JP2551384Y2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2551384Y2 JP2551384Y2 JP1990100839U JP10083990U JP2551384Y2 JP 2551384 Y2 JP2551384 Y2 JP 2551384Y2 JP 1990100839 U JP1990100839 U JP 1990100839U JP 10083990 U JP10083990 U JP 10083990U JP 2551384 Y2 JP2551384 Y2 JP 2551384Y2
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- Japan
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- photosensitive drum
- exposure
- drum
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は透光性支持体上に透光性導電層と光導電体層
を積層してなる感光体ドラムを用いる画像形成装置に関
する。
を積層してなる感光体ドラムを用いる画像形成装置に関
する。
「従来の技術」 従来より透光性支持体上に透光性導電層と光導電体層
を積層してなる感光体ドラムの内周側に、画像情報に対
応した光出力を生成する露光手段を配し、該露光手段の
光出力を集束化して前記光導電体層に潜像を結像すると
同時若しくはその直後に前記感光体ドラムと対面配置さ
せた現像手段を介して前記潜像を可視像(トナー像)化
した後、該トナー像を転写ローラその他の転写手段を介
して普通紙に転写可能に構成した画像形成装置は公知で
ある。(特開昭58-153957号他、以下背面露光装置とい
う) この種の画像形成装置においては、露光と同時若しく
はその直後にトナー付着(現像)を行う構成の為に、従
来の電子写真のように帯電器クリーニング手段が不用で
あり、その分装置構成が簡単化するとともに露光手段が
感光体ドラム内に収納されるために、装置の小型化も達
成されるというメリットも有するが、一方では露光手段
を感光体ドラム内に挿入する構成を取るために感光体ド
ラムと露光手段間の焦点距離精度を維持しつつ感光体ド
ラム周方向における露光位置と現像位置間の周方向の位
置ずれを防止し極力前記露光位置と現像位置を合致させ
る必要がある。
を積層してなる感光体ドラムの内周側に、画像情報に対
応した光出力を生成する露光手段を配し、該露光手段の
光出力を集束化して前記光導電体層に潜像を結像すると
同時若しくはその直後に前記感光体ドラムと対面配置さ
せた現像手段を介して前記潜像を可視像(トナー像)化
した後、該トナー像を転写ローラその他の転写手段を介
して普通紙に転写可能に構成した画像形成装置は公知で
ある。(特開昭58-153957号他、以下背面露光装置とい
う) この種の画像形成装置においては、露光と同時若しく
はその直後にトナー付着(現像)を行う構成の為に、従
来の電子写真のように帯電器クリーニング手段が不用で
あり、その分装置構成が簡単化するとともに露光手段が
感光体ドラム内に収納されるために、装置の小型化も達
成されるというメリットも有するが、一方では露光手段
を感光体ドラム内に挿入する構成を取るために感光体ド
ラムと露光手段間の焦点距離精度を維持しつつ感光体ド
ラム周方向における露光位置と現像位置間の周方向の位
置ずれを防止し極力前記露光位置と現像位置を合致させ
る必要がある。
この為例えば特開平2-123375号に示す技術によれば、
ドラム内に一体的に組込んだ露光ヘッドに、ドラム内周
面に内接可能に3個の支持ローラを取り付け、該支持ロ
ーラの内現像ローラと対面する側に位置する支持ローラ
を固定とし、これにより前記感光体ドラムと露光手段間
の焦点距離を固定的に設定するとともに、これらを一体
的にユニット化し、該ユニットを現像手段を構成する現
像ローラを中心として揺動する位置決め部材に係合さ
せ、該ユニットを所定角度上下に揺動させる事により、
該ユニット内に組込んだ露光手段の露光位置を前記現像
位置側に精度よく合致するように構成している。
ドラム内に一体的に組込んだ露光ヘッドに、ドラム内周
面に内接可能に3個の支持ローラを取り付け、該支持ロ
ーラの内現像ローラと対面する側に位置する支持ローラ
を固定とし、これにより前記感光体ドラムと露光手段間
