JP2548010B2 - コンバインのオ−ガ自動排出位置移動装置 - Google Patents

コンバインのオ−ガ自動排出位置移動装置

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JP2548010B2
JP2548010B2 JP62149495A JP14949587A JP2548010B2 JP 2548010 B2 JP2548010 B2 JP 2548010B2 JP 62149495 A JP62149495 A JP 62149495A JP 14949587 A JP14949587 A JP 14949587A JP 2548010 B2 JP2548010 B2 JP 2548010B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はコンバインに備える穀粒タンクの穀粒排出オ
ーガを機体内側の収納位置から穀粒排出作業位置に移動
させるオーガ自動排出位置移動装置に関する。
「従来の技術」 従来、実公昭61−12193号公報に示される如く、設定
ダイヤルによるオーガ設定位置とポテンショメータによ
るオーガ検出位置を一致させることにより、オーガの移
動先を所望の位置にセットする技術がある。
「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、制御が複雑であるポテンショメータ
を使用するため製作費が高くなり、またオーガの収納動
作の時はオーガレスト位置などによって移動先が定まっ
ているが、排出位置は作業状態(例えば排出穀粒受取り
用トラック或いはトレーラの配置)により様々に異な
る。これを設定ダイヤルで設定することになると、実際
にセットされる位置と、ダイヤルとの対応関係が作業者
には把握し兼ね、所望の位置に正確にセットすることが
困難である。特にダイヤル設定を誤り、トラック荷台で
はなくトラックの運転席上にオーガが回動した状態で下
げ動作を開始したりすると大きな事故を引起すことにな
る。
「問題点を解決するための手段」 然るに本発明は、穀粒タンクと、穀粒タンクより機外
に排出できるオーガと、オーガを上下動させるオーガ上
下動手段と、オーガを水平移動させるオーガ回動手段
と、オーガ上動手段及び回動手段の動作を順次指定して
オーガを作業位置にむけて移動させる自動排出位置移動
手段を備えたコンバインにおいて、 自動排出位置移動手段の作動・停止を司どる自動スイ
ッチと、 オーガ上下動手段及び回動手段用の手動スイッチと、 手動スイッチの下げ操作時自動排出位置移動手段の作
動を禁止する手段、を備えたことを特徴とする。
「作 用」 従って、オーガの自動排出時にはオーガの上動とオー
ガの作業位置方向の回動のみを行い、オーガ回動中に作
業者が所望の位置にきたことを目視確認して手動スイッ
チによる下げ操作を行うことにより、オーガ排出セット
作動が解除され、確実に排出セット位置にオーガを安全
にセットできるものである。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は制御回路図、第2図はコンバインの全体側面
図、第3図は同平面図であり、図中(1)は左右に走行
クローラ(2)(2)を装設するトラックフレーム、
(3)は前記トラックフレーム(1)に固定支持する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)を内蔵してなる脱穀部、(7)は油圧シリンダ
(8)を介して機台(3)前方に昇降可能に支持させて
刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取
部、(11)は前記フィードチェン(5)終端に連結させ
る排藁チェン(12)の終端を臨ませる排藁カッター部、
(13)はコンバインの各部を駆動するエンジン部、(1
4)は揚穀筒(15)を臨ませて脱穀部(4)から取出す
穀粒を貯留する穀粒タンク、(16)は運転席(17)及び
