JP2549769B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JP2549769B2 JP2549769B2 JP2407605A JP40760590A JP2549769B2 JP 2549769 B2 JP2549769 B2 JP 2549769B2 JP 2407605 A JP2407605 A JP 2407605A JP 40760590 A JP40760590 A JP 40760590A JP 2549769 B2 JP2549769 B2 JP 2549769B2
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声や映像などのアナ
ログ信号、あるいは情報機器などのデジタル信号を不揮
発性記録するための磁気記録装置に用いられる磁気記録
媒体に関するものである。
ログ信号、あるいは情報機器などのデジタル信号を不揮
発性記録するための磁気記録装置に用いられる磁気記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録の分野では、記録装置の
大容量化、小型化、アクセス時間の短縮化などのため、
磁気記録媒体の高記録密度化が行われている。高記録密
度化のためには、媒体上に記録されたN−Sの磁極間に
働く自己減磁作用が小さい垂直磁気記録方法が有望視さ
れている。最も一般的な垂直磁気記録可能な垂直磁化膜
はCo −Cr 合金磁性薄膜である。
大容量化、小型化、アクセス時間の短縮化などのため、
磁気記録媒体の高記録密度化が行われている。高記録密
度化のためには、媒体上に記録されたN−Sの磁極間に
働く自己減磁作用が小さい垂直磁気記録方法が有望視さ
れている。最も一般的な垂直磁気記録可能な垂直磁化膜
はCo −Cr 合金磁性薄膜である。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の磁気記録
媒体の一例について説明する。図6は一般的な従来の磁
気記録媒体の模式断面図である。基板11の上にFe −N
i 合金磁性薄膜(パーマロイ膜)12が成膜され、このF
e −Ni 合金磁性薄膜12の上にCo −Cr 合金磁性薄膜
13が成膜され、さらに、Co −Cr 合金磁性薄膜13上に
潤滑膜14が形成されている。Fe −Ni 合金磁性薄膜12
は軟磁性膜であり、上方に配設される垂直磁化膜のCo
−Cr 合金磁性薄膜13との組合せにより、磁気ヘッドで
記録再生する場合に磁気的相互作用を強める効果を期待
できる。(たとえば、「垂直磁気記録を用いた高密度磁
気記録」岩崎、日経エレクトロニクス、No.192,P100
,1978)
媒体の一例について説明する。図6は一般的な従来の磁
気記録媒体の模式断面図である。基板11の上にFe −N
i 合金磁性薄膜(パーマロイ膜)12が成膜され、このF
e −Ni 合金磁性薄膜12の上にCo −Cr 合金磁性薄膜
13が成膜され、さらに、Co −Cr 合金磁性薄膜13上に
潤滑膜14が形成されている。Fe −Ni 合金磁性薄膜12
は軟磁性膜であり、上方に配設される垂直磁化膜のCo
−Cr 合金磁性薄膜13との組合せにより、磁気ヘッドで
記録再生する場合に磁気的相互作用を強める効果を期待
できる。(たとえば、「垂直磁気記録を用いた高密度磁
気記録」岩崎、日経エレクトロニクス、No.192,P100
,1978)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな、Co −Cr /Fe −Ni の2層膜媒体では、異種
合金の積層膜構造であるため、垂直磁化膜層であるCo
−Cr 合金磁性薄膜13の初期成長部分に歪を生じたり、
Fe −Ni 合金磁性薄膜12自体の特性安定性や密着性お
よび耐蝕性などに問題を有したりしていた。
うな、Co −Cr /Fe −Ni の2層膜媒体では、異種
合金の積層膜構造であるため、垂直磁化膜層であるCo
−Cr 合金磁性薄膜13の初期成長部分に歪を生じたり、
Fe −Ni 合金磁性薄膜12自体の特性安定性や密着性お
よび耐蝕性などに問題を有したりしていた。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、軟磁
性層と垂直磁化膜層との間に歪を生じたり、垂直磁化膜
