JP2550411Y2 - ブラシレス電気信号伝達装置 - Google Patents

ブラシレス電気信号伝達装置

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JP2550411Y2
JP2550411Y2 JP1991090194U JP9019491U JP2550411Y2 JP 2550411 Y2 JP2550411 Y2 JP 2550411Y2 JP 1991090194 U JP1991090194 U JP 1991090194U JP 9019491 U JP9019491 U JP 9019491U JP 2550411 Y2 JP2550411 Y2 JP 2550411Y2
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cylindrical portion
housing
electric signal
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signal transmission
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康彦 向井
真人 宮原
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば車両のハンドル
軸の外周にセットされていてハンドル側の回転系から車
体側の固定系に電気信号をブラシを用いないで伝達する
のに好適なブラシレス電気信号伝達装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のブラシレス電気信号伝達
装置は、図3(A)〜(C)に示すように、同心配置さ
れてその中心の回りに一方が回転する第1,第2のハウ
ジング1,2を有する。第1のハウジング1は、リング
状の平板部1aと、その中央の孔1bの周囲から立設さ
れた内筒部1cとで構成されている。第2のハウジング
2は、リング状の平板部1aの外周に嵌合された外筒部
2aと、該外筒部2aの一端部に内鍔状に設けられてい
て中央の孔2bに内筒部1cが嵌合されるようになって
いる平板部2cとで構成されている。
【0003】これら第1,第2のハウジング1,2が形
成する環状の室3内には、内筒部1cの周囲にフレキシ
ブルフラットコード4が渦巻き状に配置されている。該
フレキシブルフラットコード4は、その両端が第1,第
2のハウジング1,2にそれぞれ支持されている。内筒
1cに添わせるようにしてエンドサポート5が設けら
れ、フレキシブルフラットコード4の反転が防止される
ようになっている。該エンドサポート5は、内筒部1a
の外周に沿って存在できるようにして、その基端部に設
けられた取付け板部5aがリベット6で第1のハウジン
グ1の平板部1aに固定されている。
【0004】フレキシブルフラットコード4の渦巻き状
の内端には、図示しない端子との接続部をモールドする
モールド部7が設けられ、該モールド部7はその基端部
に設けられた取付け板部7aが前述したリベット6を兼
用して第1のハウジング1の平板部1aに固定されてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のブラシレス電気信号伝達装置では、エンドサ
ポート5がハウジング1,2とは別部品であって、リベ
ット6で第1のハウジング1に固定されているので、部
品点数が多くなると共に該リベット6での取付け工程が
必要になり、コストアップをまねく問題点があった。
【0006】また、エンドサポート5の取付け工程が必
要になるため、該エンドサポート5を取付ける際の位置
決め作業が煩わしく、取付け不良となる場合もあり、更
にエンドサポート5の取付け忘れをすることもあり、ブ
ラシレス電気信号伝達装置の組立作業性が悪く、不良品
の発生原因となる問題点があった。
【0007】本考案の目的は、コストアップをまねかず
にエンドサポートを設けることができるブラシレス電気
信号伝達装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
考案の構成を説明すると、本考案は同心配置されてその
中心の回りに一方が回転する第1,第2のハウジング
と、前記第1,第2のハウジングが形成する室内で一方
のハウジングから該室の中心に同軸状に突設された内筒
部と、該内筒部の周囲に渦巻き状に配置され両端が前記
第1,第2のハウジングにそれぞれ支持されているフレ
キシブルフラットコードと、前記内筒部の外周に沿わせ
るようにして設けられていて前記フレキシブルフラット
コードの反転を防止するエンドサポートとを備えたブラ
シレス電気信号伝達装置において、前記エンドサポート
は前記内筒部を有する前記ハウジングに一体成形で設け
られていることを特徴とする。
【0009】
【作用】このようにエンドサポートを内筒部を有するハ
ウジングに一体成形で設けると、部品点数が減り、且つ
リベットでの取付け工程が不要になり、コストの低減を
図ることができる。また、エンドサポートの取付け工程
が不要になるため、該エンドサポートの生産管理が不要
になり、ブラシレス電気信号伝達装置の組立作業性が向
上すると共にエンドサポートの取付け忘れによる不良品
もなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図を参照して詳細に
説明する。なお、前述した図3(A)〜(C)と対応す
る部分には、同一符号をつけて示している。
【0011】図1(A)〜(C)は、本考案に係るブラ