の焦点距離を固定的に設定するとともに、これらを一体
的にユニット化し、該ユニットを現像手段を構成する現
像ローラを中心として揺動する位置決め部材に係合さ
せ、該ユニットを所定角度上下に揺動させる事により、
該ユニット内に組込んだ露光手段の露光位置を前記現像
位置側に精度よく合致するように構成している。
「考案が解決しようとする技術的課題」 しかしながらかかる従来技術によれば前記露光手段の
位置調整を図る為に感光体ドラムを揺動させる構成を取
るために、前記現像後のトナー像を普通紙に転写させる
転写手段に転写ローラを用いる構成を取る場合に前記転
写ローラがドラム表面から接離し、円滑な転写が不可能
になる。この為前記不具合を避けるために前記転写ロー
ラを感光体ドラムに追従して揺動自在に構成する事も可
能であるが、この様に構成すると装置構成が繁雑化する
のみならず、前記転写ローラの揺動によりドラム側への
接触圧が変化し、好ましい転写が困難になる。
位置調整を図る為に感光体ドラムを揺動させる構成を取
るために、前記現像後のトナー像を普通紙に転写させる
転写手段に転写ローラを用いる構成を取る場合に前記転
写ローラがドラム表面から接離し、円滑な転写が不可能
になる。この為前記不具合を避けるために前記転写ロー
ラを感光体ドラムに追従して揺動自在に構成する事も可
能であるが、この様に構成すると装置構成が繁雑化する
のみならず、前記転写ローラの揺動によりドラム側への
接触圧が変化し、好ましい転写が困難になる。
本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、感光体ドラム
と現像ローラ間の現像ギャップを精度よく維持しつつ而
も該感光体ドラムを揺動させる事なく露光位置と現像位
置間の位置調整を効率よく而も高精度に行ない得る画像
形成装置を提供することを目的とする。
と現像ローラ間の現像ギャップを精度よく維持しつつ而
も該感光体ドラムを揺動させる事なく露光位置と現像位
置間の位置調整を効率よく而も高精度に行ない得る画像
形成装置を提供することを目的とする。
「課題を解決する為の技術手段」 本考案は前記従来技術とは逆に、ドラム内に3個の支
持ローラを取り付けるのではなく、ドラム外周側に3個
の支持ローラを配設したものである。
持ローラを取り付けるのではなく、ドラム外周側に3個
の支持ローラを配設したものである。
又、本発明は、感光体ドラムと露光手段を一体化する
事なく、前記感光体ドラムを回転可能に位置決め支持し
つつ、一方該ドラム内に挿設した露光手段をほぼドラム
軸心を中心としてドラム周方向に沿って角度調整可能に
構成したものである。
事なく、前記感光体ドラムを回転可能に位置決め支持し
つつ、一方該ドラム内に挿設した露光手段をほぼドラム
軸心を中心としてドラム周方向に沿って角度調整可能に
構成したものである。
この場合、角度調整手段はドラム軸の支持部材ととも
にハウジングに固定可能に構成してもよいが、好ましく
は前記感光体ドラムと露光手段間の間隔を調整する間隔
調整手段を設け、前記露光手段の角度調整手段を前記間
隔調整手段上に取り付けるのがよい。
にハウジングに固定可能に構成してもよいが、好ましく
は前記感光体ドラムと露光手段間の間隔を調整する間隔
調整手段を設け、前記露光手段の角度調整手段を前記間
隔調整手段上に取り付けるのがよい。
即ち、本発明は、透光性支持体上に透光性導電層と光
導電体層を積層してなる感光体ドラムの内周側に潜像形
成用の露光手段を、又外周側に現像手段を配し、前記感
光体ドラムを回転させながら前記露光手段による露光と
同時若しくはその直後に前記現像手段によるトナー現像
を行なうように構成した画像形成装置において、 前記感光体ドラムの外周側に、一対の固定ローラと可
動ローラからなる3つの支持ローラを配置し、該3つの
支持ローラの三点支持により感光体ドラムを回転可能に
位置決めしつつ、 該感光体ドラム内に挿設した露光手段を、ほぼドラム
軸心を中心としてドラム周方向に沿って角度調整可能に
構成するとともに、該角度調整手段を前記感光体ドラム
と露光手段間の間隔を調整する間隔調整手段上に取り付
けて一体的に移動可能に構成した事を特徴とする。
導電体層を積層してなる感光体ドラムの内周側に潜像形
成用の露光手段を、又外周側に現像手段を配し、前記感
光体ドラムを回転させながら前記露光手段による露光と
同時若しくはその直後に前記現像手段によるトナー現像
