JPH0552543A - コイル径計測装置 - Google Patents

コイル径計測装置

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Publication number
JPH0552543A
JPH0552543A JP20936491A JP20936491A JPH0552543A JP H0552543 A JPH0552543 A JP H0552543A JP 20936491 A JP20936491 A JP 20936491A JP 20936491 A JP20936491 A JP 20936491A JP H0552543 A JPH0552543 A JP H0552543A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil diameter
roll
coil
arm length
coil radius
Prior art date
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Pending
Application number
JP20936491A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Nara
嘉久 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP20936491A priority Critical patent/JPH0552543A/ja
Publication of JPH0552543A publication Critical patent/JPH0552543A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度の良いコイル径を求めることができるコ
イル径計測装置を得る。 【構成】 スナバロール2のアーム長を検出するアーム
長検出器21、アーム長検出器21の出力をパラメータ
としてコイル径を求めるコイル径演算回路22、コイル
径演算回路22の出力よりコイル適正値を演算する学習
制御回路23、学習制御回路23の出力とペイオフリー
ル1及びフライドロール4の回転出力よりコイル径を求
めるコイル径演算回路12の出力とを導入してその整合
性を判断・評価する整合性回路24を設ける。 【効果】 コイル径の計測精度が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コイル状の材料を巻
戻す巻戻し装置におけるコイル径計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、巻戻し装置における従来のコイ
ル径計測装置を示す構成図である。図において、1は材
料巻戻し用のリール部材としてのペイオフリール、2は
材料の巻き開きを抑制する第1のロールとしてのスナバ
ロール、3はピンチロール、4は材料を平坦化するため
の第2のロールとしてのブライドルロール、5はペイオ
フリール1のモータ軸と直結され、ペイオフリール1の
回転を検出する回転検出器、6はブライドルロール4の
モータ軸と直結され、ブライドルロール4の回転を検出
する回転検出器、7は材料としてのコイル、8は回転検
出器5がペイオフリール1の1回転を検出したことを検
知する検知回路、9はペイオフリール1が1回転する毎
に検知回路8より発生される1回転検出信号、10は回
転検出器6からのパルス信号、11はパルス信号10を
累積し、1回転検出信号9にて累積を中止してその累積
値を別メモリ(図示せず)へ記憶させると共にその累積
値をクリアする演算判定回路、12は演算判定回路11
の出力に基づいてコイル径を求めるコイル径演算回路で
ある。
【0003】次に動作について説明する。通板動作が開
始されると、ペイオフリール1は時計方向に逆転し、コ
イル7の先端がスナバロール2を通過すると、ペイオフ
リール1は反時計方向に正転し、スナバロール2がペイ
オフリール1より離れる。そしてブライドルロール4が
図示しない方法でコイル7を検知すると回転を始め、回
転検出器5と回転検出器6がそれぞれペイオフリール1
及びブライドルロール4の回転を検出し、ペイオフリー
ル1が1回転すると検知回路8が1回転検出信号9を発
生させ、演算判定回路11に入力する。一方、回転検出
器6からのパルス信号10を演算判定回路11へ入力
し、演算判定回路11は1回転検出信号9が入力される
までパルス信号10を累積する。そして、演算判定回路
11は、1回転検出信号9が入力されると累積を中止
し、別メモリへ累積値を移し、その累積値をリセットす
る。これにより、ペイオフリール1が1回転するごとに
ブライドルロール4の回転に対応したパルス信号の累積
値が求められる。そして、コイル径演算回路12は別メ
モリよりパルス信号累積値を呼み出し、下記の式に従っ
てコイル径を求める。
【0004】 D1 = (L × P) / π ・・・(1)
【0005】但し、上記(1)式において、D1 はコイ
ル径、Lはパルス信号の累積値、Pはパルスインクリメ
ント(定数)である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコイル径計測装
置は以上のように構成され、コイル径をペイオフリール
とブライドルロールの回転値に関連した演算だけで求め
ているので、ブライドルロール4がスリップ等で実際の
回転値との間に狂いが生じた時、コイル径計測値の精度
が充分でない等の問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、従来に比して計測精度を向上す
ることができるコイル径計測装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコイル径
計測装置は、コイル状に巻いてある材料を巻き戻す際の
巻厚減少に伴い支持アームのアーム長が変化する第1の
ロールを備えた巻戻し装置において、上記第1のロール
と共に上記材料を巻き戻す際に使用されるリール部材及
び第2のロールの回転を検出してコイル径を求める第1
の演算手段と、上記第1のロールのアーム長を検出する
アーム長検出器と、該アーム長検出器の出力をパラメー
タとしてコイル径を求め、コイル径適正値を演算する第
2の演算手段と、上記第1の演算手段からのコイル径と
上記第2の演算手段からのコイル径適正値との整合性を
判断・評価する整合性回路とを備え、上記第1のロール
は巻戻し終了まで上記リール部材に向って押圧付勢され
るものである。
【0009】
【作用】この発明においては、リール部材としてのペイ
オフリールの材料の巻着量に応じて変化する第1のロー
ルとしてのスナバロールのアームのアーム長実測値より
求めたコイル径とリール部材としてのペイオフリールと
第2のロールとしてのブライドルロールの回転より求め
たコイル径を判定・評価して適正な方を真のコイル径と
するようにしたので、従来の場合に比し、計測精度が向
上する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図である。
図において、1〜12は従来装置と同一のものである。
21は第1のロールとしてのスナバロール2を支持する
支持アーム(図示せず)のアーム長を検出するアーム長
検出器、22はアーム長検出器21の出力をパラメータ
として演算し、コイル径を求めるコイル径演算回路、2
