JPS61222022A - 垂直磁気記録媒体 - Google Patents

垂直磁気記録媒体

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JPS61222022A
JPS61222022A JP6462985A JP6462985A JPS61222022A JP S61222022 A JPS61222022 A JP S61222022A JP 6462985 A JP6462985 A JP 6462985A JP 6462985 A JP6462985 A JP 6462985A JP S61222022 A JPS61222022 A JP S61222022A
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small
coercive force
magnetization
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Yasuo Ishizaka
石坂 安雄
Noboru Watanabe
昇 渡辺
Kazuo Kimura
一雄 木村
Eiichiro Imaoka
今岡 英一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は垂直磁気記録媒体に係り、特に記録再生出力を
増大し得る垂直磁気記録媒体に関する。
従来の技術 一般に、磁気ヘッドにより磁気記録媒体に記録。
再生を行なうには、磁気ヘッドにより磁気記録媒体の磁
性層にその媒体長手方向(面内方向)の磁化を行なわせ
て記録し、これを再生するものが汎用されている。しか
るに、これによれば記録が高密度になるに従って減磁界
が大きくな°り減磁作用が高密度記録に悪影響を及ぼす
ことが知られている。そこで近年上記悪影響を解消する
ものとして、磁気記録媒体の磁性層に垂直方向に磁化を
行なう垂直磁気記録方式が提案されている。これによれ
ば記録密度を向上させるに従い減磁界が小さくなり理論
的には残留磁化の減少がない良好な高密度記録を行なう
ことができる。
従来この垂直磁気記録方式に用いる垂直磁気記録媒体と
しては、ベースフィルム上にGo −Cr膜をスパッタ
リングにより被膜形成したものがあった。周知の如く、
co−Cr膜は比較的高い飽和磁化(Ms )を有し、
かつ膜面に対し垂直な磁化容易軸を持つ(すなわち膜面
に対し垂直方向の抗磁力Hc上が大である)ため垂直磁
気記録媒体としては極めて有望な材質であることが知ら
れている。しかるにCo −Cr mはその磁化容易軸
がC「の添加によりCoの磁化容易軸(最密六方晶のC
軸)が垂直に近い配向を有しているものの十分には垂直
方向に配向しておらず強い垂直磁気異方性を得ることが
できなかった。このため従来、co−Crにニオブ(N
b)及びタンタル(Ta )等の第三元素を添加するこ
とによりCOの磁化容易軸を垂直方向に強く配向させた
構成の垂直磁気記録媒体があった。またco −cr 
iとベースフィルムとの間に、いわゆる裏打ち層である
高透磁率層(すなわち抗磁力Hcが小なる層。例えばN
i −1:e )を別個形成して二層構造とし高透磁率
層内で広がっている磁束を所定磁気記録位置にて磁気ヘ
ッドの磁極に向は集中させて吸い込まれることにより分
布が鋭くかつ強い垂直磁化を行ない得る構成の垂直磁気
記録媒体があった。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の垂直磁気記録媒体では、COの磁化容易軸を
強く垂直方向へ配向させるために、COにCr及びNb
 、Ta等を添加していた。しかるにCr及びNb、T
aの添加によりCOの磁化容易軸は強く垂直方向へ配向
するものの、強磁性体であるCOに非磁性体であるCr
及びNb、Taを添加することにより垂直磁気記録記録
媒体としての飽和磁化MSが低下してしまい高い再生出
力を得ることができないという問題点があった。またc
o−Cr膜に加え高透磁率層を裏打ち層として形成され
た二層構造の垂直磁気記録媒体の場合、Go−Cr膜の
抗磁力)1c(70000以上)に対して高透磁率層の
抗磁力HCは極めて小(10Qe以下)となっていたた
め、衝撃性のバルクハウゼンノイズが発生するという問
題点があった。
これに加えて、このバルクハウゼンノイズを防止するに
は少なくとも1000以上の抗磁力を有することが必要
となるが、この条件を満たしかつ裏打ち層としての機能
を有する適当な素材が無いという問題点もあった。
そこで本発明では、コバルト、クロムにニオブ及びタン
タルのうち少なくとも一方を加えてなる磁性材をコーテ
ィングした際、磁性層が抗磁力の異なる二層に分かれて