層が不安定で密着性や耐蝕性が悪かったりすることのな
い磁気記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
性層と垂直磁化膜層との間に歪を生じたり、垂直磁化膜
層が不安定で密着性や耐蝕性が悪かったりすることのな
い磁気記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の磁気記録媒体では、基板上に高周波スパッタ
法により作成した第1のCo −Cr 合金薄膜を軟磁性膜
として設け、上に、直流スパッタ法で作成した垂直磁化
膜としての第2のCo −Cr 合金磁性薄膜を設けたもの
である。
に本発明の磁気記録媒体では、基板上に高周波スパッタ
法により作成した第1のCo −Cr 合金薄膜を軟磁性膜
として設け、上に、直流スパッタ法で作成した垂直磁化
膜としての第2のCo −Cr 合金磁性薄膜を設けたもの
である。
【0007】ここで、高周波スパッタ法に用いる高周波
電源の周波数は50kHz〜2MHzの範囲で選ぶことに
より、直流スパッタ法とは十分相違する特性の膜を得る
ことができる。なお、高周波電源の周波数をさらに広い
範囲から選択することも可能である。
電源の周波数は50kHz〜2MHzの範囲で選ぶことに
より、直流スパッタ法とは十分相違する特性の膜を得る
ことができる。なお、高周波電源の周波数をさらに広い
範囲から選択することも可能である。
【0008】また、上記構成において、さらに、Co −
Cr 合金磁性薄膜としてNb やTa を含有するものを用
いるものである。
Cr 合金磁性薄膜としてNb やTa を含有するものを用
いるものである。
【0009】
【作用】上記構成によって、高周波スパッタ法により作
成した第1のCo −Cr 合金磁性薄膜は、保磁力Hcの
小さい軟磁気特性を示し、記録再生ヘッドとの相互作用
を強化し、記録再生特性を向上する作用を有する。さら
に、直流スパッタ法により作成する垂直磁化膜としての
第1のCo −Cr 合金磁性薄膜が膜成長する初期成長部
分の歪の存在を軽減する作用も有する。この作用の結
果、直流スパッタ法で作成する第2のCo −Cr 合金磁
性薄膜の結晶配向性が向上し、垂直磁気特性が改善さ
れ、高密度記録領域で優れた特性を示す磁気記録媒体が
得られる。
成した第1のCo −Cr 合金磁性薄膜は、保磁力Hcの
小さい軟磁気特性を示し、記録再生ヘッドとの相互作用
を強化し、記録再生特性を向上する作用を有する。さら
に、直流スパッタ法により作成する垂直磁化膜としての
第1のCo −Cr 合金磁性薄膜が膜成長する初期成長部
分の歪の存在を軽減する作用も有する。この作用の結
果、直流スパッタ法で作成する第2のCo −Cr 合金磁
性薄膜の結晶配向性が向上し、垂直磁気特性が改善さ
れ、高密度記録領域で優れた特性を示す磁気記録媒体が
得られる。
【0010】さらにNb またはTa をCo −Cr 合金磁
性薄膜に添加すれば、さらに高密度記録特性が向上した
磁気記録媒体が得られる。
性薄膜に添加すれば、さらに高密度記録特性が向上した
磁気記録媒体が得られる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の磁気記録媒体につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例の磁気記録媒体の模式断面図である。図1に示すよ
うに、磁気記録媒体は、表面にNi −Pメッキ膜を備え
たアルミ製基板1上に、高周波(以下RFと略す)スパ
ッタ法により作成した第1のCo−Cr 合金磁性薄膜2
が設けられ、この第1のCo −Cr 合金磁性薄膜2上
に、直流(以下DCと略す)スパッタ法により作成した
第2のCo −Cr 合成磁性薄膜3が設けられ、さらにこ
の第2のCo −Cr 合金磁性薄膜3上に、磁気ヘッドと
の接触をなめらかにするための潤滑膜4が設けられた構
成とされている。
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例の磁気記録媒体の模式断面図である。図1に示すよ
うに、磁気記録媒体は、表面にNi −Pメッキ膜を備え
たアルミ製基板1上に、高周波(以下RFと略す)スパ
ッタ法により作成した第1のCo−Cr 合金磁性薄膜2
が設けられ、この第1のCo −Cr 合金磁性薄膜2上
