JP4917686B1 - ロータリー式スターリングエンジン - Google Patents
ロータリー式スターリングエンジン Download PDFInfo
- Publication number
- JP4917686B1 JP4917686B1 JP2011147359A JP2011147359A JP4917686B1 JP 4917686 B1 JP4917686 B1 JP 4917686B1 JP 2011147359 A JP2011147359 A JP 2011147359A JP 2011147359 A JP2011147359 A JP 2011147359A JP 4917686 B1 JP4917686 B1 JP 4917686B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- working gas
- pair
- space
- working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
【解決手段】気筒は内周面が米俵型に形成される筒状のロータハウジング4とその両側部に位置する側壁とで構成し、この気筒とその中央で回転可能に支持されるドラムロータ5との間に、流動する作動ガスが流出入する一対の作動室が形成され、ドラムロータ5に設けた3つの直溝に、回転及び摺動可能に配設され、相対側に窪んだ一対の湾曲側面から成るパワーロータ6が、ドラムロータ5の回転に同期して、直溝の内面とロータハウジング4の内周面の双方に繰り替え摺動接触し、その姿勢を変化させない。これにより、一対の作動室のいずれにも、膨張空間と圧縮空間とを、常に、併存させることから、全容量が最小と成る180°で対向する吐出空間と連通する一対の加熱器と、一対の作動室同士を連通する一対の熱交換器と、圧縮空間内に介在する作動ガス圧力を連係調節する一対の出力制御装置とを具備している。
【選択図】図1
Description
短軸付近のドラムロータの回転軌跡円a1と、長軸付近の円b1と円b2の短軸に平行な接線と、円b3と円b4の短軸に平行な接線との描く軌跡の内、最も外側の軌跡により決定されている。従い、筒状となる内周面の形状が米俵形(4節形状)に形成されることにより、静止公転運動(作動)するパワーロータの4つの交点p1〜p4の内、最も外側となる交点pが、ロータハウジングの内周面上に存在して、常に、摺動接触するものである。また、筒状となる縦幅と下述するドラムロータに形成する円柱曲面の縦幅とは、同一の長さで形成されている。
される一側第1燃焼室蓋が嵌合し、その内側に、すり鉢状の一側第1燃焼室が形成されている。この一側第1燃焼室は、装備される燃焼加熱装置から放たれる火炎ならびに循環する高温燃焼気流からの対流伝熱により、加熱される。しかも、雰囲気温度と液滴表面温度とが平衡に達するまで加熱されるように、一側第1燃焼室蓋には風箱が設けられ、耐火材で形成された一側第1バーナタイルが内装され、この一側第1バーナタイルに、排煙を外部に排出する一側第1排気管の上流部が外巻き付け式に配管されて、風箱に導入される空気に対して、排煙熱が間接接触式に加熱する。しかも、その空気導入端に、燃料噴霧や昇温した空気噴流の速度分布及び流れのパターンを整え、噴霧流と空気流の適合が図られる一側第1保炎器が取付けられている。尚、上記の他側第1加熱ドームにおいては、上記一側第1加熱ドームと対象関係に設けられており、実施形態の各構成部材と実質的に同一であるため、同一部材や同一機能を有する構造については、その説明を省略する。
給管と第1連通管とが向い合う状況は、第1連通管より大径の第1循環開口が、第2供給管の方向に向かって縮小する第1錐形テーパ壁が形成され、この第1錐形テーパ壁の縮小端と第2供給管の管端とが接合されている。尚、上記の第2循環開口においては、上記第1循環開口と対象関係に設けられており、実施形態の各構成部材と実質的に同一であるため、同一部材や同一機能を有する構造については、その説明を省略する。
、第2流入孔端と第2流出孔口とを連通する第2再生器と、第2流出孔端と第2冷却器の流体入口とを連通する第2送給管と、第2冷却器の流体出口と一方の作動室に開口する第1循環開口とを連通する第2供給管とが配設され、上記制御機構は、上記経路を選択するように、第1循環開口に内蔵され、作動ガスが、一方の作動室から第2熱交換器への流通が遮断されて第1熱交換器への流通が許容され、第2熱交換器から第1熱交換器への流通が遮断されて一方の作動室への流通が許容される第1方向制御弁と、第2循環開口に内蔵され、作動ガスが、他方の作動室から第1熱交換器への流通が遮断されて第2熱交換器への流通が許容され、第1熱交換器から第2熱交換器への流通が遮断されて他方の作動室への流通が許容される第2方向制御弁とを設けたものである。尚、上記の第2熱交換器においては、上記第1熱交換器と対象関係に設けられており、実施形態の各構成部材と実質的に同一であるため、同一部材や同一機能を有する構造については、その説明を省略する。
