JP2550597Y2 - セミセパレート・シート - Google Patents
セミセパレート・シートInfo
- Publication number
- JP2550597Y2 JP2550597Y2 JP1991027722U JP2772291U JP2550597Y2 JP 2550597 Y2 JP2550597 Y2 JP 2550597Y2 JP 1991027722 U JP1991027722 U JP 1991027722U JP 2772291 U JP2772291 U JP 2772291U JP 2550597 Y2 JP2550597 Y2 JP 2550597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat back
- floor
- bracket
- semi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【考案の関係する分野】この考案は、左右のシート・バ
ックがセパレート構造で折りたたみ可能になされるベン
チ・シートであるところのセミセパレート・シートに関
する。
ックがセパレート構造で折りたたみ可能になされるベン
チ・シートであるところのセミセパレート・シートに関
する。
【０００２】
【背景技術】この種のセミセパレート・シートでは、左
右のシート・バックが、中央側を車室フロアにそれぞれ
フロア側ブラケットで回転可能に支持されるので、取付
け部品が多く、組付け工数が多くなり、そして、それら
に伴って、作業性が悪くなった。
右のシート・バックが、中央側を車室フロアにそれぞれ
フロア側ブラケットで回転可能に支持されるので、取付
け部品が多く、組付け工数が多くなり、そして、それら
に伴って、作業性が悪くなった。
【０００３】
【考案の課題】この考案の課題は、取付け部品を少なく
して取付け構造を簡略化し、取付けを簡単にし、そし
て、作業性を向上するところのセミセパレート・シート
の提供にある。
して取付け構造を簡略化し、取付けを簡単にし、そし
て、作業性を向上するところのセミセパレート・シート
の提供にある。
【０００４】
【課題に対応する手段およびそれの作用】この考案は、
車室フロアに固定的に据え付けられるシート・クッショ
ンと、左右のシート・バック・フレーム間に左右方向に
隙間を有してそのシート・クッション上に折りたたみ可
能にされる左右のシート・バックと、その左右のシート
・バック・フレーム間でその左右のシート・バック・フ
レームの一方に上端を接触可能にしてその車室フロアに
固定的に取り付けられるフロア側ブラケットと、その左
右のシート・バック・フレームの他方に固定的に取り付
けられて先端をそのフロア側ブラケットのその上端に伸
長するシート・バック側ブラケットと、その一方のシー
ト・バック・フレームおよびシート・バック側ブラケッ
トをそのフロア側ブラケットのその上端に回転可能に共
締めする取付け具とを含み、そして、そのシート・バッ
ク側ブラケットを用いて一箇所でその左右のシート・バ
ックの中央側をそのフロア側ブラケットにヒンジ結合
し、そして、その１箇のフロア側ブラケットでその左右
のシート・バックの中央側をその車室フロアに支持す
る。
車室フロアに固定的に据え付けられるシート・クッショ
ンと、左右のシート・バック・フレーム間に左右方向に
隙間を有してそのシート・クッション上に折りたたみ可
能にされる左右のシート・バックと、その左右のシート
・バック・フレーム間でその左右のシート・バック・フ
レームの一方に上端を接触可能にしてその車室フロアに
固定的に取り付けられるフロア側ブラケットと、その左
右のシート・バック・フレームの他方に固定的に取り付
けられて先端をそのフロア側ブラケットのその上端に伸
長するシート・バック側ブラケットと、その一方のシー
ト・バック・フレームおよびシート・バック側ブラケッ
トをそのフロア側ブラケットのその上端に回転可能に共
締めする取付け具とを含み、そして、そのシート・バッ
ク側ブラケットを用いて一箇所でその左右のシート・バ
ックの中央側をそのフロア側ブラケットにヒンジ結合
し、そして、その１箇のフロア側ブラケットでその左右
のシート・バックの中央側をその車室フロアに支持す
る。
【０００５】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この考案のセミセパレート・シートを説明す
るに、図１および図２は、ライト・バンに適用されるこ
の考案のセミセパレート・シートの具体例１を示し、そ
して、このセミセパレート・シート１では、シート・ク
ッション２が、車室フロア２０に固定的に据え付けら
れ、また、左右のシート・バック３，４が、左右のシー
ト・バック・フレーム５，６間に左右方向に隙間を有し
てそのシート・クッション２上に折りたたみ可能にさ
れ、さらに、フロア側ブラケット９が、その左右のシー
ト・バック・フレーム５，６間でその左右のシート・バ