に、直流(以下DCと略す)スパッタ法により作成した
第2のCo −Cr 合成磁性薄膜3が設けられ、さらにこ
の第2のCo −Cr 合金磁性薄膜3上に、磁気ヘッドと
の接触をなめらかにするための潤滑膜4が設けられた構
成とされている。
【0012】以下に、上記磁気記録媒体の製法について
詳述する。本実施例では、成膜装置として対向ターゲッ
トスパッタ装置を用いた。ターゲットはCr の組成比率
が19.2重量%であり、直径が90mmφのものを用い、ター
ゲット間距離は85mmとした。電源としては最大1kV,
3Aの直流電源と、周波数50kHz〜1600kHzの範囲
で発振するRF電源とを用いた。RF電源の周波数とし
て、205 kHzを使用した。アルミ製の基板1は、東洋
鋼鈑(株)製のNi −Pメッキポリッシュ仕上げで、平
均表面粗さRa =0.003 μmのものを使用した。スパッ
タは、Ar ガス流量を20sccmとし、ガス圧5.0 ×10-3To
rrになるようにコンダクタンスバルブを調整して、まず
基板1上にパワー280 Wで4分間、RFスパッタし、続
いて真空を破ることなくパワー500 Wで2分間、DCス
パッタした。潤滑膜4としては、スパッタ法によるカー
ボン膜を用い、さらに液体潤滑剤を薄く塗布してハード
ディスクとして仕上げた。図2および図3にRF,DC
スパッタにより作成した第1および第2のCo −Cr 合
金磁性薄膜2,3の面内、垂直両方向での磁気ヒステリ
シスを示す。DCスパッタにより作成した第2のCo−
Cr 合金磁性薄膜3は垂直磁化膜となり、RFスパッタ
により作成した第1のCo −Cr 合金磁性薄膜2は面内
磁化膜となる。
詳述する。本実施例では、成膜装置として対向ターゲッ
トスパッタ装置を用いた。ターゲットはCr の組成比率
が19.2重量%であり、直径が90mmφのものを用い、ター
ゲット間距離は85mmとした。電源としては最大1kV,
3Aの直流電源と、周波数50kHz〜1600kHzの範囲
で発振するRF電源とを用いた。RF電源の周波数とし
て、205 kHzを使用した。アルミ製の基板1は、東洋
鋼鈑(株)製のNi −Pメッキポリッシュ仕上げで、平
均表面粗さRa =0.003 μmのものを使用した。スパッ
タは、Ar ガス流量を20sccmとし、ガス圧5.0 ×10-3To
rrになるようにコンダクタンスバルブを調整して、まず
基板1上にパワー280 Wで4分間、RFスパッタし、続
いて真空を破ることなくパワー500 Wで2分間、DCス
パッタした。潤滑膜4としては、スパッタ法によるカー
ボン膜を用い、さらに液体潤滑剤を薄く塗布してハード
ディスクとして仕上げた。図2および図3にRF,DC
スパッタにより作成した第1および第2のCo −Cr 合
金磁性薄膜2,3の面内、垂直両方向での磁気ヒステリ
シスを示す。DCスパッタにより作成した第2のCo−
Cr 合金磁性薄膜3は垂直磁化膜となり、RFスパッタ
により作成した第1のCo −Cr 合金磁性薄膜2は面内
磁化膜となる。
【0013】磁気ヘッドとして、ギャップ長0.27μm、
センダスト膜厚1.91μm、フライングハイト0.18μm
(周速22.6m/sec)であるMIG型ヘッドを用いて
電磁変換特性を測定した。図4に本実施例の場合Aと、
従来例の場合Bの出力特性を示す。明らかに本実施例の
場合のほうが出力が高く、C/N比も高いことが見い出
された。
センダスト膜厚1.91μm、フライングハイト0.18μm
(周速22.6m/sec)であるMIG型ヘッドを用いて
電磁変換特性を測定した。図4に本実施例の場合Aと、
従来例の場合Bの出力特性を示す。明らかに本実施例の
場合のほうが出力が高く、C/N比も高いことが見い出
された。
【0014】次に第2の実施例として、第1および第2
のCo −Cr 合金磁性薄膜2,3中にNb またはTa を
添加した場合について以下に述べる。添加する元素とし
て、Zr (△印),Ta (□印),Nb (×印)および
W(◇印)選び、ターゲットの上に添加元素のチップを
置いて、第1の実施例と同様の方法でハードディスクと
して仕上げた。図5に各添加元素ごとの電磁変換特性よ
り得られた半値記録密度D50とそのときの出力E50を示
す。ノンドープ時(○印)と比較してNb 添加の場合が
最も良い特性を示し、Ta も効果が認められる。しか
し、Zr とWの添加では半値記録密度D50または出力E