尚、上記の二次側出力制御装置においては、上記一次側出力制御装置と対象関係に設けられており、実施形態の各構成部材と実質的に同一であるため、同一部材や同一機能を有する構造については、その説明を省略する。
を要していた。本発明は、単気筒でドラムロータに3つのパワーロータの配設という、極めて簡単な構造で構成されるとともに、出力軸1回転当たり、6回ものスターリングサイクルの多サイクル化による比出力の向上に加え、従来と同様に、多種多様な燃料及び加熱方式が選択できるのは勿論、太陽光・バイオマス・廃熱・冷熱といった再生可能エネルギーの有効利用により、地球環境に優しい回転動力を生み出すロータリー式スターリンクエンジンを提供できる。
において、公知技術を付加したもの、本発明から公知技術を除いたものも、本発明の範囲
に含まれる。また、本発明の範囲は、以下の具体的な実施例に限定されるものではない。
初めに、ロータハウジングの形状について説明する。
図2において、4は内部に3つのパワーロータ6が配設されるロータハウジングで、その中央に回転可能に支持されるドラムロータ5の回転軌跡は、上記パワーロータ6の対角線長であり、半径r1の円a1となる。また、直溝53の内面54は、半径r1の円a1の二分の一で形成され、半径r2の円a2の一部である。各パワーロータ6に支持軸61が係合する軸穴65の中心o2の軌跡は、円a2の中心o2と一致する。しかも、その中心o2の位置は、ドラムロータ5の回転と共に公転するが、パワーロータ6の姿勢は、ドラムロータ5が回転しても、側壁他側41bに固定された静止座標系o−XYから見ると変化しない。各パワーロータ6に形成する湾曲側面(下面)621aと短直側面622a,622bとの接続点を、交点p3,p4と設定し、形成する湾曲側面(上面)621bと短直側面622a,622bとの接続点を、交点p1,p2と設定する。中心o2と各交点pとの距離は半径r2に等しい。従って、4つの交点p1〜p4は、円a2の円周上 に存在し、公転に伴って、最も外側と成る交点は、ドラムロータ5の軌跡である円a1の外に位置するよう、直溝53の円a2の中心o2と半径r2の大きさ、パワーロータ6の形状が定められている。
図9に示すように、上記直溝53に回転及び摺動可能に配設されるパワーロータ6は、角柱体であって、対角線長が上記直溝53の直径r1で形成され、支持軸61が係合する軸穴65の中心o2の軌跡は、半径r2の円a2の中心o2と一致する。しかも、その中心o2の位置は、ドラムロータ5の回転と共に公転するが、パワーロータ6の姿勢は、ドラムロータ5が回転しても、側壁他側41aに固定された静止座標系o−XYから見ると変化しない。また、直溝53の軸心に平行な支持軸61が係合する軸穴65が設けられ、この軸穴65に向かって、平行に相対する窪んだ一対の湾曲側面621a、621bと、この一対の湾曲側面621a、621bを両端で接続する一対の短直側面622a、622bとから形成されている。さらに、支持軸61が係合する側面一側623aと側面他側623bの双方に、4辺の稜線の内側に沿って形成する、断面の形状がU字状ループ形のサイドシール溝641が設けられ、枠型のサイドシール632が夫々配設されている。また、接続する4つの交点p1〜p4に、軸穴65に向かって平行に伸びた断面の形状が鍵穴状に切欠いたアペックスシール溝642が夫々設けられ、アペックスシール631が付勢されている。
図8においては、Qは3つのパワーロータ6の姿勢を規制するパワーロータ作動機構であり、上記側壁他側41bに設けた姿勢制御室48に内包され、その中央に突出された固定金座94に基軸の親歯車91が堅座され、その姿勢が固定された親歯車91に3つの遊星歯車92が歯合し、3つの遊星歯車92の外側に、120°の位相差が保たれて、3つの孫歯車93が歯合している。この親歯車91と3つの孫歯車93とは、同一径のねじれ山歯歯車で形成される等速歯車列で組み合わされている。しかも、3つの遊星歯車92は、ドラムロータ5の他側側面板51bに回転自在に軸支される断面が角形(星型)のスプライン回転軸95に支承され、右と左のねじれ斜歯歯車により構成されており、その合わせ隙間にコイルスプリング96が夫々挿入されている。これらの組合せにより、本機関1の基幹部であるロータリー式のスターリングサイクル機構が構成されるものである。
次に、実施例に基ずいて、パワーロータの動作について説明する。
図2においては、7a、7bは上記ロータハウジング4の短軸X方向両端(G1、G2の位置)に接続される第1、第2加熱器である。また、図6に示すように、ロータハウジング4の内外を貫通して第1、第2加熱開口43a、43bが開口されている。これにより、一対の作動室Ra,Rbのいずれにも、図3に示すパワーロータ6の従動側と先導側に、全容量が増大する膨張空間Dと全容量が減少する圧縮空間Eとを、常に、併存させることから、この圧縮空間Eは、パワーロータ6の先導側に全容量が最小と成る180°で対向する吐出空間Hを生起することにより、開口された第1加熱開口43aを介して、吐出空間Hと連通する第1加熱器7aは、他方の作動室Rbの圧縮空間Eで生成された高密度の作動ガスに加熱し、又は、吐出させることができる。すると、一方の作動室Raに、膨張空間Dの全容量を増大させるものである。同様に、開口させた第2加熱開口43bを介して、吐出空間Hと連通する第2加熱器7は、一方の作動室Raの圧縮空間Eで生成さ れた高密度の作動ガスに加熱し、又は、吐出させることができる。すると、他方の作動室Rbに、膨張空間Dの全容量を増大させるものである。