シレス電気信号伝達装置の第1実施例を示したものであ
る。
【0012】本実施例のブラシレス電気信号伝達装置に
おいては、エンドサポート5は第1のハウジング1の内
筒部1cに沿わせることができるようにして、その基端
部の一側面を該第1のハウジング1の平板部1a取付け
た形で該第1のハウジング1に一体成形で設けられてい
る。
【0013】渦巻き状のフレキシブルフラットコード4
の外端にも、図示しない端子との接続部をモールドする
モールド部8が設けられ、該モールド部8は第2のハウ
ジング2の外筒部2aに取付けられている。
【0014】このようなエンドサポート5でフレキシブ
ルフラットコード4の渦巻き状の内端側がサポートされ
て、該フレキシブルフラットコード4の反転が防止され
ることになる。
【0015】また、エンドサポート5を第1のハウジン
グ1に一体成形で設けると、部品点数が減り、且つリベ
ットでの取付け工程が不要になり、コストの低減を図る
ことができる。
【0016】図2(A)〜(C)は、本考案に係るブラ
シレス電気信号伝達装置の第2実施例を示したものであ
る。
【0017】本実施例のブラシレス電気信号伝達装置に
おいては、エンドサポート5は第1のハウジング1の内
筒部1cに沿わせることができるようにして、その基端
部を該第1のハウジング1の内筒部1c取付けた形で該
第1のハウジング1に一体成形で設けられている。この
実施例では、第1のハウジング1は平板部1aを有さ
ず、内筒部1cを主体として形成されている。これに伴
い、第2のハウジング2は外筒部2aの両端に内鍔状に
リング形の平板部2c,2dが設けられ、これら平板部
2c,2dが内筒部1cの両端に嵌合された構造になっ
ている。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るブラシ
レス電気信号伝達装置においては、エンドサポートを内
筒部を有するハウジングに一体成形で設けたので、部品
点数が減り、且つリベットでの取付け工程が不要にな
り、コストの低減を図ることができる。また、エンドサ
ポートの取付け工程が不要になるため、該エンドサポー
トの生産管理が不要になり、ブラシレス電気信号伝達装
置の組立作業性が向上すると共にエンドサポートの取付
け忘れによる不良品もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は本考案に係るブラシレス電気
信号伝達装置の第1実施例を示したもので、(A)は
(B)のA−A線断面図、(B)は(A)のB−B線断
面図、(C)は第1実施例で用いている第1のハウジン
グの斜視図である。
【図2】(A)〜(C)は本考案に係るブラシレス電気
信号伝達装置の第2実施例を示したもので、(A)は
(B)のC−C線断面図、(B)は(A)のD−D線断
面図、(C)は第2実施例で用いている内筒部とエンド
サポートとの関係を示す斜視図である。
【図3】(A)〜(C)は従来のブラシレス電気信号伝
達装置の構造を示したもので、(A)は(B)のE−E
線断面図、(B)は(A)のF−F線断面図、(C)は
従来のエンドサポートの斜視図である。
【符号の説明】
1…第1のハウジング、1a…平板部、1b…孔、1c
…内筒部、2…第2のハウジング、2a…外筒部、2b
…孔、2c,2d…平板部、3…室、4…フレキシブル
フラットコード、5…エンドサポート、5a…取付け板
部、6…リベット、7…モールド部、7a…取付け板
部、8…モールド部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心配置されてその中心の回りに一方が
    回転する第1,第2のハウジングと、前記第1,第2の
    ハウジングが形成する室内で一方のハウジングから該室
    の中心に同軸状に突設された内筒部と、該内筒部の周囲
    に渦巻き状に配置され両端が前記第1,第2のハウジン
    グにそれぞれ支持されているフレキシブルフラットコー
    ドと、前記内筒部の外周に沿わせるようにして設けられ
    ていて前記フレキシブルフラットコードの反転を防止す
    るエンドサポートとを備えたブラシレス電気信号伝達装
    置において、 前記エンドサポートは前記内筒部を有する前記ハウジン
    グに一体成形で設けられていることを特徴とするブラシ
    レス電気信号伝達装置。
JP1991090194U 1991-11-01 1991-11-01 ブラシレス電気信号伝達装置 Expired - Fee Related JP2550411Y2 (ja)

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JPH0541087U JPH0541087U (ja) 1993-06-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332076Y2 (ja) * 1986-04-16 1991-07-08
JPH0527822Y2 (ja) * 1987-12-10 1993-07-15
JPH0753278Y2 (ja) * 1988-04-20 1995-12-06 アルプス電気株式会社 ケーブルリール
JP2628751B2 (ja) * 1989-05-19 1997-07-09 古河電気工業株式会社 コネクタ装置

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JPH0541087U (ja) 1993-06-01

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