50の低下があり効果は認め難い。Nb 添加ではノンドー
プに比べて10KFRPI 以上半値記録密度D50が向上した。
のCo −Cr 合金磁性薄膜2,3中にNb またはTa を
添加した場合について以下に述べる。添加する元素とし
て、Zr (△印),Ta (□印),Nb (×印)および
W(◇印)選び、ターゲットの上に添加元素のチップを
置いて、第1の実施例と同様の方法でハードディスクと
して仕上げた。図5に各添加元素ごとの電磁変換特性よ
り得られた半値記録密度D50とそのときの出力E50を示
す。ノンドープ時(○印)と比較してNb 添加の場合が
最も良い特性を示し、Ta も効果が認められる。しか
し、Zr とWの添加では半値記録密度D50または出力E
50の低下があり効果は認め難い。Nb 添加ではノンドー
プに比べて10KFRPI 以上半値記録密度D50が向上した。
【0015】なお、上記実施例では、第1と第2のCo
−Cr 合金磁性薄膜2,3の作成に際して、同一組成の
ターゲットを使用したが、組成を独立に調整することも
当然可能である。
−Cr 合金磁性薄膜2,3の作成に際して、同一組成の
ターゲットを使用したが、組成を独立に調整することも
当然可能である。
【0016】ここで、磁気記録媒体の特性向上の原因と
しては、RFスパッタによる第1のCo −Cr 合金磁性
薄膜2は準軟磁気的面内膜(面内Hc 〜190 Oe )であ
り、この上に垂直磁化膜であるDCスパッタの第2のC
o −Cr 合金磁性薄膜3が存在するため、ヘッド−媒体
間の磁気的相互作用が増強される効果、または、下地で
あるRFスパッタの第1Co −Cr 合金磁性薄膜2が、
上層であるDCスパッタの第2Co −Cr 合金磁性薄膜
3の結晶性、結晶配向性を向上させる効果が考えられ
る。
しては、RFスパッタによる第1のCo −Cr 合金磁性
薄膜2は準軟磁気的面内膜(面内Hc 〜190 Oe )であ
り、この上に垂直磁化膜であるDCスパッタの第2のC
o −Cr 合金磁性薄膜3が存在するため、ヘッド−媒体
間の磁気的相互作用が増強される効果、または、下地で
あるRFスパッタの第1Co −Cr 合金磁性薄膜2が、
上層であるDCスパッタの第2Co −Cr 合金磁性薄膜
3の結晶性、結晶配向性を向上させる効果が考えられ
る。
【0017】また、Co −Cr 合金磁性薄膜がRFスパ
ッタでは面内的、DCスパッタでは垂直的となる理由に
ついては、DCスパッタのほうがAr+イオンの得る運動
エネルギーが大きいことが垂直磁気異方性の出現に役割
を果していると考えられる。特に、ターゲットが向いあ
って面対称な電位ポテンシャルを形成する対向ターゲッ
トスパッタでは、RF励起ではAr+イオンがターゲット
間の空間で滞留しやすく、高エネルギーを得て、ターゲ
ットに射突する粒子の数が減少すると考えられる。
ッタでは面内的、DCスパッタでは垂直的となる理由に
ついては、DCスパッタのほうがAr+イオンの得る運動
エネルギーが大きいことが垂直磁気異方性の出現に役割
を果していると考えられる。特に、ターゲットが向いあ
って面対称な電位ポテンシャルを形成する対向ターゲッ
トスパッタでは、RF励起ではAr+イオンがターゲット
間の空間で滞留しやすく、高エネルギーを得て、ターゲ
ットに射突する粒子の数が減少すると考えられる。
【0018】さらに、第1および第2のCo −Cr 合金
磁性薄膜2,3へのNb やTa の添加で効果が得られる
理由としては、垂直磁気異方性の向上や結晶粒の微細化
などに、これらの添加元素が効果を有するためと考えら
れる。
磁性薄膜2,3へのNb やTa の添加で効果が得られる
理由としては、垂直磁気異方性の向上や結晶粒の微細化
などに、これらの添加元素が効果を有するためと考えら
れる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明では、RFスパッタ
した第1のCo −Cr 合金磁性薄膜の上に、DCスパッ
タした第2のCo −Cr 合金磁性薄膜を設けたことによ
り、電磁変換特性が向上し、より高い記録密度で高い出
力レベルと、高い信号対雑音比を示す磁気記録媒体を実
現できた。さらに、本発明では、Co −Cr 合金磁性薄
膜にNb またはTa を添加することにより、一層電磁変
換特性が向上した磁気記録媒体を得られた。