図2において、上記パワーロータ6の従動側、先導側とされるのは、参照図の図3の状態図に示す0°≦θ≦180°の範囲における、パワーロータ6の従動側(+X軸方向)を湾曲側面621bに、先導側(−X軸方向)を湾曲側面621aと定義される。また、180°≦θ≦360°の範囲における、パワーロータ6の従動側(−X軸方向)を湾曲側面621aに、先導側(+X軸方向)を湾曲側面621bとして定義される。図3の状態図のように、ドラムロータ5の回転と共に、パワーロータ6の従動側の湾曲側面621 が、ロータハウジング4の内周面42との間に、全容量が増大する膨張空間Dを生起し、パワーロータ6の先導側の湾曲側面621が、ロータハウジング4の内周面42との間に、全容量が減少する圧縮空間Eを生起する。また、パワーロータ6の従動側の湾曲側面621が、直溝53の内面54との間に、転移する閉じた変転空間Fを生起する。
図3、6、13・Aに示すように、注目のパワーロータAは、−30°≦θ≦30°の期間に、湾曲側面621b(先導側)に生起している吐出空間Hを介して、上記の第1加熱器7aと向い合っており、第1加熱器7aは、その内部に、作動ガスが流出入する第1加熱通路72aを設けた第1加熱室716aが形成され、圧縮空間Eで生成された高密度 の作動ガスが、第1加熱通路72aを流入する際に、配設された第1抵抗発熱体75aから、間接接触式に且つ放射伝熱式に加熱される。継いて、高密度の作動ガスは、第1加熱室716aにおいて、下述する燃焼加熱装置から加熱されている一側第1、他側第1加熱ドーム761a,762aの外壁面からと、内装された第1熱交換器8a中の第1再生器85aとから、間接接触式に且つ放射伝熱式に加熱され、更に、循環する高温加熱気流からの対流伝熱により、複合加熱される(図3・Dの(l)、Aの(a))。回転角θ=0°を過ぎると、パワーロータAの先導側は従動側へと引き継がれ、第1加熱器7aから、高温の作動ガスが吐出空間Hに吐出する(図3・Aの(a)(b))。
図4に示され、出力軸55には、極めて滑らかで力強い回転力が付与される。
3の内面54との関係が表現されている。このことは、パワーロータ6の交点p1・p4と直溝53の内面54とが、転移位相で重なるように表現されているが、正確には、変位位相で、パワーロータ6の交点p1・p4は、直溝53の内面54の端点に一致する。
次に、実施例に基ずいて、パワーロータの原理を説明する。
パワーロータの作用で説明したように、高温の作動ガスの容量と低温の作動ガスの容量の比率を変化させつつ、全容量が増大する膨張過程で、膨張圧が加えられた3つのパワーロータA,B,Cが作動する。これにより、上記ドラムロータ5が回転駆動され、直結する出力軸55を介して、その回転力が外部に出力される。図3の状態図から明らかなように、注目のパワーロータAの湾曲側面621b側が、30°≦θ≦90°の範囲で、同じく湾曲側面621a側が、210°≦θ≦270°の範囲で膨張空間Dとなり、パワーロータBの湾曲側面621b側が、150°≦θ≦210°の範囲で、同じく湾曲側面621a側が、330°≦θ≦30°の範囲で膨張空間Dとなり、パワーロータCの湾曲側面621b側が、270°≦θ≦330°の範囲で、同じく湾曲側面621a側が、90°≦θ≦150°の範囲で膨張空間Dとなる。
ルが構成され、パワーロータBは、パワーロータAが150°≦θ≦330°と330° ≦θ≦150°の期間に、スターリングサイクルが構成され、パワーロータCは、パワーロータAが270°≦θ≦90°と90°≦θ≦270°の期間に、スターリングサイクルが構成される。すなわち、120°の位相差が保たれて、出力軸55一回転中に、都合 6回ものスターリングサイクルが構成されるものである。
一方の作動室Raにおいて、図3に示すように、パワーロータAの先導側が30°≦θ≦150°の範囲が圧縮空間Eとなり、30°≦θ≦90°の期間に、第2熱交換器8bから低温の作動ガスが、その従動側に供給され、転移した変転空間Fから、その従動部に低温の作動ガスが偏在される。継いて、90°≦θ≦150°の期間に、圧縮空間Eに供給と偏在された低温の作動ガスに対し、圧縮が加えられる。これらの期間に、圧縮空間E内に介在する高温の作動ガスから調節し、熱交換の後、低温の作動ガスが、遅れ位相側に生起されようとする時期から生起初期の時期までの期間内の変転空間Fに排出される(120°≦θ≦160°)。このように、一方の作動室Raに生起した圧縮空間E内に介在する作動ガス圧力を増減することにより、第2加熱器7bが加熱する流体の総重量を調整する、出力の高速制御が実現されることから、相対する他方の作動室Rbにおいても、二次側出力制御装置11bを設けることにする。
れ位相側に生起されようとする時期から生起初期の時期までの期間内の変転空間Fに排出される。これより、位相差が120°遅れたパワーロータCは、90°≦θ≦210°の期間に、高温の作動ガスを、生起した圧縮空間E内から調節し、熱交換の後、低温の作動ガスが、180°≦θ≦220°の期間に、遅れ位相側に生起されようとする時期から生起初期の時期までの期間内の変転空間Fに排出される。これよりさらに、位相差が120°遅れたパワーロータAは、210°≦θ≦330°の期間に、高温の作動ガスを、生起した圧縮空間E内から調節し、熱交換の後、低温の作動ガスが、300°≦θ≦340°の期間に、遅れ位相側に生起されようとする時期から生起初期の時期までの期間内の変転空間Fに排出される。このように、一対の作動室Ra、Rbの双方に生起した圧縮空間E内に介在する作動ガス圧力を増減することにより、一対の加熱器7a、7bが加熱する流体の総重量が直前に連係調節される出力の高速制御が実現されるものである。
本実施例は、図1に、本機関であるロータリー式スターリングエンジン1を説明する構 成図が示され、4は内部に3つのパワーロータ6が配設されるロータハウジングであり、その形状について、説明する。図1、2、6に示すように、パワーロータ6の中心o2に対する4つの交点p1〜p4の変位ベクトルのx、y成分を中心座標とし、パワーロータ6の中心o2とドラムロータ5の回転中心oとの距離r3を半径とする4つの円b1〜b4の内、最も外側の軌跡と、短軸X付近のドラムロータ5の回転軌跡円a1と、長軸Y付近の円b1と円b2の短軸Xに平行な接線と、円b3と円b4の短軸Xに平行な接線との描く軌跡の内、最も外側の軌跡により決定されている。従い、筒状となる内周面42の形状が米俵形(4節形状)に形成されることにより、静止公転運動(作動)するパワーロータ6の4つの交点p1〜p4の内、最も外側となる交点pが、上記のロータハウジング4 の内周面42上に存在して、常に、摺動接触するものである。また、筒状となる縦幅と下 述するドラムロータ5に形成される円柱曲面56の縦幅とは、同一の長さで形成されている。尚、上記の4つの交点p1〜p4には、シール材が夫々付勢されて摺動接触する。
図8を用いて説明したように、上記のパワーロータ作動機構Qは、図13・A,Bに示すように、側壁他側41bに設けた姿勢制御室48に内包され、その中央に突出された固定金座94に基軸の親歯車91が堅座され、その姿勢が固定された親歯車91に3つの遊星歯車92が歯合し、3つの遊星歯車92の外側に、120°の位相差が保たれて、3つの孫歯車93が歯合している。この親歯車91と3つの孫歯車93とは、同一径のねじれ山歯歯車で形成される等速歯車列で組み合わされることにより、ドラムロータ5が時計回転方向に回転すると、支持軸61を介して3つの孫歯車93と直結する3つのパワーロータ6が反時計回転方向に、ドラムロータ5の回転速度と等しい速度で、回転する。しかも、3つの遊星歯車92は、ドラムロータ5の他側側面板51bに回転自在に軸支される断面が角形(星型)のスプライン回転軸95に支承され、右と左のねじれ斜歯歯車により構成されており、その合せ隙間にコイルスプリング96が夫々挿入されていることから、始動時においても離間圧力が強められ、回転による反スラスト運動の発生とが加わることにより、さらに、離間圧力が夫々増強され、遊星歯車92対親歯車91及び孫歯車93との噛み合い部に発生するバックラッシュを減少させ、3つのパワーロータ6の姿勢が、より高度な静止公転状態に置かれるものである。尚、3つの遊星歯車92は、図中は三方位であって、その中心は、上記親歯車91と孫歯車93とが成す中心間を結ぶ線上に位置しているが、線上に位置させる必要はない。
パワーロータの作用で説明したように、上記の一対の熱交換器8a、8bは、図1、6、12・A、B、13・Bに示すように、一対の作動室Ra、Rb同士を連通する第1熱交換器8aと第2熱交換器8bとを有している。この第1熱交換器8aは、熱交換を行うための作動ガスの循環口が、一方の作動室Raの中央に面して第1循環開口44aが開口され、他方の作動室Rbの中央に面して第2循環開口44bが開口されており、その双方に接続されて設けられている。従い、第1循環開口44aが膨張空間Dに開口すると、膨張空間Dの高温の作動ガスは、第1循環開口44aを通して、一方向流に第1循環洞道84aを流通し、第1加熱器7aに内装の第1再生器85aに導入され、第1冷却器86cに流入して、熱交換の後、低温の作動ガスが、第2循環開口44bから、他方の作動室R bに生起した圧縮空間Eの従動側に供給されるものである。尚、上記の第2熱交換器8bにおいては、上記第1熱交換器8aと対象関係に設けられており、実施形態の各構成部材と実質的に同一であるため、同一部材や同一機能を有する構造の符号については、同一数値の末尾にbの符号を付してその説明を省略する。