形成されることに注目し、この二層の内抗磁力の小なる
小粒径結晶層を垂直磁気記録に積極的に利用することに
より上記問題点を解決した垂直磁気記録媒体を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 上記問題点を解決するために本発明では、コバルト、ク
ロムにニオブ及びタンタルのうち少なくとも一方を添加
してなる磁性材によりベース上に低抗磁力を有する小粒
径結晶層を形成すると共に、この小粒径結晶層上にコバ
ルト、クロムよりなる磁性材により大粒径結晶を形成し
た。
上記各手段を構することにより、垂直磁化される大粒径
結晶層は高い飽和磁化Msを維持し得、かつ低い抗磁力
を有する小粒径結晶層はいわゆる裏打ち層としての機能
を奏する。
実施例 本発明になる垂直磁気記録媒体(以下単に記録媒体とい
う)は、まずベースとなるポリイミド基板上にコバルト
(CO)、クロム(Or )にニオブ(Nb >及びタ
ンタル(Ta >のうち少なくとも一方を加えた磁性材
をターゲットとしてスパッタリングし、続いてその上に
co、Crよりなる磁性材をターゲットとしてスパッタ
リングすることにより得られる。
従来より金属等(例えばGo−Cr合金)をベース上に
スパッタリングした際、被膜形成された薄膜はその膜面
に垂直方向に対して同一結晶構造を形成するのではなく
、ベース近傍の極めて薄い部分にまず小粒径の第一の結
晶層を形成し、その上部に続いて大粒径の第二の結晶層
が形成されることが各種の実験(例えば走査型電子顕微
鏡による写真撮影)により明らかになってきている( 
E dward  R、Wuori  and  P 
rofessor  J 。
1−1.Judy:”INITIAL  LAYERE
FFECT  IN  Co−CRFILMS”。
IEEE  Trans、、VOL、MAG−20゜N
O,5,SEPTEMBER1984,P 774〜P
775またはWilliam  G、 Haines 
: ”VSMPROF I L ING  OF  C
o CrFILMS:A  NEW  ANALYTI
CALTECHN IQUE″I EE  Trans
、 、 VOL。
MAG−20,No、5.SEPTEMBER1984
、P 812〜P 814)。
本発明者は上記観点に注目しC0−Cr合金を基とし、
またこれに第三元素を添加した金属を各種スパッタリン
グし、形成される小粒径の結晶層とその上部に形成され
た大粒径の結晶層との物理的性質を測定した結果、第三
元素としてNbまたはTaを添加した場合、小粒径結晶
層の抗磁力が大粒径結晶層よりも非常に小でありかつ垂
直方向と面内方向の抗磁力には極端な差が生じてないこ
とがわかった。本発明ではこの低抗磁力を有する小粒径
結晶層を等方性層として用い、この等方性層上に飽和磁
化Msの大なるGo−Crllを形成し、これを垂直磁
化層として用いることを特徴とする。
以下本発明者が行なったスパッタリングにより形成され
たCo 、 Or 、 Nb及びTaのうち少なくとも
一方を添加してなる磁性材の小粒径結晶層と、大粒径結
晶層の抗磁力を測定した実験結果を詳述する。Go −
Cr H膜、 CO−Cr −Nb H膜及びGo −
Cr −Ta 8Mをスパッタリングするに際し、スパ
ッタリング条件は下記の如く設定した(NbまたはTa
を添加した各場合においてスパッタリング条件は共に等
しく設定した)。
*スパッタ装置 RFマグネトロンスパッタ装置 *スパッタリング方法 連続スパッタリング。予め予備排気圧1×xlO−6T
orrまで排気した後Arガスを導入し1×10うT 
orrとした *ベース ポリイミド(厚さ20μl11) *ターゲット Co−Cr合金を使用し、Nb及びTaの添加は正方形
状のNb板及びTa板を所要枚数co−Or合金上に配
置することにより行なった *ターゲット基板間距離 10mm なお薄膜の磁気特性は振動試料型磁力計(理研電子製、
以下VSMと略称する)にて、薄膜の組成はエネルギー
分散型マイクロアナライザ(KEVEX社製、以下ED
Xと略称する)にて、また結晶配向性はX線回折装置(
理学電機製)にて夫々測定した。
Go−Crに第三元素としてNbを添加(2〜10at
%添加範囲において同一現象が生ずる)し、ポリイミド
ベースに0.2μmの膜厚でスパッタリングした記録媒
体に15KOeの磁界を印加した場合の面内方向のヒス
テリシス曲線を第1図に示す。同図より面内方向の抗磁
力(記号HO/で示す)がゼロ近傍部分でヒステリシス
曲線は急激に変則的に立ち上がり(図中矢印Aで示す)
、いわゆる磁化ジャンプが生じていることがわかる。ス
パッタリングされたGo −Or −Nb R11!!
