JP2550366B2 - 冷却塔用熱交換器 - Google Patents

冷却塔用熱交換器

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JP2550366B2 JP62290120A JP29012087A JP2550366B2 JP 2550366 B2 JP2550366 B2 JP 2550366B2 JP 62290120 A JP62290120 A JP 62290120A JP 29012087 A JP29012087 A JP 29012087A JP 2550366 B2 JP2550366 B2 JP 2550366B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は空調装置、冷凍装置などに用いる冷却塔に
おける熱交換器に係るものであって、殊に気液非接触型
の熱交換器に関する。
(従来技術及び問題点) この種の熱交換器として特開昭51−100370号公報に
は、扁平な垂直方向の相互に平行な数個の液体流下通路
と、これらの各液体流下通路間にそれぞれ形成された垂
直方向の面をもつ扁平で、気流の流れる空気通路を有
し、これらの2つの流体通路が相互の流体を非接触とす
る複数枚の合成樹脂板よりなる熱交換隔壁板によって仕
切られている冷却塔用熱交換器が記載されている。
前記公報の熱交換器においては各空気通路の両壁がU
字状部材で形成され、隣接するU字状部材の波形側壁は
突出して設けたリブ部分で相互に接着されていると共
に、その側縁において連結パネルにより相互に連結され
て前記液体流下通路を形成している。
前記の先行技術のものにおいては、液体の流下速度を
緩くするため狭く、かつ屈曲させた液体通路は長期間使
用する間には塵埃や微生物がそれらの壁面に付着し、液
体通路の断面積を実質的に狭くし、所定の流量が流下で
きず、これらの熱交換器の供給側において溢水し、これ
らの周辺をむやみに濡らすだけでなく、循環冷媒の損失
となっている。
更に、前記の通り隣接するU字状部材の波形側壁は突
出して設けたリブ部分で相互に接着されている為、前記
液体流下通路内に付着し滞留した塵埃や微生物を外部か
ら清掃するのは至難の技で、不可能に近く、更にこれら
U字状部材を一体に相互接着し所望の熱交換器とするこ
とは手間のかかることであり構造を複雑にしている。
またこの種の熱交換器が充填材の上部に設けてあり、
熱交換器よりの吐出液を前記充填材に散布しているもの
においては、前記目詰まりに伴い、散布液(水)量が不
足し冷却塔全体としての流量不足を招来する欠点を有し
ている。
(解決しょうとする問題点) この出願に係る第1番目の発明は、 気液非接触型の熱交換器の熱交換を行なう主要部分に
おける液体通路を分離自在としてこの流体通路の目詰り
を迅速に直し、更に製造、組立を容易化し、その構造を
簡易化した熱交換器とすることであり、かかる熱交換器
を市場に提供することを目的とする。
この出願に係る第2番目の発明は、第1番目の発明の
課題に加えて、冷却塔の白煙防止効果を有効に発揮する
熱交換器を市場に提供することを目的とする。
この出願に係る第3番目の発明は、第1番目の発明の
課題に加えて、流体通路供給側での溢水を回避可能とし
た熱交換器を市場に提供することを目的とする。
(問題点を解決する手段) 各発明において、扁平な垂直方向の相互に平行な数個
の液体流下通路と、これらの各液体流下通路間にそれぞ
れ形成された垂直方向の面をもつ扁平で、気流の流れる
空気通路を有し、これらの2つの流体通路が相互の流体
を非接触とする複数枚の合成樹脂板よりなる熱交換隔壁
板によって仕切られている冷却塔用熱交換器であること
を前提要件とし、 この第1番目の発明(特許請求の範囲第1項記載の発
明)は、 一個の空気通路の両壁を形成する隣接する2枚の前記
熱交換隔壁板同士はその上端全幅にわたり相互一体に形
成され単一の熱交換器ユニットを構成しており、この熱
交換器ユニットを複数個相互平行にして同一ケース内に
起立して並列配置し、隣接する前記熱交換器ユニット間
に前記液体流下通路を一つ宛形成すると共に、この液体
流下通路形成面において隣接する前記熱交換器ユニット
同士が掛合、分離自在に連結配備されて成ることを特徴
とする冷却塔用熱交換器である。
この第2番目の発明(特許請求の範囲第6項記載の発
明)は、 一個の空気通路の両壁を形成する隣接する2枚の前記
熱交換隔壁板同士はその上端全幅にわたり相互一体に形
成され単一の熱交換器ユニットを構成しており、この熱
交換器ユニットを複数個相互平行にして同一ケース内に
起立して並列配置し、隣接する前記熱交換器ユニット間
に前記液体流下通路を一つ宛形成すると共に、この液体
流下通路形成面において隣接する前記熱交換器ユニット
同士が掛合分離自在に連結配備されて、更に熱交換器ユ
ニットの下端も全幅にわたり一体に結合され、前記空気
通路を上下密閉で左右に給排口を有するトンネル状のも
のに形成してあることを特徴とする冷却塔用熱交換器で
ある。
この第3番目の発明(特許請求の範囲第11項記載の発
明)は、 一個の空気通路の両壁を形成する隣接する2枚の前記
熱交換隔壁板同士はその上端全幅にわたり相互一体に形
成され単一の熱交換器ユニットを構成しており、この熱
交換器ユニットを複数個相互平行にして同一ケース内に
起立して並列配置し、隣接する前記熱交換器ユニット間
に前記液体流下通路を一つ宛形成すると共に、この液体
流下通路形成面において隣接する前記熱交換器ユニット
同士が掛合分離自在に連結配備され、 この液体流下通路は、この液体流下通路の両側壁面を
形成する隣接する熱交換器ユニットの熱交換壁板の内外
に分布膨出した邪魔部を相互嵌合、突き合わせて形成し
た流下緩速部と、この流下緩速部に隣接して形成された
溢水路とを有し、これら流下緩速部と溢水部とは、前記
熱交換壁板の少なくとも一側縁に沿い形成され相互嵌合
離反自在の縦方向の凹凸条により相互区画され、流下緩
速部からオーバーフローした循環水が溢水路内に流入自
在としてあることを特徴とする冷却塔用熱交換器であ
る。
(発明の作用) 前記のように構成したこの第1番目の発明の作用をそ
の冷却塔への組込法及び使用法と共に次に説明する。
この熱交換器を例えば直交流式冷却塔本体に組み込む
場合には、単一のケースに前記熱交換器ユニットを隣接
して複数枚並設し、隣合う熱交換器ユニット同士の熱交
換隔壁板を相互に掛合し連結して上、下部に循環液供給
口、吐出口を有しその他の周縁部は閉止されて成る前記
液体流下通路を隣合う熱交換器ユニット間に形成し、所
望の熱交換率を発揮する熱交換器に組立た後、この熱交
換器の前記ケースを直交流式冷却塔の上部水槽下方に配
置し、複数個の液体流下通路の上部供給口を上部水槽底
面に向けて開口させ、その吐出口を下部水槽に向け開口
すると共に、この冷却塔本体に設けた外気取入口に前記
複数個の空気通路の一次画を対面させ、その二次側を排
気口に通じる通風室に開口して、熱交換器を前記直交流
式冷却塔本体に組み込む。
このように組み込まれた前記熱交換器の熱交換作用は
次の通りである。
上部水槽から流下した循環水は前記複数個の液体流下
通路内に流入し下部水槽に向け流下していく。一方、外
気取入口から取り込まれた空気は循環水の流れと直交し
て前記複数の空気通路内を流れ、この通過中に熱交換隔
壁板を介して間接的に、即ち非接触で循環水を冷却し、
自身昇温した空気は通風室を通って排気口から外部へ排
気される。
長期間の使用乃至循環水の水質などにより前記幅の狭
い複数ある液体流下通路のうち、数箇所の液体流下通路
で塵埃や微生物がそれらの壁面に付着し循環水の流れに
支障を来すほどに目詰まりした場合には、その目詰まり
を生じた液体流下通路の位置において、若しくは全ての
隣接する熱交換器ユニットを相互に分離し、液体流下通
路の内面を形成していた隣接する熱交換器ユニットの熱
交換隔壁板における凹凸面を外部に露出させて、熱交換
隔壁板の外面を、即ち、液体流下通路を形成する凹凸面
の付着物を循環水の一部乃至洗滌水を利用して除却して
清浄化する。
このようにして液体流下面を清掃した後は、再び隣接
する熱交換器ユニットの熱交換隔壁板同士を掛合して目
詰まりのない元の液体流下通路を再度成形して前記冷却
塔の運転を開始する。
次に第2番目の発明の熱交換器は次のように冷却塔内
に組み込まれ、前記第1番目の発明の作用に加えて次の
ようにも作用する。
先ずこの第2番目の発明の熱交換器を例えば直交流式
で白煙防止機能付き冷却塔本体に組み込む場合には、単
一のケースに前記熱交換器ユニットを隣接して複数枚並
設し、隣合う熱交換器ユニット同士の熱交換隔壁板を相
互に掛合し連結して上、下部に循環液供給口、吐出口を
有しその他の周縁部は閉止されて成る前記液体流下通路
を隣合う熱交換器ユニット間に形成し、所望の熱交換率
を発揮する熱交換器に組立た後、この熱交換器の前記ケ
ースを直交流式冷却塔の上部水槽と下部充填材との間に
配置し、複数個の液体流下通路の上部供給口を上部水槽
底面に向けて開口させ、その吐出口を下部水槽に向け開
口すると共に、この冷却塔本体に設けた外気取入口に前
記複数個の空気通路の一次側を前記下部充填材の一次側
と同様に対面させ、その二次側を前記下部充填材の二次
側と同様に排気口に通じる通風室に開口して、熱交換器
を前記直交流式冷却塔本体に組み込む。
而して第1番目の発明の同様の作用をする上に次のよ
うにも作用する。
前記上部水槽から流下した循環水は前記複数個の液体
流下通路内に流入した後、下部充填材上に散布され、下
部水槽へ向け流下していく。一方、外気取入口から取り
込まれた空気は循環水の流れと直交して前記複数の空気
通路内を流れ、この通過中に熱交換隔壁板を介して間接
的に、即ち非接触で循環水を冷却し、絶対湿度一定で自
身昇温した空気は冷却塔の通風室において前記下部充填
材を流下中の循環水と直接接触して冷却し自身絶対湿度
を上げ昇温した空気と混合し、この混合した空気は循環
水と直接接触した空気よりも相対湿度を低下させた状態
で排気口から外部へ排気され、白煙化しない。この際、
前記熱交換器ユニットの下端が前幅にわたり相互結合し
一体化してあるため、下部充填材上を流下中に空気と直
接接触して、潜熱作用を受けて蒸発する水分は前記空気
通路内に侵入すること無く、下部充填材間を通過する空
気流に乗り冷却塔の通風室に至る。
次に第3番目の発明の熱交換器は次のように冷却塔内
に組み込まれ、前記第1番目の発明の作用に加えて次の
ようにも作用する。
前記液体流下通路のうち、流下緩速部が仮に目詰まり
しても、前記流下緩速部からオーバーフローした循環水
の一部は前記溢水路内に流入して前記下部水槽に向けこ
の溢水路内を流下していき、液体流下通路の供給口に向
けて逆流せず、冷却塔の周囲に飛散しない。
(発明の効果) 前記のように構成し作用するこの第1番目の発明の冷
却塔用熱交換器は次の効果を奏する。
一個の空気通路の両壁を形成する隣接する2枚の前記
熱交換隔壁板同士はその上端全幅にわたり相互一体に形
成され単一の熱交換器ユニットを構成しており、この熱
交換器ユニットを複数個相互平行にして同一ケース内に
起立して並列配置し、隣接する前記熱交換器ユニット間
に前記液体流下通路を一つ宛形成するため、このケース
内へ熱交換率に見合う個数の熱交換器ユニットを並列配
置し、相互に掛合するのみで所定の熱交換器を得ること
が出来、熱交換率の変更時に、熱交換器ユニットの数を
増減することで容易に対応できる。
また、隣接する前記熱交換器ユニット間に前記液体流
下通路を一つ宛形成すると共に、この液体流下通路形成
面において隣接する前記熱交換器ユニット同士が掛合、
分離自在に連結配備されているため、液体流下通路内で
塵埃や微生物がそれらの壁面に付着し循環水の流れに支
障を来すほどに目詰まりが酷くなった場合でも、この目
詰まりが生じた液体流下通路を形成している隣接してい
る熱交換器ユニット同士の掛け合いを外すことで、これ
ら熱交換器ユニットの連結を解き、液体流下通路の内面
を形成していた隣接する熱交換器ユニットの熱交換隔壁
板における凹凸面を外部に露出させて清掃することによ
って、容易に液体流下通路の目詰まりを解消できる。
第2番目の発明においては、前記第1番目の発明の効
果に加えて次の効果をも奏する。
前記熱交換器ユニットの下端が全幅にわたり相互結合
し一体化してしてあるため、下部充填材上を流下中に空
気と直接接触して潜熱作用を受けて蒸発する水分が前記
空気通路内に侵入することを皆無に出来、冷却塔の白煙
防止効果をより一層高めることが出来る。
第3番目の発明においては、前記第1番目の発明の効
果に加えて次の効果をも奏する。
更に、前記流下緩速部と溢水路とは、前記熱交換壁板
の少なくとも一側縁に沿い形成され相互嵌合離反自在の
縦方向の凹凸条により相互区画され、流下緩速部からオ
ーバーフローした循環水が溢水路内に流入自在としてあ
るため、前記液体流下通路のうち、流下緩速部が仮に目
詰まりしても、前記流下緩速部からオーバーフローした
循環水の一部を前記溢水路内に流入させることが出来、
前記下部水槽に向けこの溢水路内を通して循環水の一部
を流すことが出来、液体流下通路の供給口に向けて流下
緩速部からオーバーフローした循環水の一部が逆流する
ことが無くなり、循環水量自体に不足を来たさず、しか
も冷却塔の周囲に飛散することを皆無にできる。
前記液体流下通路の両側壁面を形成する隣接する熱交
換器ユニットの熱交換壁板の内外に分布膨出した邪魔部
を相互嵌合、突き合わせて流下緩速部が形成され、これ
ら流下緩速部と溢水路とは、前記熱交換壁板の少なくと
も一側縁に沿い形成され相互嵌号離反自在の縦方向の凹
凸条により相互区画されているので、前記液体流下通路
の目詰まり時に隣接する熱交換器ユニットをその液体流
下通路形成面で相互離反するのみにより、各熱交換器ユ
ニットを損傷すること無く流下緩速部と溢水路との分離
清掃を簡単に行える。
(実 施 例) A) 第1番目の発明の実施例 第1図、第4図乃至第9図及び第10図において、Aは
扁平な垂直方向の相互に平行な数個の液体流下通路10
と、これらの各液体流下通路10間にそれぞれ形成された
垂直方向の面をもつ扁平で、気流の流れる空気通路11を
有し、これらの2つの流体通路10、11が相互の流体を非
接触とする複数枚の合成樹脂板よりなる熱交換隔壁板12
によって仕切られている冷却塔用熱交換器である。
前記一個の空気通路11の両壁を形成する隣接する2枚
の前記熱交換隔壁板12同士はその上端13全幅にわたり相
互一体に形成され単一の熱交換器ユニットBを構成して
おり、この熱交換器ユニットBを複数個相互平行にして
同一ケースC内に起立して並列配置し、隣接する前記熱
交換器ユニットB間に前記液体流下通路10を一つ宛形成
すると共に、この液体流下通路形成面において隣接する
前記熱交換器ユニットB同士が掛合、分離自在に連結配
備されて、前記熱交換器Aが構成されている。
前記熱交換隔壁板12は全て同大、同一形状のの真空成
形加工品であり、熱交換ユニットBはこの真空成形され
た2枚の前記熱交換隔壁板12を表裏反転してその上端で
一体に結合してなり、前記液体流下通路10を形成すべく
この熱交換隔壁板12の中間部には、内外に膨出した水平
な邪魔部14が不連続で位置をずらして階層的に多数分布
して形成してあり、隣接する前記熱交換器ユニットBの
熱交換隔壁板12に設けた前記邪魔部14同士の掛け合い及
び、突合せにより前記液体流下通路10はジグザグに蛇行
した流路に成形されている。
図示の例において前述の邪魔部14を更に説明すれば液
体流下通路10を構成する一方の熱交換隔壁板12に浅く外
方に膨出した膨出部の内側には他方の熱交換隔壁板12の
内方に深く膨出した膨出部の頂部分が各々嵌合し、また
両熱交換隔壁板12ともに内方に浅く膨出した膨出部にお
いては相互に突き合わされ、各々邪魔部14が成形される
と共に、これら邪魔部14の成形によって相対する両熱交
換隔壁板12の間隔を設けて前記液体流下通路10を成形す
るスペーサの役目をなしている。
前記実施例においては2枚の熱交換隔壁板12間に設け
た前記液体流下通路10の間隔寸法は2乃至5mm、好まし
くは約2mmとしてあり、これら熱交換隔壁板12の厚みは
0.2乃至0.4mmのものを用いる。
更に前記熱交換隔壁板12の両側縁には全高さにわたり
凹凸条15が形成してあり、隣接する前記熱交換器ユニッ
トBの熱交換隔壁板12に設けた凹凸条15同士の掛け合い
により前記ジグザグに蛇行した液体流下通路10の両側縁
10a、10bが密閉状にその全高さにわたり成形されてい
る。
なお、必要に応じて前記凹凸条15同士の掛け合いを確
実なものとすべく、凹凸条15の一部に掛合分離自在なノ
ッチを設けたり、ファスナーをこの凹凸条15内に挿入し
使用する場合もある。
B) 第2番目の発明の実施例 第2図及び第11図において前記第1図に示す第1番目
発明の実施例と異なる構成は次の事項であり、その他第
1図と同一符号の事項は前記第1図に示す第1番目発明
の実施例と同一の構成であり、その作用も同一である。
即ち、相違する事項では、熱交換ユニットBの下端16
も全幅にわたり一体に結合され、前記空気通路11aを上
下密閉で上部に循環水供給口を、また下部にその吐出口
17を有するトンネル状のものに形成して冷却塔用熱交換
器A1を構成している。
C) 第3番目の発明の実施例 第3図において前記第1図に示す第1番目発明の実施
例と異なる構成は次の事項であり、その他第1図と同一
符合の事項は前記第1図に示す第1番目発明の実施例と
同一の構成であり、その作用も同一である。
即ち、液体流下通路10Aは、この液体流下通路10Aの両
側壁面を形成する隣接する熱交換器ユニットBの熱交換
隔壁板12の内外に分布膨出した邪魔部14を相互嵌合、突
き合わせて形成した流下緩速部Eと、この流下緩速部E
に隣接して形成された溢水路Fとを有し、これら流下緩
速部Eと溢水路Fとは、前記熱交換隔壁板Bの両側縁に
沿い形成され相互嵌号離反自在の縦方向の凹凸条19によ
り相互区画され、流下緩速部Eからオーバーフローした
循環水が溢水路F内に流入自在として冷却塔用熱交換器
A2を構成している。
更に、前記凹凸条19は前記熱交換隔壁板12の下端から
その上端の手前まで垂直に延在し、この凹凸条19の上端
と熱交換ユニットBの閉止した上端によって溢水路Fの
入口部Gが形成され、前記凹凸条15と19により溢水路F
の両側縁が密閉状態で形成されている。
(実施例の作用) A) 第1番目の発明の実施例の作用 前記第1番目の発明の実施例の作用を直交流式冷却塔
Rへの組込法及び使用法と共に次に説明する。
この熱交換器Aを前記冷却塔Rの本体20に組み込む場
合には、単一のケースCに前記熱交換器ユニットBを隣
接して複数枚並設し、隣合う熱交換器ユニットB同士の
熱交換隔壁板12の全面に分布形成した多数の膨出部14を
相互に掛合し及び突き合わせて、連結して前記液体流下
通路10を隣合う熱交換器ユニットB間に形成し、所望の
熱交換率を発揮する熱交換器Aに組み立てた後、この熱
交換器Aの前記ケースCを冷却塔Rの上部水槽21の下方
に配置し、複数個の液体流下通路10の上部供給口を上部
水槽21底面に向けて開口させ、その吐出口を下部水槽22
に向け開口すると共に、この冷却塔Rの本体20に設けた
外気取入口23に前記複数個の空気通路11の一次側を対面
させ、その二次側を排気口24に通じる通風室25に開口し
て、熱交換器Aを前記直交流式冷却塔Rの本体20に組み
込む。
このように組み込まれた前記熱交換器Aの熱交換作用
は次の通りである。
上部水槽21から流下した循環水は前記複数個の液体流
下通路10内に流入し下部水槽22に向け流下していく。一
方、外気取入口23から取り込まれた空気は循環水の流れ
と直交して前記複数の空気通路11内を流れ、この通過中
に熱交換隔壁板12を介して間接的に、即ち非接触で循環
水を冷却し、自身昇温した空気は冷却塔Rの通風室25を
通って排気口24から外部へ排気される。
長期間の使用乃至循環水の水質などにより前記幅の狭
い複数ある液体流下通路10のうち、数箇所の液体流下通
路10で塵埃や微生物がそれらの壁面に付着し循環水の流
れに支障を来すほどに目詰まりした場合には、その目詰
まりを生じた液体流下通路10の位置において、若しくは
全ての隣接する熱交換器ユニットBを相互に分離し、液
体流下通路10の内面を形成していた隣接する熱交換器ユ
ニットBの熱交換隔壁板12における凹凸面を外部に露出
させて、熱交換隔壁板12の外面を、即ち、液体流下通路
10を形成する凹凸面の付着物を循環水の一部乃至洗滌水
を利用して除去し清浄化する。
このようにして液体流下面を清掃した後は、再び隣接
する熱交換ユニットBの熱交換隔壁板12同士を掛合して
元の液体流下通路10を再度成形して前記冷却塔Rの運転
を開始する。
B) 第2番目の発明の実施例の作用 前記第2番目の発明の実施例の作用を直交流式冷却塔
R1への組込法及び使用法と共に次に説明する。
この実施例の熱交換器A1を冷却塔R1の本体30に組み込
む場合には、単一のケースに前記熱交換器ユニットBを
隣接して複数枚並設し、隣合う熱交換器ユニットB同士
の熱交換隔壁板12を相互に掛合し連結して前記液体流下
通路10を隣合う熱交換器ユニットB間に形成し、所望の
熱交換率を発揮する熱交換器A1に組立てた後、この熱交
換器A1の前記ケースを直交流式冷却塔R1の上部水槽31と
下部充填材32との間に配置し、複数個の液体流下通路10
の上部供給口16を上部水槽31底面に向けて開口させ、そ
の吐出口17を下部水槽33に向け開口すると共に、この冷
却塔R1の本体30に設けた外気取入口34に前記複数個の空
気通路11の一次側を前記下部充填材32の一次側と同様に
対面させ、その二次側を前記下部充填材32の二次側と同
様に排気口35に通じる通風室36に開口して、熱交換器A1
を前記冷却塔R1の本体30に組み込み、白煙防止機能付き
の冷却塔とする。
而して第1番目の発明の実施例と同様の作用をする上
に次のようにも作用する。
前記上部水槽31から流下した循環水は前記複数個の液
体流下通路10内に流入した後、下部充填材32上に散布さ
れ、下部水槽33へ向け流下していく。一方、外気取入口
34から取り込まれた空気は循環水の流れと直交して前記
複数の空気通路11a内を流れ、この通過中に熱交換隔壁
板12を介して間接的に、即ち非接触で循環水を冷却し、
絶対湿度一定で自身昇温した空気は冷却塔R1の通風室36
において前記下部充填材32を流下中の循環水と直接接触
して冷却し自身絶対湿度を上げ昇温下空気と混合し、こ
の混合した空気は循環水と直接接触した空気よりも相対
湿度を低下させた状態で排気口35から外部へ排気され、
白煙化しない。この際、前記熱交換器ユニットBの下端
16が全幅にわたり相互結合し一体化してあるため、下部
充填材32上を流下中に空気と直接接触して潜熱作用を受
けて蒸発する水分は前記空気通路11内に侵入すること無
く、下部充填32材間を通過する空気流に乗り冷却塔R1の
通風室36に至る。
C) 第3番目の発明の実施例の作用 前記第3番目の発明の実施例の作用を直交流式冷却塔
R2への組込法及び使用法と共に次に説明する。
この熱交換器A2を前記冷却塔R2の本体40に組み込む場
合には、単一のケースに前記熱交換器ユニットBを隣接
して複数枚並設し、隣合う熱交換器ユニットB同士の熱
交換隔壁板12を相互に掛合し連結して前記液体流下通路
10を隣合う熱交換器ユニットB間に形成し、所望の熱交
換率を発揮する熱交換器A2に組み立てた後、この熱交換
器Aの前記ケースを冷却塔R2の上部水槽41の下方に配置
し、複数個の液体流下通路10の上部供給口を上部水槽41
底面に向けて開口させ、その吐出口を下部水槽42に向け
開口すると共に、この冷却塔R2の本体40に設けた外気取
入口に前記複数個の空気通路11の一次側を対面させ、そ
の二次側を排気口44に通じ、通風室に開口して、熱交換
器A2を前記直交流式冷却塔R2の本体40に組み込む。
更に前記各空気通路11内には散水装置Hの散水管Pが
一本宛水平に配管してある。
而して第1番目の発明の実例例と同様の作用をする上
に次のようにも作用する。
前記液体流下通路10のうち、流下緩速部Eが仮に目詰
まりしても、前記流下緩速部Eからオーバーフローした
循環水の一部は前記溢水路F内に流入して前記下部水槽
に向けこの溢水路F内を流下していき、液体流下通路10
の供給口に向けて逆流せず、冷却塔R2の周囲に飛散しな
い。
更に前記散水装置Hの散水管Pから各空気通路11内に
散水される高温の循環水の一部と、この空気通路11内を
流れる空気流との間でも、直接の熱交換が促進され、循
環水は能率良く冷却される。
(実施例固有の効果) 各発明の前記実施例に共通する固有の効果は次の通り
である。
前記熱交換隔壁板12は全て同大、同一形状のの真空成
形加工品としてあるため、熱交換隔壁板12の製造が簡略
となり、その構造を単純化出来るとともに相互に嵩張ら
ずに積み重ねて平置き出来、保管し易くなり、その保管
に場所どらずに済む。
更に、熱交換器ユニットBはこの真空成形された2枚
の前記熱交換隔壁板12を表裏反転してその上端13で一体
に結合してなるため熱交換器ユニットBの構造、その製
造組立てを容易に行える。
前記液体流下通路10を形成すべくこの熱交換隔壁板12
の中間部には、内外に膨出した水平な邪魔部14が不連続
で位置をずらして階層的に多数分布して形成してあり、
隣接する前記熱交換器ユニットBの熱交換隔壁板12に設
けた前記邪魔部14同士の掛け合い乃至嵌合及び突合せに
より前記液体流下通路10をジグザグに蛇行した流路に容
易に成形することが出来る。
更に前記熱交換隔壁板12の両側縁には全高さにわたり
凹凸条15が形成してあり、隣接する前記熱交換器ユニッ
トBの熱交換隔壁板12に設けた凹凸条15同士の掛け合い
により前記ジグザクに蛇行した液体流下通路10の両側縁
10a、10bを密閉状にその全高さにわたり簡易に成形する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明に係わるもので、第1図は第1番目発明の
代表的な実施例の熱交換器の一部省略正面図、第2図は
第2番目発明の代表的な実施例の熱交換器の一部省略正
面図、第3図は第3番目発明の代表的な実施例の熱交換
器の一部省略正面図、第4図乃至第8図は第1図の4−
4、5−5、6−6、7−7、8−8の各線に沿い縦断
し隣接する熱交換ユニットの突合せ状態を示す一部省略
縦断面図、第9図は第1図の一部省略底面図、第10図は
第1図の熱交換器の使用例を示す概略図、第11図は第2
図の熱交換器の使用例を示す概略図、及び第12図は第3
図の熱交換器の使用例を示す概略図、第13図及び第14図
は第2図の13−13、14−14の各線に沿い縦断しその熱交
換器の下端閉止部を示す縦断面図及び第15図は第3図の
一部省略底面図である。 図中、符号 A、A1、A2……冷却塔用熱交換器、 10……液体流下通路、11……空気通路 12……熱交換隔壁板、B……熱交換器ユニット。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扁平な垂直方向の相互に平行な数個の液体
    流下通路と、これらの各液体流下通路間にそれぞれ形成
    された垂直方向の面をもつ扁平で、気流の流れる空気通
    路を有し、これらの2つの流体通路が相互の流体を非接
    触とする複数枚の合成樹脂板よりなる熱交換隔壁板によ
    って仕切られている冷却塔用熱交換器において、 一個の空気通路の両壁を形成する隣接する2枚の前記熱
    交換隔壁板同士はその上端全幅にわたり相互一体に形成
    され単一の熱交換器ユニットを構成しており、この熱交
    換器ユニットを複数個相互平行にして同一ケース内に起
    立して並列配置し、隣接する前記熱交換器ユニット間に
    前記液体流下通路を一つ宛形成すると共に、この液体流
    下通路形成面において隣接する前記熱交換器ユニット同
    士が掛合、分離自在に連結配備されて成ることを特徴と
    する冷却塔用熱交換器。
  2. 【請求項2】前記熱交換隔壁板は真空成形加工品として
    ある特許請求の範囲第1項記載の冷却塔用熱交換器。
  3. 【請求項3】前記全ての熱交換隔壁板は同大、同一形状
    として成形してあり、各熱交換器ユニットを構成する前
    記2枚の熱交換隔壁板同士は表裏反転してその上端全幅
    にわたり相互一体に形成されている特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の冷却塔用熱交換器。
  4. 【請求項4】前記液体流下通路は、この液体流下通路の
    両側壁面を形成する隣接する熱交換器ユニットの熱交換
    壁板の内外に分布膨出した水平な邪魔部を相互嵌合、突
    き合わせ階層的にジグザグな液体流下通路としてある特
    許請求の範囲第1項または第3項記載の冷却塔用熱交換
    器。
  5. 【請求項5】前記液体流下通路形成面において隣接する
    前記熱交換器ユニット同士を分離自在に掛合する手段は
    隣接する前記熱交換器ユニットの熱交換隔壁板の両側縁
    に全高さにわたり形成され相互に掛合自在な凹凸部と
    し、この凹凸部の掛合により液体流下通路の両側縁が密
    閉されている特許請求の範囲第1項または第4項記載の
    冷却塔用熱交換器。
  6. 【請求項6】扁平な垂直方向の相互に平行な数個の液体
    流下通路と、これらの各液体流下通路間にそれぞれ形成
    された垂直方向の面をもつ扁平で、気流の流れる空気通
    路を有し、これらの2つの流体通路が相互の流体を非接
    触とする複数枚の合成樹脂板よりなる熱交換隔壁板によ
    って仕切られている冷却塔用熱交換器において、 一個の空気通路の両壁を形成する隣接する2枚の前記熱
    交換隔壁板同士はその上端全幅にわたり相互一体に形成
    され単一の熱交換器ユニットを構成しており、この熱交
    換器ユニットを複数個相互平行にして同一ケース内に起
    立して並列配置し、隣接する前記熱交換器ユニット間に
    前記液体流下通路を一つ宛形成すると共に、この液体流
    下通路形成面において隣接する前記熱交換器ユニット同
    士が掛合分離自在に連結配備されて、更に熱交換器ユニ
    ットの下端も全幅にわたり一体に結合され、前記空気通
    路を上下密閉で左右に給排気口を有するトンネル状のも
    のに形成してあることを特徴とする冷却塔用熱交換器。
  7. 【請求項7】前記熱交換隔壁板は真空成形加工品として
    ある特許請求の範囲第6項記載の冷却塔用熱交換器。
  8. 【請求項8】前記全ての熱交換隔壁板は同大、同一形状
    として成形してあり、各熱交換器ユニットを構成する前
    記2枚の熱交換隔壁板同士は表裏反転してその上端全幅
    にわたり相互一体に形成されている特許請求の範囲第6
    項または第7項記載の冷却塔用熱交換器。
  9. 【請求項9】前記液体流下通路は、この液体流下通路の
    両側壁面を形成する隣接する熱交換器ユニットの熱交換
    壁板の内外に分布膨出した水平な邪魔部を相互嵌合、突
    き合わせ階層的にジグザグな液体流下通路としてある特
    許請求の範囲第6項または第8項記載の冷却塔用熱交換
    器。
  10. 【請求項10】前記液体流下通路形成面において隣接す
    る前記熱交換器ユニット同士を分離自在に掛合する手段
    は、隣接する前記熱交換器ユニットの熱交換隔壁板の両
    側縁に全高さにわたり形成され相互に掛合自在な凹凸部
    とし、この凹凸部の掛合により液体流下通路の両側縁が
    密閉されている特許請求の範囲第6項または第9項記載
    の冷却塔用熱交換器。
  11. 【請求項11】扁平な垂直方向の相互に平行な数個の液
    体流下通路と、これらの各液体流下通路間にそれぞれ形
    成された垂直方向の面をもつ扁平で、気流の流れる空気
    通路を有し、これらの2つの流体通路が相互の流体を非
    接触とする複数枚の合成樹脂板よりなる熱交換隔壁板に
    よって仕切られている冷却塔用熱交換器において、 一個の空気通路の両壁を形成する隣接する2枚の前記熱
    交換隔壁板同士はその上端全幅にわたり相互一体に形成
    され単一の熱交換器ユニットを構成しており、この熱交
    換器ユニットを複数個相互平行にして同一ケース内に起
    立して並列配置し、隣接する前記熱交換器ユニット間に
    前記液体流下通路を一つ宛形成すると共に、この液体流
    下通路形成面において隣接する前記熱交換器ユニット同
    士が掛合分離自在に連結配備され、 この液体流下通路は、この液体流下通路の両側壁面を形
    成する隣接する熱交換器ユニットの熱交換壁板の内外に
    分布膨出した邪魔部を相互嵌合、若しくは突き合わせて
    形成した流下緩速部と、この流下緩速部に隣接して形成
    された溢水路とを有し、これら流下緩速部と溢水部と
    は、前記熱交換壁板の少なくとも一側縁に沿い形成され
    相互嵌合離反自在の縦方向の凹凸条により相互区画さ
    れ、流下緩速部からオーバーフローした循環水が溢水路
    内に流入自在としてあることを特徴とする冷却塔用熱交
    換器。
  12. 【請求項12】前記熱交換隔壁板は真空成形加工品とし
    てある特許請求の範囲第11項記載の冷却塔用熱交換器。
  13. 【請求項13】前記全ての熱交換隔壁板は同大、同一形
    状として成形してあり、各熱交換器ユニットを構成する
    前記2枚の熱交換隔壁板同士は表裏反転してその上端全
    幅にわたり相互一体に形成されている特許請求の範囲第
    11項または第13項記載の冷却塔用熱交換器。
  14. 【請求項14】前記液体流下通路形成面において隣接す
    る前記熱交換器ユニット同士を分離自在に掛合する手段
    は、隣接する前記熱交換器ユニットの熱交換隔壁板の両
    側縁に全高さにわたり形成され相互に掛合自在な凹凸部
    とし、この凹凸部の掛合により液体流下通路の両側縁が
    密閉されている特許請求の範囲第11項または第13項記載
    の冷却塔用熱交換器。
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