JPH0762760B2 - 図版作成装置 - Google Patents

図版作成装置

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JPH0762760B2
JPH0762760B2 JP10581286A JP10581286A JPH0762760B2 JP H0762760 B2 JPH0762760 B2 JP H0762760B2 JP 10581286 A JP10581286 A JP 10581286A JP 10581286 A JP10581286 A JP 10581286A JP H0762760 B2 JPH0762760 B2 JP H0762760B2
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一也 綱島
彰夫 柳瀬
直幸 宇橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、雑誌等における表,グラフ、チャート,説
明図,イラスト等の図版および画像の原稿データを作成
する図版作成装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の雑誌編集工程は、出版社側のデザイナ,版下をト
レースするトレーサ,印刷会社の印刷オペレータによる
連係により、取り行われている。
第18図はこの種の雑誌製作工程を説明するフローチャー
トである。なお、(1)〜(14)は各ステップを示す。
まず、出版社側は記者に対して今回出版する雑誌の記事
を指示するとともに、得意先にデータ提供を依頼する
(1)。これにより得られた記事類およびデータから記
者とデザイナ(雑誌を総括的に編集する者)とが協力し
て、本文原稿と図柄原稿雑誌の割付け,レイアウトを作
成する(2)。ここで、本文原稿はレイアウトに沿った
記事編集が行われ(3)、ステップ(6)以降に進む。
一方、図柄原稿は記者とデザイナが協力して概略デザイ
ンをイメージ化する(4)。次いで、イメージ化された
デザインに対してデザイナが図形化,色付け化(デザイ
ン原稿)を行いデザインを具体化する(5)。
上記ステップ(1)〜(5)により、雑誌デザイン編集
の1ステップが終了し、版下作成社が本文原稿/デザイ
ン原稿から写植/版下作成を行い(6)、作成した版下
を届け、出版会社が版下校正を行う(7)。ここで、修
正個所がある場合には、版下作成会社に修正を依頼し
(8)、修正がない場合は色指示を作成する(9)。次
いで、作成された版下と色指示書が印刷会社に持ち込ま
れ、製版が行われる(10)。次いで、校正刷り(ゲラ)
が出版会社に持ち込まれ、色指示に対する印刷物の色イ
メージをチェックする色校正を行う(11)。ここで、色
校正が必要な場合は印刷会社に対して色直しを指示する
(12)。ここで、色校正が必要ない場合、本刷り,製本
を行い(13)、出版社に製品を納品し(14)、1つの雑
誌製作工程が終了する。
第19図は第18図に示した雑誌編集工程の概略を説明する
模式図である。
この図において、100は雑誌作成材料で、写真原稿群100
a,記事原稿100b,図柄原稿100c等から構成されている。1
01は写真原稿で、写真原稿群100aから選択されたもので
ある。102は文字原稿で、記事原稿100bに沿って作成さ
れる。103は割付指定紙で、文字原稿102,写真原稿101,
図柄原稿100cとの配置(レイアウト)が記載されてい
る。104はデザイン原稿で、図柄原稿100cと割付指定紙1
03とから記者とデザイナとが協力して作成する。これに
より図柄をイメージ化する。104aは色指示書で、図柄の
配色が色%で指示されている。105は版下で、位置合せ
のためのトンボマーク+が付加されている。106は写植
原稿で、文字原稿102に沿って写植機または電算写植機
(CTS)が作成した写植文字が貼り付けてある。107は色
分け分版で、色指示書104aおよび版下105に基づいて作
成される。108はフィルム原稿で、写植原稿106をカメラ
で凸撮りしたものである。109Y,109M,109C,109Kはスキ
ャナ分解版で、写真原稿101を色分解したものである。1
10は校正刷り原稿で、色分け分板107,フィルム原稿108,
スキャナ分解版109Y,109M,109C,109Kとをプリンタ合成
により作成したものである。
次に第20図(a)〜(f)を参照しながら従来の図版作
成動作について説明する。
第20図(a)〜(f)は従来の図版作成動作を説明する
模式図であり、同図(a)は版下原稿を示し、121a〜12
1dはブロック枠を示し、ブロック枠121a〜121d内に写植
文字122a〜122dが印字された状態を示してある。123は
ブロック関係線で、ブロック枠121a〜121dを関係ずけて
いる。同図(b)はデザイナが描いたデザイン原稿で、
同図(a)に示した印刷形態の原案に相当するものであ
る。同図(c)はトレース原稿で、同図(a)に示した
ブロック関係線123を抽出して、トレーサが定規等を使
用して描いたものである。同図(d)はトレース原稿
で、同図(a)に示したブロック枠121a〜121dを抽出し
て、トレーサが定規等を使用して描いたものである。同
図(e)は合成トレース原稿で、同図(c)および同図
(d)とのトレース原稿とを合成したものである。同図
(f)は写植原稿で、写植用の印画紙に印字されて出力
される。
版下を作成する担当者は、同図(b)に示されたデザイ
ン原稿に基づいて、同図(c),同図(d)に示すトレ
ース原稿を精度良く作成し、同図(e)に示した合成ト
レース原稿を作成し、同図(f)に示した写植原稿を所
定の位置に貼り付けて行き、同図(a)に示す版下原稿
を作成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の電子編集システムにおいては、通常線
画イメージで捉えられる図形要素を最初から正確な定形
図形に基づいて所望とする図形をCAD的に形成して行く
ものであるため、デザイナが意図するイメージを定形図
形に置き換えてイメージする図版を作成しなければなら
ず、デザイナの意志を図版に反映しにくい等の問題が発
生していた。
この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、出版社のデザイナがイメージしたラフスケッチか
ら定形図版を作成するまでの一連の処理を一貫して簡単
な操作で、しかもデザイナの意思を反映させながら効率
よく図版を作成できる図版作成装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る図版作成装置は、ラフスケッチされた下
絵を線画入力する線画入力手段と、この線画入力手段に
より線画入力されたラフスケッチを表示手段に描画する
線画描画手段と、この線画描画手段により前記表示手段
に線画表示されたラフスケッチの描画状態を修正する修
正手段と、この修正手段により修正されたラフスケッチ
をガイドとして所定の定形図形をトレース入力する図形
入力手段とを有するものである。
〔作用〕
この発明においては、線画入力手段により線画入力され
たラフスケッチが線画描画手段により表示手段に描画さ
れた状態で、修正手段により描画状態を修正したら、図
形入力手段から修正されたラフスケッチをガイドとして
所定の定形図形をトレース入力して、デザイナがイメー
ジしたラフスケッチを基にした図版を効率よく作成する
ことを可能とする。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す図版作成装置の構成
を説明するブロック図であり、1はテキスト編集部で、
文章原稿を入力する複数のワードプロセッサ(ワープ
ロ)2a〜2cから入力される文字−コードを処理する編集
管理ステーション3等から構成されている。4はパーソ
ナルコンピュータで構成されるデータ制御手段で、編集
管理ステーション3にデータ処理指令を入力する。5は
図版画像処理部で、デザイナが編集ページの表,グラ
フ,チャート,説明図,イラスト等の図版および図版内
説明文を画面上で表示し、対話形式で電子編集する。図
版画像処理部5は後述する画像編集部12により雑誌の図
版を総括的に電子編集するもので、この発明の図形編集
手段5a,図形修正手段5b,画像消去手段5cより構成されて
いる。6はカラー編集ステーションで、印刷会社側およ
び編集社側に設け、図版画像処理部5で処理された図版
に色を着ける着色表示手段6a,編集管理ステーション3
で処理されたデータに基づいて組版する組版手段6bを有
している。7は通信回線(LAN)で、図版画像処理部5
で処理した雑誌作成原稿データを受けとり、カラー編集
ステーション6に転送する。8aはデータベースを兼ねる
ホストコンピュータで、出版された印刷データを保管し
ており、図版画像処理部5およびカラー編集ステーショ
ン6からのアクセスに応じて所要の編集データを登録,
読み出し、読み出した編集データを通信回線7を介して
印刷会社のホストコンピュータ8b(第2図に示す)に通
信できる機能を有している。なお、2はプロセッサ群を
示す。
第2図は第1図に示した図版画像処理部5の構成を説明
する構成図であり、第1図と同一のものには同じ符号を
付している。
この図において、11は図版編集ワークステーションで、
画像編集部12,モノクロスキャナ13,カラープリンタ14a,
14b,カラースキャナ15,版下作図機16,ゲラプリンタ17,1
8,パーソナルコンピュータ19,印刷製版システム20等か
ら構成されている。画像編集部12はディスプレイ12a,キ
ーボード12b,スタイラスペン12c,タブレット12d,フロッ
ピーディスクユニット12e等から構成されており、図示
しない内部CPUがその動作を制御している。モノクロス
キャナ13はフリー図形(説明図,イラスト等)のハード
コピーやラフスケッチ,版下図面を画像編集部12にモー
ド別に入力する。モノクロスキャナ13は低解像モードと
高解像モードを有しており、低解像モードは主にハード
コピーやラフスケッチ入力時に選択されるモードで、画
像編集部12上で入力画像をトレースして画像を取り込
む。高解像モードは主にイラスト等の版下図面がある場
合に選択されるモードで、入力されたデータを画像編集