がスパッタリング時に常に均一の結晶成長を行なったと
仮定した場合、第1図に示された磁化ジャンプは生ずる
はずはなく、これよりGo −Cr −Nb M膜内に
磁気的性質の異なる複数の結晶層が存在することが推測
される。
一続いて第1図で示した実験条件と同一条件にてCo−
Cro−Nbをポリイミドベースに0.05μmの膜厚
でスパッタリングした記録媒体に15KOeの磁界を印
加した場合の面内方向のヒステリシス曲線を第2図に示
す。同図においては第1図に見られたようなヒステリシ
ス曲線の磁化ジャンプは生じておらず0.05μ糟程度
の膜厚におけるGo −Or −Nb iiI膜は略均
−な結晶となっていることが理解される。これに加えて
同図より0.05μ−程度の膜厚における抗磁力He/
に注目するに、抗磁力HC/は極めて小なる値となって
おり面内方向に対する透磁率が大であることが理解され
る。上記結果よりスパッタリングによりベース近傍位置
にはじめに成長する初期層は抗磁力HC/が小であり、
この初期層は走査型電子顕微鏡写真で確かめられている
(前記資料参照)ベース近傍位置に成長する小粒径の結
晶層であると考えられる。また初期層の上方に成長する
層は、初期層の抗磁力HC/より大なる抗磁力HC/を
有し、この層は同じく走査型電子顕微鏡写真で確かめら
″れている大粒径の結晶層であると考えられる。
小粒径結晶層と大粒径結晶層が併存するco−Cr −
Nb 91膜において磁化ジャンプが生ずる理由を第3
図から第5図を用いて以下述べる。なお後述する如く、
磁化ジャンプは組成比率及びスパッタリング条件に関し
全てのCo −Cr −Nb il膜に対して発生する
ものではない。所定の条件下においてGo −Cr −
NbR膜をスパッタリングにより形成しこの薄膜のヒス
テリシス曲線を測定により描くと第3図に示す如く磁化
ジャンプが瑛われたヒステリシス曲線となる。また小粒
径結晶層のみからなるヒステリシス曲線は膜厚寸法を小
としたスパッタリング(約0.075μ−以下、これに
ついては後述する)を行ない、これを測定することによ
り得ることができる(第4図に示す)。
また大粒径結晶層は均一結晶構造を有していると考えら
れ、かつ第3図に示すヒステリシス曲線は小粒径結晶層
のヒステリシス曲線と大粒径結晶層のヒステリシス曲線
を合成したものと考えられるため第5図に示す如く抗磁
力HO/が小粒径結晶層よりも大であり、磁化ジャンプ
のない滑らかなヒステリシス曲線を形成すると考えら・
れる。すなわち第3図におて示されている磁化ジャンプ
の存在は、磁気特性の異なる二層が同一の薄膜内に形成
されていることを示しており、従って第1図に示された
Go −Cr −Nb n膜にも磁気特性の異なる二層
が形成されていることが理解できる。なお大粒径結晶層
の抗磁力は、小粒径結晶層と大粒径結晶層が併存するC
o −Cr −Nb WJ膜のヒステリシス曲線から小
粒径結晶層のみの(:、o −0r−Nb[lのヒステ
リシス曲線を差引いて得られるヒステリシス曲線より求
めることができる。上記各実験結果によりCo −Cr
 −Nb ’Fil膜のヒステリシス曲線に磁化ジャン
プが生じている時、磁気特性の異なる二層が形成されて
いることが証明されたことになる。
続いてCo −Or −Nb ii!膜のベース上への
スパッタリングの際形成される上記二層の夫々の磁気的
性質をGo −Cr −Nb *膜の厚さ寸法に関連さ
せつつ第6図を用いて以下説明する。第6図はCo −
Or −Nb ’m膜の膜厚寸法をスパッタリング時間
を変えることにより制御し、各膜厚寸法における面内方
向の抗磁力HO/、垂直方向の抗磁力)lc上、11i
化ジヤンプ量σjを夫々描いたものである。
まず面内方向の抗磁力HCi/に注目するに、膜厚寸法
が0.08μm以下においては極めて小なる値(iso
oe以下)となっており、面内方向に対する透磁率は高
いと考えられる。これに加え垂直方向の抗磁力Hcよと
面内方向の抗磁力HC/の値を比較するに相方とも15
0Qe以下となっておりその差は小で、いわゆる等方性
を有した層となっている。また膜厚寸法が大となっても
抗磁力HC/は大きく変化するようにことはない。また
磁化ジャンプ恒σjに注目すると、磁化ジャンプ量は膜
