JP2005158111A - 加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置 - Google Patents

加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 キャリッジに対して小さな付加質量で、キャリッジに搭載した状態で高出力が得られる加速度センサとディスク装置を提供する。
【解決手段】 ベースに揺動可能に支持されたキャリッジ14と、キャリッジ14の先端部に固着されるヘッドサスペンション15とを備えたヘッドアクチュエータの加速度を検出するための加速度センサ30を、両面に電極24A,24Bが形成された少なくとも1つの剪断型圧電素子31から構成し、一方の電極22Bはサスペンションベース40を介してキャリッジ14の先端部に取り付け、他方の電極24Aは、ヘッドマウンティングブロック50を介してヘッドサスペンション15の基部に取り付ける。剪断型圧電素子30は、キャリッジ14の長手方向に直交する方向に分極された1つの剪断型圧電素子30から構成する。この結果、キャリッジ14に対して小さな付加重量で高出力が得られる。
【選択図】 図3

Description

本発明は加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置に関し、特に、高精度の位置決め制御の手段としてヘッドアクチュエータに使用される加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置に関する。
従来、磁気ディスク装置等のディスク装置に使用されるヘッドアクチュエータにおいて、ヘッドを高精度に位置決め制御するための手段として、加速度センサが使用されている。ディスク装置におけるこのような加速度センサを用いた高精度の位置決め制御の方法は、例えば、特許文献1に記載の「キャリッジ加速度情報を用いたマルチセンシングヘッド位置決め制御」に開示されている。この論文集では、加速度センサによって検出されたキャリッジの加速度の検出出力をフィードバックし、制御帯域を高めてヘッドの位置決め精度を高めることが提案されている。また、加速度センサによって検出されたキャリッジの加速度と、ヘッドアクチュエータを駆動するためのVCM電流の大きさから外乱を推定し、その外乱を打ち消すような電流をヘッドアクチュエータの支持電流に加え、外乱を抑圧する制御方法も提案されている。
機械学会論文集No.97−1(1997年)第404頁〜第405頁
しかしながら、前述のような加速度センサによって検出された加速度を使用したヘッドの位置決め制御では、加速度センサは高いS/N(信号対雑音比)で加速度を検出することが必要であった。一般に、圧電型加速度センサは、付加質量が大きいほど加速度に対して慣性力が大きくなるため、センサ素子の変形を引き起し易く、かつ高出力の検出出力が得られるように、センサ素子に質量の大きな錘を取り付けて使用する。ところが、ディスク装置のキャリッジに加速度センサを搭載する場合には、付加質量を増加させるとヘッドアクチュエータの動作が遅くなり、ヘッドのシーク速度の低下を引き起こすことが懸念される。また、付加質量の増加は、キャリッジのアームの共振周波数の低下を引き起こす虞もあり得る為、大きな質量を付加できないのが現実である。
そこで、本発明は、以上のような課題に鑑み、ヘッドアクチュエータを構成するキャリッジに対して小さな付加質量で、かつ、ヘッドアクチュエータに搭載した状態で高出力が得られる加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明の加速度センサは、以下の第1から第5の形態をとって構成される。
第1の形態の構成上の特徴は、ディスク装置のベースに対して揺動可能に支持されたキャリッジと、情報の読み書きのためのヘッドを一端に有し、キャリッジのアーム先端部に取り付けられるヘッドサスペンションとを備えたヘッドアクチュエータに設けられて、ヘッドアクチュエータの加速度を検出する加速度センサにおいて、両面に電極が形成された少なくとも1つの剪断型圧電素子から構成され、一方の面の電極はサスペンションベースを介してキャリッジのアーム先端部に取り付けられ、他方の面の電極は、ヘッドマウンティングブロックを介してヘッドサスペンションの基部に取り付けられることにある。
第2の形態の構成上の特徴は、第1の形態における剪断型圧電素子が、キャリッジの長手方向に直交する方向に分極された1つの剪断型圧電素子から構成されることにある。
第3の形態の構成上の特徴は、第1の形態における剪断型圧電素子が、2つの剪断型圧電素子から構成され、各圧電素子がキャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きに分極されていることにある。
第4の形態の構成上の特徴は、第1の形態における剪断型圧電素子が、2つの剪断型圧電素子から構成され、各圧電素子がキャリッジの長手方向に直交する方向に互いに逆向きに分極されていることにある。
第5の形態の構成上の特徴は、ディスク装置のベース上に回転支持された少なくとも1枚の記録ディスクと、ベースに対して揺動可能に支持されたキャリッジと、ディスクに対して情報の読み書きを行うためのヘッドを一端に有し、キャリッジの先端部に取り付けられるヘッドサスペンションとを備えたヘッドアクチュエータとを備えたディスク装置において、キャリッジとヘッドサスペンションとの接続部分に、第1の形態から第4の形態の何れかの形態の加速度センサが取り付けられ、加速度センサの信号経路に、電圧増幅器、もしくは、チャージ増幅器の何れか一方が備えられていることにある。
本発明の加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置によれば、ヘッドアクチュエータを構成するキャリッジに対して小さな付加重量で、かつ、ヘッドアクチュエータに搭載した状態で高出力が得られる加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置が提供される。
以上説明したように、本発明の加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置によれば、ヘッドアクチュエータを構成するキャリッジに対して小さな付加重量で、かつ、ヘッドアクチュエータに搭載した状態で高出力が得られる加速度センサ、及びこれを用いたディスク装置を提供できるという効果がある。
以下添付図面を用いて本発明の実施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
本発明の加速度センサは、剪断型圧電素子31を使用した加速度センサであるので、本発明の実施例を説明する前に、剪断型圧電素子31を使用した加速度センサ30の動作原理について図1を用いて説明する。加速度センサ30に使用する剪断型圧電素子31は、(a)に破線で示すように、その厚さ方向に直交する方向(面内)に分極され、その上下の両面に2つの電極22A,22Bが取り付けられて構成されている。ここで、電極22Bを接地し、電極22Aに電圧Vを印加して、2つの電極22A,22B間に電圧Vを与えると、剪断型圧電素子31には矢印Eで示す方向に電界が加わる。この状態では、剪断型圧電素子31は(b)に示すように、破線で示す元の状態から、電極22Aは図の左方向に変形し、電極22Bは図の右方向に変形する、いわゆる剪断変形する。従って、逆に、剪断型圧電素子31が剪断変形すると、厚さ方向の上下の電極22A,22Bの間に電圧が生じる。
よって、従来は、加速度センサ30の一方の電極をヘッドアクチュエータのキャリッジ上に固定し、他方の電極の上に錘を取り付けておき、キャリッジが移動する時の剪断型圧電素子31の変形によって2つの電極22A,22Bの間に発生する電圧を、加速度センサ30の出力としていた。ところが、従来の加速度センサ30では、錘の質量が大きい程感度が良くなるが、錘の質量を大きくすると、ヘッドアクチュエータの動作が遅くなり、ヘッドのシーク速度の低下を引き起こすことが懸念されたのである。
図2(a),(b)は、キャリッジアセンブリと磁気回路とから構成されるヘッドアクチュエータの、本発明の加速度センサ30を搭載するキャリッジアセンブリ10の構成を示すものである。キャリッジアセンブリ10は、図示しないディスク装置のベースに突設された回転軸に揺動自在に軸支されるキャリッジ本体11、キャリッジ本体11の一端に突設された2本のヨーク12、ヨーク12に挟まれたフラットコイル13、キャリッジ本体11のヨーク12の反対側に側面視櫛状に突設された4本のキャリッジアーム14(各キャリッジアーム14は先端部で合流する2本のアームを備えている)、各キャリッジアーム14の先端部に取り付けられたヘッドサスペンション15、及び、ヘッドサスペンション15の先端部に設けられたヘッドスライダ16とから構成される。19はキャリッジ本体11の中央部に開けられた軸孔である。フラットコイル13は図示しないディスク装置のベース側に設けられた磁気回路に対向してヨーク12に取り付けられており、フラットコイル13に流される電流の値に応じてキャリッジアセンブリ10が動作し、ヘッドが位置決めされる。また、ディスクに情報を読み書きするためのヘッドはヘッドスライダ16の一端に設けられている。
本発明では、以上のように構成されたキャリッジアセンブリ10において、加速度センサ30を、4本のキャリッジアーム14の内の1本のヘッドサスペンション15とキャリッジアーム14の先端部との間に搭載した。基本的な構成としては、加速度センサ30の一方の電極(例えば、図1の電極22B)をキャリッジアーム14の先端部に固定し、加速度センサ30の他方の電極(例えば、図1の電極22A)の上に、ヘッドサスペンション15を加速度センサ30の質量(錘)として接着し、剪断型圧電素子31の上下面の電極22A,22Bからは一対の配線、例えば、中継FPC(フレキシブル印刷回路)23を使用して、電極22A,22Bを後述する電圧アンプ、或いはチャージアンプのアンプ部に接続した。
この構成であれば、加速度センサ30の錘としてヘッドサスペンション15を使用しているので、キャリッジアセンブリ10から見ると、加速度センサ30の質量の付加のみで済むため、キャリッジアセンブリ10の質量の大幅な増加を避けることができる。
この構成では、ヘッドサスペンション15に何らかの加速度が加わると、ヘッドサスペンション15の慣性力により、ヘッドサスペンション15とキャリッジアーム14の先端部との間に搭載した剪断型圧電素子31が変形させられる。剪断型圧電素子31は変形量に概ね比例した電圧(あるいは電荷)を発生するため、この電圧(電荷)を測定すれば、ヘッドサスペンション15に加わった加速度を測定することができる。そして、この加速度信号を使用して、フラットコイル13に流す電流値を変更することにより、ヘッドアクチュエータ(VCM)をより高精度に制御することが可能である。
ここで、以上のような位置に搭載する本発明の加速度センサ30の種々の実施例の構成を説明する。
図3は、本発明の第1の実施例の加速度センサ30の構成を示す分解斜視図である。キャリッジアーム14の先端部に取り付けるサスペンションベース40には、カシメ突起41が設けられた本体部42と、段差部43によって本体部42よりも一段低くなった先端部44とがある。このサスペンションベース40は、本体部42に設けられたカシメ突起41が、キャリッジアーム14の先端部に設けられたカシメ孔18に挿入され、カシメられてキャリッジアーム14の先端部に固定される。
第1の実施例の加速度センサ30は、所定の厚さを有する単独の矩形の剪断型圧電素子31が、2つの電極24A,24B(電極24A,24Bの外側の面は絶縁されている)に挟まれて構成されている。剪断型圧電素子31の大きさは、サスペンションアーム40の先端部44に載る大きさである。剪断型圧電素子31の分極方向は、キャリッジアーム14の長手方向に直交する方向、正確に述べると、キャリッジアーム14の軸孔19を通る中心線CL(図2(a)参照)に直交する方向である。また、2つの電極24A,24Bはそれぞれ一方の側面方向に延長された後に、キャリッジアーム14の側面の方向に折り曲げられて端子部24a,24bが形成されている。これらの端子部24a,24bは、キャリッジアーム14の側面に設けられる信号線に接続される。
一方の面の電極24Bはサスペンションベース40の先端部44に固着され、サスペンションベース40を介してキャリッジアーム14の先端部に取り付けられる。また、他方の面の電極24Aの上には、ヘッドマウンティングブロック50の基部52が取り付けられる。ヘッドマウンティングブロック50は電極24Aの前方側に延長された延長部53を有しており、この延長部53にヘッドサスペンション15の基部を取り付けるための取付孔(カシメ孔)51が設けられている。そして、先端部にヘッドを備えたヘッドスライダ16が取り付けられたヘッドサスペンション15は、その基部に設けられたカシメ突起17が、ヘッドマウンティングブロック50の延長部53に設けられたカシメ孔51に挿入され、カシメられてヘッドマウンティングブロック50の延長部53に固定される。
図4は図3の加速度センサ30の組み立て後の状態を示すものである。加速度センサ30の構造は図3,図4に示すように、キャリッジアーム14にカシメによって固定されるサスペンションベース40と、このサスペンションベース40の上に固定された剪断型圧電素子31と、この剪断型圧電素子31の上に固定されたヘッドマウンティングブロック50と、ヘッドマウンティングブロック50の上に取り付けられたヘッドサスペンション15からなる積層構造である。そして、剪断型圧電素子31は、キャリッジアーム14の長手方向と直交する方向に分極されている。
従って、キャリッジアーム14に対して、並進、或いは回転加速度が加わると、ヘッドサスペンション15の慣性力により、剪断型圧電素子31がヘッドサスペンション15の長手方向と直交する方向に変形させられる。変形した剪断型圧電素子31は変形量に応じた電圧を発生するため、剪断型圧電素子31の上下面の電極24A,24Bの間に発生した電荷を、電極24A,24Bの端子部24a,24bに中継FPCを接続して取り出すことができる。中継FPCはキャリッジアーム14の側面に取り付けることができる。
図5は、本発明の加速度センサ30の制御系のブロック線図である。加速度センサ30から取り出された加速度信号は、中継FPC23でチャージアンプ32に入力され、ここで信号が増幅されて、A/Dコンバータ33を通じて制御器(ここではDSP:デジタルシグナルプロセッサ)34に取り込まれ、加速度が計算される。この加速度信号とヘッドから得られる位置信号を元に、制御器34からVCMの駆動電流が出力され、これがD/Aコンバータ35、電流アンプ36を介して、ヘッドアクチュエータ(VCM)1に供給され、VCM1の制御がなされる。
例えば、トラッキング時において、図5に示すような制御系により、加速度信号をフィードバックすることにより、高次の共振周波数のゲインを抑え、制御帯域を拡大し、位置決め精度を高めることが可能となる。また、トラック間を移動するシーク時には、シーク加速度を検出可能になる。従来は、オブザーバを用いて速度を推定し、シーク制御を行っているが、本発明の加速度センサ30を用いると、連続的に加速度信号を取り出すことが可能であるため、残留振動の小さいシーク制御も可能となる。
ここで、従来のキャリッジアセンブリと比較して、本発明のキャリッジアセンブリ10の質量の増加は、ほぼ加速度センサ30の質量増加分で済む。この例では、17mgの質量の増加にすぎない。しかしながら、剪断型圧電センサ31の錘としての重量は、ヘッドサスペンション15とヘッドマウンティングブロック50を含めた重量の50mgにもなり、キャリッジアセンブリ10に対する付加重量の約3倍の質量が剪断型圧電素子31の変形に作用することとなる。従って、質量の付加分を小さくすることができ、S/Nの良い加速度信号を取り出すことが可能となる。
なお、第1の実施例では、加速度信号のフィードバックループにチャージアンプ32を使用しているが、電圧アンプを使用することもできる。また、第1の実施例ではキャリッジアセンブリ10の4本のキャリッジアーム14のうちの、1本のキャリッジアーム14とヘッドサスペンション15の間に加速度センサ30を搭載して固定したが、他のキャリッジアーム14に対しても、キャリッジアーム14とヘッドサスペンション15の間に加速度センサ30を搭載して、複数個の加速度センサ30を固定しても構わない。
このように、加速度センサ30が複数個設置された場合は、加速度センサ30を並列接続してその出力をチャージアンプ32に入力する。また、電圧アンプをフィードバックループに使用する場合は、加速度センサ30を直列に接続すれば出力が大きくなり、S/Nが一層向上する。
図6は、本発明の第2の実施例の加速度センサ30の構成を示す分解斜視図である。なお、この図にはキャリッジアーム14の図示は省略してある。第2の実施例の加速度センサ30に使用するサスペンションベース40は第1の実施例のものと同じで良く、カシメ突起41が設けられた本体部42、段差部43によって本体部42よりも一段低くなった先端部44とを有する。このサスペンションベース40のキャリッジアームの先端部への取り付け方も第1の実施例と同様である。
第2の実施例の加速度センサ30は、所定の厚さを有する2個の矩形の剪断型圧電素子31A,31Bが、共通電極25Aと、複合電極25B(電極25A,25Bの外側の面は絶縁されている)に挟まれて構成されている。剪断型圧電素子31A,31Bを2つ合わせた大きさは、サスペンションアーム40の先端部44に載る大きさである。剪断型圧電素子31A,31Bの分極方向は、キャリッジアーム14の長手方向に平行な方向で互いに逆向き、正確に述べると、キャリッジアーム14の軸孔19を通る中心線CL(図2(a)参照)に平行する方向で互いに逆向きである。共通電極25Aには端子部は設けられない。一方、複合電極25Bは、2つの剪断型圧電素子31A,31Bにそれぞれ対向する2つの電極25B1,25B2を備えており、これらの電極25B1,25B2は、1つの舌片で側面方向に延長された後に、キャリッジアーム14の側面の方向に折り曲げられて端子部25a1,25a2が形成されている。これらの端子部25a1,25a2は、キャリッジアーム14の側面に設けられる信号線に接続される。
第2の実施例では複合電極25Bがサスペンションベース40の先端部44に固着され、共通電極25Aの上には、ヘッドマウンティングブロック50の基部52が取り付けられる。ヘッドサスペンション15の基部と、ヘッドマウンティングブロック50の延長部53とがカシメ突起17とカシメ孔51によって固着されることは第1の実施例と同様である。
図7は図6の加速度センサ30の組み付け後の状態を示すものである。加速度センサ30の構造は図6,図7に示すように、キャリッジアーム14にカシメによって固定されるサスペンションベース40と、このサスペンションベース40の上に固定された2つの剪断型圧電素子31A,31Bと、この剪断型圧電素子31A,31Bの上に固定されたヘッドッマウンティングブロック50と、ヘッドマウンティングブロック50の上に取り付けられたヘッドサスペンション15からなる積層構造である。そして、圧電素子31A,31Bは、キャリッジアーム14の長手方向に平行な方向に互いに反対方向に分極されている。
従って、キャリッジアーム14に対して、回転加速度が加わると、ヘッドサスペンション15の慣性力により、剪断型圧電素子31A,31Bが変形させられ、キャリッジアーム14の回転角に応じた電荷或いは電圧を発生するため、圧電素子31A,31Bの下面の電極25B1,25B2の間に発生した電荷を、電極25B1,25B2の端子部25a1,25a2に中継FPCを接続して取り出すことができる。中継FPCはキャリッジアーム14の側面に取り付けることができる。中継FPCで取り出した端子部25a1,25a2間の電荷は、図5で説明したチャージアンプ32で増幅し、A/Dコンバータ33を通してDSP34に取り込み、回転加速度を計算することができる。
図8は、本発明の第3の実施例の加速度センサ30の構成を示す分解斜視図である。なお、この図にはキャリッジアーム14の図示は省略してある。第3の実施例の加速度センサ30に使用するサスペンションベース40は第1の実施例のものと同じで良く、カシメ突起41が設けられた本体部42、段差部43によって本体部42よりも一段低くなった先端部44とを有する。このサスペンションベース40のキャリッジアームの先端部への取り付け方も第1の実施例と同様である。
第3の実施例の加速度センサ30は、所定の厚さを有する2個の矩形の剪断型圧電素子31C,31Dが、共通電極25Aと、複合電極25B(電極25A,25Bの外側の面は絶縁されている)に挟まれて構成されている。剪断型圧電素子31C,31Dを2つ合わせた大きさは、サスペンションアーム40の先端部44に載る大きさである。剪断型圧電素子31C,31Dの分極方向は、キャリッジアーム14の長手方向に垂直な方向で互いに逆向き、正確に述べると、キャリッジアーム14の軸孔19を通る中心線CL(図2(a)参照)に垂直な方向で互いに逆向きである。共通電極25Aには端子部は設けられない。一方、複合電極25Bは、2つの剪断型圧電素子31C,31Dにそれぞれ対向する2つの電極25B1,25B2を備えており、これらの電極25B1,25B2は、1つの舌片で側面方向に延長された後に、キャリッジアーム14の側面の方向に折り曲げられて端子部25a1,25a2が形成されている。これらの端子部25a1,25a2は、キャリッジアーム14の側面に設けられる信号線に接続される。
第3の実施例では複合電極25Bがサスペンションベース40の先端部44に固着され、共通電極25Aの上には、ヘッドマウンティングブロック50の基部52が取り付けられる。ヘッドサスペンション15の基部と、ヘッドマウンティングブロック50の延長部53とがカシメ突起17とカシメ孔51によって固着されることは第1の実施例と同様である。
図6の加速度センサ30の組み付け後の状態は第2の実施例と同様であるので、その図示を省略する。第3の実施例の加速度センサ30も、キャリッジアーム14にカシメによって固定されるサスペンションベース40と、このサスペンションベース40の上に固定された2つの剪断型圧電素子31C,31Dと、この剪断型圧電素子31C,31Dの上に固定されたヘッドッマウンティングブロック50と、ヘッドマウンティングブロック50の上に取り付けられたヘッドサスペンション15からなる積層構造である。そして、圧電素子31C,31Dは、キャリッジアーム14の長手方向に垂直な方向に互いに反対方向に分極されている。
従って、キャリッジアーム14に対して、並進あるいは回転加速度が加わると、ヘッドサスペンション15の慣性力により、剪断型圧電素子31C,31Dが変形させられ、その並進方向に応じた電荷、或いは、回転角に応じた電荷或いは電圧を発生するため、圧電素子31C,31Dの下面の電極25B1,25B2の間に発生した電荷を、電極25B1,25B2の端子部25a1,25a2に中継FPCを接続して取り出すことができる。中継FPCはキャリッジアーム14の側面に取り付けることができる。中継FPCで取り出した端子部25a1,25a2間の電荷は、図5で説明したチャージアンプ32で増幅し、A/Dコンバータ33を通してDSP34に取り込み、並進、あるいは回転加速度を計算することができる。
以上説明したように、第2、第3の実施例に示すような剪断型圧電素子を2つ使用するものは、電圧アンプで増幅する構造とすると、例えば、図6、8のような電極25A,25Bの構造により、2つの剪断型圧電素子の直列化が図られ、S/Nの良い出力を得ることができる。また、第1の実施例(図3)では、圧電素子の上下の電極24A,24Bからセンサ出力を得るため配線が複雑になるが、図6、8ではサスペンションベース40側の並列の端子部25a1,25a2から、センサ出力が得られるため、配線が簡略化され、低コストを実現することができる。
なお、第2、第3の実施例における剪断型圧電素子31A,31B、及び剪断型圧電素子31C,31Dの代わりに、単一の剪断型圧電素子の中に、分極方向のみを剪断型圧電素子31A,31B、及び剪断型圧電素子31C,31Dと同様に異ならせた一体型の圧電素子を使用することも可能である。
なお、第1と第3の実施例の加速度センサ30は主に横方向の加速度を検出するものであり、第2の実施例の加速度センサ30は主に回転方向の加速度を検出するものであるが、両者は同じ様式でヘッドアクチュエータのキャリッジアーム14とヘッドサスペンション15の間に位置させることができる。これは、ヘッドアクチュエータにより発生する回転モーメントを加速度センサで検出する場合、並進型の加速度センサでは回転モーメントを検出でき、回転型の加速度センサではトルクを検出できるからである。
更に、第1から第3の実施例の加速度センサを組み合わせて1つのヘッドアクチュエータの中に組み込むことも可能である。例えば、以下のような組み合わせの構成が可能である。
(A) 加速度センサがヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、各加速度センサは並列に接続されると共に、各加速度センサの出力には、チャージアンプが接続された構成。
(B) 加速度センサがヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、各加速度センサは直列に接続されると共に、最終段の加速度センサの出力には、電圧アンプが接続された構成。
(C) 加速度センサがヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、これら複数の加速度センサは、キャリッジの長手方向に直交する方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きに分極された2つの剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含む構成。
(D) 加速度センサがヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、これら複数の加速度センサは、キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きに分極された2つの剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、キャリッジの長手方向に直交する方向に互いに逆向きに分極された2つの剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含む構成。
(E) 加速度センサがヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、これら複数の加速度センサは、キャリッジの長手方向に直交する方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、圧電素子の内部で前記キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きの2つの方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含む構成。
(F) 加速度センサがヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、これら複数の加速度センサは、圧電素子の内部でキャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きの2つの方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、圧電素子の内部でキャリッジの長手方向に直交する方向に互いに逆向きの2つの方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含む構成。
この場合、1つのヘッドアクチュエータの中に、並進型の加速度センサと回転型の加速度センサとが混在することになるが、この場合は、並進型の加速度センサの出力に、回転型の加速度センサの出力を反転して加えてやれば、純粋な並進出力が得られる。また、逆に、回転型の加速度センサの出力から並進型の加速度センサの出力を引けば、純粋な回転方向の加速度が得られる。
また、ヘッドアクチュエータは、4〜5KHzの周波数において、並進運動と回転運動の両方を行っているので、並進型の加速度センサでは、アクチュエータの並進運動も回転運動も両方同様に検出してしまう。そこで、前述のように、並進型の加速度センサと回転型の加速度センサの検出出力の差分をとることによって、ヘッドアクチュエータの4〜5KHzの周波数における純粋な並進運動の加速度を検出することが可能である。
また、前述の第1から第3の実施例の加速度センサ30は、図2で説明したキャリッジアセンブリに組み込んで、光ディスク、磁気ディスク、ハードディスク等のディスク装置に有効に使用することができる。
以上、本発明を特に好ましい実施の形態について詳細に説明した。本発明の容易な理解のために、本発明の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1)ディスク装置のベースに対して揺動可能に支持されたキャリッジと、情報の読み書きのためのヘッドを一端に有し、前記キャリッジのアーム先端部に取り付けられるヘッドサスペンションとを備えたヘッドアクチュエータに少なくとも1つ設けられて、ヘッドアクチュエータの加速度を検出する加速度センサであって、
両面に電極が形成された少なくとも1つの剪断型圧電素子から構成され、
一方の面の電極はサスペンションベースを介して前記キャリッジのアーム先端部に取り付けられ、
他方の面の電極は、ヘッドマウンティングブロックを介して前記ヘッドサスペンションの基部に取り付けられることを特徴とする加速度センサ。(1)
(付記2)前記剪断型圧電素子が、前記キャリッジの長手方向に直交する方向に分極された1つの剪断型圧電素子から構成されることを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。(2)
(付記3)前記剪断型圧電素子が2つの剪断型圧電素子から構成され、各圧電素子が、前記キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きに分極されていることを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。(3)
(付記4)前記剪断型圧電素子が2つの剪断型圧電素子から構成され、各圧電素子が、前記キャリッジの長手方向に直交する方向に互いに逆向きに分極されていることを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。(4)
(付記5)前記剪断型圧電素子が単一の剪断型圧電素子から構成され、この圧電素子はその内部で、前記キャリッジの長手方向に平行な方向で、かつ、互いに逆向きの2つの方向に分極されていることを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記6)前記剪断型圧電素子が単一の剪断型圧電素子から構成され、この圧電素子はその内部で、前記キャリッジの長手方向に直交する方向で、かつ、互いに逆向きの2つの方向に分極されていることを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記7)前記加速度センサが前記ヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、各加速度センサは並列に接続されると共に、各加速度センサの出力には、チャージアンプが接続されることを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記8)前記加速度センサが前記ヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、各加速度センサは直列に接続されると共に、最終段の加速度センサの出力には、電圧アンプが接続されることを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記9)前記加速度センサが前記ヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、前記複数の加速度センサは、前記キャリッジの長手方向に直交する方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、前記キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きに分極された2つの剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含むことを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記10)前記加速度センサが前記ヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、前記複数の加速度センサは、前記キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きに分極された2つの剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、前記キャリッジの長手方向に直交する方向に互いに逆向きに分極された2つの剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含むことを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記11)前記加速度センサが前記ヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、前記複数の加速度センサは、前記キャリッジの長手方向に直交する方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、圧電素子の内部で前記キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きの2つの方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含むことを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記12)前記加速度センサが前記ヘッドアクチュエータの複数のキャリッジアームに設けられ、前記複数の加速度センサは、圧電素子の内部で前記キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きの2つの方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサと、圧電素子の内部で前記キャリッジの長手方向に直交する方向に互いに逆向きの2つの方向に分極された単一の剪断型圧電素子を備えた加速度センサとを、それぞれ少なくとも1個ずつ含むことを特徴とする付記1に記載の加速度センサ。
(付記13)ディスク装置のベース上に回転支持された少なくとも1枚の記録ディスクと、前記ベースに対して揺動可能に支持されたキャリッジと、前記ディスクに対して情報の読み書きを行うためのヘッドを一端に有し、前記キャリッジのアーム先端部に取り付けられるヘッドサスペンションとを備えたヘッドアクチュエータとを備えたディスク装置であって、
前記キャリッジのアーム先端部と前記ヘッドサスペンションとの接続部分に、付記1〜4の何れか1つに記載の加速度センサが取り付けられ、
前記加速度センサの信号経路に、電圧増幅器、もしくは、チャージ増幅器の何れか一方が備えられたことを特徴とする磁気ディスク装置。(5)
(a),(b)は剪断型圧電素子の動作原理を説明する説明図である。 (a)は本発明の加速度センサを搭載したキャリッジアッセンブリの側面図、(b)は(a)の平面図である。 本発明の第1の実施例の加速度センサの構成を示す分解斜視図である。 図3の加速度センサの組み付け後の状態を示す斜視図である。 本発明の加速度センサの制御系のブロック線図である。 本発明の第2の実施例の加速度センサの構成を示す分解斜視図である。 図6の加速度センサの組み付け後の状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施例の加速度センサの構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
10…キャリッジアセンブリ
14…キャリッジアーム
15…ヘッドサスペンション
16…ヘッドスライダ
22A,22B…電極
23…中継FPC
24A,24B,25A,25B…電極
30…加速度センサ
31,31A,31B,31C,31D…剪断型圧電素子
40…サスペンションベース
50…ヘッドマウンティングブロック

Claims (5)

  1. ディスク装置のベースに対して揺動可能に支持されたキャリッジと、情報の読み書きのためのヘッドを一端に有し、前記キャリッジのアーム先端部に取り付けられるヘッドサスペンションとを備えたヘッドアクチュエータに設けられて、ヘッドアクチュエータの加速度を検出する加速度センサであって、
    両面に電極が形成された少なくとも1つの剪断型圧電素子から構成され、
    一方の面の電極はサスペンションベースを介して前記キャリッジのアーム先端部に取り付けられ、
    他方の面の電極は、ヘッドマウンティングブロックを介して前記ヘッドサスペンションの基部に取り付けられることを特徴とする加速度センサ。
  2. 前記剪断型圧電素子が、前記キャリッジの長手方向に直交する方向に分極された1つの剪断型圧電素子から構成されることを特徴とする請求項1に記載の加速度センサ。
  3. 前記剪断型圧電素子が2つの剪断型圧電素子から構成され、各圧電素子が、前記キャリッジの長手方向に平行な方向に互いに逆向きに分極されていることを特徴とする請求項1に記載の加速度センサ。
  4. 前記剪断型圧電素子が2つの剪断型圧電素子から構成され、各圧電素子が、前記キャリッジの長手方向に直交する方向に互いに逆向きに分極されていることを特徴とする請求項1に記載の加速度センサ。
  5. ディスク装置のベース上に回転支持された少なくとも1枚の記録ディスクと、前記ベースに対して揺動可能に支持されたキャリッジと、前記ディスクに対して情報の読み書きを行うためのヘッドを一端に有し、前記キャリッジのアーム先端部に取り付けられるヘッドサスペンションとを備えたヘッドアクチュエータとを備えたディスク装置であって、
    前記キャリッジのアーム先端部と前記ヘッドサスペンションとの接続部分に、請求項1〜4の何れか1項に記載の加速度センサが取り付けられ、
    前記加速度センサの信号経路に、電圧増幅器、もしくは、チャージ増幅器の何れか一方が備えられたことを特徴とする磁気ディスク装置。
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