JP2550558C - - Google Patents
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- JP2550558C JP2550558C JP2550558C JP 2550558 C JP2550558 C JP 2550558C JP 2550558 C JP2550558 C JP 2550558C
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 241001442055 Vipera berus Species 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 230000000875 corresponding Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、印字位置修正装置に関するものであり、特に主走査方向の印字開始
位置を全ての用紙に対して一定にすることのできるカット紙を用いたドットプリ
ンタの印字位置修正装置に関するものである。 (従来の技術) 第5図は従来のレ─ザビ─ムプリンタ等のドットプリンタの要部の概略平面図
を示す。図において、1は感光ドラム、2は回転多面鏡、3は走査始端検出装置
、4はカット紙、5はレーザ光、4a,4bは第2、第3枚目のカット紙を示す
。 レ─ザビ─ムプリンタにおいては、周知のように、画像情報で変調されたレ─
ザ光5は回転多面鏡2で反射され、感光ドラム1上を主走査方向に走査する。5 aはその軌跡を示す。この時、感光ドラムは一定方向に一定速度で回転している
ので、該感光ドラム1上に画像情報の静電潜像パタ─ンが形成される。該静電潜
像パタ─ンは図示されていない現像器により現像され、さらに図示されていない
転写器により、搬送されて来たカット紙4に転写される。カット紙はその後定着
器を通り、プリントアウトされる。 走査始端検出装置3は感光ドラム1上の主走査方向の同一位置に常に前記静電
潜像パタ─ンを形成するためのものであり、該走査始端検出装置3が回転多面鏡
2から反射されて来たレ─ザ光を検知した後、所定時間後に主走査信号が出力さ
れるように構成されている。すなわち、感光ドラム1上には、その端部から距離
Mだけ感光ドラム1の中央部に進んだ所から、画像情報の静電潜像パタ─ンが形
成されることになる。 (発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた。 レ─ザビ─ムプリンタは上記のような動作を行うので、カット紙4が常に同一
位置を通って搬送されて来る時には、カット紙の同一位置に画像情報の印字を行
うことができる。 しかし、給紙部から感光ドラムまでの用紙搬送路中には、すべり、摩擦等が発
生し、全てのカット紙が一様に同一の位置を通って搬送されることはなく、図示
されているように、基準位置Zより±Δxばらつくことになる。経験的には、カ
ット紙が感光ドラム1に達した時には、各カット紙間で主走査方向に最大±6m
m程度のばらつきが発生することが知られている。 このように、カット紙の搬送位置が主走査方向にばらつくと、各用紙間で主走
査方向の印字開始位置が不均一になり、視覚上見苦しいという問題があった。 本発明の目的は、前記従来の技術の問題点を除去し、用紙が主走査方向にばら
ついて搬入された時にも、常に主走査方向の印字開始位置を一定にできる印字位
置修正装置を提供するにある。 (問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本発明は給紙部から印字部までの用紙搬送経
路内の所定位置で、所定の基準位置に対する用紙の主走査方向についての左右の ずれ量±Δxを検出し、主走査信号出力回路において、前記検出出力に応じて、
主走査信号の開始タイミングを搬入される各用紙毎にドット対応に補正するよう
にした点に特徴がある。 (実施例) 以下に図面を参照して、本発明を詳細に説明する。 第3図は本発明の一実施例の概略図、第4図は第3図の紙位置検出センサの一
具体例を示すブロック図である。第3図において、6は紙位置検出センサを示し
、他の符号は第5図と同一物を示す。また第4図において、7aは発光ダイオー