を行なうように構成した画像形成装置において、 前記感光体ドラムの外周側に、一対の固定ローラと可
動ローラからなる3つの支持ローラを配置し、該3つの
支持ローラの三点支持により感光体ドラムを回転可能に
位置決めしつつ、 該感光体ドラム内に挿設した露光手段を、ほぼドラム
軸心を中心としてドラム周方向に沿って角度調整可能に
構成するとともに、該角度調整手段を前記感光体ドラム
と露光手段間の間隔を調整する間隔調整手段上に取り付
けて一体的に移動可能に構成した事を特徴とする。
「作用」 かかる考案によれば、前記三点支持用ローラは感光体
ドラムの外周側に配置されているために、その分感光体
ドラムを大幅に小径化出来るとともに、感光体ドラムに
内挿される露光手段の取り付け作業の容易化や取り付け
空間の自由度が向上する。
ドラムの外周側に配置されているために、その分感光体
ドラムを大幅に小径化出来るとともに、感光体ドラムに
内挿される露光手段の取り付け作業の容易化や取り付け
空間の自由度が向上する。
又感光体ドラム自体は精度よい現像ギャップを持って
位置決め支持されている為に、転写手段に転写ローラを
用いる構成を取った場合においても前記転写ローラがド
ラム表面から接離することなく、円滑な転写が可能にな
るとともに、現像手段と感光体ドラム間の現像ギャップ
も固定規制が可能となり、画像鮮明度が向上する。
位置決め支持されている為に、転写手段に転写ローラを
用いる構成を取った場合においても前記転写ローラがド
ラム表面から接離することなく、円滑な転写が可能にな
るとともに、現像手段と感光体ドラム間の現像ギャップ
も固定規制が可能となり、画像鮮明度が向上する。
特に、現像位置の両側に配置した一対の固定ローラと
により感光体ドラムを位置決めしつつ現像位置の反対側
より、可動ローラにより押圧力が付勢する事により、前
記現像ローラとのギャップを精度よく保持しながら感光
体ドラム1を回動自在に支持することが出来る。
により感光体ドラムを位置決めしつつ現像位置の反対側
より、可動ローラにより押圧力が付勢する事により、前
記現像ローラとのギャップを精度よく保持しながら感光
体ドラム1を回動自在に支持することが出来る。
又、前記露光手段は感光体ドラム周方向に角度調整可
能であるために露光位置と現像位置の調整を容易に行な
えるとともに、該調整の際に前記露光手段は感光体ドラ
ムのほぼ軸心に沿って角度調整可能であるために、適切
な焦点距離を維持しながらその焦点深度の範囲で角度調
整調整する事が可能であり、これにより前記調整により
露光潜像が不鮮明になったり、鮮明度のバラツキが生じ
たりする恐れがない。
能であるために露光位置と現像位置の調整を容易に行な
えるとともに、該調整の際に前記露光手段は感光体ドラ
ムのほぼ軸心に沿って角度調整可能であるために、適切
な焦点距離を維持しながらその焦点深度の範囲で角度調
整調整する事が可能であり、これにより前記調整により
露光潜像が不鮮明になったり、鮮明度のバラツキが生じ
たりする恐れがない。
更に本考案は前記感光体ドラムと露光手段間の角度調
整手段と間隔調整手段夫々独立して設けたために、前記
感光体ドラムと露光手段間の精度よい調整が可能であ
る。
整手段と間隔調整手段夫々独立して設けたために、前記
感光体ドラムと露光手段間の精度よい調整が可能であ
る。
又、前記角度調整手段は間隔調整手段上に取り付けて
一体的に移動可能に構成した為に、間隔調整を行なった
後、角度調整を行なっても前記間隔が変動する事なく露
光位置の精度よい調整が可能であり、焦点距離を精度よ
く維持しつつ前記調整が可能となる。
一体的に移動可能に構成した為に、間隔調整を行なった
後、角度調整を行なっても前記間隔が変動する事なく露
光位置の精度よい調整が可能であり、焦点距離を精度よ
く維持しつつ前記調整が可能となる。
「実施例」 以下、図面に基づいて本考案の実施例を例示的に詳し
く説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定す
る趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
く説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定す
る趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
第2図は本考案の実施例に係る画像形成装置の全体構
成を示し、 1は感光体ドラムで、ドラム状の透光性支持体1a上に透
