JPS6126625B2 - - Google Patents
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- JPS6126625B2 JPS6126625B2 JP53115215A JP11521578A JPS6126625B2 JP S6126625 B2 JPS6126625 B2 JP S6126625B2 JP 53115215 A JP53115215 A JP 53115215A JP 11521578 A JP11521578 A JP 11521578A JP S6126625 B2 JPS6126625 B2 JP S6126625B2
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- coil
- accelerometer
- temperature sensing
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P15/11—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by inductive pick-up
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P1/00—Details of instruments
- G01P1/006—Details of instruments used for thermal compensation
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
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- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P15/13—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by measuring the force required to restore a proofmass subjected to inertial forces to a null position
- G01P15/132—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by measuring the force required to restore a proofmass subjected to inertial forces to a null position with electromagnetic counterbalancing means
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は全体として加速度感応装置に関し、更
に詳しくは永久磁石−可動コイル再平衡装置と、
温度変化による加速度計の応答変化を最小にする
独特の温度補償手段を備えた加速度計に関する。
に詳しくは永久磁石−可動コイル再平衡装置と、
温度変化による加速度計の応答変化を最小にする
独特の温度補償手段を備えた加速度計に関する。
加速度感応装置は各種の装置に用いられて、そ
の中で本質的な感知機能を果している。装置の動
作に対する条件および利用技術が一段と進むにつ
れて、センサに対する次の如き要求が高まつてき
た。すなわち、より改良された感度、安定性、精
確さ、応答の直線性、信頼性ならびに堅牢性、即
応性そして更に低価格と言つた諸要求である。ま
た、広い温度範囲にわたつて、精度を維持すると
言う要求は、安定性、感度および応答の直線性に
関しては絶対的な要求であることは疑う余地がな
い。現状の技術では、上述の要求を一挙に解決す
る改善はとても困難であり、たとえ、一つの要求
を満す改善が出来たとしても、それは他への不利
益な影響を伴わずにはいない。それにも拘らず、
知られる分野のすべてにわたつて優れた動作をす
る汎用加速度センサに対する要求は厳然として存
在しており、特に航空機、ミサイル誘導システム
の分野では尚更の要求である。
の中で本質的な感知機能を果している。装置の動
作に対する条件および利用技術が一段と進むにつ
れて、センサに対する次の如き要求が高まつてき
た。すなわち、より改良された感度、安定性、精
確さ、応答の直線性、信頼性ならびに堅牢性、即
応性そして更に低価格と言つた諸要求である。ま
た、広い温度範囲にわたつて、精度を維持すると
言う要求は、安定性、感度および応答の直線性に
関しては絶対的な要求であることは疑う余地がな
い。現状の技術では、上述の要求を一挙に解決す
る改善はとても困難であり、たとえ、一つの要求
を満す改善が出来たとしても、それは他への不利
益な影響を伴わずにはいない。それにも拘らず、
知られる分野のすべてにわたつて優れた動作をす
る汎用加速度センサに対する要求は厳然として存
在しており、特に航空機、ミサイル誘導システム
の分野では尚更の要求である。
非集積型の加速度計が備えねばならない作用の
