JPS63285413A - 記録計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、測定値に基づき入力される電流、電圧等の信
号を、その信号レベルに応じて定量的に表示するととも
に、その信号値を記憶し、随時読出す記録計に関する。

〔従来の技術〕

センサ等を用いて測定した水位、流量等がその値に応じ
た電流または電圧に置き換えられアナログ信号として記
録計へ出力されると、記録針は入力された電流または電
圧のレベルに応じてこの入力信号を定量的に表示すると
ともに、その値を記録する。このような記録計としては
、従来、第５図に示すような形式のものが広く用いられ
ており、その構成は、記録針本体ｌに入力された電流ま
たは電圧のレベルに応じて上下に移動するペン９ａ。

９ｂが、所定速度にて順次移動し、移動先で巻取られま
たは折りたたまれる記録紙６に接触し、ペン９ａ、９ｂ
の上下動によるｗＬ跡をインクによって紙上に記録する
とともに、このペンと連動する指示針７ａ、７ｂが、記
録計端部に付設した目盛板８の目盛を指示し、その値が
数値として特定される。

また、記録を終了した記録紙６は、記録計本体１から取
り外して保管され、過去の記録データを検討する場合は
、保管されている記録紙６を取り出し、紙上に印刷また
は手書きにて付された目盛に基づき記録データの数量を
把握する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、記録計において１回に装屓可能な記録紙の長
さは限られており、記録紙がなくなれば記録は不可能と
なる。従って、記録紙がなくなる前に、新しい記録紙を
補充すればよいが、記録紙の残量を適確に把握すること
が難しい上に、ｌ連の記録紙に記録可能な期間は最長で
約１か月、複数種設定可能な送すビ・ノチによっては数
十分と、記録紙の補充時機は不定であり、しかもピンチ
が速ければ記録紙の補充を頻繁に行わねばならず、その
補充時機を逸し、記録不可能となることが多い。また、
記録に用いるインクの補充に関しても、記録紙の所要補
充間隔よりは幾分長く設定はされているが、残ｍｅａの
難しさ、補充の頻繁な点では同様の問題がある。

また、インクによって記録する構造上、記録紙には吸湿
性の高い紙が用いられており、高湿の環境下では、記録
紙が水分を含んでインクが１＠み、記録が不明瞭となる
ばかりでなく、モータにより駆動される記録紙が詰まり
、記録不可能となる。

さらに、記録紙の送り機構及びペンの移動機構の駆動源
としてモータを用いているため、記録針設置場所の傾斜
許容限度が約±１５°である等、その設置環境条件に制
約を受ける。

また、入力信号を数値特定する目盛の設定間隔を変更し
たい場合、目盛板を、所要設定間隔のものと交換する必
要があり、記録紙上に目盛が印刷されている場合は、記
録紙の交換を必要とする。

さらに、記録データの保持は即ち記録紙の保管であって
、所定広さの保管場所を必要とするとともに、記録紙及
びインクの物理的変質は避は難く、記録データの破壊に
もつながり兼ねない。

本発明ばこのような問題点を解決するためになされたも
のであって、設置環境を選ばず、記録データの表示・記
録媒体の補充が不要であっ”ζ、記録データ保管に要す
るスペースが小さく、さらに記録データを安全に長期保
管しこのデータを随時利用できる記録計の提供を目的と
する。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明は、入力信号を連続して定量的に表示する液晶表
示器等を用いた表示部と、入力信号及び該信号を経時的
に記憶しておくメモリと、メモリからデータを随時読出
し、これを表示部に表示させる手段とを備えたことを特
徴とする。

〔作用〕

本発明の記録計は、測定値に応じて発せられる信号を入
力し、入力信号及びこの信号に関連するデータを液晶表
示器等を用いた表示部に表示するとともに、入力信号を
メモリに記憶しておき、メモリに記憶してある入力信号
及びこの信号を経時的に特定するデータを随時読出し、
これらを表示部に表示する。

