JP2549408Y2 - サーボ加速度計 - Google Patents

サーボ加速度計

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JP2549408Y2
JP2549408Y2 JP1991086760U JP8676091U JP2549408Y2 JP 2549408 Y2 JP2549408 Y2 JP 2549408Y2 JP 1991086760 U JP1991086760 U JP 1991086760U JP 8676091 U JP8676091 U JP 8676091U JP 2549408 Y2 JP2549408 Y2 JP 2549408Y2
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pendulum
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紀夫 宮原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、加速度,傾斜角などの
検出に適用されるサーボ加速度計に係わり、特に振子の
変位検出機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図は従来のサーボ加速度計の構成(検
出部)を示す展開斜視図である。同図において、バネ1
は基台2に固定されてその先端はコイルホルダ3に連結
されている。このコイルホルダ3にはコイル4が配置さ
れている。板5はコイルホルダ3の巻き面と平行な面で
永久磁石8a,8bの間でコイルホルダ3に固定されて
いる。また、板5はスリット5aを設け、そのスリット
5aを介して光源6と光センサ7とを対向させて振子の
変位を検出している。なお、9,10は永久磁石8a,
8bの磁気回路を構成するヨークである。
【0003】図は図に示すサーボ加速度計を上方か
ら見た平面図であり、振子は矢印で示すA方向に動く。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図に示したように従
来のサーボ加速度計において、振子の変位検出機構は、
振子に設けられたスリット5aを介して光源6と光セン
サ7とを対向配置させている。この構造の場合、光源6
および光センサ7の配線の2個所を図示しないサーボ回
路基板と結線する必要があり、組立に手間を要するとい
う問題があった。
【0005】したがって本考案は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものでり、その目的は、組立
工数を低減することで安価なサーボ加速度計を提供する
ことにある。また、検出部の幅方向の寸法を小さくする
ことのできるサーボ加速時計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本考案は、光源と光の照射位置を検出する
ンサを同一面上に配置し、コイルホルダの中央部にプリ
ズムを一体化して設け、光源から出力された光を振子の
第1のスリットを通してプリズムで反射させ、このプリ
ズムからの反射光を振子の第2のスリットを通過させて
光センサで受光し、この受光した光に基づいて振子の変
位量を検出するようにしたものである。
【0007】
【作用】本考案においては、プリズムを用いたことで、
光源と光センサとを同一面に配置することが可能とな
る。また、コイルホルダの中央部にプリズムを一体化し
て設けたことで、検出部の幅方向の寸法を小さくするこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に
説明する。図1は本考案によるサーボ加速度計の一実施
例による構成(検出部)を示す展開斜視図である。同図
において、バネ1は基台2に固定されてその先端はコイ
ルホルダ3に連結されている。このコイルホルダ3には
コイル4が配置され、その中央部にはプリズム20がコ
イルホルダ3と一体化されている。板5はコイルホルダ
3の巻き面と平行な面で永久磁石8a,8bの間でコイ
ルホルダ3に固定されている。また、板5は第1のスリ
ット11aと第2のスリット11bとが設けられ、光源
6から出力された光は、第1のスリット11aを透過
し、プリズム20で反射し、第2のスリット11bを透
過し、光センサ7に入力される。なお、9,10は永久
磁石8a,8bの磁気回路を構成するヨークである。ま
た、永久磁石8aと永久磁石8bとの間には、基板12
が配置され、この基板12上には光源6および光センサ
7とが同一面上に取付けられるとともに図示しないサー
ボ回路基板に多芯コード13で接続されている。
【0009】図2は前述した基板12上に同一面上で配
置された光源6および光センサ7と、板5上に配置され
たプリズム20との配置関係を横方向から見た断面およ
びその光路を示したものである。このような構成による
と、光源6と光センサ7とが同一面上に配置されるの
で、1本の多芯コード13で一括してサーボ回路基板に
接続される構成となり、組立が簡単となる。また、プリ
ズム20とコイルホルダ3とが一体化される構成となる
ので、検出部の幅方向の寸法Wを小さくすることができ
るという効果も併せて得られる。
【0010】図3は図1に示したサーボ加速度計の電気
回路図を示したものである。同図において、光源6はそ
の光量を規定する抵抗R1を介して電源に接続されてい
る。光センサ7は高入力OPアンプ21 ,21 を介
して差動接続されており、その差動出力がOPアンプ2
により増輻されるものとなっている。すなわちこの
OPアンプ21 の増幅出力を変位検出回路21の出力
電圧V とし、応答性改善のために挿入された位相補償
回路22,サーボアンプ23を経由して電圧V とした
うえ、この電圧V をコイル4に印加するものとしてい
る。
【0011】したがってコイル4には電流iが流れ、変
位した第1のスリット11aを零点に戻す力Fをコイ
ル4が発生し、加速度によって振子に加わる力と平衡す
る。そして、このときの電流iが電流検出回路24にお
いて検出され、OPアンプ24の出力として現れるた
め、このOPアンプ24の出力に基づき、入力加速度
を検出することができるものとなる。
【0012】なお、前述した実施例において、プリズム
20は、反射を目的として使用しているので、プリズム
20の取付位置は、図2に類する構成であれば、本考案
が利用できる
【0013】
【考案の効果】以上、説明したように本考案によれば、
プリズムを用いたことで、光源と光センサとを同一基板
上に配置することが可能となるので、光源および光セン
サの配線を例えば多芯コードで一括して配線することが
可能となり、組立が簡単となるので、組立工数が削減で
きるなどの極めて優れた効果が得られる。また、コイル
ホルダの中央部にプリズムを一体化して設けたことで、
検出部の幅方向の寸法を小さくすることができるという
効果も併せて得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるサーボ加速度計の一実施例による
構成を示す展開斜視図である。
【図2】図1の光源および光センサとプリズムとの配置
関係を示す断面図である。
【図3】本考案によるサーボ加速度計の回路構成を示す
図である。
【図4】従来のサーボ加速度計の構成を示す展開斜視
である。
【図5】図4のサーボ加速度計の上方から見た平面図で
ある。
【符号の説明】
…バネ、2…基台、3…コイルホルダ、4…コイル、
5…板、6…光源、7…光センサ、8a…永久磁石、8
b…永久磁石、9…ヨーク、10…ヨーク、11a…第
1のスリット、11b…第2のスリット、12…基板、
13…多芯コード、20…プリズム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−13309(JP,A) 特開 昭61−239164(JP,A) 特開 平5−18987(JP,A) 特開 平4−363669(JP,A) 特開 平1−185446(JP,A) 特開 昭59−220650(JP,A) 特開 昭61−191969(JP,A) 特開 昭58−186057(JP,A) 特開 昭50−80170(JP,A) 特開 平1−207664(JP,A) 特開 平3−56860(JP,A) 特開 昭62−29009(JP,A) 特開 平2−311768(JP,A) 実開 昭61−44745(JP,U) 実開 平1−144862(JP,U) 実開 昭60−556(JP,U) 実開 昭60−131869(JP,U) 実開 平1−144863(JP,U) 特公 昭59−46340(JP,B2) 実公 平3−5907(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と光の照射位置を検出する光センサ
    とを有し、振子のスリットを通過した光を前記光センサ
    受光し、この受光した光に基づいて前記振子の変位量
    を検出しこの検出変位量に応じた電流を前記振子に取
    り付けられたコイルホルダに巻装されたコイルに流すこ
    とにより前記振子に加わる力に平衡する力を発生するサ
    ーボ回路を備えたサーボ加速度計において、 前記光源および前記光センサを同一面上に配置し、前記
    コイルホルダの中央部にプリズムを一体化して設け、
    記光源から出力された光を前記振子の第1のスリットを
    通して前記プリズムで反射させ、このプリズムからの
    射光を前記振子の第2のスリットを通過させて前記光セ
    ンサで受光し、この受光した光に基づいて前記振子の変
    位量を検出することを特徴とするサーボ加速度計。
JP1991086760U 1991-09-30 1991-09-30 サーボ加速度計 Expired - Lifetime JP2549408Y2 (ja)

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JPH0530767U JPH0530767U (ja) 1993-04-23
JP2549408Y2 true JP2549408Y2 (ja) 1997-09-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5713309A (en) * 1980-06-05 1982-01-23 Pharos Ab Diaphragm for optical servo controller particularly used for pendulum type acceleration gauge

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JPH0530767U (ja) 1993-04-23

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