である。
X,Y…ロータハウジングの短軸、長軸
Ra,Rb…一方の,他方の作動室
D,E,F,H…膨張空間、圧縮空間、変転空間、吐出空間
Q…パワーロータ作動機構
4…ロータハウジング
41a,41b…側壁一側、側壁他側
43a,43b…第1、第2加熱開口
44a,44b…第1、第2循環開口
5…ドラムロータ
53…直溝
6…パワーロータ(A,B,C)
7a,7b…第1、第2加熱器
8a,8b…第1、第2熱交換器
85a、85b…第1、第2再生器
86a、86b…第1、第2冷却器
11a,11b…一次側、二次側出力制御装置
14a、14b…一次側、二次側送風機
15a、15b…一次側、二次側ガス流量調整弁
86c、86d…第3、第4冷却器
Claims (6)
- 内周面が米俵形に形成される筒状のロータハウジングとその両壁部に位置する側壁とで構成された気筒と、この気筒の中央で回転可能に支持され、円柱曲面に軸芯に平行して湾窟状に切欠いた直溝と、この直溝から反時計回転方向に向かう上記円柱曲面に至るバイパス路とが設けられた円柱体であって、この円柱体の両側面に側面板が接合するドラムロータと、該ドラムロータの該直溝に、回転及び摺動可能に配設され、該直溝の軸芯に平行な支持軸を有した角柱体であって、その支持軸が係合する軸穴に向かって平行に相対する窪んだ一対の湾曲側面と、この一対の湾曲側面を両端で接続する一対の短直側面とから形成され、該ドラムロータの回転に同期して、その姿勢が規制され、該側壁及び該側面板の内面との間に形成する隙間にサイドシールを介在させ、上記接続する4つの交点に付勢されたアペックスシールが、該直溝の内面と該ロータハウジングの内周面の双方に繰り替え摺動接触するパワーロータと、このパワーロータの作動に伴って、該気筒と該ドラムロータとの間に形成され、流動する作動ガスが流出入する一対の作動室と、該直溝及び該パワーロータは、該ドラムロータに三等分割方向に配設され、120°の位相差が保たれて、3つのパワーロータの姿勢を、常に、規制するパワーロータ作動機構とで構成されたロータリー式のスターリングサイクル機構と、
内面がΩ字形をした筒状の外郭壁とこの外郭壁の両側に接合する側面壁とで形成され、該パワーロータの先導側に生起する全容量が最小と成る180°で対向する吐出空間と連通する一対の加熱器と、
該一対の加熱器の夫々に、該側面壁の中央部に形成され内方向に夫々突出する一対の加熱ドームと、内部に設けられ作動ガスが流出入する加熱通路及び高密度の作動ガスを加熱し、又は、吐出する加熱室と、
該一対の作動室同士を連通する一対の熱交換器と、
該一対の熱交換器中に夫々配設される該加熱器に内装の再生器と冷却器と、
該一対の作動室に夫々生起した圧縮空間内に介在する作動ガス圧力を所定の範囲内に連係調節する一対の出力制御装置と、
該一対の出力制御装置中に夫々配設される送風機とガス流量調整弁及び冷却器とを具備したことを特徴とするロータリー式スターリングエンジン。 - 請求項1に記載されたロータリー式スターリングエンジンにおいて、
該一対の加熱器は、内部に3つのパワーロータが配設されるロータハウジングの短軸方向両端に夫々接続され、該ロータハウジングの内外を貫通して開口する一対の加熱開口を介して、上記パワーロータの先導側に生起する全容量が最小と成る180°で対向する吐出空間と連通する第1加熱器と第2加熱器とを有し、
該第1加熱器は、他方の作動室の圧縮空間で生成された高密度の作動ガスを加熱し、又は、吐出することにより、一方の作動室に膨張空間の全容量を増大させる手段であり、
該第2加熱器は、一方の作動室の圧縮空間で生成された高密度の作動ガスを加熱し、又は、吐出することにより、他方の作動室に膨張空間の全容量を増大させる手段であり、
双方に、該一対の加熱ドームを加熱する一対の燃焼加熱装置と作動ガスが流出入する該加熱通路に抵抗発熱体及び該加熱器に内装される前記熱交換器中の再生器とを夫々設けたことを特徴とするロータリー式スターリングエンジン。 - 請求項1に記載されたロータリー式スターリングエンジンにおいて、該一対の熱交換器は、内部に3つのパワーロータが配設されるロータハウジングの長軸方向両端側に、該ロータハウジングの内外を貫通して開口する第1循環開口と第2循環開口の双方に夫々接続され、一対の作動室同士を連通する第1熱交換器と第2熱交換器とを有し、該第1熱交換器は、作動ガスが、一方の作動室に生起している膨張空間から導入され、該第1循環開口を通り、熱交換の後、該第2循環開口から、他方の作動室に生起した圧縮空間に供給される形態と、該第2熱交換器は、作動ガスが、他方の作動室に生起している膨張空間から導入され、該第2循環開口を通り、熱交換の後、該第1循環開口から、一方の作動室に生起した圧縮空間に供給される形態とに制限する制御機構を夫々内蔵させたことを特徴とするロータリー式スターリングエンジン。
- 請求項3に記載されたロータリー式スターリングエンジンにおいて、
