JP2547650Y2 - 折機の紙詰まり箇所表示装置 - Google Patents

折機の紙詰まり箇所表示装置

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JP2547650Y2
JP2547650Y2 JP8372291U JP8372291U JP2547650Y2 JP 2547650 Y2 JP2547650 Y2 JP 2547650Y2 JP 8372291 U JP8372291 U JP 8372291U JP 8372291 U JP8372291 U JP 8372291U JP 2547650 Y2 JP2547650 Y2 JP 2547650Y2
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jam
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JP8372291U
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隆 布施木
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Komori Corp
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Komori Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、流れてくる折丁の有
無を所定の各箇所にて検出し、この検出結果に基づき各
箇所での紙詰まりを判断し、この判断結果に基づき各箇
所に対応して紙詰まりを表示する折機の紙詰まり箇所表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、輪転印刷機の折機にあっては、安
全装置として、紙詰まりを判断して本機を停止させる紙
詰まり検知器を使用している。この紙詰まり検知器で
は、例えば光電式のセンサを紙詰まりの生じ易い各箇所
に配置し、これらセンサにより流れてくる折丁の有無を
検出するものとしている。そして、これらセンサの検出
結果に基づき各箇所での紙詰まりを判断し、この判断結
果に基づき各箇所に対応して紙詰まりを表示すると共
に、折機内の紙切断器を動作させたうえ本機を停止させ
るものとしている。図2はこの紙詰まり検知器のインジ
ケータ部の一例を示す正面図である。このインジケータ
部1には、折機における光電式センサの配置状況を示す
絵柄1−1が描かれており、この絵柄1−1にあって光
電式センサの配置箇所を示す記号A〜Eに対応して、表
示ランプ1−2A〜1−2Eが設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紙詰まり検知器によると、1箇所でも紙詰まりが判断さ
れると、検出対象の全箇所が紙詰まりと最終的に判断さ
れ、この判断結果に基づき検出対象の全箇所について紙
詰まりが表示される。すなわち、図2に示したインジケ
ータ部1を備えた紙詰まり検知器について言えば、ロー
ラ1−11側の経路とローラ1−12側の経路とで交互
にチョパ折りを行う場合、第1の紙流れ経路(ローラ1
−11側)において配置箇所AおよびCが検出対象とさ
れ、第2の紙流れ経路(ローラ1−12側)において配
置箇所BおよびDが検出対象とされる。例えば、今、配
置箇所Aにおいて紙詰まりが判断されると、表示ランプ
1−2Aが点灯すると共に、折機内の紙切断器が動作し
たうえ、本機が停止する。紙切断器が動作することによ
り、折機内での紙詰まり量は最小限に抑えられる。ここ
で、配置箇所Cでは配置箇所Aと同じ紙流れ経路である
ため、配置箇所Aと同様にして紙詰まりが判断され、こ
れにより表示ランプ1−2Cが点灯する。一方、第2の
紙流れ経路では、上記紙切断器の動作により、仕掛かり
中の折丁が排出された以降、紙の流れが途切れて無くな
るのに対し、本機は慣性で回転し続けるため、配置箇所
BおよびDにおいても紙詰まりと判断され、これにより
表示ランプ1−2Bおよび1−2Dが点灯する。すなわ
ち、配置箇所Aにおいて紙詰まりが判断されると、検出
対象の全箇所(A〜D)が紙詰まりと最終的に判断さ
れ、表示ランプ1−2A〜1−2Dが点灯してしまい、
復旧する際の目安とならなくなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような課題
を解決するためになされたもので、流れてくる折丁の有
無を検出する複数のセンサを所定の各箇所に配置し、こ
れらセンサの検出結果 に基づき流れてくる折丁の紙ずれ
を検出し、この検出したずれ量から各箇所での紙詰まり
を紙詰判断手段にて判断し、紙詰まり出力を発生するも
のとし、この紙詰まり出力に基づき紙詰まりと判断され
た箇所に対応した表示を行うように指令を送ると共に、
紙詰判断手段に対してその紙詰まり出力の発生状況を保
持するように状態保持指令を送り、紙詰判断手段が最初
に紙詰まりと判断した箇所のみを表示させるようにした
ものである。
【0005】
【作用】したがってこの考案によれば、最初に紙詰まり
と判断された箇所のみが表示され、以降他の箇所で紙詰
まりと判断されてもその状況は表示されない。
【0006】
【実施例】以下、本考案に係る紙詰まり箇所表示装置を
詳細に説明する。
【0007】図1はこの紙詰まり箇所表示装置の一実施
例を示すブロック回路構成図であり、同図において、2
−1〜2−nはタイミング発生回路、3−1〜3−nは
紙有り同期信号発生器、4−1〜4−nは紙無し同期信
号発生器、5−1〜5−nおよび6−1〜6−nは排他
的論理和回路(EX−OR)、7は位相ずれ検出器、8
は表示ドライバ/保持回路である。
【0008】タイミング発生回路2−1,紙有り同期信
号発生器3−1,紙無し同期信号発生器4−1,排他的
論理和回路5−1,6−1により第1のずれ量信号発生
回路9−1が構成され、以下同様にして、タイミング発
生回路2−n,紙有り同期信号発生器3−n,紙無し同
期信号発生器4−n,排他的論理和回路5−n,6−n
により第nのずれ量信号発生回路9−nが構成されてい
る。ずれ量信号発生回路9−1〜9−nには、図示せぬ
折機において紙詰まりの生じ易い第1〜第nの箇所に配
置された光電式のセンサを介し、折丁が有るとき「H」
レベルへ立ち上がり折丁が無くなると「L」レベルへ立
ち下がる第1〜第nのセンサ信号が与えられるものとな
っている。
【0009】以下、この紙詰まり箇所表示装置の動作
を、各構成要素の機能を交えながら説明する。
【0010】第1のセンサ信号がずれ量信号発生回路9
−1へ与えられると(図3(a)、図4(a)参照)
このセンサ信号の最初の立ち上がりエッジおよび立ち下
がりエッジをトリガとして、タイミング発生回路2−1
が紙有りスタート指令および紙無しスタート指令を送る
(図3(b),(c)、図4(b),(c)参照)。こ
れを受けて、紙有り同期信号発生器3−1および紙無し
同期信号発生器4−1は、図示せぬ折機と同期して回転
するロータリ・エンコーダよりのパルス信号に応じて、
「H」レベルと「L」レベルとが交互する紙有り同期信
号および紙無し同期信号を発生する(図3(d),
(e)、図4(d),(e)参照)。よって、この紙有
り同期信号および紙無し同期信号は本機の回転数に応じ
てその発生周期および時間が変化する
【0011】紙有り同期信号発生器3−1の発生する紙
有り同期信号は排他的論理和回路5−1の一端へ与えら
れる。紙無し同期信号発生器4−1の発生する紙無し同
期信号は排他的論理和回路6−1の一端へ与えられる。
排他的論理和回路5−1および6−1の他端へは、タイ
ミング発生回路2−1へ与えられるセンサ信号が分岐し
て与えられている。
【0012】通常は、このセンサ信号と紙有り同期信号
および紙無し同期信号との位相のずれが小さいため、排
他的論理和回路5−1および6−1の出力する「H」レ
ベル信号(ずれ量信号)は位相的に短い(図3(f),
(g)、図4(f),(g)参照)
【0013】これに対して、センサ信号と紙有り同期信
号および紙無し同期信号との位相のずれが大きくなる
と、排他的論理和回路5−1および6−1の出力するず
れ量信号が位相的に長くなる(図3に示すt1〜t2、
図4に示すt1〜t2参照)。位相ずれ検出器7は、前
記ロータリ・エンコーダのパルス信号によりこのずれ量
信号の位相長さを検出し、それが所定値以上になった場
合に紙詰まりと判断し、NG信号(紙詰まり出力)を発
生する(図3(h)、図4(h)参照)。このNG信号
を得て、表示ドライバ/保持回路8は、図示せぬインジ
ケータ部において、第1の箇所に対応して設けられた表
示ランプを点灯させる。これと同時に、表示ドライバ/
保持回路8は、位相ずれ検出器7へ状態保持指令を送
る。これにより、位相ずれ検出器7は、その時点でのN
G信号の発生状況を保持する。
【0014】したがって、他のずれ量信号発生回路に
て、センサ信号と紙有り同期信号および紙無し同期信号
との位相のずれが大きくなり、所定位相長さ以上ずれ量
信号が出力されても、位相ずれ検出器7からのNG信号
の発生状況は変わらず、表示ドライバ/保持回路8によ
るインジケータ部での表示ランプの点灯状況は保持され
る。すなわち、位相ずれ検出器7が最初に紙詰まりと判
断した箇所のみが、インジケータ部において表示され
る。
【0015】なお、位相ずれ検出器7がNG信号を送出
すると、これと併せて出力信号が送出され、従前と同様
に、折機内の紙切断器が動作したうえ、本機が停止す
る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように本
考案によれば、最初に紙詰まりと判断された箇所のみが
表示され、以降他の箇所で紙詰まりと判断されてもその
状況は表示されず、復旧する際の目安となり、例えば紙
詰まりの原因が折機の調整等の悪さに起因する場合、そ
の箇所を限定し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る紙詰まり箇所表示装置の一実施
例を示すブロック回路構成図である。
【図2】 従来の紙詰まり検知器のインジケータ部の一
例を示す正面図である。
【図3】 図1に示した紙詰まり箇所表示装置における
特徴的な動作(折丁 があるべき時にない場合の動作)を
説明するためのタイムチャートである。
【図4】 図1に示した紙詰まり箇所表示装置における
特徴的な動作(折丁がないべき時にある場合の動作)を
説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
2−1〜2−n…タイミング発生回路、3−1〜3−n
…紙有り同期信号発生器、4−1〜4−n…紙無し同期
信号発生器、5−1〜5−n…排他的論理和回路、6−
1〜6−n…排他的論理和回路、7…位相ずれ検出器、
8…表示ドライバ/保持回路、9−1〜9−n…ずれ量
信号発生回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の各箇所に配置され、流れてくる折
    丁の有無を検出する複数のセンサと、 これらセンサの検出結果に基づき流れてくる折丁の紙ず
    れを検出し、この検出したずれ量から前記各箇所での紙
    詰まりを判断し、紙詰まり出力を発生する紙詰判断手段
    と、 この紙詰判断手段からの紙詰まり出力に基づき紙詰まり
    と判断された箇所に対応した表示を行うように指令を送
    ると共に、前記紙詰判断手段に対してその紙詰まり出力
    の発生状況を保持するように状態保持指令を送り、前記
    紙詰判断手段が最初に紙詰まりと判断した箇所のみを表
    示させる表示状態保持手段を備えたことを特徴とする
    折機の紙詰まり箇所表示装置。
JP8372291U 1991-09-19 1991-09-19 折機の紙詰まり箇所表示装置 Expired - Lifetime JP2547650Y2 (ja)

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JPH0526379U JPH0526379U (ja) 1993-04-06
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