JPH0213922Y2 - - Google Patents

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JPH0213922Y2
JPH0213922Y2 JP18387582U JP18387582U JPH0213922Y2 JP H0213922 Y2 JPH0213922 Y2 JP H0213922Y2 JP 18387582 U JP18387582 U JP 18387582U JP 18387582 U JP18387582 U JP 18387582U JP H0213922 Y2 JPH0213922 Y2 JP H0213922Y2
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JP
Japan
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memory
coil
mandrel
plate thickness
counter
Prior art date
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JP18387582U
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English (en)
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JPS5987606U (ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鉄鋼プラントの圧延ラインまたはプ
ロセスライン等において後述する入側自動減速制
御で使用されるコイル板厚検出回路に関するもの
である。上記入側自動減速制御とは、コイル状の
材料を巻戻す際に、ある一定の長さを残して減速
または停止すべく巻戻し速度を制御することであ
り、このためコイル残長をコイル材料の板厚と現
状のコイル径とにより計算して求める必要があ
り、またコイル材料の板厚も検出する必要があ
る。
従来、この種のコイル板厚検出回路として、第
1図に示すものが知られている。第1図におい
て、1は巻戻し用マンドレル、2は巻戻されるコ
イル、3はギア装置、4は該ギア装置を介してマ
ンドレル1の回転角を検出するパルスジエネレー
タ、5はブライドル、6はギア装置、7は該ギア
装置を介してブライドル5の回転角を検出するパ
ルスジエネレータ、8はパルスジエネレータ4の
パルス数をカウントするカウンタ、9はパルスジ
エネレータ7のパルス数をカウントするカウン
タ、10は定数メモリ、11は比較器である。上
記定数メモリ10には、マンドレル1が1回転し
たときにパルスジエネレータ4が発生するパルス
数(固定値)が格納されている。このパルス数と
上記カウンタ8のカウント値が一致したとき、即
ちマンドレル1が1回転したときには、これが比
較器11により検出される。12はシフトレジス
タ回路、13は板厚演算回路である。
上記した従来のコイル板厚検出回路では、マン
ドレル1に巻かれたコイル2を巻戻して行くと、
パルスジエネレータ4はマンドレル1の回転角に
応じたパルスを発生し、このパルスはカウンタ8
によりカウントされる。同様にして、パルスジエ
ネレータ7はブライドル2の回転角に応じたパル
スを発生し、これがカウンタ9によりカウントさ
れる。上記カウンタ8のカウント値が定数メモリ
10に格納されている値と一致したときには、こ
れが比較器11によつて検出され、この検出信号
によりシフトレジスタ12はカウンタ9のカウン
ト値をメモリ1に格納する。この格納と同時にシ
フトレジスタ12はそれまでメモリ1に格納され
ていた内容をメモリ2へ、該メモリに格納されて
いた内容をメモリ3へ、というように順次格納
し、最後のメモリnにはメモリn−1の内容が格
納されるようにシフトされる。従つて、メモリn
にはマンドレル1のn回転前のカウンタ9のカウ
ント値が格納されている。
このようにして、メモリ1には最新のコイル周
長に相当するパルス数が、またメモリnにはマン
ドレル1のn回転前のコイル周長に相当するパル
ス数が格納されている。これらのメモリ1,nに
格納されたパルス数は演算回路13に供給され、
(1)式の演算が行なわれて板厚tが求まる。
t=P1−Pn/n−1×1/2π …(1) 但し、P1:メモリ1に格納されたパルス数 Pn:メモリnに格納されたパルス数 上記のような従来のコイル板厚検出回路では、
検出される板厚データの精度は、パルスジエネレ
ータ7の1回転当りのパルス数を充分に多くする
か、またはギア装置6のギア比を充分に大きくし
て増速しなければ満足し得るものではなかつた。
実際には上記のようにパルス数を充分に多くする
こと及びギア比を充分に大きくすることには限度
があり、また板厚が薄くなるほど精度が低くなる
という欠点があつた。因みに、前記(1)式から明ら
かなように、板厚精度を±1%以下とするために
は、 (P1−Pn)>100×2πt×(n−1) を満す必要があり、また定数メモリ10の値をm
倍すれば精度はm倍に向上するが、そのためにシ
フトレジスタ12内のメモリ1〜nもそれぞれ容
量を大きくしなければならない。
この考案は、上記した従来のものの欠点を除去
し、計測されたコイル長データ(シフトレジスタ
回路12内のメモリ1の内容)により次のコイル
周長計測タイミングを変化させることによつて、
検出される板厚データの精度を向上ならしめるも
のである。
以下、この考案の一実施例を第2図について説
明する。第2図において第1図と同一符号は同効
のものを示すので、その詳しい説明は省略する。
符号14はマンドレル回転数選択回路、15は定
数選択メモリであり、該定数選択メモリは、上記
マンドレル回転数選択回路14により後述の如く
決定される回転数分だけマンドレル1が回転した
