JP2003036620A - 振動抑制機構及び振動抑制機構を備えたヘッドジンバルアセンブリ - Google Patents
振動抑制機構及び振動抑制機構を備えたヘッドジンバルアセンブリInfo
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Abstract
り効率良く振動を抑制することができ、さらにトーショ
ンモードの共振に対してもその横方向成分の振幅を効率
良く抑制させることができる振動抑制機構及び振動抑制
機構を備えたHGAを提供する。 【解決手段】 加振系の1つの共振周波数に等しいかそ
の近傍である共振周波数を有すると共にこの加振系及び
振動を抑制すべき対象物間に挿入された平板状の振動部
材を備えており、この振動部材の一方の端部及び他方の
端部の中央が1つのアーム部材で連結されており、この
一方の端部が加振系に固着されかつ他方の端部が対象物
に固着されており、振動部材の共振により対象物の見か
け上の共振振幅を減少させるように構成されている。
Description
物の振動抑制機構、及びこの振動抑制機構を備えたヘッ
ドジンバルアセンブリ(HGA)に関する。
ンションの先端部に取り付けられた磁気ヘッドスライダ
を、回転する磁気ディスクの表面から浮上させ、その状
態で、この磁気ヘッドスライダに搭載された薄膜磁気ヘ
ッド素子により磁気ディスクへの記録及び/又は磁気デ
ィスクからの再生が行われる。
タ(VCM)と称されるアクチュエータによって、HG
Aが揺動駆動されることにより磁気ディスク半径方向
(トラック幅方向)に駆動され、これによって磁気ヘッ
ドの磁気ディスクに対する位置が制御される。
結されている駆動アーム、及びサスペンションは、それ
ぞれが固有の共振特性、従って異なる共振周波数を有し
ており、サスペンションの先端部に取り付けられた磁気
ヘッドスライダにはこれらを複合した共振特性に基づく
振幅が伝達される。
抑圧するため、従来は、アクチュエータのサーボ回路内
に多段フィルタを組み込み、電気的信号の共振ピークを
抑え込むことが行われていた。
うな電気的な振動抑圧方法は、多段フィルタを組み込む
必要があることから、サーボ回路の構成を複雑化し製造
コストを増大させるという問題点を有しており、さら
に、機械的振動を直接的に抑圧するものではないため、
効率が非常に悪いという問題点をも有している。
の面内において軸方向と垂直な方向)の共振の他にねじ
れモードの共振(トーションモード)を有しており、こ
のトーションモードの横方向成分が磁気ヘッド素子にオ
フトラックを与えてしまう。このため、サスペンション
においては、横方向の振動の振幅に規格が与えられてお
り、製造する上でその形状に厳しい管理が必要となって
いる。即ち、トーションモードの振幅をいかに小さく押
さえ込むかがサスペンションの設計において大きな課題
となっている。
ど変更することなくかつより効率良く振動を抑制するこ
とができる振動抑制機構及び振動抑制機構を備えたHG
Aを提供することにある。
共振に対してもその横方向成分の振幅を効率良く抑制さ
せることができる振動抑制機構及び振動抑制機構を備え
たHGAを提供することにある。
構成を簡略化することができる振動抑制機構及び振動抑
制機構を備えたHGAを提供することにある。
の1つの共振周波数に等しいかその近傍である共振周波
数を有すると共にこの加振系及び振動を抑制すべき対象
物間に挿入された平板状の振動部材を備えており、この
振動部材の一方の端部及び他方の端部の中央が1つのア
ーム部材で連結されており、この一方の端部が加振系に
固着されかつ他方の端部が対象物に固着されており、振
動部材の共振により対象物の見かけ上の共振振幅を減少
させるように構成されている振動抑制機構が提供され
る。
等しいかその近傍である振動部材が対象物と加振系との
間にその少なくとも一部が挿入されており、この振動部
材の一方の端部が加振系に固着され、他方の端部が対象
物に固着されている。加振系が共振すると、この振動部
材も共振するが、振動部材の一方の端部は加振系と同位
相で振動し、他方の端部はほぼ逆の位相で又は位相ずれ
して共振し、これによって、共振部材は、対象物の位置
を共振がなければ本来あるべき位置に引き戻すように働
き、対象物の見かけ上の共振振幅を減少させる。このよ
うに、本発明によれば、従来の構造をさほど変更するこ
となく簡易な機械的構造を設けるのみで非常に効果的に
振動抑制を行うことができる。また、サーボ回路の構成
を簡略化できるので製造コストを低減化することが可能
である。さらに、振動部材を平板状に構成することによ
り、折り曲げ等の加工が不要となり、フォトエッチング
のみで形状を整えてその特性を調整できる。その結果、
製造が非常に容易となり、しかも特性のばらつきも最小
限に抑えることができる。特に本発明のように、振動部
材を、その一方の端部の中央と他方の端部の中央とが1
つのアーム部材で連結される構造とすることにより、対
象物を横方向に振動させる横方向の共振モードのみなら
ず、トーションモードの共振に対してもその横方向成分
の振幅を効率良く抑制させることが可能となる。
象物の振動を減衰するためのダンピング層を設けること
が好ましい。前述したように、加振系が共振すると、こ
の振動部材も共振するが、振動部材の一方の端部は加振
系と同位相で振動し、他方の端部はほぼ逆の位相で又は
位相ずれして共振するので、ダンピング層にはその両面
に加振系及び振動部材から互いに逆の位相であるか又は
位相ずれした振動がそれぞれ印加されることとなる。そ
の結果、互いに抗力を受けて上述した引き戻しの過剰を
抑制して振動を減衰させるから、振動部材の他方の端部
に固着された対象物の振動が減衰する。
間に対象物の振動を減衰するためのダンピング層が設け
られていることが好ましい。
象物とに接着された可撓性の樹脂接着剤による層である
ことが好ましい。
が印加されるように構成されていることが好ましい。こ
のように荷重が印加されることによって、ダンピング層
のダンピング効果が大きくなる。なお、印加される荷重
の大小により、振動部材とダンピング層からなる系の共
振周波数が変化する。
あり、対象物がこのサスペンションの先端部に取り付け
られた、少なくとも1つのヘッド素子を有するヘッドス
ライダであることも好ましい。
り付けられており、振動部材の他方の面がサスペンショ
ンに取り付けられていることが好ましい。振動部材とサ
スペンションとの間において、振動部材の他方の端部上
にダンピング層が設けられているため、振動部材とサス
ペンションとをその振動部材の一方の端部で固着する際
に、両者間に接着剤挿入用の間隙が自動的に得られるこ
ととなり、製造が非常に容易となる。また、振動部材の
一方の端部とヘッドスライダとの間にもダンピング層を
設ければ、振動部材とヘッドスライダとの間に接着剤挿
入用の間隙が自動的に得られることとなり、製造がさら
に非常に容易となる。
BS)と反対側の面に略平行な金属板部材で形成されて
いることが好ましい。また、振動部材が、1つのアーム
部材と、この1つのアーム部材の両端に連結された一方
の端部及び他方の端部とを備えていることも好ましい。
ことも好ましい。
のヘッド素子を有するヘッドスライダと、サスペンショ
ンと、サスペンションを含む支持部材の1つの共振周波
数に等しいかその近傍である共振周波数を有すると共に
サスペンション及びヘッドスライダ間に挿入された平板
状の振動部材とを備えており、振動部材の後端部及び先
端部の中央が1つのアーム部材で連結されており、この
後端部がサスペンションに固着されかつ先端部がヘッド
スライダに固着されており、振動部材の共振によりヘッ
ドスライダの見かけ上の共振振幅を減少させるように構
成されている、振動抑制機構を備えたHGAが提供され
る。
材の1つの共振周波数に等しいかその近傍である振動部
材がヘッドスライダとサスペンションとの間にその少な
くとも一部が挿入されており、この振動部材の一方の端
部がサスペンションに固着され、他方の端部がヘッドス
ライダに固着されている。サスペンション(ロードビー
ム)が共振してフレクシャが振動すると、この振動部材
も共振するが、振動部材の一方の端部はフレクシャと同
位相で振動し、他方の端部はほぼ逆の位相で又は位相ず
れして共振し、これによって、共振部材は、ヘッドスラ
イダの位置を共振がなければ本来あるべき位置に引き戻
すように働き、ヘッドスライダの見かけ上の共振振幅を
減少させる。このように、本発明によれば、従来の構造
をさほど変更することなく簡易な機械的構造を設けるの
みで非常に効果的に振動抑制を行うことができる。ま
た、サーボ回路の構成を簡略化できるので製造コストを
低減化することが可能である。さらに、振動部材を平板
状に構成することにより、折り曲げ等の加工が不要とな
り、フォトエッチングのみで形状を整えてその特性を調
整できる。その結果、製造が非常に容易となり、しかも
特性のばらつきも最小限に抑えることができる。特に本
発明のように、振動部材を、その先端部の中央と後端部
の中央とが1つのアーム部材で連結される構造とするこ
とにより、ヘッドスライダを横方向に振動させる横方向
の共振モードのみならず、トーションモードの共振に対
してもその横方向成分の振幅を効率良く減衰させること
が可能となる。
にヘッドスライダの振動を減衰するためのダンピング層
が設けられていることが好ましい。前述したように、ロ
ードビームが共振してフレクシャが振動すると、この振
動部材も共振するが、振動部材の一方の端部はフレクシ
ャと同位相で振動し、他方の端部はほぼ逆の位相で又は
位相ずれして共振するので、ダンピング層にはその両面
にフレクシャ及び振動部材から互いに逆の位相であるか
又は位相ずれした振動がそれぞれ印加されることとな
る。その結果、互いに抗力を受けて上述した引き戻しの
過剰を抑制して振動を減衰させるから、振動部材の他方
の端部に固着されたヘッドスライダの振動が減衰する。
にヘッドスライダの振動を減衰するためのダンピング層
が設けられていることが好ましい。
ン又はヘッドスライダとに接着された可撓性の樹脂接着
剤による層であることも好ましい。
が印加されるように構成されていることが好ましい。実
際のHGAにおいては、サスペンションからの荷重とヘ
ッドスライダが媒体から受ける抗力とにより、振動抑制
機構に上下方向から荷重が印加される。このように荷重
が印加されることによって、ダンピング層のダンピング
効果が大きくなる。なお、印加される荷重の大小によ
り、振動部材とダンピング層からなる系の共振周波数が
変化する。
り付けられており、振動部材の他方の面がサスペンショ
ンに取り付けられていることも好ましい。振動部材とサ
スペンションとの間において、振動部材の先端部上にダ
ンピング層が設けられているため、振動部材とサスペン
ションとをその振動部材の後端部で固着する際に、両者
間に接着剤挿入用の間隙が自動的に得られることとな
り、製造が非常に容易となる。また、振動部材の後端部
とヘッドスライダとの間にもダンピング層を設ければ、
振動部材とヘッドスライダとの間に接着剤挿入用の間隙
が自動的に得られることとなり、製造がさらに非常に容
易となる。
対側の面に略平行な金属板部材で形成されていることが
好ましい。また、振動部材が、1つのアーム部材と、こ
の1つのアーム部材の両端に連結された先端部及び後端
部とを備えていることも好ましい。
ことも好ましい。
て、磁気ディスク装置の要部の構成を概略的に示す斜視
図であり、図2は本実施形態におけるHGA全体を概略
的に表す斜視図であり、図3は本実施形態におけるHG
Aの先端部、即ちフレクシャ、振動部材及び磁気ヘッド
スライダの部分、を拡大した分解斜視図であり、図4は
図3とは異なる方向から本実施形態におけるHGAの先
端部を拡大して見た分解斜視図であり、図5は図3とは
異なる方向から本実施形態におけるHGAの先端部を拡
大して見た分解斜視図であり、図6は本実施形態におけ
るHGAの先端部を拡大した分解側面図であり、図7は
本実施形態におけるHGAの先端部を拡大した斜視図で
あり、図8は図7とは異なる方向から本実施形態におけ
るHGAの先端部を拡大して見た斜視図であり、図9は
本実施形態におけるHGAの先端部を拡大した側面図で
ある。
する複数の磁気ディスク、12は磁気ヘッドスライダを
トラック上に位置決めするためのアセンブリキャリッジ
装置をそれぞれ示している。アセンブリキャリッジ装置
12は、軸13を中心にして角揺動可能なキャリッジ1
4と、このキャリッジ14を角揺動駆動する例えばVC
Mからなるアクチュエータ15とから主として構成され
ている。
ックされた複数の駆動アーム16の基部が取り付けられ
ており、各駆動アーム16の先端部にはHGA17が固
着されている。各HGA17は、その先端部に設けられ
ている磁気ヘッドスライダが、各磁気ディスク10の表
面に対して対向するように駆動アーム16の先端部に設
けられている。
ョン20の先端部に、振動部材21を介して、磁気ヘッ
ド素子を有する磁気ヘッドスライダ22を固着して構成
される。即ち、磁気ヘッドスライダ22は、振動部材2
1によってサスペンション20から離隔して取り付けら
れている。
クシャ23と、このフレクシャ23の後端部を支持する
ロードビーム24と、このロードビーム24に固着され
たベースプレート25とから主として構成されている。
けられたディンプル(図示なし)に押圧される適切なス
ティフネスを有する舌部23a(図3〜図9)を先端部
に有しており、この舌部23aには、振動部材21の後
端部21aが固着されている。フレクシャ23は、この
舌部23aで振動部材21を介して磁気ヘッドスライダ
22を柔軟に支えるような弾性を持っている。フレクシ
ャ23は、本実施形態では、厚さ約20μmのステンレ
ス鋼板(例えばSUS304TA)によって構成されて
いる。なお、フレクシャ23とロードビーム24との固
着は、複数の溶接点によるピンポイント固着によってな
されている。
60μm厚のステンレス鋼板で構成されており、フレク
シャ23の後端部を支持している。ただし、ロードビー
ム24とフレクシャ23との固着は、複数の溶接点によ
るピンポイント固着によってなされている。
約150μm厚のステンレス鋼又は鉄で構成されてお
り、ロードビーム24の基部に溶接によって固着されて
いる。このベースプレート25が駆動アーム16(図
1)に取り付けられる。
には、複数のリード導体を含む可撓性のトレースが形成
又は載置されているが、本発明にはこれらが直接的に関
係しないため、図示が省略されている。
構造は、以上述べた構造に限定されるものではないこと
は明らかである。なお、図示されていないが、サスペン
ション20の途中にヘッド駆動用ICチップを装着して
もよい。
磁気ヘッド素子等の素子形成面22aとなっており、そ
のABS22bとは反対側の面22cが振動部材21に
固着されるように構成されている。
に、1枚の平板状の金属板部材を切り抜き、パターニン
グすることによって形成されている。即ち、金属板部材
を、例えばフォトエッチング等でパターニングすること
により、矩形の後端部21a及び矩形の先端部21b
と、これら後端部21a及び先端部21bの中央を連結
する1つのアーム部材21cとを有する平板状に形成さ
れている。
22にもフレクシャ23にも接触せず、横方向の運動の
みならずねじれ運動も自由にできるように構成されてい
る。
テンレススチールの他に、ジルコニア、ベリリウム銅、
アルミニウム、チタン又はその他の金属による板部材が
用いられる。その厚さは、10〜100μm程度であ
る。
クシャ23の舌部23aに接着剤26によって堅固に固
着され、先端部21bの下面は磁気ヘッドスライダ22
のABS22bとは反対側の面22cの先端部に接着剤
27によって堅固に固着されている。これによって磁気
ヘッドスライダ22は、振動部材21を介してフレクシ
ャ23に固着されることとなる。接着剤26及び27と
しては、例えばエポキシ系やUV系の硬化接着剤が用い
られる。
28を構成する可撓性を有する接着剤、例えばウレタン
ゴム系やアクリル系の感圧接着剤等の樹脂系接着剤によ
ってフレクシャ23の先端部(舌部23aの基部)に接
着されている。ダンピング層28をこのように設けるこ
とにより、磁気ヘッドスライダ22の横方向の振動を減
衰させることができる。
めの図である。図11は図10の系102の部分を詳細
に表している。
これに接続された支持アーム16が周波数fで振動する
と、ロードビーム24が共振周波数fで共振し、その先
端の振動(トラック方向の振動101)がこの加振系1
00に接続された系102に印加される。図11におい
て、系102では、フレクシャ23がまず加振される
が、フレクシャ23は、その共振周波数が周波数fに比
して充分に高いところにあるため、この周波数fでは共
振しない。このため、フレクシャ23の領域110及び
領域111は同一の位相で振動する。ただし、領域11
0は振動部材21の先端部側に位置しており、領域11
1は振動部材21の後端部側に位置している。
3と接続された振動部材21は、フレクシャ23から加
振を受けこのフレクシャ23と同位相で振動する。この
振動部材21自体の共振周波数が周波数fに設定されて
いるので、この振動部材21は共振する。その結果、振
動部材21の先端部側の領域112における振動は、フ
レクシャ23の領域110における振動と逆位相とな
る。これによって、共振部材21は、磁気ヘッドスライ
ダ22の位置を共振がなければ本来あるべき位置に引き
戻すように働き、磁気ヘッドスライダ22の見かけ上の
共振振幅を減少させる。
領域110及び112は互いに逆の抗力を受けるため、
振動部材21、従って磁気ヘッドスライダ22の振幅が
減衰する。これは、共振周波数近傍の位相が逆又はずれ
る周波数範囲において成立する。
が印加されるとダンピング効果が大きくなる。
を形成した場合にも、振動方向と直交する前後方向にこ
の振動部材21を配置し、その長さ及び厚みを適宜調整
することによって、比較的低い、HGAのスウェイモー
ドに等しい共振周波数を与えることが可能である。
振動部材21を設け、フレクシャ23の舌部23aと磁
気ヘッドスライダ22との間に振動伝達ループを形成す
るという簡単な構成を付加するのみで、従来の構造をさ
ほど変更することなく、非常に効果的に機械的な振動抑
制を行うことができる。また、サーボ回路の構成を簡略
化できるので製造コストを低減化することが可能であ
る。なお、本実施形態では、ダンピング層28を設けて
いるが、これは振動部材21による引き戻しの過剰を抑
制して振動を減衰させるためのものであり、本発明で
は、ダンピング層を必ずしも設けなくとも良い。ただ
し、ダンピング層28を設けることにより、磁気ヘッド
スライダ22の振幅を減衰させることができる。
より、折り曲げ等の加工が不要となり、フォトエッチン
グのみで形状を整えてその特性を調整できる。その結
果、製造が非常に容易となり、しかも非常に精度が高く
なるため寸法誤差による特性のばらつきも最小限に抑え
ることができる。また、振動部材21は、その前後が接
着剤で固定されるので、耐衝撃性がその縦方向及び横方
向に共に強くなるから、板ばねを縦に配置したような薄
い幅の狭い形状とすることができる。特に、振動部材2
1を、その先端部21bの中央と後端部21aの中央と
が1つのアーム部材21cで連結される構造とすること
により、磁気ヘッドスライダを横方向に振動させる横方
向の共振モードのみならず、トーションモードの共振に
対してもその横方向成分の振幅を効率良く抑制させるこ
とが可能となる。
の間において、振動部材21の先端部上にダンピング層
28が配置されているため、振動部材21とフレクシャ
23とをその振動部材21の後端部で固着する際に、両
者間に接着剤挿入用の間隙が自動的に得られることとな
り、製造が非常に容易となる。
HGAの先端部の分解斜視図である。
端部21aの下面がダンピング層29を構成する可撓性
を有する接着剤、例えばウレタンゴム系やアクリル系の
感圧接着剤等の樹脂系接着剤によって磁気ヘッドスライ
ダ22のABSとは反対側の面22cに接着されてい
る。磁気ヘッドスライダ22は振動部材21の先端部の
振動に追随して振動するので、ダンピング層29をこの
ように設けることにより、互いに逆の位相であるか又は
位相ずれした振動である、振動部材21の後端部におけ
る領域111の共振振動と振動部材21の先端部におけ
る領域113の共振振動とがこのダンピング層29に印
加される。その結果、互いに抗力を受けて振動の減衰が
発生し、磁気ヘッドスライダ22の移動方向の振動を減
衰させることができる。
スライダ22との間にもダンピング層29を設ければ、
振動部材21と磁気ヘッドスライダ22との間に接着剤
挿入用の間隙が自動的に得られることとなり、製造が非
常に容易となる。
果及び変更態様等は前述した図1の実施形態の場合とほ
ぼ同様である。従って、図1の実施形態と同様の構成要
素については同じ参照番号を用いている。
造に限定されるものではなく、トーションモードの共振
にも対応する平板状の構造であればいかなるものであっ
ても良い。
ッドスライダを備えたHGAを用いて本発明を説明した
が、本発明は、このようなHGAにのみ限定されるもの
ではなく、薄膜磁気ヘッド素子以外の例えば光ヘッド素
子等のヘッド素子のヘッドスライダを備えたHGAにも
適用可能である。
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
ば、共振周波数が加振系の1つの共振周波数に等しいか
その近傍である振動部材が対象物と加振系との間にその
少なくとも一部が挿入されており、この振動部材の一方
の端部が加振系に固着され、他方の端部が対象物に固着
されている。加振系が共振すると、この振動部材も共振
するが、振動部材の一方の端部は加振系と同位相で振動
し、他方の端部はほぼ逆の位相で又は位相ずれして共振
し、これによって、共振部材は、対象物の位置を共振が
なければ本来あるべき位置に引き戻すように働き、対象
物の見かけ上の共振振幅を減少させる。
をさほど変更することなく簡易な機械的構造を設けるの
みで非常に効果的に振動抑制を行うことができる。ま
た、サーボ回路の構成を簡略化できるので製造コストを
低減化することが可能である。
により、折り曲げ等の加工が不要となり、フォトエッチ
ングのみで形状を整えてその特性を調整できる。その結
果、製造が非常に容易となり、しかも特性のばらつきも
最小限に抑えることができる。
方の端部の中央と他方の端部の中央とが1つのアーム部
材で連結される構造とすることにより、対象物を横方向
に振動させる横方向の共振モードのみならず、トーショ
ンモードの共振に対してもその横方向成分の振幅を効率
良く抑制させることが可能となる。
の要部の構成を概略的に示す斜視図である。
表す斜視図である。
フレクシャ、振動部材及び磁気ヘッドスライダの部分、
を拡大した分解斜視図である。
るHGAの先端部を拡大して見た分解斜視図である。
るHGAの先端部を拡大して見た分解斜視図である。
した分解側面図である。
した斜視図である。
るHGAの先端部を拡大して見た斜視図である。
した側面図である。
を説明するための図である。
を説明するための図である。
部の分解斜視図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 加振系の1つの共振周波数に等しいかそ
の近傍である共振周波数を有すると共に該加振系及び振
動を抑制すべき対象物間に挿入された平板状の振動部材
を備えており、該振動部材の一方の端部及び他方の端部
の中央が1つのアーム部材で連結されており、前記一方
の端部が前記加振系に固着されかつ前記他方の端部が前
記対象物に固着されており、該振動部材の共振により前
記対象物の見かけ上の共振振幅を減少させるように構成
されていることを特徴とする振動抑制機構。 - 【請求項2】 前記振動部材の前記他方の端部と前記加
振系との間に前記対象物の振動を減衰するためのダンピ
ング層が設けられていることを特徴とする請求項1に記
載の振動抑制機構。 - 【請求項3】 前記振動部材の前記一方の端部と前記対
象物との間に前記対象物の振動を減衰するためのダンピ
ング層が設けられていることを特徴とする請求項1又は
2に記載の振動抑制機構。 - 【請求項4】 前記ダンピング層が、前記振動部材と前
記加振系又は前記対象物とに接着された可撓性の樹脂接
着剤による層であることを特徴とする請求項2又は3に
記載の振動抑制機構。 - 【請求項5】 前記ダンピング層に対して、上下方向か
ら荷重が印加されるように構成されていることを特徴と
する請求項2から4のいずれか1項に記載の振動抑制機
構。 - 【請求項6】 前記加振系がサスペンションを含む支持
部材であり、前記対象物が該サスペンションの先端部に
取り付けられた、少なくとも1つのヘッド素子を有する
ヘッドスライダであることを特徴とする請求項1から5
のいずれか1項に記載の振動抑制機構。 - 【請求項7】 前記振動部材の一方の面に前記ヘッドス
ライダが取り付けられており、該振動部材の他方の面が
前記サスペンションに取り付けられていることを特徴と
する請求項6に記載の振動抑制機構。 - 【請求項8】 前記振動部材が、前記ヘッドスライダの
浮上面と反対側の面に略平行な金属板部材で形成されて
いることを特徴とする請求項6又は7に記載の振動抑制
機構。 - 【請求項9】 前記振動部材が、前記1つのアーム部材
と、該1つのアーム部材の両端に連結された前記一方の
端部及び前記他方の端部とを備えていることを特徴とす
る請求項6から8のいずれか1項に記載の振動抑制機
構。 - 【請求項10】 前記ヘッド素子が、薄膜磁気ヘッド素
子であることを特徴とする請求項6から9のいずれか1
項に記載の振動抑制機構。 - 【請求項11】 少なくとも1つのヘッド素子を有する
ヘッドスライダと、サスペンションと、該サスペンショ
ンを含む支持部材の1つの共振周波数に等しいかその近
傍である共振周波数を有すると共に該サスペンション及
び前記ヘッドスライダ間に挿入された平板状の振動部材
とを備えており、該振動部材の後端部及び先端部の中央
が1つのアーム部材で連結されており、前記後端部が前
記サスペンションに固着されかつ前記先端部が前記ヘッ
ドスライダに固着されており、該振動部材の共振により
前記ヘッドスライダの見かけ上の共振振幅を減少させる
ように構成されていることを特徴とする振動抑制機構を
備えたヘッドジンバルアセンブリ。 - 【請求項12】 前記振動部材の前記先端部と前記サス
ペンションとの間に前記ヘッドスライダの振動を減衰す
るためのダンピング層が設けられていることを特徴とす
る請求項11に記載のヘッドジンバルアセンブリ。 - 【請求項13】 前記振動部材の前記後端部と前記ヘッ
ドスライダとの間に前記ヘッドスライダの振動を減衰す
るためのダンピング層が設けられていることを特徴とす
る請求項11又は12に記載のヘッドジンバルアセンブ
リ。 - 【請求項14】 前記ダンピング層が、前記振動部材と
前記サスペンション又は前記ヘッドスライダとに接着さ
れた可撓性の樹脂接着剤による層であることを特徴とす
る請求項12又は13に記載のヘッドジンバルアセンブ
リ。 - 【請求項15】 前記ダンピング層に対して、上下方向
から荷重が印加されるように構成されていることを特徴
とする請求項12から14のいずれか1項に記載のヘッ
ドジンバルアセンブリ。 - 【請求項16】 前記振動部材の一方の面に前記ヘッド
スライダが取り付けられており、該振動部材の他方の面
が前記サスペンションに取り付けられていることを特徴
とする請求項11から15のいずれか1項に記載のヘッ
ドジンバルアセンブリ。 - 【請求項17】 前記振動部材が、前記ヘッドスライダ
の浮上面と反対側の面に略平行な金属板部材で形成され
ていることを特徴とする請求項11から16のいずれか
1項に記載のヘッドジンバルアセンブリ。 - 【請求項18】 前記振動部材が、前記1つのアーム部
材と、該1つのアーム部材の両端に連結された前記先端
部及び前記後端部とを備えていることを特徴とする請求
項11から17のいずれか1項に記載のヘッドジンバル
アセンブリ。 - 【請求項19】 前記ヘッド素子が、薄膜磁気ヘッド素
子であることを特徴とする請求項11から18のいずれ
か1項に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
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