厚寸法が0.075μ■にて急激に立ち上がり0.07
5μm以上の膜厚においては滑らかな下に凸の放物線形
状を描く。更に垂直方向の抗磁力He上に注目すると、
抗磁力He上は膜厚寸法0.05μIl〜0.1μmで
急激に立ち上がり0.1μm以上の膜厚寸法では900
Qe以上の高い抗磁力を示す。これらの結果より小粒径
結晶層と大粒径結晶層の境は略0,075μmの膜厚寸
法のところにあり、膜厚寸法が0.075μ−以下の小
粒径結晶層は面内方向及び垂直方向に対する抗磁力Hc
z。
)lc上が低い、いわゆる低抗磁力層となっており、ま
た膜厚寸法が0.075μ■以上の大粒径結晶層は面内
方向の抗磁力HO/は低いものの垂直方向に対する抗磁
力He上は非常に高い値を有する、いわゆる高抗磁力層
となっており垂直磁気記録に適した層となっている。更
に磁化ジャンプが生じない膜厚寸法(0,075μ概以
下)においては、面内方向及び垂直方向に対する抗磁力
HC/、1−1c上は低く、これより大なる膜厚寸法(
0,075μm以上)においては垂直方向に対する抗磁
力He上が急増する。これによっても磁化ジャンプが生
じている場合、Go −0r−Nb薄膜に磁気特性の異
なる二層が形成されていることが推測される。
次にco−crに第三元素としてTaを添加(1〜10
at%添加範囲において同一現象が生ずる)し、上記し
たNbを添加した場合と同一の実験を行なった結果を第
7図に示す。第7図はC0−0r−Ta薄膜の膜厚寸法
をスパッタリング時間を変えることにより制御し、各膜
厚寸法における面内方向の抗磁力Hc /、垂直方向の
抗磁力Hc上、1!化ジャンプ量σjを夫々描いたもの
である。同図よりC0−CrにTaを添加した場合も、
C0−0rにNbを添加した場合と略同様な結果が得ら
れ、小粒径結晶層と大粒径結晶層の境は略0.075μ
mの膜厚寸法のところにあり、膜厚寸法が0.075μ
m以下の小粒径結晶層は面内方向及び垂直方向に対する
抗磁力)1c /、 Hc上が低い(Hc、/、 )(
c JL共に170Qe以下)、いわゆる低抗磁力層と
なっている。これに加えて垂直方向及び面内方向抗磁力
Hc工、 HC/の値の差は小でいわゆる等方性を有し
た層となっている。また膜厚寸法が0.075μ−以上
の大粒径結晶層は面内方向の抗磁力HC/は低いものの
垂直方向に対する抗磁力Hc上は非常に高い値(750
0e以上)となっている。
なお上記実験で注意すべきことは、スパッタリング条件
及びNb 、Taの添加量を前記した値(Nb :2〜
10at%、 Ta : 1〜10at%)より変えた
場合磁化ジャンプは生じないが、しかるに磁化ジャンプ
が生じないGo −Cr −Nb 11膜。
Go −Cr −Ta il膜においても小粒径結晶層
及び大粒径結晶層が形成されていることである(前記資
料参照)。磁化ジャンプが生じないco −Cr −N
b WJ膜のヒステリシス曲線の一例を第8図に示す。
第8図(A)は小粒径結晶層及び大粒径結晶層を含む面
内方向のヒステリシス曲線であり、第8図(8)は小粒
径結晶層のみの面内方向のヒステリシス曲線、第8図(
C)は大粒径結晶層のみの面内方向のヒステリシス曲線
である。各図より小粒径結晶層の面内方向の残留磁化M
rs/は大粒径結晶層の残留磁化Mr c /よりも大
であるため、両結晶層を含む残留磁化Mr A /は大
粒径結晶層の残留磁化Mrc/のみの時よりも不利とな
り異方性磁界Hkが小さくなる。また小粒径結晶層は配
向が悪いこと(八〇50が大)が知られており、また面
内方向の抗磁力HC/も大で垂直磁気記録には適さない
ここで上記の如く小粒径゛結晶層と大粒径結晶層を有す
るGo −Cr −Nb 1llll及びGo −Or
 −Ta WIWAを垂直磁気記録媒体として考えた場
合、Go −Cr −Nb Fil膜及びGo −Cr
 −Ta il膜にその膜面に対し垂直方向に膜厚の全
てに亘って垂直磁化を行なおうとした場合、小粒径結晶
層の存在は垂直磁化に対し極めて不利な要因となると従
来考えられていた(磁化ジャンプが生じている場合及び
磁化ジャンプが生じていない場合の相方において不利な
要因となる)。すなわち磁化ジャンプが生じている場合
の小粒径結晶層は、面内方向及び垂直方向に対する抗磁
力HC/、HC上が共に極めて低く(170Qe以下)