該第1熱交換器は、一方の作動室に開口する第1循環開口と該第1加熱器に開孔する第1流入孔口とを連通する第1循環洞道と、該第1加熱器に内装され、第1流入孔端と第1流出孔口とを連通する第1再生器と、該第1流出孔端と第1冷却器の流体入口とを連通する第1送給管と、該第1冷却器の流体出口と他方の作動室に開口する第2循環開口とを連通する第1供給管とが配設され、該第2熱交換器は、他方の作動室に開口する該第2循環開口と該第2加熱器に開孔する第2流入孔口とを連通する第2循環洞道と、該第2加熱器に内装され、該第2流入孔端と第2流出孔口とを連通する第2再生器と、該第2流出孔端と第2冷却器の流体入口とを連通する第2送給管と、該第2冷却器の流体出口と一方の作動室に開口する該第1循環開口とを連通する第2供給管とが配設され、上記の制御機構は、上記経路を選択するように、該第1循環開口に内蔵され、作動ガスが、一方の作動室から該第2熱交換器への流通が遮断されて該第1熱交換器への流通が許容され、該第2熱交換器から該第1熱交換器への流通が遮断されて一方の作動室への流通が許容される第1方向制御弁と、該第2循環開口に内蔵され、作動ガスが、他方の作動室から該第1熱交換器への流通が遮断されて該第2熱交換器への流通が許容され、該第1熱交換器から該第2熱交換器への流通が遮断されて他方の作動室への流通が許容される第2方向制御弁とを設けたことを特徴とするロータリー式スターリングエンジン。 - 請求項1に記載されたロータリー式スターリングエンジンにおいて、
該一対の出力制御装置は、流動する作動ガスが流出入する一対の作動室に夫々生起した圧縮空間と、上記ドラムロータに設けた該直溝の底面と直立して平行する一側側面板に開孔する楕円形の導入孔を介して、遅れ位相側に夫々生起し転移する閉じた変転空間とを連通する一次側出力制御装置と二次側出力制御装置とを有し、
該一次側出力制御装置は、作動ガスを、一方の作動室に生起した圧縮空間内から調節し、又は、熱交換の後、遅れ位相側に生起されようとする時期から生起初期の時期までの期間内の変転空間に排出する手段であり、
該二次側出力制御装置は、作動ガスを、他方の作動室に生起した圧縮空間内から調節し、又は、熱交換の後、遅れ位相側に生起されようとする時期から生起初期の時期までの期間内の変転空間に排出する手段であり、
双方に、該一対の加熱器が加熱する流体の総重量を連係調節する調整機構を夫々設けたことを特徴とするロータリー式スターリングエンジン。 - 請求項5に記載されたロータリー式スターリングエンジンにおいて、
該一次側出力制御装置は、一方の作動室の圧縮空間に臨んで、該側壁一側及び他側の内外を貫通して開孔する一次吸引孔と一次補助吸引孔とに連通する一次独立吸引管と一次独立補助吸引管とは下流で一つに集合する一次吸引管集合部に集合され、該一次吸引管集合部の出口と一次側送風機の流体入口とを連通する一次共通吸引管と、該一次側送風機の流体出口と一次側ガス流量調整弁の流体入口とを連通する一次配送管Aと、該一次側ガス流量調整弁の流体出口と第3冷却器の流体入口とを連通する一次配送管Bと、該第3冷却器の流体出口と遅れ位相側に生起し転移する閉じた変転空間に臨んで、該側壁一側の内外を貫通して開孔する一次排出孔とを連通する一次排出管とが配設され、
該二次側出力制御装置は、他方の作動室の圧縮空間に臨んで、該側壁一側及び他側との内外を貫通して開孔する二次吸引孔とニ次補助吸引孔とに連通する二次独立吸引管と二次独立補助吸引管とは下流で一つに集合する二次吸引管集合部に集合され、該二次吸引管集合部の出口と二次側送風機の流体入口とを連通する二次共通吸引管と、該二次側送風機の流体出口と二次側ガス流量調整弁の流体入口とを連通する二次配送管Aと、該二次側ガス流量調整弁の流体出口と第4冷却器の流体入口とを連通する二次配送管Bと、該第4冷却器の流体出口と遅れ位相側に生起し転移する閉じた変転空間に臨んで、該側壁一側の内外を貫通して開孔する二次排出孔とを連通する二次排出管とが配設され、
該調整機構は、該一次側ガス流量調整弁体に取付けられ、出力増大要求時に、一方の作動室に生起した圧縮空間内に介在する作動ガス圧力を所定の高圧側に調節し、出力減少要求時に、一方の作動室に生起した圧縮空間内に介在する作動ガス圧力を所定の低圧側に調節する一次側絞り弁と、該二次側ガス流量調整弁体に取付けられ、出力増大要求時に、他方の作動室に生起した圧縮空間内に介在する作動ガス圧力を所定の高圧側に調節し、出力減少要求時に、他方の作動室に生起した圧縮空間内に介在する作動ガス圧力を所定の低圧側に調節する二次側絞り弁とからなっており、双方に、入口と出口との圧力差の変化を補償する定差圧減圧弁が夫々組み合わされ、連係調節することを特徴とするロータリー式スターリングエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011147359A JP4917686B1 (ja) | 2011-07-01 | 2011-07-01 | ロータリー式スターリングエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011147359A JP4917686B1 (ja) | 2011-07-01 | 2011-07-01 | ロータリー式スターリングエンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4917686B1 true JP4917686B1 (ja) | 2012-04-18 |