運転操作部(18)を備える運転台であり、前記刈取部
(7)で連続的に穀稈を刈取ると共に、この刈取穀稈を
前記脱穀部(4)で脱穀処理するように構成している。
第4図にも示す如く、前記穀粒タンク(14)は底部に
穀粒横送りオーガ(19)を、また後部に前記横送りオー
ガ(19)からの穀粒を縦送りする縦排出オーガ(20)
を、さらに上部に前記縦排出オーガ(20)からの穀粒を
機外に取出す横排出オーガ(21)を備え、縦軸である前
記オーガ(20)のオーガ筒(22)を中心に該穀粒タンク
(14)を外方に回動自在に設けるもので、前記横送りオ
ーガ(19)と縦排出オーガ(20)との駆動伝達ケース
(23)の下端軸部(23a)を機台(3)の軸受部材(2
4)に、また縦排出オーガ(20)のオーガ筒(22)中間
を前記エンジン部(13)前壁の筒受部材(25)に回動自
在に支持させ、穀粒タンク(14)の前部側を外方に開放
可能に構成している。
第5図乃至第7図に示す如く、前記横排出オーガ(2
1)のオーガ筒(26)を前記縦排出オーガ(20)のオー
ガ筒(22)に上下及び左右水平回動自在に連結支持させ
るもので、前記縦排出オーガ筒(22)の上端に回動フラ
ンジ(27)を嵌合支持させると共に、該フランジ(27)
上端に中間フランジ(28)を固定支持させ、該フランジ
(29)上端側に前記横排出オーガ筒(26)の基端フラン
ジ部(29)を上下回動自在に結合支持させ、また前記中
間フランジ(28)内に横受継オーガ(30)を備え、該横
受継オーガ(30)を介し縦及び横排出オーガ(20)(2
1)を連動連結している。
また、前記回動フランジ(27)上端外周にギヤ(31)
を形成し、該ギヤ(31)にベベルに噛合せる小径ギヤ
(32)を伝動軸(33)を介し二つの電動モータ(34)
(35)に連動連結させるもので、前記伝動軸(33)は本
機側に固設するギヤケース(36)に軸支させ、前記ギヤ
ケース(36)には一対のウォームホイル(37)とウォー
ムギヤ(38)とを備え、前記伝動軸(33)にウォームホ
イル(37)を係合軸支させると共に、前記電動モータ
(34)(35)の各出力軸(39)(40)にウォームギヤ
(38)のギヤ軸(41)両端をジョイント(42)(43)を
介し結合連結させ、二つの電動モータ(34)(35)によ
り前記縦排出オーガ筒(22)を中心に各フランジ(27)
(28)を介し横排出オーガ筒(26)を左右に水平回動さ
せるように構成している。
さらに、前記横排出オーガ筒(26)のフランジ部(2
9)に一端側を固設し他端側を中間フランジ(28)に軸
(44)及び揺動アーム(45)を介し上下揺動自在に支持
させる横パイプ(46)を備え、前記中間フランジ(28)
に軸(47)を介し軸支する油圧シリンダ(48)のピスト
ンロッド(49)先端を前記パイプ(46)の固定取付片
(50)に軸(51)を介し連結させ、前記油圧シリンダ
(48)の伸縮操作により前記フランジ(28)を中心に横
排出オーガ筒(26)先端を上下回動させるように構成し
ている。
また、前記回動フランジ(27)外側には該フランジ
(27)の回動を規制する規制部である規制突部(52)を
設け、前記フランジ(27)の右及び左回動端を検知する
一対のリミットスイッチ(53)(54)にT字形の操作金
具(55)を介して前記突部(52)を当接動作させるよう
に設けている。前記スイッチ(53)(54)は本機側に固
定するスイッチ台(56)を介しそのアクチュエータ部
(57)(58)を対向させるように取付けたもので、これ
らアクチュエータ部(57)(58)間に前記金具(55)の
中央操作板部(59)を介入させ、金具(55)の両端に前
記突部(52)の端部を当接させるように設けている。ま
た金具(55)にはガイド軸(60)を固設していて、前記
スイッチ台(56)に各スイッチ(53)(54)を取付ける
スイッチ取付金具(61)に、前記ガイド軸(60)の軸方
向にスライド自在に操作金具(55)を支持させ、前記突