、この層においては垂直磁化はほとんどされないと考え
られる。
また磁化ジャンプが生じていない場合の小粒径結晶層に
おいても、面内方向の抗磁力HC/は磁化ジャンプの生
じている場合の抗磁力HC/よりは大であるが垂直方向
の抗磁力Hc上は垂直磁気記録を実現し得る程の抗磁力
はな(やはり良好な垂直磁化は行なわれないと考えられ
る。従って膜面に対して垂直方向に磁化を行なっても小
粒径結晶層における垂直磁化はほとんど行なわれず、磁
性膜全体としての垂直磁化効率が低下してしまう。
この影響はリングコアヘッドのように磁束の面内成分を
多く含む磁気ヘッドにおいては顕著である。
しかるに小粒径結晶層の磁気特性は、面内方向に対する
抗磁力HC/が小であり比較的高い透磁率及び磁気的な
等方性を有しており、これは従来Go−Cr薄膜とベー
ス間に配設した裏打ち層と似た特性を有している。つま
りGo −Cr −Nb薄膜及びGo −Cr −Ta
 *膜において、低抗磁力HO/を有する小粒径結晶層
をいわゆる裏打ち層である高透磁率層として用いること
が可能であると考えられる。
従ってGo −Cr−Nb薄膜及びCo −Cr −T
afl膜の単一膜がスパッタリングされる際形成される
小粒径結晶層を裏打ち層として機能させ、また大粒径結
晶層を垂直磁化層として機能させることが考えられる。
しかるにGo −Cr −Nb 薄膜及びCo −Cr
−Ta薄膜の単一膜テハ、C0−Qrに添加されるNb
、l”aの添加量は磁化ジャンプが発生する所定量に規
制されてしまう。また強磁性材であるCOに非磁性材で
あるNb。
Taを添加することによりCo −Cr 薄膜に比較し
て飽和磁化MSが低下してしまい高出力の垂直磁気記録
が行なえない。
この点に鑑み本発明では上記磁化ジャンプが生ずる条件
下で、まずベース上にGo −Cr −Nb薄膜または
Go −Cr−Ta薄膜の小粒径結晶層を形成させ(約
0.1μ−以下)、その上に高い飽和磁化MSを有する
co −cr *膜をスパッタリングし垂直磁気記録に
直接寄与する大粒径結晶層を形成した。なおCo −C
r l膜においてCrの添加量は約5〜20at%とし
た。上記構成の垂直磁気記録媒体において小粒径結晶層
としてCo −Cr−Nb薄膜を用いた場合の各種磁気
特性をCo−Cr単層薄膜及び磁化ジャンプの生じてい
・るCo −0r−Nb単層薄膜と比較して第9図に、
この垂直磁気記録媒体にセンダスト(登録商標)よりな
るリングコアヘッドで垂直磁気記録再生した時の夫々の
薄膜の記録波長と再生出力の関係を第10図に、また小
粒径結晶層としてCo −Cr−Ta薄膜を用いた場合
の各種磁気特性をCo −C「単層薄膜及び磁化ジャン
プの生じているC0−Cr−・Taの単層薄膜と比較し
て第11図に夫々示す。第9図及び第11図より磁化ジ
ャンプの生ずる条件下で形成したGo −Cr−Nb及
びCo −Cr−Taの小粒径結晶層上ニco −cr
の大粒径結晶層を形成させた垂直磁気記録媒体(以下単
に二層媒体という)は、磁化ジャンプの生じているCo
 −Cr−Nb薄膜の単層垂直磁気記録媒体(以下Nb
単層媒体と略称する)及び同じく磁化ジャンプの生じて
いるCo −Cr −TaR膜の単層垂直磁気記録媒体
(以下Ta単層媒体と略称する)よりも飽和磁化Msが
大となっている。また垂直方向の抗磁力)−1c上は高
い値となっており垂直磁化に適した磁気性質となってい
る。
−力筒10図に示される如く、再生出力と記録波長特性
は、Nb単層媒体及びCo−Cr薄膜の単層垂直磁気記
録媒体(以下co−Cr単層媒体と略称する)に比較し
て全ての記録波長領域で高い値を示しており強い再生出
力が得られる。特に短波長領域(記録波長が1μm〜0
.2μmの領域)においては、NbIIJi媒体及びG
o−Cr単層媒体もその再生出力は増大しているものの
、二層媒体は更に高い効率で再生出力が増大している。
従って二層媒体は特に短波長領域での垂直磁気記録再生
に適しているといえる。なおT’aの二層媒体でも同様
の結果が得られた。
上記現象の生ずる理由を第12図を用いて以下推論する
。ポリイミド等のベース1上に磁化ジャンプの生ずる条
件を満足させてGo −Or −Nb及びCo −Cr
−Ta磁性材(以下Go −Qr −NbとCo −C
