JP2548702Y2 - 自動車荷台の幌支持具 - Google Patents

自動車荷台の幌支持具

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JP2548702Y2
JP2548702Y2 JP1990404047U JP40404790U JP2548702Y2 JP 2548702 Y2 JP2548702 Y2 JP 2548702Y2 JP 1990404047 U JP1990404047 U JP 1990404047U JP 40404790 U JP40404790 U JP 40404790U JP 2548702 Y2 JP2548702 Y2 JP 2548702Y2
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井草雄太郎
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井草鋼材株式会社
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車荷台上に被装す
る幌を簡易に固定するための自動車荷台の幌支持具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なトラック、軽貨物自動車などは
荷台に荷物を積載した後、荷物の上に幌を被せて、上か
ら綱をかけて固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記一般的な荷台上の
幌掛けは第9図に示すように、荷物の上に幌Hを掛け、
綱Lで固定しているが、次のような難点があった。
【0004】(イ)荷物の形が不規則であって、荷台上
に整然と積載しても空間や凹凸が生じるために、平坦な
幌を荷物全体に平均的に被覆させることは大変な労力を
要する。
【0005】(ロ)次に固定の方法として、幌の端周部
にゴム環等を装着して荷台下のフックにこれを掛けて
も、積荷の上部が凹凸状になって不揃いのため、綱Lを
掛けて固定する。この場合、綱をきつく締めないと綱が
ゆるんで幌が風をはらんでしまうし、また綱をきつく締
めると荷物や紙箱がつぶれたり傷ついたりする難点があ
った。
【0006】(ハ)幌の上に凹部ができて雨水が溜り、
到着地で荷降しするときにその溜り水が人や荷物にかか
ることがある、などの難点があった。
【0007】この考案は上記課題を解決し、幌を容易に
かつ整然と荷台上に掛けることのできる自動車荷台の幌
支持具を提供することを目的として開発されたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は上記課題を解
決し目的を達成するために、自動車の荷台上に車体長手
方向に向けて幌支持具の幌支持体を配し、該幌支持体の
前後両端部に装着した固定具を荷台の枠体に締付ネジ
固定することによって幌支持具を架設し、該幌支持具を
棟代りに幌を張設することのできる自動車荷台の幌支持
具、という技術的な手段を講じた。
【0009】
【作用】上記の構成から成るこの考案においては、自動
車の荷台上において幌支持具を本体の長手に沿わせ、先
端部の固定具を荷台全部のガード枠体上部に固定し、基
端部の固定具を荷台後部の枠体上部に固定すると棟木状
となる。この場合、幌支持具は1本で使用するときは車
幅の中央に位置させ、2本の場合は両側とし、3本の場
合は中央と両側に位置させる。この幌支持具の上に幌を
掛け渡して、垂れている幌の下端縁部をゴムバンド等で
荷台下のフックに固定すれば幌を屋根状に容易に張設す
ることができる。
【0010】
【実施例】この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は第1実施例に係る自動車荷台の幌支持具の
全体側面を示す。自動車荷台の幌支持具(以下、単に幌
支持具という)1は、先部管2、中部管3、後部管4か
ら構成される幌支持体2,3,4の長手両端部にそれぞ
れピン5,6を介して旋回自在に固定具7,8を装着し
一体に形成されている。
【0011】前記幌支持体2,3,4は第2図ないし第
5図に詳しく示したように、先部2、中部3、後部
4の管径の異なる複数が嵌合され伸縮自在となるよう
直列に一体化されている。該先部2は長さ約1メート
ル、直径20ミリ前後の管体で、先端部に継手金具2A
が装着されている。該継手金具2Aは基端部を先部
の内腔に嵌合固定されており、先端部は扁平な突出片2
Bとして該突出片にピン孔2Cが開孔されている。該突
出片2Bは後で詳述する固定具7の自在継手7Lの双叉
部7Oにピン5を介して揺動旋回自在に連結されてい
る。また、先部2の基端部には端末金具2Dが装着さ
れている。該端末金具2Dは外径を先部2の直径より
大きく設定し、かつ、中部3の内腔径より小さく設定
されている。しかして、端末金具2Dの先端部は先部
2の内腔へ嵌合できる外径に形成されて嵌合されてい
る。
【0012】前記中部3は長さ約1メートルで先部
2の外径よりやや大きな内径を持つ管体で、先端内腔に
ブシュ3Aが嵌着されている。該ブシュ3Aの内径は先
2の外径よりやや大きく設定されていて前記先部
2の端末金具2Dが引っかかることによって抜け出しが
規制される。また、中部管3の基端部には、前記端末金
具2Dと同様の端末金具3Bが固定されている。
【0013】前記後部4は第4図、第5図に詳しく示
すように、長さ約1メートルの管体で、内腔径は前記中
3の外径よりやや大きい。該後部4の先端内腔に
はブシュ4Aが嵌着されていて、該ブシュ4Aの内径は
中部3の外径よりやや大きく設定され、前記中部
の端末金具3Bに引っかかって抜け出さないように構成
されている。後部4の基端部には、継手金具4Bが固
定されている。該継手金具4Bは外周が後部4の内腔
に嵌合できる径として嵌着され、その先端部は扁平な突
出片4Cとしてピン孔4Dが開口されている。該突出片
4Cは後で詳述する継手金具8の固定片8H、8H間に
挿入し、ピン6で揺動可能に連結されている。
【0014】前記幌支持体の先部管2先端部の固定具7
は第2図、第3図に詳しく示すように、側面において基
部7Aの上下に平行な挾板7B、7Cが前方に突設さ
れ、一方の挾板7Cには直交方向へメネジ孔7Dが螺刻
されている。該メネジ孔7Dには締付ネジ7Eが螺合さ
れている。図中符号7Fはハンドル、7Gは当板であ
る。しかして、上部の挾板7Bと当板7G間に荷台の前
部のガード枠上棧を内嵌させてハンドル7Gを回して締
めることによって固定することができる。前記主部7A
の後面には1対の固定板7Hが後方へ突設されピン孔7
Kにピン7Jを挿通するように構成されているまた該
1対の固定板7H間には前記自在継手7Lの連結片7M
を嵌装する態様とし、連結片7Mのピン孔7Nに前記ピ
ン7Jを挿通して揺動自在に固定する。前記幌支持管
基端部の固定具8は、第4図、第5図に詳しく示すよう
に形状は先端部の固定具7と同じなので符号についての
み説明すれば、基部8A、挾板8B,8C、メネジ孔8
D、締付ネジ8E、ハンドル8F、当板8Gである。
【0015】以上の構成から成る幌支持具1は引き伸ば
した状態で第1図に示す形状となるが、伸縮自在なので
約3分の1の長さに縮めることができる。もちろん、
支持体は1本の固定体でもよいし、2本の伸縮型、4本
以上の伸縮型でもよい。第6図は荷台に架設した状態を
示す。自動車Cの荷台Dには、前部に運転席を保護する
ためにガード枠Gが設けられている。また、荷台Dの後
部には上下に回転するあおり枠Eが枢着されている。こ
の幌支持具1は第6図に示すように、先端部の固定具7
を、両挾板7B、7Cがガード枠G上棧を外嵌するよう
に配してハンドル7Fを回して当板7Gを上棧に圧接さ
せて固定する。しかして、支持桿2,3,4はピン5を
中心に揺動可能なので、傾斜状とすることができるか
ら、長さを調節しながら基端部の固定具8の両挾板8
B、8Cを前記のあおり枠E上に外嵌させてハンドル8
Fを回して当板8Gをあおり枠Eに圧着して固定する。
これによって第6図に示すように幌支持具1を荷台D上
に車体長手方向へ沿わせて後部下りに架設したが、幌支
持具1の数は1本でも2〜3本でもかまわない。この幌
支持具1の上に幌(図示せず)をかければ屋根状となる
ので、雨水の流れはよくなり幌上に水溜りができること
はないし、綱を掛けなくてもよいし、綱を掛けても下の
荷物に綱が当らないので紙箱や野菜等に傷がつくことが
ない。なお、幌支持具1は符号1Aの仮想線で示すよう
に水平に架設することができ後部に脚柱10を用いるこ
とによって高く水平に符号1Bの仮想線で示すように架
設することも可能である。
【0016】第7図は幌支持具1の基端部に装着する固
定具の第2実施例を示す。この第2実施例に係る固定具
9は前記した固定具8の両挾板8B、8Cに当る挾板9
B、9Cを長くし、この両側に基板9Aから下方へ壁板
9Jを設けて箱形の脚嵌合部9Kが形成されている。し
かして、該脚柱嵌合部9Kに仮想線で示す脚柱10の上
端部を必要に応じて嵌合させてハンドル9Fを回せば、
当板9Gが脚柱10に圧接して固定される。脚柱10の
長さは前記ガード枠Gの高さに合わせておけば第6図に
仮想線1Bで示す状態に幌支持具1を架設することがで
きる。脚柱10を取外せば、固定具9は第4図に示す固
定具8と同様に使用することができる。該脚柱10は例
えば断面四角形の管体で、下部に固定具11が固定され
ている。すなわち、基部11A、挾板11B,11C、
オネジ11E、ハンドル11F、当板11Gである。し
たがって、固定具11は第4図に示す固定具8と同様に
荷台のあおり枠Eに固定することができる。
【0017】第8図は幌支持具1の基端部の固定具の第
3実施例を示す。前記の部材と同じ部材については同じ
符号を付して説明を省略する。直立状の脚柱10の上前
部に双叉状の支持板8Hが突設され、該支持板8Hのピ
ン孔8Kにピン6が挿通されている。脚柱10の上後部
に、上下に平行上に挾板8B、8Cが固定されている。
この挾板8B、8Cは2通りに使用することができる。
その一つは脚柱10をあおり枠E上に立設し、複数の幌
支持具1を使用するとき、連結管を挾板8B、8C間に
嵌合させて横列間の揺れ動きを防止させることができ
る。もう一つは、ピン6を中心に脚柱10を図中左方に
90度回転させると挾板8B、8Cは下を向くので第4
図に示す方法と同様にあおり枠Eに固定させることがで
きる。
【0018】
【考案の効果】幌支持具は長い桿状のもので、その両端
部の固定具を荷台のガード枠とあおり枠に固定するだけ
で、容易に幌を屋根状に支持することができる。一本だ
けでも充分であり、雨水の流れをよくするし、幌の上に
綱を掛けなくてよいので積荷を綱締めにより傷付けるこ
とがなくなる上に、構造が単純で製造コストも安く、耐
久性に優れている。
【0019】支持管の長さを伸縮自在にすることによっ
て不用時には長さを縮めて荷台上に片付けておける効果
がある。
【0020】また、脚柱付きにすれば高さを調節するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す幌支持具の側面
図。
【図2】第1図における左側部分拡大側面図。
【図3】第2図における平面図。
【図4】第1図における右側部分拡大図。
【図5】第4図における平面図
【図6】第1図の幌支持具を荷台に架設した状態を示す
側面図。
【図7】第1図における右端部の固定具の第2実施例を
示す側面図。
【図8】第1図における右端部の固定具の第3実施例を
示す側面図
【図9】従来例を示す幌掛けの側面図。
【符号の説明】
1 幌支持具 2,3,4 幌支持体 2 先部管 3 中部管 4 後部管 5,6 ピン 7,8,9,11 固定具 7A,8A,9A 主部 7B,8B,9B 挾板 7C,8C,9C 挾板 7D メネジ孔 7E,8E,9E 締付ネジ 7F,8F,9F ハンドル 7G,8G,9G 当板 7H,8H 固定板 7J ピン 7K,8K ピン孔 7L 自在継手 7M 連結片 7N ピン孔 7O 双又部 7P ピン孔 9J 壁板 9K 脚柱嵌合部 10 脚柱 11 固定具 11A 主部 11B,11C 挾板 11E オネジ 11F ハンドル 11G 当板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の荷台上に架設する幌支持体を、
    径の順次細くなった複数の管体を直列に内嵌状に連結し
    て長さを長短伸縮自在に構成し、該幌支持体の両端部に
    ピンを介して旋回自在に固定具を装着し、基部の固定具
    は、前記ピンに平行な主部の後面両端部に挾板を主部と
    直交状に突設し1つの挾板には締付ネジを装着し、主部
    の前面には固定板を前方へ突設して幌支持体にピン連結
    して成り、前部の固定具は、前記ピンに平行な主部の前
    面両端部に挾板を主部と直交状に突設し1つの挾板には
    締付ネジを装着し、主部の後面には固定板を後方へ突設
    して自在継手を介して幌支持体にピン連結し、前後の固
    定具を荷台の台枠上に締付ネジで固定して幌を支持する
    ことを特徴とする自動車荷台の幌支持具。
  2. 【請求項2】 前記幌支持体基部の固定具は、主部と挾
    板の間に脚柱を嵌合垂設できる脚柱嵌合部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車荷台の幌支持具。
JP1990404047U 1990-12-21 1990-12-21 自動車荷台の幌支持具 Expired - Lifetime JP2548702Y2 (ja)

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JPH0490422U JPH0490422U (ja) 1992-08-06
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JPS6436214U (ja) * 1987-08-29 1989-03-06

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