JP2553027Y2 - 多点ペン書きレコーダ - Google Patents

多点ペン書きレコーダ

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JP2553027Y2
JP2553027Y2 JP1989065487U JP6548789U JP2553027Y2 JP 2553027 Y2 JP2553027 Y2 JP 2553027Y2 JP 1989065487 U JP1989065487 U JP 1989065487U JP 6548789 U JP6548789 U JP 6548789U JP 2553027 Y2 JP2553027 Y2 JP 2553027Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、温度、圧力、流量等のプロセス変量を記
録する多点ペン書きレコーダに関する。
(ロ)従来の技術 第5図は、従来の多点ペン書きレコーダを示す正面
図、第6図は要部拡大側面図である。
この多点ペン書きレコーダは、チャート紙61に入力デ
ータを印字記録する複数(4本)のペン62と、独立した
4本の各ペン62にそれぞれ対応し、各ペン62が印字記録
する現在値を明示する目盛表示板63とから成る。4枚の
各目盛表示板63は、各計測値(各プロセス変量)に対応
する目盛、例えば温度、圧力及び流量等の目盛、最小・
最大値目盛が付設してあり、それぞれ一定間隔を存して
上下方向へ並列固定してある。各ペン62は、基端にイン
クタンク部を備え、先端部を直角状に屈曲させ、尖端を
ペン軸部64としている。この基端部を、隣合う目盛表示
板63間の空間へ挿入し、屈曲先端部を目盛表示板63の前
面へ垂下している。そして、尖端のペン軸64がチャート
紙61に対応している。また、各ペン62はチャート紙61の
移動方向に対し、直交状に進退可能となるように、上下
方向へ並列する各目盛表示板63は、それぞれ前後方向へ
位置ずれした状態で固定してある(第6図参照)。
この多点ペン書きレコーダでは、各ペンが正逆回転モ
ータに連繋してある。計測信号(データ)の入力によ
り、データ値に応じて独立した各ペンが目盛表示板に対
し進退し、チャート紙にデータ値を印字記録する。同時
に、計測管理者は各現在値を、ペンが位置している目盛
表示板の目盛線により読み取る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記、従来の多点ペン書きレコーダでは、面内に目盛
スケールを設けた目盛表示板に対し、ペンを連繋配備し
てある。つまり、ペンの基端部を各目盛表示板間の空間
部に挿入配備し、先端部を目盛表示板の前面に垂下した
構造である。従って、各ペンを各目盛表示板間に挿入配
置するため、目盛表示板間に一定の空間を設ける必要が
あり、表示部全体が大きくなる不利がある。また仮に、
目盛表示板に対し、データの警報上下限点を示す指標を
設ける場合は、一層目盛表示板が大型化することとな
る。更に、ペン移動点が目盛表示板の面内目盛スケール
に対応する位置によって、データの現在値を読み取る方
式であるため、各ペンが移動しそれぞれ重複する場合に
は、現在値が読取り難い等の不利があった。また、目盛
表示板は計測データ(各プロセス変量)に対応したもの
を固定配備してあるため、異なる計測データに対応する
ためには、各種の目盛表示板を用意する必要がある許か
りでなく、取替作業が困難である等の不利があった。
そこで、近年、LED等のバーグラフでアナログ入力を
表示するペン書きレコーダも提案されているが、この方
式では最小・最大レンジの表示を実行する際に、別途LE
Dラインを設ける必要がある許かりでなく、入力値に相
当したデジタル値は呼び出さないと表示し得ない等の不
利があった。
この考案は、以上のような課題を解消させ、現在値が
読取り易く、且つ各種目盛表示板を用意する必要のない
小型で構成簡易な多点ペン書きレコーダを提供すること
を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の多点ペン書
きレコーダでは、次のような構成としている。
複数チャンネルのアナログ計測信号を受けて、チャン
ネル毎に独立した複数のペンでチャート紙に連続状に印
字記録する多点ペン書きレコーダにおいて、各チャンネ
ルの入力レンジを設定するレンジ設定器と、各チャンネ
ルの警報値を入力する警報値設定器と、前記アナログ計
測信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、デジタ
ル信号に変換された計測信号と、前記レンジ設定器で設
定された入力レンジに対応して定まる各チャンネル毎の
最小目盛値及び最大目盛値と、前記警報値設定器で設定
された各チャンネル毎の警報値とを記憶するメモリと、
各チャンネル毎に目盛と最小目盛値と最大目盛値とバー
グラフ計測データとデジタル計測値と警報値とを表示す
る液晶表示器とを特徴的に備えている。
この多点ペン書きレコーダでは、計測の進行ととも
に、ペンでチャンネル毎の連続記録がチャート紙に行わ
れる。また、レンジ設定器と、警報値設定器により、予
め各チャンネルのレンジと、例えば上下警報値が入力さ
れ、メモリに記憶されているので、各チャンネル毎の目
盛と最小目盛値、最大目盛値が液晶表示器に表示され、
さらに各チャンネルの計測データがバーグラフで表示さ
れるとともに、デジタル値でも表示される。従って、こ
の多点ペン書きレコーダでは、単に液晶表示器を見るだ
けで、各チャンネル(例えば圧力、温度、流量等の表示
ライン)の現在値を明確に認識できる。また、複数チャ
ンネルの表示ラインは単一の液晶表示器にて構成される
から、警報上下限値指標を含めた表示部を小型化するこ
とが出来る。更に、チャート紙上を移動し、データを印
字記録する各ペンと液晶表示器とは、全く連繋関係には
ないから、構造が簡易となる許かりでなく、設定器によ
り数値(目盛、最大最小値等)を変更設定し得るから、
各種の目盛表示板を用意する必要がない。
(ホ)実施例 第1図は、この考案に係る多点ペン書きレコーダの具
体的な一実施例を示す正面図である。
多点ペン書きレコーダは、記録計本体1の上部に配備
された表示手段(液晶表示器)2と、チャート紙4にデ
ータ値を印字記録する複数のペン3とからなる。
チャート紙4は、第2図で示すように、スプロケット
を備えた送りローラ5により搬送され、上記4本のペン
3は尖端ペン軸31が、ローラ5上のチャート紙4に対応
するように配置されている。また、各ペン3は前後方向
へ位置ずれさせた状態で平行状に配置され、後述する液
晶表示器2の裏側に配備してある。各ペン3は、カセッ
ト式で基端部にインクタンク32を一体に備え、図示はし
ないが正逆回転モータ(サーボモータ)に連繋してあ
り、チャート紙4の移動方向に対し直交方向へ進退でき
るようになっている。また、後述する液晶表示器2は前
方方向へ90度回転可能に取付けてあり、インク消耗した
各ペン3の交換容易性が図られている(図示せず)。
前記液晶表示器2は、単一の液晶板で、上記ペン3に
対応した数、つまり4チャンネルの表示ライン21が設け
てある。この各表示ライン21は、例えば温度(℃)、圧
力(Kg/cm2)、或いは流量等の計測データ(入力デー
タ)を、それぞれ独立状にバーグラフ表示する。また、
第4図に示すように、この記録計本体1の内部に配備さ
れる演算制御部41には、レンジ設定器42と警報値設定器
43が接続されており、これら設定器42、43により各チャ
ンネル毎の入力レンジ、警報値が入力設定されると、こ
れらに応じ、各チャンネルの最小目盛値、最大目盛値が
演算制御部41で演算され、各目盛線(スケール)ととも
に、メモリ44に記憶される。また、各チャンネルI1
I2、I3、I4よりのアナログ計測データがマルチプレクサ
45を経て、A/D変換器46でデジタル信号に変換されて演
算制御部41に取り込まれ、メモリ44に記憶されるように
なっている。演算制御部41は、メモリ44に記憶される表
示データを表示制御部47を経て、液晶表示器2に出力
し、表示するようになっている。なお、演算制御部41
は、サーボ制御部48により、ペン3をチャンネル毎に駆
動し、チャート紙にアナログ計測データに応じた連続軌
跡を記録させるようになっている。
上記実施例多点ペン書きレコーダにおいて、レンジ設
定器42により、各チャンネル毎の入力レンジが設定され
ると、これに応じてメモリ44に各チャンネルの入力レン
ジに対応した最小目盛値、最大目盛値が記憶され、また
警報値設定器43により、警報上下限値が設定されると、
この値もメモリ44に記憶される。この他予めメモリ44に
は、目盛線(スケールg)も記憶されているので、これ
らを1セットとして、メモリ44に記憶されている表示デ
ータが表示制御部47を経て、液晶表示器2に表示され
る。液晶表示器2の表示内容は、第3図に示す通りであ
り、各チャンネル毎に目盛スケール、最小・最大目盛
値、及び警報上下限値指標が表示される。また、各チャ
ンネルI1、I2、I3、I4のアナログ入力データは、サーボ
制御回路48の制御により対応する各ペン3の進退移動に
よりチャート紙4に対し印字記録すると共に、A/D変換
器46でデジタル信号に変換されて、演算制御部41に取り
込まれ、メモリ44に記憶される。一方、対応する各表示
ライン21にバーグラフ状に液晶表示され、その入力値
(数字)がバーグラフ(表示ライン21)の指示値付近に
デジタル表示される。従って、この多点ペン書きレコー
ダでは、単に液晶表示器2を見るだけで、各チャンネル
の表示ライン(例えば圧力、温度、流量等のライン)21
の現在値を明確に認識できる許かりでなく、バーグラフ
近傍に表示される入力値(数値)により、現在値を一目
瞭然に認識できる。また、複数の表示ライン21は単一の
液晶表示器2にて構成されるから、警報上下限値指標22
を含めた表示部を小型化することが出来る。更に、チャ
ート紙4上を移動し、データを印字記録する各ペン3と
液晶表示器2とは、全く連繋関係にはないから、従来の
ように重複するペンにより現在値が読取り難い等の不利
が解消される許かりでなく、構造が簡易となり故障し難
い。更に、設定器により表示ライン21の目盛(スケー
ル)、最小・最大目盛値、及び警報上下限指標を変更設
定し得るから、各種の目盛表示板を容易する必要がな
い。
尚、実施例ではデータ値(アナログ入力)は、チャー
ト紙4に対しサーボ機構を用いてペン3で記録する例を
示したが、実施に際してはデジタル値印字機構により実
施しても良い。また、液晶表示器2は、白・黒、或いは
カラー表示とすることができる許かりでなく、バーグラ
フ、指標等を認識しやすい各種形状とすることは勿論で
ある。
(ヘ)考案の効果 この考案では、以上のように、複数本のペンがチャー
ト紙に対しデータ値を印字記録し、且つ印字記録される
現在のデータ値を液晶表示器によりバー表示及びデジタ
ル表示し、さらに設定器で設定されたレンジ、警報値に
応じ、最小目盛値、最大目盛値、警報値を表示すること
としたから、異なる複数のデータ値を表示する表示ライ
ンが、単一の液晶板により構成できる許かりでなく、小
型の表示部に目盛線、最大・最小目盛値、及び警報上下
限指標を簡易な構成で表示することが出来る。また、液
晶表示器では、従来のようにペンの移動により、その移
動地点に対応する目盛表示板の目盛点を読み取ること
で、現在値を認識するものでないため、従来のように各
ペンが前後に重複した場合、現在値を読取り難い等の不
利が解消される。更に、設定器により液晶表示器の最大
及び最小目盛値、及び警報上下限値指標等を変更設定し
得るから、各種の目盛表示板を用意する必要がない許か
りでなく、目盛表示板の困難な交換作業の不利が解消さ
れる等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例多点ペン書きレコーダを示す正面図、
第2図は、実施例多点ペン書きレコーダの側面図、第3
図は、実施例多点ペン書きレコーダの液晶表示器を示す
正面図、第4図は、実施例多点ペン書きレコーダの内部
回路を示すブロック図、第5図は、従来の多点ペン書き
レコーダを示す正面図、第6図は、従来の多点ペン書き
レコーダの要部を示す側面図である。 2:液晶表示器、3:ペン、4:チャート紙、41:演算制御
部、42:レンジ設定器、43:警報値設定器、44:メモリ、4
6:A/D変換器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャネルのアナログ計測信号を受け
    て、チャンネル毎に独立した複数のペンでチャート紙に
    連続状に印字記録する多点ペン書きレコーダにおいて、 各チャンネルの入力レンジを設定するレンジ設定器と、
    各チャンネルの警報値を入力する警報値設定器と、前記
    アナログ計測信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
    と、デジタル信号に変換された計測信号と、前記レンジ
    設定器で設定された入力レンジに対応して定まる各チャ
    ンネル毎の最小目盛値及び最大目盛値と、前記警報値設
    定器で設定された各チャンネル毎の警報値とを記憶する
    メモリと、各チャンネル毎に目盛と最小目盛値と最大目
    盛値とバーグラフ計測データとデジタル計測値と警報値
    とを表示する液晶表示器とを備えたことを特徴とする多
    点ペン書きレコーダ。
JP1989065487U 1989-06-05 1989-06-05 多点ペン書きレコーダ Expired - Lifetime JP2553027Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61278714A (ja) * 1985-06-03 1986-12-09 Yokogawa Electric Corp 多ペン記録計
JPH0178914U (ja) * 1987-11-16 1989-05-26

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