一つに、加速度によつて変位された質量を所定の
休止位置に戻す作用がある。永久磁石−可動コイ
ル再平衡装置は動作・価格の両面に対して可成り
な見通しを与えてきた。しかしながら、この装置
は可動コイルを取り巻く領域の磁束密度が変化し
たとき、入力加速度または目盛係数の変化に起因
する応答の大きさを変化させると云う特徴があ
る。磁束密度が変化する原因の一つは、磁性材料
の透磁率が温度依存性をもつことである。最も安
定だと称される磁性材料は比較的小さい温度依存
性を有しているが、最も望ましい加速度計が要求
するものに適合した材料はまだ得られていない。
一つに、加速度によつて変位された質量を所定の
休止位置に戻す作用がある。永久磁石−可動コイ
ル再平衡装置は動作・価格の両面に対して可成り
な見通しを与えてきた。しかしながら、この装置
は可動コイルを取り巻く領域の磁束密度が変化し
たとき、入力加速度または目盛係数の変化に起因
する応答の大きさを変化させると云う特徴があ
る。磁束密度が変化する原因の一つは、磁性材料
の透磁率が温度依存性をもつことである。最も安
定だと称される磁性材料は比較的小さい温度依存
性を有しているが、最も望ましい加速度計が要求
するものに適合した材料はまだ得られていない。
温度変化に対する加速度計動作を改善する一つ
のよく知られた方法は、ヒーターとか、その他の
温度制御装置によつて、加速度計に安定した温度
環境を作つてやることである。しかしながら、満
足な温度制御装置は一般に、複雑でコストも高
く、また応答時間も遅くなり勝ちである。それ
故、温度制御を必要とするような加速度計は、航
空機用、ミサイル誘導用として要求されるものに
は不適当であり、更に低コストと言うすべての応
用分野からの要求を満すものではない。本出願人
は上述のような諸問題を解決するために、永久磁
石−可動コイル加速度計再平衡装置において、発
生する磁場を強める独特の装置を発明した。この
装置における補償装置は構造が簡単で信頼性も高
く、かつコストも低い利点を有し、永久磁石−可
動コイル型加速度計が持つ速い応答時間を何ら損
うものではない。本発明の温度補償装置を用いた
加速度計は、これまでの低コストで簡単な加速度
計では達し得なかつた動作と信頼性を実現するこ
とができた。
のよく知られた方法は、ヒーターとか、その他の
温度制御装置によつて、加速度計に安定した温度
環境を作つてやることである。しかしながら、満
足な温度制御装置は一般に、複雑でコストも高
く、また応答時間も遅くなり勝ちである。それ
故、温度制御を必要とするような加速度計は、航
空機用、ミサイル誘導用として要求されるものに
は不適当であり、更に低コストと言うすべての応
用分野からの要求を満すものではない。本出願人
は上述のような諸問題を解決するために、永久磁
石−可動コイル加速度計再平衡装置において、発
生する磁場を強める独特の装置を発明した。この
装置における補償装置は構造が簡単で信頼性も高
く、かつコストも低い利点を有し、永久磁石−可
動コイル型加速度計が持つ速い応答時間を何ら損
うものではない。本発明の温度補償装置を用いた
加速度計は、これまでの低コストで簡単な加速度
計では達し得なかつた動作と信頼性を実現するこ
とができた。
本発明による加速度計は、可動にけん垂された
質量の少なくとも一部を形成するコイル手段を含
むように磁場を発生する永久磁石手段と、その磁
石手段に関して、予め定められた位置に質量を保
持するようにコイル手段に電流供給をおこなうサ
ーボ機構と、上述の予め定められた位置に対する
質量の変位を示す信号を供給する検出手段を含ん
で構成されている。温度補償は、前述の永久磁石
手段の温度を示す温度信号を発生する温度感知手
段と、永久磁石手段と連動して磁場を強める補助
コイルと、温度信号に応じて補助コイルに温度補
償電流を供給する増巾手段とによつて行なわれ
る。
質量の少なくとも一部を形成するコイル手段を含
むように磁場を発生する永久磁石手段と、その磁
石手段に関して、予め定められた位置に質量を保
持するようにコイル手段に電流供給をおこなうサ
ーボ機構と、上述の予め定められた位置に対する
質量の変位を示す信号を供給する検出手段を含ん
で構成されている。温度補償は、前述の永久磁石
手段の温度を示す温度信号を発生する温度感知手
段と、永久磁石手段と連動して磁場を強める補助
コイルと、温度信号に応じて補助コイルに温度補
償電流を供給する増巾手段とによつて行なわれ
る。
永久磁石手段は、入力軸に沿つて一線配列され
た永久磁石と、この永久磁石と協働して、内向き
および外向きに発生する放射磁場をそれぞれ含む
第1,第2環状ギヤツプを形成する透磁性スリー
ブからなつている。質量は永久磁石とスリーブ間
で同心にけん垂された管状ボビンからなつてい
て、このボビンは反対方向に巻回され、かつ直列
に接続され、更に第1,第2環状ギヤツプのそれ
ぞれの中央部に位置して形成した第1,第2コイ
ルを備えている。温度感知手段および補助コイル
は永久磁石上に巻回されたコイルである。
た永久磁石と、この永久磁石と協働して、内向き
および外向きに発生する放射磁場をそれぞれ含む
