JP2550842Y2 - リニアモータ可動子 - Google Patents

リニアモータ可動子

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JP2550842Y2
JP2550842Y2 JP1991052769U JP5276991U JP2550842Y2 JP 2550842 Y2 JP2550842 Y2 JP 2550842Y2 JP 1991052769 U JP1991052769 U JP 1991052769U JP 5276991 U JP5276991 U JP 5276991U JP 2550842 Y2 JP2550842 Y2 JP 2550842Y2
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JP
Japan
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linear motor
power supply
circuit board
printed circuit
coil
Prior art date
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JP1991052769U
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JPH04137486U (ja
Inventor
敏広 安藤
滋 坂上
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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  • Windings For Motors And Generators (AREA)
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  • Linear Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリニアモータ可動子に関
し、特に生産性及び信頼性を向上できる構造とし、さら
に可動子間の連結や切離しを容易にできる構造にしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアモータ可動子は図7に示す
ように、それぞれ駆動コイルaのリード線bを結線した
後に給電コンタクトc等を取付け、樹脂製の可動子ケー
スdに嵌め込んだりインサートモールド成型していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造のリニアモータ可動子は、各駆動コイルaの
リード線bを結線したり給電コンタクトcを取付ける等
の細かい作業を行う必要があり生産性が悪い。また、リ
ード線を結線した状態の各駆動コイルaを可動子ケース
dに嵌め込むため、作業性が悪いばかりでなくリード線
を誤って切断する場合がある。一方、上記組立工程を自
動化して生産性を向上するためには、高価な生産設備を
必要とする等の問題点がある。本考案は上記問題点を解
決するためになされたものであり、生産性及び信頼性を
向上できる構造とし、さらに可動子間の増結切離しを容
易にできる構造にしたリニアモータ可動子を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のリニアモータ可動子は駆動コイルが巻装さ
れた支持体を、前記駆動コイルに給電するための給電パ
ターン形成されたプリント基板に固定してコイル組立
構成し、該コイル組立体をインサートモールド樹脂
成型したリニアモータ可動子であって、長手方向の両端
部において、前記プリント基板に形成された各給電パタ
ーンの端部を電気的接続可能に露出させるとともに、一
側端部に連結凹部を形成し、他側端部に前記連結凹部と
雌雄の関係となる連結凸部を形成したことを特徴とす
【0005】
【作用】上記リニアモータ可動子は、支持体に駆動コイ
ルを巻装して、該支持体をプリント基板に連結すること
によりコイル組立体を構成し、そのコイル組立体をイン
サートモールド樹脂成型したもので、一側端部に形成さ
れた連結凹部に、他のリニアモータ可動子の他側端部に
形成された連結凸部を嵌入して連結し、そのリニアモー
タ可動子間の電気的接続は、長手方向両端部で露出させ
た各給電パターンの端部を接続して行う。また、各給電
パターンの端部の接続を解くとともに、連結凸部と連結
凹部との連結を外すことにより、連結されたリニアモー
タ可動子を切り離すことができる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例について図面に従って具体的
に説明する。図1は駆動コイル1とこれを支持する支持
6の分離斜視図である。駆動コイル1は、支持体6の
巻芯7に巻装した後、支持体6とともに扁平形状に成
形され、左右のコイル巻回部2a,2bの幅とその間の
空心部3の幅略同じ寸法となっている。そして、コイ
ルのリード線となる巻始端4と巻終端5とがそれぞれ引
き出されている。支 持体6は樹脂成型品であって、前記
駆動コイル1の空心部3の輪郭と同形状の巻芯部7が
8に形成され、その鍔部8から連結部9が延長されて
る。該連結部9には前記巻芯部7と逆方向に、3本の
連結ピン10が突成されている。
【0007】図2はプリント基板11の正面図である。
プリント基板11には、前記支持体6の連結ピン10を
挿通するための3個一組の挿通孔12が一定ピッチpで
3組形成されている。該プリント基板11は支持体6に
支持される駆動コイル1に給電するための3本の給電パ
ターン13が帯状に形成され、各給電パターン13の途
には、それぞれ一か所づつ不連続部14が形成されて
いる。そして、該不連続部14を形成する給電パターン
13の各端部には、リード線挿通孔13aが形成されて
いる。このプリント基板11は、挿通孔12の部分、リ
ード線をハンダ付けするためのリード線挿通孔13aの
周囲及び給電パターン13の長手方向両端部を除いて、
絶縁保護被膜15で覆われている。そして、絶縁保護被
膜15で覆われない給電パターン13の長手方向両端部
には、コンタクト用のランド16が形成されている。
【0008】図3は3個の駆動コイル1と3個の支持体
6とプリント基板11により構成したコイル組立体21
の正面図である。支持体6とプリント基板11との連結
は、支持体6の3本の連結ピン10をプリント基板11
