JP2547775Y2 - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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JP2547775Y2
JP2547775Y2 JP1991011228U JP1122891U JP2547775Y2 JP 2547775 Y2 JP2547775 Y2 JP 2547775Y2 JP 1991011228 U JP1991011228 U JP 1991011228U JP 1122891 U JP1122891 U JP 1122891U JP 2547775 Y2 JP2547775 Y2 JP 2547775Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はヘアードライヤに係り、
とくに、その吸込口グリル構造に改善を加えたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ヘアードライヤとして、例えば、実開昭
62−112506号公報に開示され、図12に示すよ
うに、前後方向に長い筒形の本体ケース1の内部にヒー
タ17とファン16とを前後にして配設し、本体ケース
1のファン16より後方側の開口端に吸込口グリル10
を備えているものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ここで、問題にするの
は上記吸込口グリル10が軽量化や量産化等を図るため
にプラスチック材で成形されている場合である。吸込口
グリル10がプラスチック材で成形されると、そのネッ
ト部10bは多数の吸込孔10aをもつ形で、外部から
押圧荷重を加えることによりたわみ変形し易い。そのた
め、この吸込口グリル10が、組込みのコンパクト化を
図るために、本体ケース1にファン16とできるだけ接
近させる配置状態に組込まれた場合、不用意に、図12
に二点鎖線Fで示すようにそのネット部10bが外部か
ら手等により押圧荷重Wを受けたときにケース内に凹み
状にたわみ変形してファン16の羽根16bに当接し、
この当接によりファン16または吸込口グリル10が破
損、損傷するといった、不具合なことが生じるおそれが
あった。
【0004】本考案はこうした問題を解消するためにな
されたもので、プラスチック製の吸込口グリルの構造に
改変を加えることにより、これが外部からの押圧荷重に
よりたわみ変形した場合もファンや吸込口グリルの破
損、損傷を未然に防止し、安全性を高めることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、図1に例示す
るように、ヒータ17とファン16とを前後にして内蔵
した本体ケース1のファン16より後方側の開口端に、
プラスチック製の、多数の吸込孔10aが設けられたた
わみ変形自在でかつ円形ドーム状のネット部10bとネ
ット部10bに連設し本体ケース1側に係合される周壁
10cとからなる吸込口グリル10が備えられているヘ
アードライヤを前提とし、そのうえで、ネット部10b
の内面中央部に突起10dをファン16のハブ16aの
回転中心部と離間状態で向き合うように設けるととも
に、周壁10cの肉厚がネット部10bの肉厚より大に
して形成したものである。
【0006】
【作用】吸込口グリル10のネット部10bが外部から
押圧荷重を加えられてケース内に凹み状にたわみ変形し
たときも、ファン16の羽根16bに当接するに先立っ
て突起10dがファン16のハブ16aの回転中心部に
当接するため、これ以上にケース内方へ深くたわみ変形
するようなことがなくなり、ネット部10bがファン1
6の羽根16bに当たるのを避けることができる。ファ
ン16に対し突起10dが先当たりする箇所はそのハブ
16aの回転中心部であるため、ファン16の回転時に
おいても危険性がなくて安全である。突起10dはネッ
ト部10bの中央位置に設定してあるため、空気の吸込
み作用にも何ら悪影響を及ぼすようなことがない。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、吸込口グリル10のネ
ット部10bが、吸込孔10a群の開孔総面積を増大で
きて空気吸込量をできる限り多くするように円形ドーム
状に形成され、かつ他物が当たっても損傷することな
く、また他物に損傷を加えることもないようにたわみ変
形自在に構成されているにもかかわらず、この吸込口グ
リル10およびファン16の破損、損傷を防止できる。
また、周壁10cの肉厚がネット部10b肉厚より大に
して形成されているので、ネット部10bが大きく変形
しても、周壁10cまでの変形は防止され、吸込口グリ
ル10がそのガタつきにより不用意に外れるのを確実に
防止できる。さらに、周壁10cの肉厚がネット部10
bの肉厚より大にして形成されているので、周壁10c
寄りのネット部10bに衝撃が加えられても周壁10c
の剛性により周壁10c寄りのネット部10bのたわみ
変形が規制され、この部位でのファン16との接触がな
くなり、ネット部10b及びファン16の破損、損傷を
確実に防止でき、安全に使用できて有利である。
【0008】
【実施例】図1において、これは本体ケース1と、内蔵
ユニット2と、後部ケース3とからなり、本体ケース1
と後部ケース3にハンドル4が組み付けられる。本体ケ
ース1は、図5に示すように、前後方向に長い筒形に形
成され、その前方開口端の内部に吐出口グリル5を固定
し、後方開口端の外周面上部にリブ6を、また後方開口
端の外周下部にハンドル保持部7をそれぞれ突設してい
る。
【0009】内蔵ユニット2は、図8に示すように、本
体ケース1の前後長さよりも短く、かつ本体ケース1の
後端の内径よりも少し小さい外径をもつ筒形の内ケース
9と、吸込口グリル10とを予め一体的に組み合わせて
なる。
【0010】図1および図5に示すように、内蔵ユニッ
ト2の内ケース9はこれの外周面上の前後方向中間部に
前後2本のフランジ11a・11bを形成し、内ケース
9の前方開口端の内部にモータ保持筒12を同心状に一
体に形成し、モータ保持筒12の外周面と内ケース9の
内周面との間に複数枚の整流翼13を放射状に一体形成
している。
【0011】モータ保持筒12にはモータ14が前方へ
突出するよう嵌合固定され、該モータ14の後端面の中
心から突出する軸15上にファン16が整流翼13の後
方でかつ内ケース9でその外周が覆われるように固定さ
れている。ファン16はハブ16aの外周に複数枚の羽
根16bを付けた軸流式のものである。モータ14の前
端部にはヒータ17を巻き付けた絶縁基板19が固着さ
れている。
【0012】絶縁基板19のモータ14のケースを覆う
筒部19aはモータ14の前端面より更に前方に長く延
設させている。モータ14の前端面には、例えば整流素
子や雑音防止部品等のごとく熱に比較的弱い電子部品が
配設されており、また電源供給用のリード線(図示せ
ず)がハンダ付けされている。このため、上記筒部19
aの延設長さは、温度の高くなった風の回り込みがあっ
ても、この熱風が上記モータ14の前端面の電子部品等
に直接到達しない長さに設定されている。このことによ
り電子部品等の熱的破損を防止できるとともに、ファン
16からの風をヒータ17に当てやすくしてヒータ17
に対する風の流れ効率を良好にし、またそのように風を
当てることによりヒータ17の過昇温を防止できてその
過昇温からモータ14を防護できる。また内ケース9は
前側のフランジ11aの円周上部にリブ24を突設し、
内ケース9の外周面上の後側のフランジ11bより後方
に複数の小高い滑止め突起20をその円周方向に所定間
隔をおいて突設している。
【0013】吸込口グリル10は、前方開放状の冠形に
形成されたプラスチック成形品であり、多数の吸込孔1
0aをもつ断面中凸状のネット部10bと、これの外周
に一体に形成した周壁10cとからなる。そのネット部
10bの内面中央部には所定の突出長さを持つ筒形状の
突起10dを突設している。
【0014】図5に示すように吸込口グリル10の周壁
10cに前記滑止め突起20に対応する孔21を形成し
ている。かくして、吸込口グリル10は、その周壁10
cを内ケース9の後方開放端の外周にフランジ11bに
当接する深さにまで押し込み嵌合し、周壁10cの弾性
を利用して孔21を図2に示すように内ケース9の滑止
め突起20に係合させる。もって仮組み状態でも吸込口