第1,第2環状ギヤツプを形成する透磁性スリー
ブからなつている。質量は永久磁石とスリーブ間
で同心にけん垂された管状ボビンからなつてい
て、このボビンは反対方向に巻回され、かつ直列
に接続され、更に第1,第2環状ギヤツプのそれ
ぞれの中央部に位置して形成した第1,第2コイ
ルを備えている。温度感知手段および補助コイル
は永久磁石上に巻回されたコイルである。
したがつて、本発明の主目的はすぐれた動作特
性を備えた加速度計を提供することである。
性を備えた加速度計を提供することである。
更に、本発明の目的は改良された応答の直線性
と、一定目盛係数とによつて特徴づけられた加速
度計を提供することである。
と、一定目盛係数とによつて特徴づけられた加速
度計を提供することである。
更に、本発明の目的は永久磁石−可動コイル再
平衡装置を備えた加速度計のすぐれた動作特性を
損うことのない独特の温度補償装置を提供するこ
とである。
平衡装置を備えた加速度計のすぐれた動作特性を
損うことのない独特の温度補償装置を提供するこ
とである。
更に、本発明の目的は温度変化の影響を最小限
にするために磁場の強さを増大するようにした永
久磁石型加速度計を提供することである。
にするために磁場の強さを増大するようにした永
久磁石型加速度計を提供することである。
更に、本発明の目的は、永久磁石−可動コイル
型平衡装置を採用した温度補償型加速度計を提供
することである。
型平衡装置を採用した温度補償型加速度計を提供
することである。
以下、添付図面を参照して本発明を詳述する。
第1図において、参照番号10は永久磁石−可
動コイル再平衡装置を採用した線形加速度計の全
体を示す。この加速度計10は永久磁石手段を含
み、この永久磁石手段は入力軸12に一線配置さ
れ、かつその両端に取付けたポールピース13,
14を備え、更に透磁性材料を用いた同心環状ス
リーブ15によつて包囲された円筒永久磁石11
からなつている。スリーブ15は永久磁石11お
よびポールビーズ13,14と共に入力軸12に
沿つて延在している。更に、このスリーブ15は
永久磁石・ポールピースと協働して一対の分離し
た環状領域16,17を形成し、この領域は反対
方向の向きをもつ磁場を含んでいる。
動コイル再平衡装置を採用した線形加速度計の全
体を示す。この加速度計10は永久磁石手段を含
み、この永久磁石手段は入力軸12に一線配置さ
れ、かつその両端に取付けたポールピース13,
14を備え、更に透磁性材料を用いた同心環状ス
リーブ15によつて包囲された円筒永久磁石11
からなつている。スリーブ15は永久磁石11お
よびポールビーズ13,14と共に入力軸12に
沿つて延在している。更に、このスリーブ15は
永久磁石・ポールピースと協働して一対の分離し
た環状領域16,17を形成し、この領域は反対
方向の向きをもつ磁場を含んでいる。
スリーブ15はまた、端部ギヤツプ18,19
を含むハウジングの中央部分を構成し、このハウ
ジング内には入力軸12と一致する円対称軸を持
つ管状質量またはボビン20がけん垂される。ボ
ビン20は直列に接続され、かつ反対方向に巻回
された一対のコイル21,22を有し、このコイ
ルは磁場の環状領域と同じだけ離間した平行平面
上に集中している。
を含むハウジングの中央部分を構成し、このハウ
ジング内には入力軸12と一致する円対称軸を持
つ管状質量またはボビン20がけん垂される。ボ
ビン20は直列に接続され、かつ反対方向に巻回
された一対のコイル21,22を有し、このコイ
ルは磁場の環状領域と同じだけ離間した平行平面
上に集中している。
ボビン20は一対の円板形のねじれヒンジけん
垂装置アセンブリ23,24によつて入力軸12
に沿つて運動可能にけん垂されている。上述のけ
ん垂装置アセンブリの各々は、入力軸12に直角
をなす平行な複数軸に沿つて配置された、ねじれ
部材によつて接続される3個の同心リングから構
成されている。けん垂装置アセンブリ23,24
は本出願人の米国特許願第835274号に詳細に開示
されているので、このけん垂装置および参照番号
10で示す加速度計の構造・動作をさらに理解す
る場合にはそれらを参照されたい。
垂装置アセンブリ23,24によつて入力軸12
に沿つて運動可能にけん垂されている。上述のけ
ん垂装置アセンブリの各々は、入力軸12に直角
をなす平行な複数軸に沿つて配置された、ねじれ
部材によつて接続される3個の同心リングから構
成されている。けん垂装置アセンブリ23,24
は本出願人の米国特許願第835274号に詳細に開示
されているので、このけん垂装置および参照番号
10で示す加速度計の構造・動作をさらに理解す
る場合にはそれらを参照されたい。
加速度計10はボビン20が、加速度計ハウジ
ングに関して予め定めた位置に対して起した変位
を示す信号を発生する位置検出手段を含んでい
る。第1図に示す検出手段はその全体を参照番号
25,26によつて示す一対の可変容量からなつ
ている。各容量は、けん垂装置アセンブリ23,
24の一つの外側リングと、それに隣る加速度計
に固定された容量板とからなつている。例えば、
一対の容量26は、けん垂装置アセブリン24の