ド等の発光素子、7bはホトトランジスタ等の受光素子、8はROM等のばらつ
きデ─タ発生手段を示す。 第3図において、カット紙4の搬送方向(図示矢印X)と垂直方向の位置(以
後、主走査方向位置と呼ぶ)は紙位置検出センサ6によって検出される。該紙位
置検出センサ6は第4図に示されているように、例えば発光素子7aと受光素子
7bとで構成されており、カット紙4が搬送されて来ると、該カット紙4の主走
査方向位置に応じて受光する受光素子7bの位置が変動する。各受光素子の出力
はROM8に接続されており、該ROMのアドレスとなっている。ROM8の中
には、該アドレスに対応して、カット紙4の主走査方向のばらつき量±Δxがデ
─タとして記憶されているので、ROM8からはカット紙4の主走査方向のばら
つき量±Δxを得ることができる。 次に、本実施例の主要部の構成および動作を第1図および第2図を参照して説
明する。前記紙位置検出センサ6によって検出されたカット紙4の主走査方向ば
らつき量±Δxと予め知られている開始位置基準信号Mは加算器11に入力され
る。該加算器11は(M±Δx)の信号をレジスタ12に送る。該レジスタ12
は、第2図(c)に示されているように、副走査信号bがLレベルの時にビデオ
クロックaと同期して該(M±Δx)をラッチし、副走査信号がHレベルの期間
これを保持する。したがって、レジスタ12の出力Aは、副走査信号bがHレベ
ルの期間は(M±Δx)になる。 次に、感光ドラム1の端部に設けられた走査始端検出装置3がレ─ザ光のスキ
ャンを検知すると、走査始端検出信号dがカウンタ13に送られる。該カウンタ 13は該走査始端検出信号が入力して来ると、クリアされ、続いて入力して来る
ビデオクロックaの計数を始める。該カウンタ13の計数値Bは一致回路14へ
送られる。 該一致回路14は、前記レジスタ12の出力Aとカウンタ13の計数値Bとが
不一致の時にはLレベルの信号を出力し、一方、等しくなった時にはHレベルの
信号を出力する。該一致回路14はカウンタ13の計数が進み計数値Bが(M±
Δx)に等しくなるとHレベルの信号fを出力するようになる。カウンタ13は
該一致回路14の出力信号fがHレベルになるとディセ─ブルになり、カウント
動作を中止する。なお、該一致回路14の出力fは次のレ─ザ光のスキャンが走
査始端検出装置3によって検知され、走査始端検出信号dがカウンタ13に入力
した時に、ビデオクロックaと同期してLレベルに転じる。 前記一致回路14の出力は主走査信号fとしてビデオ出力装置15に入力され
る。該ビデオ出力装置15は、該主走査信号f、副走査信号bできまる時間の間
に、ビデオクロックaと同期してビデオデ─タを出力する。このビデオデ─タは
レ─ザ光を変調するためのAO変調器等に送られる。したがって、感光ドラム1
上にはその始端から(M±Δx)だけ中心方向に入った位置から画像情報の静電
潜像パタ─ンが形成され始めることになる。 以上のように、本実施例によれば、搬送中のカット紙の主走査方向のずれ量±
Δxを検知し、このずれ量に応じた大きさだけ感光ドラム1上に形成される静電
潜像パタ─ンの始端を調整することができるので、カット紙が主走査方向にばら
ついて搬入された時にも、常に主走査方向の印字開始位置を一定にすることがで
きる。 (発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎのような効果が達成さ
れる。 本発明によれば、搬送中の用紙のばらつき量を、感光ドラム上に形成される静
電潜像パタ─ンの主走査方向開始端位置の補正に用いているので、全ての記録用
紙に対して主走査方向の印字開始位置を均一にできるという大きな効果がある。
位置を全ての用紙に対して一定にすることのできるカット紙を用いたドットプリ
ンタの印字位置修正装置に関するものである。 (従来の技術) 第5図は従来のレ─ザビ─ムプリンタ等のドットプリンタの要部の概略平面図
を示す。図において、1は感光ドラム、2は回転多面鏡、3は走査始端検出装置
、4はカット紙、5はレーザ光、4a,4bは第2、第3枚目のカット紙を示す
。 レ─ザビ─ムプリンタにおいては、周知のように、画像情報で変調されたレ─