JP2013015049A JP2013015049A (ja) | 2013-01-24 |
Family
ID=46243764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011147359A Expired - Fee Related JP4917686B1 (ja) | 2011-07-01 | 2011-07-01 | ロータリー式スターリングエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4917686B1 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240246A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-29 | Philips Nv | Heat gas reciprocating engine |
JPS6275055A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-06 | Aisin Seiki Co Ltd | スタ−リング機関の出力制御装置 |
JPH03117660A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-20 | Aisin Seiki Co Ltd | スターリングエンジン |
JP2002513114A (ja) * | 1998-04-25 | 2002-05-08 | セレス アイピーアール リミテッド | ロータリピストン機械に関する改良 |
JP2005098271A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Koji Kanamaru | 熱気式ロータリー外燃機関 |
JP2005351243A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Toyota Motor Corp | スターリングエンジン |
JP2006038251A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 振動流再生型熱機関 |
JP2006183649A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Fusao Terada | ロータリー式スターリング機関 |
JP2008038879A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Teratekku:Kk | ロータリー式スターリングエンジン |
JP2011032877A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Kiyoshi Noguchi | 回転ピストン機械 |
-
2011
- 2011-07-01 JP JP2011147359A patent/JP4917686B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240246A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-29 | Philips Nv | Heat gas reciprocating engine |
JPS6275055A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-06 | Aisin Seiki Co Ltd | スタ−リング機関の出力制御装置 |
JPH03117660A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-20 | Aisin Seiki Co Ltd | スターリングエンジン |
JP2002513114A (ja) * | 1998-04-25 | 2002-05-08 | セレス アイピーアール リミテッド | ロータリピストン機械に関する改良 |
JP2005098271A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Koji Kanamaru | 熱気式ロータリー外燃機関 |