部(52)の当接によって操作金具(55)がガイド軸(6
0)の軸方向にスライドしたとき操作板部(59)で前記
スイッチ(53)或いは(54)のアクチュエータ部(57)
或いは(58)を押圧操作し、前記フランジ(27)を回動
範囲角度(θ)の間で回動させるように構成している。
第8図に示す如く、前記横排出オーガ筒(26)の中間
部を支持するオーガ収納用オーガレスト(62)を前記脱
穀部(4)前方上部の固定ブラケット(63)に支持板
(64)及びセットボルト(65)を介し着脱自在に取付け
ている。前記レスト(62)はU形状に形成していて、通
常上方にレスト(62)の開口部を臨ませる如くブラケッ
ト(63)に取付けて、レスト(62)に対するオーガ筒
(26)の挿脱方向を上下方向(同図実線矢印方向)とす
る一方、同図仮想線に示す如くレスト(62)の開口部を
横方向に臨ませる如くブラケット(63)の取付ボルト孔
(66)に支持板(64)の取付位置を変更させることによ
り、レスト(62)に対するオーガ筒(26)の挿脱方向を
水平横方向(同図仮想線矢印方向)とするように構成し
ている。
また前記横排出オーガ筒(26)の収納を検出する収納
位置スイッチ(67)を前記レスト(62)に設けるもの
で、該収納位置スイッチ(67)をスイッチブラケット
(68)を介しレスト(62)一側面の開孔(69)に嵌合固
定し、そのアクチュエータ部(70)をレスト(62)内に
臨ませ、前記オーガ筒(26)の当接(収納位置にあると
き)により収納位置スイッチ(67)をオフ作動させる一
方、穀粒の搬出作業時などオーガ筒(26)をレスト(6
2)から外しているとき前記スイッチ(67)をオン作動
させるように構成している。
第1図に示す如く、前記オーガ筒(26)を自動排出及
び自動収納するための制御回路(CPU)(71)を備える
と共に、該回路(71)の内容を自動排出と自動収納とに
切換える切換レバー(71a)と、これら各制御をタッチ
操作により開始及び停止させる自動スイッチ(72)並び
にオペレータが任意に前記オーガ筒(26)を移動させる
手動優先の左回動、右回動、上昇、下降用の各手動スイ
ッチ(73)(74)(75)(76)を前記運転操作部(18)
に配設し、レバー(71a)及び各スイッチ(72)(73)
(74)(75)(76)と前記リミットスイッチ(53)(5
4)及び収納位置スイッチ(67)を前記制御回路(71)
に入力接続させる一方、前記電動モータ(34)(35)を
右及び左回動リレー(77)(78)を介し、また前記油圧
シリンダ(48)の切換弁を操作する上昇ソレノイド(7
9)及び下降ソレノイド(80)をそれぞれ前記制御回路
(71)に出力接続させている。
次に、自動排出及び自動収納時の制御回路(71)の制
御内容を第9図乃至第13図のフローチャートに従って説
明する。
なお、フローチャート中のFUS(上昇フラグ)、FRS
(左回動フラグ)、の各フラグは自動収納スイッチ(7
2)がタッチ操作された時、自動排出(上昇或いは左回
動)を停止するのか再開するのかを判断するために用い
られ、FUS、FRSの各フラグが「0」で自動排出中、
「1」で自動排出停止であるとの情報を制御回路(71)
に与え、またABC(自動排出フラグ)のフラグは自動排
出を解除するのか、行うのかを判別するために用いら
れ、ABCのフラグが「0」で自動排出を許可、「1」で
自動排出を禁止であるとの情報を制御回路(71)に与え
るものである。
而して、穀粒タンク(14)より穀粒を取出す場合、切
換レバー(71a)を自動排出側に切換えてオーガ筒(2
6)を作業方向にむけて移動させるものである。
第9図のフローチャートに示す如く、自動排出側に切
換レバー(71a)が操作されると、まずステップ1にお
いてABCのフラグを「0」にする。ついでステップ2に
おいて自動排出が許可されたことを判断し、ステップ3
において自動スイッチ(72)がタッチ操作された場合、
ステップ4において上昇ソレノイド(79)をオンにして