光性導電層1bと光導電体層1cを積層して形成するととも
に、後記する駆動ローラ11により矢印方向に回転可能に
構成している。
成を示し、 1は感光体ドラムで、ドラム状の透光性支持体1a上に透
光性導電層1bと光導電体層1cを積層して形成するととも
に、後記する駆動ローラ11により矢印方向に回転可能に
構成している。
2は前記感光体ドラム1内に内挿された露光ユニット
で、非透光性の絶縁材からなる支持体21上に画像情報に
対応した光出力を生成するLED列22と集束性レンズ23
(商品名:セルフォックレンズ)からなる露光系を、又
前記支持体21を挟んでその周方向反対側位置にイレーサ
24を、夫々感光体軸方向全域に亙って延設して固定配置
されている。そして前記露光系の結像位置は感光体ドラ
ム1と後記現像ローラ31の軸心を結ぶ焦点線上に位置す
る光導電体層1cに結像するように構成されている。
で、非透光性の絶縁材からなる支持体21上に画像情報に
対応した光出力を生成するLED列22と集束性レンズ23
(商品名:セルフォックレンズ)からなる露光系を、又
前記支持体21を挟んでその周方向反対側位置にイレーサ
24を、夫々感光体軸方向全域に亙って延設して固定配置
されている。そして前記露光系の結像位置は感光体ドラ
ム1と後記現像ローラ31の軸心を結ぶ焦点線上に位置す
る光導電体層1cに結像するように構成されている。
3は現像装置で、導電性磁性トナーを収納するトナー
容器32の感光体ドラム1と対面する側を開口し、該開口
部33に固定磁石集成体34を内包する現像ローラ31を配
し、該ローラ31を矢印方向に回転させることにより、容
器32側に形成されたドクタブレード36により層厚規制さ
れたトナーが前記露光系の結像位置と対応する現像位置
に導かれ、該現像位置上で結像した潜像を現像した後、
該感光体ドラム1上に担持させたトナー像をドラム1の
回転に従って転写ローラ4側に導き、該転写ローラ4に
よりレジストローラ5によりタイミングを採って挿通さ
れた普通紙上に転写した後、該転写された未定着トナー
像を定着ローラ6で定着した後排紙トレー7上に排紙す
る。
容器32の感光体ドラム1と対面する側を開口し、該開口
部33に固定磁石集成体34を内包する現像ローラ31を配
し、該ローラ31を矢印方向に回転させることにより、容
器32側に形成されたドクタブレード36により層厚規制さ
れたトナーが前記露光系の結像位置と対応する現像位置
に導かれ、該現像位置上で結像した潜像を現像した後、
該感光体ドラム1上に担持させたトナー像をドラム1の
回転に従って転写ローラ4側に導き、該転写ローラ4に
よりレジストローラ5によりタイミングを採って挿通さ
れた普通紙上に転写した後、該転写された未定着トナー
像を定着ローラ6で定着した後排紙トレー7上に排紙す
る。
一方前記トナー転写後の、感光体ドラム1はイレーサ
24により除電された後再度現像位置に導かれ、該現像位
置直前に於けるトナーとの摺擦により残留トナーを除去
した後、前記動作を繰返す。
24により除電された後再度現像位置に導かれ、該現像位
置直前に於けるトナーとの摺擦により残留トナーを除去
した後、前記動作を繰返す。
尚、8は給紙カセット9に積層された普通紙をレジス
トローラ5に導く給紙ローラである。
トローラ5に導く給紙ローラである。
さて前記露光ユニット2は、非透光性の絶縁材からな
る支持体21上に、LED列22と集束性レンズ23とからなる
露光系と、又前記支持体21を挟んでその周方向反対側位
置にイレーサ24を、夫々感光体軸方向全域に亙って延設
して固定配置するとともに、前記イレーサ24と集束性レ
ンズ23間の間に位置する支持体21外周側を隠蔽する断面
半円弧状の絶縁性カバー部材25を取り付け、該カバー部
材25と支持体21により2つの分割空域26a,26bを形成す
るとともに、該分割空域26a,26bに前記LED列22及びイレ
ーサ24接続用のリード線群27を収納するとともに、前記
集束性レンズ23の光路をその両端に設けた中心軸29の軸
心を通る半径方向に設定するとともに、該ユニット2の
画像領域から外れた区域にドラム1内径より僅かに小径
のスペーサ28を介装し、後記する様に感光体ドラム1の
支持ローラ11〜13による支持が解除された場合にも感光
体ドラムが脱落する事なくスペーサ28により露光ユニッ
ト2と非接触の状態で中空支持可能に構成されている。
る支持体21上に、LED列22と集束性レンズ23とからなる
