JP2549951Y2 - カセットテープサイズ検出装置 - Google Patents

カセットテープサイズ検出装置

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JP2549951Y2
JP2549951Y2 JP1986111081U JP11108186U JP2549951Y2 JP 2549951 Y2 JP2549951 Y2 JP 2549951Y2 JP 1986111081 U JP1986111081 U JP 1986111081U JP 11108186 U JP11108186 U JP 11108186U JP 2549951 Y2 JP2549951 Y2 JP 2549951Y2
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rotation
tape
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JP1986111081U
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Inventor
一二 農添
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オンキョー 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、カセットテーププレーヤー等において、テ
ープの残量計算時等に自動的にテープサイズを検出する
装置に関する。 〈従来の技術〉 従来テープ送行中、テープの残量を知るのに残量計算
を行っていたが、C46、C60、C46L、(C46Lはラージハブ
のC46の表わす)、C90、C120等のテープ送行時間(※
秒)即ちテープサイズを基礎に行うが、その設定をカセ
ットハーフのラベルの種類を目視により認めて、適合す
るテープサイズの押しボタンを押して、設定して行って
いた。或いは上記のうちのC46、C60、C46Lの3種類につ
いては、供給側及び巻取側の両リールの一回転に要する
時間(※秒)の二乗和を求めて、それを基礎に算出計算
をして判定していたが、それ以外のC90、C120は、算出
値がC60,C46Lとほぼ同じになるので算出できなかった。 〈考案が解決しようとする問題点〉 この考案は、上記のようなC46、C60、C46Lの3種類の
みのテープサイズの検出だけでなく、他のC90、C120を
加えた、5種類のテープサイズを自動的に検出し、判定
し得るテープサイズ検出装置である。 〈課題を解決するための手段〉 この考案は、上記の目的を達成するために下記のよう
な構成を有する。即ち、第1〜5図において、カセット
テープを巻回した供給、巻取側のいずれか一方のリール
台31、他方側のリール台32の回転時間を検出するセンサ
1,1′と、カウンタ2,2′と、前記カウンタ2,2′を始
動、停止させるフリツプフロップ回路3,3′、及び後段
のクロックカウンタ7,7′,7″を制御するゲート回路4,
4′,4″とからなる一回転に要する時間を検出する検出
回路35,36により、カセットテープがスタートしてから
供給側、巻取側いずれか一方のリール台31がn回転(た
だしn≧1)したときの一回転に要する時間T1と、前記
一方のリール台31がn回転(ただしn≧1)したときと
同時に検出した他方の側のリール台32の一回転に要する
時間T2と、前記もとのいずれか一方の側のリール台31の
一回転に要する時間T1を検出後m回転(ただしm≧2)
した後の一回転に要する時間T1mを検出する検出手段
と、前記それらの検出した時間T1とT1mの差(T1−T1m
の値と、既知の各々テープ厚の異なるC120,C90及び(C4
6,C60,C46Lの一群)のテープの厚さに関連する標準デー
タとを、コンパレータ11,12及び13により比較するとと
もに、テープ厚さσとテープ長さlとの積に関連する
{(T1)2+(T2)2}の値を求める測定手段と、その測定し
た値と既知のテープ総量の異なるC46,C60及びC46Lの3
種類の標準データを、コンパレータ14,15および16によ
って比較することにより、テープサイズを判定する判定
手段とから成るカセットテープサイズ検出装置である。 しかして、前記n,mの値は、通常、カセットテープ台
をスタートさせてから1〜2回転後に安定した回転に達
するので、nは少なくとも回転開始1回転以降であれば
よいので、したがって、m≧2(この場合m=2とし
て)と採って、スタート時から第n番目の回転終了時が
検出開始第1回転目のスタートとなり、m=6となる例
を、一回転に要する時間(※秒)を検出する時点の経時
的関係を示すグラフを第5図に示す。したがって、nと
mの値は直接に相互に関係せず、前記の条件に適合した
正の整数であればよい。別の表現の仕方をすれば、m≧
2とするとm=4となり、リール台31の回転検出スター
トから5回転目において、Tm(※秒)を検出する。 〈作用〉 本考案の作用を、第1〜3図及び第5図に示す実施例
に基づいて説明する。第2図は、第1図の出力を入力す
る回路である。 第3図において、 a:ハブ径(※cm)、 σ:テープ厚(※cm)、 v:テープ送行速度(一定)(※cm/秒)、 l:テープ全長(※cm)、 d1,d2:一回転に要する時間の検出時点におけるリール
台31,32のそれぞれのテープ巻き径(※cm)、 T1:いずれか一方の側のリールの一回転に要する時間
(※秒)、 T2:前記一方のリール台31の一回転に要する時間の検出
時に同時に検出した他方の側のリール台32の一回転に要
する時間T2(※秒)、 π:3.14(定数)、 とすると、 テープ1周の長さπd(※cm)を速度v(※cm/秒)で
割った値が、一回転に要する時間T(※秒)となるの
で、テープがスタートして、いずれか一方のリール台が
n回転したときの一回転に要する時間T1,T2(※秒)
は、 となる。 この際、リール台31,32は、それぞれリール台のテー
プ巻き取り直径と、テープ送行速度に応じて回転し、片
方のリール台31のn回転の時の一回転に要する時間T1
検出時のタイミングと、他方の側のリール台32の一回転
に要する時間T2とのタイミングとは、スタートボタンを
押してからゲート回路4によりスタートしてからn(=
2)回転目の一周の時間を検出し、その一周する間、信
号を出して、所定数の回転の時間を検出する。 而して、リール台31,32は、一方がn回転した後、同
時に一回転に要する時間の検出測定を開始するので、タ
イミングは一致する。また、一回転だけで一回転に要す
る時間の差を検出することは誤差が大きくなり易いの
で、m(複数)回転後に測定するようにすると誤差の少
ない良好な判定結果が得られる。 テープ巻き直径d1,d2(※cm)のテープの水平断面の
面積の和は、直径a(※cm)のハブの水平断面の面積
と、巻いたテープの水平断面の面積(σ×l)(※c
m2)との和と等しいので、 となる。 つぎに、テープがスタートしてから、n回転した後の
巻直径をd1(※cm)とし、そのときのリール1回転に要
する時間T1(※秒)と、それからm回転した後のリール
1回転に要する時間T1m(※秒)との差 (T1-T1m)(※秒)… を減算器8によって求める。 一般にテープの厚さσ(※cm)は、C46、C60、C46Lは
同一厚さで、C90は、これらより少し薄く、C120はさら
に薄いことを利用して、上記,式により、各サイズ
を判別できる。 以下に詳述する。 即ち、テープ厚の等しいC46,C60,C46Lはリール1回転
に要する時間(※秒)の自乗和{(T1)2+(T2)2}(※秒
2)がテープの長さl(cm)に関連するので、式にお
いて、 π=3.14 ………(定数)、 v=4.763cm………(一定)、 a=約2.178cm (但しC46Lのみ約2.97cm)、 σ=0.0018cm……C46,C60,C46Lで一定、 l(※cm)についてはC46:C46L:C60=46:46:60、 であるので、{(T1)2+(T2)2}(※秒2)の値は、第4
図に示すようにそれぞれ C46<C60<C46L となり、この値の相違によりテープサイズを検出するこ
とができる。 また、C60(C46,C46Lと等しい厚さ)、C90及びC120に
ついてはテープの厚さσ(※cm)の大きさが、 C60>C90>C120 となるので、式の(T1−T1m)(※秒)の値がテープ
厚さσ(※cm)の順に、第4図に示すように、上記の順
にC60>C90>C120となるので、その値の相違によってテ
ープサイズを判定することができる。 即ち、第1図、第2図に示す本考案装置の構成におい
て、供給側、巻取側いずれか一方及び、他方側の両リー
ル台31,32に、リール回転センサ1,1′、及びカウンタ2,
2′と検出開始時に前記カウンタ2,2′を始動させ、所定
の回転数を検出完了時停止させるフリップフロップ回路
3,3′及び後段のクロックカウンタ回路7,7′,7″を制御
するゲート回路4,4′,4″からなり、リールが一回転す
るのに要する時間(※秒)を検出する検出回路35,36を
設けて、リール一回転中に発生するクロック信号発生器
5からの周波数fp(※パルス)のクロック信号をカウン
トする。 そして、第5図に示すように、スタート後検出開始時、
いずれか一方の側のリール台31の第1周目のクロック信
号のカウント数をP1(※パルス)とすると、 P1=T1×fp(※パルス)…… これと同一周期時(即ち第1周目)の他方の側のリール
台32のクロック信号のカウント数をP2(※パルス)とす
ると、 P2=T2×fp(※パルス)……となる。 さらに、前記もとのいずれか一方の側のリール台31の
第m周目のクロック信号のカウント数をP1m(※パル
ス)として、 P1m=T1m×fp(※パルス)…… とすると、 式、式及び式から、また、式及び式から、 となる。 以上により、P1,P1m,P2(※パルス)の値を検出し
て、第2図に示す算出回路に入力する。即ちP1及びP2
値を減算器8に入力すると、上記のの式により、 Q=(P1−P1m)(※パルス)が出力されて、 が求められる。 その出力を、C120,C90,及びC46,C60及びC46Lの一群そ
れぞれの基準値を入力すると、C120,C90,及びC46,C60及
びC46Lの一群のうちのいずれかに属する信号が出力され
て、テープの厚さの差に基づいてテープサイズを弁別し
得る。 さらに、C46,C60,C46Lの一群として弁別された出力信
号は、P1,P2(※パルス)の出力としてそれぞれの二乗
回路9,9′で二乗され、それらの出力を加算回路10で加
算されて、式によりとり出した {(P1)2+(P2)2(※パルス2) の信号を、C46,C,60,C46Lそれぞれの基準値を入力して
あるコンパレータ14,15,16に入力して得たそれぞれの出
力をアンド回路17,18,19によってC46,C60,C46Lの一群と
して認識された時に出力すると、それらの出力はC46,C6
0或いはC46Lのいずれかの信号となって弁別し得る。 以上考案の詳細な説明において述べた本考案は、リー
ル台31と32を置き換えて適用しても同様の結果を得る。 以上本考案の代表的と思われる実施例について説明し
たが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定
されるものではなく、本考案にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。 〈考案の効果〉 このように、この考案においては、リール回転セン
サ、カウンタから成る一回転に要する時間検出回路を、
クロック信号発生器となって巧みに組み合わせて、一回
転に要する時間と、クロック信号の周波数との積を求
め、それらを減算回路、コンパレータ回路を経て各C12
0,C90,C60,C46及びC46Lの一群の信号として弁別検出し
得るとともに、さらに、C46,C60及びC46Lの信号も二乗
回路、加算回路及びコンパレータを利用して、それぞれ
弁別検出することができるカセットテープサイズ検出装
置である。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図は、本考案の構成を示すブロック図、第
3図はカセットテープの供給、巻取両リールとテープの
関係を示す模型図、第4図は各テープサイズの と、{(T1)2+(T2)2}(※秒2)の値を示すグラフ、第
5図は一回転に要する時間(※秒)を検出する時点の経
時的関係を示すグラフ、第6図は、第1図の(m=2)
の場合のFF3、カウンタ2、ゲート回路4,4′、FF3′、
カウンタ2′、ゲート回路4″の各動作のタイミングチ
ャートである。 図中、1,1′はリール回転センサ、2,2′はカウンタ、3,
3′はフリップフロップ回路、4,4′,4″はゲート回路、
5はクロック信号発生器、7,7′はクロックカウンタ、
8は減算回路、31,32はカセットテープを巻回したリー
ル台、T1(※秒)はいずれか一方のリールの定常回転時
の一回転に要する時間(※秒)、T2(※秒)は前記T
1(※秒)と同期に検出した他方のリールの一回転に要
する時間(※秒)、T1m(※秒)は前記T1(※秒)の検
出からm回転後に検出した一回転に要する時間(※
秒)、fpはクロック信号発生器の周波数(※パルス)、
Qはテープの厚さに関連する減算器8の計算出力(※パ
ルス)、σはテープの厚さ(※cm)、l(※cm)はテー
プ全長である。 注:本明細書において(※)は、数値の単位を表す。

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.カセットテープを巻回した供給、巻取側のいずれか
    一方のリール台31、他方側のリール台32の回転を検出す
    るセンサ1,1′と、カウンタ2,2′と、前記カウンタ2,
    2′を始動、停止させるフリツプフロップ回路3,3′、及
    び後段のクロックカウンタ7,7′,7″を制御するゲート
    回路4,4′,4″とからなる一回転に要する時間を検出す
    る検出回路35,36により、カセットテープがスタートし
    てから供給側、巻取側いずれか一方のリール台31がn回
    転(ただしn≧1)したときの一回転に要する時間T
    1と、前記一方のリール台31がn回転(ただしn≧1)
    したときと同時に検出した他方の側のリール台32の一回
    転に要する時間T2と、前記もとのいずれか一方の側のリ
    ール台31の一回転に要する時間T1を検出後m回転(ただ
    しm≧2)した後の一回転に要する時間T1mを検出する
    検出手段と、前記それらの検出した時間T1とT1mの差(T
    1−T1m)の値と、既知の各々テープ厚の異なるC120,C90
    及びC46,C60,C46Lの一群のテープの厚さに関連する標準
    データとを、コンパレータ11,12及び13により比較する
    とともに、テープ厚さσとテープ長さlとの積に関連す
    る{(T1)2+(T2)2}の値を求める測定手段と、その測定
    した値と既知のテープ総量の異なるC46,C60及びC46Lの
    3種類の標準データを、コンパレータ14,15および16に
    よって比較することにより、テープサイズを判定する判
    定手段とから成るカセットテープサイズ検出装置。
JP1986111081U 1986-07-18 1986-07-18 カセットテープサイズ検出装置 Expired - Lifetime JP2549951Y2 (ja)

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JPS6316685U JPS6316685U (ja) 1988-02-03
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