JP2551645Y2 - ガイドパイプホルダ - Google Patents

ガイドパイプホルダ

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JP2551645Y2
JP2551645Y2 JP1992011054U JP1105492U JP2551645Y2 JP 2551645 Y2 JP2551645 Y2 JP 2551645Y2 JP 1992011054 U JP1992011054 U JP 1992011054U JP 1105492 U JP1105492 U JP 1105492U JP 2551645 Y2 JP2551645 Y2 JP 2551645Y2
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guide pipe
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彰人 田井
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ローラコンベア等に
おいて、搬送物の案内等に用いられるガイドパイプを、
フレーム等に固定するガイドパイプホルダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガイドパイプホルダとし
て、図6に示す構成のものがある。このガイドパイプホ
ルダは、取付基部21の先端に半円状の把持部22を有する
一対のホルダ片20からなり、把持部22の上下にパイプノ
ック23を挿通させるノック用孔24が貫通形成してある。
パイプノック23には開き勝手の割り筒状のものが使用さ
れる。
【0003】このガイドパイプホルダで、例えばローラ
コンベア等のガイドパイプ25を固定する場合、ガイドパ
イプ25を挟み込んだ状態で、一対のホルダ片20の取付基
部21をボルト締めしてコンベアフレーム上のブラケット
等に固定する。ガイドパイプ25には各ガイドパイプホル
ダによる固定位置にノック用孔26をドリル加工してお
き、ホルダ片20のノック用孔24とにわたってパイプノッ
ク23を貫通させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記ガイドパ
イプホルダでは、ガイドパイプ25の挟み付け力を充分に
得ることが難しいため、挟み付けだけでガイドパイプ25
の確実な抜け止めを行うことができない。このため、複
数個設けられる各ガイドパイプホルダごとに、パイプノ
ック23による抜け止めが必要となる。そのため、ガイド
パイプ25に多数のノック用孔26をドリル加工する必要が
あって、加工が面倒であるうえ、ガイドパイプ25の組付
け作業において各ガイドパイプホルダにパイプノック23
を挿通する必要があり、組み付け作業も煩雑であるとい
う問題点がある。
【0005】この考案の目的は、ガイドパイプを簡単か
つ確実に固定することのできるガイドパイプホルダを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案のガイドパイプ
ホルダは、一側部で互いにボルト結合されて他側部でガ
イドパイプを挟む一対の分割ホルダからなる。これら分
割ホルダの前記一側部の対向面は他側部側へ開くテーパ
面に形成される。また、分割ホルダのパイプ挟み面は滑
り止め用の粗面に形成される。前記各分割ホルダには前
記ボルト結合用の二つのボルト用孔を長手方向の両端に
設ける
【0007】
【作用】ガイドパイプを挟む一対の分割ホルダは、ボル
トによる締め付け側部分の対向面がテーパ状に開いてい
るため、ボルト結合されることによって、テーパ状開き
部分がその側縁を支点として閉じるように、パイプ挟み
面がガイドパイプに押し付けられる。そのため、分割ホ
ルダによるガイドパイプの締付けが強固に行われる。ま
た、分割ホルダのパイプ挟み面が粗面に形成されている
ことにより、分割ホルダに対する滑り止めがより一層確
実となる。
【0008】
【実施例】この考案の一実施例を図1ないし図5に基づ
き説明する。図1は分解斜視図、図2(A),(B)
は、その構成部品である分割ホルダの平面図および背面
図を各々示す。このガイドパイプホルダ1は、互いに同
一形状の一対の分割ホルダ2,2を対向して設けたもの
であり、各分割ホルダ2はアルミダイキャスト製品など
からなる。各分割ホルダ2は、その一側部にボルト7を
挿通させる2つのボルト用孔3が形成され、他側部には
ガイドパイプPを挟むパイプ挟み面5を有している。分
割ホルダ2の前記一側部の対向面は、他側部側へ開くテ
ーパ面4とされ、こられテーパ面4の傾斜角度は、例え
ば各々5°程度に設計される。分割ホルダ2のパイプ挟
み面5は、ガイドパイプPの周面に倣う半円筒面状に形
成され、かつセレーション5aによって滑り止め用の粗
面に形成されている。分割ホルダ2のパイプ長手方向の
中央には必要な場合にパイプノックを挿通するためのノ
ック用孔6が貫通形成されている。
【0009】図3は、一対の分割ホルダ2でガイドパイ
プPを挟み付けた状態を示す断面図である。これら一対
の分割ホルダ2のパイプ挟み面5でガイドパイプPを挟
み、ボルト用孔3に挿通されるボルト7(図1)にナッ
ト8(図1)を螺合して、一対の分割ホルダ2の一側部
をボルト締めする。