露光系と、又前記支持体21を挟んでその周方向反対側位
置にイレーサ24を、夫々感光体軸方向全域に亙って延設
して固定配置するとともに、前記イレーサ24と集束性レ
ンズ23間の間に位置する支持体21外周側を隠蔽する断面
半円弧状の絶縁性カバー部材25を取り付け、該カバー部
材25と支持体21により2つの分割空域26a,26bを形成す
るとともに、該分割空域26a,26bに前記LED列22及びイレ
ーサ24接続用のリード線群27を収納するとともに、前記
集束性レンズ23の光路をその両端に設けた中心軸29の軸
心を通る半径方向に設定するとともに、該ユニット2の
画像領域から外れた区域にドラム1内径より僅かに小径
のスペーサ28を介装し、後記する様に感光体ドラム1の
支持ローラ11〜13による支持が解除された場合にも感光
体ドラムが脱落する事なくスペーサ28により露光ユニッ
ト2と非接触の状態で中空支持可能に構成されている。
そして第1図に示す如く前記露光ユニット2は、両端
に設けた中心軸29を介してハウジング41にネジ48止めさ
れた一対の焦点距離調整板47により焦点方向に間隔調整
可能に位置決め軸支されている。
に設けた中心軸29を介してハウジング41にネジ48止めさ
れた一対の焦点距離調整板47により焦点方向に間隔調整
可能に位置決め軸支されている。
そして前記焦点距離調整板47は前記集束レンズ23の光
路に対応する焦点線上に沿って、言換えればドラム露光
位置とドラム軸心を結ぶほぼ線上に沿って、軸心を挟ん
でその両側対称位置に一対の長円状の長穴47aを穿設
し、該長穴47aにハウジング41より立設するピン41bを係
合する。この場合前記ピン41bは前記長穴47aの短手幅と
同径に形成する。
路に対応する焦点線上に沿って、言換えればドラム露光
位置とドラム軸心を結ぶほぼ線上に沿って、軸心を挟ん
でその両側対称位置に一対の長円状の長穴47aを穿設
し、該長穴47aにハウジング41より立設するピン41bを係
合する。この場合前記ピン41bは前記長穴47aの短手幅と
同径に形成する。
45は前記焦点距離調整板47上に取り付けられた角度調
節板で、Dカットした前記中心線29端に角度調節板45の
中心穴45aを嵌着するとともに、該中心穴45aより所定距
離隔てた任意箇所に、前記中心穴45aを中心として弧状
に穿設した角度調整穴45bを穿設し、該調整穴45bと対応
する焦点距離調整板43の所定箇所にネジ穴41aを穿設す
る。
節板で、Dカットした前記中心線29端に角度調節板45の
中心穴45aを嵌着するとともに、該中心穴45aより所定距
離隔てた任意箇所に、前記中心穴45aを中心として弧状
に穿設した角度調整穴45bを穿設し、該調整穴45bと対応
する焦点距離調整板43の所定箇所にネジ穴41aを穿設す
る。
一方、感光体ドラム1は、第1図及び前記第3図に示
すようにハウジング41に軸支された一対の固定支持ロー
ラ12,13と、揺動板14を介してバネ15力が付勢された揺
動駆動ローラ11とにより3点支持することにより前記現
像ローラ31とのギャップを精度よく保持しながら感光体
ドラム1を回動自在に支持されている。
すようにハウジング41に軸支された一対の固定支持ロー
ラ12,13と、揺動板14を介してバネ15力が付勢された揺
動駆動ローラ11とにより3点支持することにより前記現
像ローラ31とのギャップを精度よく保持しながら感光体
ドラム1を回動自在に支持されている。
その構成を簡単に説明するに、固定支持ローラ12,13
は現像位置の周方向両側に感光体ドラム1外周面側に接
触させてほぼ対称角度(振分け角度を例えば30°)位置
に配置するとともに第3図に示すように、該支持ローラ
12,13を夫々の画像領域から外れた軸方向両端側に位置
する感光体ドラム1外周面上に接触させてハウジング41
に軸支する。
は現像位置の周方向両側に感光体ドラム1外周面側に接
触させてほぼ対称角度(振分け角度を例えば30°)位置
に配置するとともに第3図に示すように、該支持ローラ
12,13を夫々の画像領域から外れた軸方向両端側に位置
する感光体ドラム1外周面上に接触させてハウジング41
に軸支する。
一方、揺動駆動ローラ11は、バネ15により現像位置側
に向け弾性力を付勢させた揺動板14を介してその接触位
置を現像位置とドラム中心を通る線上に一致するように
配置する。
に向け弾性力を付勢させた揺動板14を介してその接触位
置を現像位置とドラム中心を通る線上に一致するように
配置する。
