器83B)で冷却能力若
しくは放熱器40A(放熱器40B・放熱器81A・放熱器81B)で暖熱が得られる。
型例であって、上記のように構成された圧縮機10の第1圧縮空間17(第2圧縮空間1
8)とバッファタンク99A(99B)との間に接続された放熱器20A、再生器30A
、吸熱器40A、パルス管97A及びオリフィス96A(放熱器20B、再生器30B、
吸熱器40B、パルス管97B及びオリフィス96B)を、介設することにより、構成さ
れる。
12:内部空間
14:ロータ
20:放熱器
30:再生器
40:吸熱器
Claims (2)
- 内部に筒状の第1内部空間が形成された第1ハウジング、前記第1内部空間の軸方向に延在して設けられた第1シャフト、前記第1内部空間内で前記第1シャフトと一体回転すべく前記第1シャフトに偏心して固定された第1ロータ、並びに前記第1内部空間の軸心に対して半径方向に移動可能なように前記第1ハウジングの周方向に所定間隔をもって前記第1ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの先端部を前記第1ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第1内部空間を少なくとも容積可変の第1圧縮空間及び第2圧縮空間とに区画形成する第1ロータ機構とを有する初段圧縮機と、
内部に筒状の第2内部区間が形成された第2ハウジング、前記第2内部空間の軸方向に
延在して設けられた第2シャフト、前記第2内部空間内で前記第2シャフトと一体回転す
べく前記第2シャフトに偏心して固定された第2ロータ、並びに前記第2内部空間の軸心
に対して半径方向に移動可能なように前記第2ハウジングの周方向に所定間隔を持って前
記第2ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの
先端部を前記第2ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第2内部空間を少な
くとも容積可変の第1膨張空間及び第2膨張空間とに区画形成する第2ロータ機構とを有
する初段膨張機と、
内部に筒状の第3内部空間が形成された第3ハウジング、前記第3内部空間の軸方向に
延在して設けられた第3シャフト、前記第3内部空間内で前記第3シャフトと一体回転すべく前記第3シャフトに偏心して固定された第3ロータ、並びに前記第3内部空間の軸心
に対して半径方向に移動可能なように前記第3ハウジングの周方向に所定間隔を持って前
記第3ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの
先端部を前記第3ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第3内部空間を少な
くとも容積可変の第3圧縮空間及び第4圧縮空間とに区画形成する第3ロータ機構とを有
する次段圧縮機と、
内部に筒状の第4内部空間が形成された第4ハウジング、前記第4内部空間の軸方向に
延在して設けられた第4シャフト、前記第4内部空間内で前記第4シャフトと一体回転す
べく前記第4シャフトに偏心して固定された第4ロータ、並びに前記第4内部空間の軸心
に対して半径方向に移動可能なように前記第4ハウジングの周方向に所定間隔を持って前
記第4ハウジングに支持される複数のベーンを備え、付勢手段をして前記複数のベーンの
先端部を前記第4ロータの外周面に常時摺接せしめることにより前記第4内部空間を少な
くとも容積可変の第3膨張空間及び第4膨張空間とに区画形成する第4ロータ機構とを有
する次段膨張機と、
前記第1圧縮空間と前記第1膨張空間との間に介設された第1放熱器、第1再生器及び
第1吸熱器と、
前記第2圧縮空間と前記第2膨張空間との間に介設された第2放熱器、第2再生器及び
第2吸熱器と、
前記第3圧縮空間と前記第3膨張空間との間に介設された第3放熱器、第3再生器及び
第3吸熱器と、
前記第4圧縮空間と前記第4膨張空間との間に介設された第4放熱器、第4再生器及び
第4吸熱器と、
前記第1吸熱器、前記第2吸熱器、前記第3放熱器及び前記第4放熱器を、この順序で
熱的に連結する熱連結手段とを備え、
前記第1圧縮空間、前記第1放熱器、前記第1再生器、前記第1吸熱器及び前記第1膨
張空間から形成される系の内部に第1作動ガスが封入され、前記第1圧縮空間の容積及び
前記第1膨張空間の容積が所定の位相差で周期的に変化したときに前記第1作動ガスが振
動して、
前記第2圧縮空間、前記第2放熱器、前記第2再生器、前記第2吸熱器及び前記第2膨
張空間から形成される系の内部に第2作動ガスが封入され、前記第2圧縮空間の容積及び
前記第2膨張空間の容積が所定の位相差で周期的に変化したときに前記第2作動ガスが振
動して、
前記第3圧縮空間、前記第3放熱器、前記第3再生器、前記第3吸熱器及び前記第3膨
張空間から形成される系の内部に第3作動ガスが封入され、前記第3圧縮空間の容積及び
前記第3膨張空間の容積が所定の位相差で周期的に変化したときに前記第3作動ガスが振
動して、
前記第4圧縮空間、前記第4放熱器、前記第4再生器、前記第4吸熱器及び前記第4膨
張空間から形成される系の内部に第4作動ガスが封入され、前記第4圧縮空間の容積及び
前記第4膨張空間の容積が所定の位相差で周期的に変化したときに前記第4作動ガスが振
動して、前記第1吸熱器、前記第2吸熱器、前記第3吸熱器、前記第4吸熱器から、夫々、個別に所定温度の冷却能力が得られるようにしてなる振動流再生型熱機関。 - 前記振動流再生型熱機関は、スターリングエンジンおよびビルミエサイクル機関、パルス管部が膨張機に相当するタイプのスターリング型パルス管冷凍機、CYサイクル機関、GM冷凍機及びソルベイ型冷凍機のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の振動流再生型熱機関。
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