の挿通孔12に挿通し、給電パターン13の形成面側に
突出する端部を熱溶融により潰して抜け止めを施すこと
により行う。そして、各駆動コイル1の巻始端4と巻終
端5を、それぞれ各給電パターン13のリード線挿通孔
13aに挿通してハンダ付けする。
【0009】上記したコイル組立体21、コイル巻回
部2a,2bの表裏面の一部を露出させてインサートモ
ールド樹脂成型することにより、リニアモータ可動子3
0が形成される。また、プリント基板11の両端部のコ
ンタクト用のランド16の部分、及び一方のランド16
に連続する矩形面積部分17は共に樹脂により被覆しな
いで露出したまま残す(図4)。一方、リニアモータ可
動子30の裏面には補強リブ32を設けるとともに、長
手方向の一端部に連結凹部33を設け、他端部に該連結
凹部33と雌雄の関係となる連結凸部34を長手方向へ
突成する。そして、前記補強リブ32の間に形成される
凹部35を、リニアモータ可動子30と被牽引体(図示
せず)とを連結する連結部材の嵌装凹部とする。
【0010】上記構成のリニアモータ可動子30のコイ
ル組立体21は、駆動コイル1を支持した支持体6の連
結ピン10をプリント基板11の挿通孔12に挿通し、
その挿通端を熱溶融により潰して抜け止を施し、各駆動
コイル1の巻始端4と巻終端5を、それぞれ各給電パタ
ーン13のリード線挿通孔13aに挿通してハンダ付け
することにより形成されるもので、各組立工程は容易に
自動化が可能で生産性を高めることができる。
【0011】また、インサートモールド樹脂成型により
一体成形したリニアモータ可動子30には、長手方向の
一端部に連結凹部33を設け、他端部に該連結凹部33
と雌雄の関係となる連結凸部34を形成したから、リニ
アモータ可動子30相互の結若しくは切離しを極く簡
単に行うことができる。結した場合の電気的接続は、
導電性接続片18を裏面に固定した接続板19を前記矩
形面積部分17に嵌めてネジ20により固定し、コンタ
クト用のランド16間を橋絡することにより行う(図
6)。この場合、導電性接続片を直接ハンダ付けしても
よい。連結したリニアモータ可動子30を切り離す場合
は、接続板19を外すとともに、連結凹部33と連結凸
部34との連結を外す。リニアモータ可動子30と被牽
引体との連結は、被牽体に前記嵌装凹部35に嵌まる凸
部を形成することにより容易に行うことができる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案は上記の構成
を有し、支持体に駆動コイルを巻装して、該支持体をプ
リント基板に連結することによりコイル組立体を構成
し、そのコイル組立体をインサートモールド樹脂成型し
たもので、各駆動コイルはプリント基板に固定した後
に、各駆動コイル毎にリード線を所定の給電パターンに
結線するから、リード線が切断することもなく信頼性を
高め得るとともに、コイル組 立体の組立の作業性が向上
する。また、そのコイル組立体をインサートモールド樹
脂成型してリニアモータ可動子を形成する工程を自動化
でき、生産効率を高めることができる。さらに、リニア
モータ可動子の長手方向両端部でプリント基板に形成し
た各給電パターンの端部を露出して、電気的接続を可能
にするとともに、一側端部に形成された連結凹部と、雌
雄の関係になる連結凸部が他側端部に形成されるから、
リニアモータ可動子相互の及び切離しが簡単とな
る。また、各給電パターンの両端部の露出した部分を用
いて駆動コイル間の電気的接続及び切り離しを行えるか
ら、その作業を迅速かつ容易に行うことができる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動コイルと支持体の分離斜視図である。
【図2】プリント基板の正面図である。
【図3】コイル組立体の正面図である。
【図4】リニアモータ可動子の正面図である。
【図5】リニアモータ可動子の両端部の斜視図である。
【図6】電気的接続方法を示した斜視図である。
【図7】従来例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1...駆動コイル 2a,2b...巻回部
6...支持体 11...プリント基板 13...給電パターン 15...絶縁保護被膜
6...ランド 21...コイル組立体 30...リニアモータ可動
子 33...連結凹部 34...連結凸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動コイルが巻装された支持体を、前記
    駆動コイルに給電するための給電パターン形成された
    プリント基板に固定してコイル組立体構成し、該コイ
    ル組立体をインサートモールド樹脂成型したリニアモー
    タ可動子であって、 長手方向の両端部において、前記プリント基板に形成さ
    れた各給電パターンの端部を電気的接続可能に露出させ
    るとともに、一側端部に連結凹部を形成し、他側端部に
    前記連結凹部と雌雄の関係となる連結凸部を形成 したこ
    とを特徴とするリニアモータ可動子。
JP1991052769U 1991-06-11 1991-06-11 リニアモータ可動子 Expired - Lifetime JP2550842Y2 (ja)

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JP1991052769U JP2550842Y2 (ja) 1991-06-11 1991-06-11 リニアモータ可動子

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JPH04137486U JPH04137486U (ja) 1992-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5863071A (ja) * 1981-10-07 1983-04-14 Mitsubishi Electric Corp 扁平型ブラシレスモ−タ用電機子
JPS5886851A (ja) * 1981-11-14 1983-05-24 Hitachi Ltd 平面対向型モ−タの電機子コイル
JPH0540683Y2 (ja) * 1989-01-28 1993-10-15
JPH02103752U (ja) * 1989-01-28 1990-08-17

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