ザ光5は回転多面鏡2で反射され、感光ドラム1上を主走査方向に走査する。5 aはその軌跡を示す。この時、感光ドラムは一定方向に一定速度で回転している
ので、該感光ドラム1上に画像情報の静電潜像パタ─ンが形成される。該静電潜
像パタ─ンは図示されていない現像器により現像され、さらに図示されていない
転写器により、搬送されて来たカット紙4に転写される。カット紙はその後定着
器を通り、プリントアウトされる。 走査始端検出装置3は感光ドラム1上の主走査方向の同一位置に常に前記静電
潜像パタ─ンを形成するためのものであり、該走査始端検出装置3が回転多面鏡
2から反射されて来たレ─ザ光を検知した後、所定時間後に主走査信号が出力さ
れるように構成されている。すなわち、感光ドラム1上には、その端部から距離
Mだけ感光ドラム1の中央部に進んだ所から、画像情報の静電潜像パタ─ンが形
成されることになる。 (発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた。 レ─ザビ─ムプリンタは上記のような動作を行うので、カット紙4が常に同一
位置を通って搬送されて来る時には、カット紙の同一位置に画像情報の印字を行
うことができる。 しかし、給紙部から感光ドラムまでの用紙搬送路中には、すべり、摩擦等が発
生し、全てのカット紙が一様に同一の位置を通って搬送されることはなく、図示
されているように、基準位置Zより±Δxばらつくことになる。経験的には、カ
ット紙が感光ドラム1に達した時には、各カット紙間で主走査方向に最大±6m
m程度のばらつきが発生することが知られている。 このように、カット紙の搬送位置が主走査方向にばらつくと、各用紙間で主走
査方向の印字開始位置が不均一になり、視覚上見苦しいという問題があった。 本発明の目的は、前記従来の技術の問題点を除去し、用紙が主走査方向にばら
ついて搬入された時にも、常に主走査方向の印字開始位置を一定にできる印字位
置修正装置を提供するにある。 (問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本発明は給紙部から印字部までの用紙搬送経
路内の所定位置で、所定の基準位置に対する用紙の主走査方向についての左右の ずれ量±Δxを検出し、主走査信号出力回路において、前記検出出力に応じて、
主走査信号の開始タイミングを搬入される各用紙毎にドット対応に補正するよう
にした点に特徴がある。 (実施例) 以下に図面を参照して、本発明を詳細に説明する。 第3図は本発明の一実施例の概略図、第4図は第3図の紙位置検出センサの一
具体例を示すブロック図である。第3図において、6は紙位置検出センサを示し
、他の符号は第5図と同一物を示す。また第4図において、7aは発光ダイオー
ド等の発光素子、7bはホトトランジスタ等の受光素子、8はROM等のばらつ
きデ─タ発生手段を示す。 第3図において、カット紙4の搬送方向(図示矢印X)と垂直方向の位置(以
後、主走査方向位置と呼ぶ)は紙位置検出センサ6によって検出される。該紙位
置検出センサ6は第4図に示されているように、例えば発光素子7aと受光素子
7bとで構成されており、カット紙4が搬送されて来ると、該カット紙4の主走
査方向位置に応じて受光する受光素子7bの位置が変動する。各受光素子の出力
はROM8に接続されており、該ROMのアドレスとなっている。ROM8の中
には、該アドレスに対応して、カット紙4の主走査方向のばらつき量±Δxがデ
─タとして記憶されているので、ROM8からはカット紙4の主走査方向のばら
つき量±Δxを得ることができる。 次に、本実施例の主要部の構成および動作を第1図および第2図を参照して説
明する。前記紙位置検出センサ6によって検出されたカット紙4の主走査方向ば
らつき量±Δxと予め知られている開始位置基準信号Mは加算器11に入力され
る。該加算器11は(M±Δx)の信号をレジスタ12に送る。該レジスタ12
は、第2図(c)に示されているように、副走査信号bがLレベルの時にビデオ
クロックaと同期して該(M±Δx)をラッチし、副走査信号がHレベルの期間
これを保持する。したがって、レジスタ12の出力Aは、副走査信号bがHレベ
ルの期間は(M±Δx)になる。 次に、感光ドラム1の端部に設けられた走査始端検出装置3がレ─ザ光のスキ