【0010】この構成のガイドパイプホルダ1による
と、一対の分割ホルダ2の一側部の対向面が他側部側に
開くテーパ面4とされているので、ボルト7の締め付け
により各分割ホルダ2のパイプ挟み面5は、テーパ面4
の側縁4aを支点としてガイドパイプPの周面に押し付
けられる。そのため、ガイドパイプPがガイドパイプホ
ルダ1により強く締結される。また、分割ホルダ2のパ
イプ挟み面5はセレーション5aの形成された粗面とさ
れているので、これによりガイドパイプPの確実な滑り
止めが得られる。このように確実な固定が行えるので、
通常はノック用孔6にパイプノックを通すことは不要と
なる。そのため、ガイドパイプPにノック用孔をドリル
加工したり、パイプノックを挿通する作業が不要であ
り、簡単にガイドパイプPの固定が行える。
【0011】図4は、前記ガイドパイプホルダ1を用い
てガイドパイプPを取り付けたローラコンベア9を示す
斜視図である。このローラコンベア9の両側部には荷物
用ガイドレール10に続いて、前記ガイドパイプPが、そ
の荷物を載せて搬送されるパレット11の位置決めガイド
として設けられている。ローラコンベア9の終端部に
は、ローラ9aの配列間隔を開けて、パレット11の持ち
上げ用フォークを挿入するフォーク挿入空間12を設けて
ある。
【0012】図5は、前記実施例のガイドパイプホルダ
1を使用して前記ローラコンベア9にガイドパイプPを
取付ける構造を示した分解斜視図である。この取付構造
では、ローラコンベア9の溝形のコンベアフレーム13上
に概形が逆U字状のブラケット14が配置され、そのブラ
ケット14上にスペーサ15を介してガイドパイプホルダ1
が配置される。コンベアフレーム13の上面にはガイドパ
イプホルダ1のボルト用孔3に整合するボルト用孔16
が、またブラケット14の取付面14aおよびスペーサ15に
は前記ボルト用孔3に整合するボルト用長孔17,18がそ
れぞれ形成されている。
【0013】ガイドパイプPを挟んだ一対の分割ホルダ
2のボルト用孔3に挿通されるボルト7は、スペーサ15
のボルト用長孔18、ブラケット14のボルト用長孔17およ
びフレーム13のボルト用孔16にも挿通され、コンベヤフ
レーム13の下方でナット8が螺着される。これにより、
ガイドパイプホルダ1はブラケット14と共にコンベアフ
レーム13上にボルト7で締付け固定され、同時にガイド
パイプPの締め付けが行われる。
【0014】図4のローラコンベア9では、1本のガイ
ドパイプPの3箇所を前記ガイドパイプホルダ1で固定
しているが、このガイドパイプホルダ1は前記のように
確実な固定が行えるため、その内の一箇所のガイドパイ
プホルダ1にパイプノックを打てば充分である。パイプ
ノックは、前記のような広がり勝手の割り筒状のものを
用い、ガイドパイプホルダ1のノック用孔6と、ガイド
パイプPにドリル加工した孔とに渡って挿通させる。こ
のパイプノックは、組立時のガイドパイプPの位置決め
等に使用されるものであり、ガイドパイプPの固定のた
めには必ずしも必要でない。
【0015】
【考案の効果】この考案のガイドパイプホルダは、一側
部で互いにボルト結合されて他側部でガイドパイプを挟
む一対の分割ホルダを有し、これら分割ホルダの前記一
側部の対向面を他側部側へ開くテーパ面に形成し、かつ
前記分割ホルダのパイプ挟み面を滑り止め用の粗面に形
成したため、ボルト締めによって充分な締結力が得ら
れ、しかも前記の粗面によって滑り止めが得られてガイ
ドパイプの確実な固定が行える。そのためガイドパイプ
にノック用孔等の加工を必要とせず、パイプノックの挿
入作業も不要で、簡単かつ確実にガイドパイプの固定を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるガイドパイプホルダ
を示す分解斜視図である。
【図2】そのガイドパイプホルダを構成する分割ホルダ
を示す平面図および背面図である。
【図3】そのガイドパイプホルダによるガイドパイプの
保持状態を示す断面図である。
【図4】そのガイドパイプホルダを使用してガイドパイ
プを取り付けたローラコンベアを示す斜視図である。
【図5】そのローラコンベアにおけるガイドパイプの取
付構造を示す分解斜視図である。
【図6】従来のガイドパイプホルダによるガイドパイプ
保持構造を示す分解断面図である。
【符号の説明】
1…ガイドパイプホルダ、2…分解ホルダ、3…ボルト
用孔、4…テーパ面、5…パイプ挟み面、5a…セレー
ション、7…ボルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側部で互いにボルト結合されて他側部
    でガイドパイプを挟む一対の分割ホルダを有し、これら
    分割ホルダの前記一側部の対向面を他側部側へ開くテー
    パ面に形成し、かつ前記分割ホルダのパイプ挟み面を滑
    り止め用の粗面に形成し、前記各分割ホルダには前記ボ
    ルト結合用の二つのボルト用孔を長手方向の両端に設け
    ガイドパイプホルダ。
JP1992011054U 1992-02-03 1992-02-03 ガイドパイプホルダ Expired - Fee Related JP2551645Y2 (ja)

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