グリル10が内ケース9の外周面から後方へ滑り抜け出
たり、内ケース9の外周面上で回動するようなことな
く、保持固定される。また、図5に示すように吸込口グ
リル10はこれの周壁10cの前端に突起27を設け、
この突起27を内ケース9の後側のフランジ11bに設
けた切欠部29(図7参照)に係合させることにより、
吸込口グリル10が仮組み状態で内ケース9の外周面上
でその周方向に回動するのをより確実に阻止している。
【0015】上記突起10dの長さとしては、吸込口グ
リル10がこのネット部10bを外部から押圧されて図
1に二点鎖線で示すごとく凹み状に変形しても、このと
き突起10dがファン16のハブ16aの後端面中央の
回転中心部に先当たりしてネット部10bがファン16
の羽根16bに当接することのない寸法に設定すること
で、この突起10dがファン16のハブ16aの回転中
心部に対し離間状態で向き合うようにしてある。この場
合ネット部10bは円形ドーム状で全域にわたり肉厚を
均一にし、しかも吸込孔10aの形状を図2に示すよう
に多角形にして均等配置しているため、上記のようにこ
のネット部10bの中央部分が最も凹み状に変形する
が、このような逆ドーム状にたわみ変形するには、ネッ
ト部10bの周壁10cから中央に向かってその断面が
漸次肉薄状になしたものでは、吸込孔10aの形状に自
由度が得られるものとなる。また、図1に示すごとく本
体ケース1側に係合する周壁10cの肉厚がネット部1
0bの肉厚より大にして形成されているので、ネット部
10bが凹み状に大きく変形しても、周壁10cまでの
変形は防止され、吸込口グリル10がそのガタつきによ
り不用意に外れるのを確実に防止できる。また、周壁1
0c寄りのネット部10bに衝撃が加えられても周壁1
0cの剛性により周壁10c寄りのネット部10bのた
わみ変形が規制され、この部位でのファン16との接触
がなくなり、ネット部10b及びファン16の破損、損
傷を確実に防止できる。
【0016】吸込口グリル10のプラスチック成形時
に、上記突起10dはネット部10bと一体に成形す
る。このとき、図10にその金型断面を示すように、突
起10dの内周面に周回状の溝からなるアンダカット部
10eを設ける。このアンダカット部10eは金型28
側に設ける。
【0017】このようにアンダカット部10eを含む突
起10dつけることにより、金型18を開くときにネッ
ト部10bのとくに中央部付近は突起10dが離型抵抗
となってP方向への引張作用を受けることになるため、
ネット部10bの中央部付近が金型18側に強くくっつ
いてQ方向へ引張られることにより不整形状に変形する
といった成形不良を無くすことができ、ネット部10b
を一定の曲率をもつ中凸状に成形できる。
【0018】図5において、後部ケース3はリング状に
形成され、その内周面上部に凹部22を、外周面下部に
ハンドル保持部23をそれぞれ設けている。この後部ケ
ース3の凹部22より前方部分は他の箇所よりも少し薄
く形成して弾性変形し易くしている。
【0019】これら本体ケース1と、内蔵ユニット2お
よび後部ケース3の三者は次の順序で組み付ける。ま
ず、本体ケース1に内蔵ユニット2を仮組みする。この
仮組みに際しては、図8に示すように本体ケース1にこ
れの後方から内蔵ユニット2をヒータ17を前向きにし
て挿入することによって、図1に示すように本体ケース
1の後方開口端の内部に内ケース9の外周面のフランジ
11aより前方部が抜き出し容易に差し込み装着される
とともに、本体ケース1側のリブ6に内ケース9側のリ
ブ24が突き当てられる。また、図3に示すように、内
ケース9の外周面下部に設けた突部25を本体ケース1
の周面下部に設けた切欠部30に係合させることによ
り、本体ケース1に対する内ケース9の回り止めを図
る。
【0020】このように本体ケース1に内蔵ユニット2
を仮組みした状態では、モータ14の駆動によりファン
16が回転し、空気を吸込口グリル10から吸い込んで
整流翼13で整流しながらヒータ17で加熱したのち、
吐出口グリル5から吐出させることができて、実際の組
み付け状態と同じ条件となる。したがって、その仮組状
態でも耐圧テストや送風テストが行える。このとき、吸