ャンを検知すると、走査始端検出信号dがカウンタ13に送られる。該カウンタ 13は該走査始端検出信号が入力して来ると、クリアされ、続いて入力して来る
ビデオクロックaの計数を始める。該カウンタ13の計数値Bは一致回路14へ
送られる。 該一致回路14は、前記レジスタ12の出力Aとカウンタ13の計数値Bとが
不一致の時にはLレベルの信号を出力し、一方、等しくなった時にはHレベルの
信号を出力する。該一致回路14はカウンタ13の計数が進み計数値Bが(M±
Δx)に等しくなるとHレベルの信号fを出力するようになる。カウンタ13は
該一致回路14の出力信号fがHレベルになるとディセ─ブルになり、カウント
動作を中止する。なお、該一致回路14の出力fは次のレ─ザ光のスキャンが走
査始端検出装置3によって検知され、走査始端検出信号dがカウンタ13に入力
した時に、ビデオクロックaと同期してLレベルに転じる。 前記一致回路14の出力は主走査信号fとしてビデオ出力装置15に入力され
る。該ビデオ出力装置15は、該主走査信号f、副走査信号bできまる時間の間
に、ビデオクロックaと同期してビデオデ─タを出力する。このビデオデ─タは
レ─ザ光を変調するためのAO変調器等に送られる。したがって、感光ドラム1
上にはその始端から(M±Δx)だけ中心方向に入った位置から画像情報の静電
潜像パタ─ンが形成され始めることになる。 以上のように、本実施例によれば、搬送中のカット紙の主走査方向のずれ量±
Δxを検知し、このずれ量に応じた大きさだけ感光ドラム1上に形成される静電
潜像パタ─ンの始端を調整することができるので、カット紙が主走査方向にばら
ついて搬入された時にも、常に主走査方向の印字開始位置を一定にすることがで
きる。 (発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎのような効果が達成さ
れる。 本発明によれば、搬送中の用紙のばらつき量を、感光ドラム上に形成される静
電潜像パタ─ンの主走査方向開始端位置の補正に用いているので、全ての記録用
紙に対して主走査方向の印字開始位置を均一にできるという大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部のブロック図、第2図は第1図の主要部の信
号のタイムチャ─ト、第3図は該実施例の用いられるレ─ザビ─ムプリンタの印
字部の概略の平面図、第4図は紙位置検出センサの一具体例を示すブロック図、
第5図は従来のレ─ザビ─ムプリンタの印字部の概略の平面図を示す。 1…感光ドラム、3…走査始端検出装置、4…カット紙、6…紙位置検出センサ
、11…加算器、12…レジスタ、13…カウンタ、14…一致回路、15…ビ
デオ出力装置。
号のタイムチャ─ト、第3図は該実施例の用いられるレ─ザビ─ムプリンタの印
字部の概略の平面図、第4図は紙位置検出センサの一具体例を示すブロック図、
第5図は従来のレ─ザビ─ムプリンタの印字部の概略の平面図を示す。 1…感光ドラム、3…走査始端検出装置、4…カット紙、6…紙位置検出センサ
、11…加算器、12…レジスタ、13…カウンタ、14…一致回路、15…ビ
デオ出力装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 給紙部から転写部までの用紙搬送経路内の所定位置に設置され、所定の基
準位置に対する主走査方向の左右の用紙ずれ量±Δxを検出する用紙ずれ量検出
手段と、 該用紙ずれ量検出手段の検出出力に基づいて、印字開始位置を決める主走査信
号の始端のタイミングを補正する手段とを具備したことを特徴とする印字位置修
正装置。 (2) 前記補正手段は、該用紙ずれ量±Δxと印字開始位置基準信号Mとを加算
、ラッチする手段と、 レーザ光の走査始端検出時を起点としてビデオクロックをカウントするカウン
タ手段と、 前記ラッチされた値(M±Δx)と該カウンタ手段の一致を検出する一致検出
手段とからなり、 該一致手段が一致を検出した時を前記主走査信号の始端になるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の印字位置修正装置。
Family
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