JP2547797B2 - 文書処理方法 - Google Patents

文書処理方法

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JP2547797B2
JP2547797B2 JP62289144A JP28914487A JP2547797B2 JP 2547797 B2 JP2547797 B2 JP 2547797B2 JP 62289144 A JP62289144 A JP 62289144A JP 28914487 A JP28914487 A JP 28914487A JP 2547797 B2 JP2547797 B2 JP 2547797B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は所望のセル及びその中に表示されるテキスト
情報を他のセルに影響を与えることなく、簡単な操作で
消去することができる文書処理方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の文書処理装置における作表方式では、例えば、
第2図(a)のような表の斜線で示されたセル(文字を
入力、表示するための罫線によって囲まれた領域)が不
要となり、(b)のようにしたい場合、 (1)斜線で示されたセルとセルの間の横罫線を1本ず
つ消す。
(2)点線で示した範囲を指定しまとめて罫線を消す。
という方法を行っていた。
しかしながら、上記(1)の方法で行数の多い表にお
いては大変な手間がかかり、又、上記(2)の方法で
は、指定範囲内の罫線が全て消去され不要なセルに隣接
するセルの罫線が消えてしまい(c)のように必要なセ
ルまでもセルでなくなってしまうので再度セルにするた
めに罫引しなければならないという欠点があった。
[目的] 本発明の目的は上述の点に鑑み、所望の範囲を指定す
ることにより、前記範囲の少なくとも一部を含む複数の
セルを指定することができ、 前記指定された各セルを構成する複数の素片情報の
内、前記指定セル以外のセルを構成する素片情報ではな
いと判断される前記素片情報及び前記指定セル内に表示
される前記テスト情報を消去することができる文書処理
方法を提供することを目的としている。
[実施例] 尚、本発明は、システムに適用しても良いし、装置に
適用しても良く、プログラムを装置に適用することによ
り達成しても良いことは言うまでもない。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。なお、
本発明でいう文書は、文章(表も含む),図形,イメー
ジ等を含めて総称している。又、本発明の機能が実行さ
れるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器か
ら成るシステムであっても、LAN等のネツトワークを介
して、処理が行われるシステムであっても本発明が適用
されることは言うまでもない。なお、本発明の文書処理
は元来、机上でペン等により人間が描くという処理を電
子的に行うという基本的な考えがあり、明細書中「線を
引く」、「移動」…等は全て電子的な処理によりもので
ある。
[システムブロツク図] 第1図は本発明に係る一実施例の文書処理装置のシス
テムブロツク図である。1はラスタ・スキヤン表示方式
で使用されるCRT部、2は一画面分の表示パターン情報
を記憶するビデオRAM(VRAM)、3はVRAM2に対するパタ
ーン情報の書き込み、CRT1への読み出しを制御する表示
制御部である。4はマイクロプロセツサ(MPU)でこの
装置の主制御である。5は後述フローチヤートに示すよ
うな制御プロセツサや文書データを格納するエリアを有
する主メモリである。MPU4には文字データ等の入力を行
うキーボード8及びCRT上の位置の指定を行い、図形等
のデータの入力編集を行うポインテイング・デバイス
(以下P.D)9が接続されている。6はハードデイスク
装置でこの中に文書フアイルや後述のフローチヤートに
示す様なプログラムや文字フオントが格納されている。
10は作成された文書を出力するためのプリンタで、両面
出力ユニツト等を有している。11は画像等のイメージデ
ータを読み込むためのイメージスキヤナ、12は文書フア
イル等の保存を行うためのフロツピーデイスク装置であ
る。これらの各構成ブロツクはI/Oバス7で接続されて
いる。
[文書編集画面] 以上のような構成からなる文書編集装置は組版ルール
に基づく字づめ、文字の配列及びその印刷形式をCRT1上
に表示し、キーボード8、P.D9を用いて即応性のある文
書編集方法を画面上の任意の領域、又はその領域内に枠
空けされた領域についても行うことができる。第3−1
図は文書編集画面の例で、20はP.Dによって操作される
カーソル、21は印字刷形式を画面上に表示した用紙ウイ
ンドウである。用紙には第3−2図に示すように、文字
50、図形51、イメージ52、フオーム53のデータを入力す
ることができる。それぞれには優先順位が決められてお
り、フオーム、イメージ、図形、文字の順に重ね合わせ
て表示される。なお、後述の表組は上記文字と同等と考
えるものとする。又、第3−1図の22はユーザメニユー
で文字入力用かな漢字ウインドウ、機能選択用フアンク
シヨンキーが表示される。23はステータスラインでキー
ボードの入力モードやオペレータに対するメツセージな
どが表示される。24は用紙上に枠空けされた領域(以下
枠と呼ぶ)で、枠内には文字(小組)又は表組及び図形
イメージのデータが入力でき、用紙同様、各々の優先順
位に従い重ね合せて表示される。
[ワープロ編集] 次に各編集機能について説明する。ワープロ編集は、
用紙又は枠内の文字の入力、編集を行うことができる。
文字の入力はローマ字かな変換、かな漢字変換等の機能
を用いて行われる。各用紙には書式が割当てられてい
て、用紙サイズ、用紙中の文書等の入力編集する領域で
ある版面の位置、段組の数、段中の行数、本文の文字サ
イズ、書体(明朝、ゴシツク等)、ノンブル(ページ番
号)、柱(欄外の見出し)等が定義されている。文字は
この書式に従って組まれて表示又は印刷される。又編集
機能により部分的な文字サイズ、書体の変更、アンダー
ライン,圏点,ルビ,上付,下付文字等の文字修飾,セ
ンタリング,右寄せ,左寄せ,均等割付等の行そろえ等
も行う。さらに、文字列を検索して、他の文字列に置換
する検索置換の機能も持つ。又、文字の移動、入力、削
除に供い、文字に追従して動く、浮動枠の枠空け、サイ
ズ等の変更、消去等を行う浮動枠編集の機能を持つ。
[図形編集] 次に図形編集は、直線、円、矩形、だ円等の図形の入
力及び面種、線種の変更、図形の移動、複写、消去、変
形、回転、拡大、縮小等の編集機能、複数のレイアの層
から構成され、各レイア単独の表示、編集ができ、複数
レイアを重ねて表示することができる多重レイア構造な
どの機能を持つ。
[イメージ編集] イメージ編集はイメージスキヤナからの画像の入力、
イメージデータの回転、反転、移動、複写、消去並びに
1ドツト単位で編集を行う、ドツト単位編集、イメージ
データを部分的に切り出すトリミングの機能を有する。
[固定枠編集] 次に固定枠編集は浮動枠とは異なり、用紙上の固定位
置に枠空けされ、文字の移動に依存しない枠の枠空け、
サイズ変更、移動、消去等の機能を持つ。
[表組処理] 次に本発明の中心である表組処理について説明する。
表組は小組の入っていない枠に対して編集を行うことが
できる。機能は罫線を引いたり、移動,削除を行う罫線
編集と、文字を入力したり、アンダーライン,ルビなど
の装飾を行う文字編集とに大きく2つに分けられる。罫
線編集は罫線を引いて表を作り、セルを呼ばれる罫線で
囲まれた矩形の領域を作成することが目的である。文字
はこのセルの中に入力することができる。文字編集は、
罫線編集で作られたセルの中に文字を入力することが目
的である。これら2つの編集機能を用いることにより、
良質かつ複雑な表を早く容易に作成できる。
[表組データテーブルレイアウト] 第4図はハードデイスク中の文書データの1部である
表組データテーブルのレイアウトの一例を示す図で、制
御テーブル罫線テーブル、テキストテーブル、セル(第
5−2図の様な枠)属性テーブルから構成される。制御
テーブルは表組データテーブル全体を管理するためのも
のである。statは表組データ型式を表わす番号が格納さ
れている。measrは内部記憶座標単位からCRT又はプリン
タ座標単位への変換のための制御情報が格納されてい
る。次に斜線、横線、縦線、テキスト、セル属性の各々
のオフセット(offset)およびカウントが格納されてい
る。オフセツトは罫線のテーブルの斜線、横線、縦線及
びテキストデータテーブル、セル属性テーブルのテーブ
ル領域の始点アドレスを示すデータである。又、カウン