r−Taを総称する場合Co −Or −Nb  (T
a )と示す)を約0.1μm O)膜厚寸法でスパッ
タリングすると、前述の如く被膜されたGo −Cr 
−Nb  (Ta )1膜は略ソノ全体において小粒径
結晶層2が形成されているものと考えられる。この小粒
径結晶層2は面内方向の抗磁力HO/が小で、かつ垂直
方向の抗磁力)−1c上との差が少ない等方性を有した
層となっている。
従って小粒径結晶層2にいわゆる裏打ち層と略同様な機
能を行なわせることができる。
小粒径結晶層2の上部には、co −cr Il性材が
約0.1μmの膜厚寸法でスパッタリングされる。
C0−Cr磁性材がGo −Cr −Nb  (Ta 
)薄膜上にスパッタリングされる際、co −cr I
l性材及びGo −Cr −Nb  (Ta )薄膜は
結晶構造及び組成において似た性質を有しているため、
両磁性材の境界部分においてC0−Cr磁性材の小粒径
結晶層はほとんど発生せず(発生したとしても垂直磁気
記録特性に影響を与える厚さまで到らなと考えられる)
、高い飽和磁化MSを有すると共に垂直方向に強い抗磁
力を有し、垂直磁化に寄与する大粒径結晶層3が直ちに
成長すると考えられる。よって二層媒体4に虐接してリ
ングコア状の磁気ヘッド5から放たれた磁束線は大粒径
結晶層3を貫通して小粒径結晶層2に到り、低抗磁力で
かつ等方性を有する小粒径結晶層2内で磁束は面内方向
に進行し、磁気ヘッド5の磁極部分で急激に磁束が吸い
込まれることにより大粒径結晶層3に垂直磁化がされる
と考えられる。よって磁束が形成する磁気ループは第1
2図に矢印で示す如く、馬蹄形状となり所定垂直磁気記
録位置において高い飽和磁化MSを有する大粒径結晶1
13に磁束が集中して鋭く貫通するため、大粒径結晶層
3には残留磁化の大なる垂直磁化が行なわれる。また小
粒径結晶層2の面内方向の抗磁力HC/は第6図、第7
図より 100e〜5000程度であり大粒径結晶層3
の抗磁力Hc上に対して極端に小なる値ではないため衝
撃性のバルクハウゼンノイズが発生することもなく良好
な垂直磁気記録再生を行ない得る。
発明の効果 上述の如く本発明になる垂直磁気記録媒体によれば、コ
バルト(Co)、クロム<cr >にニオブ(Nb )
及びタンタル(Ta )のうち少なくとも一方を添加し
てなる磁性材によりベース上に低抗磁力を有する小粒径
結晶層を形成すると共に、この小粒径結晶層上に(:、
o−Qrよりなる磁性材により大粒径結晶層を形成する
ことにより、垂直磁気記録媒体はベース上に面内方向の
抗磁力が小さくかつ等方性を有する小粒径結晶層と高い
飽和磁化を有しかつ垂直方向の抗磁力が大である大粒径
結晶層との二層を形成された構成となるため、磁気ヘッ
ドより放たれた磁束は容易に低抗磁力を有すると共に等
方性を有する小粒径結晶層に進入し水平方向へ進行した
後磁気ヘッドの磁極にて高い飽和磁化を有すると共に高
抗磁力を有する大粒径結晶層を貫通して磁気ヘッドの磁
極に急激にかつ鋭く吸い込まれるため、大粒径結晶層に
は強い残留磁化が生じ高い再生出力を実現し得る垂直磁
気記録再生を行なうことができ、これに加え特に短い記
録波長に対しすぐれた垂直磁化が行なわれ良好な再生出
力を得ることができ、また小粒径結晶層は磁気ジャンプ
が生じている、すなわち面内方向に対する抗磁力が小で
、かつ等方性を有する層であるため、いわゆる裏打ち層
として確実に機能すると共にその抗磁力は大粒径結晶層
の抗磁力に対して不要に小なる値ではないため衝撃性の
バルクハウゼンノイズが発生゛することもなく良好な垂
直磁気記録再生が行なうことができる等の特長を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる垂直磁気記録媒体の一実施例の磁
性膜であるGo −Cr −Nb fl膜のヒステリシ
ス曲線を示す図、第2図は小粒径結晶層のヒステリシス
曲線を示す図、第3図から第5図は磁化ジャンプが生ず
る理由を説明するための図、第6図はCo −Cr−N
b薄膜が二層構造となっていること及び各層の磁気特性
を示す図、第7図はGo −Cr −Ta 11膜が二
層構造となっていること及び各層の磁気特性を示す図、
第8図は磁化ジャンプが生じていないGo −Cr −