オーガ筒(26)を上昇させ、ステップ5においてオーガ
筒(26)の上昇時間の計時を開始する。そしてオーガ筒
(26)の上昇動作中に自動スイッチ(72)のタッチ操作
及び手動スイッチ(73)〜(76)のオン操作がなければ
(ステップ6,7)、ステップ8においてオーガ筒(26)
の上昇が一定時間(規定高さに相当)行われたことを判
断したとき、ステップ9において前記ソレノイド(79)
をオフにしてオーガ筒(26)の上昇を停止し、ステップ
10のオーガ筒(26)の左回動に進む。
ところで、ステップ6において自動スイッチ(72)が
タッチ操作されるとステップ12へ進む。ステップ12にお
いて当初FUSが「0」であるため自動排出によるオーガ
筒(26)の上昇中であることを判断し、ステップ13にお
いてオーガ筒(26)の上昇を停止させ、ステップ14にお
いて前記FUSのフラグを「1」にしてステップ15におい
てステップ5の計時を中断し、自動スイッチ(72)が再
度タッチ操作されたときに止まるステップ6,8,16のルー
チングを回し、自動排出を中断保持してオーガ筒(26)
を停止させる。そしてステップ6において自動スイッチ
(72)が再度タッチ操作されるとき、ステップ12におい
てFUSが「1」であるため自動排出停止中であることを
判断し、ステップ17においてFUSを「0」にして、ステ
ップ18においてステップ5の計時を再開し、ステップ8
においてオーガ筒(26)の上昇が一定時間行われていな
いことを判断した場合、ステップ16においてFUSが
「0」であるため自動排出が再開されたことを判断しス
テップ4に進み、一定時間経過するまでオーガ筒(26)
をまず上昇させる。
次に第10図のフローチャートに示す如く、ステップ10
において左回動リレー(78)(78)をオンにしてオーガ
筒(26)を左回動(作業位置にむかう)させ、ステップ
19においてオーガ筒(26)の左回動時間の計時を開始す
る。そしてオーガ筒(26)の左回動中に自動スイッチ
(72)のタッチ操作及び手動スイッチ(73)〜(76)の
オン操作がなければ(ステップ20,21)、ステップ22に
おいてオーガ筒(26)が左回動端に移動して左リミット
スイッチ(54)がオフしたとき、ステップ23において前
記左回動リレー(78)(78)をオフにしてオーガ筒(2
6)の左回動を停止し、ステップ24においてABCのフラグ
「1」にして以降自動スイッチ(72)がタッチ操作され
ても自動排出を行わないようにしている。通常の作業状
態では左回動が適度行われトレーラ上方にきたことを作
業者が判断して、後述する手動による下げ操作をするこ
とにより、自動排出が解除される。この時ABCのフラグ
を「1」にして以降自動スイッチ(72)がタッチ操作さ
れても排出位置セットが行われないようにしている。
なお作業者が手動による下げ操作を行わない場合は上
述のように左リミットスイッチ(54)がオフ動作するま
で回動し、その位置で停止する。
またステップ22において左リミットスイッチ(54)が
故障等によりオフしない場合ステップ25へ進む。ステッ
プ25において回動時間チェックを行いオーガ筒(26)の
左回動が一定時間行われたことを判断したとき、ステッ
プ26において前記リレー(78)(78)をオフにしてオー
ガ筒(26)の左回動停止を図り、ステップ27においてAB
Cのフラグを「1」にしてリミットスイッチ(54)によ
る回動停止と同様に以降自動排出は行われない。
ところで、ステップ20において自動スイッチ(72)が
タッチ操作されるとステップ28に進む。ステップ28にお
いて当初にFRSが「0」であるため自動排出によるオー
ガ筒(26)の左回動中であることを判断し、ステップ29
においてオーガ筒(26)の左回動を停止させ、ステップ
30において前記FRSのフラグを「1」にして、ステップ3
1においてステップ19の計時を中断し、自動スイッチ(7
2)が再度タッチ操作されたときに止まるステップ20,2
5,32のルーチングを回し、自動排出を中断保持してオー
ガ筒(26)を停止させる。そしてステップ20において自
動スイッチ(72)が再度タッチ操作されたとき、ステッ
プ28においてFRSが「1」であるため自動排出停止中で
あることを判断し、ステップ33においてFRSを「0」に
して、ステップ34においてステップ19の計時を再開しス
テップ22に進む。ステップ22においてオーガ筒(26)の
左回動が一定時間行われていないことを判断したとき、
ステップ32においてFRSが「0」であるため自動排出が
再開されたことを判断しステップ10に進み、一定時間経
過するまでオーガ筒(26)を左回動させる。
上記のように自動排出中に作業者が危険を察知した時
など、自動スイッチ(72)をタッチ操作すると、直ちに
自動排出を中断させることで安全性を確保し、また再度
自動スイッチ(72)をタッチ操作することでその中断し
た後から自動排出を再開させ無駄な動作を省略できる。
一方、前記自動排出中に手動スイッチ(73)〜(76)
がオン操作された場合、手動保持にして自動排出を停止
するもので、第11図及び第12図のフローチャートに示す
如き作用する。
つまり、ステップ35において上昇用の手動スイッチ
(75)がオン操作されたとき、ステップ36において上昇
ソレノイド(79)をオンにしてオーガ筒(26)を任意の
高さまで上昇させる。またステップ37において下降用の
手動スイッチ(76)がオン操作されたとき、ステップ38
においてABCのフラグを「1」にしてから、ステップ39
において下降ソレノイド(80)をオンにしてオーガ筒
(26)を任意の高さまで下降さる。
この結果、手動スイッチ(76)による下げ操作時に制
御回路(71)に自動排出禁止命令を下し、以降自動スイ
ッチ(72)がタッチ操作されても自動排出位置セット動
作は行わない。
またステップ40において右回動用の手動スイッチ(7
4)がオン操作されたとき、ステップ41において右リミ
ットスイッチ(53)のオン・オフを調べ、オーガ筒(2
6)が右回動端にない場合前記スイッチ(53)のオンで
ステップ42へ、右回動端にある場合前記スイッチ(53)
のオフでステップ43へ進む。ステップ42において右回動
リレー(77)(77)をオンにしてオーガ筒(26)を任意
の場所に水平回動させ、ステップ43において前記リレー
(77)(77)をオフ保持してオーガ筒(26)の右回動を
阻止する。ステップ44において左回動用の手動スイッチ
(73)がオン操作されたとき、ステップ45において左リ
ミットスイッチ(54)のオン・オフを調べ、オーガ筒
(26)が左回動端にない場合前記スイッチ(54)のオン
でステップ46へ、左回動端にある場合前記スイッチ(5
4)のオフでステップ47へ進む。ステップ46において左
回動リレー(78)(78)をオンにしてオーガ筒(26)を
任意の場所に水平回動させ、ステップ47において前記リ
レー(78)(78)をオフ保持してオーガ筒(26)の左回
動を阻止する。そして手動スイッチ(73)〜(76)のオ
ン操作でオーガ筒(26)を移動した場合全てステップ48
に進む。ステップ48においてFUS、FRS、の各フラグを
「0」にして、手動操作のために停止した自動排出をリ
セットしてステップ2に進み、ステップ2において手動
による下げ操作が行われていないことを判断し、ステッ
プ3において収納スイッチ(72)がタッチ操作されたと
き、自動排出を始めから行うようにしている。
一方、穀粒排出作業位置のオーガ筒(26)をオーガレ
スト(62)つまり収納位置に収納させる場合、前記切換
スイッチ(71a)を自動収納側に切換えて収納方向にむ
けて移動させるものである。
第13図のフローチャートに示す如く、自動収納側に切
換レバー(71a)が操作されると、まずステップ49にお
いて収納位置にオーガ筒(26)があるか否か収納位置ス
イッチ(67)のオン・オフで調べる。前記スイッチ(6
7)がオンで収納位置にオーガ筒(26)がないことを判
断しステップ50において自動スイッチ(72)がタッチ操