ック・フレーム５，６の一方６に上端を接触可能にして
その車室フロア２０に固定的に取り付けられ、またさら
に、シート・バック側ブラケット１０が、その左右のシ
ート・バック・フレーム５，６の他方５に固定的に取り
付けられて先端をそのフロア側ブラケット９のその上端
に伸長し、さらには、取付け具１１が、その一方のシー
ト・バック・フレーム６およびシート・バック側ブラケ
ット１０をそのフロア側ブラケット９のその上端に回転
可能 に共締めする。
基づいて、この考案のセミセパレート・シートを説明す
るに、図１および図２は、ライト・バンに適用されるこ
の考案のセミセパレート・シートの具体例１を示し、そ
して、このセミセパレート・シート１では、シート・ク
ッション２が、車室フロア２０に固定的に据え付けら
れ、また、左右のシート・バック３，４が、左右のシー
ト・バック・フレーム５，６間に左右方向に隙間を有し
てそのシート・クッション２上に折りたたみ可能にさ
れ、さらに、フロア側ブラケット９が、その左右のシー
ト・バック・フレーム５，６間でその左右のシート・バ
ック・フレーム５，６の一方６に上端を接触可能にして
その車室フロア２０に固定的に取り付けられ、またさら
に、シート・バック側ブラケット１０が、その左右のシ
ート・バック・フレーム５，６の他方５に固定的に取り
付けられて先端をそのフロア側ブラケット９のその上端
に伸長し、さらには、取付け具１１が、その一方のシー
ト・バック・フレーム６およびシート・バック側ブラケ
ット１０をそのフロア側ブラケット９のその上端に回転
可能 に共締めする。
【０００６】特に、そのシート・バック・フレーム５，
６が、中央側に溶接されたプレートからなるフランジ
７，８を備えるので、そのシート・バック側ブラケット
１０は、そのシート・バック・フレーム５のそのフラン
ジ７にボルト１８およびナット１９で締め付けられ、そ
して、そのシート・バック・フレーム６のそのフランジ
８と一緒にそのフロア側ブラケット９にその取付け具１
１で共締めされる。この場合、その取付け具１１は、一
端に頭部１５を備えた軸部１４、およびその軸部１４の
他端に段付けされた細いねじ部１６からなる段付きボル
ト１２とそのねじ部１６にねじ結合されるナットとより
構成される。
６が、中央側に溶接されたプレートからなるフランジ
７，８を備えるので、そのシート・バック側ブラケット
１０は、そのシート・バック・フレーム５のそのフラン
ジ７にボルト１８およびナット１９で締め付けられ、そ
して、そのシート・バック・フレーム６のそのフランジ
８と一緒にそのフロア側ブラケット９にその取付け具１
１で共締めされる。この場合、その取付け具１１は、一
端に頭部１５を備えた軸部１４、およびその軸部１４の
他端に段付けされた細いねじ部１６からなる段付きボル
ト１２とそのねじ部１６にねじ結合されるナットとより
構成される。
【０００７】勿論、図２に示されたように、そのフロア
側ブラケット９は上端に軸受穴が、そのシート・バック
側ブラケット１０は先端に軸受穴がそれぞれ穴明けさ
れ、また、そのフランジ８は所定の位置に軸受穴が穴明
けされ、そして、そのブラケット８はそのフロア側ブラ
ケット９の一方の側に、そのシート・バック側ブラケッ
ト１０はそのフロア側ブラケット９の他方の側にそれぞ
れ接触されて穴合わせされ、そして、その段付きボルト
１２およびナット１３で回転可能にされて共締め可能に
されている。
側ブラケット９は上端に軸受穴が、そのシート・バック
側ブラケット１０は先端に軸受穴がそれぞれ穴明けさ
れ、また、そのフランジ８は所定の位置に軸受穴が穴明
けされ、そして、そのブラケット８はそのフロア側ブラ
ケット９の一方の側に、そのシート・バック側ブラケッ
ト１０はそのフロア側ブラケット９の他方の側にそれぞ
れ接触されて穴合わせされ、そして、その段付きボルト
１２およびナット１３で回転可能にされて共締め可能に
されている。
【０００８】したがって、その左右のシート・バック
３，４の中央側は、そのフロア側ブラケット９が、予
め、その車室フロア３０にねじ１７，１７で固定され、
そして、そのシート・バック側ブラケット１０が同様
に、予め、そのシート・バック・フレーム５のフランジ
７にボルト・ナット１８，１９で固定されるので、その
フロア側ブラケット９の両側にそのフランジ８およびシ
ート・バック側ブラケット１０を添えてその段付きボル
ト１２およびナット１３で共締めされる。そのようにし
て、その左右のシート・バック３，４の中央側は、その
１箇のフロア側ブラケット９でその車室フロア２０に回
転可能に支持されるので、そのシート・バック３，４の
一方３をその車室フロア２０に支持するフロア側ブラケ
ットが省かれ、それに伴って、組付けが簡単で作業性が
向上される。
３，４の中央側は、そのフロア側ブラケット９が、予
め、その車室フロア３０にねじ１７，１７で固定され、
そして、そのシート・バック側ブラケット１０が同様
に、予め、そのシート・バック・フレーム５のフランジ