3はコイル径演算回路22の出力を取り込み、前回と今
回の演算値を比較し、前回の演算値が今回の演算値より
大きければ正常として演算値を出力し、逆に前回の演算
値が今回の演算値より小さければ異常とみなし、適正値
(妥協値)を算出して出力する学習制御回路、24はコ
イル径演算回路12の出力と学習制御回路23の出力と
を入力として取り込み、その整合性を判定・評価して適
正な方を真のコイル径として求める整合性回路である。
なお、回転検出器5,6、検知回路8、演算判定回路1
1及びコイル径演算回路12は第1の演算手段を構成
し、コイル径演算回路22及び学習制御回路23は第2
の演算手段を構成する。図2はスナバロール2によるコ
イル径を求めるための説明図であって、図において、2
aはホームポジション待機中のスナバロールである。
【0011】次に動作について説明する。リール部材と
してのペイオフリール1にコイル7を装着し、スナバロ
ール2の支持アームを伸ばしてコイル7と接触させる。
その時にスナバロール2の支持アームのアーム長をアー
ム長検出器21で検出し、その検出出力をコイル径演算
回路22に供給する。コイル径演算回路22はアーム長
検出器21の出力をパラメータとして演算を行い、下記
の式よりコイル径を求める。
【0012】 D2 = ( L − y ) × 2 (2)
【0013】上記(2)式において、D2 はコイル径、
Lはペイオフリール1の中心からホームポジションのス
ナバロール2aまでの距離、yはスナバロール2のアー
ム移動距離である。この動作を巻戻し終了まで行なうこ
とにより、コイル径演算回路22においてコイル径D2
が求められる。学習制御回路23はコイル7の形状が真
円でないことや、スナバロール2が異常動作を起こすこ
とが考えられることからコイル径演算回路22の出力を
導入し、コイル径の前回の演算値と今回の演算値を比較
し、前回の演算値が今回の演算値より大きければ正常と
してその演算値を出力し、逆に小さければ適正値を算出
する演算動作を実行する。そして、整合性回路24はコ
イル径演算回路12の出力(コイル径D1 )とコイル径
演算回路22の出力(コイル径D2 )とを取り込み、両
者の整合性を判定・評価して適正な方を真のコイル径と
して求める。すなわち、例えば整合性回路24は、コイ
ル径演算回路12の前回と今回の出力値の偏差と、学習
制御回路23の前回と今回の出力値の偏差を求め、これ
らの偏差とコイル7の板厚の2倍の値とを比較し、より
コイル7の板厚の2倍の値に近い方を真のコイル径とす
る。なお、スナバロールは巻戻し終了までペイオフリー
ル11に向って押圧付勢されるものとする。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、コイ
ル状に巻いてある材料を巻き戻す際の巻厚減少に伴い支
持アームのアーム長が変化する第1のロールを備えた巻
戻し装置において、上記第1のロールと共に上記材料を
巻き戻す際に使用されるリール部材及び第2のロールの
回転を検出してコイル径を求める第1の演算手段と、上
記第1のロールのアーム長を検出するアーム長検出器
と、該アーム長検出器の出力をパラメータとしてコイル
径を求め、コイル径適正値を演算する第2の演算手段
と、上記第1の演算手段からのコイル径と上記第2の演
算手段からのコイル径適正値との整合性を判断・評価す
る整合性回路とを備え、上記第1のロールは巻戻し終了
まで上記リール部材に向って押圧付勢されるので、ブラ
イドルロールのスリップ等による精度低下を招くことな
く、常に適正なコイル径を得ることが出来、コイル径の
計測精度を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の一実施例におけるコイル径演算回路
22の演算内容を説明するための模式図である。
【図3】従来のコイル径計測装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ペイオフリール 2 スナバロール 4 ブライドルロール 5,6 回転検出器 7 コイル 11 演算判定回路 12,22 コイル径演算回路 21 アーム長検出器 23 学習制御回路 24 整合性回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状に巻いてある材料を巻き戻す際
    の巻厚減少に伴い支持アームのアーム長が変化する第1
    のロールを備えた巻戻し装置において、 上記第1のロールと共に上記材料を巻き戻す際に使用さ
    れるリール部材及び第2のロールの回転を検出してコイ
    ル径を求める第1の演算手段と、 上記第1のロールのアーム長を検出するアーム長検出器
    と、 該アーム長検出器の出力をパラメータとしてコイル径を
    求め、コイル径適正値を演算する第2の演算手段と、 上記第1の演算手段からのコイル径と上記第2の演算手
    段からのコイル径適正値との整合性を判断・評価する整
    合性回路とを備え、上記第1のロールは巻戻し終了まで
    上記リール部材に向って押圧付勢されることを特徴とす
    るコイル径計測装置。
JP20936491A 1991-08-21 1991-08-21 コイル径計測装置 Pending JPH0552543A (ja)

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JP20936491A JPH0552543A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 コイル径計測装置

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JP20936491A JPH0552543A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 コイル径計測装置

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JPH0552543A true JPH0552543A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16571718

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JP20936491A Pending JPH0552543A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 コイル径計測装置

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JP (1) JPH0552543A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100515611B1 (ko) * 2000-06-28 2005-09-16 주식회사 포스코 소둔산세라인의 코일 크기 측정장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100515611B1 (ko) * 2000-06-28 2005-09-16 주식회사 포스코 소둔산세라인의 코일 크기 측정장치

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