込口グリル10は周壁10cの孔21を内ケース9の滑
止め突起20に係合させて滑り止め保持してあるので、
その送風検査時に不測に抜け出すことがなくて有利であ
る。また検査アウトの場合、吸込口グリル10は内ケー
ス9から後方へ強く引っ張ると、周壁10cの孔21付
近の弾性変形を介して孔21が滑止め突起20から外れ
て内ケース9の後方へ抜き出すことができ、また内ケー
ス9は本体ケース1から後方へ容易に抜き出すことがで
きるので、内蔵ユニット2の不完全な部分のやり直しが
簡易に行える。
【0021】次いで、図9に示すように本体ケース1の
後方開口端の外周面のフランジ11bより後部と吸込口
グリル10の周壁10cの外周面に対し、これの後方か
ら後部ケース3を嵌合することによって、該後部ケース
3の凹部22より前方部の弾性変形を介してその凹部2
2内に互いに突き合わせた本体ケース1側のリブ6と内
ケース9側のリブ24が係合する。この係合により、内
蔵ユニット2の内ケース9が本体ケース1から後方へ抜
け出たり、ぐらついたりすることなく確実に固定され
る。
【0022】また後部ケース3の嵌合により、仮止め状
態の吸込口グリル10も内ケース9に対し外周から外れ
止め状態に固定されるとともに、後部ケース3側のハン
ドル保持部23が本体ケース1側のハンドル保持部7に
合うことになる。このさい、図1に示すように後部ケー
ス3の前端の円周下部3aで内ケース9の外周面下部の
前記突部25をこれの後方から押さえ付けると、内ケー
ス9のぐらつきやびびりをより確実に防止できる。後部
ケース3を内ケース9の外周に嵌合した後も、メンテナ
ンス等でその後部ケース3を内ケース9から外すときも
容易にその取り外しが行えるように、図2に示すように
上記リブ24の両端にテーパ24aをつけ、後部ケース
3と内ケース9をその円周方向に相対回動させると、そ
の凹部22がテーパ24aを介してリブ24から抜け出
やすいようにしている。
【0023】最後に、図1および図2に示すように本体
ケース1側のハンドル保持部7と後部ケース3側のハン
ドル保持部23にハンドル4の上端部をねじ26で締め
つけ固定する。図3および図6に示すように、ハンドル
4は左右のハーフケース4a・4bをこれの上端部どう
しでハンドル保持部7・23を挟持するように突き合わ
せるとともに、一方のハーフケース4aの上端部のボス
31をハンドル保持部7・23の各軸孔32・33に挿
入して他方のハーフケース4bの上端部のボス34に突
き合わせ、両ボス31・34にねじ26がねじ込まれる
ことにより、ハンドル保持部7・23にハンドル4がね
じ26まわりに回動自在に枢支連結される。
【0024】後部ケース3のハンドル保持部23の一側
面とハーフケース4bの上端部との接合面間には、ハン
ドル4を本体ケース1の下方に突出させる使用姿勢(図
1の実線状態)とほぼ平行に折り畳む姿勢(図1の二点
鎖線状態)とにそれぞれ保持するための節度ピース35
を組み込んでいる。その節度ピース35は、図6に示す
ように、プラスチック材でリング状に成形されてその内
周に回止め突起36を、外周に節度突起37をそれぞれ
有し、図4および図6に示すように回止め突起36をハ
ンドル保持部23の一側面の軸孔33まわりに設けたボ
ス39の外周の凹部40に回り止め状に係合するととも
に、ハンドル4の回動に伴いその節度突起37をハーフ
ケース4bの上端部側に設けた周溝41の凹部42に係
脱自在に係合させるようにしている。
【0025】ハンドル4への上記ねじ26の締めつけに
より図1のM矢印方向への力が後部ケース3に加わって
も、この後部ケース3は凹部22を本体ケース1のリブ
6に係合させているので、ぐらついたり、がたつくよう
なことがない。したがって、この後部ケース3による本
体ケース1に対する内ケース9の固定状態および内ケー
ス9に対する吸込口グリル10の固定状態をそれぞれ確
実に保持できることになる。
【0026】図1に示すようにハンドル4にはモータ1
4およびヒータ17を制御してオフ・冷風・弱温風・強
温風に切り換えるスイッチ43と、これのスライド式の
操作つまみ44と、急冷切替用のスイッチ45、および
これのスライド式の操作つまみ46を備えている。図1
および図2に示すように、急冷切替用のスイッチ45の