トは斜線、横線、縦線及びテキスト、属性の各レコード
の個数を示すもので、斜線レコードはn1個横線レコード
はn2個、縦線レコードはn3個、テキストレコードはn4
個、セル属性レコードはn5個である。これらのoffsetと
countにより罫線テーブル、テキストテーブル、属性テ
ーブルの領域を把握することができる。
[第4図罫線テーブル] 罫線テーブルは斜線、横線、縦線各々の情報の集まり
である。POS(x,y)は、各線の開始位置が格納されてい
る。line styleは例えば実線、一点鎖線のような各線の
線種を表わす情報が格納されている。line widthは各線
の太さの情報が格納されている。flagは各罫線のロツク
情報が格納されている。rundは、罫線と縦線の交点の角
丸めの情報が格納されている。横線レコード、縦線レコ
ードのlenghtは各線の長さの情報が格納されている。斜
線のw−length,h−lengthはそれぞれ横方向、縦方向の
長さの情報が格納されている。横線レコードのテキスト
offsetは、その横線が構成するセルに対応するテキスト
データがテキストテーブルのどの位置に格納されている
かを示すオフセツトが格納されている。テキストを持た
ない場合は−1の値が格納されている。罫線テーブルの
各レコードは、POS(x,y)の示す開始位置情報により、
斜線、横線はx座標値昇順、縦線はy座標値昇順に整列
されている。なお、この罫線はセルを構成する素片とい
っても良い。
[第4図テキストテーブル] テキストテーブルの可変長さテキストレコードから構
成される。属性offsetは、そのテキストの属性、例えば
組み方向(縦組/横組)、文字の大きさ、左,右,セン
タリングなどの文字揃え、行間、字間等がセル属性テー
ブルのどこに格納されているかを示すオフセツトであ
る。text countにはテキストデータの文字数が格納さ
れている。テキストデータは文字コードの配列でtext
count個の2バイトコードから成る。flagはセルの表示
状態などのフラグがセツトされる。テキストレコードは
文字又は属性を持ったセルに1つずつ存在し、このテキ
ストレコードに対する属性レコードも必ず1つ存在す
る。但し、属性がまったく同じテキストには同じ属性が
割り当てられる。
[第4図セル属性テーブル] セル属性テーブルは可変長のセル属性レコードから構
成される。attrsizは1つのセル属性のサイズでバイト
数が格納される。flgは使用されているか未使用かのフ
ラグが格納されている。meshはセルは中塗りパターン番
号が格納されている。kum−fは縦組か横組かのフラ
グ、字間,文字ピツチどちらの指定か、行間,行ピツチ
どちらの指定かのフラグが格納されている。aldpは、
上,下,左,右の文字揃え、回転表示の回転角度、表示
方式(白抜き、重ね書きなど)の情報が格納されてい
る。fontは文字書体(明朝,ゴシツクなど)の情報が格
納されている。psは文字の大きさが格納される。lnsp.c
hspはkum−fに従って、行ピツチ又は行間、文字ピツチ
又は字間の値が格納される。lrmgh,udmgnは左右、上下
のマージンの値が格納される。
オペレータは後述する分割罫引や連続罫引を用いて、
後述する様に第10図のように図形的に罫引を行うことが
できるが、内部的には縦横の罫線は、第5−1図に示す
ように交点において分割されて記憶される。この様に記
憶しているので、表を描くときには図形的に行い、各セ
ルに対して編集(1つのセルの左片のみを消去する等)
する時は、各素片について行うことが可能となる。又、
各セルのテキストデータは各セルを構成する罫線のうち
左上端の横罫線(第5−2線の太線で示した罫線)が保
持している(第5−2図)。
[分割罫引] 第6図から第8図を用いて、複数の平行な罫線を等間
隔に引く方法について説明する。第6図はその制御フロ
ーチヤートである。まずキーボード又はP.Dにより分割
罫引を指示すると第7図40の分割数入力ウインドウが表
示される。第6図のstep1においてキーボードより、平
行で等間隔な罫線(分割罫線)の本数(分割数)を入力
する。第7図では分割数を10と入力したところを示して
いる。step2で分割罫線の基準となる基準線第7図41を
決定する。これは、すでに引かれている罫線上にP.Dに
よりカーソル20を動かし、P.Dのボタンを1度押す(以
下1クリツク)か、又は罫線を罫引する(罫線の始点で
P.Dのボタンを押し、押したままカーソルを終点へ移動
し、ボタンを放す)ことによって基準線は決定される。
次にstep3において任意の位置にカーオルを動かし、P.D
のボタンを押すと、基準線とカーソルの位置との距離
(基準線が横罫線ならy座標の差分、縦罫線ならx座標
の差分)を求めこの距離を分割数で割ることにより、分
割罫線間距離(第8−1図(a)L1)を求める。なお、
第8−1図では横罫線である。次に分割罫線が全てグリ
ツド100に整列するようにstep4でstep3で求めた距離を
グリツド間隔の整数倍に近似する。近似は、 によって行われる。割り算は小数点以下切り捨てで行わ
れるために求める値はグリツド間隔の整数倍として求め
られる(第8−1図(b)L2)。次に第6図にstep5に
おいてstep4で求められた分割罫線間隔で分割数の数だ
けの分割罫線を表示する(第8−2図42)。以上第6図
step3以降をP.Dのボタンが放されるまで繰り返す。オペ
レータは罫線間隔が適当になるまでP.Dのボタンを押し
ながらカーソルを移動する。これに応じて等間隔の複数
の罫線が、リアルタイムに表示される。P.Dのボタンを
放すことにより罫線間隔が決定されて、分割罫線のレコ
ードが登録される。
[連続罫引] 次、任意な位置に平行な罫線を連続して罫引する手段
について説明する。キーボード又はP.Dにより連続罫引
を指示することにより開始される。連続罫引の制御フロ
ーチヤートを第9−1図に示す。まずstep1において基
準線を決定する。これはP.Dにより既に引かれている罫
線上にカーソルを移動し、1クリツクするか、罫線を罫
引することによって決定される(第9−2図41)。次に
step2において基準線と平行な罫線を引きたい位置にカ
ーソル20を移動し、1クリツクするとstep4〜7にて基
準線が縦罫線なら基準線のx座標を、横罫線ならy座標
をクリツク位置に最も近いグリツドの座標に置き変えた
レコードを登録する(第10図)。以上step2以降、1ク
リツクを繰り返すことにより、連続して平行線を引くこ
とかできる。
[罫線消去] 罫線消去によるテキストデータの移動について説明す
る。
まず、第11図(a)は横罫線の消去に関する制御フロ
ーチヤートである。step1において消去される横罫線が
テキストを持っているかをチエツク(第4図横線レコー
ドのテキストoffsetが−1でないかどうか)し持ってい
なければ(−1ならば)横罫線レコードを消去する(st
ep5)。もしテキストを持っていれば、step2でその横罫
線の上はセルかどうかをチェックし、セルでなければst
ep4にてテキストデータを消去し、step5で罫線データを
消去する(第12−1図(b)のH3の消去のような場
合)。上がセルの時は(第12図−1(a)のH1を消去の
ような場合)罫線の消去によりセルC1とC2が合成される
ものと扱って、step3にてH1のテキストデータを上のセ
ルのテキストデータであるH2の保持するテキストデータ
に合成し、第12−1図(a)の左図のような結果を得
る。なお、本発明でいうテキストの合成は第4図のセル
の属性テーブルのaldp等によって合成先のセルの属性に
基づいて行われる。つまり第12−1図の(a)でセルC1
の属性の1つに「センタリング」があったとすると、H1
を消去することによりできるセルの属性も「センタリン
グ」となり、合成テキストの「ああいい」がセンタリン
グされる。これは他のテキストの合成でも同様である。
表組における文字列の再配列つまり、文字の合成につ
いて第12−2図から第12−3図を用いて説明する。第12
−2図は、第4図はテキストテーブルだけを示した図で
ある。まず(a)のようにある合成先テキスト(第12−
1図(a)の例ではH2の保持しているテキストレコー
ド)を第12−2図(b)のように抜き出し、抜いたテキ
ストレコード以降のテキストテーブルを(c)のように
前に詰める。この時、この詰められたテキストレコード
を保持する横罫線のテキストoffsetは、ずれるので横罫
線テーブルのレコードのテキストoffsetを順に調べ、合
成先テキストのオフセットより大きいテキストoffsetを
持つ罫線レコードのテキストoffsetから合成先テキスト
のサイズを減ずることにより、全ての横罫線のテキスト
offsetは補正される。次に抜き出しておいた合成先テキ
ストをテキストテーブルの最後尾に挿入し、合成先横罫
線レコードのテキストoffsetに挿入された位置を格納す
る。次に合成元テキストも同様に、合成先テキストの後
に移動し(e)のような状態にする。第12−3図がテキ
ストテーブルの最後尾に移動された合成先、合成元にそ
れぞれのテキストレコードである。次に合成元テキスト
レコードのヘツダ部(第12−3図(a)の110)を取
り、それ以降を前に詰め、第12−3図(b)のように
し、合成先テキストレコードのtext countに合成元テ
キストレコードのtext countを加える。さらに合成元
横罫線レコードのテキストoffsetを−1にすることによ
り合成が完了する。
次に第11図の(b)は縦罫線を消去した時の制御フロ
ーチヤートである。step1において消去される縦罫線が
セルの左辺を構成する罫線かどうかを調べる。もしそう
でなければ、step4にて罫線レコードを消去して終る。
もし左辺を構成する罫線ならば(例えば第12−1図の
(b)のV1)そのセル(第12−1図(b)のC3)の左上
端横罫線H3がテキストを持っているかをチエツクする
(step2)。持っていなければstep4へ、もし持っていれ
ば、その縦罫線の左側がセルかどうかをチエツクする
(step3)。もしセルでなければstep4へ、セルならば
(例えば第12−1図の(c)のV3を消去する場合)step
4にて右側のセルのテキストへ合成(H5のテキストをH4
のテキストへ合成)する。
[罫線移動] (横罫線移動) 横罫線の移動について説明する。第13図はその制御フ
ローチヤートである。まずstep1において移動される罫
線がテキストデータを持っているかどうか(第4図横罫
線レコードのテキストoffsetが−1でないかどうか)を
チエツクし、持っていなければ(−1ならば)、そのま
ま移動する。もしテキストを持っていればstep2におい
てその横罫線の上はセルかどうかをチエツクする。セル
でなければテキストデータも罫線と一緒に移動する(第
14図(c)のH9をH9′の位置に移動。H9′はテキストを
持っていたが、セルでなくなったのでテキストは表示さ
れない第14図(c)右図)。もし上がセルであればstep
3においてその罫線を移動した結果がセルを構成するか
どうかをチエツクする。もし移動先もセルだったら(第
14図(b)のH8をH8′へ移動した時移動先はセル9′で
ある)テキストデータは罫線と一緒に移動する。もし移
動先がセルでなかったら(第14図(a)H6をH6′へ移
動)、step4でその罫線のテキストデータは上のセルの
テキストデータへ合成される(H6のテキストをH7へ合
成)。なお、この合成については第12−2図、第12−3
図における説明と同様である。
(縦罫線移動) 次に縦罫線の移動について説明する。第15図はその制
御フローチヤートである。まずstep1において移動罫線
は、セルの左辺を構成するかをチエツクする。もしNoな
らばstep7にて罫線を移動して終る。Yesならstep2にお
いて、そのセルの左上端横罫線(第16図(c)のV5を移
動しようとした時のH15)はテキストを持っているかを
チエツクする。もしNoならばstep7へ、もし持っていれ
ばstep3にてその移動罫線の左側はセルかどうかをチエ
ツクする。セルでなければstep7へ(第16図(c)のV5
をV5′に移動、H15のテキストはセルでなくなるため表
示されなくなる。)、セルであればstep4に進み、移動
先がセルかどうか判定する。セルであればstep1に進
み、移動元のセルの左上端横罫線のテキストを移動先の
セルの左上端横罫線に合成する(第16図(b)のH13の
テキストをH13′のテキストに合成)。もしセルでなけ
れば(第16図(a)のV3をV3′へ移動)移動元のテルの
左上端横罫線(H11)のテキストを移動罫線の左側のセ
ル(C6)の左上端横罫線(H10)のテキストに合成する
(H10′の罫線のテキストとする)。
[セル消去] 次に消去したいセルに隣接するセルを壊すことなくセ
ル単位で罫線を消去する方法について説明する。まず、
キーボード又はP.Dによりセル消去を指示する。次に消
去したいセルが1つならばP.Dによりそのセルを1クリ
ツク(第17図(a))する。複数ならば第17図(b)に
示すようにP.Dのボタンを押し、押したままカーソルを
移動して範囲を指定し、ボタンを開放する。この場合P.
Dのボタンを押し下げた位置と、開放した位置の2点よ
りできる矩形(第17図点線で示す)に接するすべてのセ
ルがセル消去の対象となり、反転表示される。消去した
いセルが指示されたら、まず、第4図の罫線テーブル中
の横罫線レコードに順に第18図に示す制御フローチヤー
トのように処理する。まず、step1において、罫線の下
はセルかどうかを調べる。言い換えば、この罫線はセル
の上辺を構成するかどうかを調べる。もしセルならばst
ep2においてそのセルが反転されているか(セル消去の
対象か)どうかを調べる。反転されていればstep3にお
いてその罫線の上がセルかどうか(セルの下辺を構成す
るかどうか)を調べる。もしセルならばstep4において
そのセルは反転されているかどうかを調べる。もし反転
されていればstep5においてその罫線のテキストoffset
の示すところのテキストレコードを消去し、その罫線レ
コードを消去する。又、step4において上のセルが反転
されていなければ、step8にて次の罫線があればstep1か
ら繰り返す。次の罫線がなければ終了する。又、step3
においてセルでなければstep5においてテキストレコー
ドと罫線レコードが消去される。又、step1において罫
線の下がセルでなかったり、step2において下のセルが
反転されていない場合は、step6にて罫線の上がセルか
どうかを調べる。もし、セルでなければstep8にて、次
の罫線へ処理が移る。又、もし罫線の上がセルならば、
step7において、上のセルが反転されているかを調べ
る。反転されていれば罫線とテキストレコードを消去
し、反転されていなければ次の罫線へ処理が移る。
次に縦罫線に対しても同様の処理を行う。ただし縦罫
線の場合は、step1,step2において罫線の下を調べる所
を右側に調べ、step3,4,6,7において罫線の上を調べる
所を左側を調べることにより同様の処理を行うことがで
きる。又、縦罫線はテキストを持たないのでstep5にお
いてテキストレコードの消去は行われない。
以上を全ての横罫線、縦罫線に対して行うことによ
り、反転されているセル間の境界にある罫線と隣接する
セルのないセルの辺を構成する罫線全てを消去すること
ができ、消去されるセルに隣接するセルを損なうことな
く、セルを消去することができる。
以上説明したように本発明により以下のような効果が
ある。
複数の平行で等間隔な罫線を引く手段と任意な位置に
平行な罫線を連続して引く手段を具備することにより、
オペレータの思い通りに、少ない操作で素早く代表する
ことを実現した。
罫線の消去、移動時に、文字を入力する領域であるセ
ルの左下左右の関係を考慮して文字の合成先を決定する
ことにより、どの罫線にも属さない不要な文字データが
生じるのを防ぎ、文書フアイル領域の節約になった。
以上の説明から明らかな様に本実施例によれば、複数
のセル及びその中のテキストを他のセルに影響を与える
ことなく、簡単な操作で消去することが可能となった。
[効果] 以上詳述した様に、本発明により、所望の範囲を指定
することにより、前記範囲の少なくとも一部を含む複数
のセルを指定することができ、 前記指定された各セルを構成する複数の素片情報の
内、前記指定セル以外のセルを構成する素片情報ではな
いと判断される前記素片情報及び前記指定セル内に表示
される前記テキスト情報を消去することができる文書処
理方法を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明適用の装置のシステムブロツク図、 第2図は従来技術の説明図、 第3−1図は文書編集画面の説明図、 第3−2図は文字,図形,イメージ,フオームのデータ
の説明図、 第4図は表組データテーブルの説明図、 第5−1図は罫線の交点の様子を示す図、 第5−2図はセル中のテキストデータの保持の仕方の説
明図、 第6図は分割罫引の制御フローチヤート、 第7図は分割罫引を行う場合の表示画面の説明図、 第8−1図は分割罫引の演算の説明図、 第8−2図は分割罫引を行った結果の表示例を示す図、 第9−1図は連続罫引の制御フローチヤート 第9−2図は連続罫引を行う場合の表示画面の説明図、 第10図は連続罫引を行う過程の説明図、 第11図は罫線消去の制御フローチヤート、 第12−1図は罫線消去の表示例を示す図、 第12−2図は表組における文字の再配列の説明図、 第12−3図はテキストテーブルの説明図、 第13図は罫線移動の制御フローチヤート、 第14図は横罫線の移動の説明図、 第15図は縦罫線移動の制御フローチヤート、 第16図は縦罫線移動の説明図、 第17図はセル消去の説明図、 第18図はセル消去の制御フローチヤート。 4……MPU 3……表示制御部 5……主メモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段に記憶された複数の素片情報から
    なるセルを複数表示する共にセル内に配置されるテキス
    ト情報も表示手段の表示画面上に表示し、 前記表示画面上の所望の範囲が指定された場合、前記表
    示画面上の前記表示された所望の範囲に対応する前記記
    憶手段のセルが含むか否かを判断し、前記所望の範囲の
    少なくとも一部を含むと判断されたセルを指定セルとし
    て、各指定セルを構成する前記複数の素片情報のそれぞ
    れについて、前記指定セル以外のセルを構成するか否か
    を判定手段で判断し、 前記指定セルを構成する前記複数の素片情報内、前記指
    定セル以外のセルを構成する素片情報ではないと判断さ
    れる前記素片情報及び前記指定セル内に配置される前記
    テキスト情報を前記記憶手段から消去して前記表示手段
    の表示画面から消去することを特徴とする文書処理方法
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JPS62254263A (ja) * 1986-04-28 1987-11-06 Hitachi Ltd 表作成方式

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