外側リング27と、静止絶縁支持円板30,31
上の固定板28,29からなつている。
ングに関して予め定めた位置に対して起した変位
を示す信号を発生する位置検出手段を含んでい
る。第1図に示す検出手段はその全体を参照番号
25,26によつて示す一対の可変容量からなつ
ている。各容量は、けん垂装置アセンブリ23,
24の一つの外側リングと、それに隣る加速度計
に固定された容量板とからなつている。例えば、
一対の容量26は、けん垂装置アセブリン24の
外側リング27と、静止絶縁支持円板30,31
上の固定板28,29からなつている。
各容量は位置信号を発生する4活性要素ブリツ
ジ(すなわち、可変容量のような可変特性をそれ
ぞれ持つ要素の4つを含むブリツジ)に組み、こ
の回路による位置信号は電子回路パツケージ32
のサーボ増巾器に供給する。次にこのサーボ増巾
器は再平衡電流をコイル21,22に供給し、加
速度計ハウジングに関して予め定められた位置に
ボビン20を保持する。こゝに簡略に述べた再平
衡装置の動作・構造は、本出願人による米国特許
願第835273号(これは特開昭54−91283号に対応
する)に詳細に開示されている。
ジ(すなわち、可変容量のような可変特性をそれ
ぞれ持つ要素の4つを含むブリツジ)に組み、こ
の回路による位置信号は電子回路パツケージ32
のサーボ増巾器に供給する。次にこのサーボ増巾
器は再平衡電流をコイル21,22に供給し、加
速度計ハウジングに関して予め定められた位置に
ボビン20を保持する。こゝに簡略に述べた再平
衡装置の動作・構造は、本出願人による米国特許
願第835273号(これは特開昭54−91283号に対応
する)に詳細に開示されている。
これまでに論じたように、また前述の米国特許
においても論じたように、加速度計の目盛係数お
よび感度の不変性は可動コイルに対する磁場環境
の不変性に依存している。上記の米国特許願に開
示した再平衡装置は、そのような不変な磁場を形
成するにあたつて、先行技術を大巾に越える改良
を完成した。しかし、磁性材料に固有の透磁率が
温度依存性を持つているため、最も望ましい加速
度計動作を得るためには、もう一段の温度補正が
必要となつてくる。
においても論じたように、加速度計の目盛係数お
よび感度の不変性は可動コイルに対する磁場環境
の不変性に依存している。上記の米国特許願に開
示した再平衡装置は、そのような不変な磁場を形
成するにあたつて、先行技術を大巾に越える改良
を完成した。しかし、磁性材料に固有の透磁率が
温度依存性を持つているため、最も望ましい加速
度計動作を得るためには、もう一段の温度補正が
必要となつてくる。
第1図に示すように、本発明の温度補償装置
は、ポールピース13,14間で永久磁石11上
に非誘導に巻回した温度感知コイル3からなつて
いる。コイル33は温度に逆比例する抵抗を持
ち、銅線を用いて形成する。第2図に示すよう
に、コイル33は差動増巾器34に信号を供給す
る抵抗ブリツジ回路の一部を形成している。この
ブリツジ回路と増巾器34は、適当な動作電圧お
よびバイアス電圧を電源Vs、抵抗35,36お
よび37の回路から得ている。
は、ポールピース13,14間で永久磁石11上
に非誘導に巻回した温度感知コイル3からなつて
いる。コイル33は温度に逆比例する抵抗を持
ち、銅線を用いて形成する。第2図に示すよう
に、コイル33は差動増巾器34に信号を供給す
る抵抗ブリツジ回路の一部を形成している。この
ブリツジ回路と増巾器34は、適当な動作電圧お
よびバイアス電圧を電源Vs、抵抗35,36お
よび37の回路から得ている。
増巾器34は適当な大きさと方向を持つた電流
を補助コイル38に供給する。このコイル38は
コイル33に近接して位置しながらも、薄い環状
分離要素によつてコイル33から離間され、磁石
11上に巻回形成する。コイル38内の電流は起
磁力を発生する。この起磁力はコイル内の電流の
方向にしたがつて、永久磁石手段によつて生ずる
磁束を助けるか、またはそれに抗するように働
く。上述の分離要素は非磁性体材料例えばベリリ
ユム銅で形成する。またこの要素は、コイル3
3,38間の静電シールドとして作用する。補助
コイル38はその有効性を変えないで、磁気回路
のいろいろな位置に配置することが出来ることを
指摘しておく。例えば、空間が充分に与えられて
いる場合には、スリーブ15の内側に補助コイル
を巻回してもよい。
を補助コイル38に供給する。このコイル38は
コイル33に近接して位置しながらも、薄い環状
分離要素によつてコイル33から離間され、磁石
11上に巻回形成する。コイル38内の電流は起
磁力を発生する。この起磁力はコイル内の電流の
方向にしたがつて、永久磁石手段によつて生ずる
磁束を助けるか、またはそれに抗するように働
く。上述の分離要素は非磁性体材料例えばベリリ
ユム銅で形成する。またこの要素は、コイル3
3,38間の静電シールドとして作用する。補助
コイル38はその有効性を変えないで、磁気回路
のいろいろな位置に配置することが出来ることを
指摘しておく。例えば、空間が充分に与えられて
いる場合には、スリーブ15の内側に補助コイル
を巻回してもよい。
増巾器34およびそれに連動するある種の回路
は第1図の電子回路パツケージ39内に納める。
温度感知コイル33は、導体40、端部キヤツプ
19における継電素子41およびジヤンパ42を
介してパツケージ39の端子に接続する。同様に
して補助コイル38はパツケージ39の端子に、
導体43、継電素子44、ジヤンパ45を介して
接続する。
は第1図の電子回路パツケージ39内に納める。
温度感知コイル33は、導体40、端部キヤツプ
19における継電素子41およびジヤンパ42を
介してパツケージ39の端子に接続する。同様に
して補助コイル38はパツケージ39の端子に、
導体43、継電素子44、ジヤンパ45を介して
接続する。
カバー46,47はパツケージ31,39およ
び端部キヤツプ18,19を覆うように形成す
る。このカバーは磁気シールドを構成するために
透磁性材料によつて形成し、ハーメテイツク・シ
ールによつてスリーブ15に接続する。ある種の
信号、例えば温度感知コイル33にかゝる電圧は
導体48および継電素子49によつてカバー外へ
取り出す。
び端部キヤツプ18,19を覆うように形成す
る。このカバーは磁気シールドを構成するために
透磁性材料によつて形成し、ハーメテイツク・シ
ールによつてスリーブ15に接続する。ある種の
信号、例えば温度感知コイル33にかゝる電圧は
導体48および継電素子49によつてカバー外へ
取り出す。
第2図に示すように、補助コイル38および温
度感知コイル33は増巾器34の囲りに負帰還回
路を形成するように接続する。帰還抵抗50はコ
イル33,38の接続点と接地51との間に接続
する。抵抗50の抵抗値は温度変化対コイル38
内の電流変化の比が、温度変化対磁石手段によつ
て発生する磁場変化の比に合うように選ぶ。本発
明の実施例ではこれらのパラメータは実質上線形
変化すること、および温度補償回路は可動コイル
に対して不変な磁場を供給出来ることがわかつ
た。したがつて、本発明の構成によれば加速度計
10の目盛係数および感度を一定にすることが出
来る。
度感知コイル33は増巾器34の囲りに負帰還回
路を形成するように接続する。帰還抵抗50はコ
イル33,38の接続点と接地51との間に接続
する。抵抗50の抵抗値は温度変化対コイル38
内の電流変化の比が、温度変化対磁石手段によつ
て発生する磁場変化の比に合うように選ぶ。本発
明の実施例ではこれらのパラメータは実質上線形
変化すること、および温度補償回路は可動コイル
に対して不変な磁場を供給出来ることがわかつ
た。したがつて、本発明の構成によれば加速度計
10の目盛係数および感度を一定にすることが出
来る。
以上、本発明による温度補償を採用した永久磁
石−可動コイル型加速度計の一実施例について本
発明を説明したが、本発明がこの実施例に限定さ
れるものでないことは明らかである。
石−可動コイル型加速度計の一実施例について本
発明を説明したが、本発明がこの実施例に限定さ
れるものでないことは明らかである。
第1図は本発明による温度補償装置を採用した
永久磁石−可動コイル型加速度計の実施例の一部
断面を示す図、第2図は本発明の加速度計用温度
補償装置の電気結線図である。 10……加速度計、11……永久磁石、12…
…入力軸、13,14……ポールピース、15…
…スリーブ、20……ボビン、21,22……コ
イル、25,26……容量、33……温度感知コ
イル、38……補助コイル。
永久磁石−可動コイル型加速度計の実施例の一部
断面を示す図、第2図は本発明の加速度計用温度
補償装置の電気結線図である。 10……加速度計、11……永久磁石、12…
…入力軸、13,14……ポールピース、15…
…スリーブ、20……ボビン、21,22……コ
イル、25,26……容量、33……温度感知コ
イル、38……補助コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 運動可能にけん垂された質量の少なくとも一
部を形成するコイルがその中に位置するように磁
場を発生する永久磁石手段と、この永久磁石手段
に対してあらかじめ定めた位置に前記質量を保持
するようコイルに電流を供給するサーボ機構と、
前記あらかじめ定めた位置に対する前記質量の変
位を示す信号を供給する検出手段とを含む加速度
計において、温度変化に伴う磁石手段の透磁率変
化によつて応答が非線形になることを最小限にす
るための温度補償手段が、 前記永久磁石手段の温度を示す温度信号を発生
する温度感知手段と、 前記永久磁石手段と共働し、永久磁石手段が発
生する磁場を強めるように働く補助コイルと、温
度信号に応じて温度補償電流を発生する増巾手段
と、 温度によつて導入される磁場の強度変化が最小
となるように前記補助コイルに温度補償電流を供
給する手段とからなることを特徴とする加速度
計。 2 特許請求の範囲第1項に記載の加速度計にお
いて、前記温度感知手段は前記永久磁石手段上の
温度感知コイルからなり、この温度感知コイルが
温度変化に伴う磁石の透磁率の変化に実質的に比
例して変化する抵抗を有することを特徴とする加
速度計。 3 特許請求の範囲第1項に記載の加速度計にお
いて、前記温度感知手段は前記永久磁石手段上の
温度感知コイルからなり、この温度感知コイルが
温度変化に伴う磁石の透磁率の変化に実質的に比
例して変化する抵抗を有しており;前記増巾手段
は、反転ならびに非反転の入力端子および出力端
子を有する差動増巾器と、この差動増巾器の出力
端子と反転入力端子間の負帰還回路において前記
補助コイルと温度感知コイルを直列に接続する手
段と、前記差動増巾器の反転および非反転の入力
端子にバイアス電圧を供給するバイアス手段とか
らなつていることを特徴とする加速度計。 4 特許請求の範囲第1項に記載の加速度計にお
いて、前記永久磁石手段は、入力軸に沿つて一線
配列された永久磁石と、この永久磁石と同心に形
成され、入力軸に沿つて永久磁石と共に延在する
透磁性スリーブとからなり、前記永久磁石とスリ
ーブは協働して外向きおよび内向きの放射状磁場
を含む第1および第2の環状ギヤツプを決定し、
前記質量は、入力軸に沿つて運動可能に前記永久
磁石とスリーブ間に同心にけん垂された管状ボビ
ンからなり、この管状ボビンは反対方向に巻回さ
れ、かつ直列に接続され、前記第1および第2の
環状ギヤツプそれぞれの中央に位置した第1およ
び第2コイルを備え、前記補助コイルは入力軸に
同心の前記永久磁石上に巻回されたコイルである
ことを特徴とする加速度計。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/835,272 US4128010A (en) | 1977-09-21 | 1977-09-21 | Temperature compensated permanent magnet/moving coil accelerometer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5491282A JPS5491282A (en) | 1979-07-19 |
JPS6126625B2 true JPS6126625B2 (ja) | 1986-06-21 |
Family
ID=25269085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11521578A Granted JPS5491282A (en) | 1977-09-21 | 1978-09-21 | Temperatureecompensated accelerometer |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4128010A (ja) |
JP (1) | JPS5491282A (ja) |
DE (1) | DE2840652A1 (ja) |
FR (1) | FR2404225A1 (ja) |
GB (1) | GB2004652B (ja) |
SE (1) | SE7809325L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013073232A1 (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-23 | 日本航空電子工業株式会社 | サーボ加速度計 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE3404309A1 (de) * | 1983-02-25 | 1984-08-30 | Smiths Industries Public Ltd. Co., London | Beschleunigungsmesser |
JPS6468662A (en) * | 1987-09-09 | 1989-03-14 | Japan Aviation Electron | Temperature compensating circuit for accelerometer |
US5220831A (en) * | 1991-07-31 | 1993-06-22 | Sundstrand Corporation | Closed loop temperature compensation for accelerometer current scale factor |
EP0557034B1 (en) * | 1992-02-17 | 1998-10-07 | Hitachi, Ltd. | A sensor for deriving a value of differential of acceleration. |
US5469408A (en) * | 1994-07-20 | 1995-11-21 | Shaw Industries Limited | High resolution geophone |
FR2752942B1 (fr) * | 1996-08-29 | 1998-11-20 | Gibert Francis Jean Paul | Composant accelerometre a faible derive |
DE10344558A1 (de) * | 2003-09-25 | 2005-05-12 | Send Signal Elektronik Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Erfassung von seismisch bedingten Bewegungen |
US7331229B2 (en) * | 2004-12-09 | 2008-02-19 | The Boeing Company | Magnetic null accelerometer |
CA2652979C (en) * | 2006-06-02 | 2012-07-17 | Input/Output, Inc. | Motion transducer |
JP2008304262A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Freescale Semiconductor Inc | 温度補償回路、トリミング回路及び加速度検出装置 |
US9389324B2 (en) | 2013-07-25 | 2016-07-12 | Sercel, Inc. | Temperature compensation for seismic sensor and method |
DE102017121789B4 (de) * | 2017-09-20 | 2021-09-02 | Bernstein Ag | Magnetfeldempfindliche Sensoreinheit und deren Verwendung |
CN111505338B (zh) * | 2020-05-03 | 2021-07-02 | 华中科技大学 | 一种磁反馈闭环加速度传感器及其温度补偿方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB804849A (en) * | 1950-04-12 | 1958-11-26 | Sperry Gyroscope Co Ltd | Improvements in or relating to accelerometers and to control systems employing accelerometers |
US3078721A (en) * | 1959-05-20 | 1963-02-26 | Litton Systems Inc | Miniaturized temperature insensitive accelerometer |
US3152485A (en) * | 1961-06-09 | 1964-10-13 | Northrop Corp | Magnetic accelerometer |
US3613454A (en) * | 1970-03-16 | 1971-10-19 | Nasa | Platinum resistance thermometer circuit |
-
1977
- 1977-09-21 US US05/835,272 patent/US4128010A/en not_active Expired - Lifetime
-
1978
- 1978-08-23 GB GB7834228A patent/GB2004652B/en not_active Expired
- 1978-09-05 SE SE7809325A patent/SE7809325L/xx unknown
- 1978-09-11 FR FR7826051A patent/FR2404225A1/fr not_active Withdrawn
- 1978-09-19 DE DE19782840652 patent/DE2840652A1/de not_active Withdrawn
- 1978-09-21 JP JP11521578A patent/JPS5491282A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013073232A1 (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-23 | 日本航空電子工業株式会社 | サーボ加速度計 |
JP2013104764A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | サーボ加速度計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2840652A1 (de) | 1979-03-29 |
SE7809325L (sv) | 1979-03-22 |
GB2004652B (en) | 1982-01-20 |
FR2404225A1 (fr) | 1979-04-20 |
US4128010A (en) | 1978-12-05 |
JPS5491282A (en) | 1979-07-19 |
GB2004652A (en) | 1979-04-04 |
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