操作つまみ46はスイッチ45の出没自在なピンプラン
ジャ47を押圧操作する押圧片49を一体に形成し、そ
の押圧片49をピンプランジャ47とこれに対向するハ
ンドル4の内壁50との間にスライド自在に配置させて
いる。この場合、押圧片49は操作つまみ46から直交
方向に折曲した形状とすることにより、スイッチ45の
ピンプランジャ47の位置をスイッチ43のアクチュエ
ータ43aと直交方向に配置できる。このため、スイッ
チ43の端子43b(図1参照)とスイッチ45の端子
45a(図2参照)とは異なる方向に突出することにな
って両端子43b・45a間の絶縁距離を充分長くとる
ことができ、小さなハンドル形状になす場合も配線が混
雑することなく、安全性を高めることができる。
【0027】押圧片49のピンプランジャ47に面する
箇所には、深い凹部51とこれにテーパ52を介してつ
ながる浅い凹部53とを有し、操作つまみ46がオフ位
置にあるときその深い凹部51がピンプランジャ47に
位置してその突出状態を維持し、操作つまみ46がオン
位置の方向へスライドするに伴いテーパ52がピンプラ
ンジャ47上を滑り、オン位置に達すると浅い凹部53
がピンプランジャ47を押圧し没入させて冷風に切り替
えられ、この状態を維持できるようにしている。浅い凹
部53にピンプランジャ47を落ち込み係合させること
により、操作つまみ46がオン位置から不用意にテーパ
52に沿って元のオフ位置に戻ろうとするのを規制する
ことができる。
【0028】なお、上記アンダーカット部10eは図1
1に示すごとく突起10dの外周に設けることもでき
る。また突起10dは筒状のほかに、中実状のものであ
ってもよい。また別体の突起10dをネット部10bに
後付けするもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断側面図である。
【図2】図1におけるB−B線断面図である。
【図3】図1におけるC−C線断面図である。
【図4】図3におけるD−D線断面図である。
【図5】本体の分解斜視図である。
【図6】ハンドルの分解斜視図である。
【図7】内ケースの斜視図である。
【図8】本体ケースに内蔵ユニットを組み付ける前の状
態を示す側面図である。
【図9】本体ケースに後部ケースを組み付ける前の状態
を示す側面図である。
【図10】吸込口グリルのネット部の成形要領を説明す
る断面図である。
【図11】吸込口グリルの突起の別実施例を示す断面図
である。
【図12】従来例のヘアードライヤの縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 10 吸込口グリル 10a 吸込孔 10b ネット部 10d 突起 16 ファン 16a ハブ 16b 羽根 17 ヒータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ17とファン16とを前後にして
    内蔵した本体ケース1のファン16より後方側の開口端
    に、プラスチック製の、多数の吸込孔10aが設けられ
    たネット部10bと該ネット部10bに連設し上記本体
    ケース1側に係合される周壁10cとからなる吸込口グ
    リル10が備えられているヘアードライヤにおいて、 上記ネット部10bの内面中央部に突起10dがファン
    16のハブ16aの回転中心部と離間状態で向き合うよ
    う設けられているとともに、上記周壁10cの肉厚が上
    記ネット部10bの肉厚より大にして形成されている
    とを特徴とするヘアードライヤ。
JP1991011228U 1991-02-06 1991-02-06 ヘアードライヤ Expired - Lifetime JP2547775Y2 (ja)

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JPS59101108A (ja) * 1982-11-29 1984-06-11 東芝熱器具株式会社 ヘアドライヤ
JPH0420334Y2 (ja) * 1985-12-28 1992-05-11

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