この場合前記揺動板14は後記する転写ローラ4の軸歯
車と揺動駆動ローラ11の軸歯車16Cに同期させて回転力
を伝達する中継歯車16bの回転軸に揺動自在に軸支させ
る。
車と揺動駆動ローラ11の軸歯車16Cに同期させて回転力
を伝達する中継歯車16bの回転軸に揺動自在に軸支させ
る。
又前記揺動板14はクリッククラックバネ18に付勢され
たレバー部材19に固設され、前記レバー部材19を矢印方
向に回動させることにより、該レバー部材19を介して駆
動ローラ11と感光体ドラム1との圧接を解除し、離間し
た状態で下方に位置固定させる事が出来る。
たレバー部材19に固設され、前記レバー部材19を矢印方
向に回動させることにより、該レバー部材19を介して駆
動ローラ11と感光体ドラム1との圧接を解除し、離間し
た状態で下方に位置固定させる事が出来る。
転写ローラ4は前記駆動ローラ11と支持ローラ12,13
の間に位置し、感光体ドラム1側に圧接可能にバネ17に
より付勢させている。
の間に位置し、感光体ドラム1側に圧接可能にバネ17に
より付勢させている。
16a−は中継歯車列で、モータ軸歯車16Aの駆動を定着
ローラの軸歯車16a/中継歯車16bを介して駆動ローラ11
と転写ローラ4の夫々の軸歯車16c,16bに伝達し、前記
両ローラ11,14が同期回転可能に構成されている。
ローラの軸歯車16a/中継歯車16bを介して駆動ローラ11
と転写ローラ4の夫々の軸歯車16c,16bに伝達し、前記
両ローラ11,14が同期回転可能に構成されている。
次に前記各装置の組み付け方法について説明するに、
先ずクリッククラックバネ18に付勢されたレバー部材19
を下方に倒し、且つ現像装置3を不図示の手段によりハ
ウジングの所定位置に装着した状態で、スペーサ28を介
して感光体ドラム1内周面側に仮保持させた露光ユニッ
ト2を軸及び焦点距離調整板43を介してハウジング41間
に架設固定した後、レバー部材19を起立させることによ
り、駆動ローラ11がバネ15により弾性力が付勢されて感
光体ドラム1外周面上に圧接され、一方現像位置側には
ハウジング41により軸支された一対の固定支持ローラ1
2,13が存在するために該固定支持ローラ12,13により感
光体ドラムの位置規制と現像ギャップ規制が行なわれ
る。
先ずクリッククラックバネ18に付勢されたレバー部材19
を下方に倒し、且つ現像装置3を不図示の手段によりハ
ウジングの所定位置に装着した状態で、スペーサ28を介
して感光体ドラム1内周面側に仮保持させた露光ユニッ
ト2を軸及び焦点距離調整板43を介してハウジング41間
に架設固定した後、レバー部材19を起立させることによ
り、駆動ローラ11がバネ15により弾性力が付勢されて感
光体ドラム1外周面上に圧接され、一方現像位置側には
ハウジング41により軸支された一対の固定支持ローラ1
2,13が存在するために該固定支持ローラ12,13により感
光体ドラムの位置規制と現像ギャップ規制が行なわれ
る。
そして前記位置規制後、露光ユニット2を焦点距離調
整板47を介してピン41bにより長穴47a短手方向に位置規
制されつつ焦点方向に移動させて焦点距離調整を行な
う。そして前記焦点距離調整後、バカ穴47dに螺合する
ネジ48により前記距離調整板47を固定する。
整板47を介してピン41bにより長穴47a短手方向に位置規
制されつつ焦点方向に移動させて焦点距離調整を行な
う。そして前記焦点距離調整後、バカ穴47dに螺合する
ネジ48により前記距離調整板47を固定する。
この結果前記露光ユニット2の中心軸29と感光体ドラ
ム1の軸心が精度よく一致する。一方前記角度調節板45
は焦点距離調整板47と一体的に移動可能であり又前記中
心軸29端のDカット29aに枢支されている為に、前記焦
点距離調整した後該角度調節板45を周方向に揺動させる
事により結果としてドラム軸心を中心として前記露光ユ
ニットが揺動し、容易に現像位置と露光位置の周方向の
合致が可能である。そして前記合致後前記ネジ穴41aに
ネジ46を螺着する事により位置固定が完了する。
ム1の軸心が精度よく一致する。一方前記角度調節板45
は焦点距離調整板47と一体的に移動可能であり又前記中
心軸29端のDカット29aに枢支されている為に、前記焦
点距離調整した後該角度調節板45を周方向に揺動させる
事により結果としてドラム軸心を中心として前記露光ユ
ニットが揺動し、容易に現像位置と露光位置の周方向の
合致が可能である。そして前記合致後前記ネジ穴41aに