作された場合、ステップ51において上昇ソレノイド(7
9)をオンにしてオーガ筒(26)を上昇させステップ52
に進む。ステップ52においてオーガ筒(26)の上昇が一
定時間(規定高さに相当)行われたとき、ステップ53に
おいて前記ソレノイド(79)をオフにしてオーガ筒(2
6)の上昇を停止し、ステップ54のオーガ筒(26)の右
回動に進む。
ステップ54において右回動リレー(77)(77)をオン
にしてオーガ筒(26)を右回動させるステップ55に進
む。ステップ55においてオーガ筒(26)が右回動端に移
動して右リミットスイッチ(53)がオフしたとき、ステ
ップ56において前記右回動リレー(77)(77)をオフに
してオーガ筒(26)の右回動を停止し、ステップ57から
のオーガ筒(26)の下降に進む。
ステップ57において下降ソレノイド(80)をオンにし
てオーガ筒(26)を下降させ、ステップ58に進む。ステ
ップ58においてオーガ筒(26)が収納位置つまりオーガ
レスト(62)に収納されて収納位置リミットスイッチ
(67)がオフしたときステップ59に進み、ステップ59に
おいて前記ソレノイド(80)をオフにしてオーガ筒(2
6)の右回動を停止し、オーガ筒(26)の自動収納を完
了する。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、穀粒タンク
(14)と、穀粒タンク(14)より機外に排出できるオー
ガ(26)と、オーガ(26)を上下動させるオーガ上下動
手段と、オーガを水平移動させるオーガ回動手段と、オ
ーガ上動手段及び回動手段の動作を順次指定してオーガ
を作業位置にむけて移動させる自動排出位置移動手段を
備えたコンバインにおいて、 自動排出位置移動手段の作動・停止を司どる自動スイ
ッチ(72)と、 オーガ上下動手段及び回動手段用の手動スイッチ(7
3)〜(76)と、 手動スイッチの下げ操作時自動排出位置移動手段の作
動を禁止する手段を備えたことにより、オーガ(26)の
自動排出時にはオーガの上動とオーガ(26)の作業位置
方向の回動のみを行い、オーガ(26)回動中に作業者が
所望の位置にきたことを目視確認して手動スイッチ(7
6)による下げ操作を行うことにより、オーガ(26)排
出セット作動が解除され、確実に排出セット位置にオー
ガ(26)をセットでき安全性に秀れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は制御回路図、第2図はコンバインの全体側面
図、第3図は同平面図、第4図は穀粒タンク部の説明
図、第5図は排出オーガ部の部分側面図、第6図は同断
面側面図、第7図はモータ部の説明図、第8図はオーガ
レスト部の説明図、第9図乃至第13図はフローチャート
である。 (26)……穀粒排出オーガ筒 (72)……自動スイッチ (73)(74)(75)(76)……手動スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀粒タンクと、穀粒タンクより機外に排出
    できるオーガと、オーガを上下動させるオーガ上下動手
    段と、オーガを水平移動させるオーガ回動手段と、オー
    ガ上動手段及び回動手段の動作を順次指定してオーガを
    作業位置にむけて移動させる自動排出位置移動手段を備
    えたコンバインにおいて、 自動排出位置移動手段の作動・停止を司どる自動スイッ
    チと、 オーガ上下動手段及び回動手段用の手動スイッチと、 手動スイッチの下げ操作時自動排出位置移動手段の作動
    を禁止する手段、を備えたことを特徴とするコンバイン
    のオーガ自動排出位置移動装置。
JP62149495A 1987-06-16 1987-06-16 コンバインのオ−ガ自動排出位置移動装置 Expired - Lifetime JP2548010B2 (ja)

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