７にボルト・ナット１８，１９で固定されるので、その
フロア側ブラケット９の両側にそのフランジ８およびシ
ート・バック側ブラケット１０を添えてその段付きボル
ト１２およびナット１３で共締めされる。そのようにし
て、その左右のシート・バック３，４の中央側は、その
１箇のフロア側ブラケット９でその車室フロア２０に回
転可能に支持されるので、そのシート・バック３，４の
一方３をその車室フロア２０に支持するフロア側ブラケ
ットが省かれ、それに伴って、組付けが簡単で作業性が
向上される。
【０００９】
【考案の便益】上述から理解されるように、この考案の
セミセパレート・シートは、車室フロアに固定的に据え
付けられるシート・クッションと、左右のシート・バッ
ク・フレーム間に左右方向に隙間を有してそのシート・
クッション上に折りたたみ可能にされる左右のシート・
バックと、その左右のシート・バック・フレーム間でそ
の左右のシート・バック・フレームの一方に上端を接触
可能にしてその車室フロアに固定的に取り付けられるフ
ロア側ブラケットと、その左右のシート・バック・フレ
ームの他方に固定的に取り付けられて先端をそのフロア
側ブラケットのその上端に伸長するシート・バック側ブ
ラケットと、その一方のシート・バック・フレームおよ
びシート・バック側ブラケットをそのフロア側ブラケッ
トの上端に回転可能に共締めする取付け具とを含むの
で、この考案のセミセパレート・シートでは、取付け部
品が少なくなって取付け構造が簡略化され、軽量化が図
られ、そして、組付けが簡単になって作業性が向上さ
れ、その結果、自動車にとって非常に有用で実用的であ
る。
セミセパレート・シートは、車室フロアに固定的に据え
付けられるシート・クッションと、左右のシート・バッ
ク・フレーム間に左右方向に隙間を有してそのシート・
クッション上に折りたたみ可能にされる左右のシート・
バックと、その左右のシート・バック・フレーム間でそ
の左右のシート・バック・フレームの一方に上端を接触
可能にしてその車室フロアに固定的に取り付けられるフ
ロア側ブラケットと、その左右のシート・バック・フレ
ームの他方に固定的に取り付けられて先端をそのフロア
側ブラケットのその上端に伸長するシート・バック側ブ
ラケットと、その一方のシート・バック・フレームおよ
びシート・バック側ブラケットをそのフロア側ブラケッ
トの上端に回転可能に共締めする取付け具とを含むの
で、この考案のセミセパレート・シートでは、取付け部
品が少なくなって取付け構造が簡略化され、軽量化が図
られ、そして、組付けが簡単になって作業性が向上さ
れ、その結果、自動車にとって非常に有用で実用的であ
る。
【００１０】先のように、図面を参照して説明されたこ
の考案の具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の課題を成し遂げるた
めに考案の成立に必須であってその考案の性質であると
ころのその考案の技術的本質に由来し、そして、それを
内在させると客観的に認められる態様に容易に具体化さ
れる。
の考案の具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の課題を成し遂げるた
めに考案の成立に必須であってその考案の性質であると
ころのその考案の技術的本質に由来し、そして、それを
内在させると客観的に認められる態様に容易に具体化さ
れる。
【図１】ライト・バンに適用されるこの考案のセミセパ
レート・シートの具体例を示した斜視図である。
レート・シートの具体例を示した斜視図である。
【図２】図１に示されたセミセパレート・シートにおい
て左右のシート・バックの中央側の取付け構造を示した
部分断面図である。
て左右のシート・バックの中央側の取付け構造を示した
部分断面図である。
９ フロア側ブラケット １０ シート・バック側ブラケット １１ 取付け具 １２ 段付きボルト １３ ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 車室フロアに固定的に据え付けられるシ
ート・クッションと、左右のシート・バック・フレーム
間に左右方向に隙間を有してそのシート・クッション上
に折りたたみ可能にされる左右のシート・バックと、そ
の左右のシート・バック・フレーム間でその左右のシー
ト・バック・フレームの一方に上端を接触可能にしてそ
の車室フロアに固定的に取り付けられるフロア側ブラケ
ットと、その左右のシート・バック・フレームの他方に
固定的に取り付けられて先端をそのフロア側ブラケット
のその上端に伸長するシート・バック側ブラケットと、
その一方のシート・バック・フレームおよびシート・バ
ック側ブラケットをそのフロア側ブラケットのその上端
に回転可能に共締めする取付け具とを含むセミセパレー