部12が採用する。カラープリンタ14aは編集社側で画像
編集部12で作成した図版の色指示書をカラーイメージで
出力する。カラープリンタ14bは印刷会社側で色指示書
をカラーイメージで出力する。カラースキャナ15は写真
原稿を読み取り、画像編集部12に写真画像を送出する。
版下作図機16は、例えばx−yプロッタで構成され、版
下原稿を作成する。ゲラプリンタ17は編集社側に設置さ
れ、説明文および図形輪郭を出力する。ゲラプリンタ18
は印刷会社側に設置され、編集社側が作成したゲラを出
力する。パーソナルコンピュータ(パソコン)19はパー
ソナルソフト、例えば文字の採字に時間がかかる場合
に、パソコン19上で走るソフトにより採字しておき、外
部記憶媒体(フロッピーディスク(FD))19aに登録し
て、図版編集ワークステーション11の画像編集部12のフ
ロッピーディスクユニット12eに渡したり、パソコンベ
ースに作成されたパソコンCAD,パソコンCGで作成された
図版を画像編集部12のフロッピーディスクユニット12e
に渡すことができるように構成されている。印刷製版シ
ステム20は画像編集部12と通信回線7を介して接続され
ており、送出される画像編集データに基づいて本印刷を
行う。
次に第3図〜第5図を参照しながらこの発明による図版
作成工程について説明する。
第3図はこの発明による第1の図版作成工程を説明する
ブロック図であり、第19図と同一のものには同じ符号を
付している。なお、図中の点線は印刷会社の作業工程を
示す。
21はワープロ原稿で、例えばワードプロセッサ2aから入
力される。22は組版原稿で、割付指定紙103の位置とサ
イズの情報(レイアウト情報)から編集管理ステーショ
ン3が作成してディスプレイ12aに表示する。表示後、
修正がなければ組版原稿データFD22aに格納され、印刷
会社の電算写植機(CTS)22bに引き渡される。23はイラ
スト原稿で、図柄原稿100cのうち、唯一手作業を要求さ
れる。23aはトレース原稿で、印刷会社側の色分け作業
部門23bに引き渡される。24はデザイン原稿データで、
画像編集部12で作成されたFD24aに記憶させた後、印刷
会社側に引き渡され、スキャナ分解版24bが作成され
る。
この図から分かるように、記事原稿100bはワープロ2aに
より文字コードデータに変換され、割付指定紙103の文
章位置とサイズにより組版され、編集管理ステーション
3のディスプレイに組版原稿22として表示され、そのレ
イアウト状態が確認され、ここで修正がない場合は、FD
22aに組版原稿データとして格納され、印刷会社側に引
き渡され、さらに、組版されて組画像が出力される。一
方、図柄原稿100cは図版編集ワークステーション11で処
理されて、画像編集部12のディスプレイ12aに表示さ
れ、必要に応じてゲラプリンタ17にてその状態をハード
コピーで確認できる。次いで作成されたデザイン原稿デ
ータをFD24aに登録して、印刷製版システム20に引き渡
し、スキャナ分解版24bを作成する。これにより、従来
デザイン原稿104のトレース工程を排除できる。またイ
ラスト等の手作業が要求されるものについては、その良
さを製版に反映できるので、意図するイメージを印刷物
に表現できる。
第4図はこの発明による第2の図版作成工程を説明する
ブロック図であり、第3図と同一のものには同じ符号を
付している。
この図において、31はラフデザインで、図柄原稿100cの
うち、デザイナがラフに描いたものである。32はラフ画
像(ラフスケッチ)で、ラフデザイン31のうちの入力可
能な原稿で、モノクロスキャナ13の低解像モードで取り
込まれて、ディスプレイ12aに表示される。33はデザイ
ン画像で、図版編集ワークステーション11の画像編集部
12でラフデザイン31およびラフ画像32と割付指定紙103
の位置とサイズの情報から作成してディスプレイ12aに
表示される。34は色塗り画像で、ディスプレイ12aに表
示されるカラーチャート(後述する)の任意の着色色を
選択することにより、色塗りを行うことができる。な
お、ディスプレイ12aに表示されたデザイン画像33に説
明文をパソコン19より入力してもよい。またデザイン画
像33のデータから版下を版下作図機16から出力すること
ができる。さらに、色塗り画像34をカラープリンタ14a
よりカラーイメージで出力することができる。
この図から分かるように、図柄原稿100cのうち、ラフ画
像32はモノクロスキャナ13から入力可能となり、画像編
集部12によりオペレータがラフ画像32に基づいて作成し
たデザイン画像33に合成できるようになり、デザイン画
像33の作成効率が著しく向上する。またイラスト原稿23
は手作業により、トレース原稿23aになった後、モノク
ロスキャナ13の高解像モードで精度よく画像編集部12に
入力されて電子編集されるので、版下作図機16により版
下原稿を出力することが可能である。また写真原稿101
はカラースキャナ15により色分解されてカラー写真画像
データに変換されるので、画像編集部12に入力でき、そ
の際写真のトリミング位置情報TRを入力しておくことに
より、色塗り画像34に写真原稿101を割り付けることが