した第1のCo −Cr 合金磁性薄膜の上に、DCスパッ
タした第2のCo −Cr 合金磁性薄膜を設けたことによ
り、電磁変換特性が向上し、より高い記録密度で高い出
力レベルと、高い信号対雑音比を示す磁気記録媒体を実
現できた。さらに、本発明では、Co −Cr 合金磁性薄
膜にNb またはTa を添加することにより、一層電磁変
換特性が向上した磁気記録媒体を得られた。
【図1】本発明の一実施例に係る磁気記録媒体の模式断
面図。
面図。
【図2】同磁気記録媒体のRFスパッタにより作成した
第1のCo −Cr 合金磁性薄膜の面内および垂直両方向
での磁気ヒステリシスを示す特性図。
第1のCo −Cr 合金磁性薄膜の面内および垂直両方向
での磁気ヒステリシスを示す特性図。
【図3】同磁気記録媒体のDCスパッタにより作成した
第2のCo −Cr 合金磁性薄膜の面内および垂直両方向
での磁気ヒステリシスを示す特性図。
第2のCo −Cr 合金磁性薄膜の面内および垂直両方向
での磁気ヒステリシスを示す特性図。
【図4】本発明の実施例の磁気記録媒体と従来例の磁気
記録媒体との記録密度、信号出力およびキャリア対雑音
比を示す特性図。
記録媒体との記録密度、信号出力およびキャリア対雑音
比を示す特性図。
【図5】本発明の実施例のCo −Cr 合金磁性薄膜にお
いて添加元素を変えたときの半値記録密度D50とそのと
きの出力E50を示す特性図。
いて添加元素を変えたときの半値記録密度D50とそのと
きの出力E50を示す特性図。
【図6】従来の磁気記録媒体の模式断面図。
1 基板 2 第1のCo −Cr 合金磁性薄膜 3 第2のCo −Cr 合金磁性薄膜 4 潤滑膜
Claims (2)
- 【請求項1】 基板上に、高周波スパッタ法により作成
した第1のCo −Cr 合金磁性薄膜が設けられ、この第
1のCo −Cr 合金磁性薄膜上に、直流スパッタ法によ
り作成した第2のCo −Cr 合金磁性薄膜が設けられた
磁気記録媒体。 - 【請求項2】 第1および第2のCo −Cr 合金磁性薄
膜の少なくとも一方にNb またはTa の少なくとも一方
が添加されている請求項1記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2407605A JP2549769B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2407605A JP2549769B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04229412A JPH04229412A (ja) | 1992-08-18 |
JP2549769B2 true JP2549769B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=18517174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2407605A Expired - Fee Related JP2549769B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549769B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165933A (en) * | 1980-05-27 | 1981-12-19 | Toshiba Corp | Production of magnetic recording body |
JPS61222022A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 垂直磁気記録媒体 |
JPS6361421A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Co−Cr薄膜の作製方法 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2407605A patent/JP2549769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04229412A (ja) | 1992-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |