JP2548012Y2 - ベニヤ単板切断装置 - Google Patents
ベニヤ単板切断装置Info
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- JP2548012Y2 JP2548012Y2 JP2319091U JP2319091U JP2548012Y2 JP 2548012 Y2 JP2548012 Y2 JP 2548012Y2 JP 2319091 U JP2319091 U JP 2319091U JP 2319091 U JP2319091 U JP 2319091U JP 2548012 Y2 JP2548012 Y2 JP 2548012Y2
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ベニヤ単板(以下、
ベニヤ単板という)相互を縦矧ぎあるいは横矧ぎする際
に、その前端縁および後端縁の不揃い部分を除去する単
板切断装置、詳しくは切断された後端縁の不揃い部分を
排除する後端屑排除機構に関する。
ベニヤ単板という)相互を縦矧ぎあるいは横矧ぎする際
に、その前端縁および後端縁の不揃い部分を除去する単
板切断装置、詳しくは切断された後端縁の不揃い部分を
排除する後端屑排除機構に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、特公平2−13612号公報に示
すように、単板相互をスカーフ接合する際に単板の搬送
方向の前端および後端に所定の傾斜角度のスカーフカッ
ト面を形成するとともに不揃い部分を切断除去する単板
切断装置にあっては、切断刃の動作に関連して単板の切
断跡へ進入するとともに単板の前端縁の切断動作時には
固定刃に沿って搬出側へ移動し、反対に単板の後端縁の
切断動作時には固定刃に沿って搬入側へ移動する爪状体
を備えた屑排除部材を、固定刃とこの固定刃の搬出側に
配置された搬出体との間に開閉可能に設けられたダンパ
ーの下側に設けている。
すように、単板相互をスカーフ接合する際に単板の搬送
方向の前端および後端に所定の傾斜角度のスカーフカッ
ト面を形成するとともに不揃い部分を切断除去する単板
切断装置にあっては、切断刃の動作に関連して単板の切
断跡へ進入するとともに単板の前端縁の切断動作時には
固定刃に沿って搬出側へ移動し、反対に単板の後端縁の
切断動作時には固定刃に沿って搬入側へ移動する爪状体
を備えた屑排除部材を、固定刃とこの固定刃の搬出側に
配置された搬出体との間に開閉可能に設けられたダンパ
ーの下側に設けている。
【0003】そして上記した屑排除部材の爪状体は、前
端縁の屑単板排除時に固定刃の下方から上方へ一旦移動
させ、次に固定刃上面に近接する位置まで下動させた後
に固定刃に沿いながら搬出側へ移動して前端縁の屑単板
を固定刃の搬出側へ排出している。
端縁の屑単板排除時に固定刃の下方から上方へ一旦移動
させ、次に固定刃上面に近接する位置まで下動させた後
に固定刃に沿いながら搬出側へ移動して前端縁の屑単板
を固定刃の搬出側へ排出している。
【0004】また、後端縁の屑単板排除時にあっては、
その爪状体を固定刃の下方からその上面まで移動させた
後、固定刃の上面に沿いながら搬入側へ移動して後端縁
の屑単板を固定刃の搬入側へ押し出して排除している。
その爪状体を固定刃の下方からその上面まで移動させた
後、固定刃の上面に沿いながら搬入側へ移動して後端縁
の屑単板を固定刃の搬入側へ押し出して排除している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
屑排除部材にあっては、前端縁および後端縁の単板屑の
排除には爪状体を上記したように異なるように夫々移動
させて排除するため、爪状体を上記のように複雑に移動
させる、例えばカム機構などの移動機構の構造が複雑化
する問題を有している。
屑排除部材にあっては、前端縁および後端縁の単板屑の
排除には爪状体を上記したように異なるように夫々移動
させて排除するため、爪状体を上記のように複雑に移動
させる、例えばカム機構などの移動機構の構造が複雑化
する問題を有している。
【0006】また、爪状体が上記したように長い距離で
移動しながら屑単板を排除するため、屑単板の排除時間
が長くなって切断動作に多くの時間がかかる問題をも有
している。このため、単板接合作業との整合性が悪くな
って単板接合処理能力を低下させている。
移動しながら屑単板を排除するため、屑単板の排除時間
が長くなって切断動作に多くの時間がかかる問題をも有
している。このため、単板接合作業との整合性が悪くな
って単板接合処理能力を低下させている。
【0007】 本考案は、上記した従来の欠点を解決す
るために考案されたものであり、その目的とするところ
は、簡易な動作により切断された少なくとも後端縁の屑
単板を確実、かつ短時間に排除することができ、装置を
簡素化するとともに単板の切断処理能力を高めることが
可能な単板切断装置を提供することにある。
るために考案されたものであり、その目的とするところ
は、簡易な動作により切断された少なくとも後端縁の屑
単板を確実、かつ短時間に排除することができ、装置を
簡素化するとともに単板の切断処理能力を高めることが
可能な単板切断装置を提供することにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】このため本考案は、単
板を搬入する搬入部材と、搬入された単板の搬送方向の
前端縁および後端縁の切断位置を夫々検出する単板検出
器と、搬入された単板を支持する単板支持部材と、単板
支持部材に支持された単板を検出された前端縁切断位置
および後端縁切断位置にて切断する刃物と、単板支持部
材の単板搬送方向上手側または下手側に排出間隙を設
け、更には単板を搬出する搬出部材とを備えた単板切断
装置において、単板支持部材に向かって移動可能に設け
られ、回転しながら当接して排出間隙内へ排出する排除
部材をを設けたことを特徴としている。
板を搬入する搬入部材と、搬入された単板の搬送方向の
前端縁および後端縁の切断位置を夫々検出する単板検出
器と、搬入された単板を支持する単板支持部材と、単板
支持部材に支持された単板を検出された前端縁切断位置
および後端縁切断位置にて切断する刃物と、単板支持部
材の単板搬送方向上手側または下手側に排出間隙を設
け、更には単板を搬出する搬出部材とを備えた単板切断
装置において、単板支持部材に向かって移動可能に設け
られ、回転しながら当接して排出間隙内へ排出する排除
部材をを設けたことを特徴としている。
【0009】
【考案の作用】本考案は上記のように構成されるため、
単板の搬送にともなって単板検出器により前端縁および
後端縁の切断位置が夫々検出される。そして単板支持部
材に支持された単板の前端切断位置および後端切断位置
が所定の切断位置に達したとき、移動する刃物により前
端縁の不揃い部分を除去するように切断される。
単板の搬送にともなって単板検出器により前端縁および
後端縁の切断位置が夫々検出される。そして単板支持部
材に支持された単板の前端切断位置および後端切断位置
が所定の切断位置に達したとき、移動する刃物により前
端縁の不揃い部分を除去するように切断される。
【0010】そして単板の搬出にともなって単板支持部
材上に切断された前端縁あるいは後端縁の不揃い部分が
取り残されると、この不揃い部分に対して回転する排除
部材を当接させ、排除部材の回転力によりこの不揃い部
分を排出間隙内へ強制的に排出させる。
材上に切断された前端縁あるいは後端縁の不揃い部分が
取り残されると、この不揃い部分に対して回転する排除
部材を当接させ、排除部材の回転力によりこの不揃い部
分を排出間隙内へ強制的に排出させる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って説明
する。
する。
【0012】図1は単板切断装置の概略を示す斜視図で
ある。
ある。
【0013】図2は単板切断装置の正面図である。
【0014】図3は刃物ディスクと固定刃との関係を示
す略体拡大縦断面図である。
す略体拡大縦断面図である。
【0015】図4は後端屑排除機構を拡大して示す斜視
図である。
図である。
【0016】単板切断装置1は単板接合装置(図示せ
ず)の搬入側に配置され、搬入された単板3の搬送方向
の前端および後端に所定の角度のスカーフカットを形成
すると同時に前端縁および後端縁の不揃い部分3a・3
bを切断除去するものである。
ず)の搬入側に配置され、搬入された単板3の搬送方向
の前端および後端に所定の角度のスカーフカットを形成
すると同時に前端縁および後端縁の不揃い部分3a・3
bを切断除去するものである。
【0017】上記した単板切断装置1の搬入側には単板
3の搬送方向と直交する方向の長さの軸線を有した搬入
部材を構成する上下一対の搬入ロール5が、相互が当接
して回転するように配置されている。
3の搬送方向と直交する方向の長さの軸線を有した搬入
部材を構成する上下一対の搬入ロール5が、相互が当接
して回転するように配置されている。
【0018】そして、例えば下方に位置する一方の搬入
ロール5には電動モータ(図示せず)が連結され、電動
モータの駆動にともなって搬入ロール5が図1に示す実
線矢印方向へ回転される。
ロール5には電動モータ(図示せず)が連結され、電動
モータの駆動にともなって搬入ロール5が図1に示す実
線矢印方向へ回転される。
【0019】搬入ロール5の搬出側には搬入ロール5の
軸線と一致して平行に延出する支持台7が、その上面と
搬入ロール5の搬送面とが一致するように配置されてい
る。
軸線と一致して平行に延出する支持台7が、その上面と
搬入ロール5の搬送面とが一致するように配置されてい
る。
【0020】支持台7の上方には公知の単板検出装置9
が、単板3の搬送方向と直交する方向へ単板3の検出精
度に応じた所定の間隔をおいて配置されている。
が、単板3の搬送方向と直交する方向へ単板3の検出精
度に応じた所定の間隔をおいて配置されている。
【0021】すなわち、搬入ロール5の上方に配置され
た支持軸11には多数の二腕レバー13が、上記した所
定の間隔をおいて回動可能に支持され、各二腕レバー1
3の一腕部の下端部には検出ローラー15が取り付けら
れている。
た支持軸11には多数の二腕レバー13が、上記した所
定の間隔をおいて回動可能に支持され、各二腕レバー1
3の一腕部の下端部には検出ローラー15が取り付けら
れている。
【0022】また、各二腕レバー13の他腕部には単板
検出器17が、対向するように配置されている。
検出器17が、対向するように配置されている。
【0023】さらに、各二腕レバー13の他腕部には一
端がフレーム(図示せず)に掛止された引張りばね19
の他端が掛止され、引張りばね19の弾性力により二腕
レバー13が、常にその検出ローラー15が支持台7の
上面に当接するように回動付勢されている。
端がフレーム(図示せず)に掛止された引張りばね19
の他端が掛止され、引張りばね19の弾性力により二腕
レバー13が、常にその検出ローラー15が支持台7の
上面に当接するように回動付勢されている。
【0024】なお、支持台7の上面に検出ローラー15
が当接した状態において、単板検出器17は単板非検出
状態になっている。
が当接した状態において、単板検出器17は単板非検出
状態になっている。
【0025】支持台7の搬出側には単板支持部材を構成
する固定刃ホルダー21が、その上面と支持台7の上面
とがほぼ一致するように取り付けられている。
する固定刃ホルダー21が、その上面と支持台7の上面
とがほぼ一致するように取り付けられている。
【0026】固定刃ホルダー21の搬出端側には刃物の
一部を構成する固定刃23が取り付けられている。
一部を構成する固定刃23が取り付けられている。
【0027】各二腕レバー13の相互間には多数の単板
押圧片25が上下方向へ移動可能に支持され、連結され
たシリンダー26の作動により単板押圧片25が単板3
の搬送面と一致する下方位置と搬送面から上方へ離間し
た上方位置との間にて移動される。
押圧片25が上下方向へ移動可能に支持され、連結され
たシリンダー26の作動により単板押圧片25が単板3
の搬送面と一致する下方位置と搬送面から上方へ離間し
た上方位置との間にて移動される。
【0028】また、固定刃ホルダー21の搬入側には多
数の弾性片27が、単板押圧片25と一致する箇所に取
り付けられている。
数の弾性片27が、単板押圧片25と一致する箇所に取
り付けられている。
【0029】固定刃ホルダー21の上方には上下一対の
支持ガイド29が、単板3の搬送方向と直交する方向全
体にわたって取り付けられ、支持ガイド29にはスライ
ダー31が単板3の搬送方向と直交する方向へ移動可能
に支持されている。
支持ガイド29が、単板3の搬送方向と直交する方向全
体にわたって取り付けられ、支持ガイド29にはスライ
ダー31が単板3の搬送方向と直交する方向へ移動可能
に支持されている。
【0030】このスライダー31には支持ガイド29と
平行な軸線を有した送りねじ33が噛み合わされ、送り
ねじ33には電動モータ35が連結されている。
平行な軸線を有した送りねじ33が噛み合わされ、送り
ねじ33には電動モータ35が連結されている。
【0031】スライダー31の上方には送りねじ33と
平行な軸線を有した駆動軸37が取り付けられ、駆動軸
37には電動モータ38が連結されている。
平行な軸線を有した駆動軸37が取り付けられ、駆動軸
37には電動モータ38が連結されている。
【0032】駆動軸37は外周面に複数のキー突部37
aを有したスプライン軸になっている。
aを有したスプライン軸になっている。
【0033】スライダー31の上部には駆動軸37と一
致する軸線を有したナット軸39が回転可能に支持さ
れ、ナット軸39の中心部に形成された貫通孔39aの
内面にはキー溝39bがキー突部37aと係合するよう
に形成されている。
致する軸線を有したナット軸39が回転可能に支持さ
れ、ナット軸39の中心部に形成された貫通孔39aの
内面にはキー溝39bがキー突部37aと係合するよう
に形成されている。
【0034】そしてナット軸39には駆動軸37が、キ
ー溝39bとキー突部37aが係合して回り止めされる
とともに軸線方向へ移動可能に噛み合わされている。ま
た、ナット軸39の端部外周には歯車41が形成されて
いる。
ー溝39bとキー突部37aが係合して回り止めされる
とともに軸線方向へ移動可能に噛み合わされている。ま
た、ナット軸39の端部外周には歯車41が形成されて
いる。
【0035】一方、スライダー31には上下方向へ軸線
を有した回転軸43が回転可能に支持され、回転軸43
の軸上部には歯車45が、歯車41と噛み合うように取
り付けられている。
を有した回転軸43が回転可能に支持され、回転軸43
の軸上部には歯車45が、歯車41と噛み合うように取
り付けられている。
【0036】回転軸43の軸下部には刃物の一部を構成
する刃物ディスク47が取り付けられている。この刃物
ディスク47の外周縁には刃先47aが形成され、その
中心部が外周縁の刃先47aより若干上方に位置するお
わん形円盤形状に形成されている。
する刃物ディスク47が取り付けられている。この刃物
ディスク47の外周縁には刃先47aが形成され、その
中心部が外周縁の刃先47aより若干上方に位置するお
わん形円盤形状に形成されている。
【0037】そしてスライダー31は刃物ディスク47