できるようになる。このため、より印刷形態に近い状態
で、図柄原稿101cおよび写真原稿101をカラーイメージ
で編集社が確認できるようになる。この後、色塗り画像
34,割付指定紙103,ワープロ原稿21が印刷会社の印刷製
版システム20にディジタルデータ形式で入稿可能とな
り、印刷会社の製版工程を大幅に簡略でき、製版日数を
大幅に減らすことができる。
なお、写真原稿101を単独に印刷製版システム20に持ち
込んでもよい。
第5図はこの発明による第3図の図版作成工程を説明す
るブロック図であり、第3図と同一のものには同じ符号
を付している。
この図において、41は組版画像で、ワープロ原稿21,色
塗り画像34,カラースキャナ15により色分解されたカラ
ー写真画像データ等と割付指定紙103の位置とサイズの
情報からカラー編集ステーション6が合成したもので、
合成された組版画像データがFD41aに格納されて印刷会
社の印刷製版システム20に対して雑誌編集データとして
入稿される。
この図から分かるように、画像編集部12において、雑誌
に印刷される図柄原稿100c,記事原稿100b,写真原稿群10
0aを編集社側のオペレータ(デザイナを含む)がそれぞ
れ独自の手法で電子化した雑誌編集データを作成し、カ
ラー編集ステーション6上に組版画像41として表示す
る。ここで、修正がなければ、FD41aに記憶させて、印
刷会社の印刷製版システム20に引き渡し、製版が開始さ
れる。このため、最終的な組版画像の変更がなければ、
印刷会社は単に印刷製版工程のみを処理すればよいこと
になり、今まで印刷会社と出版社側とを物流していた版
下原稿のペーパレス化がはかれるとともに、データの修
正に即応できるようになり、印刷会社の印刷原稿の入稿
締切を延ばすことができるとともに、印刷部数の増大が
期待できる。なお、FD41aに格納された雑誌編集データ
は、通信回線7を介して印刷会社に入稿できるのは云う
までもない。
次に第6図を参照しながら第1図に示した画像編集部12
の動作について説明する。
第6図は第1図に示した画像編集部12の図版作成手順を
説明するためのフローチャートである。なお、(1)〜
(11)は各ステップを示す。
まず、編集社側のオペレータが図版編集ワークステーシ
ョン11の画像編集部12に設けるディスプレイ12aに向っ
て、第7図(b)に示すラフスケッチ51をスタイラスペ
ン12cおよびタブレット12dを使用しながら描き(1)、
ディスプレイ12aにラフスケッチ51を表示させる。な
お、ラフスケッチ51をあらかじめ下書きしたものをモノ
クロスキャナ13から取り込んでもよい。次いで、第9図
に示す図形発生フローに従って図形を発生させる
(2)。次いで、完全版下の場合はモノクロスキャナ13
から高解像度に入力し(3)、ディスプレイ12aに表示
する。ここで、ワープロ2aまたはパーソナルコンピュー
タ19より採字して図形内の文字を配置する(4)。次い
で、色塗りを行い(5)、修正/変更がないかどうかを
判断し(6)、NOならばステップ(2)に戻り、YESな
らば図版、すなわちデザイン画像33と写真原稿101をス
キャナ分解したカラー写真画像データとを合成する
(7)。次いで、カラープリンタ14aまたはゲラプリン
タ17により合成した画像をカラーイメージで出力する
(8)。ここで、カラーイメージOKかどうかを判断し
(9)、NOならばステップ(2)に戻り、YESならば版
下作図機16により罫線情報を版下台紙上に描画する(1
0)。次いで、ディスプレイ12aに表示された画像データ
をFD24aに登録して(11)、制御を終了する。なお、画
像データは通信回線を介して印刷会社のホストコンピュ
ータ8bに通信できる。
次に第7図(a),(b)を参照しながらこの発明によ
るラフスケッチ発生発生動作について説明する。
第7図(a)はこの発明によるラフスケッチ発生動作を
説明するための構成図であり、第2図と同一のものには
同じ符号を付している。
同図において、50aは下絵用デバイスで、ダイヤルDA1,D
A2およびボタンB1,B2を有し、このダイヤルDA1,DA2を操
作してスタイラスペン12cとタブレット12dにより下書き
された下絵の修正、例えば移動,拡大,消去を行う。50
bはタブレットで、清書用デバイス50cを操作し、ディス
プレイ12aに表示されたテンプレート画像の移動,変
倍,割付を行えるように構成されている。
第7図(b)は下絵入力動作を説明する模式図であり、
51はラフスケッチで、デザイナが第7図(a)に示した
スタイラスペン12cとタブレット12dを操作してフリーハ
ンド(図中の実線)で雑誌のイメージをディスプレイ12
aに表現したもので、これはブロック図のブロック枠51a
〜51g(破線で示す)を走り書き程度に丸書きで記した
ものである。なお、第7図(a)に示した下絵用デバイ
ス50aを操作してスタイラスペン12cで入力した下絵を自
在に修正(移動,変倍,回転,消去)できる。
これらの図から分かるように、デザイナはスタイラスペ
ン12c,タブレット12dを駆使して雑誌のイメージを意を
ままにディスプレイ12aに表現できるので、これをガイ
ドして清書用デバイス50cを操作して定形または非定形
の図形発生を行うことができる。なお、第7図(b)に
おいては、ブロック枠51a〜51gの発生を行う場合を想定
している。このように構成された図版作成装置におい
て、ラフスケッチされた下絵を線画入力する線画入力手
段(スタイラスペン12c,タブレット12d)と、この線画
入力手段により線画入力されたラフスケッチを表示手段
(ディスプレイ12a)に描画する線画描画手段(画像編
集部12)と、この線画描画手段により前記表示手段に線
画表示されたラフスケッチの描画状態を修正する修正手
段(画像編集部12の機能による)と、この修正手段によ
り修正されたラフスケッチがガイドとして所定の定形図
形をトレース入力する図形入力手段(タブレット50b,清
書用デバイス50c)とを有し、スタイラスペン12c,タブ
レット12dにより線画入力されたラフスケッチが画像編
集部12によりディスプレイ12aに描画された状態で、画
像編集部12により描画状態を修正したら、タブレット50
b,清書用デバイス50cから修正されたラフスケッチをガ
イドとして所定の定形図形をトレース入力して、デザイ
ナがイメージしたラフスケッチを基にした図版を効率よ
く作成することを可能とする。
次に第8図(a)〜(j)および第9図を参照しながら
この発明による図形発生動作を説明する。
第8図(a)〜(j)はこの発明による図形発生動作を
説明する模式図であり、同図(a)は割付イメージ画像
を示し、画像編集部12のディスプレイ12aに表示され
る。同図(a)において、55aは画像枠で、図形を発生
させるエリアを示す。55bは文章エリアで、例えばダミ
ー文字□で示される。同図(b)は画像枠表示画像を示
し、同図(a)に示した画像枠55aをディスプレイ12a一
杯に表示したものである。同図(c)はグリット表示画
像を示し、キーボード12bより図版編集を選択した場合
にディスプレイ12aに表示される。同図(d)は図形割
り付け画面を示し、図形編集メニュー56中の所定の図形
を選択した場合にディスプレイ12aに表示される。同図
(e)は文字割り付け図形画面を示し、同図(d)に示
した図形割り付け画面にパソコン19から入力された説明
文が表示される。同図(f)はカラーチャート表示画面
を示し、カラーチャート57より任意の色を選択すること
により、選択した色で所望とする図形を着色できる。同
図(g)は着色修正画面を示し、選択される修正エリア
58(斜線で示す)が以前に着色された色とは異なる色で
表示される。同図(h)は図形入力画面を示し、フリー
図形59を低解像モードでモノクロスキャナ13から取り込
んでディスプレイ12aに表示したものである。同図
(i)は図形入力画面を示し、イラストの版下、すなわ
ちトレース原稿23aを高解像モードでモノクロスキャナ1
3から取り込んでディスプレイ12aに表示したものであ
る。同図(j)は同図(h)に示したフリー図形59を図
形編集メニュー56から選択した図形で置換してディスプ
レイ12aに表示したものである。
第9図はこの発明による図形発生手順を説明するための
フローチャートである。なお、(1)〜(17)は各ステ
ップを示す。
まず、第8図(a)に示した割付イメージ画像を画像編
集部12のディスプレイ12aに表示し(1)、図版領域を
確認する。次いで、割付イメージ画像中の任意の画像枠
55aをディスプレイ12a一杯に表示する(2)。次いで、
キーボード12bより図版編集を選択すると、ステップ
(2)でディスプレイ12a一杯に表示した画像枠55aの内
部を第8図(c)に示したようにグリッド表示させ、寸
法基準を与える(3)。この場合、グリッド点間隔は1m
m,2mm,5mm等で表示可能であり、もし、必要なければ消
去することも可能である。次いで、フリー図形かどうか
を判断し(4)、NOならばデザイナが下絵となるラフイ
メージを作成する(5)。そして、第8図(d)に示し
た図形編集メニュー56および作成した下絵を参照しなが
らグリッド点を基準として、輪郭線だけの形で図版を編
集デザインする(6)。その際、線種としては実線,点
線,1点鎖線,矢印等を有し、線幅としては、0.1mm,0.2m
mの0.1mm刻みで発生可能であり、定型図形は四角,丸,
楕円等を発生させることができる。さらに、登録図形、
例えばテンプレートに成型された図形は全部発生させる
ことができる(詳細は後述する)。さらに、サイズの変
更(部分拡大を含む),移動,消去,複写,部分消去等
も可能であり、あらゆる定形図形の発生が可能となって
いる。次いで、図形の配置が終了したら、パソコン19よ
り図形内に説明文を採字して第8図(e)に示したよう
に割り付ける(7)。その際、文字数が多いために図形
内に説明文が入らない場合は、図形のサイズを変更して
配置することができる。なお、この際配置された文字は
印刷文字とは異なるが、フォント種を多く有するワープ
ロであれば、ゴシック体と明朝体等の区別は可能とな
る。次いで、第8図(f)に示したカラーチャート57を
ディスプレイ12aの所定領域に、例えばマルチウィンド
で表示し(8)、カラーチャート57のカラー番号をカー
ソル(破線矢印)で指示し、さらに着色する図形を指示
(実線矢印)することにより、第8図(g)に示したよ
うに選択された図形(修正エリア58)に色塗りを行う
(9)。なお、点線矢印は指示した色で、実線矢印は点
線矢印で指示された色で塗る図形を指示している。また
カラー番号の数はディスプレイ12aの階調表現能力に依
存して決定される。さらに、図形の輪郭線,矢印,図形
内文字も着色可能である。次いで、所望とする図形に対
する色塗りが終了すると、色塗り画像34が完成し、色修
正がなければ、例えばカラープリンタ14aからカラーイ
メージで色塗り画像34を出力する(10)。次いで、色塗
り画像データを外部記憶手段に格納させ(11)、カラー
編集ステーション6で本文と割付合成した後、印刷会社
の印刷製版システム20に引き渡す(12)。次いで、印刷
会社のカラープリンタ14bにて色塗り画像34のカラーイ
メージをチェックし(13)、問題がなければ刷版作成し
て印刷を行う(14)。
一方、ステップ(4)の判断でYESの場合、すなわち自
由図形の場合は、その図形が版下、すなわちトレース原
稿23aであるかどうかを判断し(15)、YESならば第8図
(i)に示すようにモノクロスキャナ13の高解像モード
で取り込み、色塗り画像34に割り付け編集し(16)、ス
テップ(6)に戻り、NO、すなわち、第8図(h)に示
したフリー図形59である場合は、モノクロスキャナ13の
低解像モードで取り込み、図形編集メニュー56から所要
の図形を選択して第8図(j)に示したようにフリー図
形(ラフ画像)59を置換し、色塗り画像34に割り付け編
集し(17)、ステップ(6)に戻る。
次に第10図および第11図(a)〜(c)を参照しながら
この発明による図形発生動作についてさらに説明する。
第10図はこの発明による図形発生動作を説明する構成図
であり、第2図と共通の個所には同じ符号を付してい
る。
この図において、60はテンプレート画像で、定形の図形
シンボル(図形カーソル)60a,60bがディスプレイ12aに
表示した状態を示してある。61aはスタイラスペンで、
ディスプレイ12aに表示されたテンプレート画像60中の
所望とする図形シンボル60a,60bをタブレット61b上で選
択する。なお、スタイラスペン61aは画像編集部12と図
示しないインタフェースを介して接続されている。62は
ポインティンデバイス(PD)で、テンプレート画像60中
の図形シンボル60a,60bをディスプレイ12aの任意の位
置,任意の角度,任意の大きさで表示するための情報を
入力する指示部62a〜62cを有しており、PD62の指示部62
aを押下して所望の方向に移動させると、テンプレート
画像60が同様の軌跡をトレースするように移動し、PD62
の指示部62bを押下することにより図形シンボル60a,60b
の拡大を指示し、押下時間に応じて最適なピッチで図形
シンボル60a,60bを拡大させ、拡大し過ぎた場合に指示
部62cを押下することにより、その押下時間に応じて最
適なピッチで図形シンボル60a,60bを縮小させる。な
お、図形シンボル60a,60bはあらかじめ画像編集部12に
登録されている。63,64はラフ画像で、モノクロスキャ
ナ13から低解像モードで取り込まれる。指示部62cはデ
ィスプレイ12a上で作成された図形を固定する場合に押
下される。
第11図(a)〜(c)は第10図に示した図形発生装置の
動作を説明する模式図であり、第10図と同一のものには
同じ符号を付してある。
まず、ラフ画像63,64をモノクロスキャナ13から取り込
んでディスプレイ12aに第11図(a)に示すように表示
させるかまたはディスプレイ12a上で作成したラフスケ
ッチを表示させる。次いで、指示部62aを押下して、平
面上を第11図(b)に示すように移動させる。これによ
りディスプレイ12aに表示されていたテンプレート画像6
0がその動きに追従するように移動して行き、第11図
(b)の破線で示すようにテンプレート画像60の図形シ
ンボル60aの位置と角度をラフ画像63に一致させるよう
にPD62の位置と角度を調整する。この位置決めが終了し
たら、指示部62bを押下して図形シンボル60aを画像編集
部12の図形発生プログラムにに応じて拡大させて行く。
この際、図形シンボル60aの表示をディスプレイ12aを見
ながらサイズ合せを行う。このサイズ合せによりラフ画
像63と図形シンボル60aのサイズが第11図(c)に示し
たように一致したら、PD62の指示部62bの押下を解除す
る。ここで、スタイラスペン61aにより図形シンボル60a
をペンタッチすることにより、ラフ画像63が消去され、
拡大された図形シンボル60aが受付けられ、1つの図形
の割り付け(図形発生)が終了する。この操作をラフ画
像64に対しても同様に行うことにより、モノクロスキャ
ナ13から取り込んだラフ画像またはディスプレイ12aで
作成したラフスケッチを定型の図形シンボル60a,60bに
より自在に発生できる。なお、テンプレート画像60は基
本図形の他に、専用図形,定規,雲形定規等を設けるこ
とにより、使用頻度の高い図形および直線,自由曲線
(任意の3点ピックによる)にも対応可能となる。
次に第12図,第13図(a)〜(e)を参照しながらこの
発明によるブロック枠移動動作について説明する。
第12図はこの発明によるブロック枠移動動作を説明する
構成図であり、第2図および第11図と同一の個所には同
じ符号を付している。
この図において、65a〜65cはブロック枠で、モノクロス
キャナ13から取り込んだ画像またはディスプレイ12aで
作成したラフスケッチを第10図のシステムにより成型し
たものである。
第13図(a)〜(e)はこの発明によるブロック枠移動
動作を説明するための模式図である。
これらの図において、66a,66bは補助線で、キーボード1
2bより指示すると、ディスプレイ12aに表示される。な
お、スタイラスペン61aにより描いてもよい。P1〜P6
前記ブロック枠65a〜65cの座標点をそれぞれ示す。
まず、第12図に示すようにブロック枠65a〜65cをディス
プレイ12aに表示する。次いで、キーボード12bより補助
線66aを描画する指令を入力すると、第13図(a)に示
したように補助線66aが所望とする位置に描画される。
次いで、スタイラスペン61aによりブロック枠65a〜65c
の座標点P1,P3,P5をピックするとともに、水平移動指令
を入力すると、ブロック枠65a〜65cが水平方向に平行移
動を開始し、補助線66aに各座標点P1,P3,P5が一致する
まで移動する(第13図(b)参照)。またスタイラスペ
ン61aによりブロック枠65a〜65cの座標点P1,P3,P5をピ
ックするとともに、垂直移動指令を入力すると、ブロッ
ク枠65a〜65cが補助線66aに対向して垂直方向に平行移
動を開始し、補助線66aに各座標点P1,P3,P5が一致する
まで移動する(第13図(c)参照)。さらに、スタイラ
スペン61aによりブロック枠65a,65bの座標点P1〜P4をそ
れぞれピックするとともに、水平移動指令を入力する
と、ブロック枠65a,65bが補助線66aに対向して水平、か
つブロック枠65a,65bの座標点P1〜P4が補助線66a上に乗
るように移動する(第13図(d)参照)。またスタイラ
スペン61aによりブロック枠65a,65bの座標点P1〜P4をそ
れぞれピックするとともに、水平移動指令を入力する
と、ブロック枠65a,65bが補助線66bに対向して水平、か
つブロック枠65a,65bの座標点P1〜P4が補助線66b上に乗
るように移動する(第13図(e)参照)。なお、補助線
形状は円周でも構わない。
次に第14図および第15図(a)〜(d)を参照しながら
この発明によるブロック枠の配置修正動作を説明する。
第14図はこの発明によるブロック枠の配置修正動作を行
うための構成図であり、第2図および第11図と同一のも
のには同じ符号を付してある。
第15図(a)〜(d)はこの発明によるブロック枠の配
置修正動作を説明するための模式図である。これらの図
において、71a〜71dはブロック枠で、ブロック枠71aが
親ブロックとしてブロック枠71b〜71cに対して関係線72
a〜72cで密接に関係している状態を示してある。73,74
は移動方向で、ブロック枠71d,71cの移動方向を示す。7
5,76は移動エリアで、移動エリア75は座標点P11,P12
指定され、移動エリア76は座標点P13,P14で指定され
る。移動エリア75は関係線72cがブロック枠71aとブロッ
ク枠71dとが直接ではなく中継点(図中*で示す)を経
由して関係している。
まず、第14図に示すように、ブロック枠71a〜71dと関係
線72a〜72cとを作成した状態で、ブロック枠71dの移動
エリア75を、スタイラスペン61aにより座標点P11,P12
ピックすることにより、指定する(第15図(a)参
照)。次いで、スタイラスペン61aにより移動方向73を
指示すると、画像編集部12がブロック枠修正プログラム
に応じて移動エリア75内の画像の移動を開始して、ディ
スプレイ12aの所望の位置に割り付ける(第15図(b)
に示す)。このように、ブロック枠71dに関係する関係
線72cの一部を含んだ状態でエリアを指定できるので、
ブロック枠71dの移動に伴ない、ブロック枠71dに従属す
る関係線72cの中継点を保存した状態で切断することな
く、ブロック枠71dとともに、移動させることができる
(15図(b)参照)。
またブロック枠71dの移動後、ブロック枠71cの配置修正
を行うため、ブロック枠71cの移動エリア76を、スタイ
ラスペン61aにより座標点P13,P14をピックすることによ
り指定するとともに、移動方向74を指示すると(第15図
(c)参照)、ブロック枠71cの移動に伴い、ブロック
枠71cに従属する関係線72bを切断することなく、ブロッ
ク枠71cとともに移動する(第15図(d)参照)。
次に第16図および第17図(a),(b)を参照しながら
この発明による色塗り動作について説明する。
第16図はこの発明の色塗り動作を説明するための構成図
であり、第2図および第11図と同一のものには同じ符号
を付している。
この図において、81は自由図形で、例えばフロッピーデ
ィスクを表現したもので、自由図形82〜84から構成され
ている。
第17図(a),(b)はこの発明による色塗り動作を説
明するための模式図である。
まず、自由図形81をディスプレイ12aに表示した段階
で、スタイラスペン61aにて自由図形81の内部の1点を
第17図(a)に示すようにタブレット61b上でピックす
ると、画像編集部12内の色塗りプログラムにより、内部
の自由図形82〜84を閉じた画素データとして認識する。
次いで、スタイラスペン61aにてディスプレイ12a内のカ
ラーチャート57の所望とするカラー番号91をタブレット
61b上でピックすると、第17図(a)の斜線で示すよう
に着色される。これは、輪郭線データ(ベクトルデー
タ)をラスタデータとして認識するソフトウエアにより
色塗りが行われる。次いで、スタイラスペン61aにて自
由図形84の内部の任意の座標点をタブレット61b上でピ
ックすると、画像編集部12がその閉じられた図形を認識
し、カラー情報の入力を待機する。ここで、上述同様に
カラーチャート57の所望とするカラー番号92をスタイラ
スペン61aでタブレット61b上をピックすると、第17図
(b)に示すように閉じた自由図形84内のみをピックさ
れた色で着色する(第17図(b)を参照)。このよう
に、複雑に自由図形(ベクトルデータ)81〜84が関係し
合っても、閉じた自由図形単位に図形をラスタ図形とし
て認識するので、図形発生はCAD的に取り扱え、色塗り
はラスタ的に取り扱えるので、CADで作成した閉じた自
由図形内の1点のみをタブレット61b上でピックすれば
所望とする色で自由図形を着色できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば線画入力手段に
より線画入力されたラフスケッチが線画描画手段により
表示手段に描画された状態で、修正手段により描画状態
を修正したら、図形入力手段から修正されたラフスケッ
チをガイドとして所定の定形図形をトレース入力するの
で、出版社のデザインがイメージしたラフスケッチから
定形図版を作成するまでの一連の処理を一貫して簡単な
操作で、しかもデザイナの意思を反映させながら効率よ
く図版を作成できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図版作成装置の構成
を説明するブロック図、第2図は第1図に示した図版画
像処理部の構成を説明する構成図、第3図はこの発明に
よる第1の図版作成工程を説明するブロック図、第4図
はこの発明による第2の図版作成工程を説明するブロッ
ク図、第5図はこの発明による第3の図版作成工程を説
明するブロック図、第6図は第2図に示した画像編集部
の図版作成手順を説明するためのフローチャート、第7
図(a)はラフスケッチ発生動作を説明するための構成
図、第7図(b)は下絵入力動作を説明する模式図、第
8図(a)〜(j)はこの発明による図形発生動作を説
明する模式図、第9図はこの発明による図形発生手順を
説明するためのフローチャート、第10図はこの発明によ
る図形発生動作を説明する構成図、第11図(a)〜
(c)は第10図に示した図形発生装置の動作を説明する
模式図、第12図はこの発明によるブロック枠移動動作を
説明するための構成図、第13図(a)〜(e)はこの発
明によるブロック枠移動動作を説明するための模式図、
第14図はこの発明によるブロック枠の配置修正動作を行
うための構成図、第15図(a)〜(d)はこの発明によ
るブロック枠の配置修正動作を説明するための模式図、
第16図はこの発明の色塗り動作を説明するための構成
図、第17図(a),(b)はこの発明による色塗り動作
を説明するための模式図、第18図はこの種の雑誌製作工
程を説明するフローチャート、第19図は第18図に示した
雑誌編集工程の概略を説明する模式図、第20図(a)〜
(f)は従来の図版作成動作を説明する模式図である。 図中、1はテキスト編集部、2a〜2cはワードプロセッ
サ、3は編集管理ステーション、4はデータ制御手段、
5は図版画像処理部、6はカラー編集ステーション、7
は通信回線、8a,8bはホストコンピュータ、11は図版編
集ワークステーション、12は画像編集部、13はモノクロ
スキャナ、14a,14bはカラープリンタ、15はカラースキ
ャナ、16は版下作図機、17,18はゲラプリンタ、19はパ
ソコン、20は印刷製版システムである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラフスケッチされた下絵を線画入力する線
    画入力手段と、 この線画入力手段により線画入力されたラフスケッチを
    表示手段に描画する線画描画手段と、 この線画描画手段により前記表示手段に線画表示された
    ラフスケッチの描画状態を修正する修正手段と、 この修正手段により修正されたラフスケッチをガイドと
    して所定の定形図形をトレース入力する図形入力手段
    と、 を有することを特徴とする図版作成装置。
JP10581286A 1986-05-10 1986-05-10 図版作成装置 Expired - Lifetime JPH0762760B2 (ja)

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