Nb N膜のヒステリシス曲線の一例を示す図、第9図
は小粒径結晶層としてCo −Cr−Nb薄膜を用いた
場合の各種磁気特性をGo−Cr単単層膜膜び磁化ジャ
ンプの生じているCo −Qr−Nb単層薄膜と比較し
て示した図、第10図は第9図で示した各miの記録波
長と再生出力の関係を示す図、第11図は小粒径結晶層
としてGo −Cr−Ta薄膜を用いた場合の各種磁気
゛特性をCo−Cr単層薄膜及び磁化ジャンプの生じて
いるCO−Cr −Ta1層薄膜と比較して示した図、
第12図は本発明記録媒体の結晶成長状態を概略的に示
すと共に磁束が形成する磁気ループを示す図である。 1・・・ベース、2・・・小粒径結晶層、3・・・大粒
径結晶層、4・・・二層媒体、5・・・磁気ヘッド。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第1図 第2図 第3図       第4図 洲翠しm)。 第5図 第12図 手続補正書 昭和60年12月24日 醤 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿 1、事件の表示 昭和60年 特許願 第64629号 2、発明の名称 垂直磁気記録媒体 3、補正をする者 ゛ 事件との関係   特許出願人 住所 〒221  神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁
目12番地名称 (432)  日本ビクター株式会社
代表者 取締役社長 宍 道 −部 4、代理人 住所 〒102  東京都千代田区麹町5丁目7番地6
、補正の対象 明細書の特許請求の範囲、発明の詳細な説明、図面の簡
単な説明の欄、図面。 7、 補正の内容 (1)明細書中、特許請求の範囲の欄記載を別紙の通り
補正する。 ■ 同、第3頁10行目記載の「込まれ」を「込ませ」
と補正する。 ■ 同、第5頁3行目乃至8行目記載の「コバ・・・し
た。」を「ベース上に少なくともコバルト。 クロムを含有して形成される層と、その上にコバルト、
クロムよりなる層を形成した。」と補正する。 4)同、第6頁18行目記載のrIEEJをrlEEE
Jと補正する。 ■ 同、第9頁9行目記載の「抗磁力」を「磁界」と補
正する。 6)同、第9頁9行目乃至10行目記載の「(記号・・
・す)」を削除する。 ■ 同、第13頁13行目記載の「ように」を「ような
」と補正する。 ■ 同、第16頁5行目記載の「薄膜」と「に」との間
に「及び、co  crijJ膜」を挿入する。 ■)同、第18頁7行目記載の「しかるに」と「小粒径
」との間に「本発明における」を挿入する。 (10)同、第20頁17行目記載のrHc工は」と「
高い」との間「十分に」を挿入覆る。 (11)同、第21頁10行目記載の「でも」と「同様
」との間に「第13図に示す如く」を挿入する。 (12)同、第23頁17行目乃至第24頁2行目記載
の[コバルト・・・ことにより、」を「ベース上に少な
くともコバルト、クロムを含有して形成される層と、そ
の上にコバルト、クロムよりなる層を形成したことによ
り、」と補正する。 (13)同、第24頁4行目記載の「小粒径結晶層」を
「少なくともコバルト、クロムを含有して形成される下
層」と補正する。 (14)同、第24頁5行目乃至6行目記載の1大粒径
結晶層」を[コバルト、クロムよりなる上層」と補正す
る。 (15)同、第24頁8行目、16行目乃至17行目各
記載の「小粒径結晶層」を「下」と補正する。 (16)同、第24頁9行目記載の「磁気ヘッドの磁極
にて」を削除する。 (17)同、第24頁10行目乃至11行目、12行目
、20行目各記載の「大粒径結晶」を「上」と補正する
。 (18)同、第24頁17行目記載の「磁気」を「磁化
」と補正する。 (19)同、第26頁7行目記載の「図」と「である。 」との間に、「、第13図は第11図で示した各薄膜の
記録波長と再生出力の関係を示す図」を挿入する。 (20)図面中、第12図を別添付の図面のように補正
する。 (21)同、別添付の第13図を追加する。 特許請求の範囲 [(1)ベース にノJた と コバルト、クロムを1
五友ユ形成 れ  と  の上にコバルト、クロムより
なdを形成してなることを特徴とする垂直磁気記録媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コバルト、クロムにニオブ及びタンタルのうち少なくと
    も一方を添加してなる磁性材によりベース上に低抗磁力
    を有する小粒径結晶層を形成すると共に、該小粒径結晶
    層上にコバルト、クロムよりなる磁性材により大粒径結
    晶層を形成してなることを特徴とする垂直磁気記録媒体
JP6462985A 1985-03-28 1985-03-28 垂直磁気記録媒体 Granted JPS61222022A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6462985A JPS61222022A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 垂直磁気記録媒体
GB08607797A GB2175013B (en) 1985-03-28 1986-03-27 Perpendicular magnetic recording medium
DE19863610431 DE3610431A1 (de) 1985-03-28 1986-03-27 Quermagnetisierungsaufzeichnungsmedium
US07/176,832 US4792486A (en) 1985-03-28 1988-04-04 Perpendicular magnetic recording medium

Applications Claiming Priority (1)

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JP6462985A JPS61222022A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 垂直磁気記録媒体

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JP15790685A Division JPS61224129A (ja) 1985-03-28 1985-07-17 垂直磁気記録媒体
JP15790785A Division JPS61224130A (ja) 1985-03-28 1985-07-17 垂直磁気記録媒体
JP29156085A Division JPS61224134A (ja) 1985-03-28 1985-12-24 垂直磁気記録媒体
JP29155985A Division JPS61224133A (ja) 1985-12-24 1985-12-24 垂直磁気記録媒体
JP60291561A Division JPH0642281B2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24 垂直磁気記録再生方法

Publications (2)

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JPS61222022A true JPS61222022A (ja) 1986-10-02
JPH0532808B2 JPH0532808B2 (ja) 1993-05-18

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JP (1) JPS61222022A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04229412A (ja) * 1990-12-27 1992-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04229412A (ja) * 1990-12-27 1992-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体

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JPH0532808B2 (ja) 1993-05-18

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