例 〔実施令〕 以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき詳述する
。第１図及び第２図は、本発明に係る記録計のパネル部
正面図及びその構成を示すブロック図であって、図中１
は記録計本体、２は液晶表示器からなる表示部である０
表示部２は、第３図及び第４図にその表示種類の具体例
を示す如く、現在及び過去の入力信号をトレンド表示（
ａ）、バーグラフ表示（ｂｌ等により定２的に表示する
とともに、入力信号に対する警報発生値等の設定値を文
字表示（Ｃ１する主表示部２ａと、入力信号の名称、測
定対象の出力量範囲及びその単位（ｄ）、入力信号の瞬
時値（ｅ）、警報（ｆ）、　（ｇ）、記録計の動作状態
（ｈ）９時刻＋１１等を文字表示する副表示部２ｂとか
らなる。

また、操作部３は、主表示部２ａ及び副表示部２ｂにお
ける表示データの種類を夫々に指示せしめる２個のモー
ド変換スイッチ３ａ、３ｂと、記録針本体１の外部に設
けるプリンタ、補助記憶装置、データ伝送装置等を接続
するコネクタ３Ｃと、ＯＮ・ＯＦＦ。

データ読出し等、記録計本体１の動作内容を指示するス
イッチからなる。・ さらに、記録針本体ｌにはその内部に、コンピュータを
搭載し、記録計各部を制御するコンピュータのＣＰＵ　
　（中央処理装置）４は、入力信号をディジタル信号に
変換してメモリ５に与え、メモリ５はこの入力信号と、
これを定量的、経時的に特定するデータとともに記憶し
てお（。また、ＣＰＵ４は、現在の入力信号を表示部２
に表示させ、メモリ５に記憶してある過去の記録データ
を操作部３から与えられる表示モード、動作内容等の指
示に応ｅ、記録データを定量的、経時的に特定するデー
タとともに随時読出して表示部２に表示させ、また、前
記コネクタ７に接続されたプリンタ１１及びフロッピィ
ディスク等からなる補助記憶装置１０等−・データを転
送し、データの印可、フロンビイディスクによるデータ
保管等を行わせる。

なお、本実施例では表示部に液晶表示器を用いたが、こ
れに限ら丁ＣＲＴ装置を用いてもよく、また、表示部を
備えた記録計本体の外部に大型のＣＲＴ装置を設け、デ
ータを表示する構成としてもよい。

さらに、本実施例ではフロッピィディスク等からなる補
助記憶装置を記録針本体の外部に設ける構成としたが、
記録計本体に内蔵してもよい。

〔発明の効果〕

本発明は、液晶表示器等を用いてデータ表示媒体の交換
、補充を不用として記録８Ｉの保守を容易にするととも
に、モーフによる駆動部分が不用であ１．て、その設置
環境を選ばず、また、：１ンビユータを搭載してデータ
を内部メモリまたはフロンビイディスク等の外付はメモ
リに記す、伍し、データを長期間、損なうことなく安全
に、しかも小さい空間にて保管する一方、保管してある
データを随時、短時間で読出し、またデータを特定する
定量的、経時的データの設定変更が容易であるとともに
、トレンド表示、バーグラフ表示、数値表示等、表示態
様が多種類設定でき、６データの利用効率を向」ニさせ
るといった優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る記録計のパネル部分正面図、第２
図はその構成を示すブロック図、第３図及び第４図は表
示具体例を示す図、第５図は従来の記録計外観図である
。 １・・・記録計本体　２・・・表示部　４・・・ｃｐｕ
５・・・メモリ なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、入力信号を定量的に表示するとともに記録する記録
   計において、 入力信号を連続して定量的に表示する表示 部と、 入力信号を経時的に記憶しておくメモリと、記憶してあ
   る入力信号及び該信号に関連す るデータを随時読出し、これらを表示部に表示させる手
   段と を備えたことを特徴とする記録計。