が単板3に対して所定の傾斜角度、すなわち、単板3の
前端および後端にその厚さに対し斜面が所定の長さにな
るスカーフカット面を形成するように傾斜状態に配置さ
れ、しかも刃物ディスク47の端部付近が固定刃23に
接触し、かつ端縁が固定刃23より単板搬送方向下手側
に若干突出した状態に備えられている。
が単板3に対して所定の傾斜角度、すなわち、単板3の
前端および後端にその厚さに対し斜面が所定の長さにな
るスカーフカット面を形成するように傾斜状態に配置さ
れ、しかも刃物ディスク47の端部付近が固定刃23に
接触し、かつ端縁が固定刃23より単板搬送方向下手側
に若干突出した状態に備えられている。
【0038】スライダー31の両側にはシリンダー48
が夫々取り付けられ、各シリンダー48のロッドには単
板3の搬送方向と直交する方向へ延出する押圧板50
が、刃物ディスク47の搬入側下方に位置するように取
り付けられている。この押圧板50の両端部は若干上方
へ折り曲げ形成されている。
が夫々取り付けられ、各シリンダー48のロッドには単
板3の搬送方向と直交する方向へ延出する押圧板50
が、刃物ディスク47の搬入側下方に位置するように取
り付けられている。この押圧板50の両端部は若干上方
へ折り曲げ形成されている。
【0039】そして押圧板50はシリンダー48の作動
により固定刃ホルダー21の上面に支持された単板3の
上面に圧接する下方位置と、単板3の上面から離間した
上方位置との間にて移動される。
により固定刃ホルダー21の上面に支持された単板3の
上面に圧接する下方位置と、単板3の上面から離間した
上方位置との間にて移動される。
【0040】固定刃ホルダー21の搬出側の上方には図
4に示す後端屑排除機構49が配置されている。
4に示す後端屑排除機構49が配置されている。
【0041】 すなわち、単板3の搬送方向と直交する
方向の両端側に位置する一対の支持板51には単板3の
搬送方向と直交する方向に軸線を有した支持軸53が回
転可能に支持され、支持軸53には排除部材の一部を構
成する多数の回転ローラー55が軸線方向へ所定の間隔
をおいて取り付けられている。
方向の両端側に位置する一対の支持板51には単板3の
搬送方向と直交する方向に軸線を有した支持軸53が回
転可能に支持され、支持軸53には排除部材の一部を構
成する多数の回転ローラー55が軸線方向へ所定の間隔
をおいて取り付けられている。
【0042】 そして各回転ローラー55の外周には排
除部材の一部を構成する多数の針状体57が放射方向へ
延出するように取り付けられている。
除部材の一部を構成する多数の針状体57が放射方向へ
延出するように取り付けられている。
【0043】また、夫々の支持板51にはシリンダー5
9が取り付けられ、シリンダー59の作動により針状体
57の先端部が固定刃ホルダー21および固定刃23の
上面にある単板3に当接する下方位置と、これらから離
間した上方位置との間にて移動される。
9が取り付けられ、シリンダー59の作動により針状体
57の先端部が固定刃ホルダー21および固定刃23の
上面にある単板3に当接する下方位置と、これらから離
間した上方位置との間にて移動される。
【0044】さらに、一方の支持板51には電動モータ
61が取り付けられ、電動モータ61は支持板51の側
面に支持されたプーリ63およびプーリ63に張設され
たベルト65を介して支持軸53に連結されている。
61が取り付けられ、電動モータ61は支持板51の側
面に支持されたプーリ63およびプーリ63に張設され
たベルト65を介して支持軸53に連結されている。
【0045】固定刃23の搬出側には単板3の搬送方向
と直交する方向に軸線を有した搬出部材としての上下一
対の搬出ロール67が、排出間隙69をおいて回転可能
に支持されている。
と直交する方向に軸線を有した搬出部材としての上下一
対の搬出ロール67が、排出間隙69をおいて回転可能
に支持されている。
【0046】 そして、例えば下方に位置する排出ロー
ル67はチェーン(図示せず)によって搬入ロール5と
連結され、搬入ロール5と同じ様に回転・停止を行う。
ル67はチェーン(図示せず)によって搬入ロール5と
連結され、搬入ロール5と同じ様に回転・停止を行う。
【0047】排出間隙69内における固定刃23側には
単板押え機構71が配置されている。
単板押え機構71が配置されている。
【0048】すなわち、固定刃23の搬出側には単板下
面押え爪73が配置され、連結されたシリンダー75に
より単板下面押え爪73が、単板3の搬送面とほぼ一致
する上方位置と、下方へ離間した下方位置との間にて移
動される。
面押え爪73が配置され、連結されたシリンダー75に
より単板下面押え爪73が、単板3の搬送面とほぼ一致
する上方位置と、下方へ離間した下方位置との間にて移
動される。
【0049】また、単板下面押え爪73に相対する上方
には単板上面押え板77が配置され、連結されたシリン
ダー79により単板上面押え板77が、単板下面押え爪
73に当接する下方位置と、単板下面押え爪73から離
間した上方位置との間にて移動される。
には単板上面押え板77が配置され、連結されたシリン
ダー79により単板上面押え板77が、単板下面押え爪
73に当接する下方位置と、単板下面押え爪73から離
間した上方位置との間にて移動される。
【0050】なお、排出間隙69の下方には単板3の搬
送方向と直交する方向へ走行する屑排出コンベヤー(図
示せず)が配置されている。
送方向と直交する方向へ走行する屑排出コンベヤー(図
示せず)が配置されている。
【0051】次に、上記のように構成された単板切断装
置1の作用を説明する。
置1の作用を説明する。
【0052】図5〜図10は作用を示す説明図である。
【0053】スライダー31を、単板3の搬送方向と直
交する方向の一方側で、刃物ディスク47が単板3の搬
送を妨げない位置に待機させておく。
交する方向の一方側で、刃物ディスク47が単板3の搬
送を妨げない位置に待機させておく。
【0054】また、単板下面押え爪73は、シリンダー
75を作動させることにより、先端が固定刃23に接触
した状態に待機させておく。
75を作動させることにより、先端が固定刃23に接触
した状態に待機させておく。
【0055】先ず、単板3は搬送方向に繊維を有し、そ
の繊維方向(搬送方向)の前端縁および後端縁には厚さ
が不揃いになった不揃い部分3a・3bを有している。
の繊維方向(搬送方向)の前端縁および後端縁には厚さ
が不揃いになった不揃い部分3a・3bを有している。
【0056】搬入ロール5の回転にともなって上記の単
板3が繊維方向へ搬送されて支持台7の上面に位置する
と、単板3の上面に当接する検出ローラー15により対
応する単板検出器17が、単板非検出状態から単板検出
状態へ遷移される。
板3が繊維方向へ搬送されて支持台7の上面に位置する
と、単板3の上面に当接する検出ローラー15により対
応する単板検出器17が、単板非検出状態から単板検出
状態へ遷移される。
【0057】そして上記した単板検出器17のすべてが
単板非検出状態から単板検出状態に遷移したとき、この
位置が単板3の前端切断位置aとして検出される。
単板非検出状態から単板検出状態に遷移したとき、この
位置が単板3の前端切断位置aとして検出される。
【0058】そして搬入ロール5の回転にともなって単
板3の前端切断位置aが固定刃23の箇所に位置したと
き、搬入ロール5の回転を中断して単板3を停止させ
る。
板3の前端切断位置aが固定刃23の箇所に位置したと
き、搬入ロール5の回転を中断して単板3を停止させ
る。
【0059】なお、単板3の前端切断位置aを固定刃2
3まで搬送して停止させる制御方法としては、検出ロー
ラー15と固定刃23との距離に応じて搬入ロール5の
回転数を設定しておき、すべての単板検出器17が単板
検出状態に遷移した後に搬入ロール5の回転数が所定数
に達したとき、搬入ロール5の回転を停止して単板3の
前端切断位置aを固定刃23に停止させるようにすれば
よい。
3まで搬送して停止させる制御方法としては、検出ロー
ラー15と固定刃23との距離に応じて搬入ロール5の
回転数を設定しておき、すべての単板検出器17が単板
検出状態に遷移した後に搬入ロール5の回転数が所定数
に達したとき、搬入ロール5の回転を停止して単板3の
前端切断位置aを固定刃23に停止させるようにすれば
よい。
【0060】上記動作後、図5に示すように、作動する
シリンダー28により下方位置へ移動する単板押圧片2
5と弾性片27との協働により単板3の前部を挟持させ
た後、電動モータ35を駆動して送りねじ33を所定の
方向へ回転させる。
シリンダー28により下方位置へ移動する単板押圧片2
5と弾性片27との協働により単板3の前部を挟持させ
た後、電動モータ35を駆動して送りねじ33を所定の
方向へ回転させる。
【0061】これによりスライダー31は単板3の繊維
と直交する方向の一側端部から他側端部へ向って移動さ
れる。
と直交する方向の一側端部から他側端部へ向って移動さ
れる。
【0062】また、電動モータ35と同期駆動する電動
モータ38により駆動軸37が所定の方向へ回転される
と、駆動軸37に対してナット軸39が移動可能にされ
るとともに所定の方向へ回転して刃物ディスク47を図
6に示す実線矢印方向へ回転させて単板3を前端切断位
置aにて切断し、前端縁の不揃い部分3aを除去する。
モータ38により駆動軸37が所定の方向へ回転される
と、駆動軸37に対してナット軸39が移動可能にされ
るとともに所定の方向へ回転して刃物ディスク47を図
6に示す実線矢印方向へ回転させて単板3を前端切断位
置aにて切断し、前端縁の不揃い部分3aを除去する。
【0063】上記したように刃物デイスク47が回転し
ながら移動する際、図6に示すように、作動するシリン
ダー48により下方位置へ移動した押圧板50が固定刃
ホルダー21上に支持された単板3の上面に圧接しなが
ら摺接される。
ながら移動する際、図6に示すように、作動するシリン
ダー48により下方位置へ移動した押圧板50が固定刃
ホルダー21上に支持された単板3の上面に圧接しなが
ら摺接される。
【0064】これにより切断される単板3が湾曲してい
ても、切断箇所の単板3は上面に圧接しながら摺接する
押圧板50によりその湾曲状態が平面状となるように修
正されるため、前端切断位置aにてほぼ直線状となるよ
うに切断される。
ても、切断箇所の単板3は上面に圧接しながら摺接する
押圧板50によりその湾曲状態が平面状となるように修
正されるため、前端切断位置aにてほぼ直線状となるよ
うに切断される。
【0065】また、単板3の前端切断位置aに近い箇所
が押圧板50により押圧されるため、切断時に単板3が
あばれたりすることが防止される。これにより単板3の
前端に良好な精度のスカーフカット面を形成することが
できる。
が押圧板50により押圧されるため、切断時に単板3が
あばれたりすることが防止される。これにより単板3の
前端に良好な精度のスカーフカット面を形成することが
できる。
【0066】なお、単板3の前端縁切断後においてスラ
イダー31、したがって刃物ディスク47は単板3の搬
送方向と直交する方向の他側端部に移動した状態で待機
している。
イダー31、したがって刃物ディスク47は単板3の搬
送方向と直交する方向の他側端部に移動した状態で待機
している。
【0067】また、上記した切断動作により切断された
単板3前端縁の不揃い部分3aは、図7に示すように切
断後に自重により排出間隙69内に落下して単板切断装
置1の外へ排出される。
単板3前端縁の不揃い部分3aは、図7に示すように切
断後に自重により排出間隙69内に落下して単板切断装
置1の外へ排出される。
【0068】上記した前端縁切断後、上方位置へ移動す
る前端部押圧片25により単板3前部の挟持状態が解除
されると、搬入ロール5および搬出ロール67を再び回
転して単板3を搬送させる。そして搬送される単板3は
その前部が搬出ロール67により挟持されて引き出され
る。
る前端部押圧片25により単板3前部の挟持状態が解除
されると、搬入ロール5および搬出ロール67を再び回
転して単板3を搬送させる。そして搬送される単板3は
その前部が搬出ロール67により挟持されて引き出され
る。
【0069】上記した単板3の搬送にともなって少なく
とも1つの検出ローラー15が単板3上面に対する非当
接状態になって対応する単板検出器17が単板検出状態
から非検出状態へ遷移したとき、この位置が単板3の後
端縁切断位置bとして検出される。
とも1つの検出ローラー15が単板3上面に対する非当
接状態になって対応する単板検出器17が単板検出状態
から非検出状態へ遷移したとき、この位置が単板3の後
端縁切断位置bとして検出される。
【0070】そして上記と同様に、単板3の後端切断位
置bが固定刃23に位置したとき、搬入ロール5および
搬出ロール67の回転を中断して停止させる。
置bが固定刃23に位置したとき、搬入ロール5および
搬出ロール67の回転を中断して停止させる。
【0071】上記動作後、図8に示すように、シリンダ
ー75の作動により上方位置へ移動する単板下面押え爪
73およびシリンダー79の作動により下方位置へ移動
する単板上面押え板77により、両者間に位置する単板
3の後部を挟持して固定させる。
ー75の作動により上方位置へ移動する単板下面押え爪
73およびシリンダー79の作動により下方位置へ移動
する単板上面押え板77により、両者間に位置する単板
3の後部を挟持して固定させる。
【0072】次に、電動モータ35を逆転駆動して単板
3の繊維直交方向の他端部側方に待機していたスライダ
ー31を復動させるとともに逆転駆動する電動モータ3
8により刃物ディスク47を図6に破線矢印で示すよう
に逆回転させながら単板3の後端縁を後端切断位置bに
て切断し、単板3の後端に前端と同様なスカーフカット
面を形成する。
3の繊維直交方向の他端部側方に待機していたスライダ
ー31を復動させるとともに逆転駆動する電動モータ3
8により刃物ディスク47を図6に破線矢印で示すよう
に逆回転させながら単板3の後端縁を後端切断位置bに
て切断し、単板3の後端に前端と同様なスカーフカット
面を形成する。
【0073】上記した後端縁の切断後に回転する搬出ロ
ール67により不揃い部分3bが切断されたワンピース
状の単板3が搬出されると、図9に示すように切断され
た不揃い部分3bが固定刃ホルダー21上に取り残され
る。
ール67により不揃い部分3bが切断されたワンピース
状の単板3が搬出されると、図9に示すように切断され
た不揃い部分3bが固定刃ホルダー21上に取り残され
る。
【0074】この状態にて図10に示すように、駆動す
る電動モータ61により回転ローラー55が反時計方向
へ回転されるとともに作動するシリンダー59により回
転ローラー55が固定刃ホルダー21に向って移動され
ると、固定刃ホルダー21上に取り残された後端縁の不
揃い部分3bは回転する回転ローラー55の針状体57
との接触により付与される回転力により排出間隙69へ
強制的に排出される。
る電動モータ61により回転ローラー55が反時計方向
へ回転されるとともに作動するシリンダー59により回
転ローラー55が固定刃ホルダー21に向って移動され
ると、固定刃ホルダー21上に取り残された後端縁の不
揃い部分3bは回転する回転ローラー55の針状体57
との接触により付与される回転力により排出間隙69へ
強制的に排出される。
【0075】このように本実施例は、単板3の後端縁の
切断にともなって固定刃ホルダー21上に取り残された
後端縁の不揃い部分3bに回転する回転ローラー55の
針状体57を当接させることによりこの不揃い部分3b
を強制的に排出間隙69内に排出させることができ、次
に搬入される単板3の切断作業の邪魔になることがな
く、切断作業を円滑に行い得る。
切断にともなって固定刃ホルダー21上に取り残された
後端縁の不揃い部分3bに回転する回転ローラー55の
針状体57を当接させることによりこの不揃い部分3b
を強制的に排出間隙69内に排出させることができ、次
に搬入される単板3の切断作業の邪魔になることがな
く、切断作業を円滑に行い得る。
【0076】上記の説明は、固定刃23に沿って回転し
ながら移動する刃物ディスク47により搬入された単板
3の前端縁および後端縁を切断してスカーフカット面を
形成するとともにその不揃い部分3a・3bを切断除去
するものとしたが、単板3を切断する刃物としては、図
11に示すように、搬入された単板3を支持する単板支
持台81に向って上下方向へ往復移動するシャー形式の
刃物83であってもよい。なお、図11においては、実
施例と同一の部材については同一の符号を付してその説
明を省略する。
ながら移動する刃物ディスク47により搬入された単板
3の前端縁および後端縁を切断してスカーフカット面を
形成するとともにその不揃い部分3a・3bを切断除去
するものとしたが、単板3を切断する刃物としては、図
11に示すように、搬入された単板3を支持する単板支
持台81に向って上下方向へ往復移動するシャー形式の
刃物83であってもよい。なお、図11においては、実
施例と同一の部材については同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0077】また、同様に、回転ローラー55の進入を
可能にするスペースを確保できるのであれは、ロールの
外周面に複数の刃物を取り付けたロータリー形式の刃物
であってもよい。
可能にするスペースを確保できるのであれは、ロールの
外周面に複数の刃物を取り付けたロータリー形式の刃物
であってもよい。
【0078】上記の説明は、回転ローラ55の単板に当
接する側の回転方向を単板搬送方向と一致させ、不揃い
部分を固定刃23の下手側に排除したが、特公平2−1
3612号公報に記載された装置のように、固定刃23
の上手側の固定刃ホルダー21に排出間隙を設け、回転
ローラ55を前述とは逆の方向に回転させ、不揃い部分
を上手側の排出間隙に排除するようにしてもよい。
接する側の回転方向を単板搬送方向と一致させ、不揃い
部分を固定刃23の下手側に排除したが、特公平2−1
3612号公報に記載された装置のように、固定刃23
の上手側の固定刃ホルダー21に排出間隙を設け、回転
ローラ55を前述とは逆の方向に回転させ、不揃い部分
を上手側の排出間隙に排除するようにしてもよい。
【0079】さらに、上記の説明は、搬送方向に繊維を
有した単板3相互を縦矧ぎ接合するため、その前端縁お
よび後端縁を切断してスカーフカット面を形成するとと
もにそれらの不揃い部分3a・3bを切断除去するもの
としたが、本考案は単板3相互を縦矧ぎ接合する際の単
板切断装置に限定されるものではなく、搬送方向と直交
する方向に繊維を有した単板相互を横矧ぎ接合する際の
単板切断装置にあっても実施することができる。この場
合にあっては、単板の搬送方向の前端および後端にスカ
ーフカット面を形成する必要がない。
有した単板3相互を縦矧ぎ接合するため、その前端縁お
よび後端縁を切断してスカーフカット面を形成するとと
もにそれらの不揃い部分3a・3bを切断除去するもの
としたが、本考案は単板3相互を縦矧ぎ接合する際の単
板切断装置に限定されるものではなく、搬送方向と直交
する方向に繊維を有した単板相互を横矧ぎ接合する際の
単板切断装置にあっても実施することができる。この場
合にあっては、単板の搬送方向の前端および後端にスカ
ーフカット面を形成する必要がない。
【0080】また、上記の説明は、単板3の前端縁の不
揃い部分3aが切断にともなって自重落下して自然に排
除されるため、後端屑排除機構49の回転ローラー55
により単板3後端縁の不揃い部分3bのみを強制的に排
除させるものとしたが、単板前端縁の切断後にその不揃
い部分が単板支持部材上に取り残される形式の単板切断
装置にあっては、単板前端縁の切断後にも前端縁の不揃
い部分に回転する針状体を当接させて強制的に排除させ
るものであってもよい。
揃い部分3aが切断にともなって自重落下して自然に排
除されるため、後端屑排除機構49の回転ローラー55
により単板3後端縁の不揃い部分3bのみを強制的に排
除させるものとしたが、単板前端縁の切断後にその不揃
い部分が単板支持部材上に取り残される形式の単板切断
装置にあっては、単板前端縁の切断後にも前端縁の不揃
い部分に回転する針状体を当接させて強制的に排除させ
るものであってもよい。
【0081】さらに、上記の説明は、回転ローラー55
の外周面に多数の針状体57を設けて不揃い部分にその
回転力を付与することにより不揃い部分の強制的排除を
可能にするものとしたが、回転ローラーの外周面に生ゴ
ムなどの弾性部材を取り付け、当接する不揃い部分と弾
性部材との摩擦力により回転力を付与してこの不揃い部
分を強制的に排除するものであってもよい。
の外周面に多数の針状体57を設けて不揃い部分にその
回転力を付与することにより不揃い部分の強制的排除を
可能にするものとしたが、回転ローラーの外周面に生ゴ
ムなどの弾性部材を取り付け、当接する不揃い部分と弾
性部材との摩擦力により回転力を付与してこの不揃い部
分を強制的に排除するものであってもよい。
【0082】
【考案の効果】このため本考案は、簡易な動作により切
断された単板後端縁の屑単板を確実に排除することがで
き、装置を簡素化するとともに単板の切断処理能力を高
めることが可能な単板切断装置を提供することが可能で
ある。
断された単板後端縁の屑単板を確実に排除することがで
き、装置を簡素化するとともに単板の切断処理能力を高
めることが可能な単板切断装置を提供することが可能で
ある。
【図1】単板切断装置の概略を示す斜視図である。
【図2】単板切断装置の正面図である。
【図3】刃物ディスクと固定刃との関係を示す略体拡大
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】後端屑排除機構を拡大して示す斜視図である。
【図5】作用を示す説明図である。
【図6】作用を示す説明図である。
【図7】作用を示す説明図である。
【図8】作用を示す説明図である。
【図9】作用を示す説明図である。
【図10】作用を示す説明図である。
【図11】変更実施例を示す説明図である。 1:単板切断装置 3:単板 3a:不揃い部分 3b:不揃い部分 5:搬入部材としての搬入ロール 9:単板検出装置 17:単板検出器 21:単板支持部材としての固定刃ホルダー 23:刃物の一部を構成する固定刃 47:刃物の一部を構成する刃物ディスク 49:後端屑排除機構 55:排除部材の一部を構成する回転ローラー 57:排除部材の一部を構成する針状体
Claims (3)
- 【請求項1】ベニヤ単板を搬入する搬入部材と、搬入さ
れたベニヤ単板の搬送方向の前端縁および後端縁の切断
位置を夫々検出するベニヤ単板検出器と、搬入されたベ
ニヤ単板を支持するベニヤ単板支持部材と、ベニヤ単板
支持部材に支持されたベニヤ単板を検出された前端縁切
断位置および後端縁切断位置にて切断する刃物と、ベニ
ヤ単板支持部材のベニヤ単板搬送方向上手側または下手
側に排出間隙を設け、更にはベニヤ単板を搬出する搬出
部材とを備えたベニヤ単板切断装置において、ベニヤ単
板支持部材に向かって移動可能に設けられ、回転しなが
ら当接して排出間隙内へ排出する排除部材を設けたこと
を特徴とするベニヤ単板切断装置。 - 【請求項2】 排除部材は回転盤の外周に多数の針状体
を設け、ベニヤ単板支持部材上に取り残されたベニヤ単
板の不揃い部分に当接する針状体により不揃い部分を排
出間隙へ排除する請求項1のベニヤ単板切断装置。 - 【請求項3】 排除部材は外周面が高い摩擦係数の回転
盤からなり、ベニヤ単板支持部材上に取り残されたベニ
ヤ単板の後端縁の不揃い部分に当接する回転盤の摩擦力
により不揃い部分を排出間隙へ排除する請求項1のベニ
ヤ単板切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319091U JP2548012Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | ベニヤ単板切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319091U JP2548012Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | ベニヤ単板切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528603U JPH0528603U (ja) | 1993-04-16 |
JP2548012Y2 true JP2548012Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=12103743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2319091U Expired - Lifetime JP2548012Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | ベニヤ単板切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548012Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP2319091U patent/JP2548012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528603U (ja) | 1993-04-16 |
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