JPH0121556B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121556B2 JPH0121556B2 JP5662481A JP5662481A JPH0121556B2 JP H0121556 B2 JPH0121556 B2 JP H0121556B2 JP 5662481 A JP5662481 A JP 5662481A JP 5662481 A JP5662481 A JP 5662481A JP H0121556 B2 JPH0121556 B2 JP H0121556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- remaining
- time
- minutes
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/34—Indicating arrangements
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
本発明は、カセツトテープの供給側リールまた
は巻取側リールの回転周期を検出してテープの残
量時間を演算表示するテープ残量時間表示装置に
関するものである。 従来のこの種の表示装置としては、カセツトテ
ープの供給側（又は巻取側）リールの回転周期を
検出し、この検出した回転周期に基いてテープ残
量時間を演算し、その演算結果をテープ残量時間
としてデジタル的に分秒表示するようにしたもの
がある。しかし、このようなテープ残量時間表示
装置においては、テープの厚さや速度偏差等の誤
差が生ずるため、演算して得られたテープ残量時
間には秒単位で分秒を表示するほぞの精度が得ら
れなく、したがつて、テープ残量時間を上記誤差
の大きさと無関係に常時、分秒で表示すると、使
用者に誤解を与えやすくなり、使用上非常に不便
になるという欠点があつた。 本発明はこのような欠点を解消するためになさ
れたもので、その目的は、テープ残量時間をデジ
タル表示する場合、その残量時間をテープの厚さ
や速度偏差等の誤差が大きいところでは分だけで
表示し、上記誤差が比較的小さいところでは分と
秒で表示することにより、テープ残量時間の切換
表示を可能にしたテープ残量時間表示装置を提供
することにある。 以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。 第１図は本発明の実施例において用いるテープ
残量時間Ｔを算出するための演算式を説明するた
めの図である。同図において、供給側リールSR
におけるハブの半径をrp、テープ厚さをｄ、残量
テープの半径をrsとすると、供給側リールSRに
巻かれているテープの全長ｌは(1)式で示すことが
できる。 ｌ＝π／ｄ（rs 2−rp 2） …(1) 従つて、テープが定速vp（再生および巻戻し時
の速度）で走行するとすれば、残量時間Ｔは次の
(2)式で示すことができる。 Ｔ＝ｌ／vp＝π／vpｄ（rs 2−rp 2） …(2) この場合、残量テープの半径がrsの時の供給側
リールSRの回転速度Vsは、 Vs＝Vp／2πrs …(3) で表わされる。従つて、上述の(2)式と(3)式によ
り、残量時間Ｔは次の(4)式によつて表わすことが
できる。 Ｔ＝vp／4πd×（１／Vs）2−π／vpｄrp 2 …(4) ここで、ｄ、rp、vpはテープの種類およびテー
プレコーダによつて予め固定される数値、すなわ
ち定数である。従つて、これらの定数ｄ、rp、vp
が予め与えられるならば、供給側リールの回転速
度Vsを検出することにより、定速走行時におけ
る残量時間Ｔを簡単に求めることができる。 第２図は本発明にかかるテープ残量時間表示装
置の一実施例を示すブロツク図である。同図にお
いて、１は供給側リールの回転周期を検出する回
転検出装置であつて、供給側リール軸に回転円板
１０を取付け、この回転円板１０の周辺部に３個
の光反射体１１を等間隔に配置し、この光反射体
１１からの反射光を光電変換素子１２によつて検
出し、この光量変換素子１２から供給側リール軸
の１回転毎に位相が120゜ずつ異なる３個のパルス
信号から成る回転検出信号を取り出すように構成
されている。２はカセツトテープレコーダに装着
したカセツトテープの種類（C120、C90、C60、
C30、C46）に応じて操作子２０を所定位置にセ
ツトするテープ選択部であつて、操作子２０の選
択設定位置によつて次の第１表に示すようなテー
プ厚み値ｄが出力されると共に、テープの種類を
示すテープが出力される。
は巻取側リールの回転周期を検出してテープの残
量時間を演算表示するテープ残量時間表示装置に
関するものである。 従来のこの種の表示装置としては、カセツトテ
ープの供給側（又は巻取側）リールの回転周期を
検出し、この検出した回転周期に基いてテープ残
量時間を演算し、その演算結果をテープ残量時間
としてデジタル的に分秒表示するようにしたもの
がある。しかし、このようなテープ残量時間表示
装置においては、テープの厚さや速度偏差等の誤
差が生ずるため、演算して得られたテープ残量時
間には秒単位で分秒を表示するほぞの精度が得ら
れなく、したがつて、テープ残量時間を上記誤差
の大きさと無関係に常時、分秒で表示すると、使
用者に誤解を与えやすくなり、使用上非常に不便
になるという欠点があつた。 本発明はこのような欠点を解消するためになさ
れたもので、その目的は、テープ残量時間をデジ
タル表示する場合、その残量時間をテープの厚さ
や速度偏差等の誤差が大きいところでは分だけで
表示し、上記誤差が比較的小さいところでは分と
秒で表示することにより、テープ残量時間の切換
表示を可能にしたテープ残量時間表示装置を提供
することにある。 以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。 第１図は本発明の実施例において用いるテープ
残量時間Ｔを算出するための演算式を説明するた
めの図である。同図において、供給側リールSR
におけるハブの半径をrp、テープ厚さをｄ、残量
テープの半径をrsとすると、供給側リールSRに
巻かれているテープの全長ｌは(1)式で示すことが
できる。 ｌ＝π／ｄ（rs 2−rp 2） …(1) 従つて、テープが定速vp（再生および巻戻し時
の速度）で走行するとすれば、残量時間Ｔは次の
(2)式で示すことができる。 Ｔ＝ｌ／vp＝π／vpｄ（rs 2−rp 2） …(2) この場合、残量テープの半径がrsの時の供給側
リールSRの回転速度Vsは、 Vs＝Vp／2πrs …(3) で表わされる。従つて、上述の(2)式と(3)式によ
り、残量時間Ｔは次の(4)式によつて表わすことが
できる。 Ｔ＝vp／4πd×（１／Vs）2−π／vpｄrp 2 …(4) ここで、ｄ、rp、vpはテープの種類およびテー
プレコーダによつて予め固定される数値、すなわ
ち定数である。従つて、これらの定数ｄ、rp、vp
が予め与えられるならば、供給側リールの回転速
度Vsを検出することにより、定速走行時におけ
る残量時間Ｔを簡単に求めることができる。 第２図は本発明にかかるテープ残量時間表示装
置の一実施例を示すブロツク図である。同図にお
いて、１は供給側リールの回転周期を検出する回
転検出装置であつて、供給側リール軸に回転円板
１０を取付け、この回転円板１０の周辺部に３個
の光反射体１１を等間隔に配置し、この光反射体
１１からの反射光を光電変換素子１２によつて検
出し、この光量変換素子１２から供給側リール軸
の１回転毎に位相が120゜ずつ異なる３個のパルス
信号から成る回転検出信号を取り出すように構成
されている。２はカセツトテープレコーダに装着
したカセツトテープの種類（C120、C90、C60、
C30、C46）に応じて操作子２０を所定位置にセ
ツトするテープ選択部であつて、操作子２０の選
択設定位置によつて次の第１表に示すようなテー
プ厚み値ｄが出力されると共に、テープの種類を
示すテープが出力される。
【表】
また、符号３は演算部CPuと、メモリROMお
よびRAMと、入出力回路Ｉ／O1，Ｉ／O2，Ｉ／
O3とからなり、入出力回路Ｉ／O1を介して取込
んだ回転検出信号の回転速度Vs〔mm／sec〕と、
入出力回路Ｉ／O2を介して取込んだテープ厚み
値ｄ〔mm〕と、メモリROMに予め記憶されたテ
ープ走行速度値Vp〔mm／sec〕およびリールハブ
径値rp〔mm〕とに基づいて上記第(4)式に示される
演算処理を実行してテープ残量時間Ｔ〔秒〕を算
出するとともに、このテープ残量時間とメモリ
ROMに予め設定された設定値とを比較して後述
する表示器４の表示モードを分または分秒にて切
換制御する演算装置である。この場合、演算部
CPuのワーキングレジスタを利用して残量時間計
が設けられており、この残量時間計の内容（残量
時間データ）は入出力回路Ｉ／O3を介して４桁
の分秒表示器４に送られ、この表示器４において
デジタル表示されるようになつている。そして、
メモリROMには第３図に示すようなフローチヤ
ートに対応した演算プログラムが記憶されてい
る。なお、メモリROMに予め設定される設定値
はテープの厚さや供給側リールの速度偏差等の誤
差の大きさを考慮して任意に決められるものであ
り、この実施例では上記設定値として６分が設定
されている。 次に、上記実施例の動作を第３図に示すフロー
チヤートに基づき説明する。まず、録音または再
生モードのスイツチ（図示せず）を操作すると、
演算プログラムの実行が開始され、ステツプ100
に示すように回転検出信号を取込む。次のステツ
プ101において回転検出信号によつて回転速度Vs
を求めるとともに、上記第(4)式で示される演算処
理を実行して残量時間Ｔを算出し、この残量時間
Ｔを残量時間計に入れる。この後、ステツプ102
において誤差時間計の内容（残量時間Ｔ）と予め
設定された設定値Toとを比較処理する。このと
き、設定値Toには６分が設定されているため、
残量時間Ｔが６分より大きいときはステツプ103
に進み、残量時間計の内容を表示器４に転送し、
たとえば第４図に示すように「25：00」のモード
で分だけを表示させる。以下同様な処理を繰返し
て残量時間計の内容をカウントダウンさせ、これ
に伴つて分表示も第４図に示すように「25：00」
〜「12：00」にカウントダウンする。そして、残
量時間Ｔが６分より小さくなると、ステツプ104
に進み表示器４の表示モードを分だけの表示から
第４図に示す「05：21」のように分と秒との表示
に切換え、それ以降零になるまで分秒表示をさせ
ることになる。 以上説明したように本発明は、テープ残量時間
をデジタル表示する場合、この残量時間をテープ
の厚さや速度偏差等の誤差が大きいところでは分
だけで表示し、誤差が比較的小さいところでは分
と秒で表示するようにしたので、テープ残量時間
の切換表示を行なうことができ、したがつて、カ
セツトテープに録音する場合等において実用上す
ぐれた効果を奏する。
よびRAMと、入出力回路Ｉ／O1，Ｉ／O2，Ｉ／
O3とからなり、入出力回路Ｉ／O1を介して取込
んだ回転検出信号の回転速度Vs〔mm／sec〕と、
入出力回路Ｉ／O2を介して取込んだテープ厚み
値ｄ〔mm〕と、メモリROMに予め記憶されたテ
ープ走行速度値Vp〔mm／sec〕およびリールハブ
径値rp〔mm〕とに基づいて上記第(4)式に示される
演算処理を実行してテープ残量時間Ｔ〔秒〕を算
出するとともに、このテープ残量時間とメモリ
ROMに予め設定された設定値とを比較して後述
する表示器４の表示モードを分または分秒にて切
換制御する演算装置である。この場合、演算部
CPuのワーキングレジスタを利用して残量時間計
が設けられており、この残量時間計の内容（残量
時間データ）は入出力回路Ｉ／O3を介して４桁
の分秒表示器４に送られ、この表示器４において
デジタル表示されるようになつている。そして、
メモリROMには第３図に示すようなフローチヤ
ートに対応した演算プログラムが記憶されてい
る。なお、メモリROMに予め設定される設定値
はテープの厚さや供給側リールの速度偏差等の誤
差の大きさを考慮して任意に決められるものであ
り、この実施例では上記設定値として６分が設定
されている。 次に、上記実施例の動作を第３図に示すフロー
チヤートに基づき説明する。まず、録音または再
生モードのスイツチ（図示せず）を操作すると、
演算プログラムの実行が開始され、ステツプ100
に示すように回転検出信号を取込む。次のステツ
プ101において回転検出信号によつて回転速度Vs
を求めるとともに、上記第(4)式で示される演算処
理を実行して残量時間Ｔを算出し、この残量時間
Ｔを残量時間計に入れる。この後、ステツプ102
において誤差時間計の内容（残量時間Ｔ）と予め
設定された設定値Toとを比較処理する。このと
き、設定値Toには６分が設定されているため、
残量時間Ｔが６分より大きいときはステツプ103
に進み、残量時間計の内容を表示器４に転送し、
たとえば第４図に示すように「25：00」のモード
で分だけを表示させる。以下同様な処理を繰返し
て残量時間計の内容をカウントダウンさせ、これ
に伴つて分表示も第４図に示すように「25：00」
〜「12：00」にカウントダウンする。そして、残
量時間Ｔが６分より小さくなると、ステツプ104
に進み表示器４の表示モードを分だけの表示から
第４図に示す「05：21」のように分と秒との表示
に切換え、それ以降零になるまで分秒表示をさせ
ることになる。 以上説明したように本発明は、テープ残量時間
をデジタル表示する場合、この残量時間をテープ
の厚さや速度偏差等の誤差が大きいところでは分
だけで表示し、誤差が比較的小さいところでは分
と秒で表示するようにしたので、テープ残量時間
の切換表示を行なうことができ、したがつて、カ
セツトテープに録音する場合等において実用上す
ぐれた効果を奏する。
第１図は本発明に用いるテープ残量時間の演算
式を説明するための図、第２図は本発明の一実施
例を示すブロツク図、第３図はテープ残量時間表
示を行うためのプログラムの一例を示すフローチ
ヤート、第４図は第２図の表示器の表示態様を示
す図である。 １……回転検出装置、２……テープ選択部、３
……演算装置、４……表示器。
式を説明するための図、第２図は本発明の一実施
例を示すブロツク図、第３図はテープ残量時間表
示を行うためのプログラムの一例を示すフローチ
ヤート、第４図は第２図の表示器の表示態様を示
す図である。 １……回転検出装置、２……テープ選択部、３
……演算装置、４……表示器。
Claims (1)
- １ カセツトテープの供給側リールまたは巻取側
リールの回転周期を検出する回転検出装置と、こ
の回転検出装置にて検出される検出信号に基いて
テープ残量時間を演算する演算装置と、この演算
装置の演算結果をテープ残量時間としてデジタル
表示する表示器とを備えたテープ残量時間表示装
置において、テープ残量時間が予め設定された設
定値より大きいときは分だけを表示し、小さいと
きは分と秒を表示するようにしたテープ残量時間
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5662481A JPS57172581A (en) | 1981-04-14 | 1981-04-14 | Display device for remaining time of tape |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5662481A JPS57172581A (en) | 1981-04-14 | 1981-04-14 | Display device for remaining time of tape |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57172581A JPS57172581A (en) | 1982-10-23 |
| JPH0121556B2 true JPH0121556B2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=13032440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5662481A Granted JPS57172581A (en) | 1981-04-14 | 1981-04-14 | Display device for remaining time of tape |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57172581A (ja) |
-
1981
- 1981-04-14 JP JP5662481A patent/JPS57172581A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57172581A (en) | 1982-10-23 |
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