とき、前記パルスジエネレータ4が発生するパル
ス数(固定値)を選択して格納しておく。この定
数選択メモリ15に格納された値に前記カウンタ
8のカウント値が一致すると、これが比較器11
により検出される。符号16は板厚演算回路であ
る。
上記第2図のように構成されたコイル板厚検出
回路では、第1図のものと同様にして、マンドレ
ル1に巻かれたコイル2を巻戻して行くと、パル
スジエネレータ4はマンドレル1の回転角に応じ
てパルスを発生し、カウンタ8はそのパルス数を
カウントする。またパルスジエネレータ7はブラ
イドル5の回転角に応じてパルスを発生し、その
パルス数はカウンタ9によりカウントされる。前
記定数選択メモリ15は、マンドレル回転数選択
回路14からのデータが無い場合、即ちコイル2
の巻戻し開始時には、マンドレル1の1回転に相
当するパルス数を選択している。従つて比較器1
1はカウンタ8のカウント値がマンドレル1の1
回転分に達したとき、一致信号を出力する。この
一致信号によりシフトレジスタ12はカウンタ9
のカウント値メモリ1に格納すると同時に、メモ
リ1の旧データをメモリ2へ、メモリ2の旧デー
タをメモリ3へ、……、メモリ(n−1)の旧デ
ータをメモリnへとシフトする。
前記マンドレル回転数選択回路14はシフトレ
ジスタ回路12のメモリ1のデータより次のマン
ドレル回転数を選択する。即ち、次の(2)式を満足
するN1の最大値を選択する。但し、(2)式でN2
巻戻し開始時は1とする。
(メモリ1)/N2×N1< (メモリ1の最大許容値) …(2) 従つて、定数選択メモリ15はマンドレルN1
転に相当するパルス数を選択し、比較器11が次
に一致信号を出力するのは、マンドレル1が更に
N1回転したときである。シフトレジスタ12は
この一致信号によりカウンタ9の内容をメモリ1
に格納すると同時に旧データをシフトする。
また、メモリ1にはカウンタ9の内容と同時
に、マンドレル回転数選択回路14の出力データ
N1も格納される。即ち、各々のメモリにはマン
ドレル1の回転数NとマンドレルN回転分でカウ
ントされたカウンタ9のカウント値が格納されて
いる。従つて、メモリnとメモリ1とのカウント
値の差はマンドレル1の(N2+…+Nn)回転分
のコイル周長差となり、演算回路16での(3)式で
示す演算によりコイル板厚tが求まる。
t=(Cn−C1)/N×(n−1)×1/2π…(3) 但し、N1≠Nnのときは、板厚tは前回算出値
を保持するものとする。また、Cn,C1はそれぞ
れカウンタ9のカウント値を示すものである。
尚、上記実施例では、鉄鋼プラントの入側自動
減速制御に用いられる板厚検出回路にこの考案を
適用した場合について説明したが、これにこの考
案は限定されるものではなく、コイル状に巻かれ
た材料を巻戻すものであればこの考案を適用する
ことができる。
この考案は上述したように、サンプリングスキ
ヤンとなるマンドレル回転数を可変とし、シフト
レジスタのメモリ許容量を最大限に利用するの
で、検出精度が向上すると共に、巻戻して行くほ
どにマンドレル回転数が増加するので、コイル径
の内外径の差が大きいほどコイル残長が少くなつ
たときの板厚検出データの精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイル板厚検出回路を示すブロ
ツク図、第2図はこの考案の一実施例を示すブロ
ツク図である。 1:マンドレル、2:コイル、4:パルスジエ
ネレータ、5:ブライドル、8:カウンタ、9:
カウンタ、11:比較器、12:シフトレジス
タ、14:マンドレル回転数選択回路、15:定
数選択メモリ、16:板厚演算回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル状に巻かれた材料を巻戻しながらコイル
    周長を計測し、その周長差からコイル板厚を検出
    するコイル板厚検出回路において、計測されたコ
    イル周長に応じて次のコイル周長計測タイミング
    を変化させる手段を備えたことを特徴とするコイ
    ル板厚検出回路。
JP18387582U 1982-12-02 1982-12-02 コイル板厚検出回路 Granted JPS5987606U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18387582U JPS5987606U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 コイル板厚検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18387582U JPS5987606U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 コイル板厚検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5987606U JPS5987606U (ja) 1984-06-13
JPH0213922Y2 true JPH0213922Y2 (ja) 1990-04-17

Family

ID=30397843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18387582U Granted JPS5987606U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 コイル板厚検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5987606U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5987606U (ja) 1984-06-13

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