JP2005351243A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Toyota Motor Corp | スターリングエンジン |
JP2006038251A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 振動流再生型熱機関 |
JP2006183649A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Fusao Terada | ロータリー式スターリング機関 |
JP2008038879A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Teratekku:Kk | ロータリー式スターリングエンジン |
JP2011032877A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Kiyoshi Noguchi | 回転ピストン機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013015049A (ja) | 2013-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5992426B2 (ja) | チャンバ壁と熱交換器部分との組合せ | |
CN114174661B (zh) | 具有底循环系统的闭式循环发动机 | |
TW411388B (en) | A machine, an intake manifold for combining air and a fuel, and a method for combusting in air a fuel having an auto-ignition temperature and a flame speed | |
US10337452B2 (en) | Energy recovery system | |
US9062548B2 (en) | Rotary compressor-expander systems and associated methods of use and manufacture, including integral heat exchanger systems | |
JP2014522938A (ja) | 分離された燃焼器と膨張機を備えた準等温圧縮機関ならびに対応するシステムおよび方法 | |
JP4897335B2 (ja) | スターリングエンジン | |
CN101377175A (zh) | 涡轮机内发电 | |
CN106593687B (zh) | 冷热双缸外转子发动机 | |
CN101463775A (zh) | 斯特林可逆热机 | |
US20070101717A1 (en) | Energy recuperation machine system for power plant and the like | |
US9945321B2 (en) | Hot gas engine | |
JP4917686B1 (ja) | ロータリー式スターリングエンジン | |
WO2012017849A1 (ja) | 外燃式クローズドサイクル熱機関 | |
US7114334B2 (en) | Impingement heat exchanger for stirling cycle machines | |
US9200515B2 (en) | Ristau conical rotor orbital engine | |
JP2003503636A (ja) | 外部燃焼機関 | |
US20200291778A1 (en) | Engine with at least one of non-sinusoidal motion and embedded pistons | |
WO2012047124A1 (en) | A pistonless rotary stirling engine | |
MXPA04012100A (es) | Metodo y dispositivo para la transformacion de energia termica en energia cinetica. | |
JP4929470B2 (ja) | スターリング機関熱交換器 | |
CN102439281B (zh) | 外加热发动机 | |
JPH01244151A (ja) | スターリングエンジン用高温熱交換器 | |
WO2021259401A1 (en) | Stirling engine | |
WO2020236865A1 (en) | System for anticipating load changes |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4917686 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |