JP2549406Y2 - 自走式噴霧機の噴霧ノズル取付構造 - Google Patents
自走式噴霧機の噴霧ノズル取付構造Info
- Publication number
- JP2549406Y2 JP2549406Y2 JP6262491U JP6262491U JP2549406Y2 JP 2549406 Y2 JP2549406 Y2 JP 2549406Y2 JP 6262491 U JP6262491 U JP 6262491U JP 6262491 U JP6262491 U JP 6262491U JP 2549406 Y2 JP2549406 Y2 JP 2549406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray
- self
- mounting structure
- propelled sprayer
- spray nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、園芸ハウスなどの圃場
内を自走できる機体に多数の噴霧ノズルを有効かつ安全
に取り付けた自走式噴霧機の噴霧ノズル取付構造に関す
る。
内を自走できる機体に多数の噴霧ノズルを有効かつ安全
に取り付けた自走式噴霧機の噴霧ノズル取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、多数の噴霧ノズルを有して圃場
内を自走できる自走式噴霧機において、多数の噴霧ノズ
ルを有する1本ないしは複数本の噴霧管が機体前部の前
方に露出して立設されていた。
内を自走できる自走式噴霧機において、多数の噴霧ノズ
ルを有する1本ないしは複数本の噴霧管が機体前部の前
方に露出して立設されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、園芸ハ
ウスなどの枕地側で、ハンドルを持ち上げて機体を旋回
させるような場合には、噴霧管が作物に引っかかって折
損したり、また、機体が転倒したりすると、折損しやす
い、といった不具合を呈していた。
ウスなどの枕地側で、ハンドルを持ち上げて機体を旋回
させるような場合には、噴霧管が作物に引っかかって折
損したり、また、機体が転倒したりすると、折損しやす
い、といった不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、しかも作物に対し有効に薬液を噴霧でき
るように工夫したものであり、そのため、機体前部の両
側には内装状態に固設した複数の噴霧ノズルをそれぞれ
配備し、機体前部の中央上部には左右の上下に複数の噴
霧ノズルをそれぞれ有する噴霧管を立設するとともに、
大部分を機体前部内に収納して低くすることができるよ
う前記噴霧管を上下動調節自在にして構成したものであ
る。
具合を解決し、しかも作物に対し有効に薬液を噴霧でき
るように工夫したものであり、そのため、機体前部の両
側には内装状態に固設した複数の噴霧ノズルをそれぞれ
配備し、機体前部の中央上部には左右の上下に複数の噴
霧ノズルをそれぞれ有する噴霧管を立設するとともに、
大部分を機体前部内に収納して低くすることができるよ
う前記噴霧管を上下動調節自在にして構成したものであ
る。
【0005】
【作用】従って、機体前部の両側からは上下にかけての
複数の噴霧ノズルから薬液を広く噴霧して有効に防除作
業を行なうことができることになり、圃場内で機体を旋
回させたり、機体が転倒しかける場合には、噴霧管を下
動させて、従来のように折損することのないよう良好に
収納しておくことができることになり、また、上方に立
設した噴霧管を上下動調節して作物の高さに噴霧域を適
応させることもできる。
複数の噴霧ノズルから薬液を広く噴霧して有効に防除作
業を行なうことができることになり、圃場内で機体を旋
回させたり、機体が転倒しかける場合には、噴霧管を下
動させて、従来のように折損することのないよう良好に
収納しておくことができることになり、また、上方に立
設した噴霧管を上下動調節して作物の高さに噴霧域を適
応させることもできる。
【0006】
【実施例】図1は自走式噴霧機全体の側面図を示し、機
体Aの両側下部の前後には走行車輪3をそれぞれ軸架す
るとともに、機体Aの後方上部にはハンドル4を架設
し、機体Aの前端下部および後端下部には前部切換セン
サ5および後部切換センサ6をそれぞれ装備して、園芸
ハウス内を自走しながら作物に薬液を散布できるよう従
来形構造同様に構成するが、機体A前部の両側から上方
にかけては外周面より低くなる凹所7を形成し、機体A
の両側方となる凹所7内の上下にはそれぞれ噴霧ノズル
1aを固設して配備し、また、機体A前部の中央上方と
なる凹所7の中央上部の上方には左右の上下に3つずつ
噴霧ノズル1bをそれぞれ有する噴霧管2を立設し、機
体A前部の内部に立設して噴霧ホース8に連通する供給
パイプに9には、ガイド10に支持される前記噴霧管2
を摺動可能に嵌合するとともに、該噴霧管2の下部側面
に形成したラック11には、機体A内部のモータにより
正逆転駆動することができるピニオン12を噛合し、前
記ハンドル4の近傍に装備したスイッチ13によりピニ
オン12を駆動して大部分が機体A前部内に収納されて
低くなるよう噴霧管2を上下動調節自在にし、また、機
体が転倒すると作動することになる水銀式センサ14に
よりピニオン12を駆動自在にして噴霧管2を自動的に
収納できるように構成する。
体Aの両側下部の前後には走行車輪3をそれぞれ軸架す
るとともに、機体Aの後方上部にはハンドル4を架設
し、機体Aの前端下部および後端下部には前部切換セン
サ5および後部切換センサ6をそれぞれ装備して、園芸
ハウス内を自走しながら作物に薬液を散布できるよう従
来形構造同様に構成するが、機体A前部の両側から上方
にかけては外周面より低くなる凹所7を形成し、機体A
の両側方となる凹所7内の上下にはそれぞれ噴霧ノズル
1aを固設して配備し、また、機体A前部の中央上方と
なる凹所7の中央上部の上方には左右の上下に3つずつ
噴霧ノズル1bをそれぞれ有する噴霧管2を立設し、機
体A前部の内部に立設して噴霧ホース8に連通する供給
パイプに9には、ガイド10に支持される前記噴霧管2
を摺動可能に嵌合するとともに、該噴霧管2の下部側面
に形成したラック11には、機体A内部のモータにより
正逆転駆動することができるピニオン12を噛合し、前
記ハンドル4の近傍に装備したスイッチ13によりピニ
オン12を駆動して大部分が機体A前部内に収納されて
低くなるよう噴霧管2を上下動調節自在にし、また、機
体が転倒すると作動することになる水銀式センサ14に
よりピニオン12を駆動自在にして噴霧管2を自動的に
収納できるように構成する。
【0007】従って、図1及び図2に示すように噴霧管
2を高く上動させて、機体Aが園芸ハウス内を自走する
と、図2に示すように機体A前部の両側からは上下にか
けての5つの噴霧ノズル1b,1aから薬液を広く噴霧
して有効に防除作業を行なうことができることになり、
また、上方の噴霧管2を手元のスイッチ13により上下
動調節すると、作物の高さに噴霧域を適応させて効率の
良い防除作業ができることになる。
2を高く上動させて、機体Aが園芸ハウス内を自走する
と、図2に示すように機体A前部の両側からは上下にか
けての5つの噴霧ノズル1b,1aから薬液を広く噴霧
して有効に防除作業を行なうことができることになり、
また、上方の噴霧管2を手元のスイッチ13により上下
動調節すると、作物の高さに噴霧域を適応させて効率の
良い防除作業ができることになる。
【0008】機体Aが園芸ハウス内の枕地側にいたる
と、ハンドル4を持ち上げて機体Aを旋回させることに
なるが、その際に、スイッチ13を操作して、図4に示
すように噴霧管2を低く下動させて機体A内に収納して
おくと、従来のように噴霧管を折損したりすることなく
良好に旋回させることができることになり、また、機体
Aが転倒する場合には、水銀センサ14の作動により噴
霧管2が自動的に下動して、折損したりすることのない
よう未然に防止できることになる。
と、ハンドル4を持ち上げて機体Aを旋回させることに
なるが、その際に、スイッチ13を操作して、図4に示
すように噴霧管2を低く下動させて機体A内に収納して
おくと、従来のように噴霧管を折損したりすることなく
良好に旋回させることができることになり、また、機体
Aが転倒する場合には、水銀センサ14の作動により噴
霧管2が自動的に下動して、折損したりすることのない
よう未然に防止できることになる。
【0009】
【考案の効果】このように本考案は、機体前部の両側か
らは上方の複数の噴霧ノズル1bと下方の複数の噴霧ノ
ズル1aにより作物に対し薬液を広く噴霧して有効に防
除作業を行なうことができることになり、例えば園芸ハ
ウス内で機体Aを前傾させながら旋回させたり、あるい
は機体Aが転倒しかける場合には、噴霧管2を下動させ
て、従来のように折損することのないよう機体A前部内
に安全良好に収納することができることになり、また、
噴霧管2を上下動調節すると、作物の高さに噴霧域を適
応させることもできることになり、園芸ハウスなどの圃
場内を自走できる自走式噴霧機として好適に実施できる
特長を有する。
らは上方の複数の噴霧ノズル1bと下方の複数の噴霧ノ
ズル1aにより作物に対し薬液を広く噴霧して有効に防
除作業を行なうことができることになり、例えば園芸ハ
ウス内で機体Aを前傾させながら旋回させたり、あるい
は機体Aが転倒しかける場合には、噴霧管2を下動させ
て、従来のように折損することのないよう機体A前部内
に安全良好に収納することができることになり、また、
噴霧管2を上下動調節すると、作物の高さに噴霧域を適
応させることもできることになり、園芸ハウスなどの圃
場内を自走できる自走式噴霧機として好適に実施できる
特長を有する。
【図1】本考案の実施例である自走式噴霧機を示した側
面図である。
面図である。
【図2】図1の前部を示した正面図である。
【図3】噴霧管の上下動調節機構を示した側面図であ
る。
る。
【図4】図2の作動状態を示した正面図である。
A 機体 1a 噴霧ノズル 1b 噴霧ノズル 2 噴霧管
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の噴霧ノズルを有して圃場内を自走
できる自走式噴霧機において、機体A前部の両側には内
装状態に固設した複数の噴霧ノズル1aをそれぞれ配備
し、機体A前部の中央上部には左右の上下に複数の噴霧
ノズル1bをそれぞれ有する噴霧管2を立設するととも
に、大部分を機体A前部内に収納して低くすることがで
きるよう前記噴霧管2を上下動調節自在にして構成した
ことを特徴とする噴霧ノズル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6262491U JP2549406Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自走式噴霧機の噴霧ノズル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6262491U JP2549406Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自走式噴霧機の噴霧ノズル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054885U JPH054885U (ja) | 1993-01-26 |
JP2549406Y2 true JP2549406Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13205663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6262491U Expired - Lifetime JP2549406Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自走式噴霧機の噴霧ノズル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549406Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020149457A1 (ko) * | 2019-01-14 | 2020-07-23 | 정용환 | 농약 살포장치 |
KR102075149B1 (ko) * | 2019-09-03 | 2020-02-07 | 농업회사법인 (주)와이에이치산업 | 농약 살포용 노즐 조립체 및 그것을 포함하는 농약 살포 장치 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP6262491U patent/JP2549406Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH054885U (ja) | 1993-01-26 |
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