ト・シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991027722U JP2550597Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | セミセパレート・シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991027722U JP2550597Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | セミセパレート・シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116234U JPH04116234U (ja) | 1992-10-16 |
| JP2550597Y2 true JP2550597Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=31911952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991027722U Expired - Fee Related JP2550597Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | セミセパレート・シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550597Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100315363B1 (ko) * | 1999-11-29 | 2001-11-29 | 류정열 | 레저용 차량의 2열시트의 힌지와 넉클의 결합 구조 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891965A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-06-01 | Arai Pump Mfg Co Ltd | 金属ガスケツト |
| JPS6193361A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-12 | サンデン株式会社 | エンジン駆動ヒ−トポンプシステム |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP1991027722U patent/JP2550597Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04116234U (ja) | 1992-10-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2156971C (en) | Seat assembly for mass transit vehicle | |
| JP2995956B2 (ja) | シートフレーム取付構造 | |
| JP2550597Y2 (ja) | セミセパレート・シート | |
| JP2002127791A (ja) | 自動車用シートのスライドレールの構造 | |
| US5681091A (en) | Aircraft seat pan assembly | |
| JP2553677Y2 (ja) | 乗り物シートに使用されるパワー・シート・トラック | |
| JPH068755Y2 (ja) | シートにおけるアームレスト支持構造 | |
| JP2541976Y2 (ja) | 片持ち式シートレッグ構造 | |
| JP2000085418A (ja) | 車両用シート | |
| JPS5933732Y2 (ja) | 自動車車体の補剛構造 | |
| JP2856314B2 (ja) | 車両用シート | |
| JPS6249428U (ja) | ||
| JPS6212435A (ja) | シ−トスライド装置 | |
| JPH092114A (ja) | 車両用片持シートの取付構造 | |
| JP2023167959A (ja) | 乗物用シート | |
| JPH0222362Y2 (ja) | ||
| JP3435891B2 (ja) | 自動車用空調機ユニットの取付構造 | |
| JPS5835545Y2 (ja) | 自動車用シ−ト | |
| JP2579997Y2 (ja) | 片持ち式シートレッグ構造 | |
| JPH0143939Y2 (ja) | ||
| JPS62170339U (ja) | ||
| JP2557974Y2 (ja) | 可変取付型座席装置 | |
| JPH07323797A (ja) | 自動車のニーボルスター取付構造 | |
| JP2566690Y2 (ja) | リクライニング装置付き自動車シート | |
| JPH0116661Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |