JPS5946340B2 - 加速度計 - Google Patents

加速度計

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JPS5946340B2
JPS5946340B2 JP11499477A JP11499477A JPS5946340B2 JP S5946340 B2 JPS5946340 B2 JP S5946340B2 JP 11499477 A JP11499477 A JP 11499477A JP 11499477 A JP11499477 A JP 11499477A JP S5946340 B2 JPS5946340 B2 JP S5946340B2
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JP
Japan
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pendulum
coil
force
circuit
accelerometer
Prior art date
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JP11499477A
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English (en)
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JPS5448290A (en
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茂憲 伊藤
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NIPPON AVIATION ELECTRONICS
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NIPPON AVIATION ELECTRONICS
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は振子式加速度計の振子の変位を発光ダイオード
とフォトダイオードとで検出し、その出力を増巾し進相
してフィードバックしトルクリバランスとダンピングと
を並行して行なう機能を備えた加速度計に関するもので
ある。
従来、振子式加速度計において振子の振動を抑制する方
法すなわちダンピングにはオイルダンピング、エアダン
ピング又は磁石の間を振子に取付けたアルミ板が通過し
たときアルミ板に発生する渦電流の反力によるものなど
が使われている。
オイルダンピングではオイルの洩れの防止と温度変化に
よるオイルの体積変化の補償とのため構造が複雑となり
、エアダンピングでは極めて狭い隙間に空気を通過させ
て行なうので、その部分の工作に高い精度を要し、渦電
流によるダンピングでは構造が大きくなり小型化が困難
である。また振子の変位の検出方法には差動トランスに
よる方法、キャパシタンスの変化による方法があるが何
れも励磁するための交流発振器とデモジユレータ、フィ
ルタ等複雑な電気回路が必要である。従つてこれらを使
つた加速度計は高価となり、前述の点と共に各種の欠点
があつた。本発明の目的はこれらの欠点を除き振子の変
位の検出方法とダンピングの方法とに改良を加え、構造
及び電気回路を簡単にし安価でしかも比較的高精度の加
速度計を提供することにある。
すなわち、本発明に係る加速度計はトルクリバランス型
の振子式加速度計において加速度を受けたときの振子の
変位を発光ダイオードと差動接続した複数のフォトダイ
オードとで検出し、その出力を増巾し進相させて前記振
子に取付けたコイルにフィードバックし、前記コイルと
対応する磁石との間に、加速度により前記振子の受ける
力に平衡する力と前記振子の振動を抑制する力とを発生
する機能を具備することを特徴とするものである。以下
本発明に係る一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図において円柱状のコア3を挟んで磁石1、2が対
向しており、磁石1、2は一方がN極、他方がS極とな
つている。コア3は強磁性材料で作られておりNS極間
の磁界の減衰を防止し、磁極1、2との間の空間に強い
磁界が存在するようにしている。磁石1、2及びコア3
は適当に外箱(図示せず)に固定してある。コイル4は
コア3の中心軸と磁石1、2のNS軸とを通る平面上に
あつてコア3と一定の間隔を保つて短形状をなしており
、被覆電線を複数回捲いたものである。コイル4はコア
3の軸線の延長上において一端をコイル4に他端を外箱
に取付けた細いトーシヨンバ一5,5′によつて外箱に
支持されている。またコイル4にトーシヨンバ一5を取
り付けた部分から磁石1,2のNS軸に直角に一方向に
延びてコイル4に取付けた支柱6がありその先端にスリ
ツト8を有するスリツト板7がある。細いトーシヨンバ
一5,5′で支えられたコイル4は支柱6とスリツト板
7とが振子となつて極めて感度が良くトーシヨンバ一5
,5′の廻りに或る角度範囲を回転することができる。
コイル4は適当な捲数が捲いてあつて上述した振子が加
速度によつて零点から変位したときコイル4に流れる電
流と磁石1,2の磁界との間に力を発生して振子を零点
に引き戻すようにしてある。スリツト8を挟んでコア3
の中心軸と平行な線上に発光ダイオード9と複数のフオ
トダイオード10,11とが対向するように外箱に取付
けてある。フオトダイオード10,11は磁石1,2の
NS軸と平行に隣接していてスリツト8を通過する発光
ダイオード9の光がフオトダイオード10,11に等分
に入射するようになつている。加速度を受けるとスリツ
ト8がトーシヨンバ一5,5′を中尼そして変位しフオ
トダイオード10,11の入射光量に差を生じるように
なつている。発光ダイオード9及びフオトダイオード1
0,11は第2図に示す電気回路のように接続してある
。発光ダイオード9は光量を調節するための抵抗12と
直列に直流電源に接続してある。フオトダイオード10
,11は差動接続してあつて、その出力はオペアンプ1
3及び抵抗14,15からなる増巾回路によつて増巾さ
れる。オペアンプ13の出力は加速度の加わる方向によ
つて正の電圧又は負の電圧になる。この出力を更に抵抗
16,17及びコンデンサ18からなる位相進み回路、
オペアンプ19及び抵抗20,21からなる増巾回路を
経由してコイル4にフィードバツクし、読取抵抗22を
経由してグランドに接続してある。従つてコイル4には
電流が流れ加速度を受けて変位したスリツト8を零点に
戻す力を発生し加速度によつて振子に加わる力と平衡す
る。その時コイル4に流れている電流は加わつた加速度
に比例するので読取抵抗22の両端に設けた端子23に
発生する電圧も加速度に比例する。従つて端子23の出
力によつて加速度を検出できる。なお上述のように振子
を零点に戻す力と加速度によつて振子に加わる力とが平
衡に入る場合には、その平衡点を振子が常に行き過ぎる
ために振動を発生する。この振動を抑制しダンピングし
てやれば平衡点に静止する。この振動を抑制するための
出力をコイル4に加えてやるために位相進み回路が設け
てある。第3図によつて詳細に説明しよう。抵抗16,
17及びコンデンサ18からなる位相進み回路は解り易
くすれば第3図aに示す抵抗16,17からなる回路と
第3図bに示す抵抗17とコンデンサ18からなる回路
を組合せたものである。今Xをスリツト8の変位とし、
フオトダイオード10,11にそれに等しい差動信号が
発生したとする。増巾回路13,14,15の増巾率k
1、抵抗16,17からなる回路の減衰率 、コンデ
ンサ18kゝと抵抗17からなる回路の減d率を1、増
巾回k ゝ路19,20,21の増巾率K2、及びコイ
ル4による力の発生常数K3とすれば、第3図aは入力
K,Xに対し出力1x、第3図は入力KlXに対し出カ
ビ1xとなる。
2この組合せ出力(Klx+PユX)KI2k2が乗≦
られてコイル4に入劣+る。
従つてコイル4により発生する力は(Klk3X+k1
礪K3x)となる。振子に働く力をFとすれ5...ば
F=Mx+Rx+Kxで表わされるが、Kxはフイード
バツク電流による力とトーシヨンバ一5,5′の捩れに
よる力K4Xとの和である。
従つてF=・・ ・ Klk2k3m
X+RX+Klk3X+ Kx+K4xすなわちF=m
;+(r+Klk2k3ず妥+Kxとなり振子のk振動
を抑制する減衰ムである交の項を大きくすることができ
る。
ただしこの構造では摩擦力は殆A7どないのでrは殆ん
ど零である。以上のように位相進み回路によつてコイル
4に振子のダンピングを行うための電流を流すことがで
きる。なおこの加速度計に使用する直流電源は加速度計
の精度の上から安定化電源例えば電池を用いることが望
ましい。なお振子の変位の検出を差動トランスによる場
合又はキヤパシタンスの変化による場合には励磁用の交
流発振回路のほかに検出した出力を増巾回路で増巾し、
デモジユレータ回路で整流した後位相進み回路を経由し
て振子に取りつけたコイルにフイードバツクする。従つ
て実施例のように電気回路を簡単にすることはできない
が振子の動作の上では異なるところがない。以上の説明
から明らかなようにコイルにフイードバツクする電流回
路に位相進み回路を設けることによつて振子の振動を抑
制するダンピング効果を併せて持たせることができ従来
のダンピング方法のような複雑な構造成は大型の構造が
不要となり簡単で小型の構造にすることができる。
また振子の変位の検出を発光ダイオード及びフオトダイ
オードを用いて行なうことにより電気回路を極めて簡単
にすることができる。従つてこれらの効果と共に安価に
できる等多くの利点がある。なお上述は構造及び電気回
路の一例を示したがこれらの設計変更によるものをも含
むことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の構造の要部を示す説明
図、第2図はこの実施例に使用する電気回路図、第3図
は第2図に示す位相進み回路を理解し易く分解した説明
図である。 1,2・・・・・・磁石、3・・・・・・コア、4・・
・・・・コイル(振子)、5,5ξ・・・・・トーシヨ
ンバ一(振子)、6・・・・・・支柱(振子)、7・・
・・・・スリツト板(振子)、9・・・・・・発光ダイ
オード、10,11・・・・・・フオトダイオード、1
3,14,15・・・・・・増巾回路、16,17,1
8・・・・・・位相進み回路、19,20,21・・・
・・・増巾回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トルクリバランス型の振子式加速度計の振子の変位
    を検出し増巾して振子に取りつけたコイルにフィードバ
    ックする回路において、位相進み回路を付加することに
    より、加速度により振子の受ける力に平衡する力のほか
    に振子の振動を抑制する力を前記コイルと対応する磁石
    との間に発生させる機能を具備したことを特徴とする加
    速度計。 2 振子の変位の検出を、直流を供給した発光ダイオー
    ドと差動接続した複数のフォトダイオードとを用いて行
    なうようにした特許請求の範囲第1項記載の加速度計。
JP11499477A 1977-09-24 1977-09-24 加速度計 Expired JPS5946340B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11499477A JPS5946340B2 (ja) 1977-09-24 1977-09-24 加速度計

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JP11499477A JPS5946340B2 (ja) 1977-09-24 1977-09-24 加速度計

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Publication Number Publication Date
JPS5448290A JPS5448290A (en) 1979-04-16
JPS5946340B2 true JPS5946340B2 (ja) 1984-11-12

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ID=14651674

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6187363U (ja) * 1984-11-14 1986-06-07
JPS6187362U (ja) * 1984-11-14 1986-06-07
JPS60235069A (ja) * 1984-05-08 1985-11-21 Yukio Saito トルク平衡型加速度計
JPS6186613A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 Takao Yamaguchi 空間回動角算定装置
JP2687242B2 (ja) * 1989-08-10 1997-12-08 ジェコー株式会社 サーボ加速度計

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JPS5448290A (en) 1979-04-16

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