ネジ46を螺着する事により位置固定が完了する。
従ってかかる実施例によれば本考案の作用が円滑に達
成される。
成される。
「考案の効果」 以上記載した如く本考案によれば、感光体ドラムと現
像ローラ間の現像ギャップを精度よく維持しつつ而も該
感光体ドラムを揺動させる事なく露光位置と現像位置間
の位置調整を効率よく而も高精度に行なう事が出来る。
像ローラ間の現像ギャップを精度よく維持しつつ而も該
感光体ドラムを揺動させる事なく露光位置と現像位置間
の位置調整を効率よく而も高精度に行なう事が出来る。
等の種々の著効を有す。
第2図は本考案の実施例に係る画像形成装置の全体構成
図、第3図は該露光ユニットを組込んだ感光体ドラムの
取り付け状態を示す側面図、第4図はその駆動系と感光
体ドラムの支持状態を示す駆動系作用図、第1図は感光
体ドラムの支持状態と露光ユニットの角度調整機構を示
す組み立て概略図である。 1:感光体ドラム、2:露光手段、3:現像手段 47:間隔調整手段、45:揺動手段
図、第3図は該露光ユニットを組込んだ感光体ドラムの
取り付け状態を示す側面図、第4図はその駆動系と感光
体ドラムの支持状態を示す駆動系作用図、第1図は感光
体ドラムの支持状態と露光ユニットの角度調整機構を示
す組み立て概略図である。 1:感光体ドラム、2:露光手段、3:現像手段 47:間隔調整手段、45:揺動手段
Claims (1)
- 【請求項1】透光性支持体上に透光性導電層と光導電体
層を積層してなる感光体ドラムの内周側に潜像形成用の
露光手段を、又外周側に現像手段を配し、前記感光体ド
ラムを回転させながら前記露光手段による露光と同時若
しくはその直後に前記現像手段によるトナー現像を行な
うように構成した画像形成装置において、 前記感光体ドラムの外周側に、一対の固定ローラと可動
ローラからなる3つの支持ローラを配置し、該3つの支
持ローラの三点支持により感光体ドラムを回転可能に位
置決めしつつ、 該感光体ドラム内に挿設した露光手段を、ほぼドラム軸
心を中心としてドラム周方向に沿って角度調整可能に構
成するとともに、該角度調整手段を前記感光体ドラムと
露光手段間の間隔を調整する間隔調整手段上に取り付け
て一体的に移動可能に構成した事を特徴とする画像形成
装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990100839U JP2551384Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990100839U JP2551384Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457857U JPH0457857U (ja) | 1992-05-18 |
JP2551384Y2 true JP2551384Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=31843795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990100839U Expired - Fee Related JP2551384Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551384Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4581580B2 (ja) * | 2004-09-15 | 2010-11-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及び画質調整方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2638158B2 (ja) * | 1988-11-22 | 1997-08-06 | 三洋電機株式会社 | 像形成装置 |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP1990100839U patent/JP2551384Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457857U (ja) | 1992-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |