JP2548349Y2 - 液体ポンプ - Google Patents

液体ポンプ

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JP2548349Y2
JP2548349Y2 JP1988097262U JP9726288U JP2548349Y2 JP 2548349 Y2 JP2548349 Y2 JP 2548349Y2 JP 1988097262 U JP1988097262 U JP 1988097262U JP 9726288 U JP9726288 U JP 9726288U JP 2548349 Y2 JP2548349 Y2 JP 2548349Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は石油タンク等の液体タンクより石油燃焼器
等の給油口蓋を取付ける口金を備えた容器に液体を移送
する際に使用便利な液体ポンプに関するものである。
《従来の技術》 従来より液体ポンプで第7図、第8図、第9図に図示
したように抜け止め40を吐出管41の凹溝42に嵌めると共
に、容器21にも固着させるようにしたものは知られてい
る(実開昭54-86705号公報参照)。
又従来より液体ポンプで第10図、第11図に図示したよ
うに容器21に対する吐出管41の取付け手段として吐出管
41に取付けた屈曲部43を容器21の口金44に係止するよう
にしたものは知られている(実開昭61-41900号公報参
照)。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで第7図、第8図、第9図に図示した抜け止め
40を吐出管41の凹溝42に嵌めると共に、容器21にも固着
させるようにしたものは、容器21に対する固着手段とし
て吸盤又は磁石を用いて固着するようにしたので容器21
の固着面が弯曲していたり、又は磁石が吸着しない金属
でない場合は固着することができない等の欠点を有する
ものである。
又第10図、第11図に図示した容器21に対する吐出管41
の取付け手段として吐出管41に取付けた屈曲部43を容器
21の口金44に係止するようにしたものは屈曲部43が吐出
管41に対する取付位置を変えることができず、吐出管41
の容器21内への挿入位置の加減ができず、また更に容器
21内に於ける吐出管41の高低を簡単に行うことができ
ず、例えば、液面の上昇を吐出管41の先端に備えた感知
装置によって感知し、液体の移送を自動的に停止させる
ものでは取り扱いが極めて不便である等の欠点があっ
た。
即ち第11図に図示したように容器21の上部が円弧状に
膨出したものは吐出管41を口金44より深く挿入して液体
移送の自動停止を行わないと口金44より液体が溢れ出る
ものである。
この考案は上記の問題点を解決したものであり、容器
21の形状に応じて排出管7の容器21内への挿入位置の加
減が確実であると共にどのような形状、素材の容器21に
対しても排出管7が容器21の口金に確実に係止できる使
用便利な液体ポンプを得ることを目的としたものであ
る。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためのこの考案は、把持部1
に、下端に吸上口2を開口した吸上管3を取付け、該吸
上管3の上部に分岐口4を介して先端に流出口5を備え
た可撓管6を取付け、吸上口2より液体を吸上げ、流出
口5に液体を流動するようにした液体ポンプに於いて、
流出口5に表面の上下に亘り多数の凹溝29,29・・・を
設けた排出管7を連設し、該排出管7に係止部材8を上
下自在に取付け、且つ係止部材8は、排出管7に外嵌す
る外嵌筒28に突片9を突設すると共に突片9の先端に上
部に指向した操作片10と操作片10と反対側の下部に指向
し内方に折曲して容器の蓋取付口金に係止する係止舌片
11を備えた連設片12を設け、更に外嵌筒28に下向きコ字
状の切溝13を設けて作動片14を形成し、該作動片14の表
面上端に上突出片15を突設し、上突出片15の反対側で作
動片14の裏面上端に排出管7に設けた凹溝29に係止する
係止部16を設けると共に作動片14の下方より上突出片15
に平行して下突出片17を突設して成るものである。
《実施例》 以下図面についてこの考案の実施例を説明すると、1
は把持部であり、下端に吸上口2を開口した吸上管3を
取付け、該吸上管3の上部に分岐口4を介して先端に流
出口5を備えた可撓管6を取付け、吸上口2より液体を
吸上げ、流出口5に液体を流動するようにした液体ポン
プに於いて、流出口5に表面の上下に亘り多数の凹溝2
9,29・・・を設けた排出管7を連設し、該排出管7に係
止部材8を上下自在に取付け、且つ係止部材8は、排出
管7に外嵌する外嵌筒28に突片9を突設すると共に突片
9の先端に上部に指向した操作片10と操作片10と反対側
の下部に指向し内方に折曲して容器の蓋取付口金に係止
する係止舌片11を備えた連設片12を設け、更に外嵌筒28
に下向きコ字状の切溝13を設けて作動片14を形成し、該
作動片14の表面上端に上突出片15を突設し、上突出片15
の反対側で作動片14の裏面上端に排出管7に設けた凹溝
29に係止する係止部16を設けると共に作動片14の下方よ
り上突出片15に平行して下突出片17を突設したものであ
る。且つ把持部1内には取り替え自在の電池を収納し、
スイッチボタン18を押せば通電回路が閉じ、再度押せば
通電回路が開くようにしたものである。また吸上管3の
下部には灯油吸上口2に対応し、通電に伴うモーター19
によって回転する羽根20の回転で液体を吸上口2より吸
上管3内を上昇させ、分岐口4より可撓管6を通って流
出口5並びに排出管7及びセンサーユニットの取付管34
に液体を流動し、更に容器21への液体の移送に伴って液
面が上昇すれば取付管34内に組込んだセンサーユニット
(図示せず)の作動によってモーター19への通電回路が
開き、羽根20の回転を止めて液体の移送を自動的に停止
するものである。又22は第1吊り下げ孔、23は通電用コ
ード、24は把持部1の下部に取付けた取付部材であり、
吸上管3と可撓管6とを取付け、吸上管3の上部の間に
通気間隙25を設けて給油停止後のサイフォンを現象によ
る液体の移動を防ぐものである。
また26は排出管7と可撓管6との固定用リングであ
る。また33は操作片10、連設片12及び係止舌片11の中央
部に亘り設けた補強突条であって、操作片10の作動によ
り突片9を支軸として連設片12が確実に作動し係止舌片
11と蓋取付口金27との離脱を確実とするものである。ま
た30は蓋取付口金27に載置され、排出管7の先端が蓋取
付口金27より容器21内に挿入される寸法を目測すること
ができる載置板、31は第2吊り下げ孔、32は第3吊り下
げ孔である。
《考案の作用効果》 この考案は以上のような構成であり、把持部1に、下
端に吸上口2を開口した吸上管3を取付け、該吸上管3
の上部に分岐口4を介して先端に流出口5を備えた可撓
管6を取付け、吸上口2より液体を吸上げ、流出口5に
液体を流動するようにしたことによって灯油を石油燃焼
器の石油タンク、即ち容器21にに移送することができ
る。
ところで、一方の吸上管3を灯油の入ったポリ容器
(図示せず)内に挿入し、他方の可撓管6を容器21の蓋
取付口金27に挿入し、灯油を移送するものであるが、可
撓管6の先端に排出管7を連設し、且つ排出管7に係止
部材8を取付けたことによって、この係止部材8を蓋取
付口金27に係止して可撓管6が排出管7より外れないよ
うにしたので、灯油移送中に可撓管6が石油タンクより
外れて周囲を汚損するようなことがない。
また係止部材8を取付ける排出管7には表面の上下に
亘り多数の凹溝29,29・・・を設けたものであり、且つ
係止部材8は排出管7に外嵌した外嵌筒28に突片9を突
設すると共に突片9の先端に上部に指向した操作片10と
操作片10と反対側の下部に指向し内方に折曲した係止舌
片11を設けた連設片12を設けたことによって、第6図に
図示したように親指を操作片10に当接し、人差し指を外
嵌筒28または排出管7に当接して操作片10を矢印に示し
たように押せば連設片12の下部は操作片10の移動と逆方
向の矢印のように移動し、蓋取付口金27に係止されてい
た係止舌片11は外れて蓋取付口金27内に挿入していた排
出管7を持ち上げることができるものである。
また外嵌筒28に下向きコ字状の切溝13を設けて作動片
14を形成し、作動片14の表面上端に上突出片15を突設
し、上突出片15の反対側で作動片14の裏面上端に凹溝29
に係止する係止部16を設けると共に作動片14の下方より
上突出片15に平行して下突出片17を突設したことによっ
て第4図に図示した状態より第5図に図示したように上
突出片15と下突出片17とを指先で摘むことによって係止
部16が排出管7に設けた凹溝29より外れて排出管7は外
嵌筒28内を上下することができ、更にその指先での摘み
を解けば矢印に示したように上突出片15と下突出片17と
は第4図に図示した元の位置に戻るもので排出管7の先
端の位置変えを、係止部材8を蓋取付口金27に取付けた
まま、即ち排出管7が蓋取付口金27より容器21内に挿入
されたままの状態で行うことができるものである。
よって例えば排出管7の先端に液面の上昇によって作
動するセンサーユニットを取付けたものではその液面の
上昇に伴って通電回路を開いて液体の流動を自動的に止
めることができるものであり、又容器21の形状に応じて
簡単確実に排出管7を上下して排出管7の取付位置を変
えることができて容器21内に於ける液面と排出管7との
接触位置を容易に変えることができ、容器21の形状に応
じて排出管7の容器21内への挿入位置の加減が確実であ
ると共にどのような形状、素材の容器21に対しても排出
管7が容器21の口金に確実に係止できるもので使用上極
めて好都合である。
又更に構造が極めて簡単であり、安価に提供できる等
幾多の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体側面図、第2図は一部切欠拡大側面図、第
3図は係止部材の斜視図、第4図は第3図に於ける係止
部材のA-A断面図と排出管との関係を示した一部切欠断
面図、第5図は係止部材の作動状態を示した断面図、第
6図は第3図に於ける係止部材のB-B断面図と排出管と
の関係を示した一部切欠断面図、第7図乃至第11図は従
来例の説明図である。 1……把持部、2……吸上口、3……吸上管、4……分
岐口、5……流出口、6……可撓管、7……排出管、8
……係止部材、9……突片、10……操作片、11……係止
舌片、12……連設片、13……切溝、14……作動片、15…
…上突出片、16……係止部、17……下突出片、18……ス
イッチボタン、19……モーター、20……羽根、21……容
器、22……第1吊り下げ孔、23……通電用コード、24…
…取付部材、25……間隙、26……固定用リング、27……
蓋金取付口金、28……外嵌筒、29……凹溝、30……載置
板、31……第2吊り下げ孔、32……第3吊り下げ孔、33
……補強突条、34……取付管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】把持部1に、下端に吸上口2を開口した吸
    上管3を取付け、該吸上管3の上部に分岐口4を介して
    先端に流出口5を備えた可撓管6を取付け、吸上口2よ
    り液体を吸上げ、流出口5に液体を流動するようにした
    液体ポンプに於いて、流出口5に表面の上下に亘り多数
    の凹溝29,29・・・を設けた排出管7を連設し、該排出
    管7に係止部材8を上下自在に取付け、且つ係止部材8
    は、排出管7に外嵌する外嵌筒28に突片9を突設すると
    共に突片9の先端に上部に指向した操作片10と操作片10
    と反対側の下部に指向し内方に折曲して容器の蓋取付口
    金に係止する係止舌片11を備えた連設片12を設け、更に
    外嵌筒28に下向きコ字状の切溝13を設けて作動片14を形
    成し、該作動片14の表面上端に上突出片15を突設し、上
    突出片15の反対側で作動片14の裏面上端に排出管7に設
    けた凹溝29に係止する係止部16を設けると共に作動片14
    の下方より上突出片15に平行して下突出片17を突設して
    成ることを特徴とする液体ポンプ。
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