JP2549480Y2 - 光結合半導体装置 - Google Patents

光結合半導体装置

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JP2549480Y2
JP2549480Y2 JP1990120182U JP12018290U JP2549480Y2 JP 2549480 Y2 JP2549480 Y2 JP 2549480Y2 JP 1990120182 U JP1990120182 U JP 1990120182U JP 12018290 U JP12018290 U JP 12018290U JP 2549480 Y2 JP2549480 Y2 JP 2549480Y2
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一哉 山越
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、光結合半導体装置に関し、特に、受光素子
の出力信号によって駆動される半導体能動素子が同一パ
ッケージ内に組み込まれている光結合半導体装置の組み
立て構造に関する。
[従来の技術] この種従来の光結合装置の平面図を第3図に示す。同
図において、31は発光ダイオード、32は発光ダイオード
31と光結合される受光素子、33は受光素子の出力信号に
よってオン、オフが制御されるMOSFET、34〜36はリード
フレームにより構成された端子であって、一対の入力端
子34のうちの一方の入力端子のアイランド34aには発光
ダイオード31が、一対の出力端子35のアイランド35aに
はMOSFET33が、端子36のアイランド36aには受光素子32
が、それぞれマウントされている。37は発光ダイオード
31の電極ともう一方の入力端子34のアイランドとの間、
受光素子32のアノード電極32a、カソード電極32bと、MO
SFET33のゲート電極33a、ソース電極33bとの間をそれぞ
れ接続するボンディングワイヤ、38は光結合路を構成す
る透明シリコン樹脂、39はモールド樹脂である。
なお、第3図に示された装置において、受光素子32内
に設けられたフォトダイオードは基板からは絶縁されて
形成されており、また、MOSFET33は縦型構造を有する素
子であって、この素子においては基板がドレイン領域を
構成している。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の光結合半導体装置の構造では、リード
フレームの内部アイランドの一方の面にしか素子を配置
していなかったので、複数の素子をパッケージに収容す
るめたのアイランド部が、それぞれの素子ごとに必要と
なって平面的な拡がりが大きくなり、パツケージの小型
化を図ることが困難な構造となっていた。
[課題を解決するための手段] 本考案の光結合半導体装置は、外部出力端子となるリ
ードフレームの内部アイランドの一方の面に受光素子を
マウントし、内部アイランドの他方の面にMOSFETをマウ
ントし、そしてこのMOSFETの電極と受光素子の電極との
間を中継端子を介して配線接続するものである。
[実施例] 次に、本考案の実施例について、図面を参照して説明
する。
第1図(a)は、本発明の一実施例の平面図、第1図
(b)は、その下面図、第1図(c)は、第1図(a)
のX−X線断面図である。
第1図において、11は発光ダイオード、12は発光ダイ
オード11と光学的に結合され、アノード電極12a、カソ
ード電極12bを有する受光素子、13は表面に2個のMOSFE
Tが形成されており、ゲート電極13a、ソース電極13b、
ドレイン電極13cが形成されているMOSFET装置、14は一
対の入力端子、14aは一方の入力端子の内部に設けられ
た、発光ダイオード搭載用のアイランド、15は一対の出
力端子、15aは一方の出力端子の内部に設けられた、表
側が受光素子搭載用で裏側がMOSFET装置搭載用になされ
たアイランド、16は受光素子12のアノード電極12a、カ
ソード電極12bと、MOSFET装置13のゲート電極13a、ソー
ス電極13bとをそれぞれ接続するための中継端子、17は
各電極と各端子とを接続するボンディングワイヤ、18は
光結合路を構成する透明シリコン樹脂、19はモールド樹
脂である。
なお、受光素子12とMOSFET装置13はともにその基板が
その中に形成されたフォトダイオードやMOSFETから絶縁
された構造を有する素子である。
本実施例によれば、第1図(c)に示されるように、
受光素子12とMOSFET装置13とは同一のアイランド15aの
表裏面にマウントされるので、装置の平面的拡がりは縮
小されパッケージの小型化が達成される。
第2図は、第1図に示された実施例の等価回路図であ
る。第2図において、第1図の部分に相当する箇所には
同一の参照番号が付されている。
第2図に示されるように、受光素子12内にはフォトダ
イオードアレイ12cと放電制御回路12dとが作り込まれて
いる。
次に、本実施例回路の動作について説明する。入力端
子14−14間に加えられた入力信号により発光ダイオード
11が発光すると、フォトダイオードアレイ12cの両端に
は光起電力により電位差が発生する。この電位差は2つ
のMOSFETのゲート−ソース間に印加されているので、出
力端子15−15間には導通状態となる。入力端子に入力す
る信号がなくなると発光ダイオードは消灯し、MOSFETも
遮断状態にもどる。この際に放電制御回路12dはMOSFET
のゲートに蓄積されていた電荷を放電してMOSFETの動作
を速める働きをする。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、リードフレームのア
イランドの表面および裏面に受光素子と半導体能動素子
とをそれぞれマウントするものであるので、本考案によ
れば、素子の実装面積が縮小され、従来方式のものと比
較して最終のパッケージの実装面積が1/2から2/3に低減
される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本考案の一実施例の平面図、第1図
(b)は、その下面図、第1図(c)は、第1図(a)
のX−X線断面図、第2図は、第1図の実施例の等価回
路図、第3図は、従来例の平面図である。 11、31……発光ダイオード、12、32……受光素子、12
a、32a……アノード電極、12b、32b……カソード電極、
13……MOSFET装置、33……MOSFET、13a、33a……ゲート
電極、13b、33b……ソース電極、13c……ドレイン電
極、14、34……入力端子、14a、34a……アイランド、1
5、35……出力端子、15a、35a……アイランド、16……
中継端子、36……端子、36a……アイランド、17、37…
…ボンディングワイヤ、18、38……透明シリコン樹脂
(光結合路)、19、39……モールド樹脂。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方がアイランドを有する一対の入力端子
    と、一方がアイランドを有する一対の出力端子と、中継
    端子と、前記入力端子のアイランド上にマウントされア
    イランドを有しない入力端子との間がボンディングワイ
    ヤにて接続された発光素子と、該発光素子と光結合路を
    介して光学的に結合された、前記出力端子のアイランド
    の主面側にマウントされ前記中継端子の主面側とボンデ
    ィングワイヤにて接続された受光素子と、該受光素子の
    出力信号により制御される、前記出力端子のアイランド
    の裏面側の前記受光素子の真下にマウントされ、前記中
    継端子の裏面およびアイランドを有しない出力端子との
    間がボンディングワイヤにて接続された半導体能動素子
    と、を含むことを特徴とする光結合半導体装置。
JP1990120182U 1990-11-16 1990-11-16 光結合半導体装置 Expired - Lifetime JP2549480Y2 (ja)

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JPH0476063U JPH0476063U (ja) 1992-07-02
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JPS61128564A (ja) * 1984-11-28 1986-06-16 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPH0627969Y2 (ja) * 1987-09-18 1994-07-27 日本電気株式会社 ホトカプラ
JPH02136343U (ja) * 1989-04-19 1990-11-14
JPH0436260U (ja) * 1990-07-25 1992-03-26

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