JP4806667B2 - ヘッド・ジンバル・アセンブリ及びディスク・ドライブ装置 - Google Patents

ヘッド・ジンバル・アセンブリ及びディスク・ドライブ装置 Download PDF

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Description

本発明は、ヘッド・ジンバル・アセンブリ及びディスク・ドライブ装置に関し、特に、マイクロアクチュエータを有するヘッド・ジンバル・アセンブリにおける振動減衰構造に関する。
ディスク・ドライブ装置として、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはフレキシブル磁気ディスクなどの様々な態様の記録ディスクを使用する装置が知られているが、その中で、ハードディスク・ドライブ(HDD)は、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。この他、動画像記録再生装置、カーナビゲーション・システム、あるいは携帯電話など、HDDの用途は、その優れた特性により益々拡大している。
HDDで使用される磁気ディスクは、同心円状に形成された複数のデータ・トラックと複数のサーボ・トラックとを有している。各データ・トラックには、ユーザ・データを含む複数のデータ・セクタが記録されている。各サーボ・トラックはアドレス情報を有する。サーボ・トラックは、円周方向において離間して配置された複数のサーボ・データによって構成されており、各サーボ・データの間に1もしくは複数のデータ・セクタが記録されている。ヘッド素子部がサーボ・データのアドレス情報に従って所望のデータ・セクタにアクセスすることによって、データ・セクタへのデータ書き込み及びデータ・セクタからのデータ読み出しを行うことができる。
ヘッド素子部はスライダ上に形成されており、さらにそのスライダはアクチュエータのサスペンション上に固着されている。アクチュエータとヘッド・スライダのアセンブリを、ヘッド・スタック・アセンブリ(HSA)と呼ぶ。また、サスペンションとヘッド・スライダのアセンブリを、ヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)と呼ぶ。
磁気ディスクに対向するスライダABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスクとの間の空気の粘性による圧力が、サスペンションによって磁気ディスク方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド・スライダは磁気ディスク上を一定のギャップを置いて浮上することができる。アクチュエータが回動軸を中心に回動することによって、ヘッド・スライダを目的のトラックへ移動すると共に、そのトラック上に位置決めする。
磁気ディスクのTPI(Track Per Inch)の増加に従い、ヘッド・スライダの位置決め精度の向上が求められている。しかし、VCM(Voice Coil Motor)によるアクチュエータの駆動は、その位置決め精度に限界が存在する。そのため、アクチュエータの先端に小型のアクチュエータ(マイクロアクチュエータ)を実装し、より精細な位置決めを行う技術が提案されている(例えば特許文献1、2を参照)。
米国特許出願公開第2006/0044698号明細書 特開2003−228930号公報
様々なマイクロアクチュエータ構造が提案されている中で、上記先行技術文献に開示されているようにヘッド・スライダを直接微動させるマイクロアクチュエータは、変位量の大きさと共振周波数の高さから、ヘッド・スライダの位置決め性能を高めるのに有利である。しかし、ヘッド・スライダと磁気ディスクとの接触などによってヘッド・スライダに強い外力が働いたときには、不要な振動が励起されやすい。高い周波数の振動によりヘッド・スライダは磁気ディスクとの接触を繰り返しやすい。大きな振動が励起されれば、マイクロアクチュエータが大きく変形あるいは損傷する、もしくはヘッド・スライダや磁気ディスクが損傷する可能性が高まる。
上述のような振動を抑えるためには、マイクロアクチュエータの変形を制限する機構や、振動を減衰する機構が必要である。しかし、マイクロアクチュエータ内に変形を制限する機構を作るためには、制限する変形量に応じた製造精度を有する加工技術が必要であり、困難性が高い。また、マイクロアクチュエータの微細な構造においては、大きな負荷に対する耐久性を確保することが難しい。従って、マイクロアクチュエータの高い周波数における共振を、より簡便な構造にて効果的に減衰させることが要求される。
本発明の一態様に係るヘッド・ジンバル・アセンブリは、ヘッド・スライダと、前記ヘッド・スライダを支持し、そのヘッド・スライダを微動させるマイクロアクチュエータと、前記マイクロアクチュエータが固定されたサスペンションと、前記マイクロアクチュエータの固定部と前記サスペンションとの間にあって前記マイクロアクチュエータを前記サスペンションに固定する接着材と、前記マイクロアクチュエータの可動部と前記サスペンションとに接着し、前記接着剤よりも剛性が小さく前記可動部の振動を減衰する粘弾性材とを有する。粘弾性材により、マイクロアクチュエータの動作への影響を小さくしつつ望ましくない振動を効果的に減衰することができる。
好ましい例において、前記マイクロアクチュエータは、圧電素子と、前記ヘッド・スライダと前記圧電素子とがその上に配置されている基板と、を有し、前記基板は前記固定部と前記可動部とを有し、前記可動部は前記圧電素子の伸縮に応じて動くことで前記ヘッド・スライダをディスク対向面の面内方向において微動させる。このようなマイクロアクチュエータにおいて、粘弾性材は特に効果的に作用する。
好ましくは、前記可動部は動きが異なる複数の部分を含み、前記粘弾性材は、前記可動部の一部の部分のみに接着している。これにより、マイクロアクチュエータの動作への影響をより小さくしつつ望ましくない振動を効果的に減衰することができる。
好ましくは、前記可動部は、前記圧電素子の伸縮に応じて回動することで前記ヘッド・スライダを回動させる回動部を含み、前記粘弾性材は、前記基板における前記回動部のみに接着している。さらに好ましくは、前記粘弾性材は前記回動部の回動中心を含む領域に接着している。あるいは、前記粘弾性材は、前記回動部において、その回動中心を含まない複数の領域に離間して固着している。さらに、前記回動中心は前記複数の領域の回転中心であることが好ましい。これらにより、マイクロアクチュエータの動作への影響をより小さくしつつ望ましくない振動を効果的に減衰することができる。
好ましくは、前記可動部はばね機構を有し、前記粘弾性材は、前記可動部における前記ばね機構を外れた位置に接着している。あるいは、前記可動部は、前記圧電素子の伸縮を前記回動部に伝達する並進部を含み、前記前記粘弾性材は、前記並進部における複数の領域に離間して接着していることが好ましい。あるいは、前記可動部は、前記圧電素子が固定されている駆動部を含み、前記前記粘弾性材は、前記駆動部における複数の領域に離間して接着していることが好ましい。これにより、マイクロアクチュエータの動作への影響をより小さくしつつ望ましくない振動を効果的に減衰することができる。
本発明の他の態様は、ディスクを回転するモータと、ヘッド・スライダと、前記ヘッド・スライダを支持し、それを前記ディスク上で移動する移動機構と、を有するディスク・ドライブ装置である。前記移動機構は、前記ヘッド・スライダを支持し、そのヘッド・スライダを微動させるマイクロアクチュエータと、前記マイクロアクチュエータが固定されたサスペンションと、前記マイクロアクチュエータの被固定部と前記サスペンションとの間にあって前記マイクロアクチュエータを前記サスペンションに固定する接着材と、前記マイクロアクチュエータの可動部と前記サスペンションとに接着し、前記接着剤よりも剛性が小さく前記可動部の振動を減衰する粘弾性材と、を有する。粘弾性材により、マイクロアクチュエータの動作への影響を小さくしつつ望ましくない振動を効果的に減衰することができる。
本発明によれば、マイクロアクチュエータの共振を効果的に抑制することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。本実施形態においては、ディスク・ドライブ装置一例として、ハードディスク・ドライブ(HDD)について説明する。
本形態のHDDは、サスペンションに固定されたマイクロアクチュエータを有する。マイクロアクチュエータにヘッド・スライダが固定されている。マイクロアクチュエータは圧電素子と、圧電素子の伸縮に応じて動く可動部を有している。可動部の動きによって、ヘッド・スライダが微動し、ヘッドの精細な位置決めを行うことができる。本形態においては、可動部の少なくとも一部とサスペンションとに粘弾性材が固着している。ヘッド・スライダと磁気ディスクとの接触などにより、可動部は共振を起こしやすい。可動部とサスペンションとの間に粘弾性材を固着することで、可動部の動作を大きく阻害することなく、可動部の共振を効果的に減衰させることができる。
本形態のヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)について説明を行う前に、図1を参照して、HDDの全体構成について説明を行う。HDD1の各構成要素は、ベース102内に収容されている。なお、ベース102内の各構成要素の制御は、ベース外に固定された回路基板上の制御回路(不図示)が行う。HDD1は、データを記憶するディスクである磁気ディスク101を備えている。ヘッド・スライダ105は、ユーザ・データの磁気ディスク101への書き込み及び/又は読み出しを行うヘッド素子部と、そのヘッド素子部がその面上に形成されているスライダとを備えている。
アクチュエータ106は、ヘッド・スライダ105を保持し、それを移動する。アクチュエータ106は回動軸107に回動自在に保持されており、駆動機構としてのボイス・コイル・モータ(VCM)109によって駆動される。アクチュエータ106及びVCM109のアセンブリは、ヘッド・スライダ105の移動機構である。アクチュエータ106は、ヘッド・スライダ105が配置された長手方向におけるその先端部から、サスペンション110、アーム111、コイル・サポート112及びVCMコイル113の順で結合された各構成部材を備えている。また、サスペンション110とヘッド・スライダ105とによってHGAを構成する。
ベース102に固定されたスピンドル・モータ(SPM)103は、所定の角速度で磁気ディスク101を回転する。磁気ディスク101へのアクセス(リードあるいはライト)のため、アクチュエータ106は回転している磁気ディスク101表面のデータ領域上でヘッド・スライダ105を移動する。磁気ディスク101に対向するスライダのABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスク101との間の空気の粘性による圧力が、サスペンション110によって磁気ディスク101方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド・スライダ105は磁気ディスク101上を浮上する。磁気ディスク101の回転が停止する等のときには、アクチュエータ106はヘッド・スライダ105をランプ115に退避させる。尚、CSS(Contact Start and Stop)方式のHDDに、本発明を適用することも可能である。
図2は、本形態のHGA200の各構成要素を示す分解斜視図である。HGA200は、サスペンション110、マイクロアクチュエータ205及びヘッド・スライダ105を有している。サスペンション110は、フレックス・ケーブル201、ジンバル202、ロード・ビーム203及びマウント・プレート204を有している。ロード・ビーム203は、精密な薄板ばねとして、ステンレス鋼などによって形成される。その剛性はジンバル202よりも高い。ロード・ビーム203は、バネ性を有することによってヘッド・スライダ105への荷重を発生させ、それがヘッド・スライダ105のABS面で発生する力とバランスする。
マウント・プレート204及びジンバル202は、例えば、ステンレス鋼で形成する。ジンバル202は、ジンバル・タング224を有しており、マイクロアクチュエータ205とヘッド・スライダ105とは、このジンバル・タング224上に固定される。ジンバル・タング224は弾性的に支持されており、マイクロアクチュエータ205及びヘッド・スライダ105を保持すると共に、自由に傾くことによってヘッド・スライダ105の姿勢制御に寄与する。
フレックス・ケーブル201の一端の各端子はマイクロアクチュエータ205及びヘッド・スライダ105に接続され、他端の端子はアクチュエータ106に固定される基板に接続される。フレックス・ケーブル201は、リード信号やライト信号の他、マイクロアクチュエータ205を制御する制御信号を伝送する。フレックス・ケーブル201は、ジンバル202に接着剤によって固定する。なお、同様の構造をジンバル202上に直接形成することもできる。
図3は、本形態のマイクロアクチュエータ205の構造を模式的に示す分解斜視図である。マイクロアクチュエータ205は、基板であるマイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)251と圧電素子であるピエゾ素子252とから構成されている。ピエゾ素子252は、MEMS251上において、ヘッド・スライダ105と同一の面上に固定される。本例においては、ピエゾ素子252は、MEMS251のディスク対抗面上において、ヘッド・スライダ105のリーディング側に固定される。
図4は、MEMS251の構造を模式的に示す分解斜視図である。MEMS251は、シリコン基板253と、シリコン基板253上に形成される金属層254を有している。金属層254は、典型的には、金により形成される。また、シリコン基板253と金属層254との間には、下地層255が形成される。下地層255も、典型的には、金属層254と同様に金で形成される。
金属層254は、複数の部分から構成されている。プラットフォーム540は、主板541上にパッド542a〜542cを有し、ヘッド・スライダ105はこれらパッド542a〜542c上に接着剤で固定される。接続パッド543a〜543fは、ヘッド・スライダ105の接続パッドと電気的に接続され、ヘッド素子部などの素子に信号を伝送する。接続パッド544a〜544iは、フレックス・ケーブル201の接続パッドと電気的に接続される。ピエゾ素子252は、接続パッド545a、545bに固定されると共に、それら接続パッド545a、545bに電気的に接続される。接続パッド545a、545bは、接続パッド544a、544iに電気的に接続されている。フレックス・ケーブル201、接続パッド544a、544iそして接続パッド545a、545b上を伝送される信号が、ピエゾ素子252を伸縮させる。
シリコン基板253は、可動部と固定部を有している。可動部はピエゾ素子252の伸縮に応じて動く。一方、固定部は、ピエゾ素子252が伸縮しても、実質的に動くことはない。シリコン基板253はエッチング加工され、それによって可動部が形成される。プラットフォーム540はシリコン基板253の可動部の一部に固定されており、可動部の動きに従って回動する。プラットフォーム540と共にその上のヘッド・スライダ105も回動し、これによってヘッド素子部のターゲット・トラック(ターゲット位置)への精細な位置決めを行うことができる。回動量はわずかであり、マイクロアクチュエータ205によるヘッド・スライダ105の動きは微動である。
次に、図5(a)、(b)を参照して、シリコン基板253の構造について詳細に説明する。本形態のHGA200は、シリコン基板253の可動部とジンバル・タング224と接着している粘弾性材を特徴とするが、それについては図7以降において説明を行い、図5(a)、(b)においては説明していない。図5(a)は、シリコン基板253の底面の形状を模式的に示す平面図である。シリコン基板251の底面は、ジンバル・タング224に固着される面であり、ヘッド・スライダ105の搭載面の反対面である。図5(a)においては、反対側に位置するヘッド・スライダ105とピエゾ素子252とが点線で示されている。図5(b)は、ジンバル・タング224に固着されているマイクロアクチュエータ205及びその上のヘッド・スライダ105を模式的に示す断面図である。
図5(a)に示すように、シリコン基板253は、エッチングにより形成された可動部を有している。シリコン基板253は、ピエゾ素子252の伸縮に応じて変形し、それによりヘッド・スライダ105が回動する。可動部は、異なる動きを示し異なる機能を有する複数の部分を含んでいる。具体的には、可動部は、駆動部531、第1並進ばね機構532、並進部533、第2並進ばね機構534、変換部535、第1〜第5回動ばね機構536a〜536e、そして回動部537を含む。回動部537は、回動中心538を含む円形部571、T字状部572、2つの羽状部573a、573b、そして2つの扇状部574a、574bを有している。
駆動部531はピエゾ素子252に結合され、ピエゾ素子252の伸縮と同様の動きを示す。駆動部531は第1並進ばね機構532によって並進部533に連結している。第1並進ばね機構532は、駆動部531及び並進部533に直接連結している。並進部533は、第1並進ばね機構532と第2並進ばね機構534との間にあってこれらに直接連結している。並進部533は、さらに、変換部535を介して、回動部537に連結している。回動部537は、第1〜第5回動ばね機構536a〜536eのそれぞれに直接連結している。回動部537は、回動中心538を中心にして回動する。
第1〜第5回動ばね機構536a〜536eは、それぞれ回動中心538の回りに円を描くように形成されており、その円周方向において離間している。第1〜第5回動ばね機構536a〜536eのそれぞれの間には、回動部537の一部が存在する。回動部537は、回動中心538を含む円形部571、T字状部572、2つの羽状部573a、573b、そして2つの扇状部574a、574bを有している。これらは連続して形成されており、一体的に回動部537を構成する。
T字状部572は円形部571のトレーリング側にあり、2つの羽状部573a、573bは円形部571のリーディング側にある。扇状部574aは第2回動ばね機構536bと第3回動ばね機構536cとの間にあり、扇状部574bは第4回動ばね機構536dと第5回動ばね機構536eとの間にある。可動部以外の部分は、固定部となる。
図5(b)に示すように、プラットフォーム540の主板541は可動部の一部である回動部537に接着剤581によって固定されている。また、シリコン基板253の固定部において可動部の動きを妨げない部分が、ジンバル・タング224に接着剤582によって固定されている。図5(b)に模式的に示すように、回動部537は固定部にばね機構を介して連結されている。回動部537は、固定部及びジンバル・タング224に対して回動する。回動部537に結合されたプラットフォーム540の主板541及びヘッド・スライダ105は、回動部537と同様に回動する。
次に、図6を参照して、シリコン基板253の動きについて説明する。図6において、各矢印は、各部分の動きを示している。ピエゾ素子252の接続パッド545a、545bの一方545aは、シリコン基板253の固定部上にあり、もう一方545bは駆動部531上にある。ピエゾ素子252がシリコン基板253の面内においてディスク半径方向(図6の左右方向)に伸縮すると、接続パッド545b及び駆動部531が変位する。接続パッド545aは固定されたままである。典型的には、ピエゾ素子252には所定のバイアス電圧が加えられ、その電圧を中心として印加電圧が増減される。
駆動部531の動きに従って、第1並進ばね機構532が変形する。第1並進ばね機構532は複数の傾斜梁から構成されており、駆動部531の動きを増幅する機能がある。第1並進ばね機構532の動きに応じて、並進部533がディスクの円周方向(図6の上下方向)において前後に並進する。複数の平行梁から構成される第2並進ばね機構534は、並進部533の動きに応じて、第1並進ばね機構532と同じ方向に伸縮する。
並進部533の変位は変換部535に伝わり、変換部535が並進部533の変位を回動部537に伝達する。変換部535は並進と回動を合わせた動きを行い、可動部内の変位は、変換部535において、並進運動から回動運動に変換される。回動部537は、回動中心538を中心に回動する。このとき、第1〜第5回動ばね機構536a〜536eが、回動部537の動きに応じて伸縮する。以上の動作により、ピエゾ素子252の伸縮により、ヘッド・スライダ105をディスク半径方向(トラックに垂直な方向)において双方向に回動させ、ヘッド素子部の精細な位置決めを行う。
上述のように、本形態のHGA200は、サスペンション110とマイクロアクチュエータ205の可動部との間に粘弾性材を有している。粘弾性材は、サスペンション110とマイクロアクチュエータ205の双方に接着している。可動部は、ヘッド・ディスク接触などによって共振を起こしやすい。可動部が振動していると、ヘッド・スライダ105を正確にターゲット位置に位置決めすることができない。マイクロアクチュエータ205の可動部に接着している粘弾性材は、可動部の振動エネルギを熱エネルギに変換して、可動部の望ましくない振動を減衰させる。
粘弾性材は、マイクロアクチュエータ205をサスペンション110(ジンバル・タング224)に固定する接着材よりも剛性がずっと小さい。減衰の効果は、低速(小振幅、低周波)の振動に対しては小さく、高速(大振幅、高周波)の振動に対しては大きくなる。従って、粘弾性材は、マイクロアクチュエータ205の動作を大きく妨げることがなく、可動部の振動を効果的に減衰させることができる。
しかし、粘弾性材は粘弾性を有するため、可動部の動きに影響を及ぼす。そのため、粘弾性材を付着する位置及び量を選択し、粘弾性材の付着による可動部の剛性の増加を抑えながら、不要振動の大きな減衰効果を得ることが重要である。そのためには、可動部の全域に粘弾性材を付着するのではなく、可動部において選択した一部に粘弾性材を接着することが好ましい。
図7(a)、(b)は、好ましい粘弾性材の接着状態の一例を模式的に示している。図7(a)は、シリコン基板253の底面及びそこに付着している粘弾性部材701を模式的に示す平面図である。図7(b)は、ジンバル・タング224に固着されているマイクロアクチュエータ205、その上のヘッド・スライダ105及びマイクロアクチュエータ205とジンバル・タング224とに接着している粘弾性部材701を模式的に示す断面図である。
粘弾性部材701は、シリコン基板253における回動部537の円形部571に接着しており、接着領域は回動中心538を含んでいる。好ましくは、粘弾性部材701が回動中心538を中心に点対称形状であり、図7(a)に示すように円形であることがさらに好ましい。図7(b)に示すように、粘弾性部材701は、シリコン基板253とジンバル・タング224の間にあって、双方に接着している。粘弾性部材701は、シリコン基板253をジンバル・タング224に固定する接着材582よりもずっと剛性が小さい。
図7(a)の例において、粘弾性材は回動部537のみに接着しており、可動部の他の部分には粘弾性材は接着されていない。また、回動部537には一つの粘弾性部材701のみが接着している。粘弾性部材701は円形部571内にあって、その外側へは広がっていない。粘弾性材によるマイクロアクチュエータ205の動作への悪影響を抑えるため、粘弾性材は、ばね機構532、534、536a〜536eを外した位置に付着していることが好ましい。ばね機構の微小な梁の部分に粘弾性材が接着していると、ばね機構を構成する小さい梁に不要な拘束力が加わり、過度の応力の発生や破壊が懸念されるからである。
粘弾性部材701のように回動中心538付近に粘弾性材を付着する場合、その減衰効果は小さくなるが、粘弾性材による剛性増加を小さくすることができる。従って、粘弾性材によるマイクロアクチュエータ動作への悪影響を効果的に抑えることができる。粘弾性材の接着位置が回動中心538から離れるに従って、粘弾性材による振動減衰効果が大きくなる。
図8は、回動部537において、回動中心538から離れた位置に粘弾性材を接着する好ましい例を示している。図8において、互いに離間している3つの粘弾性部材702〜704が回動部537に接着している。粘弾性部材702〜704が接着している領域は回動中心538を含んでおらず、粘弾性部材702〜704は回動中心538を外れた領域に接着している。シリコン基板253に接着している粘弾性材は、粘弾性部材702〜704のみである。
具体的には、粘弾性部材702、704は、それぞれ、回動部537の羽状部573a、573bに接着しており、粘弾性部材703はT字状部572に接着している。回動中心538についての円周方向において、粘弾性部材702と粘弾性部材703との間には、回動ばね機構536b、536cが存在し、粘弾性部材703と粘弾性部材704との間には、回動ばね機構536d、536eが存在し、粘弾性部材704と粘弾性部材702との間には、回動ばね機構536aが存在する。
粘弾性材による回動部537の剛性増加を許容できる場合には、このように回動中心538から離れた位置に粘弾性材を付着することによって、振動減衰効果を増やすことができる。このとき、互いに離間した複数の粘弾性部材を回動部537に接着することが好ましい。複数の粘弾性部材を接着することで、粘弾性部材が拘束部材として機能して、回動中心538がずれる、あるいは、回動ばね機構536a〜536eを構成する梁の応力分布が偏って過度の応力が発生することや梁が破壊されることを避けることができる。
この点から、粘弾性部材は、図8に示すように、回動中心538の回りにバランスよく配置することが好ましい。具体的には、粘弾性部材702〜704のように、回動中心538が粘弾性部材の回転中心となっていることが好ましい。また、よりバランスよく粘弾性部材を配置するために、回動部537において、回動中心538から離れた位置に3以上の粘弾性部材が接着されていることが好ましい。
上記例においては、粘弾性材は回動部537上に配置されている。可動部の他の部分に粘弾性材を配置することができる。図9は、並進部533に粘弾性材を接着する好ましい例を示している。図9において、互いに離間した二つの粘弾性部材705、706が並進部533に接着している。粘弾性部材705、706は並進部533内に収まっており、その外へは広がっていない。図9において、シリコン基板253に接着している粘弾性材は、粘弾性部材705、706のみである。
並進部533の変位は、回動中心538付近よりも大きい。そのため、粘弾性材による大きな減衰効果を期待することができる。一方、粘弾性材よる剛性増加の影響も大きくなる。このため、並進部533には、図9に示すように、複数の粘弾性部材を接着することが好ましい。一箇所のみに粘弾性材を接着すると、それが拘束材として働き、モーメントが発生して並進の軌道がずれる、あるいは、並進ばね機構532、534を構成する梁の応力分布が偏り、過度の応力が発生することが懸念されるからである。
従って、複数の小さい粘弾性部材を接着することによって、剛性の増加を抑えながら振動減衰効果を得ることができる。また、粘弾性材の拘束力によるモーメントを抑え、並進部533の並進を保ち、梁の応力分布の偏りを防ぐことができる。この観点から、並進部533は、粘弾性部材705、706のように、二つの粘弾性部材を接着することがより好ましい。
図10は、駆動部531に粘弾性材を接着する好ましい例を示している。図10において、互いに離間した二つの粘弾性部材707、708が駆動部531に接着している。粘弾性部材707、708は駆動部531内に収まっており、その外へは広がっていない。図10において、シリコン基板253に接着している粘弾性材は、粘弾性部材707、708のみである。駆動部531に粘弾性材を接着する場合に考慮する点は、並進部533と同様である。剛性の増加を抑えながら振動減衰効果を得るため、図10に示すように、複数の小さい粘弾性部材707、708を接着することが好ましい。また、駆動部531は、粘弾性部材707、708のように、二つの粘弾性部材を接着することがより好ましい。
可動部の一部である変換部535に粘弾性材を接着することによって、振動減衰効果を得ることができる。しかし、変換部535は並進と回動を併せた動きをするため、接着した粘弾性材が拘束材として働いて、前後の細い部分に過度の応力を発生させることが懸念される。そのため、可動部に粘弾性材を接着する場合、変換部535を外れた位置に粘弾性材を接着することが好ましい。
図7〜図10を参照して、異なる位置に粘弾性材を接着する例を説明した。しかし、これらから選択した複数の位置に粘弾性材を接着することができる。例えば、回動部537と並進部533の双方に粘弾性材を接着することができる。あるいは、回動部537と駆動部531との双方に粘弾性材を接着することができる。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。例えば、本発明はHDDに特に有用であるが、それ以外のディスク・ドライブ装置に適用してもよい。本発明は、上記実施形態のように変形基板を有するマイクロアクチュエータに特に有用であるが、ヘッド・スライダを挟持して微動するアームを有するマイクロアクチュエータのような、他のタイプのマイクロアクチュエータに適用することができる。
本実施形態に係るHDDの筐体のカバーがない状態を示す平面図である。 本実施形態に係るHGAの各構成要素を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るマイクロアクチュエータ及びヘッド・スライダの構造を模式的に示す分解斜視図である。 本実施形態に係るマイクロアクチュエータのMEMSの構造を模式的に示す分解斜視図である。 本実施形態に係るMEMSのシリコン基板の構造を模式的に示す図である。 本実施形態に係るMEMSのシリコン基板の動きを模式的に示す図である。 本実施形態において、好ましい粘弾性材の接着状態の一例を模式的に示す図である。 本実施形態において、好ましい粘弾性材の接着状態の他の一例を模式的に示す図である。 本実施形態において、好ましい粘弾性材の接着状態の他の一例を模式的に示す図である。 本実施形態において、好ましい粘弾性材の接着状態の他の一例を模式的に示す図である。
符号の説明
1 ハードディスク・ドライブ、101 磁気ディスク、102 ベース
103 スピンドル・モータ、105 ヘッド・スライダ
106 アクチュエータ、107 回動軸、109 ボイス・コイル・モータ
110 サスペンション、111 アーム、112 コイル・サポート
113 VCMコイル、115 ランプ、201 フレックス・ケーブル
202 ジンバル、203 ロード・ビーム、204 マウント・プレート
205 マイクロアクチュエータ、224 ジンバル・タング
251 マイクロエレクトロメカニカルシステム、252 ピエゾ素子、
253 シリコン基板、254 金属層、255 下地層
531 駆動部、532 第1並進ばね機構、533 並進部、534 第2並進ばね機構、535 変換部、536a〜536e 第1〜第5回動ばね機構、537 回動部
538 回動中心 571 円形部、572 T字状部、573a、573b 羽状部
540 プラットフォーム、541 主板、543a〜543f 接続パッド
544a〜544i 接続パッド、545a、545b 接続パッド
574a、574b 扇状部、581、582 接着剤、701〜708 粘弾性部材

Claims (20)

  1. ヘッド・スライダと、
    前記ヘッド・スライダを支持し、そのヘッド・スライダを微動させるマイクロアクチュエータと、
    前記マイクロアクチュエータが固定されたサスペンションと、
    前記マイクロアクチュエータの固定部と前記サスペンションとの間にあって前記マイクロアクチュエータを前記サスペンションに固定する接着材と、
    前記マイクロアクチュエータの可動部と前記サスペンションとに接着し、前記接着剤よりも剛性が小さく前記可動部の振動を減衰する粘弾性材と、
    を有するヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  2. 前記マイクロアクチュエータは、圧電素子と、前記ヘッド・スライダと前記圧電素子とがその上に配置されている基板と、を有し、
    前記基板は前記固定部と前記可動部とを有し、
    前記可動部は前記圧電素子の伸縮に応じて動くことで前記ヘッド・スライダをディスク対向面の面内方向において微動させる、
    請求項1に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  3. 前記可動部は動きが異なる複数の部分を含み、
    前記粘弾性材は、前記可動部の一部の部分のみに接着している、
    請求項2に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  4. 前記可動部は、前記圧電素子の伸縮に応じて回動することで前記ヘッド・スライダを回動させる回動部を含み、
    前記粘弾性材は、前記基板における前記回動部のみに接着している、
    請求項2に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  5. 前記粘弾性材は前記回動部の回動中心を含む領域に接着している、
    請求項4に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  6. 前記粘弾性材は、前記回動部において、その回動中心を含まない複数の領域に離間して固着している、
    請求項4に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  7. 前記回動中心は、前記複数の領域の回転中心である、
    請求項6に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  8. 前記可動部はばね機構を有し、
    前記粘弾性材は、前記可動部における前記ばね機構を外れた位置に接着している、
    請求項2に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  9. 前記可動部は、前記圧電素子の伸縮を前記回動部に伝達する並進部を含み、
    前記前記粘弾性材は、前記並進部における複数の領域に離間して接着している、
    請求項2に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  10. 前記可動部は、前記圧電素子が固定されている駆動部を含み、
    前記前記粘弾性材は、前記駆動部における複数の領域に離間して接着している、
    請求項2に記載のヘッド・ジンバル・アセンブリ。
  11. ディスクを回転するモータと、
    ヘッド・スライダと、
    前記ヘッド・スライダを支持し、前記ディスク上で前記ヘッド・スライダを移動する移動機構と、
    を有し、
    前記移動機構は、
    前記ヘッド・スライダを支持し、そのヘッド・スライダを微動させるマイクロアクチュエータと、
    前記マイクロアクチュエータが固定されたサスペンションと、
    前記マイクロアクチュエータの被固定部と前記サスペンションとの間にあって前記マイクロアクチュエータを前記サスペンションに固定する接着材と、
    前記マイクロアクチュエータの可動部と前記サスペンションとに接着し、前記接着剤よりも剛性が小さく前記可動部の振動を減衰する粘弾性材と、
    を有する、
    ディスク・ドライブ装置。
  12. 前記マイクロアクチュエータは、圧電素子と、前記ヘッド・スライダと前記圧電素子とがその上に配置されている基板と、を有し、
    前記基板は前記固定部と前記可動部とを有し、
    前記可動部は前記圧電素子の伸縮に応じて動くことで前記ヘッド・スライダをディスク対向面の面内方向において微動させる、
    請求項11に記載のディスク・ドライブ装置。
  13. 前記可動部は動きが異なる複数の部分を含み、
    前記粘弾性材は、前記可動部の一部の部分のみに接着している、
    請求項12に記載のディスク・ドライブ装置。
  14. 前記可動部は、前記圧電素子の伸縮に応じて回動することで前記ヘッド・スライダを回動させる回動部を含み、
    前記粘弾性材は、前記基板における前記回動部のみに接着している、
    請求項12に記載のディスク・ドライブ装置。
  15. 前記粘弾性材は前記回動部の回動中心を含む領域に接着している、
    請求項14に記載のディスク・ドライブ装置。
  16. 前記粘弾性材は、前記回動部において、その回動中心を含まない複数の領域に離間して固着している、
    請求項14に記載のディスク・ドライブ装置。
  17. 前記回動中心は、前記複数の領域の回転中心である、
    請求項16に記載のディスク・ドライブ装置。
  18. 前記可動部はばね機構を有し、
    前記粘弾性材は、前記可動部における前記ばね機構を外れた位置に接着している、
    請求項12に記載のディスク・ドライブ装置。
  19. 前記可動部は、前記圧電素子の伸縮を前記回動部に伝達する並進部を含み、
    前記前記粘弾性材は、前記並進部における複数の領域に離間して接着している、
    請求項12に記載のディスク・ドライブ装置。
  20. 前記可動部は、前記圧電素子が固定されている駆動部を含み、
    前記前記粘弾性材は、前記駆動部における複数の領域に離間して接着している、
    請求項12に記載のディスク・ドライブ装置。
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